JP2001357284A - 多数の媒体社間で広告枠を交換するシステム及びその方法 - Google Patents

多数の媒体社間で広告枠を交換するシステム及びその方法

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JP2001357284A
JP2001357284A JP2000175513A JP2000175513A JP2001357284A JP 2001357284 A JP2001357284 A JP 2001357284A JP 2000175513 A JP2000175513 A JP 2000175513A JP 2000175513 A JP2000175513 A JP 2000175513A JP 2001357284 A JP2001357284 A JP 2001357284A
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武史 松下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の媒体社を組織化し、多数の媒体社間で
広告宣伝枠の交換を行うことが出来るシステム及びその
方法。 【解決手段】 クロスメディア・トレードの会員である
媒体社は、自社媒体の宣伝広告枠2つを主催者へ無料で
提供する。媒体社は、代りに他の会員の媒体社の中か
ら、自社の広告を出稿したい媒体社を選び、その媒体社
へ無料で広告を出稿することが出来る。クロスメディア
・トレードの主催者は、媒体社から提供された広告宣伝
枠2つのうち、1つを他の媒体社との交換用として他の
会員の媒体社に提供する。他の会員の媒体社の中で媒体
社への広告宣伝を希望する媒体社は、媒体社から提供さ
れた広告宣伝枠の1つに自社媒体の広告宣伝を無料で出
稿する。こうして、複数の媒体社間で広告宣伝枠の交換
が成立する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、多数の媒体社間で
広告枠を交換し、自社媒体の広告宣伝を相互に無料で行
うシステム及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、広告の媒体社間で自社媒体の広告
宣伝を無料で行うには、2社間で広告枠の交換を行って
いた。しかし、このような2社間での広告枠の交換は、
2社同士で互いの媒体への広告宣伝をしたいという希望
がなければ、成立しなかった。また、このように相互の
媒体に広告を出したいと考える相手を見つけるのは、困
難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するためなされたもので、広告枠を2社間で交
換するのではなく、多数の媒体社を組織化し、システム
の主催者を介して、多数の媒体社間で広告宣伝枠の交換
を行うことが出来るシステム及びその方法を提供しよう
とするものである。又、本発明は、広告宣伝枠をクライ
アントへ定価で販売し、かつクライアントは広告出稿に
よる現金支出を減少させることが出来る取引方法を提供
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、媒
体社が主催者に無料で提供する宣伝広告枠を入力する広
告枠入力部と、入力された広告枠データを記憶する広告
枠記憶部と、前記媒体社が広告を出したい他の媒体社を
入力する広告希望入力部と、入力された広告希望データ
を記憶する広告希望記憶部と、前記広告枠データと前記
広告希望データと突合わせ、前記広告枠データと、前記
広告希望データとが一致するときこれらのデータを組合
せる組合せ処理部と、組合された組合わせデータを記憶
する組合せ記憶部と、前記組合わせデータ出力する組合
せ出力部と、を備えることを特徴とするシステムによっ
て達成することができる。本発明の好ましい態様では、
前記媒体社が前記主催者に提供した宣伝広告枠2つのう
ち販売用の1つを記憶する販売広告枠記憶部と、販売す
る広告枠を表示する販売広告枠表示部と、クライアント
が希望する広告枠を入力するための広告枠購入部と、を
さらに備えている。本発明の別の特徴によれば、主催者
を介して多数の媒体社間で広告枠を交換する方法におい
て、媒体社が主催者に無料で提供する宣伝広告枠2つの
入力を促し、媒体社が広告を出したい他の媒体社を表す
広告希望データの入力を促し、それぞれの入力された前
記宣伝広告枠2つのデータを他の媒体社への交換用広告
枠データと、クライアントに販売するための販売用広告
枠データとに分け、各交換用広告枠データと、各広告希
望データとを突き合わせ、前記交換用広告枠データと、
広告希望データとが一致するとき、これらのデータを組
合せ、組合せたデータを記憶し、前記組合せたデータを
出力するステップを備え、このデータにより、前記媒体
社は、広告枠を提供する媒体社を知り、またどの媒体社
に自社の広告を出すことが出来るかを知ることを特徴と
する方法が提供される。好ましくは、前記販売用広告枠
データを記憶し、前記販売用広告枠データを表示して、
前記クライアントが表示された前記販売用広告枠データ
の中から購入したい広告枠を購入出来るようにし、購入
金額及び購入金額の内のトレードクレジットの額の入力
を促し、前記購入金額及び購入金額の内の前記トレード
クレジットの額が適正か判断し、前記クライアントが購
入したことを示す広告枠購入データを記憶して表示す
る、ステップとを更に備えている。本発明のさらに別の
特徴によれば、多数の媒体社間で広告枠を交換する方法
において、媒体社は、自社媒体の2つの宣伝広告枠を主
催者へ無料で提供し、前記媒体社は、自社の広告を出稿
したい第2の媒体社を選び、前記主催者を介して、前記
第2の媒体社へ1つの宣伝広告枠の広告を無料で出稿
し、前記媒体社は、前記媒体社に広告を出稿することを
希望する第3の媒体社の1つの宣伝広告枠の広告を自社
媒体に無料で掲載/放送する、ステップを備えることを
特徴とする方法が提供される。この場合において、前記
主催者は、クライアントの滞留在庫を引き取り、対価と
してトレードクレジットを発行し、前記主催者は、前記
媒体社が提供した2つの宣伝広告枠のうち他の1つを前
記クライアントに定価で販売し、前記クライアントは、
広告代金の一部を前記トレードクレジットにより支払
う、ステップを備えることが好ましい。さらに好ましく
は、前記第1、第2、第3の媒体社は、それぞれ雑誌、
テレビ、ラジオ、インターネット、CS/CATVから
なる群から選択される。また、別の好ましい態様では、
自社媒体の広告宣伝枠と、出稿を希望する媒体の広告宣
伝枠の価格が異なる場合は、価格の低い方の媒体社が、
その差額分を自社媒体の広告宣伝枠又は現金で主催者へ
支払うことにより、希望する媒体へ広告を出稿すること
が可能となっている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0006】(クロスメディア・トレードシステム)図
1は、本発明のクロスメディア・トレードプログラムを
説明する概念図である。媒体社21とは、種々の媒体によ
り広告宣伝を行う会社を言い、媒体社には、雑誌21a、
インターネット(WEB)21b、CS/CATV21c、ラ
ジオ21d、テレビ(TV)21e等がある。主催者22とは、
クロスメディア・トレードを統括、管理する会社、又は
個人を言う。クライアント23とは、主催者から宣伝広告
枠を購入し、広告宣伝を行う会社、又は個人を言う。
【0007】このクロスメディア・トレード(以下、ト
レードプログラムという)に参加する媒体社は、クロス
メディア・トレードの会員になる。クロスメディア・トレ
ードの会員である媒体社21(例えば、雑誌社21a)は、自
社媒体の宣伝広告枠2つを主催者22へ無料で提供する。
雑誌社21aは、代りに他の会員の媒体社(インターネッ
ト(WEB)21b、CS/CATV21c、ラジオ21d、テ
レビ(TV)21e)の中から、自社の広告を出稿したい
媒体社を選び、その媒体社へ1頁又は1ユニットを無料
で出稿することが出来る。
【0008】クロスメディア・トレードの主催者22は、
雑誌社21aから提供された広告宣伝枠2つのうち、1つ
を他の媒体社との交換用として他の会員の媒体社に提供
する。他の会員の媒体社の中で雑誌社21aへの広告宣伝
を希望する媒体社は、雑誌社21aから提供された広告宣
伝枠の1つに自社媒体の広告宣伝を無料で出稿する。即
ち、雑誌社21aは、他の媒体社に広告を出稿した代りと
して、自社の媒体に他の会員の媒体社の広告1頁又は1
ユニットを無料で掲載/放送する。こうして、複数の媒
体社間で広告宣伝枠の交換が成立する。
【0009】クロスメディア・トレードシステムの主催
者22は、雑誌社21aが無料で提供した宣伝広告枠2つの
うち残りの1つをコーポレート・トレードシステムのク
ライアント23へ販売する。販売価格は定価とし、後述す
るように、支払にはトレードクレジットを使用できるも
のとする。雑誌社21aの広告宣伝枠の価値を下げること
がないようにする。そして、主催者22は、広告宣伝枠を
クライアント23へ販売した販売金額の例えば20%を雑
誌社21aへ支払う。
【0010】他の会員の媒体社(インターネット(WE
B)21b、CS/CATV21c、ラジオ21d、テレビ(T
V)21e)も、同様に自社媒体の宣伝広告枠2つを主催
者22へ無料で提供し、他の媒体社と広告枠の交換を行
い、主催者22は宣伝広告枠の1つをコーポレート・トレ
ードシステム(後述する)のクライアント23へ販売す
る。
【0011】自社媒体の広告宣伝枠と、出稿を希望する
媒体の広告宣伝枠の価格が異なる場合は、価格の低い方
の媒体社が、その差額分を自社媒体の広告宣伝枠又は現
金で主催者へ支払うことにより、希望する媒体へ広告を
出稿することが可能となる。
【0012】(コーポレート・トレードシステム)コー
ポレート・トレードシステムとは、主催者とクライアン
トとの1つの取引形態であり、主催者が、クライアント
の滞留資産を簿価又は卸価格の範囲で評価して、引き取
り、その対価として、現金ではなく、同額の「トレード
クレジット」を発行するシステムである。このトレード
クレジットは、主催者とクライアントの2社間のみで利
用可能であり、クライアントは、主催者から宣伝媒体や
各種商品等を購入する際に、「トレードクレジット」を
代金の一部として充当して使用することが出来る。ここ
に、「滞留資産」とは、余剰在庫や不動産等の非回転資
産を言う。例えば、売り込みに失敗して残った新製品、
賞味期限又は品質保証期限が近い製品や元の価格では売
れない不動産等がある。
【0013】このように、「トレードクレジット」と
は、クライアントの滞留資産を引き取る際に、主催者
が、その対価として支払うものである。クライアント
は、様々な商品又はサービスを主催者から購入する際
に、支払代金の一部にトレードクレジットを使用し、現
金+トレードクレジットで支払うことが出来る。このよ
うに、トレードクレジットを使用すると、100%現金で
購入する必要がない。トレードクレジットを使用出来る
割合は、商品やサービス等により異なり、適宜決められ
る。このように、コーポレート・トレードシステムによ
れば、滞留資産をトレードクレジットと交換することに
より、滞留資産のキャッシュフロー化が可能になり、予
算の不足を補い、又は新しい広告宣伝費を得ることが可
能となる。
【0014】図2は、本発明のクロスメディア・トレー
ドシステムのブロック図である。広告枠入力部11には、
媒体社が主催者に無料で提供する宣伝広告枠2つを入力
することが出来、入力された広告枠のデータは、広告枠
記憶部12で記憶される。広告希望入力部13には、媒体社
が広告を出したい他の媒体社を入力し、入力された広告
希望データは、広告希望記憶部14で記憶される。広告希
望は、第1希望、第2希望のように段階を付けて入力す
るようにすることも出来る。各媒体社は、広告枠入力部
11に提供する広告枠を、広告希望入力部13に広告を出し
たい他の媒体社を入力する。
【0015】広告枠記憶部12と広告希望記憶部14とに記
憶された各々のデータは、組合せ処理部15で突き合わさ
れる。広告枠記憶部12に記憶された広告枠データと、広
告希望記憶部14に記憶されたその広告枠を希望する希望
データとが一致すると、それらのデータが組合される。
組合せ処理部15で組合された組合わせデータは、組合せ
記憶部16で記憶される。そして、組合せ出力部17から出
力することが出来る。こうして、宣伝広告枠2つと、広
告希望媒体を入力した媒体社は、組合せ出力部17からの
出力により、どの媒体社に広告枠を提供するのか、また
どの媒体社に自社の広告を出せるかを知ることが出来
る。
【0016】販売広告枠記憶部18は、媒体社が主催者に
提供した宣伝広告枠2つのうち1つを記憶し、販売広告
枠表示部19は販売する広告枠を表示する。クライアント
は、販売広告枠表示部19により、販売されている広告枠
を知ることが出来る。そして、クライアントは、広告枠
購入部20に希望する広告枠を入力することにより、主催
者から広告枠を購入することが出来る。前述したよう
に、クライアントは、支払代金の一部にトレードクレジ
ットを使用することができる。
【0017】図3は、図1のクロスメディア・トレード
システムの動作を表すフローチャートである。媒体社が
主催者に無料で提供する宣伝広告枠2つを表す広告枠デ
ータを入力し(ステップS1)、媒体社が広告を出した
い他の媒体社を表す広告希望データを入力する(ステッ
プS2)。入力された広告枠データは、他の媒体社との
交換用広告枠データと、クライアントに販売するための
販売用広告枠データとに分けられる(ステップS3)。
交換用広告枠データを記憶し(ステップS4)、交換用
広告枠データと広告希望データとを突き合わせ(ステッ
プS5)、交換用広告枠データと広告希望データとが一
致するとき、これらのデータを組合せ、組合されたデー
タを記憶する(ステップS6)。組合されたデータを出
力する(ステップS7)。このデータにより、媒体社
は、どの媒体社に広告枠を提供し、どの媒体社に自社の
広告を出すことが出来るかを知ることが出来る。
【0018】ステップS3で分割された販売用広告枠デ
ータを記憶し(ステップS11)、販売用広告枠データ
を表示する(ステップS12)。クライアントは購入希
望の広告枠を入力する(ステップS13)。主権者から
金額とトレードクレジットの額を表示する(ステップS
14)。クライアントが購入したことを示す広告枠購入
データを記憶して表示する(S15)。これらのデータ
をもとに、クライアントは、購入した広告枠に広告を出
し、その代金を主催者に支払う。また、主催者は、クラ
イアントから支払われた広告代金のうち一定割合を広告
を出した媒体社に支払う。
【0019】次に、図4により、本発明の第1実施例の
クロスメディア・トレードによる在庫の流れ、広告発
注、及び代金の流れについて説明する。図4の(a)は、
在庫の流れを表す。クライアント33は、主催者32に滞留
資産である在庫を簿価の100万円で売り渡し、主催者32
は、その代金として100万円分のトレードクレジットを
クライアント33へ渡す。主催者32は、簿価100万円の在
庫を再販先34へ総額10万円で売り渡す。
【0020】図4の(c)は、クロスメディア・トレード
による、広告出稿の場合の広告発注とその代金の流れを
表す。クライアント33は、広告代理店35に100万円分の
広告を発注し、広告代理店35はその広告を主催者32に発
注する。クライアント33は、その広告代金を、現金60万
円と、トレードクレジット40万円とで主催者32に支払
い、主催者32は、広告代理店35に代理店手数料20万円を
支払う。主催者32は、媒体社31から無料で提供された広
告宣伝枠にクライアント33の広告を出稿する。主催者32
は、広告宣伝枠をクライアント33に販売した販売金額
(100万円)の20%分として20万円を媒体社31に支払
う。
【0021】次に、図5により、本発明の第2実施例に
ついて、2つの媒体社間で広告枠をトレードする場合の
取引の流れを、図6により多数の媒体社間で広告枠をト
レードする場合の取引の流れを更に詳しく説明する。図
5において、雑誌の媒体社であるA社41は、A社41の広
告スペースである広告スペース及びを主催者42に無
料で提供する。WEBの媒体社であるX社46は、A社41
の雑誌に広告を出稿することを希望し、A社41の雑誌の
広告スペースに、X社のWEBサイトの広告を出稿す
る。その代わりに、A社41は、X社46のWEBサイトに
A社41のバナー広告を無料で出稿する。
【0022】A社41が主催者42に無料で提供したもう1
つの広告スペースは、クライアント43に定価で販売さ
れる。クライアント43は、A社41の広告スペースにク
ライアント43の広告を出稿する。前述したように、クラ
イアント43は、この広告代金を現金とトレードクレジッ
トの組合わせで支払うことが出来る。主催者42は、A社
41にクライアント43から受取った広告代金の20%を支払
う。
【0023】次に、図6により、本発明の第3実施例に
ついて、2つの媒体社間ではなく多数の媒体社間で広告
枠をトレードする場合について説明する。クロスメディ
ア・トレードプログラムの会員である媒体社であるWE
B51は、自社媒体の宣伝広告枠2つを主催者52へ無料で
提供する。ここで、WEB51の宣伝広告枠1つの定価を
100万円とする。WEB51は、代りに他の会員の媒体社
の中から、自社の広告を出稿したい媒体社として雑誌56
を選択し、その雑誌56にWEB51の広告を無料で出稿す
る。
【0024】クロスメディア・トレードプログラムの主
催者52は、WEB51から提供された広告宣伝枠2つのう
ち、1つを他の媒体との交換用として他の会員の媒体社
に提供する。他の会員の媒体社CS57は、媒体社WEB
51への広告出稿を希望している。媒体社WEB51は、他
の媒体社である雑誌56に出稿した代りとして、自社の媒
体にCS57の広告1頁又は1ユニットを受入れ無料で出
稿する。この場合、WEB51と雑誌56との広告料金は、
ほぼ同じとする。クロスメディア・トレードプログラム
の主催者52は、WEB51から無料で提供された広告宣伝
枠の残りの1つをコーポレート・トレードシステムのク
ライアント53へ、定価の100万円で販売する。クライア
ント53は、WEB51へ広告を出稿する。クライアント53
は、その広告代金を現金75万円と、トレードクレジット
25万円とで主催者に支払う。主催者52は、広告宣伝枠を
クライアント53に販売した金額の20%として20万円を媒
体社であるWEB51へ支払う。このように、多数の媒体
社が、主催者を介して、広告宣伝枠の交換を行うことが
出来る。
【0025】ここで、図7により、コーポレート・トレ
ードシステムを使用した場合の財務改善効果についての
シュミレーションを説明する。クライアントが、過剰在
庫として、簿価2億円、処分価格2000万円の過剰在庫を
有するとする。又、購入すべき広告等の経費予算が20億
円あるとする。また、トレードクレジットの使用割合は
10%とする。従来の取引では、簿価2億円の過剰在庫を2
000万円で処分し、2000万円の現金収入を得る。広告の
価格は20億円なので、現金収入分の2000万円を差し引く
と、19億8千万円の現金が支出される。
【0026】これに対して、コーポレート・トレードシ
ステムを使用した場合は、簿価2億円の過剰在庫を2億円
で販売し、トレードクレジット2億円を得る。広告の価
格20億円のうち、トレードクレジット2億円と、現金18
億円とで支払う。その結果、コーポレート・トレードシ
ステムを使用することにより、現金支出額は18億円です
み、19億8千万円の現金支出が必要であった従来の取引
と比較して、現金支出額を1億8千万円減らすことが出来
る。
【0027】以下、本発明のクロスメディア・トレード
プログラムを使用した場合について、媒体社、クライア
ント、主催者のそれぞれのメリットを述べる。 (媒体社のメリット)媒体社は、未活用の広告枠を無料
で提供すると、無料で会員媒体の中の希望する媒体へ広
告を出稿することが出来る。そのため、自社媒体の広告
宣伝費を削減することが出来る。また、主催者が広告枠
を販売することにより、新たなクライアントを獲得する
ことが出来、主催者が販売した広告枠の定価の例えば2
0%の現金が入る。主催者は、トレードクレジットを利
用するクライアントのみへ広告枠を販売するので、媒体
のイメージを下げることなく、未活用の広告スペースを
有効に利用することが出来る。
【0028】(クライアントのメリット)クライアント
は、不良在庫を簿価で販売し、トレードクレジットを得
ることが出来る。また、主催者から広告枠を購入するの
に、トレードクレジットを使用出来るので、現金支出を
少なくすることが出来る。
【0029】(主催者のメリット)クライアントの在庫
をトレードクレジットで購入するので、現金が不要であ
る。クライアントからのトレードクレジットでの支払い
を受入れ、ディスカウントせずに販売するので、値引き
競争に巻き込まれることがない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数の媒体社を組織化し、主催者を介して広告宣伝枠の
交換を行うので、より多様な広告宣伝を行うことが出来
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロスメディア・トレードプログラム
を説明する概念図。
【図2】本発明のクロスメディア・トレードプログラム
のブロック図。
【図3】本発明のクロスメディア・トレードプログラム
のフローチャート。
【図4】本発明のクロスメディア・トレードプログラム
による在庫の流れ、広告発注、及び資金の流れを表す
図。
【図5】2つの媒体社間で、広告枠をトレードする場合
のトレードの流れを表す図。
【図6】多数の媒体社間で広告枠をトレードする場合の
トレードの流れを表す図。
【図7】コーポレート・トレードシステムを使用した場
合の財務改善効果についてのシュミレーション
【符号の説明】
21 媒体社 22 主催者 23 クライアント

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体社が主催者に無料で提供する宣伝広
    告枠を入力する広告枠入力部と、 入力された広告枠データを記憶する広告枠記憶部と、 前記媒体社が広告を出したい他の媒体社を入力する広告
    希望入力部と、 入力された広告希望データを記憶する広告希望記憶部
    と、 前記広告枠データと前記広告希望データと突合わせ、前
    記広告枠データと、前記広告希望データとが一致すると
    きこれらのデータを組合せる組合せ処理部と、 組合された組合わせデータを記憶する組合せ記憶部と、 前記組合わせデータ出力する組合せ出力部と、を備える
    ことを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 前記媒体社が前記主催者に提供した宣伝
    広告枠2つのうち販売用の1つを記憶する販売広告枠記
    憶部と、 販売する広告枠を表示する販売広告枠表示部と、 クライアントが希望する広告枠を入力するための広告枠
    購入部と、を備える請求項1に記載したシステム。
  3. 【請求項3】 主催者を介して多数の媒体社間で広告枠
    を交換する方法において、 媒体社が主催者に無料で提供する宣伝広告枠2つの入力
    を促し、 媒体社が広告を出したい他の媒体社を表す広告希望デー
    タの入力を促し、 それぞれの入力された前記宣伝広告枠2つのデータを他
    の媒体社への交換用広告枠データと、クライアントに販
    売するための販売用広告枠データとに分け、 各交換用広告枠データと、各広告希望データとを突き合
    わせ、 前記交換用広告枠データと、広告希望データとが一致す
    るとき、これらのデータを組合せ、 組合せたデータを記憶し、 前記組合せたデータを出力するステップを備え、 このデータにより、前記媒体社は、広告枠を提供する媒
    体社を知り、またどの媒体社に自社の広告を出すことが
    出来るかを知ることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 前記販売用広告枠データを記憶し、 前記販売用広告枠データを表示して、前記クライアント
    が表示された前記販売用広告枠データの中から購入した
    い広告枠を購入出来るようにし、 購入金額及び購入金額の内のトレードクレジットの額の
    入力を促し、 前記購入金額及び購入金額の内の前記トレードクレジッ
    トの額が適正か判断し、 前記クライアントが購入したことを示す広告枠購入デー
    タを記憶して表示する、ステップを備える請求項3に記
    載した方法。
  5. 【請求項5】 多数の媒体社間で広告枠を交換する方法
    において、 媒体社は、自社媒体の2つの宣伝広告枠を主催者へ無料
    で提供し、 前記媒体社は、自社の広告を出稿したい第2の媒体社を
    選び、前記主催者を介して、前記第2の媒体社へ1つの
    宣伝広告枠の広告を無料で出稿し、 前記媒体社は、前記媒体社に広告を出稿することを希望
    する第3の媒体社の1つの宣伝広告枠の広告を自社媒体
    に無料で掲載/放送する、ステップを備えることを特徴
    とする方法。
  6. 【請求項6】 前記主催者は、クライアントの滞留在庫
    を引き取り、対価としてトレードクレジットを発行し、 前記主催者は、前記媒体社が提供した2つの宣伝広告枠
    のうち他の1つを前記クライアントに定価で販売し、 前記クライアントは、広告代金の一部を前記トレードク
    レジットにより支払う、ステップを備える請求項5記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2、第3の媒体社は、それ
    ぞれ雑誌、テレビ、ラジオ、インターネット、CS/C
    ATVからなる群から選択される請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 自社媒体の広告宣伝枠と、出稿を希望す
    る媒体の広告宣伝枠の価格が異なる場合は、価格の低い
    方の媒体社が、その差額分を自社媒体の広告宣伝枠又は
    現金で主催者へ支払うことにより、希望する媒体へ広告
    を出稿することが可能となる請求項5記載の方法。
JP2000175513A 2000-06-12 2000-06-12 多数の媒体社間で広告枠を交換するシステム及びその方法 Pending JP2001357284A (ja)

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