JP2001356969A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001356969A
JP2001356969A JP2001133840A JP2001133840A JP2001356969A JP 2001356969 A JP2001356969 A JP 2001356969A JP 2001133840 A JP2001133840 A JP 2001133840A JP 2001133840 A JP2001133840 A JP 2001133840A JP 2001356969 A JP2001356969 A JP 2001356969A
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Toshihiro Nakayama
智弘 中山
Seiji Hirayama
誠二 平山
Waichiro Fujieda
和一郎 藤枝
Yuji Niiyama
祐司 新山
Atsushi Fujii
淳 藤井
Katsunori Takahashi
克学 高橋
Masanori Nagasawa
正憲 長沢
Masakazu Kimura
雅一 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マスクROMなどの半導体記憶装置に関し、外
部から供給されるアドレス信号が示すアドレスが冗長ア
ドレスと一致した場合、メモリセルアレイから出力され
たデータが疑義出力データが「H」又は「L」に固定さ
れない不良データである場合においても、正常な出力デ
ータを外部に出力する。 【解決手段】出力訂正回路320は、外部から供給され
るアドレス信号の上位4ビットが示すアドレスが冗長ア
ドレスと一致した場合、メイン・セルアレイ3100
31015から出力されたデータD0〜D15のうち、デ
ータ値疑義出力データを除く出力データと、データ値疑
義出力データに代えて出力させるべきデータとを外部に
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの記録をチップ
製造工程で用いるマスクによってプログラムするマスク
ROM(Mask Read Only Memory:MROM)な
ど、半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マスクROMとして、図9にその
要部を示すようなものが知られている。図中、110は
チップ本体、1110〜11115は正規のデータを記憶
するメイン・セルアレイ、112はパリティ・データを
記憶するパリティ・セルアレイ、113は外部から供給
されるアドレス信号が入力されるアドレスバッファであ
る。
【0003】また、114はアドレスバッファ113か
ら出力されるロウアドレス信号をデコードしてメイン・
セルアレイ1110〜11115及びパリティ・セルアレ
イ112のワード線の選択を行うロウデコーダである。
【0004】また、115はアドレスバッファ113か
ら出力されるコラムアドレス信号をデコードしてメイン
・セルアレイ1110〜11115及びパリティ・セルア
レイ112のコラムの選択に必要なコラム選択信号を出
力するコラムデコーダ、116はメイン・セルアレイ1
110〜11115及びパリティ・セルアレイ112から
読み出されたデータを増幅するセンスアンプである。
【0005】なお、コラムデコーダ115から出力され
るコラム選択信号に基づいてメイン・セルアレイ111
0〜11115及びパリティ・セルアレイ112のコラム
を選択するコラムゲートは、その図示を省略している。
【0006】また、D0、D1・・・D15はメイン・
セルアレイ1110、1111・・・11115から読み出
されたデータ、PDはパリティ・セルアレイ112から
読み出されたパリティ・データ、117はメイン・セル
アレイ1110、1111・・・11115から読み出され
たデータD0、D1・・・D15の訂正を行う出力訂正
回路である。
【0007】また、118は冗長アドレス及びデータ値
に疑義のある出力データの桁アドレス(D0か、D1
か、・・・D15かを示すアドレス)を記憶する冗長ア
ドレス記憶回路、119は出力バッファである。
【0008】出力訂正回路117は、例えば、図10に
示すように構成される。図中、128はメイン・セルア
レイ1110〜11115から読み出された出力データD
0〜D15のうち、訂正の対象とされた、いずれか1ビ
ットの出力データを反転し、その他のビットについて
は、そのまま出力する(例えば、出力データD1が訂正
の対象とされた場合には、出力データとして、D0、/
D1、D2・・・D15を出力する)不良出力反転回路
である。
【0009】また、129は冗長アドレス記憶回路11
8から供給されるデータ値に疑義のある出力データの桁
アドレス信号をデコードするデータ値疑義出力データ・
桁アドレス信号・デコーダである。
【0010】また、130はメイン・セルアレイ111
0〜11115から読み出された出力データD0〜D15
から1ビットのパリティを求めるパリティ演算回路、1
31はパリティ演算回路130により演算されたパリテ
ィと、パリティ・セルアレイ112から読み出されたパ
リティ・データとを比較して、その結果を不良出力反転
回路128に供給し、データ値疑義出力データ・桁アド
レス信号・デコーダ129により指示された出力データ
を訂正する必要があるか否かを指示する比較回路であ
る。
【0011】ここに、外部から供給されるアドレス信号
が示すアドレスが冗長アドレス記憶回路118に記憶さ
れている冗長アドレスと一致した場合に、例えば、デー
タ値疑義出力データ・桁アドレス信号・デコーダ129
によりデータ値疑義出力データとして出力データD1が
指示された場合において、比較回路131でパリティ演
算回路130から出力されるパリティとパリティ・セル
アレイ112から読み出されたパリティ・データとが一
致した場合には、不良出力反転回路128においては、
出力データD1の訂正は行われず、出力データとして、
D0、D1、D2・・・D15が外部に出力され、パリ
ティ演算回路130から出力されるパリティとパリティ
・セルアレイ112から読み出されたパリティ・データ
とが一致しない場合には、出力データD1が反転され、
出力データとして、D0、/D1、D2・・・D15が
外部に出力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す従来のマス
クROMが備える出力訂正回路117においては、外部
から供給されるアドレス信号が示すアドレスが冗長アド
レス記憶回路118に記憶されている冗長アドレスと一
致した場合、パリティ演算回路130から出力されるパ
リティとパリティ・セルアレイ112から読み出された
パリティ・データとが一致しない場合には、冗長アドレ
ス記憶回路118から出力されるデータ値疑義出力デー
タ・桁アドレス信号で指定されたデータ値疑義出力デー
タを反転させるようにしている。このため、データ値疑
義出力データが、例えば、「H」又は「L」に固定され
ない不良データの場合には、正常な出力データを得るこ
とができないという問題点があった。
【0013】本発明は、かかる点に鑑み、外部から供給
されるアドレス信号が示すアドレスが冗長アドレスと一
致した場合、メモリセルアレイから出力されたデータ値
疑義出力データが「H」又は「L」に固定されない不良
データである場合においても、正常な出力データを外部
に出力することができるようにした半導体記憶装置を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、外部から供給されるアドレス信号が示すアドレスが
冗長アドレスと一致した場合には、正規のデータを記憶
する複数のメイン・セルアレイから出力される出力デー
タのうち、データ値に疑義のある出力データを除く出力
データと、パリティ・データを記憶するパリティ・セル
アレイから出力されるパリティ・データとから、前記デ
ータ値に疑義のある出力データに代えて出力させるべき
データを生成する出力データ生成回路と、前記メイン・
セルアレイから出力される出力データのうち、データ値
に疑義のある出力データを除く出力データと、前記出力
データ生成回路により生成された出力データとを外部に
出力すべきデータとして出力する出力データ切換回路を
有する出力訂正回路を備えて構成するというものであ
る。
【0015】
【作用】本発明においては、外部から供給されるアドレ
ス信号が示すアドレスが冗長アドレスと一致した場合に
は、複数のメイン・セルアレイから出力される出力デー
タのうち、データ値に疑義のある出力データを除く出力
データと、出力データ生成回路により生成された出力デ
ータとを外部に出力するようにされているので、データ
値に疑義のある出力データが「H」又は「L」に固定さ
れない不良データである場合においても、正常な出力デ
ータを外部に出力することができる。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図8を参照して、本発明の一実
施例について、本発明をマスクROMに適用した場合を
例にして説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例の要部を示すブロ
ック図である。図中、309はチップ本体、3100
31015は正規のデータを記憶するメイン・セルアレ
イ、311はパリティ・データを記憶するパリティ・セ
ルアレイである。
【0018】また、312はアドレス信号が入力される
アドレスバッファ、313はアドレス信号のうち、ロウ
アドレス信号をデコードして、ワード線の選択を行うロ
ウデコーダである。
【0019】また、314はアドレス信号のうち、コラ
ムアドレス信号をデコードして、コラムの選択を行うコ
ラム選択信号を出力するコラムデコーダ、315はメモ
リセルアレイ3100〜31015から読み出されたデー
タを増幅するセンスアンプである。
【0020】なお、コラムデコーダ314から出力され
るコラム選択信号に基づいてメイン・セルアレイ310
0〜31015及びパリティ・セレアレイ311のコラム
の選択を行うコラムゲートは、その図示を省略してい
る。
【0021】また、D0、D1・・・D15はそれぞれ
メイン・セルアレイ3100、3101・・・31015
ら出力されたデータ、PDはパリティ・セルアレイ31
1から出力されたパリティ・データである。
【0022】また、316は冗長アドレス及び外部から
供給されたアドレスが冗長アドレスと一致した場合に出
力データD0〜D15のうち、データ値に真偽の疑いの
あるデータ値疑義出力データの桁アドレス、即ち、デー
タ値疑義出力データがD0〜D15のうち、何ビット目
の出力データであるかを示すデータ値疑義出力データ・
桁アドレスを記憶する冗長アドレス記憶回路であり、記
憶素子を不揮発性のメモリセルで構成されるものであ
る。
【0023】また、317は冗長アドレス記憶回路31
6から出力されるデータ値疑義出力データ・桁アドレス
信号の通過を制御するスイッチ回路である。
【0024】また、318は試験時に使用される試験用
の冗長アドレス記憶回路であり、記憶素子がSRAMセ
ルで構成される点を除き、冗長アドレス記憶回路316
と同様に構成されるものである。
【0025】また、319は試験用の冗長アドレス記憶
回路318から出力されるデータ値疑義出力データ・桁
アドレス信号の通過を制御するスイッチ回路である。
【0026】試験時は、スイッチ回路317=OFF、
スイッチ回路319=ONとして、試験用の冗長アドレ
ス記憶回路318が使用され、通常使用時は、スイッチ
回路317=ON、スイッチ回路319=OFFとして
冗長アドレス記憶回路316が使用される。
【0027】また、320は冗長アドレス記憶回路31
6又は試験用の冗長アドレス記憶回路318からデータ
値疑義出力データ・桁アドレス信号が供給されない場合
には、メモリセルアレイ3100〜31015から出力さ
れる出力データD0〜D15を選択して出力し、冗長ア
ドレス記憶回路316又は試験用の冗長アドレス記憶回
路318からデータ値疑義出力データ・桁アドレス信号
が供給された場合には、メモリセルアレイ3100〜3
1015から出力される出力データD0〜D15のうち、
データ値疑義出力データ・桁アドレス信号により指定さ
れた出力データについては、それに代わって、パリティ
・セルアレイ311から出力されたパリティ・データを
考慮して後述のように演算して得た正常なデータを出力
する出力訂正回路である。
【0028】冗長アドレス記憶回路316は、例えば、
図2に示すように構成される。図中、322〜325
は、それぞれ、1個の冗長アドレスと、この1個の冗長
アドレスに対応するデータ値疑義出力データ・桁アドレ
スを記憶するブロックである。
【0029】また、A17〜A20は外部から供給され
るアドレス信号のうち、上位4ビットのアドレス信号、
HIT0〜HIT3はそれぞれブロック322〜325
においてアドレス信号A17〜A20が冗長アドレスと
一致した場合(ヒットした場合)に出力される一致検出
信号である。
【0030】また、326はブロック322〜325の
いずれかから一致検出信号が出力された場合に、一致検
出信号HITを所定の内部回路に対して出力するAND
回路、SDB0〜SDB3はデータ値疑義出力データ・
桁アドレス信号である。
【0031】ブロック322〜325は同一の回路構成
とされ、ブロック322を代表して示すと、例えば、図
3に示すように構成される。図中、327はブロック3
22を使用状態にするか、不使用状態にするかを設定す
るブロック使用/不使用状態設定回路であり、328は
1ビット記憶回路、329はインバータである。
【0032】ここに、1ビット記憶回路328が「L」
を記憶し、インバータ329の出力=「H」とされる場
合には、ブロック322は不使用状態とされ、1ビット
記憶回路328が「H」を記憶し、インバータ329の
出力=「L」とされる場合には、ブロック322は使用
状態とされる。
【0033】また、330は冗長アドレスの上位4ビッ
ト部分RA17〜RA20を記憶し、この記憶した冗長
アドレスRA17〜RA20と、外部から供給されるア
ドレスのうち、上位4ビットのアドレスA17〜A20
とを比較して、その一致を検出する一致検出回路であ
る。
【0034】ここに、331〜334は冗長アドレスR
A17〜RA20を1ビットずつ記憶する1ビット記憶
回路、335〜338は比較回路をなすEOR回路(排
他的論理和回路)、339は冗長アドレスRA17〜R
A20と外部から供給されたアドレスA17〜A20の
一致を検出するNOR回路である。
【0035】また、340はNOR回路339の出力に
基づいて一致検出信号HIT0を出力するNAND回
路、341はNAND回路340の活性化、非活性化を
制御するインバータである。
【0036】例えば、1ビット記憶回路328の記憶デ
ータ=「L」、インバータ329の出力=「H」の場
合、即ち、ブロック322が不使用状態とされる場合に
は、インバータ341の出力=「L」となり、NAND
回路340は非活性化され、その出力は「H」に固定さ
れる。
【0037】これに対して、1ビット記憶回路328の
記憶データ=「H」、インバータ329の出力=「L」
の場合、即ち、ブロック322が使用状態とされる場合
には、インバータ341の出力=「H」となり、NAN
D回路340は活性化され、その出力は、NOR回路3
39の出力を反転した値となる。
【0038】ここに、例えば、EOR回路335は、1
ビット記憶回路331が記憶するアドレスRA17と、
外部から供給されるアドレスA17とが一致すると、
「L」を出力する。他のEOR回路336〜338も同
様な動作を行う。
【0039】この結果、NOR回路339は、1ビット
記憶回路335〜338に記憶されているアドレスRA
17〜RA20と、外部から供給されるアドレスA17
〜A20とが一致した場合にのみ、その出力として、
「H」を出力し、それ以外の場合は、「L」を出力す
る。
【0040】ここに、NOR回路339の出力=「H」
の場合、NAND回路340の出力、即ち、一致検出信
号HIT=「L」となり、一致検出が表示され、NOR
回路339の出力=「L」の場合には、NAND回路3
40の出力、即ち、一致検出信号HIT=「H」とな
り、不一致が表示される。
【0041】また、342はデータ値疑義出力データ・
桁アドレスを記憶するデータ値疑義出力データ・桁アド
レス記憶回路であり、343〜346はデータ値疑義出
力データ・桁アドレスを1ビットずつ記憶する1ビット
記憶回路、347〜350はスリー・ステート・バッフ
ァである。
【0042】スリー・ステート・バッファ347〜35
0は、一致検出信号HIT0=「L」の場合(一致を検
出した場合)、オンとされ、データ値疑義出力データ・
桁アドレス信号SDB0〜SDB3を出力し、一致検出
信号HIT0=「H」の場合(一致を検出しない場
合)、オフとされ、データ値疑義出力データ・桁アドレ
ス信号SDB0〜SDB3を出力せず、その出力は、ハ
イ・インピーダンス状態とされる。
【0043】また、出力訂正回路320は、例えば、図
4に示すように構成される。図中、439は冗長アドレ
ス記憶回路316から出力されるデータ値疑義出力デー
タ・桁アドレス信号SDB0〜SDB3をデコードする
データ値疑義出力データ・桁アドレス信号・デコーダで
ある。
【0044】また、440はデータ値疑義出力データ・
桁アドレス信号・デコーダ439からデータ値疑義出力
データ・桁アドレス・デコード信号が供給された場合、
メイン・セルアレイ3100〜31015から出力された
データD0〜D15のうち、データ値疑義出力データ・
桁アドレス・デコード信号により指定されたデータ値疑
義出力データについては、パリティ・セルアレイ311
から出力されたパリティ・データPDと入れ換えるデー
タ値疑義出力データ/パリティ・データ入換え回路であ
る。
【0045】また、441はデータ値疑義出力データ/
パリティ・データ入換え回路440から出力される、デ
ータ値疑義出力データをパリティ・データと入れ換えた
データから正しいデータを生成するEOR回路群であ
る。なお、データ値疑義出力データ/パリティ・データ
入換え回路440とEOR回路群441とで出力データ
生成回路を構成している。
【0046】また、442はデータ値疑義出力データ・
桁アドレス信号・デコーダ439からデータ疑義出力デ
ータ・桁アドレス・デコード信号が供給された場合、メ
イン・セルアレイ3100〜31015から出力されたデ
ータD0〜D15のうち、データ値疑義出力データ・桁
アドレス・デコード信号により指定されたデータ値疑義
出力データについては、EOR回路群441出力される
データを選択して出力し、その他については、メイン・
セルアレイ3100〜31015の出力を選択して出力す
る出力切換え回路である。
【0047】データ値疑義出力データ・桁アドレス信号
・デコーダ439は、例えば、図5に示すように構成さ
れる。図中、4430〜4460、4431〜4461はN
OR回路、4470、4473、44715はNAND回
路、4480、4483、448 15はインバータ、SDD
0〜SDD15はデータ値疑義出力データ・桁アドレス
・デコード信号である。
【0048】例えば、外部から供給されるアドレスA1
7〜A20が冗長アドレスと一致した場合において、デ
ータ値疑義出力データがD3とされているる場合には、
冗長アドレス記憶回路316からデータ値疑義出力デー
タ・桁アドレス信号として、SDB0=「H」、SDB
1=「H」、SDB2=「L」、SDB3=「L」が供
給される。また、このとき、HIT=「L」である。
【0049】この結果、データ値疑義出力データ・桁ア
ドレス・デコード信号SDD3=「H」、データ値疑義
出力データ・桁アドレス・デコード信号SDD0〜SD
D2、SDD4〜SDD15=「L」とされる。
【0050】また、データ値疑義出力データ/パリティ
・データ入換え回路440は、例えば、図6に示すよう
に構成される。図中、4490、4493、44915はそ
れぞれデータ値疑義出力データ・桁アドレス信号・デコ
ーダ439から出力されるデータ値疑義出力データ・桁
アドレス・デコード信号SDD0、SDD3、SDD1
5により切換え動作が制御される切換え回路であり、4
500、4503、45015はインバータ、4510、4
513、45115、4520、4523、45215、45
0、4533、45315はNOR回路である。
【0051】前述のように、データ値疑義出力データが
D3とされている場合には、SDD3=「H」、SDD
0〜SDD2、SDD4〜SDD15=「L」とされる
ので、データ値疑義出力データ/パリティ・データ入換
え回路440においては、切換え回路4493のみがパ
リティ・データPDを選択して通過させ、切換え回路4
490、44915等、他の切換え回路は、出力データD
0〜D2、D4〜D15を選択して、これを通過させ
る。
【0052】したがって、この場合には、出力データD
3については、パリティ・データPDと入れ換えた、デ
ータD0〜D2、PD、D4〜D15がEOR回路群4
41に転送される。
【0053】EOR回路群441は、例えば、図7に示
すように構成される。図中、454〜468はEOR回
路、CDはEOR回路468の出力、即ち、このEOR
回路群441の出力である。
【0054】また、出力切換え回路442は、例えば、
図8に示すように構成される。図中、4690、46
3、46915はそれぞれデータ値疑義出力データ・桁
アドレス信号・デコーダ439から出力されるデータ値
疑義出力データ・桁アドレス・デコード信号SDD0、
SDD3、SDD15により切換え動作が制御される切
換え回路であり、4700、4703、47015はインバ
ータ、4710、4713、47115、4720、47
3、47215、4730、4733、47315はNOR
回路である。
【0055】前述のように、データ値疑義出力データが
D3とされている場合には、SDD3=「H」、SDD
0〜SDD2、SDD4〜SDD15=「L」とされる
ので、この出力切換え回路442においては、切換え回
路4693のみEOR回路群441から出力される正し
いデータCDを選択して通過させ、切換え回路46
0、46915等、他の切換え回路は、出力データD0
〜D2、D4〜D15を選択して、これを通過させる。
【0056】したがって、この場合には、出力データD
3については、訂正データCDと入れ換えた、出力デー
タD0〜D2、CD、D4〜D15が出力バッファ32
1に転送される。
【0057】以上のように、本発明の一実施例において
は、冗長アドレス記憶回路316を構成するブロック3
22のデータ値疑義出力データ・桁アドレス記憶回路3
42は、外部から供給されるアドレス信号A17〜A2
0が冗長アドレスと一致しない場合には、その出力(ス
リー・ステート・バッファ347〜350の出力)をハ
イ・インピーダンス状態とするようにしている。他のブ
ロック323〜325も同様である。
【0058】したがって、冗長アドレス記憶回路316
に同一構成の4個のブロック322〜325を設けるよ
うにしても、データ値疑義出力データ・桁アドレス信号
SDB0〜SDB3を出力訂正回路320のデータ値疑
義出力データ・桁アドレス信号・デコーダ439に供給
する信号線を共通化することができるので、チップ面積
を縮小化することができる。
【0059】また、本発明の一実施例においては、出力
訂正回路320は、外部から供給されるアドレス信号A
17〜A20が示すアドレスが冗長アドレスと一致した
場合、メイン・セルアレイ3100〜31015から出力
されたデータD0〜D15のうち、データ値疑義出力デ
ータを除く出力データと、EOR回路群441から出力
されるデータとを外部に出力するようにしている。した
がって、データ値疑義出力データが「H」又は「L」に
固定されない不良データの場合であっても、正常なデー
タを外部に出力することができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、外部か
ら供給されるアドレス信号が示すアドレスが冗長アドレ
スと一致した場合には、複数のメイン・セルアレイから
出力される出力データのうち、データ値疑義出力データ
を除く出力データと、出力データ生成回路により生成さ
れた出力データとを外部に出力するようにされているの
で、データ値疑義出力データが「H」又は「L」に固定
されない不良データである場合においても、正常な出力
データを外部に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例が備える冗長アドレス記憶回
路の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示すブロックの構成を示す回路図であ
る。
【図4】本発明の一実施例が備える出力訂正回路の構成
を示す回路図である。
【図5】図4に示すデータ値疑義出力データ・桁アドレ
ス信号・デコーダの構成を示す回路図である。
【図6】図4に示すデータ値疑義出力データ/パリティ
・データ入換え回路の構成を示す回路図である。
【図7】図4に示すEOR回路群の構成を示す回路図で
ある。
【図8】図4に示す出力切換え回路の構成を示す回路図
である。
【図9】従来のマスクROMの一例の要部を示すブロッ
ク図である。
【図10】図9に示す従来のマスクROMが備える出力
訂正回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
PD パリティ・データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平山 誠二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 藤枝 和一郎 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 新山 祐司 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 藤井 淳 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 高橋 克学 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 長沢 正憲 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 木村 雅一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B003 AB01 AD04 AD08 AE01 5B018 GA02 HA14 NA04 5L106 AA07 BB11 CC01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力データを訂正する出力訂正回路と、 外部から供給されたアドレス信号が示すアドレスが冗長
    アドレスの場合には、データ値に疑義のある出力データ
    の桁アドレスを前記出力訂正回路に供給し、外部から供
    給されたアドレス信号が示すアドレスが冗長アドレスで
    ない場合には、出力をハイ・インピーダンス状態とする
    データ値疑義出力データ・桁アドレス記憶回路を有する
    冗長アドレス記憶回路を備えて構成されていることを特
    徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】外部から供給されるアドレス信号が示すア
    ドレスが冗長アドレスと一致した場合には、正規のデー
    タを記憶する複数のメイン・セルアレイから出力される
    出力データのうち、データ値に疑義のある出力データを
    除く出力データと、パリティ・データを記憶するパリテ
    ィ・セルアレイから出力されるパリティ・データとか
    ら、前記データ値に疑義のある出力データに代えて出力
    させるべきデータを生成する出力データ生成回路と、前
    記メイン・セルアレイから出力される出力データのう
    ち、データ値に疑義のある出力データを除く出力データ
    と、前記出力データ生成回路により生成された出力デー
    タとを外部に出力すべきデータとして出力する出力デー
    タ切換回路を有する出力訂正回路を備えて構成されてい
    ることを特徴とする半導体記憶装置。
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