JP2001356689A - 識別マークによる識別方法および識別装置 - Google Patents
識別マークによる識別方法および識別装置Info
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Abstract
どの物品に紫外光励起蛍光材料を塗布その他の方法によ
り固着あるいは染色し、それに、励起光の照射をして発
光する蛍光を分光測光することにより認識、識別を行
う。 【構成】 複数種類の蛍光材料を所定の混合比で混合し
て上記の識別用紫外光励起蛍光材料を構成する。紫外光
励起時の蛍光発光スペクトルと同一の蛍光発光スペクト
ルを、当該混合蛍光材料を作製した者以外の者が、他の
物質の混合物で再現することは実際上不可能である。蛍
光の分光測光を、2つまたはそれ以上の紫外光原を用い
て別個に行い、それらから得られる蛍光発光スペクトル
をデータ処理し、ディスプレーモニター上にパターンと
して表示することにより、迅速正確な2次パターンによ
る識別が行える。
Description
術品、宝飾品などの識別マーク作成と識別の技術に関す
る。
ド、美術品、宝飾品などに、紫外光の励起によっては可
視光を発するが、可視光では視認できない蛍光材料を印
刷または塗付することが行われていた。このように、マ
ークの存在を明示しない不可視マークに対して可視光を
遮蔽した暗所において紫外光を照射して、マークを発光
させ、その有無、または形状を主として目視によって判
別し、識別に利用することができる。
視では視認できない識別用のマークを、この発明では以
下不可視マークと呼ぶこととする。このように、マーク
の存在を明示しない不可視マークを具備することによっ
て識別を行おうとする従来技術において、不可視マーク
のパターンのみを識別要素とする場合は、偽造マークに
対しての安全性が十分高くない。なぜならば、従来の不
可視マークを具備する物品に紫外光を照射した場合、直
ちに、そのマークの存在とパターンが明らかとなるため
に、当該物品の製造者以外の者が、何らかの意図のもと
に、当該マークと同様の可視発光色、同様のパターンを
有する蛍光材料を塗布あるいは染色し、それを目視で判
断する場合には、蛍光体の発光輝度が小さいことも原因
して、巧妙な偽造物品の識別が困難となる。特に、真贋
を判別したい物品には、形状の複雑な美術品、貴金属、
宝飾品類があるが、それら物品には平面状以外の複雑か
つ小形形状を持つものが多く、従来の不可視マークはそ
れらの物品に適用が困難であった。
する物品に、紫外光などの励起光による励起によっての
み発光する蛍光材料を用いた識別マークを印刷、塗布そ
の他の方法で固着あるいは染色せしめ、複数の励起光の
照射によって、これを発光せしめて、当該物品の識別を
行う識別マーク技術である。さらに特定的には、複数種
の蛍光材料を所定の混合比で混合し、識別すべき物品に
固着あるいは染色せしめる。このような混合蛍光材料か
ら発する蛍光スペクトルは、混合蛍光材料の種類、混合
比に特有なスペクトルを発する。したがってこの蛍光発
光を分光測定することにより、識別マークを付した物品
の速やかで正確な識別が行われる。
以上の励起光を照射して蛍光スペクトルを得、それから
得られる2種類以上の蛍光スペクトルを分光して強度ス
ペクトルデータを得、そのデータに一定のデータ処理を
施して2次元パターンで表示させれば、同じ識別マーク
に同じ組み合わせの励起光を照射する限り、常に同じ2
次元パターンが生じる。この2次元パターンの図形は、
上述の識別マークと励起光の組み合わせに応じた特徴あ
る微細な構造を含んでいる。人間の目視による認識は、
2次元のパターン図形に対しては、その微細な差異まで
も迅速に判別する能力を持つことが知られている。した
がって、このような2種以上の励起光による識別マーク
の強度スペクトルデータの2次元パターンへの変換によ
る表示に対して、人間のパターン図形認識の高度な能力
を利用することによって、識別マークを付した物品の速
やかで正確な識別を行うことができる。
種類の蛍光材料を所定の混合比で混合して用いる。その
ため、これから発せられる蛍光スペクトルが、混合蛍光
材料の種類と混合比によってきまる特有なスペクトルを
発する。蛍光材料の種類は無機物、有機物にわたって、
非常に多くの物質が知られており、そのうち、産業上、
安定、安全に、かつ安価に利用できるものの種類だけで
も、多種類存在する。しかも、本発明では、これらの物
質を所定の混合比で混合して用いるので、そのスペクト
ルの組み合わせは無数と言えるほど多い。したがって、
当該混合蛍光材料を作製した者以外の者が、当該混合蛍
光材料の発する蛍光スペクトルと同一の蛍光スペクトル
を、何らかの他の物質の混合物で再現することは、実質
上不可能である。このように、本発明によれば、物品の
識別に使用するマークに用いた混合蛍光材料と、それら
の混合比を知る者以外には、該混合蛍光材料と同一の蛍
光スペクトルを合成することはほぼ不可能である。それ
故、識別マークの秘匿性および後述の困難に対する信頼
性が大きい。
光スペクトルが、全面的にあるいは部分的にオーバーラ
ップする場合は、混合蛍光材料の蛍光スペクトルはそれ
らの合成されたものとなる。そのような場合は、それら
の各構成要素以外の蛍光物質でその合成された蛍光スペ
クトルを再現することは、一層困難となるため、本発明
による識別の信頼性の一層の向上が期待できる。
って、マークが通常の可視光照明下で視認できることが
必要または好ましいな場合と不都合または好ましくない
場合とがある。たとえば、紙幣や有価証券類のすかしの
存在の場合のように、当該物品が識別マークを付されて
識別できる機能を具備していることを明示することが偽
造物の作製を防止する上で有用である場合には、マーク
が通常可視光照明下において有色であってもよい。この
ように、識別マークの存在を明示しても、本発明によれ
ば、マークに使用する混合蛍光材料の種類、それらの混
合比を知る当該物品の製造者以外の者が、このようなマ
ークを、先に述べたように、識別の機能において再現す
ることは、ほぼ不可能であるから、明示することが特に
不利に作用することはないであろう。
での視認が不都合となる場合がある。たとえば、識別を
必要とする物品が美術品、宝飾品など、その物品の色彩
自体にその物品の価値が依存する場合、当該物品の一部
分にでもマークが視認できることは、美術品、宝飾品と
しての当該物品の本来の審美的価値を損なうおそれがあ
る。このような場合、本発明の識別用マークは、たとえ
ば、紫外光励起によってのみ紫外光あるいは可視光の蛍
光を発すればその目的を達するので、通常可視光照明下
では無色透明であることが可能且つ好ましく、その場合
は美術品、宝飾品の審美的価値を低下させることがな
い。
いる光源のスペクトル、蛍光物質の吸収スペクトルおお
び蛍光発光スペクトルを示すスペクトル図である。図
中、スペクトルE、E'は励起用紫外線ランプのスペク
トルで、横軸は波長λ、縦軸は強度を表しており、通常
よく使われる水銀蒸気放電紫外線ランプの線スペクトル
を示している。EとE'のピーク強度の比率は、通常は
物質により決まっている。水銀蒸気放電紫外線ランプの
場合、Eの波長は254nm,E'の中心波長は365
nmである。スペクトルA1(λ)、A2(λ)、A3
(λ)、・・・などは、本発明の混合蛍光材料を構成し
ている個々の蛍光物質の吸収スペクトルを示している。
それら吸収の相対的比率は個々の蛍光物質の種類と混合
比で決まる。また、個々の蛍光物質が蛍光を発するため
には、それらの吸収スペクトルA1(λ)、A2
(λ)、A3(λ)、・・・が、少なくとも励起用紫外
光スペクトルE,E'のいずれか、あるいは両方にオー
バーラップしていなければならない。スペクトルF1
(λ)、F2(λ)、F3(λ)、・・・・は混合蛍光
材料を構成している個々の蛍光物質の蛍光発光スペクト
ルであり、F(λ)は混合蛍光材料が示す蛍光発光スペ
クトルであって、それは、通常、スペクトルF1
(λ)、F2(λ)、F3(λ)、・・・・によって、
の形で表されれる。ただし、スペクトルF(λ)は、波
長に関して、その最大値で規格化した値である。
(λ)、F3(λ)、・・・・の形状、相対的高さは、
励起用紫外スペクトル,の強度と、吸収スペクトルA1
(λ)、A2(λ)、A3(λ)、・・・の波長上の相
対的な位置によって決まる、したがって、励起用紫外光
源の種類と、個々の蛍光物質並びにその混合比を決めれ
ば決まる。それ故、混合蛍光材料の蛍光発光スペクトル
の形状F(λ)は、励起用紫外光源と個々の蛍光物質並
びにその混合比が決まれば決まるものである。
(λ)、・・・・などが、波長に関して、特にオーバー
ラップしている場合を示しており、この場合には、蛍光
発光スペクトルの形状F(λ)から、使用した個々の蛍
光物質並びに混合比を同定することは実際上不可能とな
る。このようにF1(λ)、F2(λ)、F3(λ)、
・・・・が、波長λに関してオーバーラップしている場
合、特に、使用した個々の蛍光物質並びに混合比の秘匿
性に優れている。
マークとして用いるには、識別マークを励起スペクトル
E、E'を持つ水銀蒸気放電紫外線ランプで照射しつ
つ、F(λ)を分光器で測定し、所定のスペクトルに一
致しているか否かをディスプレーモニター上で目視し
て、該マークの付与された物品の識別を行う。蛍光発光
スペクトル形状F(λ)がディスプレーモニター上に表
示されるまでには、F(λ)が光検出器、増幅器(図示
せず)などによって表示電気量に変換されている。変換
されている電気量の波長に対する依存性は、それらの電
気量の初期較正とコンピューター処理によって、常に一
定に維持されている。 《実施例》つぎに、本発明の実施例について図を参照し
て説明する。
図である。1は紫外光2を発光して試料3を照射するた
めの水銀蒸気放電紫外線ランプであり、紫外光2によっ
て照射された試料3は蛍光4 を発し、蛍光4は分光器
5によって分光され、試料3の発する蛍光スペクトルデ
ータが収集される。61、62は水銀蒸気放電紫外線ラ
ンプから出る励起スペクトルE、E'を分離選択するた
めのフィルター、7は得られた分光データから識別パタ
ーンを得るためのデータ処理用コンピューター、8 は
識別パターンを視認によって確認するための識別パター
ン表示用ディスプレーモニターである。蛍光材料の試料
3はそれを付する物体を損なわないため、ごく小さい面
積、例えば半径0.3ミリメートル程度のものであるこ
とが好ましい。
ル、吸収スペクトル、蛍光発光スペクトルを示す。水銀
蒸気放電紫外線ランプから出る励起スペクトルE、E'
はフィルター61、62によって選択分離され、で励起
した場合の蛍光発光スペクトルの形状FE(λ)を図3
(a)に、またE'で励起した場合の蛍光発光スペクト
ルの形状FE'(λ)を図3(b)に、それぞれ示す。
行う測定において、それぞれに得られたスペクトルデー
タFE(λ)とFE'(λ)のそれぞれの波長λの数値を
2次元座標x、yのそれぞれに用い、それらをFE
(x)とFE'(y)と表す。これらスペクトルデータF
E(λ)とFE'(λ)は、先の(1)式のF(λ)同
様、いずれも、それぞれの最大値に対して規格化処理が
なされている。次に、これらスペクトルデータFE
(x)とFE'(y)から2変数関数G(x,y)を合成
する。この合成関数は、一般に、
(x,y)をディスプレーモニター8上にディスプレー
すると、G(x,y)はモニター8上に2次元パターン
として視認できる。このような2次元パターンは、一般
に、後に示す図 5、6 に示すような特徴のある図形
を描く。その結果、測定によって直接得られる生データ
FE(λ)とFE'(λ)とのそれぞれの所定のスペクト
ルに対する一致を見るよりも、はるかに素早く微細な差
異までも、それらを間単に視認することができ、迅速正
確な識別に役立てることができる。
関数形として、好適なものの例を示すと、下の通りであ
る。
が、その他、有界な関数であって、微細な差異がパター
ンとして強調される関数であれば、どれを用いてもよ
い。コンピューター処理における経済性の点では、上記
の例のものが好適であり、その中でも、上位に示したも
の程、経済的である。(4)式の場合、発散を防ぐた
め、分母に微小な定数を付加してある。
コンピューター5でなされる。ディスプレーモニター7
上にディスプレーされる合成関数G(x,y)の視認性
をよくするためのG(x,y)の表示方法としては、等
高線表示、グレースケール表示、等高線+グレースケー
ル表示、等高線またはグレースケールに対応する擬似カ
ラー表示が好適であった。それらの処理はコンピュータ
ー5で行われ、コンピューター付属のキーボードやマウ
スなどの操作指示装置の指示によってディスプレーモニ
ター6上に適宜切り替えてディスプレーされる。微細な
識別を必要とする場合に、それに最も適した表示法を迅
速に選択することができる。
から、(3)式、すなわち、それらの合成関数である、
積関数G(x,y)=FE(x)・FE'(y)を等高線
表示した場合に得られる識別パターンを示している。図
においてFE(x)をx軸に沿って、FE'(y)をy軸
に沿ってそれぞれ示し、且つ図の中にそれらに対応する
それらの積関数の識別パターンG(x,y)が合成され
る様子を示した。
数である(4)式を、図6はFE(x)とFE'(y)と
の差関数である(5)式を、それぞれ用いて等高線表示
した場合の識別パターンを示している。このような特徴
ある識別パターンから、自己の設計した識別マークの微
細な特徴を視認により正確に確認し得る表示が得られ
る。このような特徴ある識別パターンから、自己の設計
した識別マークの微細な特徴を視認により正確に確認し
得る表示が得られる。なお、図5と図6においてはx軸
及びy軸に沿ってそれぞれの関数を示すことを省略した
が、図4と同様にそのような各関数とパターンで示す積
関数が対応している。
データを規格化するステップを経て表示されるので、当
該混合蛍光物質が経時変化によって減少したとしても,
パターン自体は変化しない。したがって,このような識
別マークを長期間にわたって使用することができる。
よびそのための装置を具体的な実施例について述べてき
たが、これらの実施例から類推され、当該分野に精通し
た人によりなされる容易な変形ないしは展開が、本発明
の主旨から本発明の精神内にあると判断される場合に
は、本発明の当該分野への寄与の範囲内にあるものであ
る。したがって、そのような変形や展開も本特許の範囲
内に正当かつ適正に含まれるものである。
クの混合蛍光材料の構成要素としての個々の蛍光材料及
びそれらの混合比を決めれば、マークからの発光スペク
トル形状は、分光上の原理から、励起用光源強度や用い
る分光器の明るさに関係なくきまる。したがって、本発
明による識別マークを持つ物品の識別は常に信頼性高く
行われる。また、スペクトルから識別マークの構成材料
とそれらの混合比を同定することが困難なため、その秘
匿性と信頼性が高く、しかも、励起光源を切り換えて得
られる2つまたは、それ以上のスペクトルデータの2次
元パターンの識別は迅速かつ正確な識別作業を可能とす
る。したがって、高い信頼性をもって迅速な識別を行え
るシステムが実用化できる。
するための励起光スペクトル、吸収スペクトル、蛍光発
光スペクトルを示す図。
するための励起光スペクトル、吸収スペクトル、蛍光ス
ペクトル図。
スペクトル A3(λ) F1(λ),F2(λ),F3(λ),・・・ 蛍光
発光スペクトル F(λ) 混合蛍光材料が示す蛍光発光スペクトル FE(λ),FE'(λ) それぞれE、E'で励起さ
れた蛍光スペクトル FE(x),FE'(y) それぞれ, E、E'で励
起された蛍光スペクトル G(x,y) 2変数合成関数 1 水銀蒸気放電紫外線ランプ 3 試料 5 分光器 61、62 フィルター 7 データ処理用コンピュータ 8 識別パターン表示用ディスプレーモニター
Claims (12)
- 【請求項1】 分光特性の異なる複数の励起光で励起さ
れて蛍光を発する蛍光材料を所定の混合比で混合し、識
別を必要とする平面又は立体形状の物品に塗布または染
色したスペクトル分光用の識別マーク。 - 【請求項2】 個々の蛍光物質の蛍光スペクトルが、全
面的にあるいは部分的にオーバーラップする複数の蛍光
材料を所定の混合比で混合して、識別用の混合蛍光材料
とする請求項1記載の識別マーク。 - 【請求項3】 混合蛍光材料による識別マークが可視光
下で視認できる請求項1または請求項2記載の識別マー
ク。 - 【請求項4】 混合蛍光材料による識別マークが可視光
下で視認できない請求項1または請求項2記載の識別マ
ーク。 - 【請求項5】 前項までの請求項のいずれかにおいて、
2種類またはそれ以上の種類の励起光を照射されて得た
2種類以上の蛍光スペクトルを得ることを特徴とする識
別マーク。 - 【請求項6】 前項までの請求項のいずれかにおいて、
識別マークが小形立体形状の物品の表面の相対的に見て
凹所に設けられている識別マーク。 - 【請求項7】 前記蛍光材料が紫外光励起蛍光材料であ
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかによる識別
マーク。 - 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかにおける識別マ
ークをもつ小形立体形状の物品に励起光を照射する光源
部、 識別マークが励起されて発する蛍光スペクトルを分光し
て強度スペクトルデータを収集する分光装置、 収集した強度スペクトルを、その中の最大値によって規
格化する規格化装置、規格化された2以上の強度スペク
トルを2次元パターンとして表示する表示装置、 を具備する識別装置。 - 【請求項9】 前項までのいずれかの請求項記載の識別
マークに対し、2種類またはそれ以上の種類の励起光源
からの励起光を照射して蛍光スペクトルを得、それらか
ら得られる2種類またはそれ以上の蛍光スペクトルをデ
ーター処理して異なる光源による励起ごとに異なる表示
軸による座標表示を行って2次元パターンを得てディス
プレーし、迅速容易正確な識別性を与えた表示方法。 - 【請求項10】 請求項1〜4及び6のいずれかにおけ
る識別マークをもつ小形立体形状の物品に光源から励起
光を照射するステップ、 識別マークが励起されて発する蛍光スペクトルを分光し
て強度スペクトルデータを収集するステップ、 収集した強度スペクトルを、その中の最大値によって規
格化するステップ、 規格化された2以上の強度スペクトルを2次元パターン
として表示する表示方法。 - 【請求項11】 前記励起光が2種類またはそれ以上の
種類の励起光を照射されて得た2種類以上の蛍光スペク
トルである請求項10の方法。 - 【請求項12】 前記蛍光材料が紫外光励起蛍光材料で
あることを特徴とする請求項10による表示方法。
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