JP2001354328A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置

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JP2001354328A
JP2001354328A JP2000176862A JP2000176862A JP2001354328A JP 2001354328 A JP2001354328 A JP 2001354328A JP 2000176862 A JP2000176862 A JP 2000176862A JP 2000176862 A JP2000176862 A JP 2000176862A JP 2001354328 A JP2001354328 A JP 2001354328A
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Osamu Kamiza
修 神ざ
Motoaki Nakayama
元昭 中山
Meiji Higaki
明治 桧垣
Masataka Hamada
政孝 濱田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿走行路における如何なる場所で原稿のジャ
ムが生じても、原稿を搬送または走行させるためのロー
ラ対に挟まった状態を解除して原稿を損傷させることな
くジャムした原稿を容易に取り出すことを可能にした原
稿の両面読み取り可能な原稿自動送り装置を提供する。 【解決手段】 給紙ローラと分離部材を有して原稿を1
枚に分離し前記プラテンに給紙するための給紙路と、給
紙された原稿をプラテン上に通過させて排出する搬送排
紙路と、プラテン上から排出された原稿を裏返して再び
プラテン上に再給紙するためのスイッチバック路と、を
備え、前記給紙路における一方の給紙ガイド部材と前記
給紙ローラとが給紙ユニットとして構成され、当該給紙
ユニットが回動自在に支持されることにより前記給紙路
の開放を可能にし、さらに、前記給紙路の他方の給紙ガ
イド部材と、前記スイッチバック路の一方のガイド部材
と、前記分離部材とがスイッチバックユニットとして構
成され、当該スイッチバックユニットが回動自在に支持
されることにより、前記スイッチバック路が開放可能に
なるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置にお
ける自動原稿送り装置に関し、特に原稿を一枚ずつ繰り
出して自動的に画像読取位置に給送した後、原稿の表裏
を反転して再び画像読取位置に給送して原稿両面の画像
を読み取るための搬送路を有する自動原稿送り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリ装置やスキャナ装
置等は、給紙トレイ上にセットされた原稿を一枚ずつ繰
り出して、その画像を画像読み取り用のプラテン上に自
動給紙する自動原稿送り装置を具備する。
【0003】このような自動原稿送り装置には、プラテ
ン上で原稿画像を読み取った後に、原稿の表裏を反転さ
せて再びプラテン上に搬送して原稿の両面を読み取るも
のがある。
【0004】この種の自動原稿送り装置の例として、特
開平8−133551号公報には、給紙トレイ上の原稿
をプラテン上に給紙し、プラテン上に対して原稿を移動
させることによりプラテンの下方に停止された読取手段
で原稿の表面画像を読み取り、プラテン上で読み取られ
た原稿を排紙トレイ上でスイッチバックして再びプラテ
ン上に原稿の表裏を反転して供給し、原稿の裏面画像を
読み取るものが開示されており、給紙トレイの下方に排
紙トレイを配置し、給紙トレイと排紙トレイの間で原稿
をスイッチバックするように構成したことによって小型
化された装置を提供している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
原稿送り装置にあっては、ジャムした原稿を取り除くた
めに、給紙トレイからプラテンに至る給紙路の駆動ロー
ラ等を避けた一部を開閉して給紙路でジャムした原稿を
取り除くように構成し、自動原稿送り装置をプラテンに
対して開閉して搬送排紙路でジャムした原稿を取り除く
ようにしたものがある。
【0006】しかしながら、特開平8−133551号
公報に記載の装置では、原稿の搬送路が複雑となるため
原稿のジャムが生じた位置によっては、ジャムした原稿
を容易に取り除くのが困難であって煩雑な作業が必要と
なるという問題があった。特に、搬送方向に短い原稿の
場合に原稿のジャムが発生したときには、原稿の一部の
みが露出して、原稿が搬送路を構成する原稿を走行させ
るためのローラ対に挟まった状態になっている場合が多
く、露出した一部を把持することができたとしても、そ
の原稿は当該ローラ対間で挟持されているので、無理に
原稿を取り出そうとして原稿を破損してしまう場合が多
々あった。
【0007】さらに、原稿をスイッチバックさせて再び
プラテンに給紙する循環路(スイッチバック路)で原稿
がジャムした場合には原稿が全く露出されず、原稿を取
り除くことは非常に困難であった。
【0008】このような、原稿をスイッチバックさせて
再びプラテンに給紙する循環路のジャムした原稿を取り
除くために、その経路の一部を開閉するように構成した
ものがあるが、このような構成にするためには、開閉す
る循環路の上方の給紙路には給紙ローラ等の給紙手段を
配置できないため、循環路の上方を避けて給紙手段を配
置しなければならず、この結果、装置が大型化するとの
問題が生じていた。
【0009】本発明は、原稿走行路における如何なる場
所で原稿のジャムが生じても、原稿を搬送または走行さ
せるためのローラ対に挟まった状態を解除して、原稿を
損傷させることなくジャムした原稿を容易に取り出すこ
とを可能にした原稿自動送り装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
原稿自動送り装置は、給紙ローラと分離部材を有して原
稿を1枚に分離し前記プラテンに給紙するための給紙路
と、給紙された原稿をプラテン上に通過させて排出する
搬送排紙路と、プラテン上から排出された原稿を裏返し
て再びプラテン上に再給紙するためのスイッチバック路
と、を備え、前記給紙路における一方の給紙ガイド部材
と前記給紙ローラとが給紙ユニットとして構成され、当
該給紙ユニットが回動自在に支持されることにより、前
記給紙路が開放可能になる、ように構成した。
【0011】本発明は、さらに、通常、装置の内部側に
配置されるスイッチバック路内において原稿がジャムし
た場合においても原稿を容易に取り出し可能にするべ
く、前記給紙路の他方の給紙ガイド部材と、前記スイッ
チバック路の一方のガイド部材と、前記分離部材とがス
イッチバックユニットとして構成され、当該スイッチバ
ックユニットが回動自在に支持されることにより、前記
スイッチバック路が開放可能になる、ように構成した。
【0012】ここで、前記給紙ユニットは、本装置の外
装カバーに取り付けられる。また、前記給紙ユニット
は、前記給紙路の下流側を支点として回動自在に支持さ
れ、前記スイッチバックユニットは、スイッチバック路
の上流側を支点として回動自在に支持される。これによ
って、給紙路とスイッチバック路の双方が同時に開放さ
れるのである。
【0013】具体的には、前記スイッチバックユニット
は、プラテン上から排出された原稿の搬送方向の前後を
逆転するためのスイッチバックローラ対の一方のローラ
を含み、前記スイッチバックユニットの回動支点を前記
一方のスイッチバックローラの回転軸に設けられる。
【0014】また、本装置においては、前記給紙ユニッ
ト又は前記スイッチバックユニットの開放により、前記
スイッチバックローラ対を構成する双方のローラが離間
するように構成したことにより、原稿がスイッチバック
ローラ間に挟まれた状態でのジャムにたいしても対処し
ている。
【0015】また、前記スイッチバック路の開放は、前
記給紙路の開放状態において可能にしている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る原稿自動送り
装置の詳細を図面に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明に係る画像読取装置に搭載さ
れた自動原稿送り装置を示す縦断面図であり、図2はそ
の自動原稿送り装置の主要部を示す縦断面図である。
【0018】図1において、10は画像読取装置本体1
に搭載された自動原稿送り装置であり、自動原稿送り装
置10は装置本体1のコンタクトガラス2上面を通過す
るように原稿を搬送するようになっている。装置本体1
は、コンタクトガラス2を介してランプ等の光源3から
の光を搬送される原稿に照射し、その反射光をミラー4
で反射させてCCDなどの読取手段により光電変換した
原稿画像を読み取る。
【0019】すなわち、コンタクトガラス2上面が装置
本体1の読取部を構成している。尚、装置本体1は原稿
を載置可能な面積のコンタクトガラス5も備えており、
自動原稿送り装置10を開閉してコンタクトガラス5上
面に載置された原稿を光源3やミラー4などからなる光
源ユニットを副走査方向に移動させることによってコン
タクトガラス5を介して原稿の画像を読み取ることもで
きるようになっている。
【0020】自動原稿送り装置10は、複数枚の原稿を
載置可能な給紙トレイ15と、給紙トレイ15上の原稿
を1枚づつ分離してコンタクトガラス2に向けて給送す
る給紙部(給送手段)11と、原稿をコンタクトガラス
2上面に沿って通過させる搬送部12と、コンタクトガ
ラス2上面を通過した原稿を受け取って排出する排出部
13と、この排出部13から排出される画像を読み取ら
れた原稿を収納する排紙トレイ16と、を備えている。
さらに、この原稿搬送装置10は、コンタクトガラス2
上面から排出される原稿の排出部13でスイッチバック
させ、再び給送部11に送り込みコンタクトガラス2上
面に給送させるスイッチバック部14と、を具備してい
る。ここで、給紙トレイ15は、ある程度の角度で傾斜
して、排紙トレイ16の上方に空間を確保して配置され
ている。
【0021】給紙トレイ15に載置された原稿は、その
側部を規制するサイドガイド17で規制され、ストッパ
60に先端を規制されるようになっている。また、給紙
トレイ15は、載置された原稿の先端側の15aを支点
として、回動自在に取り付けられている。
【0022】給紙部11は、下降して給紙トレイ15上
の原稿の最上面に接し、原稿を繰り出す昇降自在な繰り
出しローラ18、繰り出しローラ18で繰り出された原
稿を給紙する給紙ローラ19と最上位原稿を1枚のみを
通過して2枚目以降の原稿の給紙を阻止する分離パット
20で構成された分離手段、この分離手段で1枚に分離
された原稿の先端を突き当てて整合した後に下流側に送
るレジストローラ対21で構成され、給紙路25に沿っ
て原稿を給紙する。
【0023】給紙路25は、図3に示すように上ガイド
板25aおよび下ガイド25bが対向して形成されてお
り、上ガイド板25aは回動支点10cに回動可能に支
持された外装カバー10aに固設されて一体に反時計廻
りに回動されることにより開閉することができるように
なっている。なお、外装カバー10aには繰り出しロー
ラ18や給紙ローラ19、レジストローラ対21の従動
ローラ21b、ストッパ60が配設されて一体に回動す
るようになっている。これにより、原稿トレイ15の給
紙口からコンタクトガラス2の手前までの給紙路25の
全てが連続して露出するように開放され、容易にジャム
原稿を取り除くができる構成となっている。
【0024】搬送部12は、コンタクトガラス2の上流
側にコンタクトガラス2に原稿を供給する一対の搬送ロ
ーラ22、下流側にコンタクトガラス2から原稿を排出
する一対の搬送ローラ23を備えており、原稿は本体1
側のコンタクトガラス2及びすくい上げガイド6と自動
原稿送り装置10側のバックアップガイド26aで形成
された搬送路26に沿って搬送される。
【0025】排出部13とスイッチバック部14は排紙
トレイ16側の一部を共有しており、原稿を排紙トレイ
16に排紙する排紙ローラ対24が設けられている。こ
の排紙ローラ対24は、後述するが両面モードの際に原
稿の後端側をニップした状態で逆回転して原稿をスイッ
チバックして給紙部11に送るように制御され、さらに
排紙ローラ対24はスイッチバック部14から給紙部1
1及び搬送部12を介して循環される原稿の先後端がす
れ違う際に支障なく搬送できるように排紙駆動ローラ2
4aから排紙従動ローラ24bが離間するように構成さ
れている。また、排出部13とスイッチバック部14の
共有部には、原稿を給紙部11に案内するフラッパ29
が設けられている。このフラッパ29は、常時付勢バネ
(図示せず)で下方に付勢されており、原稿が排紙路2
7に沿って排紙ローラ対24に送られる際には、排紙さ
れる原稿の先端により上方に押し上がり原稿の通過を許
容し、排紙ローラ対24にて原稿をスイッチバックする
際には下方に位置して排紙路27を塞ぎ、スイッチバッ
ク路28に原稿を案内するように構成されている。
【0026】排紙路27は、コンタクトガラス2に対向
して設けられたバックアップガイド26aを延設した排
紙上ガイド27aと、排紙トレイ16と一体に樹脂形成
された排紙下ガイド27bで形成され、スイッチバック
路28は、フラッパ29の原稿案内面に連続して設けら
れたスイッチバック下ガイド28bとスイッチバック上
ガイド28aとで原稿をレジストローラ対21のニップ
点に案内するように形成されている。つまり、スイッチ
バック路28と給紙路25とはレジストローラ対21の
ニップ点で合流するように構成されており、この合流位
置にはレジストローラ対21のニップ点に原稿を誘込む
マイラ28cが延設されている。
【0027】ここで、スイッチバック上ガイド28a
は、図4に示すように給紙下ガイド25bと一体に形成
されており、この一体ガイドは排紙駆動ローラ24aの
回転軸を支点として時計方向に回動可能に支持さてい
る。なお、スイッチバック上ガイド28aと給紙下ガイ
ド25bとを一体としたガイドには分離パット20及び
分離パット20の付勢バネ20aが取り付けられ一体に
回動するようになっている。これにより、排紙ローラ対
24からレジストローラ対21に至るスイッチバック路
28の全てが連続して露出するように開放されるので、
容易にジャム原稿を取り除くができる。
【0028】また、外装カバー10aが給紙路25を開
放した状態でなければ、スイッチバック路28を開放す
ることができないため、原稿のジャム位置によって適切
な処理ができる。
【0029】次に、各ローラの駆動構成について図5、
図6に基づき説明する。なお、自動原稿送り装置10
は、正逆転自在な給紙モータM1と搬送モータM2で各
ローラを駆動するように構成されており、図5は給紙モ
ータM1の駆動伝達系を示すものであり、図6は搬送モ
ータM2の駆動伝達系を示すものである。
【0030】まず、給紙モータM1の駆動伝達系は、図
5で示すように給紙モータM1の正転駆動はプーリP1
6からプーリP36にタイミングベルトT16を介して
伝達され、プーリP36の駆動はギヤZ17、ギヤZ1
9、給紙ローラ19の駆動軸に取り付けられたギヤZ1
8の順に伝達されて、給紙ローラ19が原稿を給紙する
方向に回転する。給紙ローラ19の駆動軸には、プ−リ
P18が設けられており、繰り出しローラ18の軸に設
けられたプーリP11との間に張架したタイミングベル
トT2を介して繰り出しローラ18にも駆動が伝達され
る。また、給紙ローラ19の駆動軸には、繰り出しロー
ラ18を支持する昇降アーム18aの一端側が取り付け
られており、この駆動軸の給紙方向の回転(給紙モータ
M1の正転駆動)により昇降アームが回動して繰り出し
ローラ18が下降し、繰り出しローラが原稿に接触する
と、バネクラッチA、バネクラッチBの作用により昇降
アーム18aに対して給紙ローラ19の駆動軸は空転す
るように構成している。このとき、レジスト駆動ローラ
21aは、その駆動軸に設けられたプーリP28と、プ
−リP36と同軸に設けられたプーリP22に張架した
タイミングベルトT3により連結されているが、プーリ
P28内に設けられたワンウエイクラッチOW1の作用
で回転しない。
【0031】給紙モータM1の逆転駆動は、プーリP1
6からプーリP36にタイミングベルトT16を介して
伝達され、プーリP36と同軸に設けられたプーリ22
からタイミングベルトT3を介してレジスト駆動ローラ
21aの軸に取り付けられたプーリP28に伝達され、
レジスト駆動ローラ21aを給紙方向に回転させる。こ
のとき、給紙ローラ19の駆動軸にも給紙モータM1の
逆転駆動が伝達され、昇降アーム18aを反時計回りに
回動させることにより繰り出しローラを上昇させるが、
給紙ローラ19はその内部に設けられたワンウエイクラ
ッチOW2の作用で回転しない。上昇された昇降アーム
は規制部材(図示せず)に当接し、バネクラッチCの作
用により昇降アーム18aに対して給紙ローラ19の駆
動軸は空転するように構成している。
【0032】このような構成において、給紙ローラ19
の駆動軸に取り付けられたギアZ18は、繰り出しロー
ラ18、給紙ローラ19とともに、外装カバー10aに
配設されて一体に回動するようになっており、図7に示
すように外装カバー10aが回動して給紙路25を開放
することによりギヤZ19から離間し、閉鎖することに
よりギヤZ19と歯合するようになっている。また、給
紙路25を閉鎖させる際にギアZ18とギアZ19が円
滑で、かつ確実に歯合するように、外装カバー10aの
閉鎖時のギヤZ18の中心を外装カバー10aの回動支
点10cとギヤZ19の中心とを結ぶ直線上(図7の2
点斜線)に位置に設けている。なお、図7中において、
実線は外装カバー10aが閉鎖した状態を、点線は開放
した状態をそれぞれ示している。
【0033】次に、図6で示すように搬送モータM2の
駆動伝達系は、その駆動軸に設けられたプーリP26か
らタイミングベルトT4を介してプーリP46に駆動を
伝達し、プーリP46の同軸に設けられたプ−リP33
からタイミングベルトT6を介して搬送駆動ローラ23
aの軸に取り付けられたプーリP32に駆動が伝達され
て搬送駆動ローラ23aが正回転または逆回転される。
さらに、プーリP32に伝達された駆動は、タイミング
ベルトT7を介して搬送駆動ローラ22aの軸に取り付
けられたプーリP31に駆動が伝達されて搬送駆動ロー
ラ22aが正回転または逆回転されるように構成されて
いる。また、タイミングベルトT4を介してプーリP4
6に伝達された搬送モータM2の駆動は、プーリP46
の同軸に設けられたプ−リP42からタイミングベルト
T5を介して排紙駆動ローラ24aの軸に取り付けられ
たプーリP48に駆動が伝達されて排紙駆動ローラ24
aが正回転または逆回転される。
【0034】さらに、排紙ローラ対24を離間させる駆
動源としての圧接ソレノイドSOLが設けられている。
この圧接ソレノイドSOLは、圧接ソレノイドSOLを
励磁(ON)することにより排紙従動ローラ24bを排
紙駆動ローラ24aに圧接する位置に移動させ、励磁を
解除(OFF)することにより排紙従動ローラ24bを
排紙駆動ローラ24aから離れる方向に付勢する付勢バ
ネの作用で排紙従動ローラ24bを排紙駆動ローラ24
aから離間する位置に移動させるように構成されてい
る。
【0035】ここで、外装カバー10aを回動させ給紙
路25を開放状態にすると、インターロックスイッチに
よって各ローラを駆動する給紙モータM1、搬送モータ
M2の駆動を断ち、また電磁ソレノイドの励磁を解除し
ている。このように、給紙モータM1、搬送モータM2
を断つことによりジャム原稿を取り除く際の安全性を確
保できる。さらに、圧接ソレノイドSOLの励磁を解除
しているので、排紙ローラ対が離間してスイッチバック
路28を開放してジャム原稿を取り除くこと際に排紙ロ
ーラ対24から原稿を引き抜くことがないため原稿が損
傷することがない。
【0036】上記ではインターロックスイッチを採用し
て強制的に給紙モータM1、搬送モータM2、圧接ソレ
ノイドSOLの駆動を切断したが、外装カバーの開閉状
態を検出して各ローラを停止するように各モータを制御
するとともに、排紙ローラ対24を離間させるように圧
接ソレノイドSOLを制御しても良い。
【0037】また、スイッチバック路28を開放によっ
て作動するインターロックスイッチを設け、給紙路25
の開放で給紙ローラM1の駆動を切断し、スイッチバッ
ク路の開放で搬送モータM2、圧接ソレノイドSOLの
駆動を切断するようにしても良い。
【0038】原稿トレイ15には、原稿給紙方向に複数
のセンサS1,S2,S3(図1)が設けられており、
この複数のセンサS1,S2,S3のON−OFF状態
により原稿トレイ上に載置された原稿の長さが検出され
る。また、給紙トレイ15上に載置された原稿の幅方向
をサイドガイド17の移動量によって出力が変化するボ
リューム(図示せず)から検出し、この原稿幅の検出結
果と複数のセンサS1,S2,S3によって検出される
原稿長さに基づき原稿サイズを判断する。
【0039】また、原稿を案内する経路中には、給紙ト
レイ15上に原稿が載置されたことを検出するエンプテ
ィセンサS4、給紙路25を給紙される原稿の端部を検
出するレジストセンサS5、コンタクトガラス2の手前
に設けられ原稿の端部を検出するリードセンサS6(図
6)、コンタクトガラス2から排出される原稿の端部を
検出する排出センサS7がそれぞれ設けられている。
【0040】これらの各センサS1〜S7は、装置全体
の駆動を制御するCPUに接続されており、各センサか
らの検知信号に基づいて、上述した各モータM1、M2
が駆動されると共に圧接ソレイドSOLの励磁がなされ
る。次に、上記構成からなる自動原稿送り装置の原稿搬
送制御動作を具体的に説明する。なお、必要に応じて原
稿の搬送状態を模式的に示した図8、図9、図10、図
11を参照する。
【0041】まず、原稿の片面を読み取る片面モードに
ついて説明すると、エンプティセンサS4がON状態、
すなわち給紙トレイ15上に原稿が載置されたことが検
知されると給紙モータM1が正転駆動され、1枚目の原
稿D1が給紙される。このとき、繰り出しローラ18と
給紙ローラ19は、原稿送り方向に回転されるが、レジ
ストローラ対21はワンウエイクラッチOW1の作用に
よって回転しない。そして、レジストセンサS5が給送
された原稿の先端を検知すると、その検知から所定時間
後に給紙モータM1は一旦停止される。給紙モータM1
が停止したとき、原稿の先端はレジストローラ対21の
ニップ部に当て付けられてたわみが形成され、原稿の先
端が整合されスキューが除去される(図8(a)参
照)。
【0042】そして、この一旦停止後、給紙モータM1
は逆転駆動されると共に、搬送モータM2が駆動され、
さらに圧接ソレノイドSOLが励磁される。このとき、
繰り出しローラ18は原稿から離間する位置に上昇し、
給紙ローラ19は、ワンウエイクラッチOW1の作用に
よって駆動が断たれ、レジストローラ対21のレジスト
駆動ローラ21aは原稿送り方向に回転される。
【0043】上記モータM1,M2の回転駆動により、
原稿D1は給紙路25から搬送路26に搬送され、リー
ドセンサS6が原稿D1の先端の通過を検知した後、所
定時間経過して給紙モータM1は停止され、搬送モータ
M2は一時的に停止される(図8(b)参照)。そし
て、画像読取装置本体1からの読取搬送信号を受けると
搬送モータM2が再駆動される。原稿D1の表面(片
面)は読取手段によって副走査され、読み取られる。こ
のとき、原稿D1は、その先端で排紙路27を塞ぐよう
に配置されたフラッパ29の先端を押し上げて排紙トレ
イ16上に搬送される。
【0044】原稿D1が送り出された後、レジストセン
サS5が原稿D1の後端の通過を検知すると、給紙トレ
イ15に次の原稿があるか否か確認し、給紙トレイ15
に原稿がある場合、1枚目の原稿D1と同様に2枚目の
原稿D2の給紙動作が始まる。2枚目の原稿D2の給紙
に際しては先の原稿の場合と同様に給紙モータM1の正
転駆動により繰り出しローラ18、給紙ローラ19が回
転し原稿D2をレジストローラ対21のニップ点に突き
当ててスキューの除去がなされる(図8(c)参照)。
そして、給紙モータM1が逆転駆動されて、リードセン
サS6が次の原稿の先端を検出してから所定時間後に給
紙モータM1の駆動は停止され、搬送モータM2も停止
する。ここで、原稿D2は、その先端位置がコンタクト
ガラスの手前で停止した状態となっており、また、1枚
目の原稿D1はその後端側を排紙ローラ対24にニップ
されて停止する(図9(d)参照)。
【0045】そして、画像読取装置本体1からの読取搬
送信号を受けると搬送モータM2が再駆動される。原稿
D2の表面は前述した読取手段によって副走査され、読
み取られる。この2枚目の原稿D2読み取り中に1枚目
の原稿D1は、排紙トレイ16上に排紙されることとな
る(図9(e)参照)。
【0046】原稿D2の後端の通過をレジストセンサS
5が検出すると、エンプティセンサS4が次の原稿の存
在を検知しているか否か確認し、存在する場合には、2
枚目の原稿D2と同様に3枚目の原稿D3の給紙動作を
始める。以降、エンプティセンサS4が原稿の存在を検
知している限り、原稿D4,D5等のそれ以降の原稿に
ついても同様な処理が行われる。
【0047】なお、最後の原稿は、排出センサS7が最
後の原稿の後端を検知してから排紙トレイ16に排紙さ
れるのに要する時間後に搬送モータM2を駆動が停止、
圧接ソレノイドSOLの励磁を解除して、全ての原稿の
処理が終了する。
【0048】次に、まず、原稿の片面を読み取る両面モ
ードについて説明する。給紙トレイ15上に原稿が載置
されたことがエンプティセンサS4で検知されると1枚
目の原稿D1は片面モードと同様に給紙モータM1の正
転駆動により繰り出しローラ18、給紙ローラ19を回
転させ、レジストローラ対21のニップ点に原稿を突き
あててスキューを除去し、給紙モータM1の逆転駆動と
搬送モータM2の正転駆動により搬送される原稿D1
は、その先端をリードセンサS6に検知された後に給紙
モータM1、搬送モータM2は一時的に停止され、原稿
D1はその先端位置がコンタクトガラス2の手前で停止
した状態となる。このとき、圧接ソレノイドSOLが励
磁されて排紙ローラ対24が圧接される(図10(a)
参照)。
【0049】そして、画像読取装置本体1からの読取搬
送信号を受けると搬送モータM2が正転駆動されことに
より、原稿の表面はコンタクトガラス2上に送られて読
取手段によって副走査され、読み取られて、コンタクト
ガラス2で読取処理された原稿D1は排紙路27に案内
される。
【0050】排紙路27に案内された原稿D1は、その
先端で排紙路27を塞ぐように配置されたフラッパ29
の先端を押し上げて排紙トレイ16上に搬送される。こ
の搬送状態で、排紙センサS7が原稿D1の後端を検知
してから原稿D1の後端がフラッパ29の位置を通過す
るのに要する時間が経過すると搬送モータM2の駆動が
停止され、原稿D1はその後端側が排紙ローラ対24に
ニップされて停止する(図10(b)参照)。
【0051】その後、搬送モータM2は逆転駆動され
る。これにより、排紙駆動ローラ24aは逆回転し、原
稿D1はスイッチバックされ、原稿の通過に伴って排紙
路27を塞ぐ位置に移動したフラッパ29の原稿案内面
に沿ってスイッチバック路28を案内される。逆転駆動
される搬送モータM2は、スイッチバック路28に案内
される原稿D1の先端がレジストセンサS5で検知され
た後に、レジストローラ対21のニップ部でたわみが形
成されて、スキューを除去して、所定時間経過後に停止
される(図10(c)参照)。このように、本発明の実
施例においては、排紙ローラ対24は、原稿をスイッチ
バックさせるためのスイッチバックローラ機能を兼用し
ているが、これを別個に設けることも可能である。
【0052】そして、原稿D1を再給紙するために給紙
モータM1を逆転駆動する。給紙モータM1の逆転駆動
によりレジスト駆動ローラ21aが給紙方向に回転し、
レジストローラ対21に原稿D1の先端が確実にニップ
する時間経過後に、圧接ソレノイドSOLの励磁を解除
し、排紙従動ローラ24bを下方に移動させて排紙駆動
ローラ24aから離間させるとともに、搬送モータM2
を正転駆動する。
【0053】原稿D1は給紙路25に沿って反転されて
給紙され、その先端がリードセンサS6によって検知さ
れると、搬送モータM2は所定時間後に停止するととも
に給紙モータM1を停止する。その後、画像読取装置本
体1からの読取搬送信号により搬送モータM2が再駆動
され、原稿D1の裏面が読取手段によって副走査されて
読み取られる。このとき、排紙トレイ16に送られる原
稿D1の先端側と再給紙される原稿D1の後端側が排紙
ローラ対24を含む排紙路27とスイッチバック路28
の共通部ですれ違うこととなるが、排紙ローラ対24が
離間した状態となっているため支障なく搬送ができる
(図11(d)参照)。
【0054】その後、レジストセンサS5が原稿D1の
後端を検知したとき、圧接ソレノイドSOLが励磁され
て排紙ローラ対24が圧接され、排紙センサS7が原稿
D1の後端を検知してから時間t11が経過すると搬送
モータM2の駆動が停止し、原稿D1はその後端側が排
紙ローラ対24にニップされて停止する(図11(e)
参照)。
【0055】そして、原稿D1は排紙トレイ16に頁順
を揃えて排紙するために、搬送モータM2を逆転駆動
し、スイッチバック路28にてレジストローラ対21の
ニップ部に原稿D1の先端を突き当ててスキューを除去
し、給紙モータM1の逆転駆動により給紙路25に沿っ
て反転されて送り、リードセンサS6の原稿D1の先端
検出により給紙モータM1の駆動を停止する。
【0056】そして、搬送モータM2を正転駆動ととも
に圧接ソレノイドSOLを解除して、原稿D1はコンタ
クトガラス2上に搬送されることになるが、ここでは原
稿D1の読取走査しないため、コンタクトガラス2の手
前で停止することなく、排紙路27に搬送される。
【0057】この原稿D1が排紙路27に搬送される過
程で、レジストセンサS5が原稿D1の後端を検出する
と、圧接ソレノイドSOLが励磁して排紙ローラ対24
を圧接するとともに、給紙トレイ15の原稿の有無を確
認し、次の原稿D2がある場合、1枚目の原稿D1と同
様に2枚目の原稿D2の給紙動作を始める。
【0058】2枚目の原稿D2の給紙制御の工程は1枚
目の原稿D1の場合と同様に給紙モータM1の正転駆動
により繰り出しローラ18、給紙モータ19が回転し原
稿D2をレジストローラ対21のニップ点に突き当てて
スキューの除去がなされる(図11(f)参照)。
【0059】そして、給紙モータM1が逆転駆動されて
原稿D2は給紙路25に沿って送られ、2枚目の原稿D
2の読み取り中に1枚目の原稿D1が排紙トレイ16に
排紙される。
【0060】以降、2枚目の原稿D2は、1枚目の原稿
D1と同様の制御工程で処理されることとなり、エンプ
ティセンサS4が原稿の存在を検知している限り、原稿
D3,D4…についても同様な処理が行われる。
【0061】なお、最後の原稿は、排出センサS7が最
後の原稿の後端を検知してから排紙トレイ16に排紙さ
れるのに要する時間後に搬送モータM2の駆動を停止
し、圧接ソレノイドSOLの励磁を解除して、全ての原
稿の処理を終了する。
【0062】上述したように本実施形態では、上ガイド
板25aが外装カバー10aに固設されて一体に反時計
廻りに回動されることにより開閉することができるよう
になっており、さらに、外装カバー10aには繰り出し
ローラ18や給紙ローラ19、レジストローラ対21の
従動ローラ21bが配設されて、これらも一体に回動す
るようになっているので、給紙路25の給紙口からコン
タクトガラス2の手前までの給紙路25の全てが連続し
て露出するように開放され、給紙部25ジャムした原稿
を容易にジャム原稿を取り除くができる。
【0063】また、スイッチバック上ガイド28aとに
給紙下ガイド25bとを一体に形成して、この一体ガイ
ドを回動可能に支持し、さらに、このガイドには分離パ
ット20及び分離パット20の付勢バネ20aが取り付
けられ一体に回動するようにしたので、排紙ローラ対2
4からレジストローラ対21に至るスイッチバック路2
8の全てが連続して露出するように開放され、スイッチ
バック路28のジャム原稿が容易に取り除くができる。
【0064】さらに、外装カバー10aを開放すること
で、圧接ソレノイドの励磁を解除し、排紙ローラ対24
を離間されたので、スイッチバック路28でジャムした
原稿を取り除く際に原稿を損傷する恐れがない。
【0065】このように、本発明は、原稿走行路におけ
る如何なる場所で原稿のジャムが生じても、原稿を搬送
または走行させるためのローラ対に挟まった状態を解除
して原稿を損傷させることなくジャムした原稿を容易に
取り出すことを実現したのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像読取装置に搭載された自動
原稿送り装置の縦断面図である。
【図2】 図1に示す自動原稿送り装置の拡大縦断面図
である。
【図3】 図1に示す自動原稿送り装置の原稿搬送経路
を開放したときの状態を示す図である。
【図4】 図1に示す自動原稿送り装置の原稿搬送経路
を開放したときの状態を示す図である。
【図5】 図1に示す自動原稿送り装置の駆動図であ
る。
【図6】 図1に示す自動原稿送り装置の駆動図であ
る。
【図7】 図1に示す自動原稿送り装置の原稿経路を開
閉したときの駆動連結を示す図である。
【図8】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モードに
おける原稿の搬送状態を模式的に示した図である。
【図9】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モードに
おける原稿の搬送状態を模式的に示した図である。
【図10】 図1に示す自動原稿送り装置の両面モード
における原稿の搬送状態を模式的に示した図である。
【図11】 図1に示す自動原稿送り装置の両面モード
における原稿の搬送状態を模式的に示した図である。
【符号の説明】
10 自動原稿送り装置 10a 外装カバー 11 給紙部 12 搬送部 13 排出部 14 スイッチバック部 15 給紙トレイ 16 排紙トレイ 18 繰り出しローラ 19 給紙ローラ 20 分離パット 20a 付勢バネ 21 レジストローラ対 21b レジスト従動ローラ 25 給紙路 24 排紙ローラ対(スイッチバックローラ) 24a 排紙駆動ローラ 25a 給紙上ガイド 25b 給紙下ガイド 28 スイッチバック路 28a スイッチバック上ガイド Z18,Z19 ギア
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 H04N 1/00 108Q (72)発明者 神ざ 修 山梨県南巨摩郡増穂町小林430番地1 ニ スカ株式会社内 (72)発明者 中山 元昭 山梨県南巨摩郡増穂町小林430番地1 ニ スカ株式会社内 (72)発明者 桧垣 明治 山梨県南巨摩郡増穂町小林430番地1 ニ スカ株式会社内 (72)発明者 濱田 政孝 山梨県南巨摩郡増穂町小林430番地1 ニ スカ株式会社内 Fターム(参考) 2H076 BA15 BA17 BA33 BA42 BA47 BA48 BA49 3F053 BA03 BA14 EA01 EB01 EB04 EC02 ED15 LA01 LB02 3F100 AA03 BA14 CA01 CA12 EA02 3F343 FA03 FB01 FC10 JA14 JD08 KB05 KB06 KB13 LA04 LA15 LC11 5C062 AA02 AA05 AB02 AB17 AB30 AB31 AC02 AC11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚ずつ繰り出された原稿をプラテン上
    に走行させて当該原稿の画像を読み取るための自動原稿
    送り装置において、給紙ローラと分離部材を有して原稿
    を1枚に分離し前記プラテンに給紙するための給紙路
    と、給紙された原稿をプラテン上に通過させて排出する
    搬送排紙路と、プラテン上から排出された原稿を裏返し
    て再びプラテン上に再給紙するためのスイッチバック路
    と、を備え、前記給紙路における一方の給紙ガイド部材
    と前記給紙ローラとが給紙ユニットとして構成され、当
    該給紙ユニットが回動自在に支持されることにより、前
    記給紙路が開放可能になる、ように構成されたことを特
    徴とする自動原稿送り装置。
  2. 【請求項2】 前記給紙路の他方の給紙ガイド部材と、
    前記スイッチバック路の一方のガイド部材と、前記分離
    部材とがスイッチバックユニットとして構成され、当該
    スイッチバックユニットが回動自在に支持されることに
    より、前記スイッチバック路が開放可能になる、ように
    構成されたことを特徴とする請求項1に記載の自動原稿
    送り装置。
  3. 【請求項3】 前記給紙ユニットは、外装カバーに取り
    付けられたことを特徴とする請求項1に記載の自動原稿
    送り装置。
  4. 【請求項4】 前記給紙ユニットは、前記給紙路の下流
    側を支点として回動自在に支持され、前記スイッチバッ
    クユニットは、スイッチバック路の上流側を支点として
    回動自在に支持された、ことを特徴とする請求項2又は
    3に記載の自動原稿送り装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチバックユニットは、プラテ
    ン上から排出された原稿の搬送方向の前後を逆転するた
    めのスイッチバックローラ対の一方のローラを含み、前
    記スイッチバックユニットの回動支点を前記一方のスイ
    ッチバックローラの回転軸に設けたことを特徴とする請
    求項4に記載の自動原稿送り装置。
  6. 【請求項6】 前記給紙ユニット又は前記スイッチバッ
    クユニットの開放により、前記スイッチバックローラ対
    を構成する双方のローラが離間する、ように構成された
    ことを特徴とする請求項5に記載の自動原稿送り装置。
  7. 【請求項7】 前記スイッチバック路の開放は、前記給
    紙路の開放状態において可能になる、ことを特徴とする
    請求項2又は4に記載の自動原稿送り装置。
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