JP2001352599A - マルチチャンネルオーディオ再生装置 - Google Patents
マルチチャンネルオーディオ再生装置Info
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- H04N9/806—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components with processing of the sound signal
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- H04S3/00—Systems employing more than two channels, e.g. quadraphonic
Abstract
の増加しても、ハードウエアを変更せずに、対応するこ
とができるオーディオ再生装置を提供する。 【解決手段】 入力オーディオ信号のマルチチャンネル
・フォーマットに必要なチャンネル数よりも少ない数の
複数個のオーディオパワーアンプ7a〜7eを備える。
入力オーディオ信号をデコードするデコード部3と、複
数個のオーディオパワーアンプ7a〜7eとの間に、デ
コード部3からのマルチチャンネル・フォーマットの複
数チャンネルのデコード出力を入力チャンネルとして受
け、複数個のオーディオパワーアンプ7a〜7eの数以
下のチャンネル数のオーディオ信号を出力チャンネルと
して出力する信号処理部4を設ける。制御部10は、ユ
ーザインタフェース手段11で受け付けられた、複数個
のオーディオパワーアンプの出力が供給される複数個の
スピーカの配置についての設定情報に基づいて、信号処
理部4における処理を制御する。
Description
(Digital Video Disc)ビデオの音
声フォーマットであるAC−3(Audio Code
Number3)や、dts(digital th
eater system)などのマルチチャンネルサ
ラウンドのフォーマットのオーディオ信号の再生装置に
関する。
ては、マルチチャンネルサラウンド方式が採用されてお
り、AC−3やdtsなどの5.1チャンネルが、よく
知られている。この5.1チャンネルのマルチチャンネ
ルサラウンドシステムは、フロント左右の2チャンネ
ル、フロントセンタの1チャンネル、リア左右の2チャ
ンネルの合計5チャンネルと、サブウーハーとが、スピ
ーカ配置として規定されている。
dio Visual)アンプなどのマルチチャンネル
オーディオ再生装置では、従来は、前記音声フォーマッ
トで規定されている最大数のオーディオパワーアンプを
内蔵することを前提としており、上述の5.1チャンネ
ルのサラウンドを前提としたマルチチャンネルオーディ
オ再生装置では、通常、5個(サブウーハーについては
パワーアンプは設けない)のオーディオパワーアンプを
内蔵している。
マルチチャンネルサラウンド方式として、THX−EX
やdts−ESのように、リアセンタを加えてリアを3
チャンネルに拡張した6.1チャンネルの音声フォーマ
ットが規格化されている。
のオーディオパワーアンプを内蔵することを前提とする
従来の手法では、この新たな6.1チャンネルに対応す
るためには、マルチチャンネルオーディオ再生装置に、
6個のオーディオパワーアンプを内蔵させるように、ハ
ードウエアを変更するようにしなければならない。
トのチャンネル数に応じたパワーアンプを内蔵する方式
の場合には、新たなフォーマットが登場する度に、チャ
ンネル数の増加分だけ、パワーアンプを増設する必要が
あり、きりがない。また、高価なパワーアンプ部品の追
加分のコストだけでなく、ハードウエアの変更による組
み立てコストが増加して、再生装置の価格が高価格にな
ってしまう。
ウエアを変更せずに、マルチチャンネルサラウンドのチ
ャンネル数の増加に対応することができるようにしたオ
ーディオ再生装置を提供することを目的とする。
め、請求項1の発明によるマルチチャンネルオーディオ
再生装置は、所定のマルチチャンネル・フォーマットの
入力オーディオ信号をデコードするデコード部と、前記
入力オーディオ信号の前記マルチチャンネル・フォーマ
ットに必要なチャンネル数よりも少ない数の複数個のオ
ーディオパワーアンプと、前記デコード部と、前記複数
個のオーディオパワーアンプとの間に設けられ、前記デ
コード部からの前記マルチチャンネル・フォーマットの
複数チャンネルのデコード出力を入力チャンネルとして
受け、前記複数個のオーディオパワーアンプの数以下の
チャンネル数のオーディオ信号を出力チャンネルとして
出力する信号処理部と、複数個のオーディオパワーアン
プの出力が供給される複数個のスピーカの配置について
のユーザによる設定情報を受け付けるためのユーザイン
タフェース手段と、前記ユーザインタフェース手段で受
け付けられた前記スピーカの配置の設定情報に基づい
て、前記信号処理部における処理を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする。
のマルチチャンネルオーディオ再生装置において、前記
信号処理部は、前記スピーカの配置の設定情報で示され
る実際に配置されるスピーカ数に応じた前記出力チャン
ネル数の信号を出力することを特徴とする。
のマルチチャンネルオーディオ再生装置において、前記
制御部は、前記スピーカの配置の設定情報に基づいて、
前記入力チャンネルのうちの、対応するスピーカが配置
されていないと判定される入力チャンネルのデコード部
の出力は、対応するスピーカが配置されている他の入力
チャンネルのデコード出力に混合し、かつ、対応するス
ピーカが配置されている入力チャンネルのデコード部の
出力は、前記スピーカの配置の設定情報に応じた出力チ
ャンネルとなるように、前記信号処理部を制御すること
を特徴とする。
載のマルチチャンネルオーディオ再生装置において、前
記制御部は、前記スピーカの配置の設定情報に基づい
て、前記入力チャンネルのうちの、対応するスピーカが
配置されていないと判定される入力チャンネルのデコー
ド部の出力は、対応するスピーカが配置されている他の
入力チャンネルのデコード出力に混合し、かつ、前記混
合により前記出力チャンネルとされなくなった入力チャ
ンネルのために、使用可能となる出力チャンネルとし
て、対応するスピーカが配置されている他の入力チャン
ネルのデコード部の出力を導出するように、前記信号処
理部を制御することを特徴とする。
制御部は、スピーカの配置についての情報に応じて、信
号処理部を制御する。この制御に応じて信号処理部にお
いては、入力チャンネルのオーディオデコード出力を実
際に配置されているスピーカに対応させ、かつ、対応す
るスピーカが配置されていない入力チャンネルのオーデ
ィオデコード出力は、他のチャンネルに混合するなどし
て、実際に配置されているスピーカに対応した出力チャ
ンネルのオーディオ出力信号を生成する。
ャンネルのオーディオデコード出力は、信号処理部で、
複数の入力チャンネルのデコード出力を混合するなどさ
れて、実際の配置スピーカ数に応じた出力チャンネル数
のオーディオ出力信号とされる。
理部からは、スピーカ配置の設定情報に基づいて、入力
チャンネルのうちの、対応するスピーカが配置されてい
ないと判定される入力チャンネルのデコード部の出力
は、対応するスピーカが配置されている他のチャンネル
のデコード出力に混合されて出力される。そして、対応
するスピーカが配置されているその他の入力チャンネル
のデコード部の出力は、スピーカの配置の設定情報に応
じた出力チャンネルとなるように、信号処理部が制御さ
れる。
理部からは、スピーカ配置の設定情報に基づいて、入力
チャンネルのうちの、対応するスピーカが配置されてい
ないと判定される入力チャンネルのデコード部の出力
は、対応するスピーカが配置されている他のチャンネル
のデコード出力に混合されて出力される。そして、当該
対応するスピーカが配置されていないと判定されること
により、使用可能となった出力チャンネルとして、対応
するスピーカが配置されている他の入力チャンネルのデ
コード部の出力が出力されて、スピーカの配置の設定情
報に応じた出力チャンネルとなるように出力される。
い既存の再生装置のハードウエアを変更することなく、
チャンネル数が増加する新たな音声フォーマットのマル
チチャンネルサラウンドに対応することができる。
説明するような、マルチチャンネルサラウンドシステム
の実際上の使用のされ方を考慮したとき、その効果は大
きい。
ステムを実際に構成する場合、実際のユーザ宅では、設
置スペースなどの理由で、音声フォーマットに応じた全
てのスピーカを設置しない場合が多く、例えば、フロン
トセンタチャンネル用のスピーカは、その設置スペース
が、テレビ受像機などの画像表示装置の画面に占有され
て、実際には、設置できないので、フロントセンタスピ
ーカ無しの設定で使用する場合が多々ある。
していないスピーカに対応するチャンネルのアンプが無
駄になっていた。しかし、請求項4の発明においては、
スピーカの配置の設定情報として、従来、使用されてい
なかったチャンネルを、新たな音声フォーマットとして
増加したチャンネルに割り当てることができるので、従
来使用されていなかったチャンネルを有効利用すること
ができる。
ンネルオーディオ再生装置の実施の形態を、図を参照し
ながら説明する。以下に説明する実施の形態は、5.1
チャンネル用のハードウエア構成を変更することなく、
6.1チャンネルに対応するようにしたAVアンプの場
合の例である。
イズ変調されたTHX−EXの6.1チャンネルの圧縮
オーディオ信号が、入力端子1を通じて、この実施の形
態のAVアンプに入力される。AVアンプでは、この入
力信号をデジタルインタフェースレシーバ2で受信し、
DSP(Digital Signal Proces
sor)からなるマルチチャンネルデコーダ3で、6チ
ャンネル+サブウーハーのマルチチャンネル音声出力に
デコードする。
チチャンネルデコード出力は、フロント左チャンネルF
Lch、フロント右チャンネルFRch、フロントセンタチ
ャンネルFCch、リア左チャンネルSLch、リア右チャ
ンネルSRch、リアセンタチャンネルSCchの6チャン
ネルと、サブウーハーチャンネルSWchである。
ルチチャンネルデコード出力は、DSPからなる信号処
理部4に供給される。この信号処理部4は、ダウンミッ
クス部41と、5チャンネル分のイコライザ回路部42
a,42b,42c,42d,42eと、5チャンネル
分のバランス調整回路部43a,43b,43c,43
d,43eと、ホストインタフェース44とで構成され
ている。
は、それぞれD/A変換部5a,5b,5c,5d,5
eによりアナログオーディオ信号に変換される。そし
て、各チャンネルのアナログオーディオ信号は、音量調
節部6a,6b,6c,6d,6eで、主音量調節が行
われた後、オーディオパワーアンプ7a,7b,7c,
7d,7eに供給されて増幅され、出力端子8a,8
b,8c,8d,8eに出力される。
ルオーディオ信号は、D/A変換部5wでアナログオー
ディオ信号に変換され、音量調節部6wおよびオーディ
オパワーアンプ7wを通じて出力端子8wに出力され
る。
e,8wに対しては、適宜、ユーザにより各チャンネル
用のスピーカが接続されるが、出力端子8a,8b,8
c,8d,8e,8wの全てに対してスピーカが接続さ
れるものではないことは、前述した通りである。
マルチチャンネルデコーダ3からのサブウーハーチャン
ネルSWchを除く6チャンネルのデコード出力を入力チ
ャンネルとして受けて、後述するように、実際には設置
されないスピーカに対応する入力チャンネルのデコード
出力を、実際にスピーカが配置される入力チャンネルの
デコード出力に適宜振り分けると共に、実際のスピーカ
配置に応じた出力チャンネルとするようにすることで、
出力チャンネルの信号を生成する。この例の場合には、
出力チャンネルの最大数は、5チャンネルである。
は、複数の入力チャンネルのデコード出力を混合する機
能と、入力チャンネルのデコード出力をいずれの出力チ
ャンネルとして出力するかを切り換え制御する機能とを
備える。そして、ダウンミックス部41における処理動
作は、マイクロコンピュータからなる制御部10からの
制御信号により制御される。
ムROM(Read Only Memory)102
と、ワークエリアRAM(Ramdom Access
Memory)とを備えて構成され、図示しないI/
Fを通じて、操作入力部11でのユーザ操作入力を受け
付ける。制御部10は、また、図示しないディスプレイ
コントローラを通じてLCD(Liquid Crys
tal Display)などのディスプレイ12の表
示制御を行う。
1を用いて、入力音声のフォーマットである6.1チャ
ンネルサラウンドシステムで使用可能なスピーカのうち
の、実際に配置するスピーカと、各出力端子8a,8
b,8c,8d,8e,8wとの関係を、スピーカ配置
の設定情報として入力する。
報に基づいて、ダウンミックス部41を制御する制御信
号を生成し、ホストインタフェース44を通じて信号処
理部4に供給する。ダウンミックス部41は、この制御
信号に応じて、対応するスピーカが配置されていないと
判定される入力チャンネルのデコーダ3の出力は、対応
するスピーカが配置されている他の入力チャンネルのデ
コード出力に混合し、かつ、対応するスピーカが配置さ
れている入力チャンネルのデコーダ3の出力は、前記ス
ピーカの配置の設定情報に応じた出力チャンネルとなる
ように、ダウンミックス処理を行う。
オーディオ再生装置の実施の形態としてのAVアンプに
おける動作について説明する。
ンドシステムで使用可能な各チャンネルのスピーカのう
ちの、実際に配置するスピーカを決め、決定したチャン
ネルのスピーカのそれぞれを、AVアンプの出力端子8
a,8b,8c,8d,8e,8wの、それぞれ対応す
るものに接続すると共に、適切な位置に各スピーカを配
置する。
セットアップの設定処理を、AVアンプのビデオ出力が
供給されるテレビモニター受像機の画面に表示されるガ
イダンスに従いながら、操作入力部11を用いて行う。
なお、セットアップの画面をディスプレイ12に表示し
て、セットアップを行うようにしてもよい。
配置の設定情報が含まれ、いずれのチャンネル用のスピ
ーカが設置され、それぞれのスピーカがいずれの出力端
子に接続されているかが設定される。
アンプにおいては、デフォルトのスピーカ配置の設定情
報においては、例えば、出力端子8aはフロント左チャ
ンネルFLch、出力端子8bはフロント右チャンネルF
Rch、出力端子8cはフロントセンタチャンネルFCc
h、出力端子8dはリア左チャンネルSLch、出力端子
8eはリア右チャンネルSRch、出力端子8wはサブウ
ーハーチャンネルSWchのそれぞれに割り当てられてい
るものとする。
の設定情報を、任意に設定変更できるし、デフォルト設
定のままとすることも自由である。制御部10は、操作
入力部11を通じた入力される、このスピーカ配置の設
定情報を認識し、その認識結果に応じて、信号処理部4
のダウンミックス部41のダウンミックス処理を制御す
る制御信号を生成する。そして、その生成した制御信号
をホストインタフェース44を通じてダウンミックス部
41に供給する。ダウンミックス部41は、その制御信
号にしたがったダウンミックス処理を実行する。
置の設定状態と同じ設定を行った場合には、制御部10
は、図2に示すように、入力チャンネルのリアセンタチ
ャンネルSCchの信号を、リア左チャンネルSLchの信
号と、リア右チャンネルSRchの信号とに分配混合する
ようにする制御信号を、ダウンミックス部41に供給す
る。この場合、ダウンミックス部41からは、図2に示
されるような5個の出力チャンネルが出力される。
ルFCchとリアセンタチャンネルSCchの両方に対応す
るスピーカを配置しないとし、その他のチャンネルにつ
いては、デフォルトの通りの設定とした場合には、制御
部10は、図3に示すように、入力チャンネルのリアセ
ンタチャンネルSCchの信号を、リア左チャンネルSL
chの信号と、リア右チャンネルSRchの信号とに分配混
合すると共に、フロントセンタチャンネルFCchの信号
を、フロント左チャンネルSLchの信号と、フロント右
チャンネルSRchの信号とに分配混合するようにする制
御信号を、ダウンミックス部41に供給する。この場
合、ダウンミックス部41からは、図3に示されるよう
な4個の出力チャンネルが出力される。
全てが使用されるわけではない場合には、この実施の形
態においては、使用されないチャンネルは、制御部10
が認識している。そこで、制御部10は、当該使用され
ないチャンネルのD/A変換部、音量調節部、オーディ
オパワーアンプ部への電源供給を停止して、消費電力を
削減することができる。
ルFCchに対応するスピーカを配置せずに、その代わり
にリアセンタチャンネルSCchに対応するスピーカを配
置する設定を行って、出力端子8cに、リアセンタチャ
ンネルSCchに対応するスピーカを接続した場合には、
制御部10は、図4に示すように、入力チャンネルのフ
ロントセンタチャンネルFCchの信号を、フロント左チ
ャンネルSLchの信号と、フロント右チャンネルSRch
の信号とに分配混合すると共に、分配混合により空きと
なった出力チャンネル(出力端子8c)に、リアセンタ
チャンネルSCchの信号を出力するように切り換える制
御信号を、ダウンミックス部41に供給する。この場
合、ダウンミックス部41からは、図4に示されるよう
な5個の出力チャンネルが出力される。
ックス部41の等価ハードウエア構成を、図5に示すと
共に、制御部10から送られる制御信号の具体例につい
て説明する。
チャンネルFLch、フロント右チャンネルFRch、リア
左チャンネルSLch、リア右チャンネルSRch、のそれ
ぞれの入力チャンネルの信号は、加算手段411、41
2、414、415を通じて出力チャンネルとされる。
チャンネルFCchの信号は、係数乗算手段417を通じ
て加算手段413に供給されると共に、係数乗算手段4
16を通じて加算手段411および412に供給され
る。
ネルSCchの信号は、係数乗算手段419を通じて加
算手段413に供給されると共に、係数乗算手段418
を通じて加算手段414および415に供給される。
416、417、418、419のそれぞれにおいて乗
算する係数を、それぞれ図5に示すように、k1,k
2,k3,k4(ただし、0≦k1,k2,k3,k4
≦1)としたとき、これらの係数k1,k2,k3,k
4の値が、制御信号として制御部10からダウンミック
ス部41に供給される。
うになる場合のダウンミックス処理時の係数k1,k
2,k3,k4のそれぞれの値は、 k1=0 k2=1 k3=0.7 k4=0 とされる。
になる場合のダウンミックス処理時の係数k1,k2,
k3,k4のそれぞれの値は、 k1=0.7 k2=0 k3=0.7 k4=0 とされる。
うになる場合のダウンミックス処理時の係数k1,k
2,k3,k4のそれぞれの値は、 k1=0.7 k2=0 k3=0 k4=1 とされる。
いて、以上の3つの例を想定した場合の、制御部10
と、ダウンミックス部41とのソフトウエア処理につい
てのフローチャートを図6に示す。
は、セットアップ時のユーザによるスピーカ配置の設定
情報の入力が完了すると開始される。
情報から、フロントセンタチャンネルに対応するスピー
カが配置されたか否か判別する(ステップS1)。フロ
ントセンタチャンネルに対応するスピーカが配置されて
いると判別すると、制御部10は、リアセンタチャンネ
ルSCchの信号を、リア左チャンネルSLchの信号と、
リア右チャンネルSRchの信号とに分配混合するように
する制御信号を、ダウンミックス部41に供給する。ダ
ウンミックス部41では、指示通りの処理を実行する
(ステップS2)。この状態は、図2の状態に相当す
る。
ャンネルに対応するスピーカが配置されていないと判別
すると、制御部10は、フロントセンタチャンネルFC
chの信号を、フロント左チャンネルSLchの信号と、フ
ロント右チャンネルSRchの信号とに分配混合するよう
にする制御信号を、ダウンミックス部41に供給し、ダ
ウンミックス部41では、指示通りの処理を実行する
(ステップS3)。
タチャンネルSCchに対応するスピーカが配置されてい
るか否か判別し(ステップS4)、配置されていないと
判別したときには、リアセンタチャンネルSCchの信号
を、リア左チャンネルSLchの信号と、リア右チャンネ
ルSRchの信号とに分配混合するようにする制御信号
を、ダウンミックス部41に供給し、ダウンミックス部
41では、指示通りの処理を実行する(ステップS
5)。以上の状態は、図3の状態に相当する。
Cchに対応するスピーカが配置されていないと判別する
と、制御部10は、出力チャンネル(出力端子8c)
に、リアセンタチャンネルSCchの信号を出力するよう
に切り換える制御信号を、ダウンミックス部41に供給
し、ダウンミックス部41では、指示通りの処理を実行
する(ステップS6)。以上の状態は、図4の状態に相
当する。
ると、制御部10および信号処理部4では、その後は、
各出力チャンネルを、セットアップにより上述のように
新たに定義し直されたチャンネルと見なして、イコライ
ジングや、バランス調整などを行い、D/A変換し、パ
ワーアンプで増幅して、それぞれの対応するスピーカが
接続されている出力端子に出力する。
来からある5.1チャンネルのマルチチャンネルサラウ
ンド用のハードウエア構成を変更することなく、マイク
ロコンピュータのファームウエアのアップデートを行う
ことのみにより、6.1チャンネルのマルチチャンネル
サラウンドの信号に対応した再生処理を行うことができ
るオーディオ再生装置を実現することができる。
することができる。また、高価なパワーアンプを、入力
チャンネルの全チャンネル数分内蔵する必要がないの
で、部品コストおよび組み立てコストを低減することが
できる。
しないようにすることができるので、省エネルギーに貢
献する。また、将来的に、7.1チャンネルのマルチチ
ャンネルサラウンドの音声フォーマットが現れても、ソ
フトウエアの変更だけで対応することが可能である。
したダウンミックス処理は、一例であって、これに限ら
れるものではないことは勿論である。
ルが6.1チャンネルのマルチチャンネルサラウンドの
場合であるが、これに限られるものではなく、例えば、
フロント5チャンネルおよびリア2チャンネルの7.1
チャンネル(SDDSフォーマット)への対応や、リア
センタがステレオ化された7.1チャンネルシステムへ
の対応に対しても、この発明は適用可能である。
ば、マルチチャンネルサラウンドのチャンネル数の増加
しても、ハードウエアを変更せずに、対応することがで
きるオーディオ再生装置を実現することができる。
生装置の実施の形態のブロック図である。
ス部の処理内容の例を説明するための図である。
ス部の処理内容の例を説明するための図である。
ス部の処理内容の例を説明するための図である。
ス部の等価ハードウエア構成の例を示す図である。
トである。
〜5e,5w…D/A変換部、6a〜6e,6w…音量
調節部、7a〜7e…オーディオパワーアンプ、10…
制御部、11…操作入力部、41…ダウンミックス部、
42a〜42e…イコライザ部、43a〜43e…バラ
ンス調整部
Claims (4)
- 【請求項1】所定のマルチチャンネル・フォーマットの
入力オーディオ信号をデコードするデコード部と、 前記入力オーディオ信号の前記マルチチャンネル・フォ
ーマットに必要なチャンネル数よりも少ない数の複数個
のオーディオパワーアンプと、 前記デコード部と、前記複数個のオーディオパワーアン
プとの間に設けられ、前記デコード部からの前記マルチ
チャンネル・フォーマットの複数チャンネルのデコード
出力を入力チャンネルとして受け、前記複数個のオーデ
ィオパワーアンプの数以下のチャンネル数のオーディオ
信号を出力チャンネルとして出力する信号処理部と、 複数個のオーディオパワーアンプの出力が供給される複
数個のスピーカの配置についてのユーザによる設定情報
を受け付けるためのユーザインタフェース手段と、 前記ユーザインタフェース手段で受け付けられた前記ス
ピーカの配置の設定情報に基づいて、前記信号処理部に
おける処理を制御する制御部と、 を備えることを特徴とするマルチチャンネルオーディオ
再生装置。 - 【請求項2】前記信号処理部は、前記スピーカの配置の
設定情報で示される実際に配置されるスピーカ数に応じ
た前記出力チャンネル数の信号を出力することを特徴と
する請求項1に記載のマルチチャンネルオーディオ再生
装置。 - 【請求項3】前記制御部は、前記スピーカの配置の設定
情報に基づいて、前記入力チャンネルのうちの、対応す
るスピーカが配置されていないと判定される入力チャン
ネルのデコード部の出力は、対応するスピーカが配置さ
れている他の入力チャンネルのデコード出力に混合し、
かつ、対応するスピーカが配置されている入力チャンネ
ルのデコード部の出力は、前記スピーカの配置の設定情
報に応じた出力チャンネルとなるように、前記信号処理
部を制御することを特徴とする請求項1に記載のマルチ
チャンネルオーディオ再生装置。 - 【請求項4】前記制御部は、前記スピーカの配置の設定
情報に基づいて、前記入力チャンネルのうちの、対応す
るスピーカが配置されていないと判定される入力チャン
ネルのデコード部の出力は、対応するスピーカが配置さ
れている他の入力チャンネルのデコード出力に混合し、
かつ、前記混合により前記出力チャンネルとされなくな
った入力チャンネルのために、使用可能となる出力チャ
ンネルとして、対応するスピーカが配置されている他の
入力チャンネルのデコード部の出力を導出するように、
前記信号処理部を制御することを特徴とする請求項1に
記載のマルチチャンネルオーディオ再生装置。
Priority Applications (3)
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JP2000170501A JP4304401B2 (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | マルチチャンネルオーディオ再生装置 |
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JP (1) | JP4304401B2 (ja) |
MY (1) | MY138898A (ja) |
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