JP2001352558A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2001352558A
JP2001352558A JP2000170135A JP2000170135A JP2001352558A JP 2001352558 A JP2001352558 A JP 2001352558A JP 2000170135 A JP2000170135 A JP 2000170135A JP 2000170135 A JP2000170135 A JP 2000170135A JP 2001352558 A JP2001352558 A JP 2001352558A
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Japan
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image
frame memory
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JP2000170135A
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English (en)
Inventor
Natsuyuki Ono
奈津志 小野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色変換テーブルを高速に生成して十分な品質
の減色された画像を得ることができるデジタルカメラを
提供すること。 【解決手段】 利得制御部2、フレームメモリ3に接続
された積分器4は、RGB成分レジスタ41、加算器4
2、度数カウンタ43、度数レジスタ44を備える。デ
ジタルカメラの撮像処理に注目し、ホワイトバランスを
調整するための積分器4に各色毎の度数カウンタ43を
設けることにより、積分と同時に度数をカウントし、減
色処理に必要な色変換テーブルを高速に生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンに画像を
取り込むために用いられるデジタルカメラに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラでは、24ビットカラー
画像を取り込むのが一般的である。しかし、この画像を
表示する場合に、必ずしも24ビットカラーを実現でき
るとは限らない。例えば、最近普及しているカラー表示
可能な携帯電話では256色しか表現できない。そこ
で、従来は、24ビットカラー(フルカラー)画像をパ
ソコンなどに取り込んで減色処理によって、256色に
変換した画像をあらかじめ作成しておき、この画像を携
帯電話で表示するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、いったんパソコンに画像を取り込み、減
色処理を行わなければならないので手間がかかり、効率
的ではないという問題点があった。
【0004】そこで本発明は、色変換テーブルを高速に
生成して十分な品質の減色された画像を得ることができ
るデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像を取り込
むためのエリアセンサーと、前記エリアセンサーのRG
B成分毎にその利得を制御する利得制御部と、前記エリ
アセンサーが取り込んだ画像を蓄積するフレームメモリ
と、フレームメモリに蓄積された画像を全画面に渡って
RGB各成分毎の積分を求める積分器と、前記積分器の
演算結果を参照して、減色のための色変換テーブルを生
成する色変換テーブル生成部と、前記色変換テーブル生
成部が生成した色変換テーブルを記憶する色変換テーブ
ル記憶部と、前記フレームメモリと前記色変換テーブル
記憶部を参照して減色を行う減色処理部と、前記減色処
理部が生成した減色画像を記憶する減色画像記憶部を備
えたデジタルカメラであって、前記積分器はRGB各成
分毎の積分値を記憶するRGB成分レジスタと、前記フ
レームメモリの各画素毎のRGB成分を前記RGB成分
レジスタに加算する加算器と、各RGB成分の値の組み
合わせ毎に、その組み合わせがどのくらいの頻度で前記
フレームメモリ中の画像に現われるかをカウントする度
数カウンタと、前記度数カウンタがカウントした結果を
格納する度数レジスタとで構成される。
【0006】本発明によれば、色変換テーブルを高速に
生成して十分な品質の減色された画像を得ることができ
るデジタルカメラを提供できる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、画像を取
り込むためのエリアセンサーと、エリアセンサーのRG
B成分毎にその利得を制御する利得制御部と、エリアセ
ンサーが取り込んだ画像を蓄積するフレームメモリと、
フレームメモリに蓄積された画像を全画面に渡ってRG
B各成分毎の積分を求める積分器と、積分器の演算結果
を参照して、減色のための色変換テーブルを生成する色
変換テーブル生成部と、色変換テーブル生成部が生成し
た色変換テーブルを記憶する色変換テーブル記憶部と、
フレームメモリと色変換テーブル記憶部を参照して減色
を行う減色処理部と、減色処理部が生成した減色画像を
記憶する減色画像記憶部を備えたデジタルカメラであっ
て、積分器はRGB各成分毎の積分値を記憶するRGB
成分レジスタと、フレームメモリの各画素毎のRGB成
分をRGB成分レジスタに加算する加算器と、各RGB
成分の値の組み合わせ毎に、その組み合わせがどのくら
いの頻度でフレームメモリ中の画像に現われるかをカウ
ントする度数カウンタと、度数カウンタがカウントした
結果を格納する度数レジスタとで構成される。
【0008】請求項2記載の発明は、ユーザが何色に減
色したいかを指定する色数指定部を備えた。
【0009】請求項3記載の発明は、フレームメモリに
格納された元画像と、減色処理を施され、減色画像記憶
部に格納された減色画像との差分を比較する画像比較部
と、画像比較部の比較結果がある閾値より大きい場合に
減色処理部に対して誤差拡散の指示をだす減色実行制御
部とを備えた。
【0010】上記構成によれば、デジタルカメラの撮像
処理に注目し、ホワイトバランスを調整するための積分
器に各色毎の度数カウンタを設け、積分と同時に度数を
カウントし、減色処理に必要な色変換テーブルを高速に
生成できる。
【0011】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるデジタルカメラのブロック図、図2は本発
明の実施の形態1におけるデジタルカメラのフローチャ
ート、図3は本発明の実施の形態1におけるデジタルカ
メラの度数レジスタの説明図、図4は本発明の実施の形
態1における色変換テーブルの説明図である。
【0012】図1において、1は画像を取り込むための
エリアセンサー、2はエリアセンサー1のRGB成分毎
にその利得を制御する利得制御部、3はエリアセンサー
1が取り込んだ画像を蓄積するフレームメモリ、4はフ
レームメモリ3に蓄積された画像を全画面に渡ってRG
B各成分毎の積分を求める積分器、5は積分器4の演算
結果を参照して、減色のための色変換テーブルを生成す
る色変換テーブル生成部、6は色変換テーブル生成部5
が生成した色変換テーブルを記憶する色変換テーブル記
憶部、7はフレームメモリ3と色変換テーブル記憶部6
を参照して減色を行う減色処理部、8は減色処理部7が
生成した減色画像を記憶する減色画像記憶部である。
【0013】積分器4の内部において41は、RGB各
成分毎の積分値を記憶するRGB成分レジスタ、42は
フレームメモリ3の各画素毎のRGB成分をRGB成分
レジスタ41に加算する加算器、43は各RGB成分の
値の組み合わせ毎に、その組み合わせがどのくらいの頻
度でフレームメモリ3の中の画像に現われるかをカウン
トする度数カウンタ、44は度数カウンタ43がカウン
トした結果を格納する度数レジスタである。
【0014】次に図2のフローチャートにしたがって動
作を説明する。まずステップ1で、エリアセンサー1が
利得制御部2の指示にしたがって画像を取り込みフレー
ムメモリ3に蓄積する。
【0015】ステップ2で、積分器4内の加算器42が
フレームメモリ3のある画素に注目しRGB成分レジス
タ41にRGB成分を足しこむ。ここでは、RGB成分
レジスタ41の初期値は(R、G、B)=(0、0、
0)とし、注目画素のRGBの値は(R、G、B)=
(45、135、220)として説明する。注目してい
る画素のRGBの値をRGB成分レジスタに足しこむと
RGB成分レジスタ41の値は(R、G、B)=(4
5、135、220)となる。
【0016】ステップ3で、積分器4内の度数カウンタ
43が注目している画素のRGB成分に対して対応する
度数レジスタ44をインクリメントする。ここでは、注
目画素のRGB成分が(R、G、B)=(45、13
5、220)なので、度数レジスタ(45、135、2
20)の値を1にする。
【0017】ステップ4で、フレームメモリ3内のすべ
ての画素について積分が終っていればステップ5へ、ま
だ、注目すべき画素が残っていれば、次の画素に注目し
てステップ2へ進む。ここでは、フレームメモリ3のす
べての画素について積分が終了したものとし、この時の
RGB成分レジスタ41の値は(10293、1060
90、220354)であり、図3は度数レジスタ44
の内容を示したものである。
【0018】ステップ5で、RGB成分レジスタ41の
内容を利得制御部2に出力する。すると、利得制御部2
はRGBが均等になるように利得を調整する。上の例で
はB成分がR、Gと比較して多いと判断し、B成分に対
する利得を高く設定し、R、G成分に対する利得を低く
するようエリアセンサー1に指示する。
【0019】ステップ6で、色変換テーブル生成部5が
積分器4内の度数レジスタ44を参照し、度数分布が多
いRGB成分については優先的に色変換テーブル記憶部
6にそのRGB成分を登録し、度数分布が疎な部分に対
しては、その近辺にあるRGB成分を代表として色変換
テーブルに登録する。図3は、このときの度数レジスタ
の様子を示したものである。より、具体的には、図3に
おいて、(R、G、B)=(98、36、37)近辺に
度数が集中していることがわかるので優先的に色変換テ
ーブルに登録をする。
【0020】一方、(R、G、B)=(150、66、
211)近辺では度数が疎であるので、代表として
(R、G、B)=(150、66、212)のみを色変
換テーブルに記憶する。図4は、このようにして生成さ
れた色変換テーブル記憶部6の様子を示したものであ
る。このような色変換テーブルへの登録方法は適応パレ
ット処理もしくはパレット最適化処理と呼ばれさまざま
な方法が提案されているが、いずれも周知であるから説
明は省略する。
【0021】ステップ7で、減色処理部7はステップ6
で生成された色変換テーブル記憶部6とフレームメモリ
3を参照して、フレームメモリ3に格納された元画像の
各画素について色変換テーブル記憶部6内のどの色に最
も近いかを探し、もっとも近い色の色番号を元画像の各
画素に対応付けて減色画像記憶部8に書きこんで行く。
以上のように、画像が入力されるたびに減色された画像
を得ることができる。
【0022】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2におけるデジタルカメラのブロック図、図6は本
発明の実施の形態2におけるデジタルカメラのフローチ
ャートである。図5において、1は画像を取り込むため
のエリアセンサー、2はエリアセンサー1のRGB成分
毎にその利得を制御する利得制御部、3はエリアセンサ
ー1が取り込んだ画像を蓄積するフレームメモリ、4は
フレームメモリ3に蓄積された画像を全画面に渡ってR
GB各成分毎の積分を求める積分器、5は積分器4の演
算結果を参照して、減色のための色変換テーブルを生成
する色変換テーブル生成部、6は色変換テーブル生成部
5が生成した色変換テーブルを記憶する色変換テーブル
記憶部、7はフレームメモリ3と色変換テーブル記憶部
6を参照して減色を行う減色処理部、8は減色処理部7
が生成した減色画像を記憶する減色画像記憶部、9はユ
ーザが何色に減色するかを指定する色数指定部である。
【0023】積分器4の内部において41は、RGB各
成分毎の積分値を記憶するRGB成分レジスタ、42は
フレームメモリ3の各画素毎のRGB成分をRGB成分
レジスタ41に加算する加算器、43は各RGB成分の
値の組み合わせ毎に、その組み合わせがどのくらいの頻
度でフレームメモリ3の中の画像に現われるかをカウン
トする度数カウンタ、44は度数カウンタ43がカウン
トした結果を格納する度数レジスタである。
【0024】次に図6のフローチャートにしたがって動
作を説明する。ステップ1で、ユーザが色数指定部9よ
り何色に減色するかを指定する。ここでは、256色を
指定したものとして説明をする。
【0025】ステップ2で、エリアセンサー1が利得制
御部2の指示にしたがって画像を取り込みフレームメモ
リ3に蓄積する。
【0026】ステップ3で、積分器4内の加算器42が
フレームメモリ3のある画素に注目しRGB成分レジス
タ41にRGB成分を足しこむ。ここでは、RGB成分
レジスタ41の初期値は(R、G、B)=(0、0、
0)とし、注目画素のRGBの値は(R、G、B)=
(45、135、220)として説明する。注目してい
る画素のRGBの値をRGB成分レジスタに足しこむと
RGB成分レジスタ41の値は(R、G、B)=(4
5、135、220)となる。
【0027】ステップ4で、積分器4内の度数カウンタ
43が注目している画素のRGB成分に対して対応する
度数レジスタ44をインクリメントする。ここでは、注
目画素のRGB成分が(R、G、B)=(45、13
5、220)なので、度数レジスタ(45、135、2
20)の値を1にする。
【0028】ステップ5で、フレームメモリ3内のすべ
ての画素について積分が終っていればステップ6へ、ま
だ、注目すべき画素が残っていれば、次の画素に注目し
てステップ2へ進む。ここでは、フレームメモリ3のす
べての画素について積分が終了したものとし、この時の
RGB成分レジスタ41の値は(10293、1060
90、220354)であり、図3は度数レジスタ44
の内容を示したものである。
【0029】ステップ6で、RGB成分レジスタ41の
内容を利得制御部2に出力する。すると、利得制御部2
はRGBが均等になるように利得を調整する。上の例で
はB成分がR、Gと比較して多いと判断し、B成分に対
する利得を高く設定し、R、G成分に対する利得を低く
するようエリアセンサー1に指示する。
【0030】ステップ7で、色変換テーブル生成部5が
積分器4内の度数レジスタ44を参照し、度数分布が多
いRGB成分については優先的に色変換テーブル記憶部
6にそのRGB成分を登録し、度数分布が疎な部分に対
しては、その近辺にあるRGB成分を代表として色変換
テーブルに登録する。このとき色数指定部9を参照し
て、何色に減色するかを決定する。図3は、このときの
度数レジスタの様子を示したものである。より、具体的
には、図3において、(R、G、B)=(98、36、
37)近辺に度数が集中していることがわかるので優先
的に色変換テーブルに登録をする。
【0031】一方、(R、G、B)=(150、66、
211)近辺では度数が疎であるので、代表として
(R、G、B)=(150、66、212)のみを色変
換テーブルに記憶する。このように選択された色の数の
合計が256になるまで上記処理を続ける。図4は、上
記のようにして生成された色変換テーブル記憶部6の様
子を示したものである。
【0032】上記のような色変換テーブルへの登録方法
は適応パレット処理もしくはパレット最適化処理と呼ば
れさまざまな方法が提案されているが、いずれも周知で
あるから説明は省略する。
【0033】ステップ8で、減色処理部7はステップ6
で生成された色変換テーブル記憶部6とフレームメモリ
3を参照して、フレームメモリ3に格納された元画像の
各画素について色変換テーブル記憶部6内のどの色に最
も近いかを探し、もっとも近い色の色番号を元画像の各
画素に対応付けて減色画像記憶部8に書きこんで行く。
以上のように、画像が入力されるたびに減色された画像
を得ることができることがわかる。
【0034】(実施の形態3)図7は本発明の実施の形
態3におけるデジタルカメラのブロック図、図8は本発
明の実施の形態3におけるデジタルカメラのフローチャ
ートである。図7において、1は画像を取り込むための
エリアセンサー、2はエリアセンサー1のRGB成分毎
にその利得を制御する利得制御部、3はエリアセンサー
1が取り込んだ画像を蓄積するフレームメモリ、4はフ
レームメモリ3に蓄積された画像を全画面に渡ってRG
B各成分毎の積分を求める積分器、5は積分器4の演算
結果を参照して、減色のための色変換テーブルを生成す
る色変換テーブル生成部、6は色変換テーブル生成部5
が生成した色変換テーブルを記憶する色変換テーブル記
憶部、7はフレームメモリ3と色変換テーブル記憶部6
を参照して減色を行い、また、後述する減色実行制御部
が誤差拡散を指示した場合には、誤差拡散を実行しなが
ら減色を行う減色処理部、8は減色処理部7が生成した
減色画像を記憶する減色画像記憶部、9は色数指定部、
10はフレームメモリ3に格納された元画像と減色画像
記憶部8に記憶された減色画像を比較し、差がある閾値
よりも大きいかどうか比較する画像比較部、11は画像
比較部10によって元画像と減色画像との差が大きいと
判断された場合に減色処理部7に対して「誤差拡散を行
いながら減色処理を行う」よう指示を出す減色実行制御
部である。
【0035】積分器4の内部において41は、RGB各
成分毎の積分値を記憶するRGB成分レジスタ、42は
フレームメモリ3の各画素毎のRGB成分をRGB成分
レジスタ41に加算する加算器、43は各RGB成分の
値の組み合わせ毎に、その組み合わせがどのくらいの頻
度でフレームメモリ3の中の画像に現われるかをカウン
トする度数カウンタ、44は度数カウンタ43がカウン
トした結果を格納する度数レジスタである。
【0036】次に図8のフローチャートにしたがって動
作を説明する。ステップ1で、エリアセンサー1が利得
制御部2の指示にしたがって画像を取り込みフレームメ
モリ3に蓄積する。
【0037】ステップ2で、積分器4内の加算器42が
フレームメモリ3のある画素に注目しRGB成分レジス
タ41にRGB成分を足しこむ。ここでは、RGB成分
レジスタ41の初期値は(R、G、B)=(0、0、
0)とし、注目画素のRGBの値は(R、G、B)=
(45、135、220)として説明する。注目してい
る画素のRGBの値をRGB成分レジスタに足しこむと
RGB成分レジスタ41の値は(R、G、B)=(4
5、135、220)となる。
【0038】ステップ3で、積分器4内の度数カウンタ
43が注目している画素のRGB成分に対して対応する
度数レジスタ44をインクリメントする。ここでは、注
目画素のRGB成分が(R、G、B)=(45、13
5、220)なので、度数レジスタ(45、135、2
20)の値を1にする。
【0039】ステップ4で、フレームメモリ3内のすべ
ての画素について積分が終っていればステップ5へ、ま
だ、注目すべき画素が残っていれば、次の画素に注目し
てステップ2へ進む。
【0040】ここでは、フレームメモリ3のすべての画
素について積分が終了したものとし、この時のRGB成
分レジスタ41の値は(10293、106090、2
20354)であり、図3は度数レジスタ44の内容を
示したものである。
【0041】ステップ5で、RGB成分レジスタ41の
内容を利得制御部2に出力する。すると、利得制御部2
はRGBが均等になるように利得を調整する。上の例で
はB成分がR,Gと比較して多いと判断し、B成分に対
する利得を高く設定し、R、G成分に対する利得を低く
するようエリアセンサー1に指示する。
【0042】ステップ6で、色変換テーブル生成部5が
積分器4内の度数レジスタ44を参照し、度数分布が多
いRGB成分については優先的に色変換テーブル記憶部
6にそのRGB成分を登録し、度数分布が疎な部分に対
しては、その近辺にあるRGB成分を代表として色変換
テーブルに登録する。図3は、このときの度数レジスタ
の様子を示したものである。より、具体的には、図3に
おいて、(R、G、B)=(98、36、37)近辺に
度数が集中していることがわかるので優先的に色変換テ
ーブルに登録をする。
【0043】一方、(R、G、B)=(150、66、
211)近辺では度数が疎であるので、代表として
(R、G、B)=(150、66、212)のみを色変
換テーブルに記憶する。図4は、このようにして生成さ
れた色変換テーブル記憶部6の様子を示したものであ
る。このような色変換テーブルへの登録方法は適応パレ
ット処理もしくはパレット最適化処理と呼ばれさまざま
な方法が提案されているが、いずれも周知であるから説
明は省略する。
【0044】ステップ7で、減色処理部7はステップ6
で生成された色変換テーブル記憶部6とフレームメモリ
3を参照して、フレームメモリ3に格納された元画像の
各画素について色変換テーブル記憶部6内のどの色に最
も近いかを探し、もっとも近い色の色番号を元画像の各
画素に対応付けて減色画像記憶部8に書きこんで行く。
【0045】ステップ8で、画像比較部10では、フレ
ームメモリ3に格納された画像と減色画像記憶部8に格
納された画像を比較して、差分がある閾値より高けれ
ば、減色画像の品質が充分でないと判断し、ステップ9
に進む。さもなければ、そのまま処理を修了する。ここ
では、充分な品質の減色画像が得られなかったとして説
明を続ける。
【0046】ステップ9で、減色実行制御部11は減色
処理部7に対して「色変換テーブルによる減色画像の品
質が充分でなかった」旨を伝える。すると、減色処理部
7は誤差拡散を行いながら減色処理をもう一度行い、結
果を減色画像記憶部8に書き込む。誤差拡散に関しては
各種方法が知られているが、いずれも周知であるから説
明は省略する。
【0047】
【発明の効果】以上のように、画像が入力されるたびに
充分な品質の減色された画像を得ることができることが
わかる。なお、本実施の形態では誤差拡散を行うことに
より減色処理後の画像の品質を高めているが、誤差拡散
法以外のディザ法などの同様な技術を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるデジタルカメラ
のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるデジタルカメラ
のフローチャート
【図3】本発明の実施の形態1におけるデジタルカメラ
の度数レジスタの説明図
【図4】本発明の実施の形態1における色変換テーブル
の説明図
【図5】本発明の実施の形態2におけるデジタルカメラ
のブロック図
【図6】本発明の実施の形態2におけるデジタルカメラ
のフローチャート
【図7】本発明の実施の形態3におけるデジタルカメラ
のブロック図
【図8】本発明の実施の形態3におけるデジタルカメラ
のフローチャート
【符号の説明】 1 エリアセンサー 2 利得制御部 3 フレームメモリ 4 積分器 5 色変換テーブル生成部 6 色変換テーブル記憶部 7 減色処理部 8 減色画像記憶部 9 色数指定部 10 画像比較部 11 減色実行制御部 41 RGB成分レジスタ 42 加算器 43 度数カウンタ 44 度数レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/07 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 5B057 AA04 BA12 BA30 CA01 CA16 CB01 CB16 CE16 CH09 CH11 DB06 5C065 BB00 CC01 GG15 GG24 GG26 GG30 GG35 5C066 AA01 BA13 CA17 GA01 HA03 KA12 KE05 KE24 KM02 KM11 5C077 LL18 LL19 MM03 MP08 PP31 PP32 PP48 PQ03 PQ08 PQ12 PQ17 PQ20 PQ22 PQ23 PQ25 RR08 TT09 5C079 HA13 HB01 LA02 LB11 LC09 MA01 MA02 MA04 MA11 NA02 NA11 PA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を取り込むためのエリアセンサーと、
    前記エリアセンサーのRGB成分毎にその利得を制御す
    る利得制御部と、前記エリアセンサーが取り込んだ画像
    を蓄積するフレームメモリと、フレームメモリに蓄積さ
    れた画像を全画面に渡ってRGB各成分毎の積分を求め
    る積分器と、前記積分器の演算結果を参照して、減色の
    ための色変換テーブルを生成する色変換テーブル生成部
    と、前記色変換テーブル生成部が生成した色変換テーブ
    ルを記憶する色変換テーブル記憶部と、前記フレームメ
    モリと前記色変換テーブル記憶部を参照して減色を行う
    減色処理部と、前記減色処理部が生成した減色画像を記
    憶する減色画像記憶部を備えたデジタルカメラであっ
    て、前記積分器はRGB各成分毎の積分値を記憶するR
    GB成分レジスタと、前記フレームメモリの各画素毎の
    RGB成分を前記RGB成分レジスタに加算する加算器
    と、各RGB成分の値の組み合わせ毎に、その組み合わ
    せがどのくらいの頻度で前記フレームメモリ中の画像に
    現われるかをカウントする度数カウンタと、前記度数カ
    ウンタがカウントした結果を格納する度数レジスタとで
    構成されることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】ユーザが何色に減色したいかを指定する色
    数指定部を備えたことを特徴とする請求項1記載のデジ
    タルカメラ。
  3. 【請求項3】前記フレームメモリに格納された元画像
    と、減色処理を施され、減色画像記憶部に格納された減
    色画像との差分を比較する画像比較部と、前記画像比較
    部の比較結果がある閾値より大きい場合に減色処理部に
    対して誤差拡散の指示をだす減色実行制御部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010244410A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Casio Computer Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法

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