JP2001351501A - アース極付漏電保護プラグ - Google Patents
アース極付漏電保護プラグInfo
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- Breakers (AREA)
Abstract
できる漏電保護プラグを提供することを課題としてい
る。 【構成】電源側には2本のプラグ刃と負荷側には2個の
刃受金具を備え,その間を接点装置を介して導体で接続
し,導体は変流器を貫通し,変流器の出力は増幅されて
コイルを駆動し,コイルは前記接点装置を引き外すよう
に作用するとともに,電源側には着脱可能なアース極プ
ラグ刃と,アース線と,負荷側にはアース極の刃受金具
と,該アース極の刃受金具と電気的に接続されたアース
端子とを備え,前記アース極プラグ刃とアース線は択一
的に刃受金具と電気的に接続されるか,取付なしとする
手段を有する。
Description
し,コンセントと負荷機器プラグの中間に設置される差
込接続型の漏電遮断器に関する。
ようなものが知られている。すなわち,電源側には2本
のプラグ刃と負荷側には2個の刃受金具を備え,その間
を接点装置を介して導体で接続し,導体は変流器を貫通
し,変流器の出力は増幅されてコイルを駆動し,コイル
は接点装置を引き外すように作用するもので,該装置か
ら負荷側で発生した漏電を検知して負荷への電源供給を
遮断するもので,漏電保護装置のない電路に接続された
コンセントから電源を供給される電動工具や機器の漏電
や感電による事故防止をする上で有用であった。
コンセントや負荷機器には,ターミナルや電線やプラグ
刃や刃受けなどによるアース極を設けたものが増加して
いるが,そのようなコンセントや負荷機器に対しては前
述の従来の漏電保護プラグでは,アース極の接続手段が
ないために対応できなかった。すなわち,コンセントが
アース極の刃受金具付きの場合では,漏電保護プラグに
アース極のプラグ刃がないので負荷側のアース線をコン
セントのアース極に接続することができず,また負荷機
器側がアース極のプラグ刃付き3Pプラグの場合,負荷
側のアース極のプラグ刃が邪魔になって,漏電保護プラ
グの刃受金具に負荷機器のプラグを差し込むことができ
なかった。
受金具をアース極付の3Pにする方法が考えられるが,
その場合使用するコンセントが3Pのものに限られると
いう不具合が生じる。現状では,コンセントも負荷機器
のプラグも2Pや3P,またアースターミナルやアース
線付きのものなど様々な種類のものがあり,どのような
コンセントやプラグでも種類を選ばずに使用できる漏電
保護プラグは従来なかった。
を3Pから2Pへ,またアース線付きの2Pプラグを3
Pプラグに変換するようなものは従来からあったが,漏
電遮断機能付きのものはなく,また漏電遮断器の特性と
して,機器アースがとってあるほうが,保護機能が確実
化するという特徴がある。
のような種類でも使用できる漏電保護プラグを提供する
ことを課題としている。
2本のプラグ刃と負荷側には2個の刃受金具を備え,そ
の間を接点装置を介して導体で接続し,導体は変流器を
貫通し,変流器の出力は増幅されてコイルを駆動し,コ
イルは前記接点装置を引き外すように作用するととも
に,電源側には着脱可能なアース極プラグ刃と,アース
線と,負荷側にはアース極の刃受金具と,該アース極の
刃受金具と電気的に接続されたアース端子とを備え,前
記アース極プラグ刃とアース線は択一的に刃受金具と電
気的に接続されるか,取付なしとする手段を有すること
を特徴とするアース極付き漏電保護プラグを提供したも
のである。
とし,アース線と択一的に負荷側のアース極の刃受金具
と接続されるか,取付なしとする手段を設けたことによ
り,差し込み可能なコンセントは,2P,3P,2Pで
アースターミナル付きの種類を選ばず使用可能となる。
また,負荷側はアース極の刃受金具を設け,電気的に接
続されたアース端子を設けたことで,負荷側のプラグ
は,2P,3P,2Pでアース線付きのいずれであって
も使用可能となり,コンセントやプラグの種類を選ばず
使用可能となる。
負荷側には2個の刃受金具を備え,その間を接点装置を
介して導体で接続し,導体は変流器を貫通し,変流器の
出力は増幅されてコイルを駆動し,コイルは前記接点装
置を引き外すように作用するとともに,電源側には根元
を軸支されて折りたたみ可能としたアース極プラグ刃
と,アース線と,負荷側にはアース極の刃受金具と,該
アース極の刃受金具と電気的に接続されたアース端子と
を備え,前記アース極プラグ刃はアース極の刃受金具と
電気的に接続されて,前記アース線はアース極の刃受金
具に対し着脱可能としたことを特徴とするアース極付き
漏電保護プラグを提供したものである。
ラグ刃と負荷側には2個の刃受金具を備え,その間を接
点装置を介して導体で接続し,導体は変流器を貫通し,
変流器の出力は増幅されてコイルを駆動し,コイルは前
記接点装置を引き外すように作用するとともに,電源側
にはスライドロック式で突出収納自在としたアース極プ
ラグ刃と,アース線と,負荷側にはアース極の刃受金具
と,該アース極の刃受金具と電気的に接続されたアース
端子とを備え,前記アース極プラグ刃はアース極の刃受
金具と電気的に接続されて,前記アース線はアース極の
刃受金具に対し着脱可能としたことを特徴とするアース
極付き漏電保護プラグを提供したものである。
合はアース極のプラグ刃を収納して突出しないようにし
て使用可能とできる。3Pタイプの場合はアース極のプ
ラグ刃を突出させて使用可能とできる。
実施例の構成図である。図において,1と2は電源側の
プラグ刃,3と4は負荷側の刃受金具であり,該プラグ
刃1,2と刃受金具3,4は接点装置5,6を介して導
体7,8で接続されている。9は導体7,8を1次導体
とする零相変流器であり,10は該零相変流器の出力を
増幅するとともに,零相変流器の出力が漏電によるもの
かノイズによるものか判別する機能を有する検知器であ
る。11は検知器10の出力により接点装置5,6を引
き外すコイルである。12は電源側のアース極のプラグ
刃で詳細は後述する。13は負荷側の刃受金具で,14
は該刃受金具13と電気的に接続されたアースターミナ
ルである。15はアース線で刃受金具13に対してねじ
などで着脱自在に取り付けられる。
の一実施例である。図において1,2は電源側のプラグ
刃で,1201は電源側のアース極のプラグ刃で,台1
202に取付られており,1201と電気的に接続され
た導体1203が引き出されていて,ねじ1205でね
じ穴1204に着脱自在に取り付けられる。14は負荷
側の刃受金具と電気的に接続されたターミナルで,導体
1203かアース線15が選択的にねじで取り付けられ
る。
一実施例である。図において1,2,14は図2と同一
のものである。1210は軸1211でケースに軸支さ
れて,折りたたみ可能とした電源側のアース極プラグ
で,不用時は1210’のように折りたたんでケース内
に収納できる。1210のアース極プラグ刃はケース内
部で常時負荷側のアース極の刃受金具に電気的に接続さ
れている。
一実施例である。図において1,2,14は図2と同一
のものである。1212は不用時にケースに対してスラ
イドロック機構で1212’のように収納可能とした電
源側のアース極プラグで,該1212のアース極プラグ
刃はケース内部で常時負荷側のアース極の刃受金具に電
気的に接続されている。
おいて,(a)は通常の2Pコンセント,(b)はアー
スターミナル付き2Pコンセントで,16がねじ式のタ
ーミナルであり,アース線を接続する。(c)は3Pコ
ンセントで18はアース極の刃受穴である。図7はプラ
グの例であり,(d)は通常の2Pプラグ,(e)はア
ース線15がついた2Pプラグで,(f)はアース極の
ついた3Pプラグである。
の使用例を示した図である。図8は電源側のコンセント
が図6の(a)のもので,プラグが図7の(d)のもの
である。この場合は漏電保護プラグの電源側のアース極
プラグ刃12は請求項1の場合は取り外し,請求項2の
場合は折りたたみ,請求項3の場合はケース内に押し込
んで使用する。なおアース線15は点線のように取り付
けられたままとしてあってもよい。
のもので,プラグが図7に示す(f)の場合の例であ
る。この場合はアース極プラグの刃12は先の図8の例
のようにして,代わりにアース線15を取り付けてアー
ス線15をコンセントのアースターミナル16に接続し
て使用する。
(c)のもので,負荷側のプラグが図7の(e)に示す
ものの場合の例である。この場合は漏電保護プラグの電
源側アース極プラグ刃12は,請求項1の場合は取り付
け,請求項2の場合は起こして,請求項3の場合は引き
出して突出させて使用する。そして負荷側のプラグ
(e)のアース線17を漏電保護プラグのアースターミ
ナル14に接続して使用する。
(c)のもので,負荷側のプラグが図7の(f)に示す
ものの場合で,この場合は,図10の場合の漏電保護プ
ラグの状態と同一で使用可能である。
き漏電保護プラグでは,コンセントとプラグがどのよう
な組合せの場合でも,プラグ刃12とアース線15を適
宜使い分けることで,使用可能となる。
トがどのような種類でも使用できる漏電保護プラグを提
供することができて,感電や漏電保護効果の高いアース
極付き漏電保護プラグを提供することができるという効
果がある。
Claims (3)
- 【請求項1】電源側には2本のプラグ刃と負荷側には2
個の刃受金具を備え,その間を接点装置を介して導体で
接続し,導体は変流器を貫通し,変流器の出力は増幅さ
れてコイルを駆動し,コイルは前記接点装置を引き外す
ように作用するとともに,電源側には着脱可能なアース
極プラグ刃と,アース線と,負荷側にはアース極の刃受
金具と,該アース極の刃受金具と電気的に接続されたア
ース端子とを備え,前記アース極プラグ刃とアース線は
択一的に刃受金具と電気的に接続されるか,取付なしと
する手段を有することを特徴とするアース極付き漏電保
護プラグ。 - 【請求項2】電源側には2本のプラグ刃と負荷側には2
個の刃受金具を備え,その間を接点装置を介して導体で
接続し,導体は変流器を貫通し,変流器の出力は増幅さ
れてコイルを駆動し,コイルは前記接点装置を引き外す
ように作用するとともに,電源側には根元を軸支されて
折りたたみ可能としたアース極プラグ刃と,アース線
と,負荷側にはアース極の刃受金具と,該アース極の刃
受金具と電気的に接続されたアース端子とを備え,前記
アース極プラグ刃はアース極の刃受金具と電気的に接続
されて,前記アース線はアース極の刃受金具に対し着脱
可能としたことを特徴とするアース極付き漏電保護プラ
グ。 - 【請求項3】電源側には2本のプラグ刃と負荷側には2
個の刃受金具を備え,その間を接点装置を介して導体で
接続し,導体は変流器を貫通し,変流器の出力は増幅さ
れてコイルを駆動し,コイルは前記接点装置を引き外す
ように作用するとともに,電源側にはスライドロック式
で突出収納自在としたアース極プラグ刃と,アース線
と,負荷側にはアース極の刃受金具と,該アース極の刃
受金具と電気的に接続されたアース端子とを備え,前記
アース極プラグ刃はアース極の刃受金具と電気的に接続
されて,前記アース線はアース極の刃受金具に対し着脱
可能としたことを特徴とするアース極付き漏電保護プラ
グ。
Priority Applications (1)
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JP2000165384A JP4510233B2 (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | アース極付漏電保護プラグ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001351501A true JP2001351501A (ja) | 2001-12-21 |
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Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011108394A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Fujitsu Component Ltd | コネクタ装置、雌コネクタ、及び雄コネクタ |
JP2018006134A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | テンパール工業株式会社 | 遮断範囲可変形のプラグ形漏電遮断器 |
CN112103726A (zh) * | 2020-10-13 | 2020-12-18 | 深圳市良辉科技有限公司 | 一种漏电保护插头 |
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JPH0648185U (ja) * | 1992-12-03 | 1994-06-28 | 敏博 能見 | 2p・3p両用電源プラグ |
-
2000
- 2000-06-02 JP JP2000165384A patent/JP4510233B2/ja not_active Expired - Lifetime
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