JP2001351490A - サーマルプロテクタ - Google Patents

サーマルプロテクタ

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JP2001351490A JP2000168447A JP2000168447A JP2001351490A JP 2001351490 A JP2001351490 A JP 2001351490A JP 2000168447 A JP2000168447 A JP 2000168447A JP 2000168447 A JP2000168447 A JP 2000168447A JP 2001351490 A JP2001351490 A JP 2001351490A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易かつ低コストな構成で良好な気密性が得
られ、かつ、小型化および薄型化を図ることができるサ
ーマルプロテクタを提供する。 【解決手段】 スイッチ機構部20と、スイッチ機構部
10の第1および第2の外部接続端子21,22が貫通
する態様でスイッチ機構部20の周囲に位置される周壁
部12有し、各接続端子21,22と一体成形すること
によってこれらの接続端子21,22の貫通部を密着封
止した樹脂製の有底ケース10と、ケース10の上部開
口が密封されるようにケース周壁部の上端面に密着固定
した電気絶縁材料からなるカバー部材30とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器の過度の
温度上昇による火災等の危険を防止するために用いられ
るサーマルプロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のサーマルプロテクタは、適用す
る機器の使用環境によってはスイツチ機構部に水等が浸
入することがある。また、この種のサーマルプロテクタ
が小型電池パックに組込まれる場合、該電池パックに内
蔵された2次電池から電解液が漏出してスイッチ機構部
に侵入することがある。更に、上記サーマルプロテクタ
の適用機器の組立工程中において絶縁ワニスが使用され
る場合には、この絶縁ワニスがスイッチ機構部に浸入す
ることもある。
【0003】上記スイッチ機構部に上記水、電解液、ワ
ニス等が侵入した場合、このスイッチ機構部の機能が損
なわれる虞がある。しかも、上記電池パックの2次電池
が可燃性の電解液を用いるリチウムイオン電池の場合に
は、漏出した電解液が上記スイツチ機構の接点で発生す
るアークによって発火する懸念がある。
【0004】そこで、従来のサーマルプロテクタでは、
有底筒状のケースにスイッチ機構部を挿入して、該ケー
スの開口部を樹脂やゴムのパッキンで封止したり、ハー
メチックシールによって作成した部品と有底筒状の金属
製ケースとの間の開口を全周溶接する等の手段を講じて
気密性を確保している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記いずれの
手段も、加工上の手間を要する。すなわち、ケースの開
口部を樹脂によって封止する手段は、液状の樹脂を使用
するので、該樹脂を硬化するための加熱処理を必要とす
る。また、上記開口部をパッキンによって封止する手段
は、パッキンを一個一個装着する手間を必要とする。更
に、ハーメチックシールを用いる手段は、開口部全周の
溶接作業後に密閉性の良否を確認するための検査工程が
必要となる。そして、上記いずれの手段もケースに強度
が必要になるため、薄肉のケースを使用してサーマルプ
ロテクタの全体形状の小型化および薄型化を図ることが
困難になるという欠点がある。
【0006】なお、外部接続端子が外部に露出する態様
でスイッチ機構部を有底のケースに収容し、このケース
の上部開口に蓋を被せた後、この蓋を超音波溶接によっ
て上記ケースの上面に接着する方法も試みられている
が、薄型化を図るために上記蓋の厚みを薄くした場合、
この蓋が超音波溶接に必要な振動エネルギーに耐えられ
なくなって損傷する虞がある。本発明の課題は、このよ
うな状況に鑑み、簡易かつ低コストな構成で良好な気密
性が得られ、かつ、小型化および薄型化を図ることがで
きるサーマルプロテクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、固定接
点、該固定接点に対向して配設された可動接点、およ
び、側方に突出しかつ前記固定接点および可動接点にそ
れぞれ電気的に接続された第1および第2の外部接続端
子を有し、熱応動素子の変形動作によって前記可動接点
を変位させて該可動接点を前記固定接点に対して開閉す
るように構成されたスイッチ機構部と、前記第1および
第2の外部接続端子が貫通する態様で前記スイッチ機構
部の周囲に位置される周壁部を有し、前記各外部接続端
子と一体成形することによって該各接続端子の貫通部を
密着封止した樹脂製の有底ケースと、前記ケースの上部
開口が密封されるように前記ケースの周壁部の上端面に
密着固定した電気絶縁材料からなるフィルム状のカバー
部材と、を備えた構成を有する。第2の発明は、固定接
点、該固定接点に対向して配設された可動接点、およ
び、側方に突出しかつ前記固定接点および可動接点にそ
れぞれ電気的に接続された第1および第2の外部接続端
子を有し、熱応動素子の変形動作によって前記可動接点
を変位させて該可動接点を前記固定接点に対して開閉す
るように構成されたスイッチ機構部と、前記第1および
第2の外部接続端子が貫通する態様で前記スイッチ機構
部の周囲に位置される周壁部を有し、前記各外部接続端
子と一体成形することによって該各接続端子の貫通部を
密着封止した樹脂製の無底ケースと、前記ケースの上部
開口および下部開口が密封されるように前記ケースの周
壁部の上端面および下端面にそれぞれ接着固定した電気
絶縁材料からなるフィルム状のカバー部材と、を備えた
構成を有する。第3の発明は、前記ケースの周壁部の端
面を面一に形成している。第4の発明は、前記カバー部
材の機械的強度を増すために、該カバー部材の外面を薄
肉の金属板からなる補強カバー板で覆った構成を有す
る。第5の発明は、前記スイッチ機構部が、一端部に前
記可動接点を設けるとともに他端部を前記第2の外部接
続端子に電気的に接続した可動板を備え、前記熱応動素
子の動作によって前記可動板の一端部を上方に変位させ
て前記可動接点を前記固定接点から離間させるよう構成
されている。第6の発明は、前記スイッチ機構部が、前
記熱応動素子の一端部に前記可動接点を設けるとともに
該熱応動素子の他端部を前記第2の外部接続端子に電気
的に接続し、前記熱応動素子の動作によって前記可動接
点を上方に変位させて前記可動接点を前記固定接点から
離間させるよう構成されている。第7の発明は、接触不
安定による前記固定接点と可動接点の異常発熱もしくは
異常過大電流による前記可動板の異常発熱に起因して前
記熱応動素子が過剰に変形作動した際に、前記可動板の
先端部が前記ケースの上部開口を封止するカバー部材の
内面に当接するように該カバー部材と前記スイッチ機構
部の相対位置関係を設定し、かつ、前記カバー部材の内
面を、該内面に当接した前記可動板の先端部の熱によっ
て溶融可能な樹脂で形成している。第8の発明は、接触
不安定による前記固定接点と可動接点の異常発熱もしく
は異常過大電流による前記熱応動素子の異常発熱に起因
して該熱応動素子が過剰に変形作動した際に、前記熱応
動素子の先端部が前記ケースの上部開口を封止するカバ
ー部材の内面に当接するように該カバー部材と前記スイ
ッチ機構部の相対位置関係を設定し、かつ、前記カバー
部材の内面を、該内面に当接した前記熱応動素子の先端
部の熱によって溶融可能な樹脂で形成している。第9の
発明は、前記熱応動素子として所定の温度下で反転作動
するバイメタル素子を用いている。第10の発明は、前
記熱応動素子として所定の温度下で変形作動する形状記
憶合金を用いている。第11の発明は、前記カバー部材
が、熱硬化性樹脂あるいは紙からなるフィルムの一方の
面に熱可塑性樹脂をコーティングした構成を有し、前記
熱可塑性樹脂を加熱溶融することによってこのカバー部
材を前記ケースに接着固定している。第12の発明は、
前記カバー部材が、熱硬化性樹脂からなるフィルムの一
方の面に熱可塑性樹脂からなるフィルムをラミネートし
た構成を有し、前記熱可塑性樹脂からなるフィルムを加
熱溶融することによってこのカバー部材を前記ケースに
接着固定している。第13の発明は、前記カバー部材
が、熱硬化性樹脂あるいは耐熱紙からなるフィルムに熱
可塑性樹脂からなるフィルムを重ね合わせた構成を有
し、前記熱可塑性樹脂からなるフィルムを加熱溶融する
ことによってこのカバー部材を前記ケースに接着固定し
ている。第14の発明は、前記カバー部材が、互いに融
点の異なる複数枚の熱可塑性樹脂からなるフィルムを融
点の最も高いフィルムが外面側に位置する態様で積層し
た構成を有し、少なくとも最も融点の高いフィルムを除
くフィルムを加熱溶融することによってこのカバー部材
を前記ケースに接着固定している。第15の発明は、前
記カバー部材が、ヒートシール用フィルムからなり、該
ヒートシール用フィルムを加熱することによってこのカ
バー部材を前記ケースに接着固定している。第16の発
明は、前記カバー部材が、耐熱性および電気絶縁性を有
したフィルムに粘着材を塗布してなる粘着テープからな
り、該粘着テープを前記ケースに貼着している。第17
の発明は、前記カバー部材が、前記ケースの材料の融点
よりも高くかつ前記熱応動素子の変形温度よりも所定温
度以上高い融点を有した樹脂からなるフィルムによって
構成され、前記ケースの周壁部端面を加熱溶融させるこ
とによってこのカバー部材を前記ケースに接着固定して
いる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るサーマルプ
ロテクタの平面図、図2は、図1のA−A断面図であ
る。このサーマルプロテクタは、有底のケース10にス
イッチ機構部20を収容し、該ケース10の上部開口を
フィルム状のカバー部材30によって密閉した構成を有
する。
【0009】ケース10は、樹脂材料によって形成され
ており、底部11と、この底部11の周縁に沿って立設
した周壁部12とを備えている。このケース10を形成
する樹脂材料としては、比較的融点の高いPPS(ポリ
フェニレンスルフィド)樹脂や液晶ポリマー、あるい
は、熱硬化性樹脂であるフェノール樹脂や不飽和ポリエ
ステル樹脂等が使用される。
【0010】スイッチ機構部20は、上記ケース10の
周壁部12を貫通する左右一対の外部回路接続用端子2
1,22と、該ケース10内に位置された可動板23お
よびバイメタル素子24とを備えている。上記ケース1
0は、スイッチ機構部20の端子21,22と一体に成
型されている。したがって、上記周壁部12に対する上
記端子21,22の貫通部は該周壁部12を形成する樹
脂によって密着封止されている。
【0011】上記端子21,22の基部は、ケース10
の内方に位置され、端子21の基部上面に固定接点25
が形成されている。可動板23は、弾性を有した金属板
からなり、その先端部下面に上記固定接点25に対向す
る可動接点26を取り付けてある。図3に拡大して示す
ように、可動板23は、可動接点26の後端近傍に位置
した部位に、後方に向かって突出する切上げ部23aを
設けてある。
【0012】上記切上げ部23aは、可動板23に該切
上げ部23aの輪郭に沿う切断線を形成した後、該可動
板23の先端部両サイドを段状に折り曲げ加工すること
によって形成されている。可動板23の先端部は、上記
折り曲げ加工によってその後方の部位に比してほぼ該可
動板23の厚み分だけ上方に位置している。したがっ
て、切上げ部23aの後端側には、可動板23の後方に
向かって開く開口(隙間)23bが形成されている。
【0013】熱応動素子であるバイメタル素子24は、
上記可動板23の上面側に位置されている。このバイメ
タル板24は、先端部が上記可動板23に形成された開
口23bに嵌挿され、また、後端部が前記外部接続端子
22の基端部にカシメられた断面コ字状の保持部材27
に遊嵌されている。なお、図1に示すように、上記バイ
メタル素子24の先端部上面は、可動板23における可
動接点26の取付面にほぼ一致している。
【0014】上記バイメタル素子24が反転していない
常温時には、図2に示すように、可動接点26が可動板
23の弾性力によって固定接点25に押圧接触してい
る。この状態で、端子21,22に接続された図示して
いない電気機器の異常発熱あるいは端子21,22間に
流れる負荷電流の増加による可動板23等の異常発熱に
よってバイメタル素子24の周囲温度が所定の反転温度
に達すると、図3に示すように、バイメタル素子24が
ケース10底部11に突設した突起11aを支点として
反転作動する。
【0015】バイメタル素子24が反転作動すると、該
バイメタル素子24の先端部が可動板23の切上げ部2
3a(図4参照)を介して該可動板23の先端部を持ち
上げるので、可動接点26が固定接点25から離れて端
子21と端子22間の電気的な接続が断たれる。上記の
ように作動するスイッチ機構部20は、上記切上げ部2
3aにバイメタル素子24の先端部上面を係合させた構
成を有するので、安定したスイッチング機能を確保した
状態で厚み方向の形状を短縮することができる。
【0016】次に、カバー部材30について説明する。
カバー部材30は、例えば、0.1mm程度の厚みを有
するように形成され、ケース10の周壁部11aの上面
に接着固定される。以下に、このカバー部材30の構成
および接着方法のいくつかを例示する。
【0017】(1)構成例1 この構成例1のカバー部材は、電気絶縁性を有する熱硬
化性樹脂あるいは紙からなるフィルムを基材とし、この
基材の一方の面に熱可塑性樹脂をコーティングして接着
層を形成した構成を有する。上記熱硬化性樹脂として
は、ポリイミド樹脂等が使用され、また紙としては、ア
ラミド紙のような耐熱性を有したものが使用される。そ
して、上記熱可塑性樹脂としては、ポリアミド、ポリオ
レフィン、EVA、ポリエステル等が使用される。この
カバー部材は、上記接着層が上記周壁部11aの上端面
に当接する態様で配設され、該接着層を加熱溶融するこ
とによって上記周壁部の上端面に接着固定される。
【0018】(2)構成例2 この構成例2のカバー部材は、電気絶縁性の熱硬化性樹
脂あるいは紙からなるフィルムを基材とし、この基材に
熱可塑性樹脂からなるフィルムを接着材として重ね合わ
せた構成を有する。上記熱硬化性樹脂、紙および熱可塑
性樹脂としては、(1)において例示したものが適用さ
れる。このカバー部材は、上記熱可塑性樹脂からなる接
着材フィルムが上記周壁部11aの上端面に当接する態
様で配設され、該フィルムを加熱溶融することによって
上記周壁部11aの上端面に接着固定される。
【0019】(3)構成例3 この構成例3のカバー部材は、熱硬化性樹脂からなるフ
ィルムの一方の面に熱可塑性樹脂からなるフィルムをラ
ミネートした構成を有する。上記熱硬化性樹脂として
は、熱硬化性のポリイミド樹脂等が使用され、また、上
記熱可塑性樹脂としては、熱可塑性のポリイミド樹脂
や、テフロン(登録商標)系の樹脂であるFEP(テト
ラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合
体)等が使用される。
【0020】(4)構成例4 この構成例4のカバー部材は、互いに融点の異なる複数
枚の熱可塑性樹脂からなるフィルムを、その外面側に最
も融点の高いフィルムが位置するように積層した構成を
有する。このカバー部材は、最も融点の高いフィルムが
上面となる態様で上記周壁部11aの上端面上に配設さ
れ、少なくとも最も融点の高いフィルムを除くフィルム
を加熱溶融することによって上記周壁部11aの上端面
に接着固定される。
【0021】(5)構成例5 この構成例5のカバー部材は、ヒートシール用フィルム
で構成されている。周知のように、ヒートシール用フィ
ルムは、基板に実装するチップ部品をテーピング処理
(キャリアテープに所定の間隔で形成された凹部にチッ
プ部品を収納し、加熱によりヒートシールテープとキャ
リアテープとを接着する処理)する際に使用するもので
ある。このカバー部材は、接着層が下面となる態様で上
記周壁部11aの上端面上に配設され、該接着層を加熱
面溶融することによって上記周壁部11aの上端面に接
着固定される。
【0022】(6)構成例6 この構成例6のカバー部材は、耐熱性および電気絶縁性
を有した樹脂あるいは紙からなるフィルムの一方の面に
粘着材を塗布した構成を有する。上記フィルムを構成す
る樹脂としては、ポリイミド樹脂等が使用され、また、
該フィルムを構成する紙としては、アラミド紙のような
耐熱性を有したものが使用される。このカバー部材は、
上記粘着材の粘着力によってケース10の周壁部11a
の上端面に接着固定される。
【0023】(7)構成例7 この構成例7のカバー部材は、ケース10の材料の融点
よりも高くかつ前記熱応動素子の反転温度よりも所定温
度(例えば、50℃)以上高い融点を有した樹脂からな
るフィルムによって構成される。上記フィルムを構成す
る樹脂としては、ポリエステル樹脂、PPS、ポリイミ
ド等を適用することができる。このカバー部材は、ケー
ス10の周壁部11aの上端面に配置した後、該上端面
を加熱溶融させることによってこの上端面に接着固定さ
れる。
【0024】上記構成のサーマルプロテクタは、上記フ
ィルム状カバー部材30によってケース10の上部開口
を密閉しているので、薄型に形成することができ、しか
も、ケース10の周壁部12に対する端子21,22の
貫通部が該周壁部12を形成する樹脂によって密着封止
されるので、端子21,22の露出部を除くスイッチ機
構部20をケース10とカバー部材30とによって画成
された密閉空間内に封じ込めることができる。
【0025】図5および図6は、機械的強度を増すた
め、前記カバー部材30の外面に薄肉の金属板からなる
補強カバー板40を重ね合わせて配設した実施の形態を
示す。上記補強カバー板40は、例えば、厚さ0.1m
m程度のステンレス鋼板で形成され、次のようにしてケ
ース10に固定されている。すなわち、このカバー部材
40は、その上面に対してほぼ90度折り曲げられた一
対の係止用舌片41を両側端部にそれぞれ備え、これら
の係止用舌片41をケース10の側面に形成した溝13
に弾性嵌合させることによってケース10に固定されて
いる。
【0026】上記舌片41は、二股状に分岐した先端部
を備え、これらの先端部を上記溝13のテーパ状側面に
当接係止させてある。したがって、上記補強カバー板4
0は、上記カバー部材30の上面に接した状態が安定に
保持される。上記補強カバー板40を設けた場合には、
カバー部材30の厚みを0.1mmよりも小さくするこ
とができ、例えば、15〜50μm程度までその厚みを
減少させても良い。
【0027】なお、前記スイッチ機構部20の構成は、
図2に示す構成に限定されない。すなわち、可動板23
の下面側にバイメタル素子を設け、このバイメタル素子
の反転力で可動板23の先端部を押し上げることによっ
て可動接点26を固定接点25から離間させるようにス
イッチ機構部20を構成しても良い。また、可動接点2
6をバイメタル素子24の先端部に設け、該バイメタル
素子24の反転動作によって直接接点25,26を開閉
させるようにスイッチ機構部20を構成しても良い。も
ちろん、この場合には、可動板23が省略されるととも
に、バイメタル素子24の基端部が端子22に電気的に
接続される。
【0028】更に、上記バイメタル素子24に代えて形
状記憶合金を使用することも可能である。上記形状記憶
合金として一方向性のものを使用する場合には、この形
状記憶合金と可動板23とを組合わせて、該形状記憶合
金の変形力によって可動板23を変位させるとともに、
可動板23の弾性反力によって形状記憶合金を復帰動作
させる。
【0029】もちろん、上記一方向性の形状記憶合金に
可動接点26を設けて、該形状記憶合金の変形動作によ
って直接接点25,26を開閉させるように構成するこ
とも可能である。このように構成されたスイッチ機構部
は、一度変形動作した形状記憶合金がその変形状態を保
持することになるので、いわゆるワンショット型のサー
マルプロテクタとしての機能を持つことになる。
【0030】一方、形状記憶合金として二方向性のもの
を使用する場合には、可動板23が省略される。すなわ
ち、形状記憶合金に可動接点26を設けて、該形状記憶
合金の変形動作によって直接接点25,26を開閉させ
る。なお、この場合には、形状記憶合金の内部抵抗を低
減する目的で、該形状記憶合金の一端と他端間を柔軟性
のあるバイパス用良導体によって短絡することができ
る。
【0031】図2および図6に示したサーマルプロテク
タは、有底のケース10を使用しているが、このケース
10に代えて図示していない無底のケースを使用するこ
とも可能である。この場合には、図2に示す周壁部12
の下端面に前記カバー部材30と同様のカバー部材を接
着して、この無底ケースの下部開口を密閉し、かつ、必
要に応じて、該カバー部材の外面に図6に示す補強カバ
ー板40と同様の補強カバー板を重ね合わせ配設する。
【0032】ところで、上述したサーマルプロテクタ
は、適用機器の異常による保護動作の繰り返えしに伴っ
て、接点25,26が徐々に損耗する。そして、その損
耗が一定以上進行すると、接点25,26の接触状態が
不安定となって該接点25,26が異常に発熱し、最悪
の場合には、接点25,26が相互に溶着することもま
ま有り得る。
【0033】上記接点25,26が溶着する前の段階で
は、該接点25,26が相当に発熱した状態にある。こ
の状態で、バイメタル素子24が反転して接点25,2
6が開かれた場合を考えると、この場合には、バイメタ
ル素子24の周囲温度が上記接点25,26の発熱の影
響で通常の反転温度よりも上昇した状態(オーバーシュ
ート)にあるので、バイメタル素子24が通常の曲率半
径よりも小さな曲率半径を示す態様で反り返ることにな
る。そして、このように、バイメタル素子24が過剰に
反り返えった場合には、可動板23の先端部が通常より
も大きく持上げられる(スイッチ機構の構成によって
は、押し上げられる)ので、可動接点26の上昇高さが
大きくなる。
【0034】本発明に係るサーマルプロテクタにおいて
は、上記のようにバイメタル素子24が過剰に反り返え
った場合に、可動板23の先端部上面がカバー部材30
の内面に押圧当接するように該カバー部材30の配設高
さを設定してある。したがって、バイメタル素子24が
過剰に反り返えった場合、接点26の発熱によって高温
に加熱された可動板23の先端部がカバー部材30の内
面に当接して該内面を溶融し、かつ、その後の冷却によ
ってカバー部材30の内面に接着固定されることにな
る。
【0035】つまり、本発明のサーマルプロテクタは、
接触不安定による接点25,26の異常発熱下でバイメ
タル素子24が反転作動した場合に、その機能を停止し
て接点25,26の開放状態を維持するように作用す
る。それ故、接点25,26が溶着して適用機器の通電
状態が継続されるという事態を回避することができる。
もちろん、この様な機能を得るには、上記カバー部材3
0の内面を構成する樹脂材料として、その融点が上記加
熱された可動板23の先端部の温度よりも低いものを選
択する必要がある。
【0036】上記バイメタル素子24の過剰な反り返り
動作は、接点25,26の異常発熱以外の要因によって
も発生する。すなわち、可動板23に過大な異常負荷電
流が流れた場合には、可動板23の発熱量が異常に大き
くなってバイメタル素子24が過剰に反り返ることにな
る。この場合においても、発熱した可動板23の先端部
がカバー部材30の内面に接着固定されて、接点25,
26の開放状態が維持されるので、上記過大な異常負荷
電流による負荷の焼損等を未然に防止することができ
る。
【0037】なお、上記の安全機能は、可動接点26を
バイメタル素子24の先端部に設ける形式のスイッチ機
構部を採用した場合や、バイメタル素子24に代えて形
状記憶合金を使用する形式のスイッチ機構部を採用した
場合においても当然得ることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも以下のよう
な効果が得られる。 (1) 簡易かつ低コストな構成でスイッチ機構部を気
密状態に保持することができるサーマルプロテクタを提
供することができる。 (2) また、安全規格で認定されている絶縁物の中で
は、樹脂成型物よりも厚さの薄いフィルム状のカバー部
材をケースの開口部の封止に使用しているので、小型か
つ薄型に構成することができる。 (3) 十分な気密性が確保されるので、電解液の漏出
の可能性のある2次電池パックに用いるサーマルプロテ
クタとして好適である。 (4) 外力に対する機械的強度の要求には、カバー部
材の外面を薄肉の金属板からなる補強カバー板で覆うこ
とによって対応することができ、その場合、該補強カバ
ー板の内面が上記カバー部材によって覆われるので、補
強カバー板を絶縁チューブや絶縁チューブによって電気
的に絶縁する必要がない。 (5) 接触不安定によって固定接点と可動接点が異常
発熱した場合もしくは異常過大電流によって熱応動素子
(または、可動板)が異常発熱した場合に、カバー部材
の熱溶融性および固着性を利用してスイッチ機構部の接
点開放状態を継続保持させるという安全機能を付与する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーマルプロテクタの実施形態を
示す平面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】接点が開いた状態を示す断面図。
【図4】可動板の先端部の形状を示す斜視図。
【図5】補強カバー板の取付け態様を例示した平面図。
【図6】補強カバー板の取付け態様を例示した側面図。
【符号の説明】
10 ケース 11 底部 12 周壁部 20 スイッチ機構部 21,22 外部回路接続用端子 23 可動板 24 バイメタル素子 25 固定接点 26 可動接点 30 カバー部材 40 補強カバー板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 37/54 H01H 37/54 C 37/76 37/76 B

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点、該固定接点に対向して配設さ
    れた可動接点、および、側方に突出しかつ前記固定接点
    および可動接点にそれぞれ電気的に接続された第1およ
    び第2の外部接続端子を有し、熱応動素子の変形動作に
    よって前記可動接点を変位させて該可動接点を前記固定
    接点に対して開閉するように構成されたスイッチ機構部
    と、 前記第1および第2の外部接続端子が貫通する態様で前
    記スイッチ機構部の周囲に位置される周壁部を有し、前
    記各外部接続端子と一体成形することによって該各接続
    端子の貫通部を密着封止した樹脂製の有底ケースと、 前記ケースの上部開口が密封されるように前記ケースの
    周壁部の上端面に密着固定した電気絶縁材料からなるフ
    ィルム状のカバー部材と、 を備えることを特徴とするサーマルプロテクタ。
  2. 【請求項2】 固定接点、該固定接点に対向して配設さ
    れた可動接点、および、側方に突出しかつ前記固定接点
    および可動接点にそれぞれ電気的に接続された第1およ
    び第2の外部接続端子を有し、熱応動素子の変形動作に
    よって前記可動接点を変位させて該可動接点を前記固定
    接点に対して開閉するように構成されたスイッチ機構部
    と、 前記第1および第2の外部接続端子が貫通する態様で前
    記スイッチ機構部の周囲に位置される周壁部を有し、前
    記各外部接続端子と一体成形することによって該各接続
    端子の貫通部を密着封止した樹脂製の無底ケースと、 前記ケースの上部開口および下部開口が密封されるよう
    に前記ケースの周壁部の上端面および下端面にそれぞれ
    接着固定した電気絶縁材料からなるフィルム状のカバー
    部材と、 を備えることを特徴とするサーマルプロテクタ。
  3. 【請求項3】 前記ケースの周壁部の端面が面一に形成
    されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    サーマルプロテクタ。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材の機械的強度を増すため
    に、該カバー部材の外面を薄肉の金属板からなる補強カ
    バー板で覆ったことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のサーマルプロテクタ。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ機構部が、一端部に前記可
    動接点を設けるとともに他端部を前記第2の外部接続端
    子に電気的に接続した可動板を備え、前記熱応動素子の
    動作によって前記可動板の一端部を上方に変位させて前
    記可動接点を前記固定接点から離間させるよう構成され
    ていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    のサーマルプロテクタ。
  6. 【請求項6】 前記スイッチ機構部が、前記熱応動素子
    の一端部に前記可動接点を設けるとともに該熱応動素子
    の他端部を前記第2の外部接続端子に電気的に接続し、
    前記熱応動素子の動作によって前記可動接点を上方に変
    位させて前記可動接点を前記固定接点から離間させるよ
    う構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載のサーマルプロテクタ。
  7. 【請求項7】 接触不安定による前記固定接点と可動接
    点の異常発熱もしくは異常過大電流による前記可動板の
    異常発熱に起因して前記熱応動素子が過剰に変形作動し
    た際に、前記可動板の先端部が前記ケースの上部開口を
    封止するカバー部材の内面に当接するように該カバー部
    材と前記スイッチ機構部の相対位置関係を設定し、か
    つ、前記カバー部材の内面を、該内面に当接した前記可
    動板の先端部の熱によって溶融可能な樹脂で形成したこ
    とを特徴とする請求項5に記載のサーマルプロテクタ。
  8. 【請求項8】 接触不安定による前記固定接点と可動接
    点の異常発熱もしくは異常過大電流による前記熱応動素
    子の異常発熱に起因して該熱応動素子が過剰に変形作動
    した際に、前記熱応動素子の先端部が前記ケースの上部
    開口を封止するカバー部材の内面に当接するように該カ
    バー部材と前記スイッチ機構部の相対位置関係を設定
    し、かつ、前記カバー部材の内面を、該内面に当接した
    前記熱応動素子の先端部の熱によって溶融可能な樹脂で
    形成したことを特徴とする請求項6に記載のサーマルプ
    ロテクタ。
  9. 【請求項9】 前記熱応動素子として所定の温度下で反
    転作動するバイメタル素子を用いたことを特徴とする請
    求項1〜8のいずれかに記載のサーマルプロテクタ。
  10. 【請求項10】 前記熱応動素子として所定の温度下で
    変形作動する形状記憶合金を用いたことを特徴とする請
    求項1〜8のいずれかに記載のサーマルプロテクタ。
  11. 【請求項11】 前記カバー部材が、熱硬化性樹脂ある
    いは紙からなるフィルムの一方の面に熱可塑性樹脂をコ
    ーティングした構成を有し、前記熱可塑性樹脂を加熱溶
    融することによってこのカバー部材を前記ケースに接着
    固定したことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに
    記載のサーマルプロテクタ。
  12. 【請求項12】 前記カバー部材が、熱硬化性樹脂から
    なるフィルムの一方の面に熱可塑性樹脂からなるフィル
    ムをラミネートした構成を有し、前記熱可塑性樹脂から
    なるフィルムを加熱溶融することによってこのカバー部
    材を前記ケースに接着固定したことを特徴とする請求項
    1〜10のいずれかに記載のサーマルプロテクタ。
  13. 【請求項13】 前記カバー部材が、熱硬化性樹脂ある
    いは耐熱紙からなるフィルムに熱可塑性樹脂からなるフ
    ィルムを重ね合わせた構成を有し、前記熱可塑性樹脂か
    らなるフィルムを加熱溶融することによってこのカバー
    部材を前記ケースに接着固定したことを特徴とする請求
    項1〜10のいずれかに記載のサーマルプロテクタ。
  14. 【請求項14】 前記カバー部材が、互いに融点の異な
    る複数枚の熱可塑性樹脂からなるフィルムを融点の最も
    高いフィルムが外面側に位置する態様で積層した構成を
    有し、少なくとも最も融点の高いフィルムを除くフィル
    ムを加熱溶融することによってこのカバー部材を前記ケ
    ースに接着固定したことを特徴とする請求項1〜10の
    いずれかに記載のサーマルプロテクタ。
  15. 【請求項15】 前記カバー部材が、ヒートシール用フ
    ィルムからなり、該ヒートシール用フィルムを加熱する
    ことによってこのカバー部材を前記ケースに接着固定し
    たことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の
    サーマルプロテクタ。
  16. 【請求項16】 前記カバー部材が、耐熱性および電気
    絶縁性を有したフィルムに粘着材を塗布してなる粘着テ
    ープからなり、該粘着テープを前記ケースに貼着したこ
    とを特徴とする請求項1〜6,9,10のいずれかに記
    載のサーマルプロテクタ。
  17. 【請求項17】 前記カバー部材が、前記ケースの材料
    の融点よりも高くかつ前記熱応動素子の変形温度よりも
    所定温度以上高い融点を有した樹脂からなるフィルムに
    よって構成され、前記ケースの周壁部端面を加熱溶融さ
    せることによってこのカバー部材を前記ケースに接着固
    定したことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記
    載のサーマルプロテクタ。
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