JP2001351241A - 光記録装置、光記録方法、及び光記録媒体、並びにデジタルスチルカメラ - Google Patents

光記録装置、光記録方法、及び光記録媒体、並びにデジタルスチルカメラ

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JP2001351241A
JP2001351241A JP2000175893A JP2000175893A JP2001351241A JP 2001351241 A JP2001351241 A JP 2001351241A JP 2000175893 A JP2000175893 A JP 2000175893A JP 2000175893 A JP2000175893 A JP 2000175893A JP 2001351241 A JP2001351241 A JP 2001351241A
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光浩 島田
Hirokazu Kimura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体に対する書込み特性を保証する。 【解決手段】 パワーキャリブレーション領域(PCA)
と、プログラムマネジメント領域(PMA)と、リードイ
ン領域(Lead-in Area)と、インフォメーション領域
(Imformation Area)とを有し、パワーキャリブレーシ
ョン領域にはテスト領域と、試し書きの開始位置及び回
数等をカウントするためのカウント領域とを有する記録
媒体25において、パワーキャリブレーション領域のテ
スト領域に、記録媒体を識別するための付加情報を記述
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を使用し
て記録媒体に対してデータの記録を行う光記録装置、光
記録方法、及びこのとき用いられる光記録媒体、並びに
デジタルスチルカメラに関し、特にレーザ光による試し
書き領域の所定位置に書き込まれた識別情報を読み取る
光記録装置、光記録方法、及びレーザ光による試し書き
領域の所定位置に識別情報を記録した光記録媒体、並び
にこれらを適用したデジタルスチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】光学的読取りを応用した、いわゆるCD
(Compact Disc)のようなディスク状記録媒体(以下、
光ディスクと記す。)は、記憶容量が大きく、ランダム
アクセスが可能である。また、光学読取りは、非接触で
あることから、磁気テープのような接触型の記録媒体と
比較してヘッドクラッシュ等の危険や読取りによる摩耗
・損傷がない。また、ディスク表面が頑丈なことから、
偶発的なデータ消失の危険性も少ない。このように多く
の利点を持つ光ディスクは、コンピュータ周辺のメモリ
として、またデータ制作・データ保存において優れた記
録媒体である。
【0003】近年においては、CD-R(Compact Disc-Rec
ordable)と呼ばれる追記型の光ディスクを用いた記録
再生装置が開発されている。このようなCD-Rのなかに
は、CD-ROM、CD-ROM/XA、CD-I、CD-DAといったコンパク
ト・ディスクで使用される全ての標準的なフォーマット
に対応した書込みを簡単に行うことができるものもあ
る。またCD-Rは、従来の磁気テープ、磁気ディスク等に
代わって、電子機器に搭載されて、データを記録及び/
又は再生する記録再生装置として使用されるようになっ
てきている。
【0004】CD-Rで使用するレーザダイオードは、記録
媒体毎の特性、及び周囲温度等により書込みのためのレ
ーザ出力に変動があるため、データの書込みの直前に記
録媒体内周部に設けられたPCA(Power Calibration Are
a)と呼ばれる試し書き領域にレーザの出力レベルを段
階的に変化させて試し書きを行うことによって、そのと
きの環境下で最適な書込み出力を決定している。この動
作は、Optimum PowerCalibration(OPC)と呼ばれてい
る。
【0005】CD-Rの規格では、リードインエリアのグル
ーブ上にATIP(Absolite Time In Per-groove,Modulati
ng)の所定の形式でメディア上の時間情報と10フレー
ムに1フレームの割合でリードイン領域に開始時間等の
情報がコード化されて書き込まれている。
【0006】これは、メーカ、記録媒体を個別に識別す
るための識別コードとしても使用されており、ここに記
述されるコードで指定される記録媒体毎の書込特性が記
録装置側に予め記憶されている。そして、記録装置は、
書込みに関する種々のパラメータ群を求めておいて、書
込時にこの識別コードに対応する最適パラメータ群を選
択して用いている。これは、ライトストラテジと呼ば
れ、レーザーパルスをEFMパルス長に応じて時間軸・強
度方向に部分的に変化させる際のレーザ出力の最適値を
指定している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例えば、デジタルスチ
ルカメラ等の携帯型の電子機器の記録装置としてCD-Rを
適用した場合について考える。温度変化の激しい環境
下、振動条件が厳しい環境下等において規格に定められ
るジッタ特性を確保するためには、従来の据え置き型の
記録装置以上に厳しいライトストラテジ精度及びライト
ストラテジ管理が要求される。
【0008】しかしながら、記録媒体自体が違法に複製
されたものである場合、グルーブ全体を含めて複製され
ているため、リードイン領域に書込まれている開始時間
等の情報もまた複製されていることが多い。
【0009】そのため、記録装置は、このような記録媒
体に対して記録を行う場合、リードイン領域に書込まれ
ている開始時間に対応するライトストラテジのためのパ
ラメータを用意するが、実際は違法に複製されているた
め、記録媒体を形成している素材の素材特性等が異なっ
ており、ライトストラテジのためのパラメータが適合し
ないことがある。
【0010】このように、ライトストラテジのパラメー
タが用意されていない記録媒体、特に違法に複製された
記録媒体に対しては、用意されたパラメータによって設
定された書込特性が十分に生かされず、再生時のジッタ
特性が悪くなるという問題点がある。
【0011】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
提案されたものであり、ライトストラテジのためのパラ
メータが用意されていない記録媒体、特に違法複製され
た記録媒体に対して書込みを行う場合に生じる書込特性
及び再生時のジッタ特性の低下を防止することが可能な
光記録装置及び光記録方法、ライトストラテジのための
パラメータが用意されていない記録媒体、特に違法複製
された記録媒体と識別が可能な光記録媒体、並びにこの
ような光記録装置を適用したデジタルスチルカメラを提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係る光記録装置は、記録媒体に対して
光記録によってデータの記録を行う光記録装置であっ
て、記録媒体に対してデータを書込む書込み手段と、記
録媒体の試し書き領域の所定位置に記録された試し書き
以外の付加情報を読取る読取り手段と、読取った付加情
報に応じて記録媒体に対する書込みを制御する制御手段
とを有することを特徴とする。
【0013】ここで、読取り手段は、試し書き領域以外
の領域に記録された情報を読取り、制御手段は、付加情
報とこの情報とを用いて識別動作を行うことが挙げられ
る。
【0014】また、付加情報は、アナログ量として記述
されていることが挙げられる。
【0015】上述した目的を達成するために、本発明に
係る光記録方法は、記録媒体に対して光記録によってデ
ータの記録を行う光記録装置であって、記録媒体の試し
書き領域の所定位置に記録された試し書き以外の付加情
報を読取って、読取った付加情報に応じて記録媒体に対
する書込みを制御することを特徴とする。
【0016】ここで、試し書き領域以外の領域に記録さ
れた情報を読取り、付加情報とこの情報とを用いて識別
動作を行うことが挙げられる。
【0017】また、付加情報は、アナログ量として記述
されていることが挙げられる。
【0018】上述した目的を達成するために、本発明に
係る光記録媒体は、光記録によってデータの記録が行わ
れる光記録媒体であって、データを記録する際に試し書
きが行われる試し書き領域と、試し書き領域以外の領域
とを有し、試し書き領域は付加情報を含むことを特徴と
する。
【0019】ここで、付加情報は、アナログ量として記
述されていることが挙げられる。
【0020】上述した目的を達成するために、本発明に
係るデジタルスチルカメラは、被写体を撮像する撮像手
段と、撮像した画像データを処理する画像処理手段と、
記録媒体に対してデータの記録及び/又は再生を行う記
録再生手段と、記録媒体の試し書き領域の所定位置に記
録された付加情報を読取る読取り手段と、読取った付加
情報に応じて記録媒体に対する書込みを制御する制御手
段とを備えることを特徴とする。
【0021】ここで、読取り手段は、試し書き領域以外
の領域に記録された情報を読取り、制御手段は、付加情
報とこの情報とを用いて識別動作を行うことが挙げられ
る。
【0022】また、付加情報は、アナログ量として記述
されていることが挙げられる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0024】本発明の実施の形態の一構成例として示す
デジタルスチルカメラは、UDF(Universal Disk Forma
t)に準拠したファイルシステムに基づいて、追記型の
記録媒体に対して、撮像した画像データの書込み、及び
記録媒体からの画像データの読出しを行うものである。
また、記録媒体の試し書き領域に記述される記録媒体の
識別情報としての付加情報を読み出して、読取った付加
情報に応じて記録媒体に対する書込みを制御するもので
ある。
【0025】UDF(Universal Disk Format)は、CD-R
(Compact Disc-Recordable)、WORM(Write-Once Read
-Many optical disk)、CD-R/RW(Compact Disc-Record
able/Rewritable)、MO(Magnet Optical Disk)、DVD
(Digital Versatile Disk)等の各種メディアに対して
相互に使用可能なファイル名の文字コード、ファイル属
性等を記述するための定義の1つであり、OSTA(Optica
l Storage Technology Association)によって策定され
ている。
【0026】つまり、UDFは、どの様なOSからも書込可
能で、かつ書き込んだファイルは、特別なリーダプログ
ラム無しにあらゆるOS上での再生互換が実現されるファ
イルシステムである。
【0027】UDFでは、主なデータ構造として、ファイ
ルエントリICB(File Entry Information Control Bloc
k)が用いられている。UDFでは、全てのファイルとディ
レクトリが独自のICBを持っている。本発明の実施の形
態における撮像画像の画像データ等の実データを格納し
ているファイルは、一般的にそれを定義するICBよりも
前に書かれるようになっているため、ファイルが複数の
エクステント(データ列)上に置かれる場合、ICBには
それらのエクステントのリストを含めることができる。
【0028】UDFでは、VAT(Virtual Allocation Tabl
e)と呼ばれるマッピングテーブルを利用して、各ファ
イルに仮想参照(Virtual Reference)のためのシーケ
ンシャルな番号(仮想アドレス)を割り当てている。国
際規格であるISO9660に準拠するファイルシステムが記
録媒体上の各ファイルやディレクトリを論理アドレスに
よって直接参照するようになっているのに対して、UDF
では上述のような仮想アドレスで参照している。VAT
は、トラック内のどの場所にでも配置することができ、
更にVATは、VATの位置を指し示すVAT ICBによって参照
されるようになっている。
【0029】UDFにおいてVAT ICBは、記録媒体上に最後
に記録された物理アドレスに置くことが決められてい
る。VATは、複数のエクステント上に分割されて配置さ
れているが、VAT ICBは、VATのエクステントリストを含
んでいる。したがって、UDFでは、ファイルが何らかの
方法で変更されたとしても、一連のファイルポインタ全
体を変更する必要はなく、最終的にはVAT ICBのみを変
更すれば、変更されたファイルに辿り着くことができ
る。
【0030】UDFに準拠するファイルシステムにおい
て、ファイル等を収容し、着脱可能な記録媒体の管理上
の単位(以下、ボリュームと記す。)構造は、図1に示
すようになっている。
【0031】UDFに準拠するファイルシステムでは、セ
ッションの先頭を0セクタとしたときの16セクタ以降に
記録されるエクステンデッドエリア内のBEAD(Begining
Extended Area Descriptor)と、TEAD(Terminating E
xtended Area Descriptor)とに挟まれるVSD(Volume S
tructure Descriptor)にUDFファイルシステムを認識す
るための情報が書かれている。
【0032】UDFに準拠するファイルシステムでは、記
録媒体へのデータの書込みがされた状態で、且つセッシ
ョンをクローズする前では、ファイルに辿り着くために
光学ヘッドが最初に読出しを行うAVDP(Anchor Volume
Descriptor Pointer)を記録することが認められてい
る。AVDPは、セッションの先頭を0セクタとしたときの
論理ブロック番号(LBN:Logical Block Number)が512
セクタ目の領域に記述されている。
【0033】つまり、セクタ512にAVDPが存在していれ
ば、UDFに準拠するファイルシステムに基づいて記録さ
れていることが分かる。AVDPは、記録媒体のクローズド
セッション動作によって、LBN=256のセクタと、LBN=
(最後書込みセクタのLBN)−256のセクタのうちの2カ
所のセクタに記述される。クローズドセッション動作後
は、セクタ512に記述されたAVDPは、読出しの際に使用
されない。AVDPは、ボリューム記述子(以下、VDS:Vol
ume Descriptor Sequenceと記す。)を指し示すもので
ある。VDS群は、セクタ512以降に記述されている。
【0034】VDSとは、ボリューム構造の中身に関する
情報を示した記述子であり、VDSには基本ボリューム記
述子、論理ボリューム記述子(以下、LVD:Logical Vol
ume Discriptionと記す。)、アプリケーション用ボリ
ューム記述子、仮想パーティション記述子、実パーティ
ション記述子等のボリューム情報やパーティション情報
が含まれている。
【0035】パーティションには、実パーティションと
仮想パーティションの2つがある。実パーティションに
は、記録媒体上に記録されるデータの実際の論理アドレ
スが含まれている。一方、仮想パーティションは、デー
タの仮想アドレスに基づくテーブルであり、記録媒体の
記録領域全体を物理アドレスから仮想アドレスにリマッ
ピングしたときの領域の区分である。仮想パーティショ
ンは、VATによって決定される。
【0036】また、VDS内には実パーティションと仮想
パーティションとを指す2つの記述子が置かれている。
パーティション番号が0であれば、ファイルシステム
は、実パーティション、つまり実際の論理アドレスを参
照し、1ならば仮想パーティション(VAT)を参照す
る。
【0037】VDSにおけるLVDは、ファイルセット記述子
(以下、FSDS:File Set Descriptor Sequenceと記
す。)の集合、つまりボリューム内に存在するファイル
セットの集合を指している。それぞれのFSDSは、RDICB
(Root Directory Information Control Block)を指し
ており、RDICBには、具体的なディレクトリ名、ファイ
ル名等の情報が含まれている。
【0038】パケットライティングに適したUDFに準拠
したファイルシステムでは、2つの固有なデータ構造が
ある。ファイルシステム内に存在する各ファイルを識別
するためのファイルエントリICB(File Entry ICB)
と、ファイル識別記述子(以下、FID:File Identifier
Descriptorと記す。)である。FIDは、ファイルエント
リICBの物理アドレスを指し示す。又は、VATを介して、
間接的にファイルエントリICBを指し示している。
【0039】RDICBから参照されるディレクトリは、関
連するFIDを集めたテーブルとして構成されている。フ
ァイルエントリICBには、格納されるファイルの全ての
エクステントリスト、日付、及びファイル属性等が入っ
ている。したがって、このファイルエントリICBの内容
は、ファイルが変更又は編集されたときに変化する可能
性がある物理アドレスである。
【0040】FIDは、ファイルエントリICBを指し、ファ
イルエントリICBによって参照されるファイルエントリ
が実際のファイルを指している。ディレクトリは、一種
のファイルであるから、ファイルエントリは、ディレク
トリを指すことも可能である。これによってUDFに準拠
したファイルシステムでは、ツリー状の階層構造を構成
している。
【0041】このように、RDICBによってルートディレ
クトリを参照することができる。また、ルートディレク
トリには、ファイルエントリICBを参照するためのFID
か、ディレクトリエントリICBを指すFIDが含まれてい
る。
【0042】FIDは、例えば「パーティション1/ブロ
ック200」のような情報を持っている。パーティショ
ンが1ならば仮想パーティションであるから、ファイル
システムは、ファイルを探すために直接論理アドレス♯
200へは行かない。代わりに、まずVATを参照し、VATを
介して論理アドレスを指し示すことになる。
【0043】以上のファイルシステムの結果、UDFでは
ファイルをシークするために、図2に模式的に示すシー
ケンスを実行する。
【0044】光ヘッドは、まず、ディスクの記録済みエ
リアの1番最後の領域を読みに行く。ここにはVAT ICB
が記述されている。VAT ICBからVATが読み込まれる。
【0045】続いて光ヘッドは、セクタ256のAVDPを参
照する。次にAVDPに記述されるVDSを参照する。
【0046】VDSから、パーティションが実パーティシ
ョンであるか、仮想パーティションであるかを判別す
る。
【0047】更にVDSから、FSDSを参照する。FSDSに
は、RDICBが示されており、RDICBにはルートディレクト
リが示されている。ルートディレクトリの中には、ファ
イルの毎のIDを示すFIDが含まれている。
【0048】最後に、FIDによって構成されるルートデ
ィレクトリのVDSのパーティションフラグが実パーティ
ションになっている場合は、ファイルエントリICBの物
理アドレスを直接参照し、フラグが仮想パーティション
になっている場合は、VATを介してファイルエントリICB
を参照することによって所望とするファイルに辿り着く
ことになる。
【0049】FIDとファイルエントリICBとの間にVATを
設けることによって、ファイルエントリICBが書き換え
られた場合であっても、VAT上でファイルエントリICBの
アドレスをすり替えることで仮想的にファイルエントリ
ICBが書き換えられたように扱うことができる。
【0050】したがって、例えばルートディレクトリの
中身を変更したことによってファイルエントリICBの場
所が変わったとしても、VATを変更すれば、FIDを書き換
える必要がない。
【0051】UDFに準拠するファイルシステムでは、以
上のようなシーク動作を行うことによって、シーケンシ
ャルライトの記録媒体を、あたかもランダムリードライ
トの記録媒体であるかのように扱うことを可能としてい
る。
【0052】続いて、本発明の実施の形態の一構成例と
して示すデジタルスチルカメラの具体的な構成につい
て、図3を参照して説明する。当該デジタルスチルカメ
ラは、例えば、記録媒体に対してデータの書込及び読み
出しを行うものであって、ここでは追記型の記録媒体と
して、ディスク形状を呈するいわゆるCD-R(Compact Di
sc-Recordable)を使用する。
【0053】デジタルスチルカメラ1は、被写体を撮像
する撮像部10と、撮像部10からの画像信号に変換を
施す画像信号演算処理部(Image Signal Processor)1
1と、当該デジタルスチルカメラ1を操作するための操
作情報、画像信号等を表示する表示部12と、後述する
記録媒体に対して書込及び/又は読出しを行うOP(Opti
cal Pickup)部13と、読出し信号をRF処理するRF処理
部14と、RF処理部14からの各信号からサーボ信号を
生成するサーボ信号処理部15と、サーボ信号処理部1
5からの信号に基づいて各ドライバを制御するためのア
ナログ信号を生成するアナログフィルタ処理部16と、
後述する記録媒体からの読出し信号を処理する信号処理
部17と、スピンドルモータの回転を制御するスピンド
ルドライバ18と、スレッドモータの動作を制御するス
レッドドライバ19と、OP部13の対物レンズを揺動す
るトラッキングドライバ20と、ディスク状記録媒体に
対してOP部13の対物レンズを垂直方向に動かしてビー
ムの焦点を制御するフォーカスドライバ21と、ディス
ク状記録媒体を駆動するスピンドルモータ22と、OP部
13を記録媒体の径方向に移動するスレッドモータ23
と、各部を制御する制御部24とを備え、記録媒体25
に対して、撮像した画像データの書込み、及び画像デー
タの読出しを行う。
【0054】撮像部10は、被写体の像を取り込むレン
ズ部と、画像信号を生成する電荷結合素子(以下、CCD
と記す。)と、サンプリング/ホールド(以下、S/Hと
記す。)回路と、画像信号をデジタル信号に変換するA/
D変換回路とを有している。CCDは、レンズ部からの被写
体像から画像信号を生成し、生成した画像信号をS/H回
路へと供給する。S/H回路は、CCDからの画像信号をサン
プリング及びホールドした後、A/D変換回路へと供給す
る。A/D変換回路は、S/H回路からの画像信号をデジタル
信号へと変換し、画像信号演算処理部11へと供給す
る。
【0055】画像信号演算処理部11は、CPUに制御さ
れて、撮像部10からのデジタル画像信号に対して、RG
B信号から色差・輝度信号への色基準形変換、ホワイト
バランス処理、γ補正、縮小画像処理、JPEG圧縮処理等
の画像処理を行う。処理された画像信号は、後述するSR
AMへ一旦格納された後、信号処理部17へと供給され
る。また、画像信号演算処理部11は、処理した画像信
号を表示部12へと供給する。
【0056】表示部12は、例えば液晶ディスプレイ
(LCD:Liquid Crystal Display)であり、画像信号処
理演算部からの画像信号を表示する。
【0057】OP(Optical Pickup)部13は、対物レン
ズ、レーザダイオード(LD)、レーザダイオードドライ
バ、フォトディテクトIC(Photo Detect IC)、ハーフ
ミラー等を含み、光信号を検出してRF処理部14へと出
力する。また、記録媒体25に対して記録する際には、
ピット形成に必要な信号処理部17からのレーザの点滅
・駆動信号(DECEFMW)、レーザ強度と明滅の最適値を
示す(ライトストラテジ)信号等に基づいて記録媒体2
5に対してデータの書込を行う。
【0058】RF処理部14は、OP部13から検出された
ビームシグナルとサイド、メインからなる8系統の信号
を、サンプリング及びホールドし、演算処理を行って、
8系統の信号のうちの所定の信号からFE(フォーカスエ
ラー)、TE(トラッキングエラー)、MIRR(ミラー)、
ATIP(Absolute Time In Pregroove)、読出し主信号等
の信号を生成する。RF処理部14は、生成した信号のう
ち、FMDT(FrequencyModulation Data)、FMCK(Freque
ncy Modulation Clock)、TE、FEをサーボ信号処理部1
5へと出力し、試し書きによって検出したレーザ強度の
最適値(OPC:Optical Power Calibration)信号及びレ
ーザ点滅・駆動信号を信号処理部17へと出力し、MIRR
を制御部24へと出力する。
【0059】サーボ信号処理部15は、RF処理部14か
らのFMDT(Frequency Modulation Data)、FMCK(Frequ
ency Modulation Clock)、TE、FEを入力し、制御部2
4に制御されて光ディスク特有の各種サーボを制御する
信号を生成し、アナログフィルタ処理部16へと出力す
る。
【0060】アナログフィルタ処理部16は、サーボ信
号処理部15からの各種サーボの制御信号からアナログ
信号を生成して、スピンドルドライバ18、スレッドド
ライバ19、トラッキングドライバ20、フォーカスド
ライバ21へと出力する。
【0061】信号処理部17は、制御部24に制御され
て、RF処理部14からのOPC、DECEFMを入力し、CIRCデ
コード及びエンコード、ライトストラテジ、ADDrデコー
ド、アシンメトリ計算、ランニングOPC等の処理を行
う。記録媒体に対してデータの書込を行う場合は、レー
ザの点滅・駆動信号、レーザ強度の最適値を示す信号等
の信号をOP部13に対して出力する。
【0062】スピンドルドライバ18は、アナログフィ
ルタ処理部16からの信号に基づいてスピンドルモータ
22の回転を制御する。
【0063】スレッドドライバ19は、アナログフィル
タ処理部16からの信号に基づいてスレッドモータ23
のスレッド動作を制御する。
【0064】トラッキングドライバ20は、アナログフ
ィルタ処理部16からの信号に基づいてOP部13を揺動
して、記録媒体25のディスク表面に照射されるビーム
スポットの位置を制御する。
【0065】フォーカスドライバ21は、アナログフィ
ルタ処理部16からの信号に基づいてOP部13を記録媒
体25のディスク表面に対して垂直方向に動かすことに
よって、レーザの焦点調整を制御する。
【0066】スピンドルモータ22は、スピンドルドラ
イバ18からの信号に基づいて記録媒体を回転させる。
【0067】スレッドモータ23は、スレッドドライバ
19からの信号に基づいてOP部13のスレッド動作を行
う。
【0068】制御部24は、各種処理を行うためのプロ
グラムを格納するプログラムメモリと、VAT ICB及び各
種データを一時的に記憶するワークエリアとしてのSRAM
(Static Random Access Memory)と、CPUとを備え、後
述の記録媒体25のテスト領域の第1パーティションか
ら識別コードの内容を読出し、当該識別コードと後述す
るスペシャルインフォメーション2の情報とに基づいて
記録媒体を識別している。また、制御部25は、各部を
統括して制御する。
【0069】ここで、SRAMは、具体的に、記録媒体上か
ら抽出された識別コードと後述するスペシャルインフォ
メーション2の情報とに対応する情報を予め記憶してい
る。
【0070】記録媒体25は、UDFに準拠したファイル
システムに基づいてデータの書込み及び読出しを行う追
記型記録媒体であって、ディスク形状を呈するいわゆる
CD-R(Compact Disc-Recordable)である。
【0071】記録媒体25の断面図を図4乃至図5に示
す。図4は、記録媒体25をディスク表面に対して垂直
に切断したときの切断面を示している。また図5は、図
4の断面図におけるディスク内周側を拡大して示したも
のである。
【0072】図4に示すように、記録媒体25は、パワ
ーキャリブレーション領域(PowerCariblation Area:PC
A)と、プログラムマネジメント領域(Program Manegem
entArea:PMA)と、リードイン領域(Lead-in Area)
と、インフォメーション領域(Imformation Area)とを
有している。
【0073】更に、その拡大図を図5に示すように、パ
ワーキャリブレーション領域は、実際に試し書きを行う
領域としてのテスト領域と、試し書きの開始位置及び回
数等をカウントするためのカウント領域とを有してい
る。
【0074】図4及び図5に斜線で示されている領域
は、記録済みであることを示している。
【0075】記録媒体25においては、パワーキャリブ
レーション領域のテスト領域に、付加情報が記述されて
いる。この付加情報は、記録媒体25を識別するための
識別情報であり、ピット長の長短を変化させて書込まれ
ているため、個々のピットの集合がアナログ的な値とし
て検出される。図5に示す記録媒体は、仮に「03012012
3120」という識別コードを有しているものとする。
【0076】テスト領域は、100個のパーティション
に分割され、このパーティションは、リードイン領域の
開始時間からの相対時間によって指定されている。各パ
ーティションは、最小で1フレームで構成されるが、5
サブパーティションに分割され、1サブパーティション
は、更に3フレームに分割されるため、最大15フレー
ムで構成される。このサブパーティションを使用して書
込みの直前に試し書きを行うことによりレーザ出力を調
整する。
【0077】本発明に係る光記録媒体の一例として示す
記録媒体25は、テスト領域の最初のパーティション
(第1パーティション)を付加情報の記録位置として使
用している。第1パーティションに「030120123120」の
識別コードが記述されている。この識別コードは、記録
媒体25を作製した時点で記録されるものである。それ
に伴って、第1パーティションに対応するカウント領域
も塗りつぶされている。したがって、第1パーティショ
ンに識別コードを有する記録媒体25は、テスト領域と
カウント領域の第1パーティションは、使用済みとして
扱われていることになる。
【0078】具体的には、第1パーティションの15フ
レームのうち、第1フレームは、最大値3に相当する書
込み値で記録され、第2フレームは、最小値0に相当す
る書込み値で記録されている。この最大値と最小値に相
当する書込み値によって以降の書込み値の正規化が行わ
れている。第3フレームから第14フレームまでの12
フレームを識別コードとして割当て、最終の第15フレ
ームには最大値3が記録されている。
【0079】デジタルスチルカメラ1における制御部2
4は、このような記録媒体25のテスト領域の第1パー
ティションから識別コードの内容を読出し、RF処理部1
4介してA/D変換部33においてアナログ信号へと変換
して、これを復号して識別コードを得、当該識別コード
と後述するスペシャルインフォメーション2の情報とに
基づいて記録媒体を識別している。
【0080】このような動作を行うための各回路・各部
は、従来のOPC動作に必要な回路と全く同じものが使用
可能であり、制御ソフトのみ変更することによって実現
できる。
【0081】上述のように構成されたデジタルスチルカ
メラ1において、記録媒体25に記録されている信号を
読出す際の各構成要素の動作を説明する。
【0082】記録媒体25のディスク表面から反射され
たレーザダイオードの光は、OP部13のレンズ光学系で
読取られる。レンズ光学系からの光は、PDIC(Photo De
tectIC)によって電気信号に変換されてRF処理部14内
でサンプリング及びホールドされ、8つのそれぞれ所定
の信号からフォーカスエラー(FE)、トラッキングエラ
ー(TE)、ミラー(MIRR)、ATIP(Absolute Time In P
regroove)、読出し主信号等の信号が演算処理により生
成される。
【0083】始めに、RF処理部14で求められたフォー
カスエラーは、サーボ信号処理部15(Digital Servo
Processor)にて特性を調整された後、アナログフィル
タ処理部16(Analog Filter Block)を通り、フォー
カスドライバ21に入力される。フォーカスドライバ2
1は、図示しないOP部13のレンズ駆動フォーカスコイ
ルを上下方向に移動し、フォーカスのずれを修正する。
【0084】同様に、RF処理部14で求められたトラッ
キングエラーは、サーボ信号処理部15(Digital Serv
o Processor)にてAC成分を取り出され、デジタルフィ
ルタ処理が施される。その後、アナログフィルタ処理部
16を通り、トラッキングドライバ20に入力される。
トラッキングドライバ20は、OP部13のレンズ駆動ト
ラッキングコイルを半径方向へと微動させ、トラッキン
グのずれを修正する。
【0085】また、RF処理部14で求められたトラッキ
ングエラーは、サーボ信号処理部15にてDC成分が取り
出され、デジタルフィルタ処理が施される。その後、ア
ナログフィルタ処理部16を通り、スレッドドライバ1
9に入力される。スレッドドライバ19は、スレッドモ
ータを動作させ、OP部13全体を記録媒体の径方向に移
動し、スレッド動作のずれを修正する。シーク動作時に
は、このスレッド制御の電圧を外部から意図的に加える
ことによって強制的にスレッドモータを駆動している。
【0086】以上のように、トラッキングエラーのAC成
分を元にレンズのみが径方向に微動されるトラッキング
動作が行われ、DC成分を元にOP部13全体を径方向に移
動するスレッド動作が行われる。
【0087】RF処理部14から出力される記録媒体の反
射率変化の検出信号(ミラー)は、OP部13がトラック
を横切りる際に検出されるため、CPUは、ミラーをカウ
ントすることによって、現在のシーク位置及び読取り位
置の検出、光ピックアップ動作の開始及び停止を行う。
【0088】スピンドルモータ22の制御は、ATIP(Ab
solute Time In Pregroove)処理に基づいて行われる。
記録媒体に書き込まれているウォッブル(Wobble)溝と
呼ばれる蛇行した溝には、径方向に22.05KHzの中心周波
数で+/-1KHzのFM変調により、時間情報が記録されてい
る。変調されているのは、Bi-Phase変調されたATIP(Ab
solute Time In Pregroove)と呼ばれる時間情報であ
る。
【0089】フォーカスとトラッキングが合っていると
き、RF処理部14では、入力された8信号の所定の組み
合わせからウォッブル信号が取り出される。FM復調、AT
IPデコードが施され、中心周波数に相当するクロック信
号(FMCK)と時間情報(FMDT)として取り出される。
【0090】FMDTは、サーボ信号処理部15(Servo Pr
ocessor)にてメディアの絶対時間位置、即ちアドレス
とその他の付加情報として分類された所定のレジスタに
格納されている。それに応じて、CPUがBUS経由で読み出
しを行う。
【0091】読出し動作時には、RF処理部14にて8信
号の所定の組み合わせから記録ピットに対応した信号を
取り出し、イコライザー処理をした後、EFM(Eight to
Fourteen Moduration)信号の形式のまま信号処理部1
7に供給される。信号処理部17で、CIRC(Cross Inte
rleave Reed-Solomon Code)に基づいた復号を行って所
望のデータを得る。
【0092】続いて、書込み動作について説明する。書
込み動作では、まず始めにリードイン領域にピックアッ
プを移動してATIP情報を読出す。更に、その中からスペ
シャルインフォメーション2(Special Imformation
2)の部分を読出す。
【0093】図6に、リードイン領域に書き込まれてい
るATIPのフレーム構造の概略を示した。図6におけるフ
レーム番号Nのフレームにはスペシャルインフォメーシ
ョン1が記述され、フレーム番号(N+10)にはスペシャ
ルインフォメーション2が記述されている。また、各ス
ペシャルインフォメーションに続くフレーム番号(N+
1)から(N+9)、及び(N+11)から(N+19)のフレーム
にはノーマルタイムコードが記述されている。
【0094】10フレーム毎に記述されているスペシャル
インフォメーション領域には、記録媒体のリードイン領
域の開始位置が時間情報として書き込まれている。ここ
で読み出されるフレーム番号(N+10)に記述されるスペ
シャルインフォメーション2領域にもリードイン領域の
開始位置が時間情報として所定の形式で記述されてい
る。
【0095】例えば、記録媒体の記録開始点から2分1
1秒経過した位置からリードイン領域が開始される媒体
である場合、記録媒体25のスペシャルインフォメーシ
ョン2領域には、合計収録時間の100分から2分11
秒を減算した97分49秒という時間情報をデジタル化
した信号が記述されている。即ち、「97:49:00」という
時間情報が「1001 0111 0100 1001 0000 0000」として
記述されている。
【0096】このスペシャルインフォメーション領域に
書込まれている情報は、記録媒体を識別するための識別
コードに相当するものである。記録媒体の再生装置で
は、この識別コードに対応するライトストラテジパラメ
ータと他の関連パラメータとをテーブルとして予め記憶
している。ライトストラテジとは、書込み後のピットサ
イズが規格を満たすように、書込み時のレーザパルスを
各ピット毎に時間方向とレベル方向に修正するための補
正パラメータである。再生装置には、予め記録媒体毎の
ライトストラテジが用意されている。ライトストラテジ
信号は、例えば図7に示すように詳細に設定されてい
る。
【0097】図7(a)には、EFM信号が示されている。図
7(b)は、図7(a)のEFM信号を書込む際の実際のR
F信号が示されている。ここで、ライトストラテジ信号
は、aTだけ遅延して書き始め、書込みの初期(bT)期間
は、PwよりもΔPだけ大きい出力で記述され、その後は
出力Pwで記述するように決定されている。
【0098】次に、レーザ出力の最適値を決定するため
のOPC(Optimum Power Calibration)動作を行う。上述
のライトストラテジが書込みピット毎のレーザの詳細な
制御であるのに対して、OPC動作は、書込み動作全体を
通してのレーザ出力の最適値を算出するための動作であ
る。OPCを行うことによって、理想的な読取り目標値を
実現するためのピットの書込み設定値を得ることができ
る。
【0099】OPCは、PCAのテスト領域で行われる。テス
ト領域は、100個のパーティションに分割され、この
パーティションは、リードイン領域の開始時間からの相
対時間によって指定されている。各パーティションは、
更に最大で15個のフレームに分割されている。この1
パーティションを使用して書込みの直前に試し書きを行
うことで、レーザ出力を調整する。
【0100】具体的には、レーザ出力を所定の値から段
階的に変化させて、段階毎に記録媒体に書込みを行う。
このときのレーザ出力を読み出して、各段階におけるア
シンメトリを測定し、目標とするアシンメトリ付近の設
定値から直線近似により目標のアシンメトリ値を示すレ
ーザ出力の設定値を得る。
【0101】ここで、アシンメトリ値とは、3TPit/Land
の中心レベルと11TPit/Landの中心レベルとのずれを定
義したものであり、以下の式によって算出される値であ
る。アシンメトリ値を算出する際に用いられるピットの
復調レベルを図8に示した。
【0102】アシンメトリ値(%)=(3Tセンタ−11T
センタ)/11T振幅 目標とするアシンメトリ値は、ジッタ値を最小とする理
想的な値であり、このアシンメトリ値は、記録媒体固有
の値としてライトストラテジパラメータの中に含まれ、
記録媒体のリードイン領域の開始位置情報と対応して予
め記憶されている。ここでは、目標アシンメトリ値を-5
%としている。
【0103】書込み時のレーザ出力と書込み後のアシン
メトリ値の関係を図9に示す。図9からも分かるよう
に、書込み時のレーザ出力と書込み後のアシンメトリ値
は比例関係にある。CD-Rの光学ピックアップに使用され
るレーザダイオードは、一般に動作環境温度に対するレ
ーザ出力の変動が大きく、常温で目標アシンメトリ値に
なるようなレーザ出力を設定したとしても、図9に示す
ように、環境温度に応じてレーザ出力が大きく変化す
る。その結果、図10に示したアシンメトリ値と記録ジ
ッタ値の関係を表すグラフからも分かるように、アシン
メトリ値の変動が、記録ジッタ値の悪化に大きく影響し
ている。
【0104】そのため、レーザ出力の最適値を決定する
ためのOPC動作は、書込み動作の直前に実行する必要が
あり、上記作業によりレーザ出力の最適設定を行った後
に、固定値として用意されている各パラメータを設定し
て最適な書込みを実現している。アシンメトリ値の測定
は、A/D変換器から取り込んで信号処理部において行わ
れる。
【0105】PCAのカウント領域では、OPCの実施によ
り、各パーティション内のサブパーティションが1つで
も使用されると、カウント領域の対応するパーティショ
ンが塗りつぶされるようになっている。次回、OPCを行
う際には、PCAの使用済みパーティション内の未使用サ
ブパーティションをシークしてからOPC動作が行われ
る。
【0106】具体的に書込みに際しては、SRAM中に用意
された圧縮済みの撮影画像データを、シグナルプロセッ
サ内でCIRCやEFMのエンコード処理を行った後に、ピッ
ト形成に必要なレーザの点滅・駆動信号(DECEFMW)、
レーザ強度の最適値を示す(ライトストラテジ)信号と
してOP部のレーザドライバに入力される。
【0107】このときATIPをデコードして得られるFMDT
信号から得られるフレーム単位のアドレスを基準として
ファイルシステムに沿って、所定の位置にタイミングを
合わせて書込みが行われる。
【0108】最初の書込みでは、後のクローズセッショ
ンの際にリードインエリアとなる約20Mbyte分の領域を
スキップした位置から書込みを開始する。
【0109】記録データの書込みに際して、本発明に係
る光記録装置を適用したデジタルスチルカメラ1は、記
録媒体25のテスト領域に記述される記録媒体の識別情
報を記述した識別コードを読み出して、読み出した当該
識別コードとスペシャルインフォメーション2に記述さ
れている記録媒体毎の記録開始時間とに基づいて識別を
行い、識別された記録媒体に対してのみ書込み動作を実
行する。デジタルスチルカメラ1が、記録媒体に対して
データを書込む際の処理について、図11を用いて説明
する。
【0110】ステップS1において、制御部24は、ピ
ックアップをリードイン領域内に移動して、ATIP情報を
読み出す。
【0111】ステップS2において、制御部24は、PM
Aを読込み、記録媒体の空き容量を確認する。
【0112】ステップS3において、スペシャルインフ
ォメーション2領域から、リードイン領域の開始時間を
読み出す。
【0113】ステップS4において、上記開始時間に対
応したライトストラテジのためのパラメータがメモリに
用意されているか否かの判別を行う。
【0114】ライトストラテジのためのパラメータが用
意されていない場合は、ステップS5において、記録媒
体の交換を指示し、ステップS1の工程に戻る。
【0115】ライトストラテジのためのパラメータが用
意されている場合は、ステップS6において、PCAのテ
スト領域の第1パーティションを読出し、A/D変換及び
復号して識別コードを求める。
【0116】続いて、制御部24は、ステップS7にお
いて、識別コードが上記開始時間に対応する識別コード
であるか否かの判別を行う。
【0117】識別コードと開始時間とが対応していない
場合、ステップS5において、記録媒体の交換を指示
し、ステップS1の工程に戻る。
【0118】識別コードと開始時間とが対応している場
合、ステップS8において、対応するライトストラテジ
のためのパラメータを設定する。
【0119】続いて、制御部24は、ステップS9にお
いてパワーキャリブレーション領域のテスト領域におい
て試し書きを実行する。
【0120】試し書きが終了すると、ステップS10に
おいて、データの書込みを開始する。
【0121】以上のように、本発明の実施の形態として
示すデジタルスチルカメラ1は、記録媒体に対して、テ
スト領域の識別コードとスペシャルインフォメーション
2に記録される書込み開始時間とを用いて2重の識別を
行うため、違法複製等によって製造された記録媒体、及
びライトストラテジのためのパラメータが用意されてい
ない記録媒体をより厳密に識別することが可能となる。
【0122】また、テスト領域に識別コードを含む記録
媒体25に対応するデジタルスチルカメラ1は、一般
に、追記型及び/又は書換型の記録媒体に対して書込み
及び読出しを行う記録再生装置のソフトを一部変更する
ことによって実現することが可能である。
【0123】なお、本発明は上述した実施の形態のみに
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
【0124】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る光記録装置は、記録媒体に対して光記録によってデー
タの記録を行う光記録装置であって、記録媒体に対して
データを書込む書込み手段と、記録媒体の試し書き領域
の所定位置に記録された試し書き以外の付加情報を読取
る読取り手段と、読取った付加情報に応じて記録媒体に
対する書込みを制御する制御手段とを有する。
【0125】ここで、読取り手段は、試し書き領域以外
の領域に記録された情報を読取り、制御手段は、付加情
報とこの情報とを用いて識別動作を行うことが挙げられ
る。
【0126】したがって、本発明に係る光記録装置は、
ライトストラテジのためのパラメータが用意されていな
い記録媒体、特に違法複製された記録媒体を識別するこ
とが可能であり、ライトストラテジのためのパラメータ
が用意されていない記録媒体、特に違法複製された記録
媒体に対して書込みを行う場合に生じる書込特性及びジ
ッタ特性の低下を防止することが可能である。
【0127】また、試し書き領域に付加情報を含む光記
録媒体に対応する光記録装置は、一般に、追記型及び/
又は書換型の記録媒体に対して書込み及び読出しを行う
記録再生装置のソフトを一部変更することで実現可能で
あるため、低コストで実現される。
【0128】本発明に係る光記録方法は、記録媒体に対
して光記録によってデータの記録を行う光記録装置であ
って、記録媒体の試し書き領域の所定位置に記録された
試し書き以外の付加情報を読取って、読取った付加情報
に応じて記録媒体に対する書込みを制御する。
【0129】ここで、試し書き領域以外の領域に記録さ
れた情報を読取り、付加情報とこの情報とを用いて識別
動作を行うことが挙げられる。
【0130】したがって、本発明に係る光記録方法は、
ライトストラテジのためのパラメータが用意されていな
い記録媒体、特に違法複製された記録媒体を識別するこ
とが可能であり、ライトストラテジのためのパラメータ
が用意されていない記録媒体、特に違法複製された記録
媒体に対して書込みを行う場合に生じる書込特性及びジ
ッタ特性の低下を防止することが可能である。
【0131】また、試し書き領域に付加情報を含む光記
録媒体に対応する光記録方法は、一般に、追記型及び/
又は書換型の記録媒体に対して書込み及び読出しを行う
記録再生装置のソフトを一部変更することで実現可能で
あるため、低コストで実現される。
【0132】本発明に係る光記録媒体は、光記録によっ
てデータの記録が行われる光記録媒体であって、データ
を記録する際に試し書きが行われる試し書き領域と、試
し書き領域以外の領域とを有し、試し書き領域は付加情
報を含むことを特徴とする。
【0133】したがって、本発明に係る光記録媒体は、
ライトストラテジのためのパラメータが用意されていな
い記録媒体、特に違法複製された記録媒体と識別が可能
である。また、このような光記録媒体に対して書込みを
行う記録装置は、一般に、追記型及び/又は書換型の記
録媒体に対して書込み及び読出しを行う記録再生装置の
ソフトを一部変更することで実現可能であるため、低コ
ストで実現される。
【0134】本発明に係るデジタルスチルカメラは、被
写体を撮像する撮像手段と、撮像した画像データを処理
する画像処理手段と、記録媒体に対してデータの記録及
び/又は再生を行う記録再生手段と、記録媒体の試し書
き領域の所定位置に記録された付加情報を読取る読取り
手段と、読取った付加情報に応じて記録媒体に対する書
込みを制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0135】ここで、読取り手段は、試し書き領域以外
の領域に記録された情報を読取り、制御手段は、付加情
報とこの情報とを用いて識別動作を行うことが挙げられ
る。
【0136】したがって、本発明に係るデジタルスチル
カメラは、ライトストラテジのためのパラメータが用意
されていない記録媒体、特に違法複製された記録媒体を
識別することが可能であり、ライトストラテジのための
パラメータが用意されていない記録媒体、特に違法複製
された記録媒体に対して書込みを行う場合に生じる書込
特性及びジッタ特性の低下を防止することが可能であ
る。
【0137】また、試し書き領域に付加情報を含む光記
録媒体に対応するデジタルスチルカメラは、一般に、追
記型及び/又は書換型の記録媒体に対して書込み及び読
出しを行う記録再生装置のソフトを一部変更することで
実現可能であるため、低コストで実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】UDFに準拠するファイルシステムにおいて、フ
ァイル等を収容し、着脱可能な記録媒体の管理上の単位
(以下、ボリュームと記す。)構造を示す図である。
【図2】UDFに準拠するファイルシステムにおけるファ
イルのシーク処理を模式的に示す図である。
【図3】本発明の実施の形態として示すデジタルスチル
カメラの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態として示すデジタルスチル
カメラで使用される記録媒体を媒体表面に対して垂直に
切断したときの切断面を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態として示すデジタルスチル
カメラで使用される記録媒体を媒体表面に対して垂直に
切断したときの切断面を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態として示すデジタルスチル
カメラで使用される記録媒体のリードイン領域に書き込
まれているATIP情報のフレーム構造の概略を示す概略図
である。
【図7】図7(a)は、時間経過によって変化するEFM信号
の強度を示す図であり、図7(b)は、図7(a)のEF
M信号を書込む際の実際のRF信号の強度を示す図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態として示すデジタルスチル
カメラが記録媒体毎のアシンメトリ値を算出する際に使
用されるピットの復調レベルを示す図である。
【図9】本発明の実施の形態として示すデジタルスチル
カメラが記録媒体に対してデータを書込む時のレーザ出
力と書込み後のアシンメトリ値の関係を示す関係図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態として示すデジタルスチ
ルカメラが算出した書込み時のアシンメトリ値と記録ジ
ッタ値の関係を表す関係図である。
【図11】本発明の実施の形態として示すデジタルスチ
ルカメラが記録媒体のテスト領域に記述される記録媒体
の識別情報を記述した識別コードを読み出して、読み出
した当該識別コードとスペシャルインフォメーション2
に記述されている記録媒体毎の記録開始時間とに基づい
て識別を行い、識別された記録媒体に対してのみ書込み
を実行する処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルスチルカメラ、10 撮像装置、11 画
像信号演算処理部、12 表示部、13 OP部、14
RF処理部、15 サーボ信号処理部、16 アナログフ
ィルタ処理部、17 信号処理部、18 スピンドルド
ライバ、19スレッドドライバ、20 トラッキングド
ライバ、21 フォーカスドライバ、22 スピンドル
モータ、23 スレッドモータ、24 制御部、25
記録媒体、30 レンズ部、31 電荷結合素子、32
S/H回路、33 A/D変換回路、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 宏和 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D090 AA01 BB04 CC01 CC05 CC14 DD02 DD05 EE02 FF36 GG32 GG38 HH01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対して光記録によってデータ
    の記録を行う光記録装置であって、 上記記録媒体に対してデータを書込む書込み手段と、 上記記録媒体の試し書き領域の所定位置に記録された試
    し書き以外の付加情報を読取る読取り手段と、 上記読取った付加情報に応じて上記記録媒体に対する書
    込みを制御する制御手段とを有することを特徴とする光
    記録装置。
  2. 【請求項2】 上記読取り手段は、上記試し書き領域以
    外の領域に記録された情報を読取り、 上記制御手段は、上記付加情報と上記情報とを用いて識
    別動作を行うことを特徴とする請求項1記載の光記録装
    置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記付加情報を識別で
    きない場合には、記録媒体に対する書込みを実行しない
    ことを特徴とする請求項2記載の光記録装置。
  4. 【請求項4】 上記試し書き領域は、上記書込み手段の
    調整のための試し書きに使用される領域であることを特
    徴とする請求項1記載の光記録装置。
  5. 【請求項5】 上記付加情報は、記録媒体の識別情報で
    あることを特徴とする請求項1記載の光記録装置。
  6. 【請求項6】 上記付加情報は、アナログ量として記述
    されていることを特徴とする請求項1記載の光記録装
    置。
  7. 【請求項7】 記録媒体に対して光記録によってデータ
    の記録を行う光記録装置であって、 上記記録媒体の試し書き領域の所定位置に記録された試
    し書き以外の付加情報を読取って、 上記読取った付加情報に応じて上記記録媒体に対する書
    込みを制御することを特徴とする光記録方法。
  8. 【請求項8】 上記試し書き領域以外の領域に記録され
    た情報を読取り、 上記付加情報と上記情報とを用いて識別動作を行うこと
    を特徴とする請求項7記載の光記録方法。
  9. 【請求項9】 上記付加情報を識別できない場合には、
    記録媒体に対する書込みを実行しないことを特徴とする
    請求項8記載の光記録方法。
  10. 【請求項10】 上記試し書き領域は、上記書込みを調
    整するための試し書きに使用される領域であることを特
    徴とする請求項7記載の光記録方法。
  11. 【請求項11】 上記付加情報は、記録媒体の識別情報
    であることを特徴とする請求項7記載の光記録方法。
  12. 【請求項12】 上記付加情報は、アナログ量として記
    述されていることを特徴とする請求項7記載の光記録方
    法。
  13. 【請求項13】 光記録によってデータの記録が行われ
    る光記録媒体であって、 データを記録する際に試し書きが行われる試し書き領域
    と、 上記試し書き領域以外の領域とを有し、 上記試し書き領域は付加情報を含むことを特徴とする光
    記録媒体。
  14. 【請求項14】 上記試し書き領域以外の領域に他の情
    報を含むことを特徴とする請求項13記載の光記録媒
    体。
  15. 【請求項15】 上記付加情報は、当該光記録媒体の識
    別情報であることを特徴とする請求項13記載の光記録
    媒体。
  16. 【請求項16】 上記付加情報は、アナログ量として記
    述されていることを特徴とする請求項13記載の光記録
    媒体。
  17. 【請求項17】 被写体を撮像する撮像手段と、 撮像した画像データを処理する画像処理手段と、 記録媒体に対してデータの記録及び/又は再生を行う記
    録再生手段と、 上記記録媒体の試し書き領域の所定位置に記録された付
    加情報を読取る読取り手段と、 上記読取った付加情報に応じて上記記録媒体に対する書
    込みを制御する制御手段とを備えることを特徴とするデ
    ジタルスチルカメラ。
  18. 【請求項18】 上記読取り手段は、上記試し書き領域
    以外の領域に記録された情報を読取り、 上記制御手段は、上記付加情報と上記情報とを用いて識
    別動作を行うことを特徴とする請求項17記載のデジタ
    ルスチルカメラ。
  19. 【請求項19】 上記制御手段は、上記付加情報を識別
    できない場合には、記録媒体に対する書込みを実行しな
    いことを特徴とする請求項18記載のデジタルスチルカ
    メラ。
  20. 【請求項20】 上記試し書き領域は、上記記録再生手
    段の調整のための試し書きに使用される領域であること
    を特徴とする請求項17記載のデジタルスチルカメラ。
  21. 【請求項21】 上記付加情報は、記録媒体の識別情報
    であることを特徴とする請求項17記載のデジタルスチ
    ルカメラ。
  22. 【請求項22】 上記付加情報は、アナログ量として記
    述されていることを特徴とする請求項17記載のデジタ
    ルスチルカメラ。
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JP4500495B2 (ja) * 2003-01-28 2010-07-14 株式会社日立製作所 情報記録再生装置及び情報記録媒体

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