JP2002015430A - 追記型記録媒体記録方法及び記録装置 - Google Patents

追記型記録媒体記録方法及び記録装置

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JP2002015430A
JP2002015430A JP2000195065A JP2000195065A JP2002015430A JP 2002015430 A JP2002015430 A JP 2002015430A JP 2000195065 A JP2000195065 A JP 2000195065A JP 2000195065 A JP2000195065 A JP 2000195065A JP 2002015430 A JP2002015430 A JP 2002015430A
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JP2000195065A
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Hirokazu Kimura
宏和 木村
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケットライティングによって記録されたデ
ータをパケットライティングの規格制定以前に生産され
た再生装置で再生することを可能にする。 【解決手段】 データ領域の先頭にゼロデータで構成さ
れたダミーデータを記述し、ダミーデータの次のアドレ
スを実データのデータ開始位置として記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、追記型記録媒体に
対してデータを記録する追記型記録媒体記録方法及び記
録装置に関し、特に、パケットに格納されるデータの先
頭部分にダミーデータを書込む追記型記録媒体記録方法
及び記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学的読取りを応用した、いわゆるCD
(Compact Disc)のようなディスク状記録媒体(以下、
光ディスクと記す。)は、記憶容量が大きく、ランダム
アクセスが可能である。また、光学読取りは、非接触で
あることから、磁気テープのような接触型の記録媒体と
比較してヘッドクラッシュ等の危険や読取りによる摩耗
・損傷がない。また、ディスク表面が頑丈なことから、
偶発的なデータ消失の危険性も少ない。このように多く
の利点を持つ光ディスクは、コンピュータ周辺のメモリ
として、またデータ制作・データ保存において優れた記
録媒体である。
【0003】近年においては、CD-R(Compact Disc-Rec
ordable)と呼ばれる追記型の光ディスクを用いた記録
再生装置が開発されている。このようなCD-Rのなかに
は、CD-ROM、CD-ROM/XA、CD-I、CD-DAといったコンパク
ト・ディスクで使用される全ての標準的なフォーマット
に対応した書込みを簡単に行うことができるものもあ
る。またCD-Rは、従来の磁気テープ、磁気ディスク等に
代わって、電子機器に搭載されて、データを記録及び/
又は再生する記録再生装置として使用されるようになっ
てきている。
【0004】光ディスクを用いた記録及び/又は再生に
関わる規格として米国のOSTA(Optical Storage Techno
logy Association)によって定められるUDF(Universal
Disk Format)がある。
【0005】このようなUDFに準拠した、いわゆるCD-R
(Conpact Disk-Recordable)のような追記型の記録媒
体では、データの書込みを行う際にパケットライティン
グ方式を採用している。
【0006】パケットライティング方式とは、PC(Pers
onal Computer)等において、ファイルデータを効率よ
く記録するために、数Kbyteから数十Kbyteを一単位とし
たパケットを構成して記録媒体に追記していく記録方法
である。パケットライティングでは、追記録を行った接
合点で記録信号に不連続点が発生するため、読出し時の
誤り訂正を考慮して、隣接するパケット間にリンクブロ
ック及びランイン(RI:Run-In)領域を記録し、データ
の最後にランアウト(RO:Run-Out)領域を記録するよ
うに規定されている。
【0007】つまり、ランアウト領域と、リンクブロッ
クと、ランイン領域とによってガードエリアが構成され
ている。
【0008】パケットライティング方式によって記録さ
れる際の記録データのデータ構造を図7に示す。ここで
は、仮に500KByteのデータが記録されている場合につい
て示す。
【0009】図7(a)乃至図7(c)に示すように、
このときの一連のデータの各書込み単位は、1ブロック
分のリンクブロックと4ブロック分のランインブロック
と128Kbyteのパケットデータと2ブロック分のランアウ
トブロックとからなるパケットデータが3回、更に1ブ
ロック分のリンクブロックと4ブロック分のランインブ
ロックと116Kbyteのパケットデータと2ブロック分
のランアウトブロックとからなるパケットデータが1回
書込まれるため、合計で556Kbyteの容量になっている。
556Kbyteのデータに、更にファイナライズ処理(クロー
ズセッション動作)でリードイン領域とリードアウト領
域とを書込むことによって、通常の再生装置で再生可能
となる。
【0010】即ち、ファイルデータ等のユーザデータ
は、ランインブロックとランアウトブロックとに挟まれ
て存在している。リンクブロックから最後のランアウト
ブロックまでをパケットと称している。
【0011】再生装置がデータを読出す際には、光ヘッ
ドは、まず所望とするパケットデータの先頭から数ブロ
ック手前のブロックをシークし、ブロック番号を確認し
ながら所望とするパケットデータの先頭アドレスへと辿
り着く。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パケットラ
イティング方式の規格をサポートしていない再生装置を
用いて、パケットライティング方式でデータ記録された
記録媒体を再生しようとすると、アドレスを読み出して
同期をとるための規格が異なるために、任意のパケット
データを読出す際、このパケットデータのリンクブロッ
クよりも若干手前にレーザが照射されてしまう。即ち、
読出しを希望するパケットデータの1つ前のパケットデ
ータのランアウトブロック方向にずれた位置にレーザが
照射される。
【0013】パケットライティング方式の規格制定以前
の再生装置の規格である世界標準化機構(ISO:Interna
tional Organization for Standardization)9660に準
拠した再生装置では、記録データの接合部分で生じる記
録信号の不連続点で発生する読取りエラーからの復旧が
困難である。
【0014】このように、パケットライティングの規格
制定以前に生産された再生装置、特に、1997年以前
に生産された再生装置は、広く普及しているにも関わら
ず、パケットライティング方式で記録されたデータを読
出すことが困難であった。
【0015】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
提案されたものであり、パケットライティングによって
記録されたデータをパケットライティングの規格制定以
前に生産された再生装置で再生することを可能にするよ
うな追記型記録媒体記録方法及び記録装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係る追記型記録媒体記録方法は、記録
媒体に接合領域を介在させてパケット単位でデータを記
録する追記型記録媒体記録方法であって、データ記録領
域の先頭にダミーデータを記録し、ダミーデータの次の
アドレスを有効データの先頭アドレスとして記録するこ
とを特徴とする。
【0017】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係る記録装置は、記録媒体に接合領域を介在させ
てパケット単位でデータを記録する記録装置であって、
データ記録領域の先頭にダミーデータを記録する記録手
段と、ダミーデータの次のアドレスを有効データの先頭
アドレスとして記録する制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0018】ここで、ダミーデータは、ゼロのみで構成
されたデータであることが挙げられる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る追記型記録媒体記録
方法を適用した実施の形態の一構成例として示すデジタ
ルスチルカメラは、撮像した画像データを、UDF(Unive
rsal Disk Format)に準拠したファイルシステムに基づ
いて、追記型の記録媒体にマルチセッション方式で記録
可能で、記録媒体にデータを書込む際に、この記録媒体
がパケットライティングに対応していない再生装置にお
いても読出し可能となるように記録することを特徴とし
ている。
【0020】ここで用いるUDF(Universal Disk Forma
t)は、CD-R(Compact Disc-Recordable)、WORM(Writ
e-Once Read-Many optical disk)、CD-R/RW(Compact
Disc-Recordable/Rewritable)、MO(Magnet Optical D
isk)、DVD(Digital Versatile Disk)等の各種メディ
アに対して相互に使用可能なファイル名の文字コード、
ファイル属性等を記述するための定義の1つであり、OS
TA(Optical StorageTechnology Association)によっ
て策定されている。
【0021】UDFでは、主なデータ構造として、ファイ
ルエントリICB(File Entry Information Control Bloc
k)が用いられている。UDFでは、全てのファイルとディ
レクトリが独自のICBを持っている。本発明の実施の形
態における撮像画像の画像データ等の実データを格納し
ているファイルは、一般的にそれを定義するICBよりも
前に書かれるようになっているため、ファイルが複数の
エクステント(データ列)上に置かれる場合、ICBには
それらのエクステントのリストを含めることができる。
【0022】UDFでは、VAT(Virtual Allocation Tabl
e)と呼ばれるマッピングテーブルを利用して、各ファ
イルに仮想参照(Virtual Reference)のためのシーケ
ンシャルな番号(仮想アドレス)を割り当てている。国
際規格であるISO9660に準拠するファイルシステムが記
録媒体上の各ファイルやディレクトリを論理アドレスに
よって直接参照するようになっているのに対して、UDF
では上述のような仮想アドレスで参照している。VAT
は、トラック内のどの場所にでも配置することができ、
更にVATは、VATの位置を指し示すVAT ICBによって参照
されるようになっている。
【0023】UDFにおいてVAT ICBは、記録媒体上に最後
に記録された物理アドレスに置くことが決められてい
る。VATは、複数のエクステント上に分割されて配置さ
れているが、VAT ICBは、VATのエクステントリストを含
んでいる。したがって、UDFでは、ファイルが何らかの
方法で変更されたとしても、一連のファイルポインタ全
体を変更する必要はなく、最終的にはVAT ICBのみを変
更すれば、変更されたファイルに辿り着くことができ
る。
【0024】UDFに準拠するファイルシステムにおい
て、ファイル等を収容し、着脱可能な記録媒体の管理上
の単位(以下、ボリュームと記す。)構造は、図1に示
すようになっている。
【0025】UDFに準拠するファイルシステムでは、セ
ッションの先頭を0セクタとしたときの16セクタ以降に
記録されるエクステンデッドエリア内のBEAD(Begining
Extended Area Descriptor)と、TEAD(Terminating E
xtended Area Descriptor)とに挟まれるVSD(Volume S
tructure Descriptor)にUDFファイルシステムを認識す
るための情報が書かれている。
【0026】UDFに準拠するファイルシステムでは、記
録媒体へのデータの書込みがされた状態で、且つセッシ
ョンをクローズする前では、ファイルに辿り着くために
光学ヘッドが最初に読出しを行うAVDP(Anchor Volume
Descriptor Pointer)を記録することが認められてい
る。AVDPは、セッションの先頭を0セクタとしたときの
論理ブロック番号(LBN:Logical Block Number)が512
セクタ目の領域に記述されている。
【0027】つまり、セクタ512にAVDPが存在していれ
ば、UDFに準拠するファイルシステムに基づいて記録さ
れていることが分かる。AVDPは、記録媒体のクローズセ
ッション動作によって、LBN=256のセクタと、LBN=
(最終書込みセクタのLBN)−256のセクタの2カ所のセ
クタに記述される。クローズセッション動作後は、セク
タ512に記述されたAVDPは、読出しの際に使用されな
い。AVDPは、ボリューム記述子(以下、VDS:Volume De
scriptor Sequenceと記す。)を指し示すものである。V
DS群は、セクタ512以降に記述されている。
【0028】VDSとは、ボリューム構造の中身に関する
情報を示した記述子であり、VDSには基本ボリューム記
述子、論理ボリューム記述子(以下、LVD:Logical Vol
ume Discriptionと記す。)、アプリケーション用ボリ
ューム記述子、仮想パーティション記述子、実パーティ
ション記述子等のボリューム情報やパーティション情報
が含まれている。
【0029】パーティションには、実パーティションと
仮想パーティションの2つがある。実パーティションに
は、記録媒体上に記録されるデータの実際の論理アドレ
スが含まれている。一方、仮想パーティションは、デー
タの仮想アドレスに基づくテーブルであり、記録媒体の
記録領域全体を物理アドレスから仮想アドレスにリマッ
ピングしたときの領域の区分である。仮想パーティショ
ンは、VATによって決定される。
【0030】また、VDS内には実パーティションと仮想
パーティションとを指す2つの記述子が置かれている。
パーティション番号が0であれば、ファイルシステム
は、実パーティション、つまり実際の論理アドレスを参
照し、1ならば仮想パーティション(VAT)を参照す
る。
【0031】VDSにおけるLVDは、ファイルセット記述子
(以下、FSDS:File Set Descriptor Sequenceと記
す。)の集合、つまりボリューム内に存在するファイル
セットの集合を指している。それぞれのFSDSは、RDICB
(Root Directory Information Control Block)を指し
ており、RDICBには、具体的なディレクトリ名、ファイ
ル名等の情報が含まれている。
【0032】パケットライティングに適したUDFに準拠
したファイルシステムでは、2つの固有なデータ構造が
ある。ファイルシステム内に存在する各ファイルを識別
するためのファイルエントリICB(File Entry ICB)
と、ファイル識別記述子(以下、FID:File Identifier
Descriptorと記す。)である。FIDは、ファイルエント
リICBの物理アドレスを指し示す。又は、VATを介して、
間接的にファイルエントリICBを指し示している。
【0033】RDICBから参照されるディレクトリは、関
連するFIDを集めたテーブルとして構成されている。フ
ァイルエントリICBには、格納されるファイルの全ての
エクステントリスト、日付、及びファイル属性等が記述
されている。ファイルエントリICBの構造を図2に模式
的に示した。このファイルエントリICBの内容は、主
に、ファイルが変更又は編集されたときに変化する可能
性がある物理アドレスである。
【0034】FIDは、ファイルエントリICBを指し、ファ
イルエントリICBによって参照されるファイルエントリ
が実際のファイルを指している。ディレクトリは、一種
のファイルであるから、ファイルエントリは、ディレク
トリを指すことも可能である。これによってUDFに準拠
したファイルシステムでは、ツリー状の階層構造を構成
している。
【0035】このように、RDICBによってルートディレ
クトリを参照することができる。また、ルートディレク
トリには、ファイルエントリICBを参照するためのFID
か、ディレクトリエントリICBを指すFIDが含まれてい
る。
【0036】FIDは、例えば「パーティション1/ブロ
ック200」のような情報を持っている。パーティショ
ンが1ならば仮想パーティションであるから、ファイル
システムは、ファイルを探すために直接論理アドレス♯
200へは行かない。代わりに、まずVATを参照し、VATを
介して論理アドレスを指し示すことになる。
【0037】一方、ISO9660では、セクタ16に必ず記
述される基本ボリューム記述子(PVD:Primary Volume
Descriptor)がUDFのAVDPに相当する役割をしている。
このPVDとUDFのAVDPは、どちらもセッションの最初のト
ラックに記述されているが、互いに異なる場所に置かれ
ているので共存することができる。つまり、記録媒体が
UDFとISO9660の両方に互換可能にデータを記述すること
ができる。
【0038】以上のファイルシステムの結果、UDFでは
ファイルをシークするために、図3に模式的に示す動作
を実行する。
【0039】光ヘッドは、まず、ディスクの記録済みエ
リアの1番最後の領域を読みに行く。ここにはVAT ICB
が記述されている。VAT ICBからVATが読み込まれる。
【0040】続いて光ヘッドは、セクタ256のAVDPを参
照する。次にAVDPに記述されるVDSを参照する。
【0041】VDSから、パーティションが実パーティシ
ョンであるか、仮想パーティションであるかを判別す
る。
【0042】更にVDSから、FSDSを参照する。FSDSに
は、RDICBが示されており、RDICBにはルートディレクト
リが示されている。ルートディレクトリの中には、ファ
イル毎のIDを示すFIDが含まれている。
【0043】最後に、FIDによって構成されるルートデ
ィレクトリのVDSのパーティションフラグが実パーティ
ションになっている場合は、ファイルエントリICBの物
理アドレスを直接参照し、フラグが仮想パーティション
になっている場合は、VATを介してファイルエントリICB
を参照することによって所望とするファイルに辿り着く
ことになる。
【0044】FIDとファイルエントリICBとの間にVATを
設けることによって、ファイルエントリICBが書き換え
られた場合であっても、VAT上でファイルエントリICBの
アドレスをすり替えることで仮想的にファイルエントリ
ICBが書き換えられたように扱うことができる。
【0045】したがって、例えばルートディレクトリの
中身を変更したことによってファイルエントリICBの場
所が変わったとしても、VATを変更すれば、FIDを書き換
える必要がない。
【0046】UDFに準拠するファイルシステムでは、以
上のようなシーク動作を行うことによって、シーケンシ
ャルライトの記録媒体を、あたかもランダムリードライ
トの記録媒体であるかのように扱うことを可能としてい
る。
【0047】続いて、本発明に係る追記型記録媒体記録
方法を適用したデジタルスチルカメラの一構成例につい
て、図4を参照して具体的に説明する。当該デジタルス
チルカメラは、撮像した画像データをパケットライティ
ング方式によって記録媒体に対して書込む際に、ユーザ
データ領域の先頭にゼロのみで構成されるダミーデータ
を記録し、上記ダミーデータの次のアドレスを有効デー
タの先頭アドレスとして記録することによって、当該記
録媒体をパケットライティング方式の規格制定以前に生
産された再生装置においても読取り可能とするものであ
る。
【0048】デジタルスチルカメラ1は、被写体を撮像
する撮像部10と、撮像部10からの画像信号に変換を
施す画像信号演算処理部(Image Signal Processor)1
1と、当該デジタルスチルカメラ1を操作するための操
作情報、画像信号等を表示する表示部12と、後述する
記録媒体に対して書込及び/又は読出しを行うOP(Opti
cal Pickup)部13と、読出し信号をRF処理するRF処理
部14と、RF処理部14からの各信号からサーボ信号を
生成するサーボ信号処理部15と、サーボ信号処理部1
5からの信号に基づいて各ドライバを制御するためのア
ナログ信号を生成するアナログフィルタ処理部16と、
後述する記録媒体からの読出し信号を処理する信号処理
部17と、スピンドルモータの回転を制御するスピンド
ルドライバ18と、スレッドモータの動作を制御するス
レッドドライバ19と、OP部13の対物レンズを揺動す
るトラッキングドライバ20と、ディスク状記録媒体に
対してOP部13の対物レンズを垂直方向に動かしてビー
ムの焦点を制御するフォーカスドライバ21と、ディス
ク状記録媒体を駆動するスピンドルモータ22と、OP部
13を記録媒体の径方向に移動するスレッドモータ23
と、各部を制御する制御部24とを備え、記録媒体25
に対して、撮像した画像データの書込み、及び画像デー
タの読出しを行う。
【0049】撮像部10は、被写体の像を取り込むレン
ズ部30と、画像信号を生成する電荷結合素子(以下、
CCDと記す。)31と、サンプリング/ホールド(以
下、S/Hと記す。)回路32と、画像信号をデジタル信
号に変換するA/D変換回路33とを有している。CCD31
は、レンズ部30からの被写体像から画像信号を生成
し、生成した画像信号をS/H回路32へと供給する。S/H
回路32は、CCD31からの画像信号をサンプリング及
びホールドした後、A/D変換回路33へと供給する。A/D
変換回路33は、S/H回路32からの画像信号をデジタ
ル信号へと変換し、画像信号演算処理部11へと供給す
る。
【0050】画像信号演算処理部11は、CPUに制御さ
れて、撮像部10からのデジタル画像信号に対して、RG
B信号から色差・輝度信号への色基準形変換、ホワイト
バランス処理、γ補正、縮小画像処理、JPEG圧縮処理等
の画像処理を行う。処理された画像信号は、信号処理部
17へと供給される。また、画像信号演算処理部11
は、処理した画像信号を表示部12へと供給する。
【0051】表示部12は、例えば液晶ディスプレイ
(LCD:Liquid Crystal Display)であり、画像信号処
理演算部からの画像信号を表示する。
【0052】OP(Optical Pickup)部13は、対物レン
ズ、レーザダイオード(LD)、レーザダイオードドライ
バ、フォトディテクトIC(Photo Detect IC)、ハーフ
ミラー等を含み、光信号を検出してRF処理部14へと出
力する。また、記録媒体25に対して記録する際には、
ピット形成に必要な信号処理部17からのレーザの点滅
・駆動信号(DECEFMW)、レーザ強度と明滅の最適値を
示す(ライトストラテジ)信号等に基づいて記録媒体2
5に対してデータの書込を行う。
【0053】RF処理部14は、OP部13から検出された
ビームシグナル、サイド、メインからなる8系統の信号
を、サンプリング及びホールドし、演算処理を行って、
8系統の信号のうちの所定の信号からFE(フォーカスエ
ラー)、TE(トラッキングエラー)、MIRR(ミラー)、
ATIP(Absolute Time In Pregroove)、読出し主信号等
の信号を生成する。RF処理部14は、生成した信号のう
ち、FMDT(FrequencyModulation Data)、FMCK(Freque
ncy Modulation Clock)、TE、FEをサーボ信号処理部1
5へと出力し、試し書きによって検出したレーザ強度の
最適値(OPC:Optical Power Calibration)信号及びレ
ーザ点滅・駆動信号を信号処理部17へと出力し、MIRR
を制御部24へと出力する。
【0054】サーボ信号処理部15は、RF処理部14か
らのFMDT(Frequency Modulation Data)、FMCK(Frequ
ency Modulation Clock)、TE、FEを入力し、制御部2
4に制御されて光ディスク特有の各種サーボを制御する
信号を生成し、アナログフィルタ処理部16へと出力す
る。
【0055】アナログフィルタ処理部16は、サーボ信
号処理部15からの各種サーボの制御信号からアナログ
信号を生成して、スピンドルドライバ18、スレッドド
ライバ19、トラッキングドライバ20、フォーカスド
ライバ21へと出力する。
【0056】信号処理部17は、制御部24に制御され
て、RF処理部14からのOPC、DECEFMを入力し、CIRCデ
コード及びエンコード、ライトストラテジ、ADDrデコー
ド、アシンメトリ計算、ランニングOPC等の処理を行
う。記録媒体に対してデータの書込を行う場合は、レー
ザの点滅・駆動信号、レーザ強度の最適値を示す信号等
の信号をOP部13に対して出力する。
【0057】スピンドルドライバ18は、アナログフィ
ルタ処理部16からの信号に基づいてスピンドルモータ
22の回転を制御する。
【0058】スレッドドライバ19は、アナログフィル
タ処理部16からの信号に基づいてスレッドモータ23
のスレッド動作を制御する。
【0059】トラッキングドライバ20は、アナログフ
ィルタ処理部16からの信号に基づいてOP部13を揺動
して、記録媒体25のディスク表面に照射されるビーム
スポットの位置を制御する。
【0060】フォーカスドライバ21は、アナログフィ
ルタ処理部16からの信号に基づいてOP部13を記録媒
体25のディスク表面に対して垂直方向に動かすことに
よって、レーザの焦点調整を制御する。
【0061】スピンドルモータ22は、スピンドルドラ
イバ18からの信号に基づいて記録媒体を回転させる。
【0062】スレッドモータ23は、スレッドドライバ
19からの信号に基づいてOP部13のスレッド動作を行
う。
【0063】制御部24は、プログラムを格納するプロ
グラムメモリと、FID及びVATを記憶するDRAM(Dynamic
Random Access Memory)と、ROM、EPROMのような不揮発
性メモリと、CPUとを備え、記録媒体に対してデータを
書込む際に、データ領域の先頭に2ブロック分のダミー
データを記述するための制御を行う。また、制御部24
は、各部を統括して制御する。
【0064】ここで、DRAMは、ファイルやディレクトリ
の更新、追加、削除等に伴ってその都度更新されるVAT
と仮想パーティションが開始される記録媒体上の論理ア
ドレスとの対応テーブルを記憶する。ここに論理アドレ
スとの対応テーブルとして記憶される実データの開始点
(エクステント)は、ダミーデータ分後退した位置にな
っている。
【0065】記録媒体25は、UDFに準拠したファイル
システムに基づいてデータの書込み及び読出しを行う追
記型記録媒体であって、ディスク形状を呈するいわゆる
CD-R(Compact Disc-Recordable)である。
【0066】上述のように構成されたデジタルスチルカ
メラとしての機能を有するデジタルスチルカメラ1にお
いて、記録媒体25に記録されている信号を読出す際の
各構成要素の動作を説明する。
【0067】記録媒体25のディスク表面から反射され
たレーザダイオードの光は、OP部13のレンズ光学系で
読取られる。レンズ光学系からの光は、PDIC(Photo De
tectIC)によって電気信号に変換されてRF処理部14内
でサンプリング及びホールドされ、8つのそれぞれ所定
の信号からフォーカスエラー(FE)、トラッキングエラ
ー(TE)、ミラー(MIRR)、ATIP(Absolute Time In P
regroove)、読出し主信号等の信号が演算処理により生
成される。
【0068】始めに、RF処理部14で求められたフォー
カスエラーは、サーボ信号処理部15(Digital Servo
Processor)にて特性を調整された後、アナログフィル
タ処理部16(Analog Filter Block)を通り、フォー
カスドライバ21に入力される。フォーカスドライバ2
1は、図示しないOP部13のレンズ駆動フォーカスコイ
ルを上下方向に移動し、フォーカスのずれを修正する。
【0069】同様に、RF処理部14で求められたトラッ
キングエラーは、サーボ信号処理部15(Digital Serv
o Processor)にてAC成分を取り出され、デジタルフィ
ルタ処理が施される。その後、アナログフィルタ処理部
16を通り、トラッキングドライバ20に入力される。
トラッキングドライバ20は、OP部13のレンズ駆動ト
ラッキングコイルを半径方向へと微動させ、トラッキン
グのずれを修正する。
【0070】また、RF処理部14で求められたトラッキ
ングエラーは、サーボ信号処理部15にてDC成分が取り
出され、デジタルフィルタ処理が施される。その後、ア
ナログフィルタ処理部16を通り、スレッドドライバ1
9に入力される。スレッドドライバ19は、スレッドモ
ータを動作させ、OP部13全体を記録媒体の径方向に移
動し、スレッド動作のずれを修正する。シーク動作時に
は、このスレッド制御の電圧を外部から意図的に加える
ことによって強制的にスレッドモータを駆動している。
【0071】以上のように、トラッキングエラーのAC成
分を元にレンズのみが径方向に微動されるトラッキング
動作が行われ、DC成分を元にOP部13全体を径方向に移
動するスレッド動作が行われる。
【0072】RF処理部14から出力される記録媒体の反
射率変化の検出信号(ミラー)は、OP部13がトラック
を横切りる際に検出されるため、CPUは、ミラーをカウ
ントすることによって、現在のシーク位置及び読取り位
置の検出、光ピックアップ動作の開始及び停止を行う。
【0073】スピンドルモータ22の制御は、ATIP(Ab
solute Time In Pregroove)処理に基づいて行われる。
記録媒体に書き込まれているウォッブル(Wobble)溝と
呼ばれる蛇行した溝には、径方向に22.05KHzの中心周波
数で+/-1KHzのFM変調により、時間情報が記録されてい
る。変調されているのは、Bi-Phase変調されたATIP(Ab
solute Time In Pregroove)と呼ばれる時間情報であ
る。
【0074】フォーカスとトラッキングが合っていると
き、RF処理部14では、入力された8信号の所定の組み
合わせからウォッブル信号が取り出される。FM復調、AT
IPデコードが施され、中心周波数に相当するクロック信
号(FMCK)と時間情報(FMDT)として取り出される。
【0075】FMDTは、サーボ信号処理部15(Servo Pr
ocessor)にてメディアの絶対時間位置、即ちアドレス
とその他の付加情報として分類された所定のレジスタに
格納されている。それに応じて、CPUがBUS経由で読み出
しを行う。
【0076】読出し動作時には、RF処理部14にて8信
号の所定の組み合わせから記録ピットに対応した信号を
取り出し、イコライザー処理をした後、EFM(Eight to
Fourteen Moduration)信号の形式のまま信号処理部1
7に供給される。信号処理部17で、CIRC(Cross Inte
rleave Reed-Solomon Code)に基づいた復号を行って所
望のデータを得る。
【0077】続いて、書込み動作について説明する。書
込み動作では、まず始めにリードイン領域にピックアッ
プを移動してATIP情報を読出す。更に、その中からスペ
シャルインフォメーション2(Special Information
2)の部分を読出し、リードイン領域の開始位置を知
る。スペシャルインフォメーション領域には、記録媒体
のリードイン領域の開始位置が時間情報として書き込ま
れている。
【0078】例えば、記録媒体の記録開始点から2分1
1秒経過した位置からリードイン領域が開始される媒体
である場合、記録媒体25のスペシャルインフォメーシ
ョン2領域には、合計収録時間の100分から2分11
秒を減算した97分49秒という時間情報をデジタル化
した信号が記述されている。即ち、「97:49:00」という
時間情報が「1001 0111 0100 1001 0000 0000」として
記述されている。
【0079】このスペシャルインフォメーション領域に
書込まれている情報は、記録媒体を識別するための識別
コードに相当するものである。記録媒体の再生装置で
は、この識別コードに対応するライトストラテジパラメ
ータと他の関連パラメータとをテーブルとして予め記憶
している。ライトストラテジとは、書込み後のピットサ
イズが規格を満たすように、書込時のレーザパルスを各
ピット毎に時間方向とレベル方向に修正するための補正
パラメータである。
【0080】記録媒体の読取装置では、この個別識別コ
ードに対応するライトストラテジパラメータと他の関連
パラメータとをテーブルとして予め記憶している。ライ
トストラテジとは、書込み後のピットサイズが規格を満
たすように、書込み時のレーザパルスを各ピット毎に時
間方向とレベル方向に修正する技術である。記録媒体毎
には、予めこの補正パラメータが用意されている。
【0081】次に、レーザ出力の最適値を決定するため
のOPC(Optical Power Caribration)動作を行う。上述
のライトストラテジが書込みピット毎のレーザの詳細な
制御であるのに対して、OPCは、全体の最適値を算出す
るための動作である。OPCを行うことによって、理想的
な読取り目標値を実現するためのピットの書込み設定値
を得ることができる。
【0082】データの書込みは、RAM中に用意された圧
縮済みの撮影画像データを、シグナルプロセッサ内でCI
RCやEFMのエンコード処理を行った後に、ピット形成に
必要なレーザの点滅・駆動信号(DECEFMW)、レーザ強
度の最適値を示す(ライトストラテジ)信号としてOP部
のレーザドライバに入力される。
【0083】このときATIPをデコードして得られるFMDT
信号から得られるフレーム単位のアドレスを基準として
ファイルシステムに沿って、所定の位置にタイミングを
合わせて書込みが行われる。
【0084】最初の書込みでは、後のクローズセッショ
ンの際にリードインエリアとなる約20Mbyte分の領域を
スキップした位置から書込みを開始する。
【0085】デジタルスチルカメラ1が記録媒体に対し
て書込みを行う処理について図5乃至図6を用いて具体
的に説明する。デジタルスチルカメラ1は、画像データ
に少なくとも2ブロック分のダミーデータを挿入し、且
つデータ開始位置のアドレス(エクステント)をダミー
データの次のアドレスとして記録する。
【0086】例えば、パケットライティングにおいて可
変長とされるのパケットデータが、1パケットの中に最
大で128Kbyteまで書込み可能であり、1枚の撮像データ
の所定形式による圧縮後のデータ容量が800Kbyteになる
場合について考える。
【0087】1パケットは、図5(a)に示すように、
1ブロックのリンク(LINK)ブロックと、4ブロックの
ランイン(RI)ブロックと、2ブロックのダミーデータ
(D)と、可変長のパケットデータと、2ブロックのラ
ンアウト(RO)ブロックとから構成されている。ただ
し、1ブロックは、2Kbyteである。図5(b)に示すよ
うに、画像データによって可変の容量を有する画像デー
タは、図5(a)に示した1パケットの集合によって1
つのデータを構成している。そして、n枚撮像を続ける
と、図5(c)に示すように、1枚の画像データがn枚
分書込まれることになる。上記n枚の画像データに、ク
ローズセッション動作を施して、リードイン領域とリー
ドアウト領域とを書込んだ様子を図5(d)に示した。
パケットライティング形式では、図5(e)に示すよう
に、リードイン領域とリードアウト領域とを書込まれて
構成された各セッションが記録媒体上に次々と書き込ま
れていく。
【0088】このときの1枚分の撮像データの書込み単
位は、1ブロック分のリンクブロックと、4ブロック分
のランインブロックと、2ブロック分のダミーデータ
と、128Kbyteのパケットデータと、2ブロック分のラン
アウトブロックとからなるパケットデータが6回、更に
1ブロック分のリンクブロックと、4ブロック分のラン
インブロックと、2ブロック分のダミーデータと、32Kb
yteのパケットデータと、2ブロック分のランアウトブ
ロックとからなるパケットデータが1回書込まれるた
め、合計で906Kbyteの容量になる。データの書込みが終
了すると、リードイン領域の更に内周に設けられている
プログラムマネジメント領域(Program Manegement Are
a:PMA)に暫定TOC情報として記録媒体の使用状況を書込
む。
【0089】同様にしてn枚の撮像を行った後、CD-ROM
等に対応した再生装置で再生可能とするためのファイナ
ライズ処理(クローズセッション動作)を行う。
【0090】図6を用いて、デジタルスチルカメラ1
が、記録媒体に対して行うデータの書込み処理について
説明する。デジタルスチルカメラ1は、画像データに少
なくとも2ブロック分のダミーデータを挿入し、且つ、
データ開始位置のアドレス(エクステント)をダミーデ
ータの次のセクタのアドレスとして記憶する。
【0091】つまり、図5(a)に示す矢印位置のアド
レスをデータのエクステント位置として、記録する。
【0092】まず、ステップS1において、RAM上に2
ブロック分(4096バイト)の領域を確保し、データの読
出しに差し支えのないデータ(ダミーデータ)を書込
む。ダミーデータとしては、例えば、ゼロデータを用い
ることができる。
【0093】ステップS2において、ダミーデータに続
くRAM上のアドレスに充分な領域を確保する。
【0094】ステップS3において、制御部24は、上
述のRAM領域に画像データを転送する。
【0095】ステップS4において、OP部13は、信号
処理部17に制御されて、UDFフォーマットにしたがっ
て、ダミーデータの先頭アドレスから画像データの最後
までの領域にあるデータを記録媒体に記録する。
【0096】上述のように記録された記録媒体は、実デ
ータの開始位置情報がダミーデータ分だけ後退した位置
として記録される。
【0097】つまり、ランイン領域に相当する領域がダ
ミーデータのデータ長だけ長くなるため、パケットライ
ティングの規格制定以前に生産された再生装置で再生さ
れる場合、レーザ光がパケット幅をオーバーして前のパ
ケットデータのランアウト領域に着地する心配がない。
このような記録方法によって記録された記録媒体は、パ
ケットライティング方式に対応していない再生装置にお
いても安定した再生が可能となる。
【0098】なお、本発明は上述した実施の形態のみに
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
【0099】
【発明の効果】本発明に係る追記型記録媒体記録方法
は、記録媒体に接合領域を介在させてパケット単位でデ
ータを記録する追記型記録媒体記録方法であって、デー
タ記録領域の先頭にダミーデータを記録し、ダミーデー
タの次のアドレスを有効データの先頭アドレスとして記
録する。ここで、ダミーデータは、ゼロのみで構成され
たデータであることが挙げられる。
【0100】したがって、本発明に係る追記型記録媒体
記録方法は、パケットライティングの規格制定以前に生
産され、広く普及している再生装置を用いて、パケット
ライティング方式で記録されたデータを安定的に読出し
可能とする。
【0101】また、本発明に係る追記型記録媒体記録方
法を実施するにあたっては、再生装置のハード構成に変
更を加える必要がなく、ソフトの変更のみで対応できる
ため、低コストで実現可能である。
【0102】本発明に係る記録装置は、記録媒体に接合
領域を介在させてパケット単位でデータを記録する記録
装置であって、データ記録領域の先頭にダミーデータを
記録する記録手段と、ダミーデータの次のアドレスを有
効データの先頭アドレスとして記録する制御手段とを備
える。ここで、ダミーデータは、ゼロのみで構成された
データであることが挙げられる。
【0103】したがって、本発明に係る記録装置は、パ
ケットライティングの規格制定以前に生産され、広く普
及している再生装置においてパケットライティング方式
で記録されたデータを読出し可能とするようなデータの
記録を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】UDFに準拠するファイルシステムにおいて、フ
ァイル等を収容し、着脱可能な記録媒体の管理上の単位
(以下、ボリュームと記す。)構造を示す図である。
【図2】UDFに準拠するファイルシステムにおけるファ
イルエントリICBの構造を示す図である。
【図3】UDFに準拠するファイルシステムにおけるファ
イルのシーク処理を模式的に示す図である。
【図4】本発明の実施の形態として示すデジタルスチル
カメラの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態として示すデジタルスチル
カメラによって記録されるデータの構造を示すデータ構
造図である。
【図6】本発明の実施の形態として示すデジタルスチル
カメラが記録媒体に対して行うデータの書込み処理を説
明するフローチャートである。
【図7】パケットライティング方式に準拠した従来の記
録装置によって記録されるデータの構造を示すデータ構
造図である。
【符号の説明】
1 デジタルスチルカメラ、10 撮像装置、11 画
像信号演算処理部、12 表示部、13 OP部、14
RF処理部、15 サーボ信号処理部、16 アナログフ
ィルタ処理部、17 信号処理部、18 スピンドルド
ライバ、19スレッドドライバ、20 トラッキングド
ライバ、21 フォーカスドライバ、22 スピンドル
モータ、23 スレッドモータ、24 制御部、25
記録媒体、30 レンズ部、31 CCD、32 S/H回
路、33 A/D変換回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に接合領域を介在させてパケッ
    ト単位でデータを記録する追記型記録媒体記録方法であ
    って、 データ記録領域の先頭にダミーデータを記録し、 上記ダミーデータの次のアドレスを有効データの先頭ア
    ドレスとして記録することを特徴とする追記型記録媒体
    記録方法。
  2. 【請求項2】 上記パケットは、上記接合領域と、上記
    データ領域と、隣り合うデータ記録領域との継ぎ目とし
    てのランイン領域とランアウト領域とを有し、ランイン
    領域、接合領域、データ記録領域、ランアウト領域の順
    番で構成されていることを特徴とする請求項1記載の追
    記型記録媒体記録方法。
  3. 【請求項3】 上記ダミーデータは、ゼロのみで構成さ
    れたデータであることを特徴とする請求項1記載の追記
    型記録媒体記録方法。
  4. 【請求項4】 記録媒体に接合領域を介在させてパケッ
    ト単位でデータを記録する記録装置であって、 データ記録領域の先頭にダミーデータを記録する記録手
    段と、 上記ダミーデータの次のアドレスを有効データの先頭ア
    ドレスとして記録する制御手段とを備えることを特徴と
    する記録装置。
  5. 【請求項5】 上記パケットは、上記接合領域と、上記
    データ領域と、隣り合うデータ記録領域との継ぎ目とし
    てのランイン領域とランアウト領域とを有し、ランイン
    領域、接合領域、データ記録領域、ランアウト領域の順
    番で構成されていることを特徴とする請求項4記載の追
    記型記録媒体記録方法。
  6. 【請求項6】 上記ダミーデータは、ゼロのみで構成さ
    れたデータであることを特徴とする請求項4記載の記録
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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