JP2001351150A - 自動取引装置および自動取引システム - Google Patents
自動取引装置および自動取引システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動取引装置を金銭の取引のみではなく、固
有の情報を記憶し通知する固有の情報端末機としての機
能を備えた自動取引装置とすることにある。 【解決手段】 自動取引装置の記憶装置に、利用者固有
データ記憶部６を設け、利用者が入力する図示のような
利用者固有データを格納する。自動取引装置に設けた判
断部は、取引が自動取引装置で行われる度に、該取引が
利用者固有データ記憶部６に格納された利用者固有デー
タに対応する取引であるかを調べ、対応する取引である
場合には、利用者固有データ対応に設けられた記憶領域
に該取引の情報を格納する。利用者が利用者固有データ
の確認入力をすると、判断部は、判断条件を参照して、
前記記憶領域の取引データを調べ、振り込みが終了して
いる場合はその旨の表示データを、終了していない場合
には「出力したい内容」として格納されている文言から
なる表示データを表示制御部に送る。
有の情報を記憶し通知する固有の情報端末機としての機
能を備えた自動取引装置とすることにある。 【解決手段】 自動取引装置の記憶装置に、利用者固有
データ記憶部６を設け、利用者が入力する図示のような
利用者固有データを格納する。自動取引装置に設けた判
断部は、取引が自動取引装置で行われる度に、該取引が
利用者固有データ記憶部６に格納された利用者固有デー
タに対応する取引であるかを調べ、対応する取引である
場合には、利用者固有データ対応に設けられた記憶領域
に該取引の情報を格納する。利用者が利用者固有データ
の確認入力をすると、判断部は、判断条件を参照して、
前記記憶領域の取引データを調べ、振り込みが終了して
いる場合はその旨の表示データを、終了していない場合
には「出力したい内容」として格納されている文言から
なる表示データを表示制御部に送る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、銀行等の
金融機関の自動機コーナーにおける自動預金支払機〔Ａ
ＴＭ（Automatic Teller Machine）〕あるいは各種貸
金業のキャッシング・コーナーにおける現金自動支払機
〔ＣＤ(Cash Dispenser)〕として用いられる自動取引装
置に係わり、特に、各種店舗内などに設置され、利用者
に対して各種情報を提供することのできる自動取引装置
に関する。
金融機関の自動機コーナーにおける自動預金支払機〔Ａ
ＴＭ（Automatic Teller Machine）〕あるいは各種貸
金業のキャッシング・コーナーにおける現金自動支払機
〔ＣＤ(Cash Dispenser)〕として用いられる自動取引装
置に係わり、特に、各種店舗内などに設置され、利用者
に対して各種情報を提供することのできる自動取引装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動取引装置から発せられる情報
は、口座を作りその口座情報、例えば残高等の情報を提
供するものであった。また、自動取引装置は銀行等の金
融機関という限られた場所にのみ設置されていたため、
各銀行等は多くの利用者を見込み、多数の自動取引装置
を設置する場合が多く、利用者は利用毎に異なる端末を
使用する場合が多かった。従って、端末で固有の情報等
をやり取りするものとは考えておらず、金銭の入出金を
取引する端末と考えていた。そのため、従来では特開平
１０−６３９４９の自動取引装置の運用管理システムの
ように、自動取引装置本体の運用状態をきめ細やかに、
利用者に通知する機能はあったが、個人端末として考え
ていないため、利用者の詳細データを管理しようとはし
ておらず、利用者固有のデータは記憶していなかった。
は、口座を作りその口座情報、例えば残高等の情報を提
供するものであった。また、自動取引装置は銀行等の金
融機関という限られた場所にのみ設置されていたため、
各銀行等は多くの利用者を見込み、多数の自動取引装置
を設置する場合が多く、利用者は利用毎に異なる端末を
使用する場合が多かった。従って、端末で固有の情報等
をやり取りするものとは考えておらず、金銭の入出金を
取引する端末と考えていた。そのため、従来では特開平
１０−６３９４９の自動取引装置の運用管理システムの
ように、自動取引装置本体の運用状態をきめ細やかに、
利用者に通知する機能はあったが、個人端末として考え
ていないため、利用者の詳細データを管理しようとはし
ておらず、利用者固有のデータは記憶していなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最近自動取
引装置は、銀行等の金融機関のみではなく、コンビニ等
の一般店舗にも設置する様になったため、利用者は常に
利用する自動取引装置が同じ端末となる場合が多く、金
銭の取引のみではなく、固有の情報端末としての利用価
値がでてきた。本発明の目的は、自動取引装置を金銭の
取引のみではなく、固有の情報を記憶し通知する固有の
情報端末機としての機能を備えた、自動取引装置とする
ことにある。
引装置は、銀行等の金融機関のみではなく、コンビニ等
の一般店舗にも設置する様になったため、利用者は常に
利用する自動取引装置が同じ端末となる場合が多く、金
銭の取引のみではなく、固有の情報端末としての利用価
値がでてきた。本発明の目的は、自動取引装置を金銭の
取引のみではなく、固有の情報を記憶し通知する固有の
情報端末機としての機能を備えた、自動取引装置とする
ことにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、取り引きに関する表示画面を表示する表
示手段と、所定の取り引きを実行する制御手段とを有す
る自動取引装置において、大容量のデータを記憶可能な
記憶装置を備え、該記憶装置内に利用者固有のデータを
記憶する記憶部を有し、前記記憶装置に前記利用者固有
のデータを入力する入力手段と、利用者固有のデータの
確認をする判断部を備え、該判断部は、前記自動取引装
置における取引データの内、前記利用者固有のデータに
対応する取引データを該利用者固有のデータ対応に記憶
し、利用者が利用者固有のデータの確認要求を入力した
場合、前記記憶した取引データが該利用者固有のデータ
中の判断条件を満たしているか判断し、満たしていない
とき、該利用者固有のデータ中の出力したい内容を判断
結果の表示データとして出力するようにしている。ま
た、利用者固有のデータを、固有のＩＤアドレスで管理
する手段を有し、本人及び本人以外の利用者が前記ＩＤ
アドレスを入力することにより、利用者固有のデータの
閲覧あるいは利用者固有のデータの確認ができるように
する。また、ホストと、該ホストと通信回線で接続され
たサーバと、該サーバとネットワーク等で通信可能に接
続された前記請求項１記載の複数の自動取引装置を備え
る自動取引システムであり、利用者本人を特定できる取
引カードを挿入し、前記記憶装置内の利用者固有のデー
タの閲覧要求あるいは確認要求を入力したとき、該取引
カードが挿入された自動取引装置の記憶装置に要求対象
の利用者固有のデータがないとき、該自動取引装置は前
記ネットワーク等を介して他の自動取引装置に利用者本
人を特定するデータと前記閲覧要求あるいは確認要求を
送信し、要求対象の利用者固有のデータあるいは確認要
求を取得するようにしている。
め、本発明は、取り引きに関する表示画面を表示する表
示手段と、所定の取り引きを実行する制御手段とを有す
る自動取引装置において、大容量のデータを記憶可能な
記憶装置を備え、該記憶装置内に利用者固有のデータを
記憶する記憶部を有し、前記記憶装置に前記利用者固有
のデータを入力する入力手段と、利用者固有のデータの
確認をする判断部を備え、該判断部は、前記自動取引装
置における取引データの内、前記利用者固有のデータに
対応する取引データを該利用者固有のデータ対応に記憶
し、利用者が利用者固有のデータの確認要求を入力した
場合、前記記憶した取引データが該利用者固有のデータ
中の判断条件を満たしているか判断し、満たしていない
とき、該利用者固有のデータ中の出力したい内容を判断
結果の表示データとして出力するようにしている。ま
た、利用者固有のデータを、固有のＩＤアドレスで管理
する手段を有し、本人及び本人以外の利用者が前記ＩＤ
アドレスを入力することにより、利用者固有のデータの
閲覧あるいは利用者固有のデータの確認ができるように
する。また、ホストと、該ホストと通信回線で接続され
たサーバと、該サーバとネットワーク等で通信可能に接
続された前記請求項１記載の複数の自動取引装置を備え
る自動取引システムであり、利用者本人を特定できる取
引カードを挿入し、前記記憶装置内の利用者固有のデー
タの閲覧要求あるいは確認要求を入力したとき、該取引
カードが挿入された自動取引装置の記憶装置に要求対象
の利用者固有のデータがないとき、該自動取引装置は前
記ネットワーク等を介して他の自動取引装置に利用者本
人を特定するデータと前記閲覧要求あるいは確認要求を
送信し、要求対象の利用者固有のデータあるいは確認要
求を取得するようにしている。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図１は本発明の一つの実施形
態である、自動取引装置の構成を概略的に示す図であ
る。図１では、自動取引装置が通常備える構成のほとん
どの図示を省略しているが、通常利用者は、自動取引装
置の取引データと上記通常備える構成を使用して、現金
の取引を取引表示画面に従って行う。本発明は図１で示
す通り、現金の取引以外に利用者は、自動取引装置１に
搭載された入力装置４によって、利用者固有データ記憶
部６に、利用者固有データを、あらかじめ記憶装置５内
に記憶させておく。また、利用者固有データ記憶部に
は、単に覚え書きの様にメモ帳としても利用でき、利用
者は必要に応じて、前述覚え書きの内容を記憶させてお
く。利用者は自動取引装置１を利用する場合に、利用者
が本人と認識できるカードを、自動取引装置１に挿入す
ることで、利用者固有データを読み取ることが可能とな
る。入力装置４によって入力した、記憶装置５内利用者
固有データ記憶部６の利用者固有データは、判断部７に
よりある条件を満たしているか否かを判断され、利用者
に対して、その判断結果を示す情報を利用者固有データ
表示画面によって通知することができる。
参照して詳細に説明する。図１は本発明の一つの実施形
態である、自動取引装置の構成を概略的に示す図であ
る。図１では、自動取引装置が通常備える構成のほとん
どの図示を省略しているが、通常利用者は、自動取引装
置の取引データと上記通常備える構成を使用して、現金
の取引を取引表示画面に従って行う。本発明は図１で示
す通り、現金の取引以外に利用者は、自動取引装置１に
搭載された入力装置４によって、利用者固有データ記憶
部６に、利用者固有データを、あらかじめ記憶装置５内
に記憶させておく。また、利用者固有データ記憶部に
は、単に覚え書きの様にメモ帳としても利用でき、利用
者は必要に応じて、前述覚え書きの内容を記憶させてお
く。利用者は自動取引装置１を利用する場合に、利用者
が本人と認識できるカードを、自動取引装置１に挿入す
ることで、利用者固有データを読み取ることが可能とな
る。入力装置４によって入力した、記憶装置５内利用者
固有データ記憶部６の利用者固有データは、判断部７に
よりある条件を満たしているか否かを判断され、利用者
に対して、その判断結果を示す情報を利用者固有データ
表示画面によって通知することができる。
【０００６】図２は利用者固有データ記憶部６の固有デ
ータの１例を示す図である。図２に示す通り、利用者固
有データ記憶部６は、項目６０１、金額６０２、目的６
０３、残日数６０４、判断条件６０５、出力したい内容
６０６等で構成され、項目６０１、金額６０２、目的６
０３で示された内容が、判断条件６０４で記載した内容
を満たしているか否かを判断部７によって判断され、そ
の判断結果を示す情報を出力したい内容６０６として出
力することが可能となる。前述の様なデータが各項目毎
にあり、利用者は必要に応じて入力装置４によってデー
タ入力をすることとなる。
ータの１例を示す図である。図２に示す通り、利用者固
有データ記憶部６は、項目６０１、金額６０２、目的６
０３、残日数６０４、判断条件６０５、出力したい内容
６０６等で構成され、項目６０１、金額６０２、目的６
０３で示された内容が、判断条件６０４で記載した内容
を満たしているか否かを判断部７によって判断され、そ
の判断結果を示す情報を出力したい内容６０６として出
力することが可能となる。前述の様なデータが各項目毎
にあり、利用者は必要に応じて入力装置４によってデー
タ入力をすることとなる。
【０００７】図３は利用者が条件を入力するフローを示
している。利用者は管理したい固有データを利用者固有
データ記憶部６に記憶させるため、入力装置４により、
データを入力する。入力はまず銀行等で作成されたカー
ドを自動取引装置１に挿入する（Ｓ３０２）。自動取引
装置１はホストと通信可能なサーバを通してホスト（ホ
スト、サーバについては図６により後述する）と通信を
する（Ｓ３０３）。利用者は暗証番号を入力し（Ｓ３０
４）、自動取引装置１は利用者が誰であるかを認識する
ことができる。暗証番号入力画面を（Ｓ３１４）に示
す。利用者は入力したいデータ利用者固有データを入力
するために、まず、項目選択画面を表示し（Ｓ３０５、
Ｓ３１５）、項目入力を選択し（Ｓ３０６）、次いで、
項目入力選択画面を表示し（Ｓ３０６、Ｓ３１６）、複
数の項目から所望の項目を選択押下する（Ｓ３０７）。
本例の場合、所望の項目を「振込み」とし、振込みの項
目を選択押下する。振込の場合、金額（Ｓ３０８、Ｓ３
１７）、目的（Ｓ３０９、Ｓ３１８）、完了期日入力
（Ｓ３１０、Ｓ３１９）、判断条件（Ｓ３１１、Ｓ３２
０）をそれぞれ入力装置４により入力する。利用者は出
力画面に表示したい内容は出力したい内容（Ｓ３１２）
として入力する（Ｓ３２１）。
している。利用者は管理したい固有データを利用者固有
データ記憶部６に記憶させるため、入力装置４により、
データを入力する。入力はまず銀行等で作成されたカー
ドを自動取引装置１に挿入する（Ｓ３０２）。自動取引
装置１はホストと通信可能なサーバを通してホスト（ホ
スト、サーバについては図６により後述する）と通信を
する（Ｓ３０３）。利用者は暗証番号を入力し（Ｓ３０
４）、自動取引装置１は利用者が誰であるかを認識する
ことができる。暗証番号入力画面を（Ｓ３１４）に示
す。利用者は入力したいデータ利用者固有データを入力
するために、まず、項目選択画面を表示し（Ｓ３０５、
Ｓ３１５）、項目入力を選択し（Ｓ３０６）、次いで、
項目入力選択画面を表示し（Ｓ３０６、Ｓ３１６）、複
数の項目から所望の項目を選択押下する（Ｓ３０７）。
本例の場合、所望の項目を「振込み」とし、振込みの項
目を選択押下する。振込の場合、金額（Ｓ３０８、Ｓ３
１７）、目的（Ｓ３０９、Ｓ３１８）、完了期日入力
（Ｓ３１０、Ｓ３１９）、判断条件（Ｓ３１１、Ｓ３２
０）をそれぞれ入力装置４により入力する。利用者は出
力画面に表示したい内容は出力したい内容（Ｓ３１２）
として入力する（Ｓ３２１）。
【０００８】判断部７は、取引が自動取引装置で行われ
る度に、該取引が利用者固有データ記憶部６に格納され
た利用者固有データに対応する取引であるかを調べ、対
応する取引である場合には、利用者固有データ対応に設
けられた記憶領域に該取引の情報を格納する。また、利
用者固有データが振込みに関するデータである場合に
は、該取引の情報の格納に応じて残日数をクリアする。
また、利用者固有データ対応に設けられた記憶領域を一
定の時間間隔でチェックし、残日数が必要な項目（例え
ば、振込み）の場合には、取引の情報が格納されていな
いときには、残日数を計算し、その結果を残日数の欄に
格納する。なお、残日数が（−）の場合は完了期日を過
ぎていることを示す。
る度に、該取引が利用者固有データ記憶部６に格納され
た利用者固有データに対応する取引であるかを調べ、対
応する取引である場合には、利用者固有データ対応に設
けられた記憶領域に該取引の情報を格納する。また、利
用者固有データが振込みに関するデータである場合に
は、該取引の情報の格納に応じて残日数をクリアする。
また、利用者固有データ対応に設けられた記憶領域を一
定の時間間隔でチェックし、残日数が必要な項目（例え
ば、振込み）の場合には、取引の情報が格納されていな
いときには、残日数を計算し、その結果を残日数の欄に
格納する。なお、残日数が（−）の場合は完了期日を過
ぎていることを示す。
【０００９】図４は利用者が固有データを確認するフロ
ーである。図３の利用者が条件を入力する場合と同様
に、カードの挿入（Ｓ４０２）、ホスト１１と通信（Ｓ
４０３）、暗証番号入力（Ｓ４０４、Ｓ４１１）によ
り、利用者が誰かを認識することが可能となる。認識後
力利用者は実施したい内容を選ぶため、項目選択画面
（Ｓ４１２）によって実施内容を選択する（Ｓ４０
５）。本図では出力内容を確認する（Ｓ４０６）。出力
内容確認画面（Ｓ４１３）により出力したい項目、ここ
では振込を選択する。自動取引装置１は記憶装置５内利
用者固有データ記憶部６より、カード挿入（Ｓ４０２）
暗証番号入力（Ｓ４０４）によって記憶装置から利用者
の記憶部を判断し（Ｓ４０７）、この判断に基づき記憶
部から振込に関する利用者の固有データを抽出し（Ｓ４
０８）、判断部７により表示データ作成処理を行い（Ｓ
４０９）、作成した表示データを表示制御３に送信し、
利用者固有データ表示画面８にデータ出力する（Ｓ４１
０、Ｓ４１４）。
ーである。図３の利用者が条件を入力する場合と同様
に、カードの挿入（Ｓ４０２）、ホスト１１と通信（Ｓ
４０３）、暗証番号入力（Ｓ４０４、Ｓ４１１）によ
り、利用者が誰かを認識することが可能となる。認識後
力利用者は実施したい内容を選ぶため、項目選択画面
（Ｓ４１２）によって実施内容を選択する（Ｓ４０
５）。本図では出力内容を確認する（Ｓ４０６）。出力
内容確認画面（Ｓ４１３）により出力したい項目、ここ
では振込を選択する。自動取引装置１は記憶装置５内利
用者固有データ記憶部６より、カード挿入（Ｓ４０２）
暗証番号入力（Ｓ４０４）によって記憶装置から利用者
の記憶部を判断し（Ｓ４０７）、この判断に基づき記憶
部から振込に関する利用者の固有データを抽出し（Ｓ４
０８）、判断部７により表示データ作成処理を行い（Ｓ
４０９）、作成した表示データを表示制御３に送信し、
利用者固有データ表示画面８にデータ出力する（Ｓ４１
０、Ｓ４１４）。
【００１０】図５は判断部７による処理の一例をフロー
チャートで示した図である。なお、前述の判断部７の処
理にしたがい、振込が完了していない場合の利用者の固
有データは図２に示すとおりであるとし、また、振込が
完了している場合には、図２に示す利用者の固有データ
には残日数の値は無いものとする。まず、抽出した利用
者固有データ対応に設けられた記憶領域のデータを読み
込む（Ｓ５０１）。読み込んだデータに取引データがあ
るか判定する（Ｓ５０２）。取引データがある場合に
は、「家賃５００００円振込み完了」の表示データを作
成する（Ｓ５０３）。取引データがない場合には、「振
り込み完了してません。予定を過ぎています。」の表示
データを作成する（Ｓ５０４）。なお、残日数が（−）
になっていない場合には、表示データは「振り込み完了
してません。」になる。表示データを表示制御へ送信す
る（Ｓ５０５）。なお、図４の出力内容確認画面（Ｓ４
１３）により出力したい項目として、使用状況が選択さ
れた場合には、判断部７で利用者固有データ対応に設け
られた記憶領域のデータを読み込み、判断条件に格納さ
れた月日までの取引データにおける使用金額の合計を算
出し、算出結果が金額８００００円以内なら、表示デー
タを例えば「予定内です。」とし、算出結果が金額８０
０００円を越える場合には、表示データを「予定以上に
使用しています。」とする。また、利用者固有データ記
憶部６に記憶された利用者固有のデータを利用者等に割
り当てられたＩＤアドレスで管理できるように構成し
て、本人や本人以外の利用者がこのＩＤアドレスによ
り、利用者固有のデータの閲覧あるいは利用者固有のデ
ータの確認を可能にするようにしてもよい。
チャートで示した図である。なお、前述の判断部７の処
理にしたがい、振込が完了していない場合の利用者の固
有データは図２に示すとおりであるとし、また、振込が
完了している場合には、図２に示す利用者の固有データ
には残日数の値は無いものとする。まず、抽出した利用
者固有データ対応に設けられた記憶領域のデータを読み
込む（Ｓ５０１）。読み込んだデータに取引データがあ
るか判定する（Ｓ５０２）。取引データがある場合に
は、「家賃５００００円振込み完了」の表示データを作
成する（Ｓ５０３）。取引データがない場合には、「振
り込み完了してません。予定を過ぎています。」の表示
データを作成する（Ｓ５０４）。なお、残日数が（−）
になっていない場合には、表示データは「振り込み完了
してません。」になる。表示データを表示制御へ送信す
る（Ｓ５０５）。なお、図４の出力内容確認画面（Ｓ４
１３）により出力したい項目として、使用状況が選択さ
れた場合には、判断部７で利用者固有データ対応に設け
られた記憶領域のデータを読み込み、判断条件に格納さ
れた月日までの取引データにおける使用金額の合計を算
出し、算出結果が金額８００００円以内なら、表示デー
タを例えば「予定内です。」とし、算出結果が金額８０
０００円を越える場合には、表示データを「予定以上に
使用しています。」とする。また、利用者固有データ記
憶部６に記憶された利用者固有のデータを利用者等に割
り当てられたＩＤアドレスで管理できるように構成し
て、本人や本人以外の利用者がこのＩＤアドレスによ
り、利用者固有のデータの閲覧あるいは利用者固有のデ
ータの確認を可能にするようにしてもよい。
【００１１】図６は請求項２のホスト１１と通信回線１
５で接続されたサーバと通信可能なＬＡＮ１４等で接続
された、複数の自動取引装置において、本発明の利用が
可能なことを説明する図である。図６で示す様に、自動
取引装置（２）１６及び、自動取引装置（ｎ）１７は、
ホスト１１と通信回線１５で接続されたサーバ（１）１
２及び（２）１３と通信可能なＬＡＮ１４等で自動取引
装置（１）１内ホスト接続制御９及びＣＰＵ２を通し
て、記憶装置５と接続され、利用者が自動取引装置
（１）１を利用できない場合でも、利用者固有データ記
憶部６内の利用者記憶データを参照したい場合、自動取
引装置（２）１６あるいは自動取引装置（ｎ）１７を利
用することで、自動取引装置（１）１内の記憶装置５の
利用者固有データ記憶部６の利用者記憶データを、利用
者固有データ表示画面８を使って表示することが可能で
ある。この場合、取引カードを挿入し、前記記憶装置内
の利用者固有のデータの閲覧要求あるいは確認要求を入
力したときに、取引カードが挿入された自動取引装置の
記憶装置に要求対象の利用者固有のデータがない場合に
は、この自動取引装置がＬＡＮ等を介して他の自動取引
装置に利用者本人を特定するデータと前記閲覧要求ある
いは確認要求を送信するように構成して、要求対象の利
用者固有のデータあるいは確認要求を取得するようにす
る。これにより、ホスト１１と通信可能なＬＡＮ１４等
で接続された複数の自動取引装置において、ある自動取
引装置内の利用者固有データについての確認をすること
が可能となる。
５で接続されたサーバと通信可能なＬＡＮ１４等で接続
された、複数の自動取引装置において、本発明の利用が
可能なことを説明する図である。図６で示す様に、自動
取引装置（２）１６及び、自動取引装置（ｎ）１７は、
ホスト１１と通信回線１５で接続されたサーバ（１）１
２及び（２）１３と通信可能なＬＡＮ１４等で自動取引
装置（１）１内ホスト接続制御９及びＣＰＵ２を通し
て、記憶装置５と接続され、利用者が自動取引装置
（１）１を利用できない場合でも、利用者固有データ記
憶部６内の利用者記憶データを参照したい場合、自動取
引装置（２）１６あるいは自動取引装置（ｎ）１７を利
用することで、自動取引装置（１）１内の記憶装置５の
利用者固有データ記憶部６の利用者記憶データを、利用
者固有データ表示画面８を使って表示することが可能で
ある。この場合、取引カードを挿入し、前記記憶装置内
の利用者固有のデータの閲覧要求あるいは確認要求を入
力したときに、取引カードが挿入された自動取引装置の
記憶装置に要求対象の利用者固有のデータがない場合に
は、この自動取引装置がＬＡＮ等を介して他の自動取引
装置に利用者本人を特定するデータと前記閲覧要求ある
いは確認要求を送信するように構成して、要求対象の利
用者固有のデータあるいは確認要求を取得するようにす
る。これにより、ホスト１１と通信可能なＬＡＮ１４等
で接続された複数の自動取引装置において、ある自動取
引装置内の利用者固有データについての確認をすること
が可能となる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、自動
取引装置利用者は固有の情報を管理できるだけでなく、
個有の情報をいつでも簡単に端末から引き出すことがで
きる。また、前述のことから、自動取引装置設置場所へ
の利用回数も多くなり、自動取引装置を設置している店
舗はより利益を得る機会が増えることとなる。
取引装置利用者は固有の情報を管理できるだけでなく、
個有の情報をいつでも簡単に端末から引き出すことがで
きる。また、前述のことから、自動取引装置設置場所へ
の利用回数も多くなり、自動取引装置を設置している店
舗はより利益を得る機会が増えることとなる。
【図１】本発明の一つの実施形態である自動取引装置の
構成を概略的に示す図である。
構成を概略的に示す図である。
【図２】利用者固有データ記憶部６に格納された固有デ
ータの１例を示す図である。
ータの１例を示す図である。
【図３】利用者が条件を入力するフローを示した図であ
る。
る。
【図４】利用者が固有データを確認するフローを示した
図である。
図である。
【図５】判断部の処理の一例をフローチャートで示した
図である。
図である。
【図６】ＬＡＮ等で接続された複数の自動取引装置にお
いて固有データについての確認が可能なことを説明する
ための図である。
いて固有データについての確認が可能なことを説明する
ための図である。
１ 自動取引装置 ２ ＣＰＵ ３ 表示制御 ４ 入力装置 ５ 記憶装置 ６ 利用者固有データ記憶部 ７ 判断部 ８ 利用者固有データ表示画面 ９ ホスト接続制御 １０ カード取り扱い機構 １１ ホスト １２ サーバ（１） １３ サーバ（２） １４ ＬＡＮ １５ 通信回線 １６ 自動取引装置(2) １７ 自動取引装置(ｎ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E040 AA03 BA07 CA12 CB05 EA01 FJ05 5B055 BB03 BB10 EE02 EE03 FA01 KK01 PA02
Claims (3)
- 【請求項１】 取り引きに関する表示画面を表示する表
示手段と、所定の取り引きを実行する制御手段とを有す
る自動取引装置において、 大容量のデータを記憶可能な記憶装置を備え、該記憶装
置内に利用者固有のデータを記憶する記憶部を有し、 前記記憶装置に前記利用者固有のデータを入力する入力
手段と、 利用者固有のデータの確認をする判断部を備え、 該判断部は、前記自動取引装置における取引データの
内、前記利用者固有のデータに対応する取引データを該
利用者固有のデータ対応に記憶し、利用者が利用者固有
のデータの確認要求を入力した場合、前記記憶した取引
データが該利用者固有のデータ中の判断条件を満たして
いるか判断し、満たしていないとき、該利用者固有のデ
ータ中の出力したい内容を判断結果の表示データとして
出力することを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の自動取引装置において、 利用者固有のデータを、固有のＩＤアドレスで管理する
手段を有し、本人及び本人以外の利用者が前記ＩＤアド
レスを入力することにより、利用者固有のデータの閲覧
あるいは利用者固有のデータの確認ができるようにする
ことを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項３】 ホストと、該ホストと通信回線で接続さ
れたサーバと、該サーバとネットワーク等で通信可能に
接続された前記請求項１記載の複数の自動取引装置を備
える自動取引システムであって、 利用者本人を特定できる取引カードを挿入し、前記記憶
装置内の利用者固有のデータの閲覧要求あるいは確認要
求を入力したとき、該取引カードが挿入された自動取引
装置の記憶装置に要求対象の利用者固有のデータがない
とき、該自動取引装置は前記ネットワーク等を介して他
の自動取引装置に利用者本人を特定するデータと前記閲
覧要求あるいは確認要求を送信し、要求対象の利用者固
有のデータあるいは確認要求を取得することを特徴とす
る自動取引システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000170062A JP2001351150A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 自動取引装置および自動取引システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000170062A JP2001351150A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 自動取引装置および自動取引システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001351150A true JP2001351150A (ja) | 2001-12-21 |
Family
ID=18672830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000170062A Pending JP2001351150A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 自動取引装置および自動取引システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001351150A (ja) |
-
2000
- 2000-06-07 JP JP2000170062A patent/JP2001351150A/ja active Pending
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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