JP2001351028A - レンタル予約受付支援装置及び支援方法 - Google Patents

レンタル予約受付支援装置及び支援方法

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JP2001351028A
JP2001351028A JP2000167613A JP2000167613A JP2001351028A JP 2001351028 A JP2001351028 A JP 2001351028A JP 2000167613 A JP2000167613 A JP 2000167613A JP 2000167613 A JP2000167613 A JP 2000167613A JP 2001351028 A JP2001351028 A JP 2001351028A
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Hitoshi Kizawa
均 鬼澤
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Hitachi Engineering Co Ltd
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Hitachi Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】顧客満足度を確保しつつ、レンタル製品を効率
的に貸し出すレンタル予約受付支援装置を提供する。 【解決手段】レンタル予約受付支援装置1を、レンタル
製品の予約情報を受け付ける予約受付処理部2と、レン
タル製品情報を記憶するレンタル製品記憶部6と、予約
情報とレンタル製品情報とに基づき、レンタル製品の割
付けを行ない、割付け結果から予約受付可否を判定する
予約割付け処理部4と、割付けた結果を受付済みの予約
情報として記憶する受付済予約情報記憶部5とで構成
し、予約割付け処理部4に、新たに取り込んだ新規予約
情報と、受付済みの予約情報と、レンタル製品情報とに
基づき、レンタル製品稼動率が向上しかつ利益損失額が
減少するように、レンタル製品の再割付けを行ない、再
割付け結果から新規予約の受付可能か否かを判定する予
約割付け手段を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンタカー業種、
建設機材のレンタル業種、医療機具レンタル業種、介護
機器レンタル業種等のレンタル製品を用意し、利用者・
顧客にレンタルしてレンタル料を得ることで成立する業
種に適用し、顧客満足度を確保しつつ貸し手側の利益を
最大にするレンタル予約受付支援装置及び支援方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】レンタル業種では一般に、顧客からの電
話等で受け付ける予約情報に対して、予約受付者は手持
ちのレンタル可能な製品群から、1つ選んで、予約回答
を行っている。この予約は会議室の予約と同様に、レン
タル製品の時間軸に対して、レンタル開始時刻からレン
タル終了(返却)予定時刻までを、予約一覧表に線を引
くことで対処している。
【0003】予約一覧表がコンピュータ上で管理されて
いても同様な方式で行なわれている。この方式の場合、
既に予約受付された情報は、既に予約一覧表上に線とし
て引かれていて、予約受付者は線の引かれていない製品
を探し、予約の条件に合致するかをチェックして、予約
回答を行う。
【0004】複数の製品が該当の予約時間に貸し出し可
能な場合は、貸し手側は、利益の損失が最も少なくてす
む製品を予約に当てることを行っている。利益の損失と
は、レンタカー等の例を挙げると、車種グレードは15
00CCのセダンタイプの予約に対して、貸し出し可能
な製品が、1500CCのセダン、2000CCのセダ
ンの場合、1500CC、2000CCではレンタル料
金が異なるため、1500CCの予約に2000CCを
当てると1500CCに比べて、本来2000CCクラ
スで貸し出した場合に得られる利益を損失することにな
る。このようなグレードアップして予約に対応すること
で得られるべき利益を少なくしてしまう事象を指す。
【0005】各業種の予約受付方法で共通する事実は、
受付済みの予約情報は決して動かさないことである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、予約済みの情報が時間軸に対して点在す
る場合、長い期間の予約を受け付けられない、或いは貸
し出し可能な隙間のみに着目すると必要以上のグレード
の製品を貸し出すことになる等、レンタル製品を効率的
に貸し出すことができないという問題があった。
【0007】本発明の目的は、顧客満足度を確保しつ
つ、レンタル製品を効率的に貸し出すレンタル予約受付
支援装置及び支援方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるレンタル予約受付支援装置の特徴と
するところは、電話回線網或いは入力機器から新たに取
り込んだレンタル製品の新規予約情報と、前回までの受
付済みの予約情報と、貸し出し可能なレンタル製品情報
とに基づき、受付済みの予約情報のレンタル製品との割
付けを一度、全て解消し、改めて予約情報全体に対しレ
ンタル製品の再割付けを行い、再割付けの結果から新規
予約の受付可能か否かを判定し、該判定した結果を電話
回線網或いは入力機器に回答することにある。
【0009】具体的には本発明は次に掲げる装置及び方
法を提供する。
【0010】本発明は、電話回線網或いは入力機器から
レンタル製品の予約情報を受け付ける予約受付処理部
と、貸し出し可能なレンタル製品情報を記憶するレンタ
ル製品記憶部と、前記受け付けた予約情報と前記レンタ
ル製品情報とに基づき、前記受け付けた予約情報に対し
レンタル製品の割付けを行い、前記割付けの結果から予
約受付可否を判定し、出力する予約割付け処理部と、前
記割付けた結果を受付済みの予約情報として記憶する受
付済予約情報記憶部と、前記出力された予約受付可否判
定結果を前記電話回線網或いは入力機器に回答する予約
可否出力処理部とを有するレンタル予約受付支援装置に
おいて、前記予約割付け処理部は、前記予約受付処理部
から取り込んだ新規予約情報と、前記受付済予約情報記
憶部から取り込んだ前回までの受付済みの予約情報と、
前記レンタル製品記憶部から取り込んだ貸し出し可能な
レンタル製品情報とに基づき、レンタル製品稼動率が向
上しかつ貸し出し側の利益損失額が減少するように、前
記新規予約情報及び前記受付済みの予約情報に対するレ
ンタル製品の再割付けを実行し、前記再割付けの結果か
ら新規予約の受付可能か否かを判定する予約割付け手段
を有することを特徴とするレンタル予約受付支援装置を
提供する。
【0011】好ましくは、前記予約割付け手段は、前記
予約情報全体と前記レンタル製品との組合せを繰り返し
作成し、前記レンタル製品稼動率が最大の方向かつ前記
貸し出し側の利益損失額が最小の方向になるような組み
合わせを探索する。
【0012】また、本発明は、電話回線網或いは入力機
器から受け付けたレンタル製品の予約情報と、予め記憶
された貸し出し可能なレンタル製品情報とに基づき、前
記予約情報に対しレンタル製品の割付けを行い、前記割
付けの結果から予約受付可否を判定し、該判定した予約
受付可否判定結果を前記電話回線網或いは入力機器に回
答し、かつ前記割付けた結果を受付済みの予約情報とし
て記憶するレンタル予約受付支援方法において、新たに
取り込んだ新規予約情報と、前記取り込んだ前回までの
受付済みの予約情報と、前記取り込んだ貸し出し可能な
レンタル製品情報とに基づき、前記受付済みの予約情報
のレンタル製品との割付けを一度、全て解消し、改めて
前記予約情報全体に対しレンタル製品の再割付けを行
い、前記再割付けの結果から新規予約の受付可能か否か
を判定し、該判定した結果を前記電話回線網或いは入力
機器に回答することを特徴とするレンタル予約受付支援
方法を提供する。
【0013】好ましくは、前記予約情報全体と前記レン
タル製品との組合せを繰り返し作成し、前記レンタル製
品稼動率が最大の方向かつ前記貸し出し側の利益損失額
が最小の方向になるような組み合わせを探索する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態例に
係るレンタル予約受付支援装置及び支援方法を、図を用
いて説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態例に係るレ
ンタル予約受付支援装置の機能構成を示す。レンタル予
約受付支援装置1は、予約受付処理部2と、予約可否出
力処理部3と、予約割付け処理部4と、受付済予約情報
記憶部5と、レンタル製品記憶部6とで構成される。
【0016】予約受付処理部2は、インターネット7や
プッシュホンを使用したフリーダイヤル(登録商標)回
線からのレンタル製品の自動予約入力、或いは窓口にて
直接受け付けた予約をCRT8を介して入力した予約入
力、を受け付ける。
【0017】レンタル製品記憶部6は、貸し出し可能な
レンタル製品情報を記憶する。
【0018】予約割付け処理部4は、予約受付処理部2
で受け付けた予約情報とレンタル製品記憶部6に記憶さ
れたレンタル製品情報とに基づき、受け付けた予約情報
に対しレンタル製品の割付けを行い、割付けの結果から
予約受付可否を判定し、出力する。
【0019】受付済予約情報記憶部5は、予約割付け処
理部4で割付けた結果を受付済みの予約情報として記憶
する。
【0020】予約可否出力処理部3は、予約割付け処理
部4から出力された予約受付可否判定結果をインターネ
ット7やプッシュホンを使用したフリーダイヤル回線或
いは入力機器であるCRT8に回答すると共に、プリン
タ9に予約可否判定結果及び予約内容を出力し印字させ
る。
【0021】また、予約割付け処理部4は、予約受付処
理部2から新規に受け付けた予約情報が入力されると、
受付済予約情報記憶部5より前回までの受付済の予約情
報を取り出し、新規に受け付けた予約情報と併せて、レ
ンタル製品記憶部6から取り出したレンタル製品群に、
レンタル製品稼動率が向上しかつ利益損失額が減少する
ように、レンタル製品の再割付けを行い、再割付け結果
から新規予約の受付可否を判定する。また、再割付けを
行った予約受付結果を受付済予約情報記憶部5に最新予
約受付情報として格納する。
【0022】図2は、図1の予約割付け処理部4の機能
構成を示す。予約割付け処理部4は、予約受付処理部2
より新規の予約情報を取り込む新規予約情報取込手段4
1と、受付済予約情報記憶部5より前回までの予約済の
情報、割付け済計画結果情報を取込む予約受付済情報取
込手段42と、レンタル製品記憶部6より貸し出し可能
な製品群の情報を取込むレンタル可能製品情報取込手段
43と、新規予約情報と受付済予約情報とレンタル可能
製品情報とに基づき、レンタル製品稼動率が向上しかつ
利益損失額が減少するように、レンタル製品の再割付け
を実行し、再割付けの結果から新規予約の受付可能か否
かを判定する予約割付け手段44と、判定結果を予約可
否出力処理部3へ出力する予約可否出力手段46と、新
規の予約情報を含む予約情報全体と再割付けを行った予
約受付結果とを格納する記憶手段45とで構成される。
【0023】図3は、図2の予約割付け手段44の機能
構造の詳細を示す。予約割付け手段44は、予約割付け
の繰り返し検討を行うための初期割付け順を生成する初
期割付け順設定手段441と、初期割付け順序、評価結
果により選択割付け順序の一部順序を入れ替えた新しい
割付け順序を生成する新割付け順序生成手段442と、
与えられた割付け順序に従い、予約をレンタル可能製品
群に割付けを行い、各々の稼働率、損失利益金額等の算
出を行う割付け・評価手段443と、今回検討した複数
の割付け順序の中から評価値の良い割付け順序を選択
し、与えられた処理時間に対して再検討の可否を判断
し、処理の継続、中止を判断する選択・繰り返し判定手
段444とで構成される。
【0024】図4は、図3の予約割付け手段44のフロ
ーチャートであり、予約割付け手段44の動作を説明す
るものである。
【0025】始めにステップ4411において、受付済
予約情報取込手段42により取り出した予約受け付け済
の情報のレンタル製品への割付けを一度解除する。次
に、割付けを解除した予約受付済の予約と新規予約情報
取込手段43により得た新規の予約情報を予約内容のレ
ンタル開始要望日順に並べ、初期の割付優先順1を生成
する(4412)。
【0026】予約情報群とレンタル製品群の割付け結果
状態の評価であるレンタル製品の稼動率の高い、利益損
失額の少ない割付けを探す手段としての一手段として、
遺伝的アルゴリズムを使用し、ステップ4412で作成
した初期割付優先順1を親個体1とする。
【0027】次に、ステップ4412と同様の情報を予
約受付順に並べ、親個体2としての初期割付優先順2を
得る(4413)。
【0028】次にステップ4421では、親個体1,2
を遺伝的アルゴリズムの手法である交差や置換処理を行
い、各々の親個体から2個の新たな子個体を生成する。
【0029】次にステップ4431では、親個体1,2
に対してそれぞれレンタル製品への割付けを行う。割付
けの方法として、割付優先順の先頭から予約を1個取り
出し、予約内容に従い、該当するレンタル製品に早いも
の勝ちで割付ける操作を行う。該当する製品がない場
合、予約よりもグレードの高い(性能の上回る)製品を
順に探し、割付ける操作を行う。グレードを上げても割
付けられるレンタル製品がない場合は、未割付として記
憶し、割付優先順の次の予約を取り出し、割付けを行
う。割付優先順のすべての予約を処理するまで行う。
【0030】次にステップ4432では、子個体1,2
に対してステップ4431で親個体1,2に行ったと同
様に割付けを行う。次に、ステップ4431、4432
で割付けした結果の各々に対して、レンタル製品の稼動
率、利益損失額、未割付の有無を計算し、評価する(4
433、4434)。
【0031】稼動率は、全レンタル製品の貸し出し期間
の合計を全レンタル製品のレンタル可能日の合計で割
り、100を掛けてパーセントにして求める。利益損失
額は予約のグレードに対して、レンタル製品のグレード
を上げて割付けた場合の差額の合計を求めるものであ
る。
【0032】次にステップ4441において、親個体2
個、子個体2個の4個の割付優先順に従い割付けを行っ
た結果の評価値を比較し、良い個体2個を親として残す
操作(淘汰)を行う。最も評価値の良い個体の結果を一
時記憶しておく。予約受付済情報記憶部5内に用意され
た最高割付け記憶領域内の記憶済の割付け結果と比べて
今回の評価値が良ければ、最高割付け記憶領域を今回割
付け結果で更新しておく。
【0033】次にステップ4442では、残時間が、予
約入力時に指定された顧客待ち時間に対してある場合、
ステップ4443の処理を行う。時間がない場合は検索
処理を終了する。終了した時点で、最高割付け記憶領域
に記憶された割付け結果を予約受付結果として採用す
る。
【0034】ステップ4443では、親個体に対して突
然変異処理を行う。ステップ4441の処理により破棄
された個体と残った親個体とを入れ替える操作等を行う
ことが突然変異に相当する。(ステップ4443は短時
間処理の場合は省略してもよい)。ステップ4443の
後はステップ4421の処理から繰り返す。予約申請者
の待てる時間の許す範囲で繰り返し実行する。
【0035】以上、本実施の形態例によれば、既に予約
受付回答した予約を一度、解消(予約申請者に予約解消
の連絡等は行わず、レンタル業者内部で、予約とレンタ
ル製品の対応付けを解除することを指す)し、過去に受
けた予約も含めた全体の予約と、予約の対応付けを解消
されたレンタル可能製品群で、新たに予約とレンタル製
品の対応付けをし直すことで、レンタル製品の稼働率を
向上させ、利益を最大とする対応付け関係を見つけ出す
ことができる。
【0036】次に、本レンタル予約受付支援装置1の具
体的処理例をレンタカー予約を例にとり、図5〜図13
を用いて説明する。
【0037】図5は、具体的処理例としてのレンタカー
予約受付支援を行うための予約受付済みのデータであ
り、図6は、図5で示した予約情報に従い先着順に割付
けた例である。レンタカーA車(1000CC)からG
車(2000CC)の7台のレンタカーに対して、図5
に示した(1)から(6)の6個の予約を4日間に割付けて
いる状態を示している。
【0038】図5の(1)から(6)は予約受付順であり、
その順番に図6は割付けを行っている。この手順は従来
の紐付け方式である。図7は新規で受け付けた予約情報
例である。この新規予約情報を図6の状態に追加するこ
とを検討(演算)する。
【0039】図8は、図5及び図7の7個の予約情報に
対して、図4に示したフローで生成する個体状態を示す
ものである。第1世代として親個体1,2を生成してい
る。親個体1はレンタル開始要望日順、親個体2は予約
受付順である。親個体2は従来手法の検討に相当する。
【0040】親個体1,2に対して交差処理を行う。交
差処理では一様乱数(ここでは7レコードのため、1か
ら7の数値が等確立で出現する乱数)を2回発生させ、
2回の乱数の指す要素間を順序を入れ替える。
【0041】交換ではなく、ひっくり返している点が交
差処理となる。乱数が同一値の場合は違う数値まで乱数
を発生させる。個々での交差処理は単なる交換でも良
い。この処理で得た個体を、子個体1,2としたものが
第2世代で示す情報である。
【0042】図9は、親個体1の割付け順序に従い、レ
ンタカーを割付けた結果である。
【0043】図10は、親個体2の割付け順序に従い、
レンタカーを割付けた結果である。
【0044】図11は、子個体1の割付け順序に従い、
レンタカーを割付けた結果である。
【0045】図12は、子個体2の割付け順序に従い、
レンタカーを割付けた結果である。
【0046】図13は、親個体1,2、子個体1,2の割
付け結果の稼働率、車種変更台数及び利益損失額の比較
表である。稼動率1は、A車からG車までの7台の稼動
率を評価したものである。稼動率2は、まったくの未使
用である車両を除いて、レンタルされる車両のみの稼動
率として評価したものである。利益損失額は、予約に対
して、グレードを上げて貸し出すことにした損金の合算
値である。
【0047】評価値の良い、親個体1と子個体1との2
個を新たな親個体1,2として残すこととする。最良の
結果としては子個体1を記憶する。
【0048】図13からわかるように、従来手法(親個
体2が相当する)では割付け結果が良くない。
【0049】稼働率2の考え方は、空き車両を残しつ
つ、貸し出し車両の稼働率を上げることで、さらに予約
が1個追加される状況において柔軟性をもたせる効果を
狙っている。割付けを1個毎に実行することの重要性と
効果は、本例から十分に理解できる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、新規予約を受付する都
度、既に受付済の予約情報とレンタル製品との割付けを
解消し、新規の予約情報と併せて、再割付けを行うこと
で、常に予約とレンタル製品との最適な割付け状態を維
持することができる。その結果、顧客満足度を確保しつ
つ、レンタル製品の貸し出し稼動率の向上、利益損失の
減少を図ることができ、レンタル製品の原価焼却を短縮
し、利益を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例に係るレンタル予約受
付支援装置の機能構成ブロック図である。
【図2】図1の予約割付け処理部の機能構成ブロック図
である。
【図3】図2の予約割付け手段の機能構造の詳細ブロッ
ク図である。
【図4】図3の予約割付け手段の動作のフローチャート
図である。
【図5】図1のレンタル予約受付支援装置の具体的処理
例としてのレンタカー予約受付情報である。
【図6】図5のレンタカー予約情報を従来手法の先着順
に割付けた例である。
【図7】新規で受け付けた予約情報例である。
【図8】割付け検討手順を示すのもである。
【図9】親個体1割付け順に従うレンタカーの割付け状
態例である。
【図10】親個体2割付け順に従うレンタカーの割付け
状態例である。
【図11】子個体1割付け順に従うレンタカーの割付け
状態例である。
【図12】子個体2割付け順に従うレンタカーの割付け
状態例である。
【図13】親個体1,2、子個体1,2の割付け結果の稼
働率及び利益損失額の比較表である。
【符号の説明】
1…レンタル予約受付支援装置、2…予約受付処理部、
3…予約可否出力処理部、4…予約割付け処理部、5…
受付済予約情報記憶部、6…レンタル製品記憶部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月30日(2000.6.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるレンタル予約受付支援装置の特徴と
するところは新たに取り込んだレンタル製品の新規予
約情報と、前回までの受付済みの予約情報と、貸し出し
可能なレンタル製品情報とに基づき、受付済みの予約情
報のレンタル製品との割付けを一度、全て解消し、改め
て予約情報全体に対しレンタル製品の再割付けを行な
い、再割付けの結果から新規予約の受付可能か否かを判
定し、該判定した結果を予約申込み側に回答することに
ある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明は、入力されるレンタル製品の予約
情報を受け付ける予約受付処理部と、貸し出し可能なレ
ンタル製品情報を記憶するレンタル製品記憶部と、前記
受け付けた予約情報と前記レンタル製品情報とに基づ
き、前記受け付けた予約情報に対しレンタル製品の割付
けを行ない、前記割付けの結果から予約受付可否を判定
し、出力する予約割付け処理部と、前記割付けた結果を
受付済みの予約情報として記憶する受付済予約情報記憶
部と、前記出力された予約受付可否判定結果を予約申込
み側に回答する予約可否出力処理部とを有するレンタル
予約受付支援装置において、前記予約割付け処理部は、
前記予約受付処理部から取り込んだ新規予約情報と、前
記受付済予約情報記憶部から取り込んだ前回までの受付
済みの予約情報と、前記レンタル製品記憶部から取り込
んだ貸し出し可能なレンタル製品情報とに基づき、レン
タル製品稼動率が向上しかつ貸し出し側の利益損失額が
減少するように、前記新規予約情報及び前記受付済みの
予約情報に対するレンタル製品の再割付けを実行し、前
記再割付けの結果から新規予約の受付可能か否かを判定
する予約割付け手段を有することを特徴とするレンタル
予約受付支援装置を提供する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、本発明は、入力されたレンタル製品
の予約情報と、予め記憶された貸し出し可能なレンタル
製品情報とに基づき、前記予約情報に対しレンタル製品
の割付けを行ない、前記割付けの結果から予約受付可否
を判定し、該判定した予約受付可否判定結果を予約申込
み側に回答し、かつ前記割付けた結果を受付済みの予約
情報として記憶するレンタル予約受付支援方法におい
て、新たに取り込んだ新規予約情報と、前記取り込んだ
前回までの受付済みの予約情報と、前記取り込んだ貸し
出し可能なレンタル製品情報とに基づき、前記受付済み
の予約情報のレンタル製品との割付けを一度、全て解消
し、改めて前記予約情報全体に対しレンタル製品の再割
付けを行ない、前記再割付けの結果から新規予約の受付
可能か否かを判定し、該判定した結果を前記予約申込み
に回答することを特徴とするレンタル予約受付支援方
法を提供する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】予約受付処理部2は、プッシュホンを使用
したフリーダイヤル回線等の通信網7からのレンタル製
品の自動予約入力、或いは窓口にて直接受け付けた予約
入力機器8を介して入力した予約入力、を受け付け
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】予約可否出力処理部3は、予約割付け処理
部4から出力された予約受付可否判定結果をプッシュホ
ンを使用したフリーダイヤル回線等の通信網7或いは入
力機器8に回答すると共に、プリンタ9に予約可否判定
結果及び予約内容を出力し印字させる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線網或いは入力機器からレンタル製
    品の予約情報を受け付ける予約受付処理部と、貸し出し
    可能なレンタル製品情報を記憶するレンタル製品記憶部
    と、前記受け付けた予約情報と前記レンタル製品情報と
    に基づき、前記受け付けた予約情報に対しレンタル製品
    の割付けを行い、前記割付けの結果から予約受付可否を
    判定し、出力する予約割付け処理部と、前記割付けた結
    果を受付済みの予約情報として記憶する受付済予約情報
    記憶部と、前記出力された予約受付可否判定結果を前記
    電話回線網或いは入力機器に回答する予約可否出力処理
    部とを有するレンタル予約受付支援装置において、 前記予約割付け処理部は、前記予約受付処理部から取り
    込んだ新規予約情報と、前記受付済予約情報記憶部から
    取り込んだ前回までの受付済みの予約情報と、前記レン
    タル製品記憶部から取り込んだ貸し出し可能なレンタル
    製品情報とに基づき、レンタル製品稼動率が向上しかつ
    貸し出し側の利益損失額が減少するように、前記新規予
    約情報及び前記受付済みの予約情報に対するレンタル製
    品の再割付けを実行し、前記再割付けの結果から新規予
    約の受付可能か否かを判定する予約割付け手段を有する
    ことを特徴とするレンタル予約受付支援装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記予約割付け手段
    は、前記予約情報全体と前記レンタル製品との組合せを
    繰り返し作成し、前記レンタル製品稼動率が最大の方向
    かつ前記貸し出し側の利益損失額が最小の方向になるよ
    うな組み合わせを探索することを特徴とするレンタル予
    約受付支援装置。
  3. 【請求項3】電話回線網或いは入力機器から受け付けた
    レンタル製品の予約情報と、予め記憶された貸し出し可
    能なレンタル製品情報とに基づき、前記予約情報に対し
    レンタル製品の割付けを行い、前記割付けの結果から予
    約受付可否を判定し、該判定した予約受付可否判定結果
    を前記電話回線網或いは入力機器に回答し、かつ前記割
    付けた結果を受付済みの予約情報として記憶するレンタ
    ル予約受付支援方法において 新たに取り込んだ新規予約情報と、前記取り込んだ前回
    までの受付済みの予約情報と、前記取り込んだ貸し出し
    可能なレンタル製品情報とに基づき、前記受付済みの予
    約情報のレンタル製品との割付けを一度、全て解消し、
    改めて前記予約情報全体に対しレンタル製品の再割付け
    を行い、前記再割付けの結果から新規予約の受付可能か
    否かを判定し、該判定した結果を前記電話回線網或いは
    入力機器に回答することを特徴とするレンタル予約受付
    支援方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記予約情報全体と前
    記レンタル製品との組合せを繰り返し作成し、前記レン
    タル製品稼動率が最大の方向かつ前記貸し出し側の利益
    損失額が最小の方向になるような組み合わせを探索する
    ことを特徴とするレンタル予約受付支援方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004044804A1 (ja) * 2002-11-12 2004-05-27 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd レンタル見積もり方法
JP2011186743A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Takasago Thermal Eng Co Ltd 機材運用管理システム

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