JP2001350121A - グラスの着脱が容易なサングラス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本グラス部材とフロントバーとの連結が安定
にして、必要があるときには簡単に取り外して交換する
ことができ、しかも、部品点数が少なくて軽量でデザイ
ンの優れたサングラスを提供する。 【解決手段】 細棒材タイプのフロントバーと；このフ
ロントバーに支持された横長板状のグラス部材と；前記
フロントバーの両端部に折畳み自在に枢支されたテンプ
ルと；フロントバーの中間部位から接眼側へ垂設された
鼻当部材と；前記フロントバー前面側に垂設されたフッ
クと；グラス部材の上部両側をフロントバーに着脱自在
に掛止する止着具という技術手段を採用した。 【効果】 形態安定性が非常に良好であるにも拘わら
ず、機構は頗る簡素で構成部品も少なくて済むから製造
コストを大幅に削減することが可能であり、そのうえ使
用者もＴＰＯに応じて自由に機能およびデザインを選ん
で楽しめる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、サングラスの改
良、更に詳しくは、登山やスキー、あるいはフィッシン
グなど用に臨んで、目的に適した遮光・調光特性を有する
グラス部材と簡単かつ迅速に取り替えることができるグ
ラス部材の着脱機構に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、サングラスとしては、グラス表面
に穿設された孔部位に鼻当パッド上部に配設した突起を
差込んで、この突起をフロントバー表面に設けた孔部に
弾圧状態で挿し込むと共に前記パッド鼻梁部の周面に刻
設された溝にグラス部品下縁中央部を嵌め込んで、当該
グラスを固定するものや（実公平７-20654号公報）、あ
るいは、前述した固定方法に加えて、更に、グラス部品
両端部をフロントバー両端部に配設された嵌合部材の溝
孔に嵌めこむ手段を付加したタイプ（例えば、実開平６
-82624号公報参照）が知られている。

【０００３】しかしながら、グラス固定のための部品点
数が増えれば増えるほど、グラスの固定機構部分が目立
って視野の妨げとなるうえに、デザインも野暮ったく、
機能およびデザインの両面において不評であった。

【０００４】また、サングラスのグラス部材を他の特性
（例えば、偏光、紫外線カット、減光などの機能）を有
したグラス部材と取り替えたり、あるいはグラスが破損
した場合のグラス部材の交換に際しては、上記従来の機
構では鼻当部材を取り外してから、グラスの取替あるい
は交換を行うため、非常な手間が必要であるため、その
改善が求められていた。

【０００５】そのうえ、従前のサングラスは、上下・左
右・前後と何れの方向に対しても、グラス部材を安定に
保持しなければならないため、その構造は複雑化し、ま
た、加工にも精度が要求されるため、製造コストが上っ
て部品がコストアップし、延いては、サングラス全体の
価格も高くならざるを得なかった。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来サング
ラスのグラス部材の取り替えが前述の如く非常に面倒で
あったのに鑑みて為されたものであって、その目的とす
るところは、グラス部材の取り外しや交換を簡易かつ迅
速に行えるサングラスを提供するにある。

【０００７】また、本発明の他の目的は、グラス部材の
固定に要する部品を極力少なく、かつ簡素化し、しかも
グラス部材の保持性は安定で見栄えの良いサングラスを
提供するにある。

【０００８】さらに、本発明の他の目的は、グラス部材
が破損（スクラッチ傷、割れ、変形など）したときにも
安価に部品交換を行える着脱機構を提供することにあ
る。

【０００９】

【課題を解決するために採用した手段】本発明者が前述
の目的を達成するために採用した技術的手段は、次のと
おりである。

【００１０】即ち、本発明は、人の顔面両眉に沿うよう
に成形された細棒材から成るフロントバーと；このフロ
ントバーに支持されており、かつ、両眼を被覆可能なサ
イズに成形された横長板状のグラス部材と；前記フロン
トバーの両端部に折畳み自在に枢支されたテンプルと；
前記フロントバーの中間部位から接眼側へ垂設された鼻
当部材とを包含して成り、前記フロントバーの中央部の
前面側にはグラス部材の前面上部を抑止するフックが配
設されていると共に、当該グラス部材の上部両側は前記
フロントバーに止着具にて着脱自在に掛止せしめること
によって、前述の目的を達成した点に特徴がある。

【００１１】ちなみに、前記フロントバーとグラス部材
とを繋ぐ止着具としては、フロントバーとグラス部材の
対応箇所に穿孔しておき、これら穿孔された孔を貫通し
て両者を結合せしめるピン状のファスナーを採用するこ
ともでき、またフロントバーとグラスバーの上縁部とを
挟圧固定する小型の挟みクリップを採用してもよく、要
するに、グラスバーの両側をフロントバーに安定に点支
持できれば足りる。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明を適用して構成され
るサングラスの好ましい実施形態を挙げて、更に具体的
に説明する。

【００１３】〔第１実施形態〕図１および図２には、本
発明を適用して構成したサングラスの第１実施形態が示
される。同図において、符号１で指示するものは、中央
部が括れた横長瓢形 (gourd-shaped) に成形されたプラ
スチック板材から成るグラス部材であって、着用者の両
眼を被覆可能なサイズに成し若干接眼側へ湾曲させてあ
る。このグラス部材１は、通常のサングラスのグラス部
材と同様に着色されて入射光の光量を減少させる減光作
用を持つ。また、符号２で指示するものは、軽量で弾性
に富んだ細幅の金属板（本実施形態では、βチタン）か
ら成るフロントバーであって、着用者の両眉に沿って並
行するよう顔幅に横架可能なサイズに成形してあり、そ
の両端は着用者の耳側を指向する如くやゝ湾曲状に持出
されて、その両突端には各々テンプルＴ・Ｔが折畳み可
能にヒンジ連結されている。なお、グラス部材１の上縁
部には外側寄りに貫刺孔11・11が各々設けられており、
またフロントバー２にはグラス部材１を所定位置に対置
させたとき前記貫刺孔11・11に対向する位置に止着孔21
・21が穿孔されており、後述の止着具によりグラス部材
１をフロントバー２に掛止できるようになっている。

【００１４】次に、符号３で指示するものは、上記グラ
ス部材１とフロントバー２とを互いに掛止せしめるリベ
ット形の止着具であり、本実施形態では軟質合成樹脂
（ポリエチレン樹脂）で作製され、笠形のヘッド部31と
貫入シャンク部32とから成る。

【００１５】そして、符号４で指示するものは、グラス
部材１を前面から抑止する弾性金属線材から成るフック
であって、フロントバー２の中央部に接合されて前面下
方へ向け略Ｖ字形に垂設されている。なお、図１および
図２の中に符号５で指示するものはクリングス形の軟質
合成樹脂製（シリコーンゴム）の鼻当部材であって、前
記フック４を接眼側へ延長して形成したパッドアーム51
の下端に装着されている。

【００１６】しかして、本実施形態のサングラスは、グ
ラス部材１の中央括れ部分をフック４の下側から上方へ
差し込ませて、当該グラス部材左右の貫刺孔11・11の各
々をフロントバー２の前面に充行って当該フロントバー
の止着孔21・21に合致させ、これら合致した各孔11・21
に上記リベット形止着具３の貫入シャンク部32を差込嵌
合させることによって組み付けることができる。こうし
て出来上がった本実施形態のサングラスは、グラス部材
１が中央部のフック４による抑止とフロントバー２の両
側への掛止との３点支持構造によってフロントバー１に
連結されることになるので、グラス部材１は正しい位置
に安定に保持されることになり、また、グラス部材１を
交換する必要などが生じた場合には止着具３・３を抜き
取ることにより取り外して、元通りに別のグラス部材１
に付け直すことも頗る楽である。

【００１７】〔第２実施形態〕図３および図４には、本
発明を適用して作製したサングラスの第２実施形態が示
される。ちなみに、第２実施形態のサングラスと上記第
１実施形態のサングラスとは、止着具３の形状が異なる
点だけが相違し、その他の部分については実質的に差異
はない。

【００１８】即ち、本実施形態において用いられる止着
具３は、大略ダンベル(dumbbell)形の合成ゴム（ブチル
ゴム）を成形して成り、シャンク部32の両端にフランジ
部31・33を有する。本実施形態に用いる止着具３は、グ
ラス部材１の貫刺孔11・11とフロントバー２の止着孔21
・21へ差込貫入させる際して、一方のフランジ部33を弾
性変形させて挿通させるのであり、両孔11・21をフラン
ジ部33が通り抜けたとき当該フランジ部33は元の形状に
復元して抜け止め機能を発揮する。それゆえ、本実施形
態のサングラスは、第１実施形態のサングラスよりもグ
ラス部材１とフロントバー２との結合が強く、激しい運
動や振動にも優れた形態安定性を示す。

【００１９】〔第３実施形態〕図５には、本発明を適用
して作製したサングラスの第３実施形態が示される。本
実施形態と上記第２実施形態との差異は、グラス部材１
の表面に装飾を施した点にある。

【００２０】即ち、本実施形態は、第２実施形態と同様
に組み付けたサングラスのグラス部材１の左右両側に装
飾テープ34・34を付着させたものであって、着用したと
きに着用者の顔面に対称的な色彩的アクセントを添え
る。このような装飾テープ34としてはＴＰＯに応じて幾
種類もの色彩が準備されており、グラス部材１の地色と
のコントラストを考慮して適宜選択して交換付着させる
ことができる。なお、装飾テープ34の裏面には、グラス
部材１の表面を汚損することのない粘着剥離自在な粘着
剤が層着してある。

【００２１】〔第４実施形態〕図６には、本発明を適用
して作製したサングラスの第４実施形態が示される。こ
の第４実施形態は、上記第２実施形態のサングラスと基
本的構成が殆ど同じであって、たゞ、止着具の構成に違
いがある。

【００２２】即ち、本実施形態においてグラス部材１を
フロントバー２に掛止するのに用いる止着具は、プラグ
片3aとソケットスリーブ3bとから構成される嵌め込み式
のペア部品であり、プラグ片3aはプラグヘッド31ａと差
し栓32ａとから成り、ソケットスリーブ3bは前記差し栓
32ａを受嵌するソケット部32ｂとソケットヘッド33ｂと
から成る。

【００２３】しかして、本実施形態の止着具（3a・3b）
によってグラス部材１とフロントバー１とを結合させる
場合には、次のようにする。まず、第１実施形態におけ
るのと同様に、グラス部材１の中央括れ部分をフック４
の下側から上方へ差し込ませて、当該グラス部材左右の
貫刺孔11・11の各々をフロントバー２の前面に充行って
当該フロントバーの止着孔21・21に合致させる。こうし
て合致された前記各孔11・21に対し接眼側から上記フラ
グ片3aの差し栓32ａを差し込む一方、グラス部材１の前
面側からソケットスリーブ3bのソケット部32ｂを差し込
んで貫刺孔11と止着孔21の中で差し栓32ａをソケット部
32ｂに受嵌せしめる。かくして、グラス部材１とフロン
トバー２とはプラグヘッド31ａとソケットヘッド33ｂに
挟まれた状態で安定に掛止されることになる。

【００２４】本実施形態のサングラスは、このようにし
て組み付けられるが、本実施形態のようにプラグ片3aと
ソケットスリーブ3bとのペア部品を止着具として用いる
場合には、第２実施形態より止着具の孔通し作業を楽に
処理することが可能となり、作業能率が向上する。

【００２５】〔第５実施形態〕図７には、本発明を適用
して作製したサングラスの第４実施形態が示される。本
実施形態が他の実施形態と相違する点は、フロントバー
とグラスバーの上縁部とを掛止するため、小型の挟みク
リップを止着具として採用したことである。

【００２６】本実施形態において止着具３として採用す
る挟みクリップは、両端部が弾圧状態となるように折曲
成形して成るバネ性金属板にて作製してある。この挟み
クリップ止着具３を用いてグラス部材１をフロントバー
２に掛止させるのには、次のようにする。

【００２７】まず、第４実施形態におけるのと同様に、
グラス部材１の中央括れ部分をフック４の下側から上方
へ差し込ませてグラス部材１とフロントバー２との相互
位置を所定のとおりに合わせる。次に、挟みクリップ止
着具３の下端縁を広げてグラス部材１の上縁部とフロン
トバー２を跨がせて窄ませるならば、グラス部材１は挟
みクリップ止着具３の弾力によりフロントバー２に安定
に挟圧固定されることになる。

【００２８】しかして、本実施形態のサングラスは、グ
ラス部材１に貫刺孔11も、フロントバー２に止着孔21も
開ける必要がなく、止着具３も金属板の単なる折曲加工
によって作製できるので、組立が容易であるだけでな
く、部品コストも安価となり、生産能率も高くなる。

【００２９】本明細書は図面に具体的に例示する本発明
の実施の形態は概ね前述のとおりであるが、本発明は上
記例示の実施形態に限定されるものでは決してなくクレ
ームの記載内において種々の設計変更が可能である。例
えば、前述の各実施形態においては、グラス部材１とし
て通常のサングラスに使用の入射光を減少せしめる減光
グラスを例示してあるが、フィッシングを目的とした偏
光グラス、紫外線や赤外線を遮断する有害光カットグラ
スと取り替えることも当然に可能である。

【００３０】また、前述の各実施形態においては、フロ
ントバー２の素材としてβチタンを用いる例を挙げてい
たが、Ni-Ti 系超弾性合金、アルミ、洋白その他の金属
材料でもよく、また所要の弾性と形態安定性さえ満すな
らばポリフェニレンサルファイド樹脂（ＰＰＳ）などの
エンジニアリング・プラスチックを用いて作製すること
も可能である。

【００３１】

【発明の効果】以上、幾つかの実施形態を例示して説明
したとおり、本発明によれば、横長のグラス部材を、中
央部にフックを持つフロントバーの前面に前記フックに
よって抑止させ、フックにより前面を抑止された状態の
グラス部材の上縁を止着具にて掛止させるだけで３点支
持の安定な状態にサングラスを組み付けることが可能で
ある。それゆえ、本発明のサングラスは、形態安定性が
非常に優れているのにも拘わらず、機構は頗る簡素で構
成部品も少なくて済むから、製造コストは大幅に削減す
ることが可能である。

【００３２】また、本発明の機構を適用して作製したサ
ングラスは、止着具を取り外すだけの簡単な操作でグラ
ス部材をフロントバーから取り外して、他の目的に即し
たグラス部材に交換するのにも組み付け同様に簡単であ
って、素人でも直ぐに執り行うことができるので、サン
グラスにＴＰＯを機能を機能を持たせることも可能であ
り、もちろん、グラス部材が破損した場合も安価かつ容
易に交換することができる。

【００３３】さらに、本発明の機構を適用して構成した
サングラスは、前述のように機構が頗る簡素であるの
で、全体を非常に軽量に仕上げることが可能であるとと
もに、デザインとしても無駄な装飾のない機能美を実現
することが可能である。

【００３４】このように本発明によれば、サングラスに
格段の実用性と生産性、経済性およびデザイン性を実現
することが可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の第１実施形態であるサングラ
スの斜視図である。

【図２】図２は、第１実施形態におけるフロントバーに
グラス部材を掛止した状態を示すサングラスの部分拡大
平面図である。

【図３】図３は、本発明の第２実施形態であるサングラ
スを表わした斜視図である。

【図４】図４は、同第２実施形態におけるフロントバー
にグラス部材を掛止した状態を示すサングラスの部分拡
大平面図である。

【図５】図５は、本発明の第３実施形態であるサングラ
スを表わした斜視図である。

【図６】図６は、本発明の第４実施形態であるフロント
バーにグラス部材を掛止した状態を示すサングラスの部
分拡大平面図である。

【図７】図７は、小型の挟みクリップを止着具としたフ
ロントバーにグラス部材を掛止した本発明の第５実施形
態の斜視図である。

【符号の説明】

１ グラス部材 11 貫刺孔 ２ フロントバー 21 止着孔 ３ 止着具 31 ヘッド部（第２実施形態では、フランジ部） 32 貫入シャンク部 33 フランジ部 34 装飾テープ 3a プラグ片 31a プラグヘッド 32a 差し栓 3b ソケットスリーブ 32b ソケット部 33ｂ ソケットヘッド ４ フック ５ 鼻当部材 51 パッドアーム Ｔ テンプル

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 人の顔面両眉に沿うように成形された細
   棒材から成るフロントバーと；このフロントバーに支持
   されており、かつ、両眼を被覆可能なサイズに成形され
   た横長板状のグラス部材と；前記フロントバーの両端部
   に折畳み自在に枢支されたテンプルと；前記フロントバ
   ーの中間部位から接眼側へ垂設された鼻当部材とを包含
   して成り、かつ、前記フロントバーの中央部の前面側に
   はグラス部材の前面上部を抑止するフックが配設されて
   いると共に、当該グラス部材の上部両側は前記フロント
   バーに止着具によって着脱自在に掛止されていることを
   特徴とするグラスの着脱容易なサングラス。
2. 【請求項２】 グラス部材の上縁左右両側に貫刺孔が各
   々開設されている一方、フロントバーには前記グラス部
   材を所定の位置に対置させたとき前記貫刺孔に対向する
   位置に止着孔が各々穿孔されていて、これら各貫刺孔と
   止着孔とをリベット形の止着具が貫通して止着している
   ことを特徴とする請求項１記載のグラスの着脱容易なサ
   ングラス。
3. 【請求項３】 グラス部材の上縁左右両側に貫刺孔が各
   々開設されている一方、フロントバーには前記グラス部
   材を所定の位置に対置させたとき前記貫刺孔に対向する
   位置に止着孔が各々穿孔されていて、これら各貫刺孔と
   止着孔とをダンベル形の止着具のシャンク部が貫通状態
   で止着しグラス部材前面とフロントバー後面とをフラン
   ジ部にて封止固定していることを特徴とする請求項１記
   載のグラスの着脱容易なサングラス。
4. 【請求項４】 グラス部材の上縁左右両側に貫刺孔が各
   々開設されている一方、フロントバーには前記グラス部
   材を所定の位置に対置させたとき前記貫刺孔に対向する
   位置に止着孔が各々穿孔されている一方、プラグ片とソ
   ケットスリーブとから構成される嵌込み式止着具を、前
   記貫刺孔と止着孔との中で嵌込み嵌合させてグラス部材
   をフロントバーの前面に掛止していることを特徴とする
   請求項１記載のグラスの着脱容易なサングラス。
5. 【請求項５】 フロントバーの前面に垂設したフックが
   グラス部材の中央部を抑止した状態において、当該グラ
   ス部材の左右両側の上縁部とフロントバーに対し、下部
   両端が閉塞方向へ弾発力が作用する挟みクリップ止着具
   を被せて挟圧固定したことを特徴とする請求項１記載の
   グラスの着脱容易なサングラス。
6. 【請求項６】 グラス部材の左右表面に装飾テープを対
   称的に付設したことを特徴とする請求項１〜５の何れか
   に記載のグラスの着脱容易なサングラス。