JP2001349887A - コンクリート構造物の劣化診断支援システム - Google Patents

コンクリート構造物の劣化診断支援システム

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JP2001349887A JP2000171158A JP2000171158A JP2001349887A JP 2001349887 A JP2001349887 A JP 2001349887A JP 2000171158 A JP2000171158 A JP 2000171158A JP 2000171158 A JP2000171158 A JP 2000171158A JP 2001349887 A JP2001349887 A JP 2001349887A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート構造物の劣化の診断を客観的に
行うこと、得られたデータはパソコンに保存されていお
り整理、管理が極めて容易にすること、コンクリート構
造物の損傷のポイントを把握し、重大な損傷を見逃がさ
ない、データが構造物の今後の維持管理手法に有効に使
われる。。 【解決手段】 コンクリート構造物を構成する部位に分
割し点検データを登録する手段、コンクリート構造物を
目視して危険と思われる個所の種類を予め設けた複数個
の損傷サンプルから選択し、損傷の程度等を評価し、評
価内容をデータベース化する手段、当該評価内容に基づ
いて第三者に被害を及ぼすおそれのある個所の表示手
段、画像データを取込みデータベース化する手段、画像
データを画面上に表示する表示手段の各手段を有し、コ
ンクリート構造物の劣化についての総合評価と、撮影写
真の表示、危険個所の確認ができることを特徴とするコ
ンクリート構造物の劣化診断支援システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
物の劣化診断支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、高度成長期時代等に建設されたコ
ンクリート構造物の劣化の問題が指摘されている。コン
クリートの劣化を早期に発見し、第三者被害を防止する
とともに、最も効果的な補修・補強の時期、方法を判断
できるような支援システムへのニーズが最近になり高ま
ってきているが、当システムはそのようなニーズに応え
る最初の発明である。
【0003】従来の技術としては、橋梁の維持管理が包
括的に行える橋梁維持管理支援システム「Bridge Manag
ement System(以下BMSという。)」があり、劣化診
断機能,劣化予測機能,維持管理計画最適化機能などを
有しているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
は次のような問題点を有している。 点検者により、損傷に対する評価がバラバラであ
り、同一形式の構造物に同様の損傷が発生していても点
検による損傷評価が同じ結果とならない可能性がある。 現地にてモバイル点検入力できるような手軽な道具
が完備していないため、現地の状況を野帳等にメモし損
傷写真を撮影し、事務所に持ち帰り整理するのに非常に
手間がかかる。 対象がコンクリート橋のみに限定されているため
に、橋梁以外の構造物については検討できない。
【0005】上記BMS技術によらない場合には、一般
的にコンクリート構造物は各管理者により必要に応じて
点検調査されているが、この場合次のような問題点が生
ずる。 コンクリート構造物の損傷のポイントを把握でき
ず、重大な損傷を見逃がすことがある。 点検結果が記録用紙にファイリングされていても、
書棚、倉庫等に死蔵されてしまうことがあり、構造物の
今後の維持管理手法に有効に使われない場合がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシステムは、コ
ンクリート構造物の劣化を早期に発見するとともに、点
検データを保存し、簡易な目視検査による診断で劣化原
因を推定することを目的とする。本発明システムは次の
特徴を有する。 (1) 劣化度を判定するために必要なデータを保存す
る。 (2) 損傷写真のサンプルを数多く用意することによ
り、点検における知識面の補助をする。 (3) 点検結果の集計、分析にかかる膨大な時間と労
力を低減する。 (4)好ましくは、GPS(Global Positioning Syste
m:全地球測位システム)を用いて、点検者の位置をノー
トパソコンの画面上に示する。 (5)さらには、点検結果から、コンクリートの劣化原
因を推定する。
【0007】このため、本発明システムは次の手段を有
する。本発明においてはコンクリート構造物、例えば橋
梁等のコンクリート構造物をその各部、例えば橋梁の場
合には、地覆、壁高欄、張り出し部、主桁・床桁、株構
造等の各部を例えば合計41のブロックに画面上で分割
しておき、この画面上のブロック上にデータを保存登録
することができる。
【0008】本発明においてはコンクリート構造物を目
視する。そして危険と思われる個所を発見したとき予め
記憶させている複数個の損傷サンプルと比較して、問題
の損傷の種類を選択し、更には予め記憶させている更に
詳しい損傷サンプルを選択し、損傷の程度を選択するこ
とにより損傷の種類及び程度を評価でき、その評価結果
は画面上の当該ブロック毎にデータベース化される。
【0009】本発明においては、当該評価内容に基づい
て特に劣化の程度の大きな評価結果のなされた個所は、
第三者に被害を及ぼすおそれのある個所として、画面上
に表示することができる。
【0010】本発明においては、損傷個所等の画像デー
タをコンピュータに取込みデータベース化することがで
きる。コンクリート構造物全体の異常個所の写真を撮影
し、撮影した画像データのコンピュータへの取込は、例
えばスマートメディア、PCカードアダプタ等が好まし
く用いられる。
【0011】本発明においては画像データは画面上に表
示することができる。
【0012】本発明においてはコンクリート構造物の劣
化についての総合評価が可能である。
【0013】本発明において用いられる「GPS」は、
通常のGPSシステムを用い点検者の位置をノートパソ
コンの画面上に示すことができる。この結果、損傷個所
についての誤入力を防ぐのに有効である。
【0014】本発明においては「構造物の劣化状況、環
境条件を点検評価結果から一定の項目に分類することが
できる。
【0015】本発明においては、ファジー(Fuzzy)推
論により劣化原因の推定を行うことができる。
【0016】本発明においては「知識データの更新シス
テムにおいて、劣化状況、環境条件、または別途行われ
る二次診断等の詳細調査から新たな教示データを知識デ
ータベースにフィードバックし、ニュートラルネットワ
ーク(Newral-Network)による知識データベースの更新
を行い、この結果をファジー推論に反映させることによ
り、アウトプットである劣化原因の精度を向上させるこ
とができる。
【0017】本発明のシステムの操作にあたる使用対象
者としては必ずしも土木に関する一般技術者および橋梁
の専門知識を有する者である必要はない。例えば、学生
アルバイトなど土木及び橋梁等に関する専門知識を有さ
ない者でもよい。
【0018】本発明のシステムが広く長く使用されるた
めに、「親切な画面づくり」を行い、損傷のサンプル写
真を多数用意し、該当個所を選択することで、判定に迷
うことの無いシステムとする。
【0019】本発明システムにおける点検作業において
は、橋の下から双眼鏡を用いる目視点検を行うものであ
るが、双眼鏡を用いることは必須ではない。そして、点
検結果及びデジタルカメラによる現地の写真をノートパ
ソコン等の携帯可能なコンピュータに記録する(図
4)。
【0020】本発明システムのハードの構成は、ウイン
ドウズ(マイクロソフト社の商標)等のOS、ヴィジア
ルベイシック( 社商標)等のアプリケーショ
ンソフトが動作可能なパソコン、画像データをスマート
メディア等の に登録可能なデジタルカメラ、
スマートメディアのデータをパソコンに取り込むための
PCカード等を使用することができる。具体的なハード
仕様のイメージ図を図5に示すが、本発明においてこれ
らの機器に限定されるものではない。当業者はそれらの
機器と同等と考えられる他の機器を採用することができ
るものあれば、本発明の範囲に含まれる。
【0021】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に記載するが、
本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0022】図1は、本発明システムのメイン画面であ
る。橋梁の径間毎に、橋梁は部位を表すブロックにより
41個に分割されて表示されている。
【0023】本発明システムの全体フロー図を図6に示
す。図6に示すように、本システムは、コンクリート構
造物の点検を行う部分(2)と、劣化原因を推定する部
分(3)とからなっている。コンクリート構造物の点検
を行う部分(2)は、現場における点検作業と事務所に
おける評価作業に分けられる(詳細をそれぞれ図7,図
8に示す)。また、効率よく点検作業ができるように、
GPSを用いて点検者の位置がノートパソコンの画面上
に表示される。本システムの現場作業用のフローチャー
トを図7に示したのでその内容を順に説明する。
【0024】ノートパソコンのシステムを開始する前
に、次の項目を行う。 (1)コンクリート構造物全体の異常個所の写真を撮影
する。 (2)撮影したスマートメディアのデータをPCカード
アダプタに差し込む。 (3)PCカードアダプタをノートパソコンに差し込
む。 (4)ノートパソコンの電源を入れる。
【0025】次に、図7において、現場における点検作
業時、コンクリート構造物の異常箇所を撮影し、スマー
トメディアを差し込んだPCアダプターをノートパソコ
ンにセットする。そして、 1.本システムを開始する。 2.点検を行うコンクリート構造物名を一覧の中から選
択(土木事務所名、国道名等の条件を選ぶことで構造物
名を絞り込むことも可能となっている)。 3.新規の構造物であれば新規のテーブルから読みと
り、新規でなければ既存のテーブルから読みとる。 4.点検対象の区間、部位を選択する。 5.異常箇所の評価を行う場合は6に進む。行わない場
合は9に進み、写真を取り込むことが可能である。 6.異常箇所の種類を選択する際に図2に示す9個の損
傷サンプル写真を参考にして選択する。これらの9個の
サンプル写真はコンクリート構造物の異常が考えられる
代表的な箇所を示しており、コンクリート構造物に対し
十分な知識のない点検者にも、実際の損傷の種類とこの
写真と見比べる事で選定することができる。 7. 図3に示すサンプル写真は、更に詳しい損傷サン
プル写真であり、6において選択した異常箇所において
考えられる損傷の更に詳しい損傷サンプルである。この
詳細サンプル写真とその説明を参考にして、評価項目を
もとに詳細評価を行う。写真を見ながら損傷の種類を選
択し、評価項目により損傷の程度を選ぶ。選択された損
傷の程度がひどい劣化である場合には、メイン画面にお
いて当該ブロックで危険信号が表示される。 8.図1において6、7で選んだ損傷に該当する箇所を
選択する(複数選択可能)。なお登録する箇所は、対象
とするコンクリート構造物の形状にあわせてあらかじめ
41個に分割してある。 9.写真の取り込みを行う場合は10に進む。写真の取
り込みを行わずにデータの登録を行うことや、本システ
ムを終了すること、もう一度損傷箇所の評価を行うこと
も可能である。 10.写真選択ボタンをクリックして、デジタルカメラ
によって撮った損傷箇所等の写真を選択し、取り込む。
ノートパソコン、デジタルカメラ等により現場で撮った
写真をその場で取り込むことが可能である。 11.撮った写真に該当する箇所をメイン画面で選択す
る(複数選択可能)と、メイン画面のブロックに写真を
特定する数字が表示される。 12.1点検区間分のデータを登録する。 13.作業途中、本システムを終了することが可能であ
る。 14.他に点検する区間があれば4からの作業を繰り返
し、全区間の点検が終了すれば15の構造物全体の評価
を行う。 15.コンクリート構造物の全体評価を行う。その際、
点検者のコメントを記入することもできる。 16.本システムを終了する。
【0026】次に、本システムの事務所における評価作
業のフローチャートを図8に示し順に説明する。 1.本システムを開始する。 2.評価を行うコンクリート構造物名を一覧の中から選
択(条件を選ぶことで名前を絞り込むことも可能)。 3.現場にて点検を行ったコンクリート構造物が対象な
ので、点検済みの構造物を選択する。 4.診断を行う区間を選択する。 5.現場にて写真の登録を行った箇所で、評価を行いた
い箇所を選択する。 6.選択した箇所の写真を読み込む。 7.取り込んだ写真によって評価を行う。 8.異常箇所の種類を選択する際に図2に示すサンプル
写真を参考にして選択する。 9.図3に示すサンプル写真と評価項目をもとに詳細評
価を行う、 10.図1に示すように6、7で選択した損傷に該当す
る箇所を選択する(複数選択可能)。 11.1点検区間分のデータを登録する。 12.作業途中、本システムを終了することが可能であ
る。 13.他に点検する区間があれば4からの作業を繰り返
し、全区間の点検が終了すれば14の構造物全体の評価
を行う。 14.コンクリート構造物の全体評価を行う。 15.本システムを終了する。
【0027】次に、劣化原因の推定フローについて記す
(図9、10、11、表1及び表2)。図9は、劣化原
因推定の全体フローである。まず構造物の劣化状況、環
境条件を点検評価結果から表1、2に示す項目に分類
し、ファジー(Fuzzy)推論により劣化原因の推定を行
う。一方知識データの更新システムにおいて、劣化状
況、環境条件、または別途行われる二次診断等の詳細調
査から新たな教示データを知識データベースにフィード
バックし、ニュートラルネットワーク(Newral-Networ
k)による知識データベースの更新を行い、この結果を
ファジー推論に反映させることにより、アウトプットで
ある劣化原因の精度を向上させる。
【0028】図10は、ファジー推論の内容を示したも
のである。症状Y(y1, y2, ………,yn)から表1、2に示
す知識データベースR(m×nマトリックス)をもとに原因X
(x1,x2, ………,xn)を推定する。症状Yの例としては、
亀甲状のひび割れ、軸力方向のひび割れなどがあり、原
因X(x1, x2, ………,xn)の例としてアルカリ骨材反応、
塩害などが挙げられる。
【0029】図11は、知識データベースR(m×nマトリッ
クス)の内容を例示したものである。図中に示すよう
に、たとえば症状y2は、原因x1が0.8の確からしさ 、原
因x2が0.5の確からしさ、………、原因xnが1.0の確から
しさで現れることを示している。また、原因x4は、症状
y1と0.5の確からしさ 、症状y2と0.0の確からしさ、…
……、症状ymと1.0の確からしさで関係があることを示
している。また、知識データベースR(m×nマトリック
ス)は、構造物の劣化状況、環境条件により表1、2に
示すような形で表現する。
【0030】
【表1】
【表2】
【0031】
【発明の効果】本発明による効果を以下に示す。 橋梁の専門知識がなくても重大な損傷や劣化を早期に
発見できる。 損傷写真のサンプルを数多く用意することにより、点
検者による評価のバラツキを小さくする。 点検結果の集計、分析にかかる膨大な時間と労力を低
減できる。 GPS(Global Positioning System:全地球測位シス
テム)を用いて、点検者の位置をノートパソコンの画面
上に示すことにより、誤入力を防ぐ。 点検結果から、コンクリートの劣化原因を推定するこ
とにより、効果的な対策工法立案の支援ができる。 点検結果が従来のように書棚、倉庫等に死蔵されてし
まうことなく、構造物の今後の維持管理手法の立案に有
効に生かされる
【図面の簡単な説明】
【図1】本システムのメイン画面を示した説明図。
【図2】異常個所の評価画面を示す説明図。
【図3】異常個所の評価画面2示す説明図。
【図4】本システムの使用イメージ図。
【図5】本システムのハードの構成示した説明図。
【図6】本システムの全体フロー図。
【図7】現場における点検作業のフロー図。
【図8】事務所における評価作業のフロー図。
【図9】劣化原因の推定フロー図。
【図10】ファジー推論を説明する説明図。
【図11】知識データベースを説明する説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊代田 岳史 東京都港区六本木七丁目22番1号 東京大 学生産技術研究所内 (72)発明者 後藤 和満 東京都中央区日本橋本町四丁目9番11号 株式会社建設技術研究所内 (72)発明者 清水 隆史 東京都中央区日本橋本町四丁目9番11号 株式会社建設技術研究所内 (72)発明者 木下 勝也 東京都中央区日本橋本町四丁目9番11号 株式会社建設技術研究所内 Fターム(参考) 2D059 BB39 GG39

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート構造物を構成する部位に分
    割し点検データを登録する手段、コンクリート構造物を
    目視して危険と思われる個所の種類を予め設けた複数個
    の損傷サンプルから選択し、損傷の程度等を評価し、評
    価内容をデータベース化する手段、当該評価内容に基づ
    いて第三者に被害を及ぼすおそれのある個所の表示手
    段、画像データを取込みデータベース化する手段、画像
    データを画面上に表示する表示手段の各手段を有し、コ
    ンクリート構造物の劣化についての総合評価と、撮影写
    真の表示、危険個所の確認ができることを特徴とするコ
    ンクリート構造物の劣化診断支援システム。
  2. 【請求項2】 GPSを用いて、点検者の位置をノート
    パソコンの画面上に示すことにより、誤入力を防ぐこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のコンクリート構造物
    の劣化診断支援システム。
  3. 【請求項3】 構造物の劣化状況、環境条件を点検評価
    結果から一定の項目に分類し、ファジー(Fuzzy)推論
    により劣化原因の推定を行うことを特徴とする請求項1
    又は2記載のコンクリート構造物の劣化診断支援システ
    ム。。
  4. 【請求項4】 知識データの更新システムにおいて、劣
    化状況、環境条件、または別途行われる二次診断等の詳
    細調査から新たな教示データを知識データベースにフィ
    ードバックし、ニュートラルネットワーク(Newral-Net
    work)による知識データベースの更新を行い、この結果
    をファジー推論に反映させることにより、アウトプット
    である劣化原因の精度を向上させることを特徴とする請
    求項3記載のコンクリート構造物の劣化診断支援システ
    ム。
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