JP2001349428A - 変速機のロック装置 - Google Patents

変速機のロック装置

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JP2001349428A
JP2001349428A JP2001116223A JP2001116223A JP2001349428A JP 2001349428 A JP2001349428 A JP 2001349428A JP 2001116223 A JP2001116223 A JP 2001116223A JP 2001116223 A JP2001116223 A JP 2001116223A JP 2001349428 A JP2001349428 A JP 2001349428A
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fluid
locking
selectively
lock
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JP2001116223A
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Joseph C Spencer
シー. スペンサー ジョセフ
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Douglas Autotech Corp
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/22Locking of the control input devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0278Constructional features of the selector lever, e.g. grip parts, mounting or manufacturing
    • F16H2059/0282Lever handles with lock mechanisms, e.g. for allowing selection of reverse gear or releasing lever from park position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
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    • F16H2061/223Electrical gear shift lock, e.g. locking of lever in park or neutral position by electric means if brake is not applied; Key interlock, i.e. locking the key if lever is not in park position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
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    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】より少ない構成部材を必要とする信頼性が高
く、組立コストを低減することが出来るブレーキ−変速
機インターロック装置を提供する。 【解決手段】変速機シフタ装置は、下端において少なく
とも一つのリンクレバ(24)に結合され、その変位に
より前記リンクレバを変位させて所望のギア比を選択す
るレバ装置と、前記レバ装置の下端に取り付けられ、第
一および第二の位置に動作する係止爪(26)と、前記
係止爪に連結され、前記係止爪を選択的に前記第一およ
び第二の位置に動作させるアクチュエータ装置と、前記
レバ装置の近傍に配置され。複数の節度機構を備えて、
少なくとも前記係止爪の一部を収容して選択的に前記レ
バ装置の位置を固定する位置決めプレート(30)とに
よって構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、機械的ロック装置に
関するもので、特に、自動車のブレーキ−変速機インタ
ーロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】米国においては、多年にわたり自動車の
変速機のセレクタレバのロック装置を自動車に装備する
ことが要求されている。こうした装置は、自動車の変速
機の不用意な締結を防止するものである。比較的近年に
なって、運転者がセレクタレバを所望のギア位置に操作
する前に、ブレーキを締結しなければならないことが法
制化されている。
【0003】元来、こうしたブレーキ−変速機インター
ロック装置を備えた自動車は、自動車の走行を可能とす
るために、インターロック装置を停車位置(パーク位置
又はニュートラル位置)から走行位置に変位させなけれ
ばならない。意図しない場合においても、エンジンが駆
動状態で、セレクタレバが停車位置から走行位置に不用
意に操作されると、自動車は発進してしまう。また、暖
機運転状態で、アイドリング回転数が上昇し、セレクタ
レバが走行位置となると、不用意に急加速が生じる。
【0004】こうした問題を解消するため、セレクタレ
バ、特に自動車の自動変速機のセレクタレバにロック装
置を設けることが知られている。ロック部材は、ブレー
キが操作されない状態において、セレクタレバをロック
する。ロック部材は、セレクタレバを停車位置(ニュー
トラル位置又はパーク位置)にロックされるように、調
整可能な係合爪の対応する切り欠きに係合する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】アメリカ特許第5,3
79,872号は、セレクタレバ上に配置されたロック
部材と調整可能な係合爪を備えた自動変速機のセレクタ
レバのロック装置を開示している。セレクタレバがロッ
クされ、作動力がセレクタレバに作用したときにロック
部材が係合する切り欠きを規定する急峻な側面を有して
いる。側面の接合点におけるセレクタレバの接合面を介
して係合爪の側面に作用する。側面は、作動力の実質的
に水平方向の成分及び実質的に垂直方向の成分を与え
る。この結果、ロック装置は、大きな操作力がロックさ
れたセレクタレバが作用した場合、確実なロックを可能
とする。この要領で接合すると、セレクタレバに負荷さ
れる作動力は、係合爪に作用する。急峻な側面上におい
て、係合爪に作用した力は、係合爪の回動方向の略水平
方向成分と略垂直方向の支持力となる。この場合、急峻
な側面は、支持力が、水平方向成分が明らかにこれを越
える程度の小さな力である。この結果、支持力は、小さ
な力のみで、ロック位置に係合爪を保持する構成部材に
作用する。この結果、構成部材は、小さな力によって係
合爪から離間され、セレクタレバのロックが解除されて
いる場合、係合爪は、ロック部材から係合解除される。
【0006】アメリカ特許第4,817,045号は、
車両の停止状態において、自動車の変速機が停止位置か
ら不用意に変位することを防止するための自動変速機の
ロックを開示している。この発明において、スリーブ又
はカラは車両のステアリングコラムの回りに装着され
る。スリーブには、ギアシフトレバが取り付けられ、所
望のギア位置を選択するために選択的に操作される。ギ
アシフトレバが操作されると、スリーブ又はカラがステ
アリングコラムの中心軸を中心に回転する。回転ロック
シリンダを含むロックは、ステアリングコラムの外側ケ
ーシング内のギアシフトレバの近傍に取り付けられる。
ロックは、内向きにスリーブ又はカラに隣接して延びて
いる。フランジ又は耳部は、ロックシリンダから放射状
に延びるととともに、ロックを操作するキーによっての
み、フリー位置とロック位置間で回転可能となってい
る。スリーブ又はカラは、ギアシフトレバがパーク位置
に操作されたときに、ロックの放射状に延びるフランジ
又は耳部に隣接する収容スロットを含んでいる。フラン
ジまたは耳部は、キーによって回転されてスロット内に
侵入してロックして、ギアシフトレバのパーク位置から
の不用意な操作を防止する。
【0007】アメリカ特許第4,610,336号に
は、自動変速機のロック機構が開示されており、このロ
ック機構は、手動シフトレバに回動可能にインターロッ
クされたレバと、レバによって前進又は回動されるロッ
ドと、パークギアと、パークギアに係合する突子を備え
た係合爪と、手動シフトレバをパーク位置に変位させた
ときに突子を有する係合爪を押し上げるためにロッドに
乗り上げるカムと、カムが走行するブラケットと、パー
クギアを係合爪から離間させ、係合爪を解除位置に保持
するスプリングとを有している。係合爪は、係合爪軸に
巻き付けられ、板状のクランプはその自由端において係
合爪軸に形成された溝に接合されて、係合爪の実際の変
位を規制する。クランプは、係合爪の自由端に隣接して
配置されたスプリングを持つボルトによってケースに固
定され、スリーブはクランプを固定するボルトによって
着脱されて、係合爪軸に容易に着脱することが出来る。
他の変速機ロック機構は、例えば、アメリカ特許第4,
585,103号、第4,252,219号、第4,0
33,158号、第3,960,235号、第3,94
8,339号及び第3,939,939号に記載されて
いる。
【0008】上記の変速機インターロック装置のほぼす
べてにおける大きな欠点は、係合爪による変速機のシフ
トレバ又はセレクタレバをロックするために係脱する複
雑な機械的リンクと組立及び電気回路及びソレノイドを
必要としている。
【0009】そこで、本発明の目的は、より少ない構成
部材を必要とする信頼性が高く、組立コストを低減する
ことが出来るブレーキ−変速機インターロック装置を提
供する。
【0010】
【問題を解消するための手段】本発明の一つの態様によ
れば、変速機のシフタ装置のためのブレーキ−変速機イ
ンターロック装置はセレクタレバの移動によって所望の
ギアを選択するためのリンクレバの一つの対応する移動
を生起するように少なくとも一つのリンクレバと協働さ
れたセレクタレバを含んでいる。所望のギア選択位置に
レバを選択的に位置させるための装置は、少なくとも一
つの流体ロック装置に関連して、偶発的な非連動状態と
なるのを防止しながら所望の位置にセレクタレバをロッ
クするために協働する。流体ロック装置は、磁気流動学
的流体によって、移動を制御される少なくとも一つのリ
ニアアクチュエータを含んでいる。
【0011】本発明の他の態様によれば、変速機のシフ
タ装置は、第一の端部と第二の端部を有するセレクタレ
バを含んでおり、第二の端部は、セレクタレバの第一の
端部の移動がリンクレバの対応する移動を生起するよう
に少なくとも一つのリンクレバに相互結合される。位置
決め板は、セレクタレバの基部に隣接して配置されると
ともに、レバの位置を選択的に固定するセレクタレバに
連関されたロック装置を受けるように構成された少なく
とも一つの孔を含んでいる。レバを位置させる装置に
は、少なくとも一つの流体ロック部材に結合され、孔に
対するレバを位置させる装置の移動を選択的に許容す
る。本発明のさらなる実施例において、装置は、セレク
タレバが所定の位置にある時に、レバと協働して流体ロ
ック部材の回りに磁界を発生する。さらに、少なくとも
ブレーキ動作及びキー操作の何れか一方が、磁界装置と
協働して流体ロック部材のロック、ロック解除を行う。
【0012】本発明のさらにもう一つの態様によれば、
変速機のシフタ装置は、下端が、所望のギアを選択する
ようにレバ装置の移動がリンクレバの移動を生起するよ
うに、少なくとも一つのリンクレバに結合されたレバを
含んでいる。レバ装置の下端には爪が取り付けられ、第
一及び第二の位置に移動可能である。爪には、爪を第一
及び第二の位置間で選択的に移動させる構成のアクチュ
エータ装置が接続されている。レバに隣接して、複数の
戻り止めを有し、移動可能な爪の少なくとも一部を受容
してレバ装置の位置を選択的に固定する位置決め板が設
けられている。本発明のさらにもう一つの態様によれ
ば、少なくともブレーキ動作及びキー操作の何れか一方
が、アクチュエータ装置と協働してアクチュエータ装置
をのロック、ロック解除を行う。
【0013】本発明の最も基本的な構成によれば、磁気
流動学的流体ロック部材は、ブレーキ−変速機インター
ロックシステムの主要な要素は、運転者によって係合さ
れるロック爪とリリースボタンの間の相互接続要素を提
供する。磁気流動学的流体ロック部材は、少なくともブ
レーキ動作及びキー操作の何れか一方が、選択的に磁界
を係合解除させて装置の動作特性を変化させる。
【0014】本発明の第一の構成によれば、 第一の流
体ロック部材に連結され、該第一の流体ロック部材によ
って操作される係止爪と、少なくとも前記係止爪の一部
に係合する少なくとも一つの節度機構を備えたシフトロ
ック板で構成され、前記シフトロック板がロック機構に
固定されている自動車用変速機のシフタのロック機構が
提供される。
【0015】上記の構成において、好ましくは、前記ロ
ック機構に連結され、前記変速機シフタを選択的にロッ
ク、ロック解除する前記変速機シフタの第一の位置にお
いて、前記第一のロック部材の近傍に位置する磁気源を
有する。また、前記磁気源と協働するブレーキ動作およ
びキー操作少なくとも一方によって前記第一の流体ロッ
ク部材を選択的にロック、ロック解除する。さらに、前
記磁気源は、永久磁石と、前記永久磁石の近傍に配置さ
れ、永久磁石によって発生される磁界をうち消す電磁石
とによって構成する。またさらに、変速機シフタの第一
の端部に配置され、前記第一の流体ロック部材を操作者
が選択的に作動させることを可能とする第二の流体ロッ
ク部材を備える。さらに、前記第二の流体ロック部材と
協働するブレーキ動作およびキー操作の少なくとも一方
によって前記第二の流体ロック部材を選択的にロック、
ロック解除する。
【0016】なお、好ましくは、前記第一の流体ロック
部材は、中間の絞り部を有する管状ハウジングと、前記
管状ハウジング内に収容された少なくとも一つのピスト
ンと、前記管状ハウジング内に配置され、前記絞り部に
流通する磁気流動学的流体で構成され、 磁気流動学的
流体の流動特性は、前記絞り部周辺の磁界の存否によっ
て変化して前記ピストンにロック動作およびロック解除
動作を行わせる。この場合、前記絞り部周辺の磁気流動
学的流体の一方向の流れを許容するために、前記管状ハ
ウジング内に配置されたチェック弁を有する。
【0017】本発明の第二の構成によれば、下端におい
て少なくとも一つのリンクレバに結合され、その変位に
より前記リンクレバを変位させて所望のギア比を選択す
るレバ装置と、前記レバ装置の下端に取り付けられ、第
一および第二の位置に動作する係止爪と、前記係止爪に
連結され、前記係止爪を選択的に前記第一および第二の
位置に動作させるアクチュエータ装置と、前記レバ装置
の近傍に配置され、複数の節度機構を備えて、少なくと
も前記係止爪の一部を収容して選択的に前記レバ装置の
位置を固定する位置決めプレートとによって構成される
変速機シフタ装置が提供される。
【0018】この場合、好ましくは前記アクチュエータ
装置と協働するブレーキ動作およびキー操作の少なくと
も一方によって前記アクチュエータ装置を選択的にロッ
ク、ロック解除する。前記アクチュエータ装置の近傍に
配置されブレーキ動作およびキー操作の少なくとも一方
に協働して前記アクチュエータ装置を選択的にロック、
ロック解除する磁界発生装置を有している。前記アクチ
ュエータ装置は、一端が前記係止爪に取り付けられた少
なくとも一つの流体ロック部材を有している。前記アク
チュエータ装置は、直列に配置された少なくとも二つの
流体ロック部材を有し、前記流体ロック部材の一方が前
記係止爪に取り付けられる。
【0019】なお、前記磁界発生装置は、永久磁石と、
前記永久磁石の近傍に配置され、前記永久磁石の発生す
る磁界をキャンセルする磁界を選択的に発生するコイル
で構成する。
【0020】また、前記流体ロック装置は、管状ハウジ
ングと、前記管状ハウジングの実質的に長手方向に延び
る通路と、前記管状ハウジング内に収容された少なくと
も一つのリニアアクチュエータと、前記通路によって実
質的に充填され、前記リニアアクチュエータの少なくと
も一方に収容される磁気流動学的流体とを有する。
【0021】さらに、前記流体ロック部材は、他端が操
作者によって押圧されるようになっている。
【0022】本発明の第三の構成によれば、第一および
第二の端部を有し、前記第二の端部が、前記第一の端部
の変位がリンクレバーの対応する変位を生起するように
少なくとも一つのリンクレバーに相互連結されるレバ
と、前記レバの近傍に配置され、少なくとも一つの孔を
有する位置決めプレートと、前記レバと協働し、前記孔
と選択的に係合して前記レバ装置の位置を固定する位置
固定装置と、前記位置固定装置に連結され、選択的に前
記孔に対する前記位置固定装置の移動を可能とする少な
くとも一つの流体ロック部材とによって構成された変速
機シフタ装置が提供される。
【0023】なお、前記構成において、前記レバ装置に
対して所定の位置に磁界を発生する装置と、前記磁界を
発生する装置と協働するブレーキ動作およびキー操作の
少なくとも一方によって前記流体ロック部材を選択的に
ロック、ロック解除する。
【0024】本発明の第四の構成によれば、所望のギア
比を選択するために少なくとも一つのリンクレバに相互
連結される一端を有するレバと、前記レバに連結され、
前記レバを選択されたギア比位置に選択的に配置する装
置と、前記選択的にレバを配置する装置と相互連結さ
れ、前記レバを所望の位置に選択的にロックして、前記
レバの不用意なシフトを防止する少なくとも一つの流体
ロック装置とによって構成された変速機シフタ装置が提
供される。
【0025】なお、前記構成において、少なくとも一つ
の流体ロック装置は、ハウジングと、前記ハウジング内
に配置された少なくとも一つのリニアアクチュエータ
と、前記ハウジングに充填され、前記リニアアクチュエ
ータの少なくとも一面に接合する磁気流動学的流体と、
レバが所定の位置にある時に、前記磁気流動学的流体の
周囲に選択的に磁界を発生する装置によって構成され
る。
【0026】
【発明の実施の態様】以下の説明を明瞭にする目的で、
「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、
「垂直」、「水平」及びそれらに派生する用語は、図1
の向きを基準にするものである。しかしながら、本発明
は、特定の向きが規定されていない限り、種々の向きで
実施可能である。さらに、以下に説明され、添付図面に
示された特定の装置及び特定の方法は、特許請求の範囲
に記載した本発明思想の単なる例示的な実施態様又は実
施例である。以下に開示する実施例に関する特定の寸法
及び物理的な特性は、特段の規定がない限り、特定の寸
法及び物理的特性に限定されるものではない。
【0027】上述の通り、本発明の主要な目的の一つ
は、多数の相互接続された構成部材を単一の、より信頼
性の高い構成部材と置き換えて、ブレーキ−変速機イン
ターロック装置を完成することである。発明の最も基本
的な態様において、本発明は、ブレーキ動作又はキー操
作の少なくとも一方に協働する磁気流動学的流体ロック
部材等の非ニュートン流動流体ロック機構を含み、ロッ
ク爪を係脱して自動車の変速機の不用意な締結を防止す
る。より簡単に言えば、流体ロック部材はシフトレバ装
置又はセレクタレバ装置のロック爪に連結されて、運転
者がブレーキをかけ、イグニションスイッチをオンにす
ると、セレクタレバをパーク位置又はニュートラル位置
から走行位置にシフトすることを可能とする。さらに、
ロック機構に接続された磁気源は、セレクタレバを選択
的にロック、ロック解除する第一の位置にセレクタレバ
が位置したときに、第一の流体ロック部材の近傍に配置
される。本発明の一実施例によれば、磁気源は、永久磁
石と、永久磁石によって発生される磁界を打ち消して
(neutralize)流体ロック部材をロック解除する電磁石
又はコイルの二つの構成要素を含んでいる。また、第二
の流体ロック部材をセレクタレバの端部に設けて、運転
者が第一の流体ロック部材を選択的に作動させることも
可能である。第一の流体ロック部材は、中間の絞り部を
有する管状ハウジングと、この管状ハウジング内に配置
される少なくとも一つのピストンを含む構成とすること
が出来る。好ましくは、磁気流動学的流体がハウジング
の残りの部分の充填に用いられる。磁気流動学的流体の
流動特性は、絞り部周辺に磁界は存在するか否かによっ
て変化してハウジング内に収容されたピストンにロック
動作及び非ロック動作を生起する。装置がリセットされ
た後に流体の中和を可能とするために、管状ハウジング
内にチェック弁が配置され、絞り部周辺の磁気流動学的
流体の一方向の流れを許容する。
【0028】本発明の他の態様によれば、変速機のシフ
ト装置は、少なくとも一つのリンクレバの下端に結合さ
れたレバ装置を含み、レバ装置の移動によってレバ装置
のリンクレバを所望のギア位置を選択する。係合爪は、
レバ装置の下端に取り付けられ、第一及び第二の位置で
変位可能となっている。係合爪は、複数の突子を備えた
位置決めプレートに係合して、レバ装置の位置を選択的
に固定する。アクチュエータ装置をロック及びロック解
除するために、少なくともブレーキ動作及びキー操作に
協働する回路が設けられ、アクチュエータ装置に隣接し
た磁界を発生し又は打ち消す。先の実施態様と同様に、
磁界は、永久磁石によって発生され、永久磁石によって
発生される磁界に対向して作用するコイル又は他の電磁
石源により打ち消される。
【0029】本発明の最も基本的な態様のよりよい理解
のために、本発明の種々の実施例を図1乃至図4を参照
しながら説明する。図1乃至図4には、自動車用の家庭
的なギアセレクタレバ10が示されている。ギアセレク
タレバ10は、上端の把持部12と下端のクレビス14
とを含むことが出来る。第一及び第二のブラケット1
6,18は、相互に離間してフロア20に取り付けら
れ、クレビス14が固定された軸22を回転可能に支持
する。セレクタレバ装置10は、図2に示すように、把
持部12を、例えばパーク位置(P)、後退位置
(R)、ニュートラル位置(N)、前進ギア比を自動変
速するドライブ位置(D)、2速固定のセカンド位置
(2)、1速固定のファースト位置(1)等の複数の角
度位置間に把持部12を操作することによって、軸22
の軸線を中心に回動される。少なくとも一つのリンクレ
バ24は、軸22に結合され、変速機の少なくとも一つ
の対応するリンクレバ(図示せず)に相互接続されて、
セレクタレバ10の変位によって変速機の変速動作が生
起される。
【0030】概略が示されているように、セレクタレバ
装置10は、下側ロッド又は係止爪26を有しており、
この係止爪26は軸22と平行の向きとなっており、セ
レクタレバ装置10の軸線方向に変位可能となってい
る。係止爪26は、把持部12に設けられたプッシュロ
ッド28によって下向きに変位され、以下により詳細に
説明する。ブラケット16と一体か若しくはこれに隣接
する位置決めプレート30には、円弧状に延びる孔32
が形成され、下側係止爪26の一部が挿入されて、セレ
クタレバ10を所望の位置に保持する。相互結合する係
止爪26及びボタン28は、ロード コーポレーション
(Lord Corporation)に譲渡されたアメリカ特許第5,2
77,281号、第5,284,330号、第5,49
2,312号、第5,816,372号、第5,71
1、746号の何れかに開示された少なくとも非ニュー
トン流動流体ロック作動部材40によってボタン28に
係止爪26を相互結合される部材は、上側ロッド36を
有する作動装置である。
【0031】図3は、ボタン28が水平方向に作動され
る流体ロック部材40の一例の概略を示している。把持
部材12は、上側部44及び下側部46を含み、後者は
レバ軸47の上端に固定される。把持部12の二つの部
分44,46は、流体ロック部材40を収容する形状の
内部キャビティ48が規定される。流体ロック部材は、
好ましくは一端52が閉塞された真円形断面のシリンダ
形状のハウジング50を含み、軸56が挿通するのに十
分な形の開口を他端54に有している。ハウジングの中
央又は中間部58は、縮径された中間部は周方向にほぼ
均一なくびれ部を軸56の回りに形成する。小径の中間
部58(RIP)の具体的な寸法は、軸56の径に応じて変
化する。図示の例の場合、RIP58はハウジング50を
実質的に二つの室に分割しており、各室にはそれぞれピ
ストン60,62が収容される。各ピストン60,62
は各室の内径に実質的に等しい径を有している。Oリン
グまたはそれと同様のシールが、各ピストンの周面に沿
って延びており、室の内面とともに緊密なシールを形成
する。ピストンの内向きの内壁面と二つの室の内壁面に
よって、特定の容量が規定される。この容量内には、ロ
ード コーポレーション所有の特許に記載されたものと
同様の非ニュートン流動流体である。ピストンの外側の
各室の部分は、好ましくは大気にハウジングの端壁を通
ってのびる孔を通して大気に開放され流体固着現象を防
止することが好ましい。
【0032】ハウジング50のRIP58内には、ハウ
ジング50内部、特にRIP58の内径を通る磁界を発
生する装置が配置される。好適実施例において、電源に
接続された巻き線を含んでいる。図3について説明すれ
ば、軸56の右端部はボタン28に接続されている。ハ
ウジング50の端部54とボタン28の間には、スプリ
ング64が配置される。さらに、第二のスプリング66
がハウジング50の端部52及び室48の内側壁間に配
置される。ハウジング50の一般的な形状は、上述のよ
うに真円形のシリンダ形状であるが、参照符号68で示
された部分は、上側ロッド36の上端に係合する形状の
カム面を含んでいる。
【0033】付加的な又は他の実施例において、流体ロ
ック部材42(図4)は、レバ装置10の下側に配置さ
れる。流体ロック部材40,42の一方又は双方を単一
の構造に含むことが可能である。この実施例において、
上側ロッド36の下端は、流体ロック部材のハウジング
72を通って延びている。ハウジング72の下端74
は、係止爪26に結合された中間ロッド38に連結され
ている。先の実施例と同様に、ハウジング72は、レバ
10の内部において上下に摺動するのに十分な径を有す
る真円形断面のシリンダとすることが好ましい。上側ロ
ッド36の下端は、ハウジングの上端70を通って延
び、RIP80の両側に配置される離間したピストン7
6,78に結合される。配置方向を除き、流体ロック部
材42は、前述の流体ロック部材40と全ての点におい
て実質的に同一である。ハウジング72の下端74とク
レビス14の上端間に、中間ロッド38に内接し若しく
はこれを包囲してロッド26,36,38を上向きに付
勢するように構成されたスプリング82が配置される。
前述の実施例と同様に、RIP80は、集積回路及び電
源に導体によって接続された巻き線を収容する。
【0034】図5は、上側流体ロック部材40及び下側
ロック部材42に接続された一つの回路の概略を示して
いる。前述のように、ロック部材のそれぞれは、上側ロ
ック部材40の90及び下側ロック部材42の92で示
されるRIPの周囲に延びるコイルを含んでいる。コイ
ル90,92は、参照符号98で示される集積回路(I
C)またはコンピュータに導線94,96を介して接続
されている。IC又はコンピュータは、さらに自動車の
バッテリ100に接続され、例えば、シートベルトリー
ル102,ブレーキ機構104,イグニションシステム
106及びパーク位置スイッチ107に配置されるセン
サ又は検出器からの入力信号を受ける。これらのシステ
ム102,104,106及び107のうちの一つ又は
複数のシステムは、個別又は組合せとして、ICによっ
て導線94,96を介して流体ロック部材40,42に
送出される出力を制御することが出来る。
【0035】好適な操作方法において、図1乃至図5に
示すように、「オフ」位置のイグニションシステム10
6からの入力によって、バッテリ100からコイル90
又はコイル92にはICによって流体の周囲に磁界を発
生する電力は送られない。磁界が存在しないため、各ロ
ック部材中の非ニュートン流体はRIPを通って流通す
ることが可能であり、ハウジング50の水平方向の並進
運動も、ハウジング72の垂直方向の並進運動も生じな
い。この要領で、把持部12中のスプリング66及びク
レビス12上部のスプリング82は、上側、中間及び下
側ロッド26,36,38の垂直方向への作動を防止し
て、シフトレバの「パーク」位置からの変位を防止す
る。イグニションスイッチが「オン」位置に移動される
と、IC98が検出器106からの信号を受けて、バッ
テリの電力が導線94を介してコイル90に与えられ
て、ハウジング内のピストンを各位置においてロックす
る。これによって、ボタン28の操作がハウジング50
に伝達されて、水平方向の並進運動を生じさせるととも
に、上側ロッド36が押圧される。この点において、電
力は、導線96を介してコイル92には送られない。ス
プリング82は、正の負荷を中間ロッド38に与えら
れ、係合爪26を「P」位置に保持する。ブレーキセン
サ104及び場合によってはシートベルトセンサ102
からの信号に応じて導線96を介してコイル92に電力
が与えられる。これらの信号を受信すると、運転者は係
合爪26を押圧して、パーク位置からの離脱が可能とな
る。その後、パークスイッチ107は、常に閉成され、
コイル92への電流が保持され、運転者はシフトを行う
ことが出来る。係止爪26が「P」位置に移動し、運転
者がブレーキを解放すると、パークスイッチが開放さ
れ、コイル92からの電流が中断される。
【0036】上述の構成に加えて、他の態様の流体ロッ
ク部材を本発明に用いることも可能である。例えば、流
体ロック機構の他の実施例は、図6及び図7に示されて
いる。これらの図に示すように、ロック部材110は、
楕円形の横方向延長部114を有する中空又は管状の真
円形断面のシリンダハウジング112を含んでいる。ハ
ウジング116,118の上下端には、それぞれピスト
ン120,122が配置されており、各ピストンは、ハ
ウジング112の軸方向に伸縮するように構成される。
延長部114の上端部には、ほぼ中空の内部をシールす
るキャップ124が装着されている。
【0037】図7に最もよく示されているように、ロッ
ク部材110は、上側及び下側の長手方向室126,1
28のそれぞれを含んでおり、各流体は、楕円形の延長
部114内に規定されたバイパス130を介して他方に
流通する。また、室126,128は、軸方向通路13
2によって相互接続されている。好適実施例において、
軸方向通路132は、シート138に対してシールする
ボール136によって形成されるチェック弁134を含
んでいる。クリップ又は保持具140は、軸方向通路を
横切って径方向に延びて、ボール136を保持する。従
って、この構成において、流体がバイパス130を通っ
て流通できない場合、流体は、以下に示す理由により、
室128から室126にチェック弁134を介して流入
できるのみである。
【0038】上記に概略を説明したように、ピストン1
20,122は、ハウジング112の各端部116,1
18内に摺動可能に配置される。各室126,128の
内壁との密封を確実とするために、各ピストンは、参照
符号142,144で示されるシールを有している。キ
ャップ124とともに、バイパス130、室126,1
28及びピストンの内側端部間の容量がシールされる。
好適実施例において、容量には、ロード コーポレーシ
ョンに開示されたタイプの一つのような非ニュートン流
動流体が充填されている。開示の目的で、この流体は、
磁気流動性流体またはロック流体とされ、流体は、磁界
に曝露された場合の同一の流動特性を有するものと考え
られる。他の点において、流体は、実質的に非圧縮性
で、気泡等がなく、油圧流体に類似しており、完全に室
126,128、チェック弁134及びバイパス130
を充填する。
【0039】図6,7に示すロック部材10の実施例を
参照すれば、これらの室126,128からバイパス1
30を通って延びる通路の大きさを減少させることは、
必要ではないが、好ましい。サイズの減少は、バイパス
に流通するロック流体に対する磁界又は磁力線の作用を
最大化することを目的とするものである。即ち、ロック
流体が磁界に曝露され若しくは磁界内におかれたとき
に、ロック流体の流動特性が変化して、粘性が増加し、
小さな通路を流通することが非常に困難なほどに粘性が
高くなる。従って、磁界のない環境において、好ましく
は、流体は、バイパスを介して室126、128間を自
由に流通することが出来る。磁界の存在下においては、
特にバイパスを通る磁界の存在下において、ロック流体
は、粘性が非常に高くなり流通を停止してピストン12
0,122の軸方向の移動を防止して、ロック部材11
0を実質的に剛性体として作用させる。好適実施例にお
いて、磁界強度は過度に広がらないようまた室126,
128に衝撃を与えないが、所要の作用が生じるように
に計算される。しかしながら、流体は、バイパス130
を通る磁界の存在した状態または存在しない状態で、弁
134を介して自由に上方に流通して室126に流入し
て、ピストン120,122の初期位置をリセットす
る。
【0040】磁界の発生源に関して、キャップ124に
比較的近接して配置された永久磁石は、バイパス130
を通る連続磁界を生じるのに十分である。ある位置の回
りに配置された磁石としてのコイルによって発生される
電磁界は、永久磁石によって発生される磁界に対向して
作用するように構成され、磁界を中和する。電流を用い
てコイルをオン/オフすることによって、ロック部材
は、可撓性であり、ピストンの移動を許容するか、圧力
が所定の方向に負荷されたときに剛性となりピストンを
ロックする。
【0041】上記の説明に基づいて、種々の変形、変更
若しくは加減は当業者において明らかとなろう。例え
ば、コイルは流体ロック手段に関して用いられるものと
として示されているが、電磁石又は永久磁石を全ての磁
界の発生源として用いることも可能である。流体を通る
磁界の密度又は強度は、シリンダのRIPに対する永久
磁石又は電磁石の距離を変化させることで変更すること
が出来る。さらに、シリンダ42は、係止爪26の上部
に配置されるものとして説明したが、シリンダを係止爪
の下側に設けることも可能であり、ロックポジションに
おいてイグニッションスイッチはその上に電気的負荷を
保持する。シリンダは、ブレーキがかけられるととも
に、場合によってはシートベルトセンサからの入力があ
ると、シリンダは消勢される。本発明は、ステアリング
コラムに取り付けられたコラムシフト型のシフタ装置は
もとより、他のレバ機構にも適用可能である。さらに、
本発明は、シフタのクリック感の制御を補助することも
可能である。上記に説明した範囲における種々の変形、
変更若しくは加減のすべては、本発明の範囲に包含され
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様によるブレーキー変速機イ
ンターロック装置の概略図である。
【図2】図1の2−2線に沿ったブレーキー変速機イン
ターロック装置の一部を示す概略図である。
【図3】図1のブレーキー変速機インターロック装置の
把持部を示す拡大図である。
【図4】図1のブレーキー変速機インターロック装置の
下側部を示す拡大図である。
【図5】本発明のブレーキー変速機インターロック装置
の一部を構成する回路部分の回路図である。
【図6】流体ロック部材の変形例を示す正面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿った流体ロック部
材の断面図である。
【参照符号の説明】
10 ... セレクタレバ装置 26 ... 係止爪 30 ... 位置決めプレート 40,42 ...流体ロック部材 50 ...ハウジング 58 ...絞り部 60,62 ... ピストン 72 ... ハウジング 76,78 ... ピストン 80 ... 絞り部 90 ... コイル 110 ... ロック部材 120,122 ... ピストン 126 ...係止爪

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の流体ロック部材に連結され、該第一
    の流体ロック部材によって操作される係止爪と、 少なくとも前記係止爪の一部に係合する少なくとも一つ
    の節度機構を備えたシフトロック板で構成され、前記シ
    フトロック板がロック機構に固定されている自動車用変
    速機のシフタのロック機構。
  2. 【請求項2】前記ロック機構に連結され、前記変速機シ
    フタを選択的にロック、ロック解除する前記変速機シフ
    タの第一の位置において、前記第一のロック部材の近傍
    に位置する磁気源を有する請求項1に記載のロック機
    構。
  3. 【請求項3】前記磁気源と協働するブレーキ動作および
    キー操作の少なくとも一方によって前記第一の流体ロッ
    ク部材を選択的にロック、ロック解除する請求項2に記
    載のロック機構。
  4. 【請求項4】前記磁気源は、 永久磁石と、 前記永久磁石の近傍に配置され、永久磁石によって発生
    される磁界をうち消す電磁石とによって構成する請求項
    3に記載のロック機構。
  5. 【請求項5】変速機シフタの第一の端部に配置され、前
    記第一の流体ロック部材を操作者が選択的に作動させる
    ことを可能とする第二の流体ロック部材を備える請求項
    4に記載のロック機構。
  6. 【請求項6】前記第二の流体ロック部材と協働するブレ
    ーキ動作およびキー操作の少なくとも一方によって前記
    第二の流体ロック部材を選択的にロック、ロック解除す
    る請求項5に記載のロック機構。
  7. 【請求項7】前記第一の流体ロック部材は、 中間の絞り部を有する管状ハウジングと、 前記管状ハウジング内に収容された少なくとも一つのピ
    ストンと、 前記管状ハウジング内に配置され、前記絞り部に流通す
    る磁気流動学的流体で構成され、 磁気流動学的流体の流動特性は、前記絞り部周辺の磁界
    の存否によって変化して前記ピストンにロック動作およ
    びロック解除動作を行わせる請求項1に記載のロック機
    構。
  8. 【請求項8】前記絞り部周辺の磁気流動学的流体の一方
    向の流れを許容するために、前記管状ハウジング内に配
    置されたチェック弁を有する請求項7に記載のロック機
    構。
  9. 【請求項9】下端において少なくとも一つのリンクレバ
    に結合され、その変位により前記リンクレバを変位させ
    て所望のギア比を選択するレバ装置と、 前記レバ装置の下端に取り付けられ、第一および第二の
    位置に動作する係止爪と、 前記係止爪に連結され、前記係止爪を選択的に前記第一
    および第二の位置に動作させるアクチュエータ装置と、 前記レバ装置の近傍に配置され、複数の節度機構を備え
    て、少なくとも前記係止爪の一部を収容して選択的に前
    記レバ装置の位置を固定する位置決めプレートとによっ
    て構成される変速機シフタ装置。
  10. 【請求項10】前記アクチュエータ装置と協働するブレ
    ーキ動作およびキー操作の少なくとも一方によって前記
    アクチュエータ装置を選択的にロック、ロック解除する
    請求項9に記載の変速機シフタ装置。
  11. 【請求項11】前記アクチュエータ装置の近傍に配置さ
    れブレーキ動作およびキー操作の少なくとも一方に協働
    して前記アクチュエータ装置を選択的にロック、ロック
    解除する磁界発生装置を有している請求項10に記載の
    変速機シフタ装置。
  12. 【請求項12】前記アクチュエータ装置は、一端が前記
    係止爪に取り付けられた少なくとも一つの流体ロック部
    材を有している請求項9に記載の変速機シフタ装置。
  13. 【請求項13】前記アクチュエータ装置は、直列に配置
    された少なくとも二つの流体ロック部材を有し、前記流
    体ロック部材の一方が前記係止爪に取り付けられる請求
    項9に記載の変速機シフタ装置。
  14. 【請求項14】前記磁界発生装置は、 永久磁石と、 前記永久磁石の近傍に配置され、前記永久磁石の発生す
    る磁界をキャンセルする磁界を選択的に発生するコイル
    で構成する請求項11に記載の変速機シフタ装置。
  15. 【請求項15】前記流体ロック装置は、 管状ハウジングと、 前記管状ハウジングの実質的に長手方向に延びる通路
    と、 前記管状ハウジング内に収容された少なくとも一つのリ
    ニアアクチュエータと、 前記通路によって実質的に充填され。前記リニアアクチ
    ュエータの少なくとも一方に収容される磁気流動学的流
    体とを有する請求項12に記載の変速機シフタ装置。
  16. 【請求項16】前記流体ロック部材は、他端が操作者に
    よって押圧されるようになっている請求項12に記載の
    変速機シフタ装置。
  17. 【請求項17】第一および第二の端部を有し、前記第二
    の端部が、前記第一の端部の変位がリンクレバーの対応
    する変位を生起するように少なくとも一つのリンクレバ
    ーに相互連結されるレバと、 前記レバの近傍に配置され、少なくとも一つの孔を有す
    る位置決めプレートと、 前記レバと協働し、前記孔と選択的に係合して前記レバ
    装置の位置を固定する位置固定装置と、 前記位置固定装置に連結され、選択的に前記孔に対する
    前記位置固定装置の移動を可能にする少なくとも一つの
    流体ロック部材とによって構成された変速機シフタ装
    置。
  18. 【請求項18】前記レバ装置に対して所定の位置に磁界
    を発生する装置と、 前記磁界を発生する装置と協働するブレーキ動作および
    キー操作の少なくとも一方によって前記流体ロック部材
    を選択的にロック、ロック解除する請求項17に記載の
    変速機シフタ装置。
  19. 【請求項19】所望のギア比を選択するために少なくと
    も一つのリンクレバに相互連結される一端を有するレバ
    と。前記レバに連結され、前記レバを選択されたギア比
    位置に選択的に配置する装置と、 前記選択的にレバを配置する装置と相互連結され、前記
    レバを所望の位置に選択的にロックして、前記レバの不
    用意なシフトを防止する少なくとも一つの流体ロック装
    置とによって構成された変速機シフタ装置。
  20. 【請求項20】前記少なくとも一つの流体ロック装置
    は、 ハウジングと、 前記ハウジング内に配置された少なくとも一つのリニア
    アクチュエータと、 前記ハウジングに充填され、前記リニアアクチュエータ
    の少なくとも一面に接合する磁気流動学的流体と、 レバが所定の位置にある時に、前記磁気流動学的流体の
    周囲に選択的に磁界を発生する装置とによって構成され
    た請求項19に記載された変速機シフタ装置。
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