JP2001349329A - アンギュラーコンタクト円筒ころ軸受 - Google Patents
アンギュラーコンタクト円筒ころ軸受Info
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- JP2001349329A JP2001349329A JP2000168629A JP2000168629A JP2001349329A JP 2001349329 A JP2001349329 A JP 2001349329A JP 2000168629 A JP2000168629 A JP 2000168629A JP 2000168629 A JP2000168629 A JP 2000168629A JP 2001349329 A JP2001349329 A JP 2001349329A
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- JP
- Japan
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- roller
- retainer
- outer ring
- inner ring
- cage
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/36—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers
- F16C19/361—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with cylindrical rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】円筒ころ軸受のアンギュラーコンタクト化を可
能とする。 【解決手段】保持器を内輪と外輪に常時接触させること
でその位置及び姿勢を固定し、ころの姿勢を安定させ
る。保持器のポケットところとの回転方向すきま量を軌
道小径側は小さく軌道大径側は大きくすることで、保持
器の回転数が内輪との摩擦力及び外輪との摩擦力の影響
を受けて理想値から外れた場合にころの向きが操作さ
れ、保持器が軸方向に押されることで内輪との摩擦力及
び外輪との摩擦力を調整、保持器の回転数を理想値に収
束させる。内輪もしくは外輪のころ接触面と保持器接触
面の間に逃がし溝を設置することでころの逃がし溝側を
姿勢案内として機能させ、てこの原理により小さい力で
ころの向きを操作できるようにする
能とする。 【解決手段】保持器を内輪と外輪に常時接触させること
でその位置及び姿勢を固定し、ころの姿勢を安定させ
る。保持器のポケットところとの回転方向すきま量を軌
道小径側は小さく軌道大径側は大きくすることで、保持
器の回転数が内輪との摩擦力及び外輪との摩擦力の影響
を受けて理想値から外れた場合にころの向きが操作さ
れ、保持器が軸方向に押されることで内輪との摩擦力及
び外輪との摩擦力を調整、保持器の回転数を理想値に収
束させる。内輪もしくは外輪のころ接触面と保持器接触
面の間に逃がし溝を設置することでころの逃がし溝側を
姿勢案内として機能させ、てこの原理により小さい力で
ころの向きを操作できるようにする
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、生産が容易なアン
ギュラーコンタクトころ軸受に関するものである。
ギュラーコンタクトころ軸受に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】振動や衝撃を受ける場所に使用するアン
ギュラー軸受には従来円錐ころ軸受を使用してきたが、
生産が煩雑で高価なため、別の形式の軸受が待ち望まれ
てきた。大型の玉を使用するアンギュラー玉軸受がその
好例であるが、その耐振動衝撃性能は円錐ころ軸受に比
べて低い。また円筒ころ軸受のアンギュラーコンタクト
化は、ころの姿勢を安定させることが出来ないため交差
ころ軸受等の低速回転用の物以外は実現されていない。
ギュラー軸受には従来円錐ころ軸受を使用してきたが、
生産が煩雑で高価なため、別の形式の軸受が待ち望まれ
てきた。大型の玉を使用するアンギュラー玉軸受がその
好例であるが、その耐振動衝撃性能は円錐ころ軸受に比
べて低い。また円筒ころ軸受のアンギュラーコンタクト
化は、ころの姿勢を安定させることが出来ないため交差
ころ軸受等の低速回転用の物以外は実現されていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】請求項１が解決しよう
とする問題点は、アンギュラーコンタクト円筒ころ軸受
において、ころ（１）の姿勢を安定させることが出来な
い点である。
とする問題点は、アンギュラーコンタクト円筒ころ軸受
において、ころ（１）の姿勢を安定させることが出来な
い点である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、保持
器（３）を内輪（８）と外輪（６）に常時接触させるこ
とでその位置及び姿勢を決定し、ころ（１）の姿勢を安
定させることを特徴とする。
器（３）を内輪（８）と外輪（６）に常時接触させるこ
とでその位置及び姿勢を決定し、ころ（１）の姿勢を安
定させることを特徴とする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】請求項２が解決しよう
とする問題点は、請求項１のように内輪（８）と外輪
（６）に常時接触する保持器（３）を使用する場合、保
持器の回転数が内輪との摩擦力及び外輪との摩擦力の影
響を受け、ころ（１）の円滑な回転を妨げる点である。
とする問題点は、請求項１のように内輪（８）と外輪
（６）に常時接触する保持器（３）を使用する場合、保
持器の回転数が内輪との摩擦力及び外輪との摩擦力の影
響を受け、ころ（１）の円滑な回転を妨げる点である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項２の発明は、ころ
（１）を位置決めする保持器（３）のポケットところと
の回転方向すきま量を軌道小径側は小さく軌道大径側は
大きくすることを特徴とする。これにより保持器回転数
が理想回転数よりも内輪回転数に近づいた場合は図２の
ようにころの向きが軌道小径側に操作され保持器が軌道
小径側に押しつけられるため、内輪（８）との摩擦力は
減少、外輪（６）との摩擦力は増加し保持器回転数は理
想回転数に近づく。逆に保持器回転数が理想回転数より
も外輪回転数に近づいた場合は図３のようにころの向き
が軌道大径側に操作され保持器が軌道大径側に押しつけ
られるため、外輪との摩擦力は減少、内輪との摩擦力は
増加し保持器の回転数はやはり理想回転数に近づく。
（１）を位置決めする保持器（３）のポケットところと
の回転方向すきま量を軌道小径側は小さく軌道大径側は
大きくすることを特徴とする。これにより保持器回転数
が理想回転数よりも内輪回転数に近づいた場合は図２の
ようにころの向きが軌道小径側に操作され保持器が軌道
小径側に押しつけられるため、内輪（８）との摩擦力は
減少、外輪（６）との摩擦力は増加し保持器回転数は理
想回転数に近づく。逆に保持器回転数が理想回転数より
も外輪回転数に近づいた場合は図３のようにころの向き
が軌道大径側に操作され保持器が軌道大径側に押しつけ
られるため、外輪との摩擦力は減少、内輪との摩擦力は
増加し保持器の回転数はやはり理想回転数に近づく。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】請求項３が解決しよう
とする問題点は、請求項２のように保持器（３）によっ
てころ（１）の向きを操作する場合、ころと内輪（８）
との摩擦力及びころと外輪（６）との摩擦力を上回る操
作力が必要となり、保持器と内輪との摩擦力及び保持器
と外輪との摩擦力も増加させる必要が生じる点である。
言うまでも無く転がり軸受にとって回転抵抗となる保持
器と内輪との摩擦力及び保持器と外輪との摩擦力の増加
は欠点である。
とする問題点は、請求項２のように保持器（３）によっ
てころ（１）の向きを操作する場合、ころと内輪（８）
との摩擦力及びころと外輪（６）との摩擦力を上回る操
作力が必要となり、保持器と内輪との摩擦力及び保持器
と外輪との摩擦力も増加させる必要が生じる点である。
言うまでも無く転がり軸受にとって回転抵抗となる保持
器と内輪との摩擦力及び保持器と外輪との摩擦力の増加
は欠点である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項３の発明は、内輪
（８）もしくは外輪（６）のころ接触面と保持器接触面
の間に逃がし溝（７）を設置することでころ（１）の逃
がし溝側を姿勢案内（２）として機能させ、てこの原理
により保持器（３）と内輪との摩擦力及び保持器と外輪
との摩擦力が小さくてもころの向きを操作できるように
することを特徴とする。
（８）もしくは外輪（６）のころ接触面と保持器接触面
の間に逃がし溝（７）を設置することでころ（１）の逃
がし溝側を姿勢案内（２）として機能させ、てこの原理
により保持器（３）と内輪との摩擦力及び保持器と外輪
との摩擦力が小さくてもころの向きを操作できるように
することを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】ころ（１）は幅が直径の２倍程度
の円筒形とする。保持器（３）は円錐形としその小径側
に外輪と接触する円筒部（５）を、大径側に内輪と接触
する円筒部（４）を付加、その大きさは製造時のバラツ
キにより内輪（８）及び外輪（６）とのすきまが生じな
い範囲で最小の値とする。また保持器に設けるポケット
は四角形とし、軸方向の長さと保持器小径側の回転方向
の長さは製造時のバラツキによりころとの締め代が生じ
ない範囲で最小の値、保持器大径側の回転方向の長さは
保持器小径側の回転方向の長さに保持器のねじれ量の２
倍と保持器小径側の回転方向のすきま量のバラツキ中央
値を加えた値とする。保持器はこの形状を樹脂の射出成
形で製造する。外輪は三角形断面とし、ころ接触面の保
持器小径側半分に逃がし溝（７）を設置する。ころ接触
面と保持器接触面は同時研削で製造する。内輪も三角形
断面とし、ころ接触面の保持器小径側半分に逃がし
（９）を設置する。ころ接触面と保持器接触面は同時研
削で製造する。
の円筒形とする。保持器（３）は円錐形としその小径側
に外輪と接触する円筒部（５）を、大径側に内輪と接触
する円筒部（４）を付加、その大きさは製造時のバラツ
キにより内輪（８）及び外輪（６）とのすきまが生じな
い範囲で最小の値とする。また保持器に設けるポケット
は四角形とし、軸方向の長さと保持器小径側の回転方向
の長さは製造時のバラツキによりころとの締め代が生じ
ない範囲で最小の値、保持器大径側の回転方向の長さは
保持器小径側の回転方向の長さに保持器のねじれ量の２
倍と保持器小径側の回転方向のすきま量のバラツキ中央
値を加えた値とする。保持器はこの形状を樹脂の射出成
形で製造する。外輪は三角形断面とし、ころ接触面の保
持器小径側半分に逃がし溝（７）を設置する。ころ接触
面と保持器接触面は同時研削で製造する。内輪も三角形
断面とし、ころ接触面の保持器小径側半分に逃がし
（９）を設置する。ころ接触面と保持器接触面は同時研
削で製造する。
【００１０】
【発明の効果】単純形状の部品のみで構成されているた
め製造工程の自動化が容易で大量生産に適している上、
円錐ころ軸受に近い耐振動衝撃性能が期待できる。
め製造工程の自動化が容易で大量生産に適している上、
円錐ころ軸受に近い耐振動衝撃性能が期待できる。
【００１１】
【図１】本発明の断面図である。
【図２】本発明のＡ視断面図１である。
【図３】本発明のＡ視断面図２である。
【符号の説明】 １ ころ ２ 姿勢案内 ３ 保持器 ４ 内輪と接触する円筒部 ５ 外輪と接触する円筒部 ６ 外輪 ７ 逃がし溝 ８ 内輪 ９ 逃がし １０ 内輪回転方向 １１ 外輪回転方向
Claims (3)
- 【請求項１】 転がり軸受において、内輪と外輪に常時
接触することを特徴とする保持器 - 【請求項２】 円錐形の軌道と円筒形のころを有する転
がり軸受において、保持器のポケットところとの回転方
向すきま量が軌道小径側と軌道大径側で異なることを特
徴とする保持器 - 【請求項３】 保持器が内輪と外輪に常時接触する転が
り軸受において、ころ接触面と保持器接触面の間に逃が
し溝を有することを特徴とする内輪及び外輪
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000168629A JP2001349329A (ja) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | アンギュラーコンタクト円筒ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000168629A JP2001349329A (ja) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | アンギュラーコンタクト円筒ころ軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001349329A true JP2001349329A (ja) | 2001-12-21 |
Family
ID=18671608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000168629A Pending JP2001349329A (ja) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | アンギュラーコンタクト円筒ころ軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001349329A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005058150A1 (de) * | 2005-12-06 | 2007-07-05 | Schaeffler Kg | Schrägrollenlager |
| DE102006051676A1 (de) * | 2006-11-02 | 2008-05-08 | Schaeffler Kg | Käfig für ein Schrägrollenlager |
| JP2010159774A (ja) * | 2009-01-06 | 2010-07-22 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 減速装置 |
| WO2013051422A1 (ja) * | 2011-10-04 | 2013-04-11 | ナブテスコ株式会社 | 歯車伝動装置 |
| WO2014156535A1 (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | ナブテスコ株式会社 | 歯車伝動装置 |
| JP2016166678A (ja) * | 2016-06-23 | 2016-09-15 | 住友重機械工業株式会社 | 減速装置 |
-
2000
- 2000-06-06 JP JP2000168629A patent/JP2001349329A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005058150A1 (de) * | 2005-12-06 | 2007-07-05 | Schaeffler Kg | Schrägrollenlager |
| DE102006051676A1 (de) * | 2006-11-02 | 2008-05-08 | Schaeffler Kg | Käfig für ein Schrägrollenlager |
| CN103486228B (zh) * | 2009-01-06 | 2016-05-11 | 住友重机械工业株式会社 | 减速装置 |
| JP2010159774A (ja) * | 2009-01-06 | 2010-07-22 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 減速装置 |
| CN103486228A (zh) * | 2009-01-06 | 2014-01-01 | 住友重机械工业株式会社 | 减速装置 |
| WO2013051422A1 (ja) * | 2011-10-04 | 2013-04-11 | ナブテスコ株式会社 | 歯車伝動装置 |
| JPWO2013051422A1 (ja) * | 2011-10-04 | 2015-03-30 | ナブテスコ株式会社 | 歯車伝動装置 |
| CN103842691A (zh) * | 2011-10-04 | 2014-06-04 | 纳博特斯克有限公司 | 齿轮传动装置 |
| KR101946093B1 (ko) | 2011-10-04 | 2019-02-08 | 나부테스코 가부시키가이샤 | 기어 전동 장치 |
| WO2014156535A1 (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | ナブテスコ株式会社 | 歯車伝動装置 |
| CN105102861A (zh) * | 2013-03-25 | 2015-11-25 | 纳博特斯克有限公司 | 齿轮传动装置 |
| US9689430B2 (en) | 2013-03-25 | 2017-06-27 | Nabtesco Corporation | Gear transmission |
| JP2016166678A (ja) * | 2016-06-23 | 2016-09-15 | 住友重機械工業株式会社 | 減速装置 |
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