JP2001348110A - 携帯端末を用いる物流管理方法及びシステム - Google Patents

携帯端末を用いる物流管理方法及びシステム

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JP2001348110A
JP2001348110A JP2000173870A JP2000173870A JP2001348110A JP 2001348110 A JP2001348110 A JP 2001348110A JP 2000173870 A JP2000173870 A JP 2000173870A JP 2000173870 A JP2000173870 A JP 2000173870A JP 2001348110 A JP2001348110 A JP 2001348110A
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portable terminal
center
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gps
driver
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JP2000173870A
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Atsushi Yamagata
淳 山縣
Seiichi Kurokawa
勢一 黒川
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NTT Docomo Inc
NTT Advanced Technology Corp
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NTT Docomo Inc
NTT Advanced Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の物流管理方法/システムで
は、GPS受信機能とバーコード入力機能が独立なた
め、ドライバが集荷、着荷時に伝票からバーコードを読
み、センタに送信する際、同時に位置情報を送れなかっ
た。 【解決手段】 本発明は上記課題を解決するため
に、センタと物流ドライバの携帯端末間の通信により、
物流の管理を行なう物流管理方法/システムにおいて、
該携帯端末に、GPS受信機能、バーコード入力機能を
付加して、センタの指示または、該携帯端末に予め設定
した条件に基づいて、該携帯端末からGPS情報又は/
及びバーコード情報を付加して該センタに送信すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、センタと物流ド
ライバの携帯端末間の通信により、物流の管理を行なう
物流管理方法及びこの方法を実施するためのシステムに
関する。特に、携帯端末にGPS受信機能やバーコード
入力機能を付与した、簡易で融通性の富む物流管理方法
及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のGPS(グローバル・ポジショニ
ング・システムの略称、特開平11−46164号公報
に記載のように、複数の通信衛星を用いて地球上にある
対象物の位置を検知するシステムをいう。本願明細書に
おいてGPSと略して用いる。)はカーナビ分野でまた
バーコードは伝票管理で広く用いられているが、両者の
機能を合わせて携帯電話の付加機能として用いられてい
なかった。
【0003】すなわち、従来の物流管理システムでは、
GPS受信機能とバーコード入力機能が独立なため、ド
ライバが集荷、着荷時に伝票からバーコードを読み、セ
ンタに送信する際、同時に位置情報を送れなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、
携帯端末にGPS受信機能とバーコード入力機能を一体
化して組みこみ、さらにインタネットウエブブラウザ機
能を有する例えばiモード携帯端末を用いるもので、そ
の目的とするところは、次の点にある。
【0005】請求項1及び9に記載の各発明は、センタ
と物流ドライバの携帯端末間の通信により、物流の管理
を行なう物流管理方法において、携帯端末に、GPS受
信機能、バーコードリーダ機能を付加して、センタの指
示または、携帯端末に予め設定した条件に基づいて、携
帯端末に関するGPS情報やバーコードより入力したバ
ーコード情報を付加して送信するもので、ドライバが集
荷、着荷時に伝票からバーコードを読み、センタに送信
する際、同時に位置情報を送信でき、かつ、ドライバの
操作が容易で利便性の高いシステムを実現することを目
的とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1の記載
に加え、携帯端末に予め配送のスケジュールを記憶させ
ておき、該配送のスケジュールと実際の作業との間で、
距離或は時間に規定の範囲以上に差が出た際、センタに
GPS情報を付加して自動発信することにより、ドライ
バに負担をかけないで通信頻度が小さい経済的な物流管
理方法を実現することを目的とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1〜2の
記載に加え、物流ドライバが集荷、着荷の時、バーコー
ド入力機能により入力した伝票のIDをバーコード情報
とし、これにGPS情報を付加してセンタ送信すること
により集荷、着荷の位置が簡易にセンタで把握できるよ
うにすることを目的とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
記載に加え、センタの指示の手段として電子メール機能
を用い、携帯端末は電子メールを受信した時、音声での
報知またはランプを点灯させることにより、ドライバが
確実にメールが届いたことを容易に検知できるようにす
ることを目的とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
記載に加え、携帯端末に例えばiモードのようなウエブ
のブラウザ機能を付与し、公衆インタネット網、ウエブ
サーバ経由でセンタにアクセスして、業務メニュに関す
る画面から業務を携帯端末で選択し、センタより携帯端
末に選択された業務に対応する画面ダウンロードし、該
ダウンロードした画面を参照しながらセンタとの通信を
行うことにより、融通性の高い物流管理方法を実現する
ことを目的とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
記載に加え、センタと物流ドライバの携帯端末間の通信
において、携帯端末からセンタにアクセスする信号に優
先度のフラグを付加し、該センタは当該優先度に応じて
受信することにより、トラヒックの輻輳時にも優先度の
高い信号には確実なアクセスを提供することを目的とす
る。
【0011】請求項7に記載の発明は請求項1〜6の記
載に加え、携帯端末の送信時にGPSの動作を停止する
ことにより、GPSに妨害電波が入り誤動作するのを防
ぐと同時に消費電力を低減させることを目的とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の
記載に加え、位置検出装置を携帯端末より分離し、GP
S受信情報を携帯端末に記憶させておくことにより、ド
ライバが携帯端末のみ携行中でもセンタからの指示に対
しドライバの現在位置を送信できるようにすることを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】各請求項にそれぞれ記載
された各発明は、上記した各目的を達成するためになさ
れたものであり、以下に説明する。なお、カッコ内の符
号は、発明の実施の形態において用いた符号を示す。
【0014】請求項1に記載の発明は、センタと物流ド
ライバの携帯端末間の通信により、物流の管理を行なう
物流管理方法において、該携帯端末に、GPS受信機
能、バーコード入力機能を付加して、センタの指示また
は、該携帯端末に予め設定した条件に基づいて、該携帯
端末からGPS情報又は/及びバーコード情報を付加し
て該センタに送信することを特徴とする。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項1に記載
の物流管理方法を実施するための物流管理システムに関
するもので、センタと物流ドライバの携帯端末間の通信
により、物流の管理を行なう物流管理システムにおい
て、該携帯端末に、GPS受信機能、バーコード入力機
能を付加して、センタの指示または、該携帯端末に予め
設定した条件に基づいて、該携帯端末からGPS情報又
は/及びバーコード情報を付加して該センタに送信でき
ることを特徴とする。
【0016】請求項2に記載の発明は、携帯端末に予め
設定した条件とは、該携帯端末に配送のスケジュールを
予め記憶しておき、該配送のスケジュールと実際の作業
との間で、距離或は時間に規定の範囲以上に差が出た
際、センタにGPS情報を付加して自動発信するという
条件であることを特徴とする。
【0017】請求項3に記載の発明は、バーコード情報
が、物流ドライバがバーコード入力機能により入力した
伝票のIDであり、該バーコード情報にGPS情報を付
加して送信することをことを特徴とする。
【0018】請求項4に記載の発明は、センタの指示の
手段として、電子メール機能を用い、携帯端末は電子メ
ールの受信時、音声またはランプを点灯させることによ
りドライバに知らせることを特徴とする。
【0019】請求項5に記載の発明は、携帯端末にウエ
ブのブラウザ機能を付与し、該携帯端末から公衆インタ
ネット網、ウエブサーバ経由でセンタにアクセスし、業
務メニュに関する画面から業務を携帯端末で選択し、該
センタより該携帯端末に選択された業務に対応する画面
をダウンロードし、該ダウンロードした画面を参照しな
がらセンタとの通信を行うことを特徴とする。
【0020】請求項6に記載の発明は、センタと物流ド
ライバの携帯端末間の通信において、携帯端末からセン
タにアクセスする信号に優先度のフラグを設け、該セン
タは当該優先度に応じて受信することを特徴とする。
【0021】請求項7に記載の発明は、携帯端末の送信
時に、GPSの動作を停止させることを特徴とする。
【0022】請求項8に記載の発明は、位置検出装置を
携帯端末より分離し、GPS受信情報を携帯端末に記憶
させておくことにより、ドライバが携帯端末のみ携行中
でもセンタからの指示に対しドライバの現在位置を送信
することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】図1〜9は、本発明の実施の形態
の一例を示すものである。図1は、携帯端末を用いる物
流管理システムの概略構成図、図2は、携帯端末の構成
図、図3はセンタの構成図を示す。
【0024】本実施の形態による携帯端末を用いる物流
管理システムの構成は、例えば図1に示すように、携帯
端末(110)、移動通信網(120)、インタネット
網(130)、センタ(140)、着荷側ウエブサーバ
(150)を含む。
【0025】携帯端末(110)は、例えば図2に示す
ように、制御部(1110)、GPS受信機能を有する
位置検出手段(1120)、バーコード入力機能を有す
るバーコードデータ入力手段(1130)、無線通信手
段(1140)、ウエブブラウザ(1150)、操作部
(1160)、表示部(1170)、時刻情報入力部
(1180)より構成される。また前記制御部(111
0)は記憶手段(1111)、比較手段(1112)、
蓄積手段(1113)、編集手段(1114)から構成
される。なお、GPS受信機用のアンテナは携帯端末に
内蔵しても車の屋根等に設置し、ケーブルで携帯端末と
接続しても良い。
【0026】センタ(140)は、例えば図3に示すよ
うに、データベース(141)、認証手段(142)、
電子メール入出力手段(143)、インタネット網(1
30)を経由して物流ドライバの携帯端末(110)と
通信する通信装置(144)から構成される。データベ
ース(141)はメニュ画面データベース(141
1)、位置情報表示データベース(1412)、携帯端
末情報データベース(1413)、荷物情報表示データ
ベース(1414)から構成される。
【0027】図4はセンタ(140)からの指令による
GPS情報の送信フローS100を示す。請求項1(管
理方法)及び8(管理システム)に記載の発明に相応す
る。ステップS101でセンタ(104)から携帯端末
(110)にGPS情報送信指令信号を携帯端末IDを
付加して送信し、S102でタイマを設定して、S10
3で携帯端末からの応答信号を待ちうける。センタ(1
40)はS101で必要となる指令信号送信対象の携帯
端末IDを、携帯端末情報データベース(1413)よ
り検索する。またセンタ(140)は携帯端末IDを複
数送信しても良い。携帯端末のIDは携帯端末(11
0)の記憶手段(1111)及びセンタ(140)の携
帯端末情報データベース(1413)に記憶させてお
く。
【0028】S101でセンタ(140)から送信され
たの指令信号で付加された携帯端末IDを有する携帯端
末(110)はステップS104でGPS情報送信指令
信号を受信して、ステップS105でGPS情報を編集
する。センタ(140)からのGPS情報送信指令信号
に複数の携帯端末IDが付加されている場合、ステップ
S105は複数の携帯端末で実効される。ステップS1
05のGPS情報には、携帯端末の位置検出手段(11
20)より得られる位置情報及び速度信号、バーコード
データ入力手段(1130)より入力されるバーコード
情報が含まれ、編集手段(1114)で編集される。
【0029】携帯端末(110)はステップS106で
編集したGPS情報に携帯端末IDを付加して送信す
る。センタ(140)はS107で携帯端末(110)
からの信号を受信し、位置情報表示データベース(14
12)に携帯端末IDに対応するGPS情報を書きこ
み、携帯端末(110)の位置を地図画面として表示す
る。
【0030】図5は携帯端末(110)に予め設定した
条件によるGPS情報の送信フローS200を示す。請
求項2に記載の発明に相応する(携帯端末(110)に
予め設定した条件に基づく送信は請求項1に記載の発明
に相応する)。携帯端末(110)は、ステップS20
1でGPS情報のセンタ(140)への送信条件を設定
する。携帯端末に予め設定する条件とは、該携帯端末に
配送のスケジュールを予め記憶しておき、該配送のスケ
ジュールと実際の作業との間で、距離或は時間に規定の
範囲以上に差が出た際、センタ(140)にGPS情報
を付加して自動発信するという条件とする。ドライバが
立ち寄る施設位置、該施設位置への到達予定時刻、許容
の時刻差の情報をセンタ(140)からのダウンロード
や、携帯端末の操作部(1160)からの入力で、蓄積
手段(1114)に蓄積しておく。
【0031】ステップS202で、該蓄積情報と、位置
検出手段(1120)により検出された現在位置との差
を比較する。
【0032】ステップS203で、事前に設定した位置
と現在位置が一致した場合(距離差が設定した許容範囲
内に入った場合を含む)、時刻情報入力部(1180)
より入力された現在時刻と、施設への到着予定時刻を比
較し、両者の差が設定時間(許容の時刻差)以上になれ
ば、ステップS204でGPS情報、現在時刻情報、理
由情報等のメッセージを送信する。理由情報として、操
作部(1160)より時刻差が設定時間以上になった理
由、例えば、渋滞のため、車の故障のため等の情報を符
号化して送信する。
【0033】センタ(140)はステップS205でメ
ッセージを受信し、ステップS206で携帯端末の時刻
情報、理由情報を携帯端末情報データベース(141
3)に、GPS情報を位置情報表示データベース(14
12)に書きこみ、地図画面に付して表示する。
【0034】図6はバーコード入力時の処理フローS3
00を示す。請求項3に記載の発明に相応する。ステッ
プS301でドライバが入荷または出荷の際、配送伝票
に記載された荷物のバーコードをベーコードデータ入力
手段(1130)で携帯端末(110)に入力し、記憶
手段(1111)に記憶させ、ステップS302で操作
部(1160)の送信ボタンをオンにし、携帯端末I
D、記憶手段(1111)のバーコード情報、位置検出
手段(1120)のGPS情報を無線通信手段(114
0)を介してセンタ(140)に送信し、、ステップS
304でタイマを設定後、ステップS305でセンタ
(140)からの確認信号を待ちうける。
【0035】センタ(140)は携帯端末(110)よ
り、ステップS303で送信された信号をステップS3
06で受信後、ステップS307で携帯端末情報データ
ベース(1413)より携帯端末IDを検索し、認証を
行なう。認証結果が良好なら、ステップS308で荷物
情報表示データベース(1414)にS306で受信し
た信号を基にバーコードの番号とGPS情報を書きこ
み、ステップS309で携帯端末(110)に確認信号
を送信する。荷物情報表示データベース(1414)の
内容はステータス管理情報として用いられる。携帯端末
(110)はステップS310で確認信号を受信して、
タイマを停止し、センタ(140)からの次の指令ま
で、或は携帯端末(110)に予め設定した条件に再度
該当するまで、待ちうけ状態に入る。
【0036】図7は携帯端末(110)がセンタ(14
0)からの指令を電子メールで受信する時のフローS4
00を示す。請求項4に記載の発明に相応する。センタ
(140)はステップS401で携帯端末(110)に
指令信号を電子メールで送信し、S402でタイマを設
定し、S403で携帯端末(110)からの確認信号を
待ちうける。該電子メールの送信アドレスとして携帯端
末情報データベース(1413)より、携帯端末IDを
検索し、1つ以上の携帯端末のIDを付加して送信す
る。
【0037】携帯端末(110)はステップS404で
センタ(140)からの電子メールを受信すれば、受信
内容をウエブブラウザ(1150)により表示部(11
70)に表示すると共に、表示部(1170)に設けら
れたランプを点灯させた後ステップS406でセンタ
(140)に確認信号を送信する。なおランプを点灯さ
せる変わりにメールの着信を音声で通知しても良い。セ
ンタ(140)は携帯端末(110)からの確認信号を
受信すれば、タイマを停止し、センタ(140)からの
次の指令まで、或は携帯端末(110)に予め設定した
条件に再度該当するまで、待ちうけ状態に入る。
【0038】図8はセンタから動作画面メニュをダウウ
ンロードする時のフローS500を示す。請求項5に記
載の発明に相応する。ウエブブラウザとして、たとえば
iモード端末を用い、センタ(140)のメニュ画面デ
ータベース(1411)の画面情報を通信装置(14
4)、インタネット網(30)、ウエブサーバ(15
0)経由で携帯端末(110)にダウンロードされる。
【0039】ドライバはステップS501により、当日
実施しようとする業務を例えば搬送、宅配、引越し等の
モードに対する業務コードをウエブブラウザ(115
0)で選択して、携帯端末IDを付加し、センタ(14
0)に送信し、ステップS502でタイマを設定し、ス
テップS503でセンタからの画面情報を待ちうける。
センタ(140)は、ステップS504で携帯端末(1
10)からステップS501で送信された信号(業務コ
ードと携帯端末ID)を受信し、ステップS505で携
帯端末のIDを認証し、認証結果が良好な場合、メニュ
画面データベース(1411)より携帯端末(110)
から要求された業務コードに対応する画面を検索し、ウ
エブサーバ(150)経由で携帯端末(110)に送信
する。携帯端末(110)はステップS508で画面情
報を受信(ダウンロード)し、ウエブブラウザ(115
0)により表示部(1170)に例えば図9のように表
示する。
【0040】図9はセンタから携帯端末にダウンロード
表示した画面モード例であり、本発明による物流管理方
法の作業を示すフローチャートである。これは、業務が
搬送モードの例で、さらに、通話モード、メール受信モ
ード、作業メニューモード、自動位置通知等の作業を選
択して画面表示(ダウンロード)できるようになってい
る。これらの画面の内容は業務内容に応じて変更され
る。ドライバは選択された業務に対応するダウンロード
画面を参照しながらセンタとの通信を行う。
【0041】また荷主側で携帯端末を用いてセンタより
発送に関する画面メニュをダウンロードし、センタに発
送を依頼することも可能である。
【0042】また、請求項6に記載のように、携帯端末
(110)から公衆インタネット網、ウエブサーバ経由
でセンタにアクセスする信号に優先度のフラグを設け、
該センタは当該優先度に応じて受信することにより、ト
ラヒックの輻輳時にも確実なアクセスを提供できる。
【0043】また、請求項7に記載のように、携帯端末
(110)の送信時に、GPSの動作を停止させること
ができる。すなわち、記憶手段(1111)にGPS情
報を記憶させておき、無線通信手段(1140)で携帯
端末の発信信号、着信信号、位置登録信号を検出し、こ
れら検出された信号を位置検出手段(1120)に入力
し、位置検出手段(1120)の動作を停止させ、携帯
端末(110)の終話信号、位置登録完了信号により、
位置検出手段(1120)の動作を復旧させることによ
り、復旧後すみやかに記憶されたGPS情報を送信可能
な状態にし、GPS情報に妨害電波が入り誤動作するの
を防ぐと同時に、消費電力を低減させることができる。
【0044】図10は位置検出手段を携帯端末(11
0)から分離し、アダプタ(1190)に搭載する場合
の構成例を示す図で、位置検出手段(1114)の出力
であるGPSデータを記憶手段(1111)に記憶させ
ておき、携帯端末(110)を携行時、携帯端末(11
0)がセンタ(140)から現在位置の送信指令信号を
受信した際、記憶手段(1111)で記憶している位置
データを送信するために使用する。すなわち、GPS受
信機能を有するアダプタ(1190)を自動車内に固定
し、ドライバが自動車内に居る際は、携帯端末(11
0)をアダプタ(1190)に接続して使用し、携帯端
末(110)にGPS情報を常時記憶させておくと共
に、センタ(140)の指示または、携帯端末(11
0)に予め設定した条件に基づいて、携帯端末(11
0)からGPS情報又やバーコード情報を付加してセン
タ(140)に送信し、ドライバが自動車を離れる際は
携帯端末(110)を携行し、携行中に携帯端末(11
0)がセンタ(140)からの指示を受信すれば、携帯
端末(110)に記憶させていたGPS情報やバーコー
ド情報を付加してセンタ(140)に送信する。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0046】請求項1及び9に記載の各発明によれば、
センタと物流ドライバの携帯端末間の通信により、物流
の管理を行なう物流管理方法において、携帯端末に、G
PS受信機能、バーコードリーダ機能を付加して、セン
タの指示または、携帯端末に予め設定した条件に基づい
て、携帯端末に関するGPS情報やバーコードより入力
したバーコード情報を付加して送信することにより、ド
ライバが集荷、着荷時に伝票からバーコードを読み、セ
ンタに送信する際、同時に位置情報を送信でき、かつ、
ドライバの操作が容易で利便性の高いシステムを実現で
きる。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、携帯端末
に予め配送のスケジュールを記憶させておき、該配送の
スケジュールと実際の作業との間で、距離或は時間に規
定の範囲以上に差が出た際、センタにGPS情報を付加
して自動発信することにより、ドライバに負担をかけな
いで通信頻度が小さい経済的な物流管理方法を実現でき
る。
【0048】請求項3に記載の発明によれば、物流ドラ
イバが集荷、着荷の時、バーコード入力機能により入力
した伝票のIDをバーコード情報とし、これにGPS情
報を付加してセンタ送信することにより、集荷、着荷の
位置を簡易にセンタで把握できる。さらに、請求項1〜
3、8に記載の各発明によれば、経済的で確実な物流管
理を実現することができる。
【0049】請求項4に記載の発明によれば、センタの
指示の手段として電子メール機能を用い、携帯端末は電
子メールを受信した時、音声での報知またはランプを点
灯させることにより、ドライバが確実にメールが届いた
ことを容易に検知できる。ドライバはメールの着信を知
り、安全な場所に車を停止させてメール情報を読むこと
ができる。さらに、電子メールを用いる物流管理を安全
に実現することができる。
【0050】請求項5に記載の発明によれば、携帯端末
に例えばiモードのようなウエブのブラウザ機能を付与
し、公衆インタネット網、ウエブサーバ経由でセンタに
アクセスして、業務メニュに関する画面から業務を携帯
端末で選択し、センタより携帯端末に選択された業務に
対応する画面ダウンロードし、該ダウンロードした画面
を参照しながらセンタとの通信を行うことにより、融通
性の高い物流管理方法を実現できる。
【0051】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜5の記載に加え、センタと物流ドライバの携帯端末間
の通信において、携帯端末からセンタにアクセスする信
号に優先度のフラグを付加し、該センタは当該優先度に
応じて受信することにより、トラヒックの輻輳時にも優
先度の高い信号には確実なアクセスを提供できる。さら
に、請求項5、6に記載の発明によれば、ウエブブラウ
ザにより、融通性が高く、トラヒックの輻輳時にも高信
頼な物流管理を行なうことが出きる。
【0052】請求項7に記載の発明によれば、携帯端末
の送信時にGPSの動作を停止することにより、GPS
に妨害電波が入り誤動作するのを防ぐと同時に消費電力
を低減できる。
【0053】請求項8の記載の発明によれば、位置検出
装置を携帯端末より分離し、GPS受信情報を携帯端末
に記憶させておくことにより、ドライバが携帯端末のみ
携行中でもセンタからの指示に対しドライバの現在位置
を送信できる。また、携帯端末のみ携行できる構成とな
り、携帯端末の小型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステムの概略構成図である。
【図2】携帯端末の概略図である。
【図3】センタの概略説明図である。
【図4】センタからの指令によるGPS情報の送信フロ
ーチャートである。
【図5】携帯端末に予め設定した条件によるGPS情報
の送信フローチャートである。
【図6】バーコード入力時の処理フローチャートであ
る。
【図7】センタからの指令を電子メールで受信する時の
フローチャートである。
【図8】センタから動作画面メニュをダウンロードする
時のフローチャートである。
【図9】センタから携帯端末にダウンロード表示した画
面モード例である。
【図10】携帯端末と位置検出手段を分離した構成の概
略図である。
【符号の説明】
110 携帯端末 1110 制御部 1111 記憶手段 1112 比較手段 1113 蓄積手段 1114 編集手段 1120 位置検出手段 1130 バーコードデータ入力手段 1140 無線通信手段 1150 ウエブブラウザ 1160 操作部 1170 表示部 1180 時刻情報入力部 1190 アダプタ 120 移動通信網 130 インタネット網 140 センタ 141 データベース 1411 メニュ画面データベース 1412 位置情報表示データベース 1413 携帯端末情報データベース 1414 荷物情報表示データベース 142 認証手段 143 電子メール入出力手段 144 通信装置 150 ウエブサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒川 勢一 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 3F022 AA15 LL05 MM04 MM08 MM35 MM42 PP04 PP06 5B049 AA01 AA06 BB31 CC32 DD02 GG03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタと物流ドライバの携帯端末間の通信
    により、物流の管理を行なう物流管理方法において、該
    携帯端末に、GPS受信機能(アダプタを介して受信す
    る場合を含む)、バーコード入力機能を付加して、セン
    タの指示または、該携帯端末に予め設定した条件に基づ
    いて、該携帯端末からGPS情報又は/及びバーコード
    情報を付加して該センタに送信することを特徴とする携
    帯端末を用いる物流管理方法。
  2. 【請求項2】携帯端末に予め設定した条件とは、該携帯
    端末に配送のスケジュールを予め記憶しておき、該配送
    のスケジュールと実際の作業との間で、距離或は時間に
    規定の範囲以上に差が出た際、センタにGPS情報を付
    加して自動発信するという条件であることを特徴とする
    請求項1に記載の携帯端末を用いる物流管理方法。
  3. 【請求項3】バーコード情報は、物流ドライバがバーコ
    ード入力機能により入力した伝票のIDであり、該バー
    コード情報にGPS情報を付加して送信することをこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末を用いる
    物流管理方法。
  4. 【請求項4】センタの指示の手段として、電子メール機
    能を用い、携帯端末は電子メールの受信時、音声または
    ランプを点灯させることによりドライバに知らせること
    を特徴とする請求項1乃至3に記載の携帯端末を用いる
    物流管理方法。
  5. 【請求項5】携帯端末にウエブのブラウザ機能を付与
    し、該携帯端末から公衆インタネット網、ウエブサーバ
    経由でセンタにアクセスし、業務メニュに関する画面か
    ら業務を携帯端末で選択し、該センタより該携帯端末に
    選択された業務に対応する画面をダウンロードし、該ダ
    ウンロードした画面を参照しながらセンタとの通信を行
    うことを特徴とする請求項1乃至4に記載の携帯端末を
    用いる物流管理方法。
  6. 【請求項6】センタと物流ドライバの携帯端末間の通信
    において、携帯端末からセンタにアクセスする信号に優
    先度のフラグを設け、該センタは当該優先度に応じて受
    信することを特徴とする請求項1乃至5に記載の携帯端
    末を用いる物流管理方法。
  7. 【請求項7】携帯端末の送信時に、GPSの動作を停止
    させることを特徴とする請求項1乃至6に記載の携帯端
    末を用いる物流管理方法。
  8. 【請求項8】GPS受信機能を有するアダプタを自動車
    内に固定し、ドライバが該自動車内に居る際は、該携帯
    端末を該アダプタに接続して使用し、該携帯端末にGP
    S情報を常時記憶させておくと共に、センタの指示また
    は、該携帯端末に予め設定した条件に基づいて、該携帯
    端末からGPS情報又は/及びバーコード情報を付加し
    て該センタに送信し、ドライバが該自動車を離れる際は
    該携帯端末を携行し、携行中に該携帯端末がセンタから
    の指示を受信すれば、該携帯端末に記憶させていたGP
    S情報/及びバーコード情報を付加して該センタに送信
    することを特徴とする請求項1乃至7に記載の携帯端末
    を用いる物流管理方法。
  9. 【請求項9】センタと物流ドライバの携帯端末間の通信
    により、物流の管理を行なう物流管理システムにおい
    て、該携帯端末に、GPS受信機能(アダプタを介して
    受信する場合を含む)、バーコード入力機能を付加し
    て、センタの指示または、該携帯端末に予め設定した条
    件に基づいて、該携帯端末からGPS情報又は/及びバ
    ーコード情報を付加して該センタに送信できることを特
    徴とする携帯端末を用いる物流管理システム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020041393A (ko) * 2002-05-16 2002-06-01 모빌솔루션 주식회사 판독기 부착 이동통신단말기 및 그를 이용한 물류 처리방법 및 시스템
JP2009046282A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Hitachi Transport Syst Ltd 移転引越し荷物確認システム
KR100940988B1 (ko) 2003-03-27 2010-02-05 주식회사 케이티 무선 랜을 이용한 물류 정보 수집 제공 시스템 및 그 방법
JP2011126665A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Kddi Corp 配信システム、配信方法およびプログラム
WO2014030374A1 (ja) 2012-08-23 2014-02-27 日本郵船株式会社 車両物流管理システム
US9473884B2 (en) 2014-08-06 2016-10-18 Fujitsu Limited Management apparatus, mobile apparatus, and management system

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