JP2001348108A - 製品認証システム - Google Patents

製品認証システム

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JP2001348108A
JP2001348108A JP2000173354A JP2000173354A JP2001348108A JP 2001348108 A JP2001348108 A JP 2001348108A JP 2000173354 A JP2000173354 A JP 2000173354A JP 2000173354 A JP2000173354 A JP 2000173354A JP 2001348108 A JP2001348108 A JP 2001348108A
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JP2000173354A
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Hisashi Watanabe
久 渡辺
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受注製品と受注情報とを管理することによ
り、製品の的確な製造及び販売を可能とするとともに、
適正在庫を維持すること。 【解決手段】 製造部門4は、見込生産依頼12bに基
づきウエハー製造工程6を開始し、内示生産依頼12a
に基づき組立工程7を開始する。ウエハー製造工程6に
て製造されたシリコンウエハー31aは、ストックポイ
ント9にて保管される。販売部門2のコンピュータ2a
に、ユーザ、セールス担当、製品名別にIDコードを設
定する設定部2fを設ける。IDコードを、注文11に
基づいて、プライオリティに基づいて区分された生産依
頼12、各製造工程ごとの仕掛品に対する生産実績1
4、在庫実績15,19等に設定する。これにより、販
売部門2のセールス担当は、IDコードを標識として製
造状況を把握することができ、バーチャル的に管理する
ことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受注製品と受注情
報とを管理する製品認証システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、技術の飛躍的革新や顧客ニーズの
多様化などにより、企業などにおいては顧客主導型の商
取引が求められている。このため、企業などは個々のユ
ーザのニーズに適合した製品の開発に尽力し、その結
果、多種多様な製品が製造されている。一方、顧客ニー
ズの変化は激しく、また、技術革新の加速化に伴い製品
のライフサイクルが短縮化し、極めて早期に陳腐化して
しまうという実態がある。
【0003】また、商取引において製品の欠品は信用問
題に直結するため、企業は製品の在庫を確保することに
より、欠品問題が生じないように対応している。そし
て、製品のライフサイクルが短縮化傾向にあるという現
状の下では、過剰在庫は企業の経営基盤を揺るがす事態
となるため、適正在庫を維持することが求められてい
る。
【0004】そして、インターネットや情報電子機器端
末などの普及に伴い、受発注、輸送、決済などのビジネ
ス文書などを、コンピュータ・ネットワークを介して電
子的に送受信するEDI(Electronic Da
ta Interchange)を利用して行い、製造
業者から消費者の手に製品が渡るまでの製造・物流・販
売過程の情報や製品流通などを管理することにより、企
業活動の効率化が図られている。その手段として、例え
ば、Eメールやインターネット、LAN(Local
Area Network)、VAN(Value A
dded Network)などが知られている。
【0005】上記手段を実現したシステムとして、例え
ば、半導体製造業における従来の管理システムについて
説明する。図10に示すように、ユーザ1は、販売部門
2に対してVANなど利用して注文81を行い、これを
受けた販売部門2は、その注文81に基づいて3ヵ月先
までの受注予測を立てて設定した生産依頼82を、LA
Nなどを利用して製造部門4に行なう。製造部門4は、
製造部門4が保有する在庫83を確認し在庫調整を行い
ながら、この生産依頼82に基づき製造計画を立案し、
製品85を製造する。そして、このようにして製造され
た製品85は物流センタ5に納品され、物流センタ5か
らユーザ1に出荷される。
【0006】半導体製品は、ウエハーに回路を焼き付け
るウエハー製造工程6と、完成品としてのICパッケー
ジを組み立てる組立工程7を経て製造される。そして、
半導体製品を製造するには、ウエハー製造工程6におい
て約2ヶ月程度、組立工程7において約1週間程度の製
造期間を要する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した半導
体製造業などにおいては、個々のユーザ1のニーズに応
じた個別対応の製品85が製造されるため、製品85の
種類が数千種類にのぼり、個々の製品85について適切
に製品管理・在庫管理をすることが困難であった。ま
た、製品85の種類が増すにつれ、その融通性または汎
用性が乏しくなるため、例えば、ユーザ1が注文81を
キャンセルした場合などにおいては、その製品85の受
け取り先が実質的になくなり、消化される予定のない在
庫として計上されてしまい、適正在庫を維持することが
困難であった。
【0008】これらの問題を解決するために、ユーザ1
の注文81が確定した時点で製品85の製造を開始する
ようにすることも可能であるが、製造期間が長期間にわ
たる製品85の場合、ユーザ1の注文81に迅速に対応
することができなくなる。
【0009】一方、ユーザ1の情報を最も把握している
販売部門2に在庫管理責任がなく、製造部門4が在庫管
理を行っていたため、ときに、販売部門2においては、
欠品問題を引き起こさないように在庫を十分に確保しよ
うと、過剰の生産依頼82を行なう場合がある。そし
て、製造部門4においては、ユーザ1の注文81及び販
売部門2の販売計画を把握することができなかったた
め、この販売部門2からの生産依頼82を受けてその依
頼どおりに製品85を製造することにより、在庫の増加
に拍車をかけることとなる。
【0010】本発明は、上記問題を鑑みてなされたもの
であり、その目的は、受注製品と受注情報とを管理する
ことにより、製品の的確な製造及び販売を可能とすると
ともに、適正在庫を維持することを可能とする製品認証
システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、受注製品に対応する製
造工程における仕掛品に対し、受注情報の認証データを
設定する設定手段を設けたことを特徴とする。
【0012】受注製品に対応する製造工程における仕掛
品に対し、受注情報の認証データを設定することによ
り、製造工程における仕掛品とその受注情報とを対応さ
せることができるため、製品管理・在庫管理を適切に行
なうことができ、在庫の増加を抑制することができるこ
ととなり、適正在庫の維持を図ることができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記受注情報は、少なくとも、製品の種類及び生産
依頼者を含むことを特徴とする。製造工程における仕掛
品に対し、少なくとも、製品の種類及び生産依頼者を含
む受注情報の認証データを設定することにより、製造工
程における仕掛品と受注情報とを対応させることができ
るとともに、製造工程において製品の受取り先を確保し
た状態で製品の製造することができる。これにより、適
切に製品管理・在庫管理を行なうことができるため、在
庫の増加を抑制することができ適正在庫の維持を図るこ
とができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2において、前記受注情報は、少なくとも、製品数量及
び納期が未確定の第1情報と、製品の納期は確定してい
ないが数量が確定している第2情報とに区分されるプラ
イオリティが設定されていることを特徴とする。
【0015】受注情報に、少なくとも、製品数量及び納
期が未確定の第1情報と、製品の納期は確定していない
が数量が確定している第2情報とに区分されるプライオ
リティが設定されていることにより、製品の数量が確定
しているか否かについて確認することができ、これによ
り、製造工程における製品の需給調整を適切に行なうこ
とができる。また、受注した製品に関する受注情報をよ
り詳細に確認することができることにより、より適切に
製品管理・在庫管理を行なうことができ、適正在庫の維
持を図ることができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項3におい
て、前記製造工程は、複数の製造工程からなるととも
に、前記受注情報の認証データは、前記プライオリティ
に基づいて、特定の製造工程の仕掛品に設定されること
を特徴とする。
【0017】受注情報の認証データが、プライオリティ
に基づいて、複数の製造工程のうち、特定の製造工程の
仕掛品に設定することにより、受注した製品について製
造工程の特定工程の仕掛品と受注情報とを対応させるこ
とができ、これにより、より適切に製品管理・在庫管理
を行なうことができ、適正在庫の維持を図ることができ
る。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項4におい
て、前記製品の製造工程は、少なくとも、資材から中間
製品を製造する第1製造工程と、中間製品から完成品を
製造する第2製造工程とに区分されるとともに、前記第
1情報に関する受注情報の認証データは、第1製造工程
の仕掛品に対して設定され、前記第2情報に関する受注
情報の認証データは、第2製造工程の仕掛品に対して設
定されることを特徴とする。
【0019】第1情報に関する受注情報の認証データ
を、第1製造工程の仕掛品に対して設定し、第2情報に
関する受注情報の認証データを、第2製造工程の仕掛品
に対して設定した。これにより、中間製品の段階から、
プライオリティに基づいて各製造工程の仕掛け品と受注
情報とを対応させることができ、より適切に製品管理・
在庫管理を行なうことができる。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項5におい
て、前記第2情報に関する認証データの第2製造工程の
仕掛品への設定は、前記第1情報に関する認証データを
書き換えることにより行なうことを特徴とする。
【0021】第2情報に関する認証データの第2製造工
程の仕掛品への設定を、第1情報に関する認証データか
ら書き換えて行なうことにより、それぞれの製造工程に
おける工程毎の需給調整を行なうとともに、製造工程全
体としての製品の需給調整を行なうことが可能となる。
これにより、より適切に製品管理・在庫管理を行なうこ
とができる。
【0022】請求項7に記載の発明は、請求項5または
6において、前記第1製造工程と第2製造工程との間
に、中間製品を保管するストックポイントを設けたこと
を特徴とする。
【0023】第1製造工程と第2製造工程との間に、中
間製品を保管するストックポイントを設けたことによ
り、完成品と比較して融通性または汎用性に富む中間製
品を在庫として保管させておくことができる。これによ
り、生産依頼の変動に機動的に対応することが可能とな
る。また、受け取り先が確定した生産依頼に対し、新た
に資材から製品の製造を開始する場合と比較して、この
中間製品から完成品を製造することにより、より迅速に
対応することが可能となる。
【0024】請求項8に記載の発明は、請求項5〜7の
いずれかにおいて、前記第2情報に基づいて、第2製造
工程への中間製品の投入を判断することを特徴とする。
第2情報に基づいて第2製造工程への中間製品の投入を
判断することにより、受け取り先の確定していない受注
製品に対しては、中間製品をストックしておくことによ
り、その後の迅速な対応を確保することができることと
なる。また、受取り先の確定した製品の生産依頼に対し
ては、そのストックされている中間製品から完成品の製
造を行なうことにより、より迅速に製品の製造を行なう
ことができるとともに、より適切に製品管理・在庫管理
を行なうことができることとなる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
形態を図1〜図9に従って説明する。 (全体構成)図1に示すように、ユーザ1との間で受注
情報及び製品の受け渡しを行なう販売部門2は、予想在
庫演算システムを構成するコンピュータ2aを備えてい
る。また、外部システムとしてのコントロールセンタ3
はコンピュータ3aを、製造部門4はコンピュータ4a
を、物流センタ5はコンピュータ5aをそれぞれ備えて
いる。
【0026】コントロールセンタ3のコンピュータ3a
は、イントラネットサーバとして機能する。そして、販
売部門2、製造部門4及び物流センタ5のコンピュータ
2a,4a,5aは、イントラネットを介してコントロ
ールセンタ3のコンピュータ3aへアクセス可能となっ
ており、コントロールセンタ3のコンピュータ3aを共
通データベースとして利用可能となっている。
【0027】販売要求者としてのユーザ1は、購入を希
望する特定の製品について、販売部門2に注文11を送
付する。ユーザ1の注文11は、注文書やFAXなどの
非電子データによるものや、VANやインターネットな
どを利用して電子データを送信するものなどが利用可能
である。
【0028】生産依頼者としての販売部門2は、セール
ス担当などがユーザ1と取引を行い、主として製品の販
売、マーケティング、在庫管理などを行なう。ここで、
販売部門2の営業形態としては、一般的な商取引や、イ
ンターネット販売などの種々の形態が知られているが、
その形態に制限されるものではない。
【0029】この実施形態において、製造部門4は、製
品31cとしてのICパッケージを製造し、第1製造工
程としてのウエハー製造工程6及び第2製造工程として
の組立工程7を有するとともに、パーツセンタ8及びス
トックポイント9を有している。ウエハー製造工程6に
おいてはシリコンウエハー31aに回路を焼き付け、中
間製品としてのシリコンウエハー31aを作成し、この
シリコンウエハー31aはストックポイント9へ納品さ
れる。組立工程7においては、ストックポイント9へ納
品されたシリコンウエハー31aから製品31cとして
のICパッケージを組み立てられ、完成品としての製品
31cが物流センタ5へ納品される。また、パーツセン
タ8は、製造部門4の管理下におかれ、組立工程7にて
製造された製品31cのサンプルや、保守パーツ、歩留
まり製品(歩留まりの向上などに伴って余分に製造され
る完成品)などのパーツ31bが納品される。なお、製
造工程の製造途中にあるものを仕掛品という。
【0030】物流センタ5は、完成された製品在庫を保
有・管理するためのものであって、販売部門2の管理下
に属している。そして、製造部門4にて製造された製品
31cはこの物流センタ5に納品され、物流センタ5
は、ユーザ1に対して製品31cを出荷する。前記パー
ツセンタ8は、主として、物流センタ5からユーザ1へ
の通常出荷以外の小口注文などへの対応を行なう。
【0031】なお、これらの各部門、すなわち、販売部
門2、コントロールセンタ3、製造部門4及び物流セン
タ5は、同一主体(企業など)に属するものであって
も、それぞれ別個の主体に属するものであってもよい。
【0032】(情報の流れ)販売部門2のセールス担当
は、前記ユーザ1からの受注情報としての特定の製品に
対する注文11に基づき、生産依頼情報としての生産依
頼12を、3ヵ月先までの受注予測を考慮して決定し、
コンピュータ2aを用いてイントラネットを介してコン
トロールセンタ3へ転送する。また、販売部門2のセー
ルス担当は、製品の納期が確定した時点でユーザ1に注
文11に対する納期回答18を送付する。
【0033】コントロールセンタ3は、販売部門2から
転送された生産依頼12及び後述する製造部門4から転
送される生産実績14などに基づいて生産計画を立案
し、この生産計画に基づいて需給調整や納期を調整・修
正して生産指示17を決定する。決定された生産指示1
7は、製造部門4に転送される。また、後述する製造部
門4からの生産実績14や販売部門2からの生産依頼1
2に基づいて、需給調整や納期調整して生産回答情報と
しての生産回答13を決定し、販売部門2からの生産依
頼12に対する生産回答13として、コンピュータ3a
を用いてイントラネットを介して販売部門2へ転送す
る。
【0034】製造部門4は、コントロールセンタ3から
の生産指示17に基づいて製品を製造し、その生産実績
14を、コンピュータ4aを用いてイントラネットを介
してコントロールセンタ3へ転送する。ここで、生産実
績14には、製造したシリコンウエハー31a、パーツ
31b及び製品31cの数量に関する情報の他、各製造
工程における仕掛品についての情報も含まれる。また、
ウエハー製造工程6にて製造され、ストックポイント9
へ納品された中間製品としてのシリコンウエハー31a
の在庫情報としての在庫実績19についても同様に、コ
ントロールセンタ3へ転送される。
【0035】物流センタ5は、製造部門4から納品され
た製品31cと、ユーザ1へ出荷された製品31cに基
づいて在庫情報としての在庫実績15を、コンピュータ
5aを用いてイントラネットを介してコントロールセン
タ3へ転送する。
【0036】なお、図2に示すように、販売部門2は、
実際には多数の販社などの組織を含んでいるため、多数
存在するが、ここでは、これらの多数の組織を一つの販
売部門2として取り扱う。さらに、半導体製品は、実際
には、多数の工程から製造されるが、ここでは、シリコ
ンウエハー31aに回路を焼き付けるまでの工程をウエ
ハー製造工程6と、回路を焼き付けた後、シリコンウエ
ハー31aから製品31cとしてのICパッケージを組
み立てるまでの工程を組立工程7として取り扱う。加え
て、製造部門4は、実際には多数の工場などからなり、
しかも、それぞれの工場においては上述した多数の半導
体製造工程のなかのいずれかの製造工程を有しているた
め、多種多様の工場が存在するが、ここではそれらをま
とめて一つとして取り扱う。さらに、物流センタ5は、
実際には、販売部門2と対応するように多数の組織が個
々に有する倉庫などであるが、ここでは、それらをまと
めて一つとして取り扱う。しかも、この物流センタ5
は、ユーザ1により指定された1種類の製品をセールス
担当ごとに扱うものとして、バーチャル的に設定された
ものである。
【0037】また、本実施形態においては、販売部門
2、コントロールセンタ3及び製造部門4における情報
の伝達は、生産依頼12についてはユーザ1からの注文
11があったときに随時行なわれ、生産回答13及び生
産指示17については一週間に一回の頻度で行なわれ、
生産実績14については一日一回行なわれる。
【0038】(情報の定義)ここで、ユーザ1からの受
注情報としての特定の製品に対する注文11は、製品の
数量及び納期の確定の有無により区分されたプライオリ
ティに基づいて、以下のように区分される。
【0039】すなわち、製品の納期及び数量とも確定し
ていない注文11を第1受注情報としての見込注文11
cとし、製品の数量は確定しているが、納期が確定して
いない注文11を第2受注情報としての内示注文11b
とし、製品の納期及び数量とも確定している注文11を
第3受注情報としての確定注文11aとする。
【0040】また、生産情報としては、前述したよう
に、販売部門2からの生産情報としての生産依頼情報
と、コントロールセンタ3からの生産情報としての生産
回答情報とに区分される。
【0041】そして、販売部門2からの生産依頼情報と
して特定の製品に対する生産依頼12は以下のように区
分される。すなわち、ユーザ1からの見込注文11cに
対する生産依頼12を第1生産依頼情報としての見込生
産依頼12bとし、ユーザ1からの内示注文11bに対
する生産依頼12を第2生産依頼情報としての内示生産
依頼12aとする。
【0042】また、製造部門4からの生産実績14など
に基づいて調整されたコントロールセンタ3からの生産
回答情報としての特定の製品に対する生産回答13は以
下のように区分される。すなわち、販売部門2からの見
込生産依頼12bに対する生産回答13を第1生産回答
情報としての見込生産回答13bとし、販売部門2から
の内示生産依頼12aに対する生産回答13を第2生産
回答情報としての内示生産回答13aとする。ここで、
内示生産回答13aは組立工程7から生産出荷される製
品31cを対象とし、見込生産回答13bはウエハー製
造工程6で生産されるシリコンウエハー31aを対象と
している。そして、内示生産回答13aは、ユーザ1に
より指定された1種類の製品に対応している。
【0043】また、コントロールセンタ3により決定さ
れ、製造部門4へ転送される生産指示17は、以下のよ
うに分類される。すなわち、販売部門2からの内示生産
依頼12aに基づいて決定される生産指示17を内示生
産指示17aと、見込生産依頼12bに基づいて決定さ
れる生産指示17を見込生産指示17bとする。
【0044】更に、製造部門4における生産実績14
は、以下のように区分される。すなわち、組立工程7に
生産投入された仕掛品に関する生産実績14を組立工程
製造実績14aとし、ウエハー製造工程6に生産投入さ
れた仕掛品に関する生産実績14をウエハー工程製造実
績14bとする。
【0045】なお、上記各情報においては、その納期ま
たは数量の確定の有無により優先順位が設定されてお
り、注文11においては確定注文11a,内示注文11
b、見込注文11cの順に、生産依頼12においては内
示生産依頼12a、見込生産依頼12bの順に、生産回
答13においては内示生産回答13a、見込生産回答1
3bの順にそれぞれ優先順位が設定されている。
【0046】そして、コントロールセンタ3のコンピュ
ータ3aは、各部の制御やデータの転送、種々の演算な
どを行なう演算部41、各種のデータを格納する記憶手
段としての記憶部42、入出力されるデータを制御する
制御手段及び受注情報を受け取る受取手段としての入出
力制御部43、入出力制御部43、CRTなどからなる
表示部44などから構成されている。そして、コントロ
ールセンタ3は、主として製品の需給調整、納期管理、
生産管理、基本情報管理など、情報の一元管理を行な
う。
【0047】コントロールセンタ3のコンピュータ3a
の記憶部42は、例えば、RAMやROM、ハードディ
スクなどの記録装置から構成される。その記憶部42に
は、ユーザ1からの注文11(確定注文11a、内示注
文11b、見込注文11c)、販売部門2からの生産依
頼12(内示生産依頼12a、見込生産依頼12b)、
コントロールセンタ3からの生産回答13(内示生産回
答13a、見込生産回答13b)、製品の生産情報とし
ての製造部門4からの生産実績14(ウエハー製造実績
14a,組立製造実績14b)及び製品の在庫実績15
などが、それぞれユーザ別、セールス担当別、製品別、
納期別にデータベース化された状態で格納される。
【0048】また、販売部門2のコンピュータ2aは、
演算手段及びシミュレーション手段としての演算部2
b、メモリーなどから構成される記憶手段としての記憶
部2c、表示手段としてのCRTなどからなる表示部2
d、制御手段としての入出力制御部2e、入力される各
種情報に、認証データとしてのIDコードを設定する設
定部2fを備えている。そして、記憶部2cには、コン
トロールセンタ3のコンピュータ3aから転送される各
種のデータ及び物流センタ5の現在の在庫実績15及び
将来の所定期間(例えば1ヶ月分、2ヶ月分、3ヶ月分
など)における日毎の予想在庫16のデータなどが記憶
される。また、演算部2bは、記憶部2cに記憶された
製品の注文11や生産依頼12、生産回答13、以前に
演算された予想在庫16などから指定時期における予想
在庫16を演算する。
【0049】以下、上記各情報の流れについて図1,図
3及び図4を用いて説明する。販売部門2のコンピュー
タ2aの入力端末から見込注文11cが入力されると、
製品種類、ユーザ及びセールス担当をそれぞれ示す複数
のIDコードとともにその内容が記憶部2cに記憶され
る(ステップS1)。そして、このデータは、コントロ
ールセンタ3のコンピュータ3aに転送されて記憶部4
2に記憶される(ステップS2)とともに、製造部門4
のコンピュータ4aに転送されて製造部門4に通知され
る(ステップS3)。ここで、見込注文11cは、数量
及び納期が確定した受注情報ではないが、製造部門4に
おいて、ウエハー製造工程6へのウエハーの投入量及び
投入タイミングの判断に役立つ。
【0050】一方、販売部門2のコンピュータ2aの入
力端末から確定注文11a及び内示注文11bの数量が
それぞれ入力されると、製品種類、セールス担当、ユー
ザ、納期をそれぞれ示す複数のIDコードとともにその
内容が記憶部2cに記憶される(ステップS4)。そし
て、その内容が表示部2dに表示される(ステップS
5)。
【0051】なお、本実施形態においては、販売部門2
のコンピュータ2aの設定部2fにより、各種の情報、
つまり、内示生産依頼12a、見込生産依頼12bごと
に、認証データとしてのユーザ別、セールス担当別、製
品名別、納期別にコード化されたIDコードが設定され
る。
【0052】次いで、後述する図8に示すフローチャー
トに従って、販売部門2のセールスにより予想在庫演算
シミュレーションが行なわれる(ステップS6)。この
シミュレーションにより、指定時期における予想在庫1
6が算出されるとともに、ユーザ1からの確定注文11
a及び内示注文11bに基づいた適正な生産依頼数が設
定された生産依頼12が決定される(ステップ7)。そ
して、生産依頼12が決定されると(ステップS7)、
上記各種データが、販売部門2のコンピュータ2aの記
憶部2cに記憶されるとともに、予想在庫16が更新さ
れる(ステップS8)。そして、これらの各種データ
は、コントロールセンタ3のコンピュータ3aに転送さ
れ、記憶部42に記憶される(ステップS9)。ここ
で、販売部門2のコンピュータ2aの記憶部2c及びコ
ントロールセンタ3の記憶部42に格納される各種デー
タには、販売部門2のコンピュータ2aの設定部2fに
て設定されたIDコードが設定される。
【0053】コントロールセンタ3においては、指定の
期日に到達したか判断し(ステップS10)、指定の期
日に到達した場合に、前述したように生産依頼12や生
産実績14等に基づいて需給調整や納期調整などを行
い、前記IDコードに基づいて各々の生産依頼12に対
し、それぞれ生産量及び適当な納期日が設定された生産
指示17が決定される(ステップS11)。このように
決定された生産指示17は、コントロールセンタ3のコ
ンピュータ3aの記憶部42に記憶されるとともに(ス
テップS12)、製造部門4のコンピュータ4aに転送
され、製造部門4に通知される(ステップS13)。こ
こで、コントロールセンタ3のコンピュータ3aの記憶
部42に記憶される生産指示17及び製造部門4に通知
される生産指示17には、前述したIDコードが設定さ
れる。
【0054】一方、製造部門4は、コントロールセンタ
3からの生産指示17に基づき、各工程へ生産投入を行
なう(ステップS14)。ここで、製造部門4において
は、原則として、販売部門2の見込生産依頼12bに対
応してコントロールセンタ3にて決定された見込生産指
示17bに基づいてウエハー製造工程6を開始し、内示
生産依頼12aに対応して決定された内示生産指示17
aに基づいて組立工程7を開始する。従って、販売部門
2から内示生産依頼12aが行われない場合には、原則
としてコントロールセンタ3において内示生産指示17
aが決定されることはなく、そのため、この場合は原則
として組立工程7への生産投入は原則として行なわれな
い。但し、例えば、生産ラインの稼働率の低下を防止す
る場合などには、製造部門4は独自の判断にて、製品の
製造を行なうことができる。
【0055】そして、製造部門4においては、前述した
ように設定されたIDコードに基づいて、生産指示17
毎に、生産実績14として、組立工程製造実績14a及
びウエハー工程製造実績14bが得られる(ステップS
15)。このようにして得られた生産実績14は、コン
トロールセンタ3に転送され、記憶部42に記憶される
(ステップS16)。ここで、コントロールセンタ3に
転送される生産実績14、すなわち、組立工程製造実績
14a及びウエハー工程製造実績14bには、内示生産
指示17a、見込生産指示17bに設定された同一のI
Dコードが付与される。このことは、換言すれば、前記
IDコードが、各製造工程における仕掛品に設定されて
いることを意味する。
【0056】コントロールセンタ3においては、指定の
期日に到達したかを判断し(ステップS17)、指定の
期日に到達した場合には、前述したように、生産依頼1
2や生産実績14等に基づいて需給調整や納期調整など
を行い、それぞれ生産量及び適当な納期を設定して販売
部門2の生産依頼12に対応する生産回答13を決定す
る(ステップS18)。ここで、生産回答13は、前記
IDコードに基づいて、販売部門2からの生産依頼12
毎に対応して内示生産回答13a及び見込生産回答13
bがなされる。なお、生産実績14等に基づく需給調整
や納期調整はステップS11の生産指示17を決定する
際にも反映される。
【0057】決定された生産回答13は、記憶部42に
記憶される(ステップ19)とともに、販売部門2へ転
送されて、販売部門2のコンピュータ2aの記憶部2c
に記憶される(ステップS20)。ここで、販売部門2
に転送される生産回答13及び販売部門2においてコン
ピュータ2aの記憶部2cに記憶される生産回答13に
は、前記IDコードが設定される。
【0058】販売部門2は、転送された生産回答13に
基づいて、予想在庫16を更新し(ステップS21)、
更新された予想在庫16のデータ及び各種の情報は販売
部門2のコンピュータ2aの記憶部2cに記憶される
(ステップS21)。また、更新された各種のデータ
は、コントロールセンタ3へ転送されて、コントロール
センタ3の記憶部42に記憶される(ステップS2
2)。ここで、販売部門2に転送される生産回答13及
び販売部門2においてコンピュータ2aの記憶部2cに
記憶される生産回答13には、前記IDコードが設定さ
れ、また、販売部門2のコンピュータ2aの記憶部2c
に記憶される各種データ及びコントロールセンタ3のコ
ンピュータ3aの記憶部42に記憶される各種情報に
は、前記IDコードが設定される。
【0059】なお、販売部門2、コントロールセンタ3
及び製造部門4における情報の伝達については、生産依
頼12についてはユーザ1からの注文11があったとき
に随時行なわれ、生産回答13及び生産指示17につい
ては一週間に一回の頻度で行なわれ、生産実績14につ
いては毎日行なわれる。
【0060】次に、販売部門2のセールス担当の予想在
庫16の更新手順について図5(a)〜(c),図6及
び図7により説明する。まず、ブラウザを起動してイン
トラネットに接続し、コントロールセンタ3にアクセス
する。すると、図5(a)に示すように、セールス担当
名52及びパスワード53の入力を促す画面が表示され
ので、予め登録されたセールス担当名52とパスワード
53とを入力し、ログインする。ここで、入力されたセ
ールス担当名52及びパスワード53が予め設定された
ものと相違する場合は、コントロールセンタ3へのアク
セスが拒否される。
【0061】ログインすると、次に、図5(b)に示す
ように、セールス担当名52及びパスワード53により
予め付与されたユーザID54及び部署コード55を示
す画面が表示され、セールス担当の属する営業所56の
入力を促されるので、セールス担当は自らが所属する営
業所56を選択しクリックする。すると、図5(c)に
示すように、得意先コード57、製品名58の入力及び
日単位入力59または週単位入力60の選択を促す画面
が表示される。そして、セールス担当は、得意先コード
57及び製品名58を入力し、例えば、週単位入力60
を選択し、クリックすると、図6に示すように、週単位
の生産依頼入力画面が表示される。
【0062】なお、セールス担当が他の製品の入力を行
なう場合は、図6に示す生産依頼入力画面において、得
意先・製品入力画面ボタン63をクリックすると、図5
(c)の画面が表示されるので、そこで再入力を行なう
ことができる。あるいは、前画面ボタン64、次画面ボ
タン65をクリックすることにより他の製品について入
力することも可能である。このように、生産依頼12
は、得意先、製品、セールス担当、納期毎に管理され
る。
【0063】そして、図6に示すように、生産依頼画面
においては、上記のように入力したセールス担当名5
2、パスワード53、部署コード55、営業所56、得
意先コード57、製品名58に基づいて、データベース
化された各種情報がコントロールセンタ3の記憶部42
から販売部門2のコンピュータ2aの記憶部2cへ出力
され、販売部門2の2aの表示部2dに表示される。
【0064】次いで、販売部門2のセールス担当によ
り、前記ステップS6における予想在庫シミュレーショ
ンが行なわれる。以下、その手順について図7に従って
説明する。
【0065】生産依頼画面には、コントロールセンタ3
から転送され、または、販売部門2の記憶部2cに記憶
された各種データが読み出され(ステップS61)、各
種データは、それぞれ該当箇所に表示される(ステップ
S62)。表示される情報は、以下の通りである。すな
わち、確定注文11a、内示注文11b、見込注文11
c、内示生産回答13a、見込生産回答13b、内示生
産依頼12a、見込生産依頼12b、予想在庫16が、
製品の納期と関連付けられて表示される(ステップS6
2)。更に、日付66、カレンダー67などが表示され
る(ステップS62)。
【0066】そして、販売部門2のセールス担当は、ユ
ーザ1から受注した注文11について、確定注文11
a、内示注文11b、見込注文11cとに区分して生産
依頼画面においてユーザ希望納期毎に「ユーザ販売要
求」箇所に入力すると(ステップS63)、その内容が
生産依頼画面の「ユーザ販売要求」箇所に表示される
(ステップS64)。
【0067】次いで、生産依頼画面に表示されたユーザ
1からの注文11や、市場予測などの要因を考慮し、販
売部門2のセールス担当は、自らの判断で適宜生産依頼
数を修正した生産依頼12を内示生産依頼12a及び見
込生産依頼12bとにそれぞれ区分して生産依頼画面の
「生産依頼箇所」に入力する(ステップS65)。生産
依頼12を入力した後、予想在庫演算ボタン61をクリ
ックすると、後述する図8に示す演算式の中から該当す
る演算式が演算部2bにより選択されるとともに予想在
庫16が算出され(ステップS66)、その結果が生産
依頼画面に表示される(ステップS67)。なお、予想
在庫16の演算は指定期日毎に処理され、将来の所定期
日の予想在庫16を販売部門2のセールス担当が認識で
きるようになる。
【0068】そして、販売部門2のセールス担当は、こ
の算出された予想在庫16に基づいて、製品の生産依頼
12における生産依頼数が適正な生産依頼数となってい
るかを判断する(ステップS68)。すなわち、適正在
庫の維持を図るためには、所定の時期における予想在庫
16が、適正在庫量となるように生産依頼12の生産依
頼数を決定することが望ましい。そのため、販売部門2
のセールス担当は、注文11に応じた数量をそのまま生
産依頼12の生産依頼量として入力するだけでなく、市
場予測などを考慮して、所定の時期における予想在庫量
が適正値となるように自ら修正して生産依頼12の生産
依頼数を決定する。ここで、販売部門2のセールス担当
は、生産依頼数が適正でないと判断した場合は、このシ
ミュレーションを繰り返し、すなわち、内示生産依頼1
2a、見込生産依頼12bについてそれぞれ生産依頼数
を再入力し、予想在庫16の算出を行なう(ステップS
65〜S66)。このようにして、販売部門2のセール
ス担当は、生産依頼12の生産依頼数が適正となるよう
に調整し、生産依頼12が決定される(ステップS6
9)。そして、生産依頼12が決定された後、生産依頼
画面において更新ボタン62をクリックすると、予想在
庫16のデータが更新され(ステップS70)るととも
に、販売部門2のコンピュータ2aの記憶部2cに、前
記各種データが、前述した得意先、製品、セールス担
当、納期毎に設定されたIDコードが付加された状態で
記憶される(ステップS70)。また、販売部門2のコ
ンピュータ2aの記憶部2cに記憶される各種データ
は、コントロールセンタ3のコンピュータ3aへ転送さ
れ、コントロールセンタ3の記憶部42に格納されてい
る各種データが新たなデータに更新される(ステップS
71)。
【0069】ここで、前記ステップS66においては、
予想在庫演算ボタン61をクリックして予想在庫16を
算出した状態においては、販売部門2のコンピュータ2
aの記憶部2cにおいて算出結果が記憶されるのみで、
コントロールセンタ3のコンピュータ3aの記憶部42
のデータの更新は行われない。そのため、販売部門2の
セールス担当は、コンピュータ2a上で予想在庫16の
演算のシミュレーションを行なうこととなる。また、予
想在庫16のシミュレーション結果は、生産依頼画面に
おいて更新ボタン62をクリックことにより、外部シス
テムとしてのコントロールセンタ3のコンピュータ3a
に転送されるため、この更新ボタン62により、シミュ
レーション結果を転送するモードと、転送しないモード
とに切替可能となっている。
【0070】前記ステップS66における予想在庫16
の演算においては、図8に示すフローチャートに従って
以下に示す式1〜式4のいずれかの演算式が選択され
る。 (式1) 前日までの予想在庫16+内示生産依頼12
a−内示注文11b (内示注文11bのみで、生産回答13がない場合) (式2) 前日までの予想在庫16+内示生産回答13
a−確定注文11a (確定注文11a及び生産回答13がある場合) (式3) 前日までの予想在庫16+内示生産回答13
a−内示注文11b (内示注文11bのみで、生産回答13がある場合) (式4) 前日までの予想在庫16+内示生産依頼12
a−確定注文11a (確定注文11aがあり、生産回答13がない場合) ここで、確定注文11a及び内示注文11bは、受注情
報であるため、物流センタ5の在庫量を減少させるファ
クタであるが、内示注文11bは納期が確定されていな
い情報である。従って、確定注文11aと内示注文11
bとの関係においては、確定注文11aが優先される。
つまり、確定注文11aと内示注文11bとがある場
合、及び確定注文11aのみの場合、演算部2bは、物
流センタ5における予想在庫16の納期日の前日の予想
在庫データから確定注文11aの数量に合わせて減算さ
れる。また、受注情報が内示注文11bのみの場合は、
その納期が任意に設定され、その納期日の前日の予想在
庫データから内示注文11bの数量にあわせて減算され
る。
【0071】一方、製造部門4から供給される製品は、
製品在庫の増加ファクタであるため、製品の供給日にお
ける供給量をそれまでの在庫量に加算する演算が行なわ
れる。すなわち、予想在庫16の納期日の前日の予想在
庫データから内示生産回答13aの数量に合わせて加算
される。この場合、内示生産回答13aが行なわれず、
言い換えれば、供給量がゼロの場合もあり得る。このよ
うな場合には、内示生産回答13aの基礎データとなる
前記ステップS7で設定された内示生産依頼12aが在
庫のプラスファクタとして利用される。このことからも
明らかなように、内示生産依頼12aと内示生産回答1
3aとの関係においては、内示生産回答13aが優先さ
れる。
【0072】なお、上記式1〜式4において、前日まで
の予想在庫16が演算されていない場合は、現実の在庫
実績15が前日までの予想在庫16として充当される。
また、図8において、確定注文受付期限とあるのは、あ
らかじめ定められた確定注文期限(例えば4週間)より
先の納期の確定注文11aの有無判別のことであり、こ
の期限より先の確定注文11aは、内示注文11bとし
て扱われる。そして、以上の式1〜式4で算出された予
想在庫16のデータは、その後の予想在庫16の演算の
際における前日までの予想在庫16として用いられる。
【0073】また、販売部門2のセールス担当が依頼し
た生産依頼12に基づいて製造された製品31cについ
ては、原則として、その依頼を行なったセールス担当の
責任にて在庫管理を行なう。そして、在庫量が過剰にな
った場合は、販売部門2のセールス担当は、ユーザ1の
注文11に対して生産依頼12を行なうことなく、在庫
を充当して製品31cを出荷する。これにより、販売部
門2の過剰な生産依頼12を抑制することができるとと
もに、適正在庫の維持を図ることができる。
【0074】以下、IDコードを設定した情報の流れを
図9を用いて説明する。上述したように、販売部門2に
おいて入力される生産依頼12について設定されたID
コードは、各種情報が販売部門2、コントロールセンタ
3、製造部門4、物流センタ5と転送される際において
も同様に設定される。これにより、この設定されたID
コードに基づいて特定の情報が、ユーザ、製品名、セー
ルス担当、納期毎に、関連付けられることとなる。すな
わち、注文11、生産依頼12、生産指示17、生産実
績14、在庫実績15、在庫実績19とが、相互にその
IDコードにより一対一の関係で関連付けられることと
なる。
【0075】そして、特に、生産依頼12と生産実績1
4との関係においては、このIDコードに基づいて、内
示生産依頼12aと組立工程製造実績14aとが内示生
産指示17aを介して一対一で対応し、見込生産依頼1
2bとウエハー工程製造実績14bとが見込生産指示1
7bを介して一対一で対応させることができる。また、
生産依頼12と在庫実績15,19との関係において
も、生産依頼12に対して、ストックポイント9に納品
されるシリコンウエハー31a及び物流センタ5に納品
される製品31cを、そのIDコードに基づいて、一対
一で対応させることができる。
【0076】なお、入力された生産依頼12が当初から
内示生産依頼12aである場合は、ストックポイント9
のシリコンウエハー31aから製品31cが製造され
る。一方、当初、見込生産依頼12bが入力された場合
は、原則としてウエハー製造工程6のみ行われ、見込生
産依頼12bに対応するIDコードが設定されたシリコ
ンウエハー31aがストックポイント9へ納入される。
その後、その見込生産依頼12bは、数量が確定したと
きに見込生産依頼12bから内示生産依頼12aへの変
更が行われる。この場合は、既に見込生産依頼12bが
入力され、その入力に基づいてシリコンウエハー31a
が製造されているため、ストックポイント9に保管され
ている見込生産依頼12bに基づいて製造され、IDコ
ードが設定されたシリコンウエハー31aのIDコード
を書き換えて、このシリコンウエハー31aから製品3
1cを製造する。これにより、ウエハー製造工程6の仕
掛品の段階から、製品31cまでの段階までの製品につ
いて、IDコードを標識として、生産依頼12に対して
一対一の関係で対応させることができる。
【0077】これらのことから、製造部門4におけるウ
エハー製造工程6、組立工程7及びストックポイント9
における仕掛品、製造されたシリコンウエハー31a及
び製品31cは、バーチャル的に、ユーザ、セールス担
当、製品名毎に一対一に関係付けられることとなる。ま
た、販売部門2の各セールスは、上記IDコードを標識
として、コントロールセンタ3を介してウエハー製造工
程6、組立工程7、物流センタ5の仕掛品、シリコンウ
エハー31aまたは製品31cの状況を把握することが
でき、これにより、製造部門4または物流センタ5にお
ける製品について、販売部門2の各セールス担当などが
バーチャル的に管理することが可能となる。
【0078】上記実施形態によれば、以下のような効果
を得ることができる。 ・ 生産依頼12の受注情報、すなわち、プライオリテ
ィを設定し(確定注文11a、内示注文11b、見込注
文11c)、このプライオリティに基づいて、製品の種
類、ユーザ名、セールス担当などのIDコードをバーチ
ャル的に生産実績14、生産指示17などに設定したこ
とにより、販売部門2のセールス担当などが、製造工程
における製造状況をコントロールセンタ3を介して確認
することができる。従って、販売部門2のセールス担当
は、製造部門4の各製造工程の段階から、個々の生産依
頼12(内示生産依頼12a、見込生産依頼12b)に
対する製品の製造状況を対応させて確認することができ
るとともに、これを利用して生産依頼12を行なうこと
ができ、過剰の生産依頼12を行なうことを抑制するこ
とができる。これにより、在庫の増加を抑制することが
でき、適正在庫の維持を図ることができる。
【0079】また、製造部門4においては、製品の数量
が確定しているか否かについて確認することができ、製
品の受取り先を確保した状態で製品の製造を行なうこと
ができる。
【0080】・ ウエハー製造工程6または組立工程7
における仕掛品に対し、製品の種類及びセールス担当名
52を含む注文11の認証データとしてのIDコードを
設定したことにより、製造工程における仕掛品と注文1
1とを対応させることができ、製品の受取り先を確保し
た段階で製品を製造することができるため、在庫の増加
を抑制することができる。
【0081】・ 注文11として、内示注文11b及び
見込注文11cのプライオリティを設定したことによ
り、製品の数量が確定しているか否かについてコントロ
ールセンタ3を介して確認することができ、これによ
り、製造工程における製品の需給調整を適切に行なうこ
とができる。また、生産依頼12に関して、より詳細に
確認することができることにより、より適切に製品管理
・在庫管理を行なうことができ、適正在庫の維持を図る
ことができる。
【0082】・ 製品の製造工程を、ウエハー製造工程
6と組立工程7とに区分し、ウエハー製造工程6と組立
工程7との間に、シリコンウエハー31aを保管するス
トックポイント9を設けたことにより、中間製品として
のシリコンウエハー31aをストックしておくことがで
き、生産依頼12の変動に機動的に対応することが可能
となる。また、受け取り先が確定した生産依頼12に対
し、新たにウエハー製造工程6から製品31cの製造を
開始する場合と比較して、ユーザ1からの注文11に対
して迅速に対応することが可能となる。さらに、内示生
産依頼12aにより組立工程7へのシリコンウエハー3
1aの投入を判断することにより、受け取り先の確定し
ていない生産依頼12に対して融通性又は汎用性の乏し
い製品31cを製造することがなくなるため、適正在庫
の維持を図ることができる。
【0083】・ ユーザ1からの注文11と、販売部門
2からの生産依頼12と、製造部門4からの生産回答1
3及び生産実績14と、物流センタ5の在庫実績15と
を、コントロールセンタ3のコンピュータ3aの記憶部
42に記憶させたことにより、製品の情報管理を一元的
に行なうことができる。そして、コントロールセンタ3
のコンピュータ3aを共通データベースとして利用し、
販売部門2、製造部門4のコンピュータ2a,3aに各
種の情報を表示させることにより、販売部門2及び製造
部門4において、特定の製品に関する情報を閲覧するこ
とが可能となり、製品の中・長期的な販売計画(生産依
頼12)及び製造計画(生産回答13)をそれぞれ把握
することができる。その結果、販売部門2においては、
製造部門4の製造計画をより詳細に把握することができ
るため、より適正な生産依頼12を行なうことができ、
適正在庫の維持を図ることができるとともに、製品納期
や数量が的確な納入を行なうことができる。
【0084】・ 注文11を確定注文11a、内示注文
11b及び見込注文11cに区分し、その内示注文11
b、見込注文11cに対応させて内示生産依頼12a、
見込生産依頼12bを行なうことにより、製造部門4に
おいて、販売部門2における販売予定状況をより詳細に
把握することができる。これにより、製造部門4におい
ては、その販売計画を考慮してより適正な製造計画を立
案することができることとなり、適正在庫の維持を図る
ことができる。
【0085】・ 数量が確定している見込生産依頼12
bに基づいて組立工程7における製品31cの製造を開
始することにより、販売部門2のセールス担当による過
剰の生産依頼12を行なうことに歯止めをかけることが
できる。一方、内示生産依頼12aにより製造部門4に
て製造された製品31cについて、販売部門2において
確実にユーザ1に出荷されるため、在庫の増大を防止す
ることができる。これにより、適正在庫の維持を図るこ
とができるとともに、生産依頼12とウエハー製造工程
6及び組立工程7とをリンクさせることができ、製品3
1cを的確に納入及び出荷することができる。
【0086】・ 生産回答13を内示生産依頼12aに
対応する内示生産回答13aと、見込生産依頼12bに
対応する見込生産回答13bとに区分したことにより、
販売部門2において、セールス担当は、その内示生産依
頼12a及び見込生産回答13bを把握することがで
き、これを考慮してより正確に生産依頼12を行なうこ
とができるため、適正在庫の維持を図ることができる。
【0087】・ 販売部門2、コントロールセンタ3及
び製造部門4がインターネットを介して接続される。ま
た、予想在庫16のシミュレーション結果が、受注情報
及び生産情報に関する情報のデータベースとして機能す
るコントロールセンタ3のコンピュータ3aの記憶部4
2に記憶される。このため、このコントロールセンタ3
のコンピュータ3aにおいて、ユーザ1の注文11、生
産依頼12、生産回答13、在庫実績15、予想在庫1
6などの製品の情報管理を一元管理することができる。
これにより、いずれの部門においても、製品の販売及び
製造状況を把握することが可能となり、従来と比較して
中・長期的な製造計画又は販売計画を立案することがで
き、適正在庫の維持を図ることができる。
【0088】なお、この発明は、前記実施形態に限定さ
れるものではなく、以下のような態様で具体化すること
も可能である。 ・ この発明をICパッケージ以外の製品の製造,販売
管理システムにおいて具体化すること。
【0089】・ 予想在庫演算機能あるいはシミュレー
ション機能をコントロールセンタ3のコンピュータ3a
に持たせること。この場合は、販売部門2のコンピュー
タ2aはデータの入出力を行なうのみで、コントロール
センタ3のコンピュータ3aの演算結果をインターネッ
トを介して受け取ることになる。
【0090】・ さらに細分化したプライオリティを設
定すること。プライオリティを更に細分化して設定し、
より正確な情報を選択することにより、より適正に在庫
を維持することができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受注製品と受注情報とを管理することにより、製品の的
確な製造及び販売を可能とするとともに、適正在庫を維
持することを可能とする製品認証システムを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】 本システムの販売部門及び製造部門を表す概
念図。
【図3】 本システムにおける流れ図。
【図4】 本システムにおける流れ図。
【図5】 (a)担当者及びパスワードの入力画面、
(b)営業所の選択画面、(c)得意先及び製品入力画
面。
【図6】 生産依頼入力画面。
【図7】 予想在庫の更新手順を示すフローチャート。
【図8】 予想在庫の演算式を選択するフローチャー
ト。
【図9】 IDコードを設定した情報の流れを示すブロ
ック図。
【図10】 従来における管理システムの構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
2…生産依頼者としての販売部門、2f…設定手段とし
ての設定部、4…製造部門、6…第1製造工程としての
ウエハー製造工程、7…第2製造工程としての組立工
程、9…ストックポイント、11…受注情報としての注
文、11a…第1情報としての見込注文、11b…第2
情報としての内示注文、11c…第3情報としての確定
注文、12…生産情報としての生産依頼情報、12a…
第2生産依頼情報としての内示注文生産依頼、12b…
第1生産依頼情報としての見込注文生産依頼、31a…
中間製品としてのシリコンウエハー、31c…完成品と
しての製品。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受注製品に対応する製造工程における仕
    掛品に対し、受注情報の認証データを設定する設定手段
    を設けたことを特徴とする製品認証システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記受注情報は、少なくとも、製品の種類及び生産依頼
    者を含むことを特徴とする製品認証システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記受注情報は、少なくとも、製品数量及び納期が未確
    定の第1情報と、製品の納期は確定していないが数量が
    確定している第2情報とに区分されるプライオリティが
    設定されていることを特徴とする製品認証システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記製造工程は、複数の製造工程からなるとともに、 前記受注情報の認証データは、前記プライオリティに基
    づいて、特定の製造工程の仕掛品に設定されることを特
    徴とする製品認証システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記製品の製造工程は、少なくとも、資材から中間製品
    を製造する第1製造工程と、中間製品から完成品を製造
    する第2製造工程とに区分されるとともに、 前記第1情報に関する受注情報の認証データは、第1製
    造工程の仕掛品に対して設定され、前記第2情報に関す
    る受注情報の認証データは、第2製造工程の仕掛品に対
    して設定されることを特徴とする製品認証システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記第2情報に関する認証データの第2製造工程の仕掛
    品への設定は、前記第1情報に関する認証データを書き
    換えることにより行なうことを特徴とする製品認証シス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 前記第1製造工程と第2製造工程との間に、中間製品を
    保管するストックポイントを設けたことを特徴とする製
    品認証システム。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれかにおいて、 前記第2情報に基づいて、第2製造工程への中間製品の
    投入を判断することを特徴とする製品認証システム。
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