JP2001347413A - 車室の内径加工用ディスクカッタ及びその内径加工用工作機械 - Google Patents
車室の内径加工用ディスクカッタ及びその内径加工用工作機械Info
- Publication number
- JP2001347413A JP2001347413A JP2000167657A JP2000167657A JP2001347413A JP 2001347413 A JP2001347413 A JP 2001347413A JP 2000167657 A JP2000167657 A JP 2000167657A JP 2000167657 A JP2000167657 A JP 2000167657A JP 2001347413 A JP2001347413 A JP 2001347413A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- cutter
- cartridge
- main body
- inner diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ディスクカッタの交換を不要にする。
【解決手段】ディスク本体9と、ディスク本体9の回転
周面に複数位置で取り付けられるカートリッジ11とか
ら構成される。ディスク本体9の回転軸心線Lは1平面
内で移動可能であり、カートリッジ11はディスク本体
9に交換自在に取り付けられる。カートリッジ11の交
換により刃物の交換が容易であり、刃物の交換によりデ
ィスクカッタ8の交換作業が不要である。特に、車室の
中の複雑な形状に適合したカッタを選択することができ
て、ディスクカッタの交換が不要である。ディスク本体
9とカートリッジ11とには、キー16とキー16に嵌
まりこむキー穴18がそれぞれに振り分けられて形成さ
れている。
周面に複数位置で取り付けられるカートリッジ11とか
ら構成される。ディスク本体9の回転軸心線Lは1平面
内で移動可能であり、カートリッジ11はディスク本体
9に交換自在に取り付けられる。カートリッジ11の交
換により刃物の交換が容易であり、刃物の交換によりデ
ィスクカッタ8の交換作業が不要である。特に、車室の
中の複雑な形状に適合したカッタを選択することができ
て、ディスクカッタの交換が不要である。ディスク本体
9とカートリッジ11とには、キー16とキー16に嵌
まりこむキー穴18がそれぞれに振り分けられて形成さ
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室の内径加工用
ディスクカッタ及び車室の内径加工用工作機械に関し、
特に、タービンの高圧外部車室の内径面を加工する車室
の内径加工用ディスクカッタ及び車室の内径加工用工作
機械に関する。
ディスクカッタ及び車室の内径加工用工作機械に関し、
特に、タービンの高圧外部車室の内径面を加工する車室
の内径加工用ディスクカッタ及び車室の内径加工用工作
機械に関する。
【0002】
【従来の技術】蒸気タービンのような発電機は、図5に
示されるような高圧外部車室101を備えている。高圧
外部車室101の内周面は、コーナー面102、複数段
の溝面103が形成されている。このような内周面の直
径は大きく、コーナー面102と複数段の溝面103を
研削加工するカッタは、大きい強度が要求され、高強度
のディスクカッタが用いられている。そのようなディス
クカッタ104は、図6に示されるように、強度・剛性
を十分に補償するために、中心側は厚幅部分105とし
て形成されている。外側の薄幅部分106は、既述のコ
ーナー面102に突き当たらないように、適正に薄く形
成されている。
示されるような高圧外部車室101を備えている。高圧
外部車室101の内周面は、コーナー面102、複数段
の溝面103が形成されている。このような内周面の直
径は大きく、コーナー面102と複数段の溝面103を
研削加工するカッタは、大きい強度が要求され、高強度
のディスクカッタが用いられている。そのようなディス
クカッタ104は、図6に示されるように、強度・剛性
を十分に補償するために、中心側は厚幅部分105とし
て形成されている。外側の薄幅部分106は、既述のコ
ーナー面102に突き当たらないように、適正に薄く形
成されている。
【0003】コーナ面102と複数の溝面103との加
工ではそれぞれに異なる切削刃が用いられ、溝は狭隘で
あり、異なる複数の溝面103,103でそれぞれに異
なる切削刃が用いられる。異なる切削刃は、異なるディ
スク本体に取り付けられている。切削刃が異なる加工を
する度に、異なるディスクカッタが用いられる。ディス
クカッタは、図7に示されるように、門型クレーンにX
軸方向とY軸方向に移動する主軸ヘッド108に回転自
在に取り付けられる。ディスクカッタは、平均的標準と
して、直径が850mmφであり、厚さ幅は最小幅位置
で45mmであり、質量は400kgであり、このよう
に大きくて重い。このような大型・大質量のディスクの
人手による交換作業は、生産効率の向上を阻み、その作
業には危険性が伴う。ディスク本体の交換を不要にする
ことが望まれる。
工ではそれぞれに異なる切削刃が用いられ、溝は狭隘で
あり、異なる複数の溝面103,103でそれぞれに異
なる切削刃が用いられる。異なる切削刃は、異なるディ
スク本体に取り付けられている。切削刃が異なる加工を
する度に、異なるディスクカッタが用いられる。ディス
クカッタは、図7に示されるように、門型クレーンにX
軸方向とY軸方向に移動する主軸ヘッド108に回転自
在に取り付けられる。ディスクカッタは、平均的標準と
して、直径が850mmφであり、厚さ幅は最小幅位置
で45mmであり、質量は400kgであり、このよう
に大きくて重い。このような大型・大質量のディスクの
人手による交換作業は、生産効率の向上を阻み、その作
業には危険性が伴う。ディスク本体の交換を不要にする
ことが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ディ
スク本体の交換を不要にすることができる車室の内径加
工用ディスクカッタ及び車室の内径加工用工作機械を提
供することにある。
スク本体の交換を不要にすることができる車室の内径加
工用ディスクカッタ及び車室の内径加工用工作機械を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されるこ
とを意味しない。
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されるこ
とを意味しない。
【0006】本発明による車室の内径加工用ディスクカ
ッタは、ディスク本体(9)と、ディスク本体(9)の
回転周面に複数位置で取り付けられるカートリッジ(1
1)とを含み、ディスク本体(9)の回転軸心線(L)
は1平面内で移動可能であり、カートリッジ(11)は
ディスク本体(9)に交換自在に取り付けられる。カー
トリッジ(11)の交換により刃物の交換が容易であ
り、刃物の交換によりディスクカッタ(8)の交換作業
が不要である。特に、車室の中の複雑な形状に適合した
カッタを選択することができて、ディスクカッタの交換
が不要である。
ッタは、ディスク本体(9)と、ディスク本体(9)の
回転周面に複数位置で取り付けられるカートリッジ(1
1)とを含み、ディスク本体(9)の回転軸心線(L)
は1平面内で移動可能であり、カートリッジ(11)は
ディスク本体(9)に交換自在に取り付けられる。カー
トリッジ(11)の交換により刃物の交換が容易であ
り、刃物の交換によりディスクカッタ(8)の交換作業
が不要である。特に、車室の中の複雑な形状に適合した
カッタを選択することができて、ディスクカッタの交換
が不要である。
【0007】ディスク本体(9)とカートリッジ(1
1)とには、キー(16)とキー(16)に嵌まりこむ
キー穴(18)がそれぞれに振り分けられて形成されて
いる。キー(16)とキー穴(18)とにより、刃物の
ディスク本体(11)に対する厳密な位置決めが容易に
実行され得る。カートリッジ(11)は、複数種類のカ
ートリッジを含む群の1要素であり、複数種類のカート
リッジ(11)は、既述の回転周面の外側に位置するそ
れぞれの部分の幅(ディスク本体(11)の軸方向の
幅)に互いに異なっている。車室の狭隘な部分、コーナ
ー部分の加工が、ディスクカッタの交換なしに実行され
得る。
1)とには、キー(16)とキー(16)に嵌まりこむ
キー穴(18)がそれぞれに振り分けられて形成されて
いる。キー(16)とキー穴(18)とにより、刃物の
ディスク本体(11)に対する厳密な位置決めが容易に
実行され得る。カートリッジ(11)は、複数種類のカ
ートリッジを含む群の1要素であり、複数種類のカート
リッジ(11)は、既述の回転周面の外側に位置するそ
れぞれの部分の幅(ディスク本体(11)の軸方向の
幅)に互いに異なっている。車室の狭隘な部分、コーナ
ー部分の加工が、ディスクカッタの交換なしに実行され
得る。
【0008】カートリッジ(11)は、ディスク本体
(9)にボルトで固定され得るボルト孔(19)を備
え、ディスク本体(9)には、ボルトがねじ込まれるね
じ孔(21)が形成されている。ねじ孔(21)の中心
線は、ディスク本体(9)の回転軸心線(L)を通る放
射線に交叉していてカートリッジが安定する。
(9)にボルトで固定され得るボルト孔(19)を備
え、ディスク本体(9)には、ボルトがねじ込まれるね
じ孔(21)が形成されている。ねじ孔(21)の中心
線は、ディスク本体(9)の回転軸心線(L)を通る放
射線に交叉していてカートリッジが安定する。
【0009】本発明による車室の内径加工用工作機械
は、概ね鉛直面を形成するXY軸面の中で移動する2次
元移動体(3)と、2次元移動体(3)に回転自在に取
り付けられるディスクカッタ(8)とを含み、ディスク
カッタ(8)は、ディスク本体(9)と、ディスク本体
(9)の回転周面に複数位置で取り付けられるカートリ
ッジ(11)とを備え、カートリッジ(11)はディス
ク本体(9)に交換自在に取り付けられる。ディスクカ
ッタ(11)の回転軸心線(L)は2次元移動体により
円運動する。大型・大質量のディスクカッタ(11)を
2次元移動体(3)に取り付ける交換作業を不要にす
る。
は、概ね鉛直面を形成するXY軸面の中で移動する2次
元移動体(3)と、2次元移動体(3)に回転自在に取
り付けられるディスクカッタ(8)とを含み、ディスク
カッタ(8)は、ディスク本体(9)と、ディスク本体
(9)の回転周面に複数位置で取り付けられるカートリ
ッジ(11)とを備え、カートリッジ(11)はディス
ク本体(9)に交換自在に取り付けられる。ディスクカ
ッタ(11)の回転軸心線(L)は2次元移動体により
円運動する。大型・大質量のディスクカッタ(11)を
2次元移動体(3)に取り付ける交換作業を不要にす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図に一致対応して、本発明による
車室の内径加工用ディスクカッタの実施の形態は、門型
クレーンに取り付けられて設けられている。5面機とも
言われるその門型クレーンは、図1に示されるように、
床上に立ち上がる両側の支柱1と、支柱1に支持される
梁2とXY軸方向移動体3とから構成されている。支柱
1には、Z軸方向ガイド4が設けられている。Z軸方向
ガイド4に、水平方向に向く梁構造体が嵌め込まれてい
る。梁構造体は、X軸方向ガイド5として提供されてい
る。
車室の内径加工用ディスクカッタの実施の形態は、門型
クレーンに取り付けられて設けられている。5面機とも
言われるその門型クレーンは、図1に示されるように、
床上に立ち上がる両側の支柱1と、支柱1に支持される
梁2とXY軸方向移動体3とから構成されている。支柱
1には、Z軸方向ガイド4が設けられている。Z軸方向
ガイド4に、水平方向に向く梁構造体が嵌め込まれてい
る。梁構造体は、X軸方向ガイド5として提供されてい
る。
【0011】XY軸方向移動体3は、X軸方向ガイド5
に案内されて水平方向であるX軸方向に移動し、鉛直面
であるXY平面の中で2次元的に運動し、特に、円運動
するように制御器10により制御される。XY軸方向移
動体3の下方部分に、工具側主軸ヘッド(図示されず)
の出力回転軸6が回転自在に支持されている。ワークW
(例示:蒸気タービンの高圧外部車室)は、加工ベッド
7に固定され得る。
に案内されて水平方向であるX軸方向に移動し、鉛直面
であるXY平面の中で2次元的に運動し、特に、円運動
するように制御器10により制御される。XY軸方向移
動体3の下方部分に、工具側主軸ヘッド(図示されず)
の出力回転軸6が回転自在に支持されている。ワークW
(例示:蒸気タービンの高圧外部車室)は、加工ベッド
7に固定され得る。
【0012】ディスクカッタ8は、出力回転軸6に取り
付けられる。ディスクカッタ8は、図3に示されるよう
に、ディスク本体9と複数のカートリッジ11とから構
成されている。カートリッジ11は、切削刃部分12
と、切削刃部分12を取り付ける本体部分13とから構
成されている。
付けられる。ディスクカッタ8は、図3に示されるよう
に、ディスク本体9と複数のカートリッジ11とから構
成されている。カートリッジ11は、切削刃部分12
と、切削刃部分12を取り付ける本体部分13とから構
成されている。
【0013】本体部分13は、ディスク本体9に直接に
取り付けられる。ディスク本体9の周面側に、図3に示
されるように、嵌込み溝14が複数箇所で形成されてい
る。嵌込み溝14の溝底には、外側突出面15と4側面
16とを持つキー17が形成されている。本体部分13
の内側面(半径方向に中心寄り側の面)の側には、キ−
17にちょうど嵌まり込むキー穴18が形成されてい
る。キー穴18がキー17に嵌まり込むことにより、本
体部分13がディスク本体9に対して厳密に位置決めさ
れる。
取り付けられる。ディスク本体9の周面側に、図3に示
されるように、嵌込み溝14が複数箇所で形成されてい
る。嵌込み溝14の溝底には、外側突出面15と4側面
16とを持つキー17が形成されている。本体部分13
の内側面(半径方向に中心寄り側の面)の側には、キ−
17にちょうど嵌まり込むキー穴18が形成されてい
る。キー穴18がキー17に嵌まり込むことにより、本
体部分13がディスク本体9に対して厳密に位置決めさ
れる。
【0014】キー17は、図3に示されるように、複数
のボルト(図示されず)によりディスク本体9の溝底部
分に強固に固定されて取り付けられる。切削刃部分12
と本体部分13とキー17とディスク本体9には、概ね
半径方向に向くボルト差し込み孔19が形成されてい
る。ボルト差し込み孔19は、切削刃部分12と本体部
分13とを完全に貫通している。ボルト差し込み孔19
の中心側部分は、ディスク本体9に形成されるねじ穴2
1になっている。
のボルト(図示されず)によりディスク本体9の溝底部
分に強固に固定されて取り付けられる。切削刃部分12
と本体部分13とキー17とディスク本体9には、概ね
半径方向に向くボルト差し込み孔19が形成されてい
る。ボルト差し込み孔19は、切削刃部分12と本体部
分13とを完全に貫通している。ボルト差し込み孔19
の中心側部分は、ディスク本体9に形成されるねじ穴2
1になっている。
【0015】ボルト差し込み孔19とねじ穴21は、同
一中心線を共有し、固定用ボルト(図示されず)がボル
ト差し込み孔19に差し込まれ、その固定用ボルトの先
端側部分がねじ穴21にねじ込まれ、固定用ボルトの頭
が切削刃部分12の側に形成されている段部穴22に突
き当たって、切削刃部分12が本体部分13を介してデ
ィスク本体9に強固に固定される。切削刃部分12と、
本体部分13は初めから一体物として構造化され得る。
ユニットであるこのようなカートリッジ11が、4箇所
でディスク本体9に取り付けられる。その4箇所は、回
転軸心線Lのまわりに90度間隔で配置されている。
一中心線を共有し、固定用ボルト(図示されず)がボル
ト差し込み孔19に差し込まれ、その固定用ボルトの先
端側部分がねじ穴21にねじ込まれ、固定用ボルトの頭
が切削刃部分12の側に形成されている段部穴22に突
き当たって、切削刃部分12が本体部分13を介してデ
ィスク本体9に強固に固定される。切削刃部分12と、
本体部分13は初めから一体物として構造化され得る。
ユニットであるこのようなカートリッジ11が、4箇所
でディスク本体9に取り付けられる。その4箇所は、回
転軸心線Lのまわりに90度間隔で配置されている。
【0016】ディスク本体9の周面の側には、非交換用
切削刃(図示されず)が取り付けられる取り付けボルト
用ねじ孔23が他の複数箇所に配置されて設けられてい
る。
切削刃(図示されず)が取り付けられる取り付けボルト
用ねじ孔23が他の複数箇所に配置されて設けられてい
る。
【0017】車室を構成する中空体(図5参照)は、2
分割された状態で製作される。そのような分割体とし
て、ワークWが図2に示されている。ワークWは、加工
ベッド7に強固に固定されている。出力回転軸6の中心
である回転軸心線Lは、XY軸方向移動体3がXY軸方
向移動制御に移動制御されることにより、円軌道を描い
て概ね半周する。ディスクカッタ8の最外周端であるカ
ートリッジ11の切削刃部分12の刃先線の軌跡は、図
2に示されるように、包絡面として円筒面24である。
このようなコニタリング加工により、円筒面24が車室
の内径の溝面(図5の溝面103に相当)として形成さ
れる。
分割された状態で製作される。そのような分割体とし
て、ワークWが図2に示されている。ワークWは、加工
ベッド7に強固に固定されている。出力回転軸6の中心
である回転軸心線Lは、XY軸方向移動体3がXY軸方
向移動制御に移動制御されることにより、円軌道を描い
て概ね半周する。ディスクカッタ8の最外周端であるカ
ートリッジ11の切削刃部分12の刃先線の軌跡は、図
2に示されるように、包絡面として円筒面24である。
このようなコニタリング加工により、円筒面24が車室
の内径の溝面(図5の溝面103に相当)として形成さ
れる。
【0018】狭隘溝の狭さ、車室内のコーナ部分の形状
に合わせて、車室の軸方向の幅が適正に与えられている
カートリッジ11が選択されディスク本体9に交換自在
に取り付けられる。大型・大質量のディスク9の手動の
交換作業が不要になる。
に合わせて、車室の軸方向の幅が適正に与えられている
カートリッジ11が選択されディスク本体9に交換自在
に取り付けられる。大型・大質量のディスク9の手動の
交換作業が不要になる。
【0019】既述の実施の形態のカートリッジは、本体
部分13の片側にしか切削刃部分12が設けられていな
いが、それの両側に2種類の切削刃部分12を取り付け
ることができる。この場合、溝内にそのようなカートリ
ッジをディスク本体9に埋め込まれ溝の中で露出するピ
ンで回転自在に支持し、加工中にはそのカートリッジを
ディスク本体9に強固に固定することになる。
部分13の片側にしか切削刃部分12が設けられていな
いが、それの両側に2種類の切削刃部分12を取り付け
ることができる。この場合、溝内にそのようなカートリ
ッジをディスク本体9に埋め込まれ溝の中で露出するピ
ンで回転自在に支持し、加工中にはそのカートリッジを
ディスク本体9に強固に固定することになる。
【0020】
【発明の効果】本発明による車室の内径加工用ディスク
カッタ及び車室の内径加工用工作機械は、ディスクカッ
タの本体にカートリッジの刃を交換自在に取り付けるの
で、大きい質量のディスクカッタを交換する作業がなく
なる。
カッタ及び車室の内径加工用工作機械は、ディスクカッ
タの本体にカートリッジの刃を交換自在に取り付けるの
で、大きい質量のディスクカッタを交換する作業がなく
なる。
【図1】図1は、本発明によるディスクカッタが取り付
けれる門型クレーンを示す正面図である。
けれる門型クレーンを示す正面図である。
【図2】図2は、門型クレーンとディスクカッタの配置
関係を示す正面図である。
関係を示す正面図である。
【図3】図3は、本発明によるディスクカッタの実施の
形態を示す正面図である。
形態を示す正面図である。
【図4】図4は、そのディスクカッタの一部分を示す射
軸投影図である。
軸投影図である。
【図5】図5は、公知の車室を示す断面図である。
【図6】図6は、公知のディスクカッタと車室の取り合
いを示す断面図である。
いを示す断面図である。
【図7】図7は、公知の門型クレーンによる加工機を示
す射軸投影図である。
す射軸投影図である。
3…2次元移動体 8…ディスクカッタ 9…ディスク本体 11…カートリッジ 16…キー 18…キー穴 19…ボルト孔 21…ねじ孔 L…回転軸心線
Claims (7)
- 【請求項1】ディスク本体と、 前記ディスク本体の回転周面に複数位置で取り付けられ
るカートリッジとを含み、 前記ディスク本体の回転軸心線は1平面内で移動可能で
あり、 前記カートリッジは前記ディスク本体に交換自在に取り
付けられる車室の内径加工用ディスクカッタ。 - 【請求項2】請求項1において、 前記ディスク本体と前記カートリッジとには、キーと前
記キーに嵌まりこむキー穴がそれぞれに振り分けられて
形成されている車室の内径加工用ディスクカッタ。 - 【請求項3】請求項1において、 前記カートリッジは、複数種類のカートリッジを含む群
の1要素であり、 前記複数種類のカートリッジは、前記回転周面の外側に
位置するそれぞれの部分が前記ディスク本体の軸方向に
互いに異なっている車室の内径加工用ディスクカッタ。 - 【請求項4】請求項1において、 前記カートリッジは、前記ディスク本体にボルトで固定
され得るボルト孔を備え、 前記ディスク本体には、前記ボルトがねじ込まれるねじ
孔が形成されている車室の内径加工用ディスクカッタ。 - 【請求項5】請求項4において、 前記ねじ孔の中心線は、前記ディスク本体の回転軸心線
を通る放射線に交叉している車室の内径加工用ディスク
カッタ。 - 【請求項6】概ね鉛直面を形成するXY軸面の中で移動
する2次元移動体と、 前記2次元移動体に回転自在に取り付けられるディスク
カッタとを含み、 前記ディスクカッタは、 ディスク本体と、 前記ディスク本体の回転周面に複数位置で取り付けられ
るカートリッジとを備え、 前記カートリッジは前記ディスク本体に交換自在に取り
付けられる車室の内径加工用工作機械。 - 【請求項7】請求項6において、 前記ディスクカッタの回転軸心線は前記2次元移動体に
より円運動する車室の内径加工用工作機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000167657A JP2001347413A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 車室の内径加工用ディスクカッタ及びその内径加工用工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000167657A JP2001347413A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 車室の内径加工用ディスクカッタ及びその内径加工用工作機械 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001347413A true JP2001347413A (ja) | 2001-12-18 |
Family
ID=18670783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000167657A Withdrawn JP2001347413A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 車室の内径加工用ディスクカッタ及びその内径加工用工作機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001347413A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011528286A (ja) * | 2008-07-18 | 2011-11-17 | サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ | 締結ユニットを具備する器具 |
CN112589168A (zh) * | 2020-12-02 | 2021-04-02 | 航天科工哈尔滨风华有限公司 | 一种异形薄壁舱段内腔加工方法 |
-
2000
- 2000-06-05 JP JP2000167657A patent/JP2001347413A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011528286A (ja) * | 2008-07-18 | 2011-11-17 | サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ | 締結ユニットを具備する器具 |
US8545134B2 (en) * | 2008-07-18 | 2013-10-01 | Sandvik Intellectual Property Ab | Tool comprising a fastening unit |
CN112589168A (zh) * | 2020-12-02 | 2021-04-02 | 航天科工哈尔滨风华有限公司 | 一种异形薄壁舱段内腔加工方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017512896A (ja) | 付加加工用の工作機械システム及び方法 | |
JPH04284991A (ja) | レーザー光加工用の機械工具 | |
CN109746532A (zh) | 电火花加工机床及包括该电火花加工机床的生产线 | |
CN111375901B (zh) | 一种激光车铣复合加工刀具的方法 | |
US20080152447A1 (en) | Rotary cutting tool comprising two cutting portions having opposed cutting directions | |
JP2001347413A (ja) | 車室の内径加工用ディスクカッタ及びその内径加工用工作機械 | |
JP5266372B2 (ja) | 切削工具、切削加工装置および切削加工方法 | |
CN209647778U (zh) | 电火花加工机床及包括该电火花加工机床的生产线 | |
CN211840939U (zh) | 一种立式车铣复合加工机床 | |
JP2532582B2 (ja) | 電極工具固定装置 | |
JP3487773B2 (ja) | トロコイド工具 | |
WO2021149638A1 (ja) | ワーク加工方法 | |
JP5433344B2 (ja) | 複合工具、工作機械および加工方法 | |
JPH0152121B2 (ja) | ||
JP2001038502A (ja) | Nc旋盤 | |
JPH1015703A (ja) | 多機能旋盤 | |
JP3366348B2 (ja) | スクロール形状加工方法及びその装置 | |
CN111451586A (zh) | 齿轮加工装置和齿轮加工方法 | |
JP3476044B2 (ja) | 作業機械 | |
JP7085076B1 (ja) | 工作機械、制御方法、および制御プログラム | |
JP4402504B2 (ja) | 旋削装置 | |
CN109623419A (zh) | 一种双轴转台结构 | |
JPH10138090A (ja) | マシニングセンタ | |
JP2002331433A (ja) | 切削加工ユニット | |
JP7192578B2 (ja) | 加工装置およびワークの支持治具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070807 |