JP2001347244A - 有機物高速乾燥処理機および有機物高速燃焼処理機 - Google Patents

有機物高速乾燥処理機および有機物高速燃焼処理機

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JP2001347244A
JP2001347244A JP2000172805A JP2000172805A JP2001347244A JP 2001347244 A JP2001347244 A JP 2001347244A JP 2000172805 A JP2000172805 A JP 2000172805A JP 2000172805 A JP2000172805 A JP 2000172805A JP 2001347244 A JP2001347244 A JP 2001347244A
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container
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double
organic
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Masaru Ito
勝 伊藤
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TATEYAMA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイオキシンが発生することなく、僅かなエ
ネルギーを用いて極めて短時間で、有機処理物を約1/
20〜1/50程度に減量することができる有機物高速
乾燥処理機および有機物高速燃焼処理機を提供する。 【解決手段】 各種の有機物を投入して高速乾燥させる
二重筒状の収容体1と、この収容体1内で有機物を下方
から上方に移動させるスクリューコンベア13式の二重
筒状の搬送装置2とから成る。この収容体1は、二重筒
間内部に熱気(火炎)を送り込む高速乾燥装置(高速燃
焼装置)5を備え、二重筒の内筒1A側に複数の通気孔
100Aを有している。また、搬送装置2は、収容体1
に取り付けた二重筒状の搬送筒体10の二重筒間内部に
熱気(火炎)を送り込む高速乾燥装置(高速燃焼装置)
35を備え、二重筒の外筒10B側に複数の通気孔10
0Bを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚・鳥等の骨、野
菜、残飯、果物、牛・豚等の骨、生ごみ、汚泥、畜糞、
人糞等の有機物、日常生活または各種の営業をいとなむ
上で生じる有機物を、高速乾燥・高速燃焼させて処理す
る有機物高速乾燥処理機および有機物高速燃焼処理機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各家庭から生じる食品残渣は、そ
れが少量であるときは、各家庭で所定の場所に埋めたり
していたが、それが大量に生じてくると、焼却処理する
ことが多かった。しかし、食品残渣を焼却処理すると、
ダイオキシンが発生する問題等でそれが不可能となっ
た。そのため、現在は、食品残渣のみを各地方自治体が
分別し、清掃車等を利用して運搬し、特定の場所で焼却
処理しているのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の処理においては、燃焼しやすい紙・プラスチッ
ク類等と混焼する上で、含水率が80%〜95%の食品
残渣を燃焼しやすい紙・プラスチック類等と同程度の含
水率にするには、かなりの時間と燃費がかかる。また、
その温度上昇過程においてダイオキシンが発生する虞れ
があり、各産業廃棄物業者のほとんどは、食品残渣だけ
を最終処分場に投棄して埋め立てている割合が多い。
【0004】一方、汚泥に関しては、下水道汚泥は、ほ
とんどがケーキ状(含水率60%〜80%)の状態にし
て焼却処分したり、最終処分場に投棄して埋め立てをし
ている。また、民間汚泥については、例えば、食品加工
場等のものは、一度処理槽に溜めて水分を自然蒸発さ
せ、その残渣を焼却して最終処分場に出していることが
多い。
【0005】さらに、鶏糞・牛糞等の畜糞は、地域の農
業協同組合、民間肥料会社、各農家等と協議し、堆肥と
してリサイクル利用することが一番良い方法であるが、
その実施例は、全国的にほんの一部である。人奮につい
ては、地方町村、特に東北・北海道等で自治体もしくは
民間業者が収集して焼却しているが、悪臭が生じ、焼却
装置の維持・管理にも多大な費用が必要となる。その
他、給食施設、総合病院、食品スーパー、魚業市場等に
おける残渣の処理問題も存在する。
【0006】そこで本発明は、叙上のような従来存した
問題点に鑑み創出されたもので、ダイオキシンが発生す
ることなく、僅かなエネルギーを用いて極めて短時間
で、有機処理物を約1/20〜1/50程度に減量する
ことができる有機物高速乾燥処理機および有機物高速燃
焼処理機を提供することを目的としたものである。尚、
本処理機を用いた処理物は、最終処分場に投棄したり、
また、リサイクル可能な物は肥料等として再利用するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
有機物高速乾燥処理機にあっては、生ごみ、汚泥、畜
糞、人糞等の有機物を投入して高速乾燥させる収容体
と、この収容体内で有機物を下方から上方に移動させる
スクリューコンベア式の搬送装置とから成ることで、上
述した課題を解決した。また、収容体は、二重筒状に形
成され、この二重筒間内部に熱気を送り込む高速乾燥装
置を備えていることで、同じく上述した課題を解決し
た。さらに、収容体は、二重筒の内筒側に複数の通気孔
を有することで、同じく上述した課題を解決した。ま
た、搬送装置は、二重筒状に形成され、この二重筒間内
部に熱気を送り込む高速乾燥装置を備えていることで、
同じく上述した課題を解決した。加えて、搬送装置は、
二重筒の外筒側に複数の通気孔を有することで、同じく
上述した課題を解決した。また、収容体および搬送装置
夫々が二重筒状に形成され、この二重筒間内部に熱気を
送り込む高速乾燥装置を備えていることで、同じく上述
した課題を解決した。この他、収容体を構成する二重筒
の内筒側・搬送装置を構成する二重筒の外筒側に、複数
の通気孔を有することで、同じく上述した課題を解決し
た。また、収容体は、二重筒間内部に空気を送り込む送
風機を備えていることで、同じく上述した課題を解決し
た。一方、搬送装置は、二重筒間内部に空気を送り込む
送風機を備えていることで、同じく上述した課題を解決
した。また、収容体には、この収容体の上部において連
結した投入パイプと、この投入パイプの一端に連結した
スクリューコンベア式の搬送パイプと、搬送パイプの下
端に設けた投入口とから構成された投入装置を設けたこ
とで、同じく上述した課題を解決した。さらに、投入装
置を構成する搬送パイプの下端と投入口との連通部分に
は、渦巻型回転刃による粉砕機が配されていることで、
同じく上述した課題を解決した。また、搬送装置は、筒
体の内部を上昇してきた各種の有機物を押し出して収容
体と搬送装置との間に落下させる切欠を有することで、
同じく上述した課題を解決した。加えて、搬送装置の切
欠は、複数のステンレス棒を縦向格子状に並設して形成
されていることで、同じく上述した課題を解決した。ま
た、搬送装置を構成する内筒と外筒との間に、高速乾燥
装置による熱風を誘導させる螺旋状の熱風誘導仕切板を
配したことで、同じく上述した課題を解決した。この
他、収容体を構成する内筒と外筒との間に、高速乾燥装
置による熱風を誘導させる螺旋状の熱風誘導仕切板を配
したことで、同じく上述した課題を解決した。また、収
容体と搬送装置の下方に、攪拌ピンを立設した回転刃を
配していることで、同じく上述した課題を解決した。一
方、本発明に係る有機物高速燃焼処理機にあっては、生
ごみ、汚泥、畜糞、人糞等の有機物を投入して高速燃焼
させる収容体と、この収容体内で有機物を下方から上方
に移動させるスクリューコンベア式の搬送装置とから成
ることで、同じく上述した課題を解決した。また、収容
体は、二重筒状に形成され、この二重筒間内部に火炎を
送り込む高速燃焼装置を備えていることで、同じく上述
した課題を解決した。さらに、収容体は、二重筒の内筒
側に複数の通気孔を有することで、同じく上述した課題
を解決した。また、搬送装置は、二重筒状に形成され、
この二重筒間内部に火炎を送り込む高速燃焼装置を備え
ていることで、同じく上述した課題を解決した。加え
て、搬送装置は、二重筒の外筒側に複数の通気孔を有す
ることで、同じく上述した課題を解決した。また、収容
体および搬送装置夫々が二重筒状に形成され、この二重
筒間内部に火炎を送り込む高速燃焼装置を備えているこ
とで、同じく上述した課題を解決した。この他、収容体
を構成する二重筒の内筒側・搬送装置を構成する二重筒
の外筒側に、複数の通気孔を有することで、同じく上述
した課題を解決した。また、収容体は、二重筒間内部に
空気を送り込む送風機を備えていることで、同じく上述
した課題を解決した。一方、搬送装置は、二重筒間内部
に空気を送り込む送風機を備えていることで、同じく上
述した課題を解決した。また、収容体には、この収容体
の上部において連結した投入パイプと、この投入パイプ
の一端に連結したスクリューコンベア式の搬送パイプ
と、搬送パイプの下端に設けた投入口とから構成された
投入装置を設けたことで、同じく上述した課題を解決し
た。さらに、投入装置を構成する搬送パイプの下端と投
入口との連通部分には、渦巻型回転刃による粉砕機が配
されていることで、同じく上述した課題を解決した。ま
た、搬送装置は、筒体の内部を上昇してきた各種の有機
物を押し出して収容体と搬送装置との間に落下させる切
欠を有することで、同じく上述した課題を解決した。加
えて、搬送装置の切欠は、複数のステンレス棒を縦向格
子状に並設して形成されていることで、同じく上述した
課題を解決した。また、搬送装置を構成する内筒と外筒
との間に、高速燃焼装置による火炎を誘導させる螺旋状
の火炎誘導仕切板を配したことで、同じく上述した課題
を解決した。この他、収容体を構成する内筒と外筒との
間に、高速燃焼装置による火炎を誘導させる螺旋状の火
炎誘導仕切板を配したことで、同じく上述した課題を解
決した。また、収容体と搬送装置の下方に、攪拌ピンを
立設した回転刃を配していることで、同じく上述した課
題を解決した。
【0008】本発明に係る有機物高速乾燥処理機および
有機物高速燃焼処理機においては、投入口内に投入した
牛・豚の骨、汚泥、畜糞、人糞等の有機物、または各種
の営業をいとなむ上で生じる各種の有機残渣を、投入装
置のスクリューコンベアによって上昇搬送させ、投入パ
イプより収容体の内部に落とし込む。このとき、粉砕機
は、投入口に投入された生ごみ、魚・鶏・牛・豚・馬等
の骨を回転駆動により細かく粉砕し、スクリューコンベ
アに乗せるそして、高速乾燥装置・高速燃焼装置を作動
させて、収容体の二重筒間内部および搬送筒体の二重筒
間内部に熱気・火炎を送り込むと共に、送風機により収
容体および搬送装置夫々の二重筒間内部に空気を送り込
む。このとき、収容体の内筒側の通気孔と、搬送筒体の
外筒側の通気孔とを介して、収容体の内筒と搬送筒体の
外筒との間に生じている空間に向けて熱気・火炎が送ら
れることとなり、搬送筒体内部に発生するアンモニアや
メタン等を飛散させる。また、切欠を形成する複数本の
ステンレス棒は、搬送筒体の内部でスクリューコンベア
により上昇してきた団子状態の各種有機物を細かく切断
して押し出し、収容体と搬送筒体との間に生じている空
間に落下させる。さらに、搬送筒体の内筒と外筒との間
に配した螺旋状の熱風誘導仕切板、収容体の内筒と外筒
との間に配した螺旋状の火炎誘導仕切板は、搬送筒体と
収容体の周壁に設置した高速乾燥装置・高速燃焼装置に
よる熱風・火炎を上方に誘導し、搬送筒体を含む収容体
の全体を効率良く加熱する。収容体の内筒と搬送装置の
外筒との間に生じている空間に落とされた有機物等は、
回転刃の回転により集められて搬送装置内に送られる。
ここで、有機物は、スクリューコンベアに乗せられて上
昇し、切欠を介して収容体の内筒と搬送装置の外筒との
間に生じている空間に再び落とされる。この様にして投
入された有機物は、熱っせられながら、収容体内を循環
するのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。本発明に係る有機物高速乾燥処
理機は、図1に示すように、有機物を投入して高速乾燥
させる収容体1と、この収容体1内において、有機物を
下方から上方に移動させる搬送装置2とから構成されて
いる。この収容体1は、内筒1Aと外筒1Bとにより二
重の筒状に形成され、内筒1Aと外筒1Bとの間に、例
えば約5〜10cm程度の幅である筒状空間部を形成し
ている。収容体1の上下両端は、天井板3と底板4によ
って閉鎖されている。
【0010】一方、収容体1内に設置された搬送装置2
は、収容体1の天井板3にその上端を固定している内筒
10Aと外筒10Bとにより二重の筒状に形成され、内
筒10Aと外筒10Bとの間に、例えば約5〜10cm
程度の幅である筒状空間部を形成している。また、この
内筒10Aと外筒10Bから成る搬送筒体10におい
て、内筒10A内には、螺旋状の帯11を固定した回転
軸12を内蔵して、全体としてスクリューコンベア13
を形成している。さらに、搬送筒体10の内筒10Aと
外筒10Bとの間には、螺旋状の熱風誘導仕切板200
を配してあり、後述する搬送筒体10の周壁に設置した
高速乾燥装置35による熱風を、この熱風誘導仕切板2
00で上方に誘導し、搬送筒体10の全体を効率良く熱
っしている。尚、収容体1の内筒1Aと外筒1Bとの間
にも、この熱風誘導仕切板を配することで、後述する収
容体1の周壁に設置した高速乾燥装置5による熱風を、
この熱風誘導仕切板で上方に誘導し、収容体1の全体を
効率良く熱することができる。
【0011】また、図2に示すように、スクリューコン
ベア13を構成する回転軸12の下方には、回転刃14
が取り付けられている。この回転刃14は、図1に示す
ように、収容体1の底板4とほぼ同じ大きさを有してお
り、搬送筒体10を構成する内筒10Aと外筒10B夫
々の下端と、収容体1の底板4との間に生じた隙間にお
いて、回転可能に配されている。尚、収容体1は、複数
本の支持脚9によって立設している。また、搬送装置2
を構成する回転刃14に攪拌ピン26を立設して、収容
体1を構成する内筒1Aの内壁に付着している有機物を
剥離しつつ、有機物全体を搬送装置2側に効率良く集め
ることができる。
【0012】搬送装置2を構成する回転軸12は、ボー
ルベアリング15等を用いて、収容体1に回転自在に取
り付けられている。そして、回転軸12の下端部に取り
付けたプーリー16と、モータ17のプーリー18をベ
ルト19を介して連結し、モータ17の作動によって回
転軸12が回転する構造となっている。尚、回転軸12
の回転構造は、どのような手段を用いても差し支えな
い。また、モータ17は、収容体1の下方に設置してい
るが、これに限定されることはなく、例えば収容体1の
上方に設置しても良い。
【0013】搬送装置2を構成する搬送筒体10の内筒
10A下端には、投入された有機物を内筒10A内へ送
り込むための切欠20が設けられている。そして、図3
に示すように、搬送筒体10の切欠20端部と、収容体
1の内筒1Aを結ぶ位置に、有機物の案内板21が取り
付けられている。この案内板21は、搬送筒体10に設
けた切欠20の右側端部と、収容体1の下方に設けた取
出口7の左側端部とを所定の角度をもって連結している
のである。
【0014】よって、回転軸12が反時計廻りに回転
し、回転刃14が旋回したとき、この回転刃14の上に
乗っている有機物が案内板21の一面に当って誘導さ
れ、搬送筒体10の切欠20に送り込まれる。一方、回
転軸12が時計廻りに回転し、回転刃14が旋回したと
きには、この回転刃14に乗っている有機物が案内板2
1の他面に当って誘導され、収容体1の取出口7より搬
出されるのである。
【0015】搬送筒体10の上方には、図1に示すよう
に、筒体10内に天板22が取り付けられており、回転
する螺旋状の帯11に乗って上昇してきた各種の有機物
が、それ以上、上方に移動するのを防いでいる。そし
て、搬送筒体10に取り付けた天板22の下に切欠23
が設けられており、上昇してきた各種の有機物がこの切
欠23から押し出されて、収容体1と搬送筒体10との
間に生じている空間に落下する構造となっている。
【0016】また、本実施の形態における有機物高速乾
燥処理機は、澱粉粕の高速乾燥処理にも利用可能であ
る。この場合、澱粉粕自体は多少粘りがあるため、乾燥
させるまでに団子状態となり易い。これを回避するため
に、切欠23に複数本のステンレス棒23Aを縦向格子
状に並設させて、スクリューコンベア13で上昇してき
た澱粉粕が高速乾燥過程で団子状態になっても、スクリ
ューコンベア13の圧力でステンレス棒23Aにより細
かく切断されながら落下し、これが繰り返されることに
よって、乾燥過程が進むにつれて粉状と化し、より乾燥
されるのである。特に、北海道では、澱粉粕が大量に排
出されるため、新たな公害問題が生じており、このよう
な澱粉粕を減量化するのに、本処理機は最適なものであ
る。
【0017】収容体1の周壁には、高速乾燥装置5を取
り付けており、各種の有機物を高速乾燥処理するのに充
分な熱気を、収容体1を構成する内筒1Aと外筒1Bと
の間に送り込むようにしている。一方、搬送筒体10の
周壁には、高速乾燥装置35を取り付けており、各種の
有機物を高速乾燥処理するのに充分な熱気を、搬送筒体
10を構成する内筒10Aと外筒10Bとの間に送り込
むようにしている。そして、収容体1の内筒1Aと搬送
筒体10の外筒10Bの夫々の上部には、その円周面に
沿って複数個の通気孔100A,100Bを形成し、内
筒10Aと外筒10Bとの間の筒状空間部、および収容
体1の内筒1Aと外筒1Bの間の筒状空間部夫々から、
収容体1の内筒1Aと、搬送筒体10の外筒10Bとの
間の空間内部内に向けて火熱気を送るようにしている。
こうして、夫々の筒状空間内部に送られた火熱気により
搬送筒体10内部に発生するアンモニアやメタン等を飛
散させている。
【0018】この他、収容体1には、送風機25が取り
付けられており、収容体1を構成する内筒1Aと外筒1
Bとの間の筒状空間部内に空気を送り込んでいる。ま
た、搬送筒体10にも、送風機45が取り付けられてお
り、搬送筒体10を構成する内筒10Aと外筒10Bと
の間の筒状空間部内に空気を送り込んでいる。そして、
前記した通気孔100A,100Bを介して、収容体1
の内筒1Aと搬送筒体10の外筒10Bとの間の空間内
部内に向けての熱気の噴出の勢いを増強させ、収容体1
内部における各種有機物の高速乾燥を効率良く行なって
いる。
【0019】また、収容体1への有機物の投入は、収容
体1の周壁に設けた、後述する投入装置50の投入口6
より行ない、高速乾燥処理した有機物は、収容体1の下
方に設けた取出口7より搬出するものである。さらに、
各種有機物の高速乾燥時に生じる排煙等は、収容体1の
上方に取り付けた排気ダクト8より排出するものであ
る。
【0020】収容体1の上部には、温度センサー41が
取り付けられおり、有機物乾燥時の温度が、その上限で
ある、例えば約400〜500度となったときに、不図
示のセンサースイッチが自動的に作動して、両高速乾燥
装置5、35を停止させる。一方、有機物の高速乾燥温
度が、その下限である、例えば約200度以下となった
ときに、不図示のセンサースイッチが自動的に作動し
て、両高速乾燥装置5、35を再度作動させる。これに
よって、必要に応じて有機物の乾燥温度を、ダイオキシ
ン発生前の温度に維持でき、ダイオキシンの発生を未然
に防止している。また、好気性菌、嫌気性菌、高温菌、
低温菌等の種々の菌類を死滅させるのに必要十分な温度
に設定しておくこともできる。
【0021】収容体1の下部には、水分センサー42が
取り付けられており、有機物の含有水分量が、例えば生
有機物等の場合の汚泥90%を感知した際には、両高速
乾燥装置5、35の設定温度を充分に高くする。一方、
有機物の含有水分量が、低いものと感知した際には、両
高速乾燥装置5、35の設定温度を低くするように、適
宜変更できるようにしている。
【0022】収容体1に設置した投入装置50は、収容
体1の上部において約45度の仰角をもって連結した投
入パイプ51と、この投入パイプ51の一端に連結した
鉛直な搬送パイプ52と、搬送パイプ52下端に設けた
投入口6とから構成されている。この搬送パイプ52内
には、螺旋状の帯53を固定した回転軸54を内蔵して
スクリューコンベア55を形成している。そして、回転
軸54の下端に取り付けたプーリー56と前記モータ1
7のプーリー18と共に同軸並行に取り付けたプーリー
57とをベルト58を介して連結し、モータ17の作動
によって回転軸54が回転することで、スクリューコン
ベア55により有機物を上昇移動させ、投入パイプ51
から収容体1内部に有機物を搬入させるのである。尚、
前記モータ17とは別に、独立したスクリューコンベア
55駆動専用のモータ(図示せず)を取り付けても良
い。また、搬送パイプ52の下端と投入口6との連通部
分には、渦巻型回転刃による粉砕機59が配されてい
る。そして、投入口6に生有機物、魚・鶏・牛・豚・馬
等の骨が投入された際には、粉砕機59が回転駆動して
これらを細かく粉砕し、スクリューコンベア55により
搬送させる。一方、投入口6に汚泥・畜糞・人糞・製紙
滓等が投入された場合には、極めて含水率が高いため、
粉砕機59により、それらの搬送促進を図っている。
【0023】次に、本実施の形態の使用の一例を説明す
る。まず、図1に示すように、魚・鳥等の骨、野菜、残
飯、果物等の日常生活または各種の営業をいとなむ上で
生じる各種の有機物を投入口6内に投入し、スクリュー
コンベア55によって上昇搬送させ、投入パイプ51を
介して収容体1内部に落とし込む。このとき、投入口6
に生有機物、魚・鶏・牛・豚・馬等の骨が投入された際
には、粉砕機59を回転駆動してこれらを細かく粉砕し
てからスクリューコンベア55によって搬送させる。そ
して、高速乾燥装置5、35を作動させて、収容体1を
構成する内筒1Aと外筒1Bの間、搬送筒体10を構成
する内筒10Aと外筒10Bの間に、熱気を送り込む。
同時に、送風機25、45によって空気も送る。そし
て、モータ17のスイッチを入れて、搬送装置2を作動
させる。
【0024】このとき、搬送装置2の回転軸12と回転
刃14を反時計廻りに回転させる。すると、収容体1内
の搬送筒体10周囲に投入された各種有機物が、回転刃
14の回転で搬送筒体10の下端に位置する切欠20方
向に集められる。さらに、回転刃14の作動を続ける
と、回転刃14の上に乗っている有機物が案内板21の
一面に当って誘導され、搬送筒体10の切欠20から、
搬送筒体10の内筒10A内に送り込まれる。搬送筒体
10の内筒10A内に送り込まれた有機物は、内筒10
A内で回転する螺旋状の帯11に乗って上昇し、搬送筒
体10の上方に設けた切欠23から押し出されて下方に
落下する。そして、再度、回転刃14の上に乗り、搬送
筒体10の内筒10Aの切欠20から内筒10A内に送
り込まれる。このように、各種の有機物は、熱気の中で
収容体1内を循環移動し、高速乾燥処理されて、約1/
20〜1/50程度に減量される。
【0025】有機物の乾燥処理が終了したときは、搬送
装置2の回転軸12と回転刃14を時計廻りに回転させ
る。すると、搬送筒体10内の有機処理物は、回転する
螺旋状の帯11によって下方に移動し、切欠20から押
し出される。これらの有機処理物は、収容体1内におい
て時計廻りに回転する回転刃14に乗って搬送筒体10
の周囲を回るように移動する。そして、案内板21の他
面に当って誘導され、収容体1の取出口7より搬出され
る。
【0026】尚、本考案は、有機物高速乾燥処理機の他
に、有機物高速燃焼処理機として構成することもでき
る。この場合、前記した高速乾燥装置5,35の替わり
に、高速燃焼装置を設置すれば良い。このようにするこ
とで、各種の有機物は、火炎の中で収容体1内を循環移
動し、高速燃焼処理されて、約1/20〜1/50程度
に減量される。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されてお
り、魚・鳥等の骨、野菜、残飯、果物、汚泥、畜糞、人
糞等の、日常生活または各種の営業をいとなむ上で生じ
る各種有機物を高速乾燥処理(高速焼却処理)させて、
有機物の残滓を、約20分の1から50分の1程度にし
てから、最終処分場等に投棄できる。また、肥料として
の再利用も可能となる。さらに、処理の過程において、
ダイオキシンが発生する事態を確実に防止できる。
【0028】これは、本発明に係る有機物高速乾燥処理
機および有機物高速燃焼処理機が、各種の有機物を投入
して高速乾燥させる二重筒状の収容体1と、この収容体
1内で有機物を下方から上方に移動させるスクリューコ
ンベア13式の二重筒状の搬送装置2とから成り、前記
収容体1は、二重筒間内部に熱気(火炎)を送り込む高
速乾燥装置(高速燃焼装置)5を設け且つ二重筒の内筒
1A側に複数の通気孔100Aを有しており、前記搬送
装置2は、収容体1に取り付けた二重筒状の搬送筒体1
0の二重筒間内部に熱気(火炎)を送り込む高速乾燥装
置(高速燃焼装置)35を設け且つ二重筒の外筒10B
側に複数の通気孔100Bを有しているからであり、こ
れにより、搬送筒体10の内部に発生するアンモニアや
メタン等を効率良く飛散させることができ、しかも収容
体1内に投入した有機物をわずかな時間で効率良く高速
乾燥処理(高速焼却処理)することができる。さらに好
気性菌、嫌気性菌、高温菌、低温菌等の種々の菌類を短
時間で死滅させることができ、周囲に刺激性の悪臭も発
生させない。
【0029】このように、本発明による処理機で高速乾
燥(高速焼却)が可能である理由は、生ゴミ等の比較的
含水率の高い処理物は粉砕することにより、処理物と水
分が分離し易いため、搬送スクリューコンベア13で掻
き揚げを実施する際に、遠心力でその水分が搬送筒体1
0の内壁に直接あたるため、瞬時に蒸発されるからであ
る。水分が処理物より先に内壁に接触することは、水と
物を分離させる場合の遠心分離機の作用を見ても明白で
ある。例をあげれば、良く熱したフライパンに水滴を落
とすと瞬時に蒸発してしまうのと同じことである。
【0030】また、収容体1および搬送装置2には、夫
々の二重筒間内部に空気を送り込む送風機25、45を
設けたので、収容体1側の通気孔100Aと、搬送筒体
10側の通気孔100Bとを介して、収容体1の内筒1
Aと、搬送筒体10の外筒10Bとの間の空間内部内に
向けて、熱気(火炎)を勢い良く送って、高速乾燥(燃
焼)効率を高めることができる。さらに、好気性菌、嫌
気性菌、高温菌、低温菌等の種々の菌類を短時間で死滅
させることができ、周囲に刺激性の悪臭も発生させな
い。
【0031】そして、収容体1には、この収容体1の上
部において仰角をもって連結した投入パイプ51と、こ
の投入パイプ51一端に連結したスクリューコンベア5
5式の鉛直な搬送パイプ52と、搬送パイプ52下端に
設けた投入口6とから構成された投入装置50を設けた
ので、汚泥の生じ易い生ごみ等を連続して収容体1に送
り込むことができる。
【0032】また、搬送パイプ52下端と投入口6との
連通部分には、渦巻型回転刃による粉砕機59が配され
ているので、投入口6に生有機物、魚・鶏・牛・豚・馬
等の骨が投入された際には、これらを細かく粉砕してか
らスクリューコンベア55によって搬送でき、収容体1
内に投入した有機物をわずかな時間で効率良く高速乾燥
(焼却)処理することができる。
【0033】さらに、搬送筒体10の内部を上昇してき
た各種の有機物を押し出して収容体1と搬送筒体10と
の間に落下させる切欠23を形成すると共に、この切欠
23に複数本のステンレス棒23Aを縦向格子状に並設
形成しているので、他の処理方法とは異なり、澱粉粕等
を短時間で減量することが可能である。このため、ラン
ニングコストが安価で極めて省力的な処理機を提供でき
る。加えて、処理の過程において、悪臭や煙は殆ど生じ
ることがなく、汚水もまったく生じない。
【0034】この他、搬送筒体10を構成する内筒10
Aと外筒10Bとの間、また、収容体1を構成する内筒
1Aと外筒1Bとの間の少なくともいずれかには、高速
乾燥装置(高速燃焼装置)5,35による熱風(火炎)
を誘導させる、螺旋状の熱風誘導仕切板200を配して
あるので、搬送筒体10や収容体1の周壁に設けた高速
乾燥装置(高速燃焼装置)35,5による熱風(火炎)
を搬送筒体10または収容体1全体にスムーズに誘導
し,搬送筒体10または収容体1全体を効率良く加熱す
ることができる。
【0035】一方、本発明は、土壌中で作物(野菜、根
菜類等)に悪影響を及ぼすソウカ病菌等を死滅させるた
めの、土壌殺菌用としても使用できる(苗床用の土壌殺
菌にも使用できる)。
【0036】本発明の特徴は、スクリューコンベア13
で沸点に達して水分が蒸発し、上部の切欠23から排出
された処理物が、収容体1の高速乾燥装置5により熱せ
られているため、スクリューコンベア13に再度搬入さ
れる前に再度沸点に達する。この様に、搬送装置2と収
容体1とが熱せられているために、搬送筒体10の外筒
10Bと、収容体1の内筒1Aの間の空間にある処理物
は、絶えず沸点に達していて、水分の蒸発がなされる。
そのため、より短時間の内に、含水率の高い物(汚水
等)でも高速乾燥が可能となるのである。また、比較的
に含水率の低い物は、超高速で乾燥可能となる。
【0037】この他、処理物が絶えず移動して直火に当
たらないため、高速乾燥されても煙の排出は極めて僅か
なものとなる。また、煙、悪臭、ダイオキシン等も生じ
ることはない。尚、排気ダクト8に小型バーナー等を取
り付けると、煙、悪臭、ダイオキシン等を確実に分解で
きる。
【0038】さらに、本発明は、ホタテを洗ったり、ボ
イルした後の汚れを処理するときに生じる、硫化水素の
発生も確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示した断面図である。
【図2】同じく回転刃と螺旋状の帯を有する回転軸の斜
視図である。
【図3】案内板の取り付け状態を示す収容体の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…収容体 1A…内筒 1B…外筒 2…搬送装置 3…天井板 4…底板 5,35…高速乾燥(燃焼)装置 6…投入口 7…取出口 8…排気ダクト 9…支持脚 10…搬送筒体 10A…内筒 10B…外筒 11…帯 12…回転軸 13…スクリューコンベア 14…回転刃 15…ボールベアリング 16,18…プ
ーリー 17…モータ 19…ベルト 20,23…切欠 21…案内板 22…天板 23A…ステン
レス棒 25,45…送風機 26…攪拌ピン 41…温度センサー 42…水分セン
サー 50…投入装置 51…投入パイ
プ 52…搬送パイプ 53…帯 54…回転軸 55…スクリュ
ーコンベア 56,57…プーリー 58…ベルト 59…粉砕機 100A,100B…通気孔 200…熱風誘
導仕切板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K061 AA16 AB02 AC01 AC02 AC11 BA05 CA01 DA02 3L113 AA05 AC04 AC40 AC58 AC59 AC67 BA37 BA39 CA02 CA04 CB03 DA10 DA26 4D004 AA02 AA03 AA04 AB07 CA04 CA15 CA22 CA28 CA42 CA46 CA48 CB13 CB27 CB34 CB36 CB42 CB43 CB44 CB45 DA01 DA06 DA09 4D059 AA01 AA03 AA07 BB01 BB18 BD11 BD24 BD34 BJ02 BK11 BK13 CB06 CB07 EA01 EB01

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみ、汚泥、畜糞、人糞等の有機物を
    投入して高速乾燥させる収容体と、この収容体内で有機
    物を下方から上方に移動させるスクリューコンベア式の
    搬送装置とから成ることを特徴とする有機物高速乾燥処
    理機。
  2. 【請求項2】 収容体は、二重筒状に形成され、この二
    重筒間内部に熱気を送り込む高速乾燥装置を備えている
    請求項1記載の有機物高速乾燥処理機。
  3. 【請求項3】 収容体は、二重筒の内筒側に複数の通気
    孔を有する請求項1または2記載の有機物高速乾燥処理
    機。
  4. 【請求項4】 搬送装置は、二重筒状に形成され、この
    二重筒間内部に熱気を送り込む高速乾燥装置を備えてい
    る請求項1記載の有機物高速乾燥処理機。
  5. 【請求項5】 搬送装置は、二重筒の外筒側に複数の通
    気孔を有する請求項1または4記載の有機物高速乾燥処
    理機。
  6. 【請求項6】 収容体および搬送装置夫々が二重筒状に
    形成され、この二重筒間内部に熱気を送り込む高速乾燥
    装置を備えている請求項1記載の有機物高速乾燥処理
    機。
  7. 【請求項7】 収容体を構成する二重筒の内筒側・搬送
    装置を構成する二重筒の外筒側に、複数の通気孔を有す
    る請求項6記載の有機物高速乾燥処理機。
  8. 【請求項8】 収容体は、二重筒間内部に空気を送り込
    む送風機を備えている請求項1乃至3、請求項6または
    7のいずれか記載の有機物高速乾燥処理機。
  9. 【請求項9】 搬送装置は、二重筒間内部に空気を送り
    込む送風機を備えている請求項1、請求項4乃至7のい
    ずれか記載の有機物高速乾燥処理機。
  10. 【請求項10】 収容体には、この収容体の上部におい
    て連結した投入パイプと、この投入パイプの一端に連結
    したスクリューコンベア式の搬送パイプと、搬送パイプ
    の下端に設けた投入口とから構成された投入装置を設け
    た請求項1乃至3、請求項6乃至8のいずれか記載の有
    機物高速乾燥処理機。
  11. 【請求項11】 投入装置を構成する搬送パイプの下端
    と投入口との連通部分には、渦巻型回転刃による粉砕機
    が配されている請求項10記載の有機物高速乾燥処理
    機。
  12. 【請求項12】 搬送装置は、筒体の内部を上昇してき
    た各種の有機物を押し出して収容体と搬送装置との間に
    落下させる切欠を有する請求項1、請求項4乃至7のい
    ずれか記載の有機物高速乾燥処理機。
  13. 【請求項13】 搬送装置の切欠は、複数のステンレス
    棒を縦向格子状に並設して形成されている請求項12記
    載の有機物高速乾燥処理機。
  14. 【請求項14】 搬送装置を構成する内筒と外筒との間
    に、高速乾燥装置による熱風を誘導させる螺旋状の熱風
    誘導仕切板を配した請求項1、請求項4乃至7、請求項
    9、請求項12または13のいずれか記載の有機物高速
    乾燥処理機。
  15. 【請求項15】 収容体を構成する内筒と外筒との間
    に、高速乾燥装置による熱風を誘導させる螺旋状の熱風
    誘導仕切板を配した請求項1乃至3、請求項6乃至8、
    請求項10のいずれか記載の有機物高速乾燥処理機。
  16. 【請求項16】 収容体と搬送装置の下方に、攪拌ピン
    を立設した回転刃を配している請求項1乃至10、請求
    項12乃至15のいずれか記載の有機物高速乾燥処理
    機。
  17. 【請求項17】 生ごみ、汚泥、畜糞、人糞等の有機物
    を投入して高速燃焼させる収容体と、この収容体内で有
    機物を下方から上方に移動させるスクリューコンベア式
    の搬送装置とから成ることを特徴とする有機物高速燃焼
    処理機。
  18. 【請求項18】 収容体は、二重筒状に形成され、この
    二重筒間内部に火炎を送り込む高速燃焼装置を備えてい
    る請求項17記載の有機物高速燃焼処理機。
  19. 【請求項19】 収容体は、二重筒の内筒側に複数の通
    気孔を有する請求項17または18記載の有機物高速燃
    焼処理機。
  20. 【請求項20】 搬送装置は、二重筒状に形成され、こ
    の二重筒間内部に火炎を送り込む高速燃焼装置を備えて
    いる請求項17記載の有機物高速燃焼処理機。
  21. 【請求項21】 搬送装置は、二重筒の外筒側に複数の
    通気孔を有する請求項17または20記載の有機物高速
    燃焼処理機。
  22. 【請求項22】 収容体および搬送装置夫々が二重筒状
    に形成され、この二重筒間内部に火炎を送り込む高速燃
    焼装置を備えている請求項17記載の有機物高速燃焼処
    理機。
  23. 【請求項23】 収容体を構成する二重筒の内筒側・搬
    送装置を構成する二重筒の外筒側に、複数の通気孔を有
    する請求項22記載の有機物高速燃焼処理機。
  24. 【請求項24】 収容体は、二重筒間内部に空気を送り
    込む送風機を備えている請求項17乃至19、請求項2
    2または23のいずれか記載の有機物高速燃焼処理機。
  25. 【請求項25】 搬送装置は、二重筒間内部に空気を送
    り込む送風機を備えている請求項17、請求項20乃至
    23のいずれか記載の有機物高速燃焼処理機。
  26. 【請求項26】 収容体には、この収容体の上部におい
    て連結した投入パイプと、この投入パイプの一端に連結
    したスクリューコンベア式の搬送パイプと、搬送パイプ
    の下端に設けた投入口とから構成された投入装置を設け
    た請求項17乃至19、請求項22乃至24のいずれか
    記載の有機物高速燃焼処理機。
  27. 【請求項27】 投入装置を構成する搬送パイプの下端
    と投入口との連通部分には、渦巻型回転刃による粉砕機
    が配されている請求項26記載の有機物高速燃焼処理
    機。
  28. 【請求項28】 搬送装置は、筒体の内部を上昇してき
    た各種の有機物を押し出して収容体と搬送装置との間に
    落下させる切欠を有する請求項17、請求項20乃至2
    3のいずれか記載の有機物高速燃焼処理機。
  29. 【請求項29】 搬送装置の切欠は、複数のステンレス
    棒を縦向格子状に並設して形成されている請求項28記
    載の有機物高速燃焼処理機。
  30. 【請求項30】 搬送装置を構成する内筒と外筒との間
    に、高速燃焼装置による火炎を誘導させる螺旋状の火炎
    誘導仕切板を配した請求項17、請求項20乃至23、
    請求項25、請求項28または29のいずれか記載の有
    機物高速燃焼処理機。
  31. 【請求項31】 収容体を構成する内筒と外筒との間
    に、高速燃焼装置による火炎を誘導させる螺旋状の火炎
    誘導仕切板を配した請求項17乃至19、請求項22乃
    至24、請求項26のいずれか記載の有機物高速燃焼処
    理機。
  32. 【請求項32】 収容体と搬送装置の下方に、攪拌ピン
    を立設した回転刃を配している請求項17乃至26、請
    求項28乃至31のいずれか記載の有機物高速燃焼処理
    機。
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