JP2001346823A - トルマリン粉粒体含有アイマスク、枕及び多目的シート - Google Patents

トルマリン粉粒体含有アイマスク、枕及び多目的シート

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JP2001346823A
JP2001346823A JP2000173110A JP2000173110A JP2001346823A JP 2001346823 A JP2001346823 A JP 2001346823A JP 2000173110 A JP2000173110 A JP 2000173110A JP 2000173110 A JP2000173110 A JP 2000173110A JP 2001346823 A JP2001346823 A JP 2001346823A
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pillow
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のトルマリン(電気石)を使用するマス
ク、枕、シート体は、いずれもトルマリン微粉末を繊維
に練り込んだりして使用していたため、本来トルマリン
自身が有する遠赤外線効果、マイナスイオン発生効果、
微量ミネラル発生効果が押さえられていた他、ミクロン
サイズに粉砕するのに相当なコストを要していた。 【解決手段】本発明は、トルマリンを粉体あるいは粒体
の状態で直接使用するため、トルマリン鉱石自体が有す
る上記特徴を生かすと共に、ダンプルーフ加工した綿材
又は同一形状に裁断して重ね合わせする目の細い布材の
中に上記粉粒体とラベンダー等の香料材を区分けして包
含した二重構造の内部袋体を、さらにダンプルーフ加工
した綿材や、シルクタイプのキュポラ素材を用いて表裏
面を覆うことによって得られたトルマリン含有アイマス
ク、枕、多目的シートを提供するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、遠赤外線効果並びにマ
イナスイオンを発生するトルマリン(電気石)を使用し
たアイマスク、枕、多目的シートに関し、さらに詳しく
は、このトルマリン鉱石を粉状あるいは粒状として直接
二重構造の袋体に香料材と共に封入し、さらにダンプル
ーフ加工した生地で外面を囲むことにより、外部にトル
マリン鉱石の粉体が飛び出さない構造としたものであ
る。
【0002】
【従来技術】第一の発明であるアイマスクに関しては、
特開平10−120523号公報「フェースマスク用繊
維集合体」に、繊維集合体の一部に繊維に特定の天然石
(トルマリン、シリカ、蛇紋岩石等)を練り込むことに
よって、抗菌性、人体からの有機物の分解性、保湿性、
脱臭性、さらに血液の循環の改善性能を付与可能とする
フェースマスクが開示されている。
【0003】また特開平11−332988号公報「リ
ラクゼーション具」は、電化を発生するセラミック体
(トルマリン)微粉体を含む部材を少なくとも1つ、頭
部肌に密着するように設けることにより、時間的、空間
的な拘束をなくし長時間連続使用可能に、耳かけ部分か
ら成り固定具を取り付けたアイマスク状のリラクゼーシ
ョン具を開示している。
【0004】その他の形態のマスクとして、実用新案第
3024098号「顔面パック用マスク」は、レーヨン
に粒径が0.3〜0.5ミクロンのトルマリンの超微粉
末を2〜4重量%混合して形成したもので、保湿性が保
たれて、顔の肌をみずみずしくできると共に、毛穴の汚
れを浮かせることができ、且つ皮膚に微弱電流の刺激を
生じて、肌の新陳代謝を高めて血行を促し、しっとりと
した肌を保つことができる顔面パック用マスクを開示し
ている。
【0005】また実用新案第3062823号「健康マ
スク」は、ガーゼマスクに、ナチュラル電位を発生させ
るトルマリン等のセラミックを混入した微細繊維からな
る生命エネルギーシートを重ねて使用し、口から鼻から
生命エネルギーシートを重ねて使用し、口から鼻から生
命エネルギーを身体に供給することにより、自然治癒力
を引き出し治癒及び生命活動を促進する健康マスクを開
示する。
【0006】しかしながらこれらの先願は、いずれもト
ルマリンの微粉末をバインダーを使用して繊維に混入
し、トルマリンが有する遠赤外線やマイナスイオンの発
生を利用するマスクの提供をなすものであるが、洗濯等
を行うとバインダーの糊材が解けてしまい、トルマリン
粉末が外部に漏れやすいという欠点があった。
【0007】本発明の第二にかかる「枕」に関しては、
特開平10−94468号公報「枕」は、全体をウレタ
ンフォームその他任意の素材で形成した枕本体の表面
に、数条の凹所を形成し、トルマリン等のマイナスイオ
ンを発生する物質を含んだチップを充填することによ
り、寝心地をよくし、人体に好影響を及ぼし、気分を爽
快にする枕が開示されている。
【0008】また特開平10−309225号公報「座
布団、枕,敷布団、ベットパット等の敷具」は、長辺の
長さが10ミリ以下程度に細かく砕かれた塊状若しくは
片状又は微粉状の木炭と粒径0.3ミクロン程度の微粉
状トルマリンとを混ぜた断熱秀湿層をを複数の区画に区
切り、各区画は秀湿性の不織布に木炭とトルマリンを収
納して、それらをポリエステル繊維の綿で断熱秀湿層を
挟むようにした枕を開示する。
【0009】さらに特開平11−290182号公報
「枕用充填材」は、合成樹脂に対して特定範囲のトルマ
リン微粉末を均一に分散させたコンパウンドを形成し
て、特定の円形パイプを形成することにより、トルマリ
ンによる種々の効能の向上を図っている充填材を開示す
る。
【0010】上記のように枕用のトルマリンとしても、
0.3ミクロン程度の微粉末状のものを単独、あるいは
木炭、合成樹脂と化合させたりして使用していることが
理解される。
【0011】本発明の第三にかかる多目的シートに関し
ては、特開平9−327523号公報「遠赤外線放射保
健治療触身物」は、トルマリン粉粒体の担体としてシリ
コンゴム等を利用して、有泡又は無泡成形したゴムシー
トを使用することにより、治療に有効な触身物を得るこ
とを開示する。
【0012】また特開平11−47280号公報「電気
石付着シート」は、静電気付与した合成繊維布帛を基布
として、これに接着剤を使用することなく、圧電、焦電
性を有する平均粒子500μm以下のトルマリン微粒子
1重量%以上を耐電付着させて、トルマリンの電気的特
性を効果的に安定して発揮させることを開示している。
【0013】さらに特開平11−302547号公報
「竹炭混入組成物およびそれを用いたシート」は、竹炭
を粉体にした竹炭粉と、トルマリン鉱石を粉体にしたト
ルマリン粉と、青竹燻煙粉とが海藻を原料とする水溶性
糊剤たるアルギン酸ソーダ(バインダー)に混合分散さ
れた竹炭混入組成物を不織布やパルプ繊維などのシート
部材状に印刷して乾燥させたシートを開示する。
【0014】上記のようにシート用のトルマリンとして
も、500ミクロン程度の微粉末状のものを単独、ある
いは木炭、合成樹脂と化合させたりして使用しているこ
とが理解される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにトルマリ
ンの微粉末を、アイマスクや枕、又はシートに使用する
ことは公知であるが、いずれも貴重な鉱物の一種である
トルマリン鉱石を使用することから、その使用量をでき
るだけ少なく且つ効果を最大限に生かす工夫をそれぞれ
なして各製品が製造されていた。
【0016】またもう一つの課題は、トルマリンは珪酸
塩鉱物の1種であることから硬度が7〜7.5と高く微
粉砕にすることに時間及びコストがかかる上、あまり細
かく粉砕すると粒子同士がくっつき、くっついたものが
再凝縮するというもんだいもあった。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明法は、トルマリン
鉱石の有する特徴をできるだけ自然のままに生かすこと
を主目的とする製品を提供するものであるが、また製品
自体が人体に直接接触するものであるからリラックス効
果を有するラベンダー等のハープ類の香料材と組み合わ
せて使用できるようにしたアイマスク、枕、多目的シー
トを提供するものである。
【0018】すなわち本発明の第一は、マイナスイオン
効果と遠赤外線効果とを有するトルマリンの粉粒体を内
蔵するアイマスクにおいて、二重構造から成る袋体にト
ルマリン粉粒体と香料材とを内蔵し、該袋体の表面をダ
ンプルーフ加工した生地と、裏面を滑りの良い素材から
成る生地とを用いて表裏から囲み上記袋体外縁を逢着す
ると共に、該逢着体の両端に頭部を囲んで固定するベル
トを取り付けて成ることを特徴とするトルマリン粉粒体
含有アイマスクである。
【0019】本発明の第二は、上記アイマスク裏面生地
には、生地表面に上下方向の保持部を取り付けてあるこ
とを特徴とする請求項1記載のトルマリン粉粒体含有ア
イマスクである。
【0020】本発明の第三は、マイナスイオン効果と遠
赤外線効果とを有するトルマリンの粉粒体を内蔵する枕
において、二重構造から成る袋体にトルマリン粉粒体と
香料材とを内蔵し、該袋体を後首部、あるいは後首部及
び頭部が接触する部分に取付け、さらに枕体中央上部の
高さを周囲より低くしてあることを特徴とするトルマリ
ン粉粒体含有枕である。
【0021】本発明の第四は、マイナスイオン効果と遠
赤外線効果とを有するトルマリンの粉粒体を内蔵する多
目的シートにおいて、二重構造から成る袋体にトルマリ
ン粉粒体と香料材とを内蔵し、該袋体の表裏面をダンプ
ルーフ加工した生地を用いて上記袋体外縁と共に逢着す
ると共に、該逢着体の両端に必要に応じてベルトを取り
付けて成ることを特徴とするトルマリン粉粒体含有多目
的シートである。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のアイマスクに関
する全体図である。このアイマスクは、先ずアイマスク
用の形状に作成したダンプルーフ加工した綿材を張り合
わせ、内部を適当な範囲で区切ってトルマリン及び香料
材を封入する区画を設けている。
【0023】これらの各区画に略均等量のトルマリン粒
体、あるいは粉体をマスクの大きさに合わせて概略50
g〜100g前後、及び香料材としてラベンダー、ジャ
スミン、バニラ、ベルガモット等の植物性天然香料、あ
るいはじゃ香、りゅうぜん等の動物性天然香料、グラニ
オール、バニリン等の合成香料のハーブ類である癒しの
香料材を同時に封入し、さらに不織布の切片を入れてか
ら端部を縫い合わせて袋体とする。
【0024】この場合、袋体として用いる素材は編み目
の詰まったダンプルーフ加工した綿材を用いているが、
この素材は中に封入したトルマリンや香料材の粉末を外
部に出さない効果を有している。
【0025】他の袋体としては、上記のダンプルーフ加
工した綿材に代え、安価な布材を同一形状に切断して、
下方の布材上部に所定量のトルマリン粒体と芳香剤を置
き、その上に情報の布材を重ね、ある間隔で縦、横にキ
ルティング状に逢着して袋体としても良い。
【0026】また用いられるトルマリンの粒体や粉体の
大きさは、従来品の0.5mm以下の微粉末では粉末同
士が再凝縮するという問題もあり、本発明では少なくと
も0.5mm以上のものが、トルマリン鉱石の特徴をで
きるだけ自然のままに生かすことができるものである。
【0027】次いで逢着した袋体を、図2aに示すよう
にこの袋体より少し大きめの形状で予め作ってある不織
布性の袋体に入れ、その入り口端部を縫い合わせた。こ
の不織布は、柔らかさを有するため前記のダンプルーフ
加工した綿材同様にクッションの働きをもなしている。
【0028】このようにして得られた二重構造の内部袋
体を用いて、表側にダンプルーフ加工した綿材を重ね、
一方、反対面である裏面には、顔面と接触した場合に痛
み等を与えない素材として、滑り性に富むシルクタイプ
の黒色のキュポラ素材、あるいは牛乳タンパクを利用し
たシノン素材等を重ね、これらの両端部をアイマスク外
形に沿ってあて布を当て上部から逢着する。
【0029】この場合裏面側には、このアイマスク本体
を顔面に当てて後頭部で固定するために、ゴム製ベルト
をアイマスク両端に取り付けるが、このベルト先端には
マジックテープ(登録商標)を取り付けて各人の頭のサ
イズに合わせて自由に調節して固定する構造となってい
る。
【0030】さらに裏面側略端部には、縦方向にガーゼ
やハンカチ等の衛生材を保持するゴム製の保持部を設け
ている。これにより、ガーゼ等を取り付けて使用すると
裏面部の汚れを防止できるほか、例えば長距離用飛行機
や長距離用列車等で不特定多数の乗客に日中や照明下で
使用できるように提供することができるものである。
【0031】本発明アイマスクの他の特徴は、トルマリ
ンと香料材を封入した区画を顔面前部だけでなく、耳部
のところまで覆うように大きめの形状を取っている。こ
れは、人体には120のツボがあると言われているが、
特にその中で、額部に於ける印堂、鼻部の晴明、目の脇
の瞳子こう、下関、耳部の客主人等できるだけ頭部にお
ける多くのツボを覆うことにより、これらの部位にマイ
ナスイオンを伝達させてその効果を最大限に利用し、目
の疲れをとり、特に活性酸素を消去するマイナスイオン
効果で眼精疲労や白内障の予防を目的とするものであ
る。
【0032】本発明の第二の発明である枕は、図3に示
すように枕体上部に長方形に製造したダンプルーフ加工
した綿材の袋体に封入したトルマリン500gと香料材
50gとを各区分毎に封入し、その上部を該袋体より大
きめの不織布で覆い、その端部を逢着した二重構造の内
部袋体を先ず作り、次いで枕体上部にこの内部袋体を封
入する。
【0033】本発明では、この内部袋体を後首部及び後
頭部にかけて接触する位置に取り付けるが、さらに後首
部の高さが後頭部の位置する高さよりより高い状態にし
てくぼみを設け、これにより頭部の安定を図り脳幹等神
経中枢血管の束の集まる大切な部位である後首部及び後
頭部にかけて直接にトルマリンからのマイナスイオンの
伝達、遠赤外線効果を受けられ、さらに香料の香りが鼻
から吸引できるようにしてあり、リラックス効果を合わ
せて得ることができる。
【0034】またツボの内、後首部及び後頭部にかけて
ある天柱、風池等のツボにも直接マイナスイオンを伝達
させて疲れをとり、血液をよくする自律神経の安定をは
かり熟睡効果を得ることを目的としている。
【0035】本発明の第三の発明である多目的シート
は、図4に示すように長方形に製造したダンプルーフ加
工した綿材の袋体に封入したトルマリン500gと香料
材25gとを各区分毎に封入し、その上部を該袋体より
大きめの不織布で覆い、その端部を逢着した二重構造の
内部袋体を先ず作り、次いで内部袋体の表裏面をダンプ
ルーフ加工した綿材の袋体で覆い、端部をあわせ布を当
てて逢着して、長方形の多目的シートとした。
【0036】本発明では、多目的シートの両端部にゴム
製ベルトを取付け、マジックテープで例えば腰部、肩部
を囲む構造としている。これにより身体を動かしている
ときでもシートを固定することができる他、直接にトル
マリンからのマイナスイオンの伝達、遠赤外線効果を受
けられ、さらに香料の香りを鼻から吸引できるようにし
てある。あるいは用途によっては、このゴム製ベルトを
縫いつけないで別売り部品とすることも可能である。
【0037】これにより肩部、腹部、腰部あるいは足部
に存在する多くのツボを直接カバーすることが可能とな
るため、痛みのある部分にこの健康具を覆うようにして
使用できるものである。
【0038】以下に実施例を以て、本発明の詳細を説明
する。
【0039】
【実施例1】アイマスク1を製造するにあたり、先ずダ
ンプルーフ加工した綿材を逢着した縦10cm、横30
cmのアイマスク用の袋形状を作り、次いで主として
0.5mm以上のトルマリン50gと、香料材としての
ラベンダー粉剤5gとを組み合わせて均一に分散させ、
不織布の切片を適宜入れてから糸縫いを行って小区画を
設け、トルマリンとラベンダーとが袋体の一部に集まる
ことを防いだ。
【0040】次いで端部を逢着した上記袋体を、予め同
型状に製造した不織布の袋体に差し入れ、その入り口部
を逢着して二重構造の内部袋体6とした。
【0041】次いで二重構造の内部袋体の表面側に、上
記内部袋体の外形より若干大きめのダンプルーフ加工し
た綿材2を当て、一方、裏面側には肌にあてて感触のよ
いシルクタイプの滑りやすい布地として黒色のキュポラ
素材8を当て、さらにこれらの外端部に沿ってバイアス
テープを別途当てて、内部袋体、表裏面の素材が一体的
に固定するように逢着して縁取り3をした。
【0042】この逢着時に、裏面側には、両端部に先端
にマジックテープ5を取り付けた長さ15cm、幅2c
mのゴム製ベルト4と、略端部に上下方向の幅1cmの
布テープから成る保持部9の端部を逢着できるようにし
た。
【0043】これにより、裏面部の保持部にハンカチ、
あるいはガーゼ等の衛生材10を挟むことにより汚れを
防ぎ衛生上、不特定多数の人に使用して頂けるようにし
た。
【0044】
【実施例2】枕体を製造するにあたり、先ずダンプルー
フ加工した綿材の一部を逢着した縦22cm、横32c
mの長方形状の袋体を作り、次いで主として0.5mm
以上のトルマリン500gと、香料材としてのラベンダ
ー粉剤50gとを組み合わせて均一に分散させ、不織布
切片を適宜この袋体に入れてからその上から糸縫いを行
って小区画を設け、トルマリンとラベンダーとが袋体の
一部に集まることを防いだ。
【0045】次いで端部を逢着した上記袋体を、予め同
型状に製造した不織布の袋体に差し入れ、その入り口部
を逢着して二重構造の内部袋体6とした。
【0046】次いで得られた内部袋体を、図3に見られ
るように枕本体の上部である後首部と後頭部が接触する
位置になるようにダンプルーフ加工した綿材で作った外
部袋体に逢着し、次いで図4に示されるように後首部及
び後頭部とを三段状に受ける第一クッション部12と、
端部を占める第二クッション部13とに仕分けした網状
材に、通気性に優れ、程良い固さを有するパイプ状クッ
ション材をそれぞれ充填して作成した袋体を、前記外部
袋体の内部に入れた。
【0047】この場合、外部袋体の一端にはファスナー
で開放可能な導入口を設け、前記第一クッション部材の
高さを、第一クッション部のパイプ状クッション材を後
首部側に多くすると位置を高くでき、後頭部側を多くす
ると後首部側の位置が低くできるように、導入口を開け
て使用者の好みに合わせて調節できるようにしてある。
本発明では、さらにダンプルーフ加工した綿材で作った
袋体を別途作って、この袋体に上記外部袋体を出し入れ
可能に、ファスナーで開放可能な導入口を同様に設け
た。
【0048】得られた枕本体11は、後首部の位置が一
番高くなるように構成してあるため、首の湾曲に合わせ
て脊髄をしっかり支えており、さらに中央部にくぼみを
有することから後頭部を安定させ、睡眠中にずれない構
造となっている。
【0049】
【実施例3】多目的シート14を製造するにあたり、先
ずダンプルーフ加工した綿材を逢着して縦60m、横1
5cmの長方形状の袋体を作り、次いで主として0.5
mm以上のトルマリン500gと、香料剤としてのラベ
ンダー粉剤25gとを組み合わせて均一に分散させ、不
織布切片を適宜この袋体に入れその上から糸縫いを行っ
て小区画を設け、トルマリンとラベンダーとが袋体の一
部に集まることを防いだ。
【0050】次いで端部を逢着した上記袋体を、予め同
型状に製造した不織布の袋体に差し入れ、その入り口部
を逢着して二重構造の内部袋体6とした。
【0051】次いで図5に示されるように二重構造の内
部袋体の表裏面に、上記内部袋体の外形より若干大きめ
のダンプルーフ加工した綿材を当て、さらにこれらの外
端部に沿って内部袋体、表裏面の素材が一体的に固定す
るように逢着した。
【0052】この逢着時に、裏面側には、両端部に先端
にマジックテープ5を取り付けた長さ15cm、幅6c
mのゴム製ベルト4を逢着して、使用部位の長さに合わ
せて固定できる構造とした。
【0053】なお上記のダンプルーフ加工した綿材を表
面側にして、裏面側のみ実施例1のアイマスクと同様に
身体と接触した場合に痛み等を与えない素材として、滑
り性に富むシルクタイプ素材を重ね、これらの両端部を
多目的シート14の外形に沿ってあて布を当て上部から
逢着してもよい。
【0054】またこの逢着時に、裏面側の略端部に上下
方向の幅2cmのゴム製バンドから成る保持部の端部を
逢着して、この保持部にハンカチ、あるいはガーゼ等の
衛生材をを挟むことにより汚れを防ぎ、不特定多数の人
が使用できる多目的シートとしてもよい。
【0055】
【実施例4】実施例1と同様なアイマスク1を製造する
にあたり、ダンプルーフ加工した綿材の代わりに縦10
cm、横30cmのアイマスク用の袋形状の目の細かい
布材を2枚裁断し、下方の布材の上に主として0.5m
m以上のトルマリン50gと、香料材としてのラベンダ
ー粉剤5gとを組み合わせて均一に分散させ、その上に
情報の布材を重ねて縦、横各2cm間隔、及び端末をキ
ルティング状に糸縫いを行って小区画を設け、トルマリ
ンとラベンダーとが袋体の一部に集まることを防ぎ、予
め同型状に製造した不織布の袋体に差し入れ、その入り
口部を逢着して二重構造の内部袋体6とした。
【0056】次いで二重構造の内部袋体の表面側に、上
記内部袋体の外形より若干大きめのダンプルーフ加工し
た綿材2を当て、一方、裏面側には肌にあてて感触のよ
いシルクタイプの滑りやすい布地として黒色のキュポラ
素材8を当て、さらにこれらの外端部に沿ってバイアス
テープを別途当てて、内部袋体、表裏面の素材が一体的
に固定するように逢着して縁取り3をした。
【0057】この逢着時に、裏面側には、両端部に先端
にマジックテープ5を取り付けた長さ15cm、幅2c
mのゴム製ベルト4と、略端部に上下方向の幅1cmの
布テープから成る保持部9の端部を逢着して、裏面部の
保持部にハンカチ、あるいはガーゼ等の衛生材10を挟
むことにより汚れを防ぎ衛生上、不特定多数の人に使用
して頂けるようにした。
【0058】
【実施例5】実施例2と同様な枕体を製造するにあた
り、ダンプルーフ加工した綿材の代わりに縦22cm、
横32cmの長方形状の目の細かい布材を2枚裁断し、
下方の布材の上に主として0.5mm以上のトルマリン
500gと、香料材としてのラベンダー粉剤50gとを
組み合わせて均一に分散させ、その上に上方の布材を重
ねて縦、横各2cm間隔、及び端末をキルティング状に
の糸縫いを行って小区画を設け、トルマリンとラベンダ
ーとが袋体の一部に集まることを防ぎ、予め同型状に製
造した不織布の袋体に差し入れ、その入り口部を逢着し
て二重構造の内部袋体6とした以外は、実施例2と同様
な手順で枕体を製造した。
【0059】
【実施例6】実施例3と同様な多目的シート14を製造
するにあたり、先ずダンプルーフ加工した綿材の代わり
に縦60m、横15cmの長方形状の目の細かい布材を
2枚裁断し、下方の布材の上に主として0.5mm以上
のトルマリン500gと、香料剤としてのラベンダー粉
剤25gとを組み合わせて均一に分散させ、その上に上
方の布材を重ねて縦、横各2cm間隔、及び端末をキル
ティング状に糸縫いを行って小区画を設け、トルマリン
とラベンダーとが袋体の一部に集まることを防ぎ、予め
同型状に製造した不織布の袋体に差し入れ、その入り口
部を逢着して二重構造の内部袋体6とした以外は、実施
例3と同様な手順で多目的シートを製造した。
【0060】
【実施例7】実施例6と同様な多目的シート14を製造
するにあたり、先ずダンプルーフ加工した綿材の代わり
に縦60m、横15cmの長方形状の目の細かい布材を
2枚裁断し、下方の布材の上に主として0.5mm以上
のトルマリン500gと、香料剤としてのラベンダー粉
剤25gとを組み合わせて均一に分散させ、その上に上
方の布材を重ねて縦、横各2cm間隔、及び端末をキル
ティング状に糸縫いを行って小区画を設け、トルマリン
とラベンダーとが袋体の一部に集まることを防いだ内部
袋体6とした以外は、実施例3と同様な手順で多目的シ
ートを製造した。
【0061】
【発明の効果】本発明のアイマスク、枕、多目的シート
は、共にトルマリン鉱石の主として0.5mm以上の粒
体、あるいは粉体を直接使用することによって、トルマ
リン鉱石自体が有するマイナスイオン発生効果、遠赤外
線効果、有効な微量ミネラルの発生効果をより自然な形
で生かすことができるものである。
【0062】さらにラベンダー等の香料材を組み入れる
ことにより、使用時に精神が安らぐ香りを併せて吸収で
きるようにしてあるため、精神的にも肉体的にも疲労回
復が可能で、リラックス効果が期待できる製品である。
【0063】また従来品のように微粉末にする必要もな
く、安価な原材料を使用することができることから最終
コストも安くつくメリットを有する。
【0064】トルマリンを包含する内部袋他の素材とし
て、ダンプルーフ加工した綿材やその代わりとしてトル
マリン粉末と香料材をサンドイッチ状に重ね合わせてキ
ルティング状に縫い合わせるきめの細かい布材を使用で
きるため、従来のトルマリンをバインダーで接着させる
ものよりは、丈夫で且つ洗濯等の耐用が可能となる効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られたアイマスクの全体図であ
る。
【図2】実施例1で製造するアイマスクの状態図であ
る。
【図3】実施例2で得られた枕の使用を示す状態図であ
る。
【図4】実施例2で得られた枕の内部を示す状態図であ
る。
【図5】実施例3で得られた多目的シートの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1・・・アイマスク 2・・・ダンプルーフ加工した綿材 3・・・縁取り 4・・・ゴム製ベルト 5・・・マジックテープ 6・・・内部袋体 7・・・区画線 8・・・キュポラ素材 9・・・保持部 10・・衛生材 11・・枕本体 12・・第一クッション部 13・・第二クッション部 14・・多目的シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61N 1/00 A61N 1/00 5/06 5/06 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイナスイオン効果と遠赤外線効果とを有
    するトルマリンの粉粒体を内蔵するアイマスクにおい
    て、二重構造から成る袋体にトルマリン粉粒体と香料材
    とを内蔵し、該袋体の表面をダンプルーフ加工した生地
    と、裏面を滑りの良い素材から成る生地とを用いて表裏
    から囲み上記袋体外縁を逢着すると共に、該逢着体の両
    端に頭部を囲んで固定するベルトを取り付けて成ること
    を特徴とするトルマリン粉粒体含有アイマスク。
  2. 【請求項2】上記アイマスク裏面生地には、生地表面に
    上下方向の保持部を取り付けてあることを特徴とする請
    求項1記載のトルマリン粉粒体含有アイマスク。
  3. 【請求項3】マイナスイオン効果と遠赤外線効果とを有
    するトルマリンの粉粒体を内蔵する枕において、二重構
    造から成る袋体にトルマリン粉粒体と香料材とを内蔵
    し、該袋体を後首部、あるいは後首部及び頭部が接触す
    る部分に取付け、さらに枕体中央上部の高さを周囲より
    低くしてあることを特徴とするトルマリン粉粒体含有
    枕。
  4. 【請求項4】マイナスイオン効果と遠赤外線効果とを有
    するトルマリンの粉粒体を内蔵する多目的シートにおい
    て、二重構造から成る袋体にトルマリン粉粒体と香料材
    とを内蔵し、該袋体の表裏面をダンプルーフ加工した生
    地を用いて上記袋体外縁と共に逢着すると共に、該逢着
    体の両端に必要に応じてベルトを取り付けて成ることを
    特徴とするトルマリン粉粒体含有多目的シート。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104622636A (zh) * 2015-02-09 2015-05-20 徐州市胜鲲丝绸制品有限责任公司 一种3d真丝眼罩
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JP2021100483A (ja) * 2019-12-24 2021-07-08 エレコム株式会社 アイマスク

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