JP2001346805A - 超音波手術装置 - Google Patents

超音波手術装置

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JP2001346805A
JP2001346805A JP2000174088A JP2000174088A JP2001346805A JP 2001346805 A JP2001346805 A JP 2001346805A JP 2000174088 A JP2000174088 A JP 2000174088A JP 2000174088 A JP2000174088 A JP 2000174088A JP 2001346805 A JP2001346805 A JP 2001346805A
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signal
voltage
ultrasonic
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JP2000174088A
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Yoshitaka Honda
吉隆 本田
Kazue Tanaka
一恵 田中
裕之 ▲高▼橋
Hiroyuki Takahashi
Hiroo Ono
寛生 小野
Tomohisa Sakurai
友尚 櫻井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波振動子及び超音波プローブを実駆動さ
せる際の時間を短縮できる超音波手術装置を提供する。 【解決手段】 駆動回路4のVCO12により、接続さ
れたハンドピース3A等を駆動した場合の信号と、制御
回路9からの電圧制御により基準発振器7のVCOの発
振周波数を掃引して発振した場合の信号との位相が位相
比較器13で検出されてその位相が引き込み可能な範囲
内になると、制御回路9により切り替え手段24は切り
替えられてPLL制御状態に移行し、かつその場合のV
CO12を発振させる電圧情報が周波数保存手段18に
リアルタイムで保存され、次に出力SW10がONされ
た場合には、そのONの前に最後にOFFにされた時の
電圧情報で基準発振器7のVCOを発振させることによ
り、PLL制御状態への移行及びハンドピース3A等の
実駆動を短時間で可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波により手術
を行う超音波手術装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波により手術を行う超音波手術装置
の先行技術としては、特開平2−265681号、特開
平7−313937号、特願平11−078334号が
ある。特開平2−265681号では、可変周波数手段
により超音波振動子を駆動し、帰還信号が共振周波数近
傍であるか否か共振点検出手段にて判断し、帰還信号と
可変周波数手段にて出力されている信号とを切り替えP
LL制御に移行するという実出力へ移行する構成となっ
ている。
【0003】特開平7−313937号では、上記と異
なる構成は、上記駆動している周波数がある所定の周波
数範囲内に入っているか監視する監視手段を有してい
る。監視手段の結果、範囲外と判断された場合には出力
を停止させる構成となっている。
【0004】特願平11−078334号では、上記と
異なる構成は、可変発振手段にて異なる共振周波数を持
つ超音波振動子を周波数変化させて予め駆動し、その際
に発生する電流や電圧情報から共振点検出回路にて共振
周波数を検出する。実出力する際には左記共振周波数よ
り駆動を開始するという構成になっている。
【0005】図6は特願平11−078334号に類似
した従来例を示す。超音波手術装置1″は装置本体2″
と、該装置本体2″に着脱自在に接続される超音波手術
器具としてのハンドピース3とからなり、ハンドピース
3には装置本体2″から供給される超音波エネルギを超
音波機械信号に変換する為の超音波振動子を内在してい
る。
【0006】つまり、ハンドピース3は符号3A、3
B、3Cに示すようにいろいろな形状であり、その形状
によって内蔵している超音波振動子16a、16b、1
6cはそれぞれの共振周波数を持っている。また、プロ
ーブ17a、17b、17cの長さ、太さ等によっても
共振周波数が異なる。
【0007】装置本体2″を構成する駆動回路4は超音
波エネルギを発生する為の信号を生成する。この駆動回
路4には増幅器5が接続されている。この増幅器5は、
駆動回路4にて生成された超音波エネルギ信号を電力増
幅する。増幅器5には検出回路6が接続されている。
【0008】この検出回路6は、増幅器5によって増幅
された超音波エネルギから電圧位相信号θv及び電流位
相信号θiを検出すると共に、ハンドピース3I(I=
A,B,C,…)を駆動させた際のインピーダンス|Z
|を検出する。その際、検出された電圧位相信号θvは
駆動回路4に伝達される。
【0009】また、検出回路6は、ハンドピース3Iと
接続され、超音波エネルギをハンドピース3Iに供給す
る。また、装置本体2″には基準発振器7が設けられ、
該基準発振器7は駆動回路4にて最初に駆動する超音波
周波数で発振する発振器である。この基準発振器7に
は、切り替え手段8が接続されている。この切り替え手
段8には前述した検出回路6にて検出された電流位相信
号θiが接点bに印加される。
【0010】また、切り替え手段8には基準発振器7か
ら発振される基準周波数の信号が接点aに印加されてお
り、駆動発振時には基準発振器7から入力される基準周
波数の信号が駆動回路4に伝達されるように切り替えら
れる。この切り替え手段8の切り替え制御端は制御回路
9が接続されている。この制御回路9は基準発振器7及
び出力SW10と接続されている。出力SW10はハン
ドピース3を駆動させるON/OFF信号を制御回路9
に伝達する。
【0011】駆動回路4は、位相比較を行う位相比較器
13、位相比較器13の出力信号における低域信号成分
を通すローパスフィルタ11、このローパスフィルタ1
1を通した低域信号成分の電圧に応じた周波数で発振す
る電圧制御発振器としてのVCO12にて構成されてい
る。
【0012】位相比較器13の一端には検出回路6にて
検出された電圧位相信号θvが入力され、他端には切り
替え手段8から入力される基準周波数の信号若しくは電
流位相信号θiが入力され、双方の波形の位相が一致す
るような周波数とする為の信号を出力する。
【0013】位相比較器13にはローパスフィルタ11
が接続されている。位相比較器13より出力された信号
に低周波成分を通過するフィルタをかけて電圧位相と電
流位相を一致させる為に必要な電圧を生成する。ローパ
スフィルタ11にはVCO12が接続されている。VC
O12はローパスフィルタ11にて生成された電圧によ
り電圧位相と電流位相が一致する周波数を増幅器5に伝
達し、PLL制御を実現している。
【0014】また、検出回路6の出力端には共振点検出
回路15が接続されている。この共振点検出回路15に
は検出回路6やローパスフィルタ11、制御回路9から
の信号が入力され、電圧位相信号θvと電流位相信号θ
iとが一致しているかを判断する為の回路が構成されて
おり、その詳細は後述する。
【0015】また、制御回路9は周波数を保存する周波
数保存手段18と、告知手段としての表示回路19及び
音源回路20と制御開始を促す開始手段14がそれぞれ
接続されている。開始手段14はハンドピース3Iと接
続され、開始手段14がONすると、制御回路9に動作
開始の信号(実際には電力)が入力されると共に、ハン
ドピース3Iにも入力される。
【0016】この従来例で制御回路9は出力SW10が
出力ON信号を送る前において、つまり開始手段14に
て制御回路9の制御開始許可が出ると基準発振器7はハ
ンドピース3I(I=A,B,C)の共振周波数近傍の
周波数を共振周波数の高い周波数から低い周波数に若し
くはその逆の周波数移行で掃引する。その際、共振点検
出回路15にて共振周波数が判別されることとなる。そ
して共振点検出回路15による検出結果が制御回路9に
送信され共振周波数データが周波数保存手段18に保存
される。
【0017】図7に共振点検出回路15の構成例を示
す。共振点検出回路15は比較回路21にて構成されて
いる。また、基準発振器7がVCOにて構成され、この
VCOは駆動回路4を構成するVCO12と全く同じ特
性で構成されている。周波数掃引の開始許可信号が制御
回路9により基準発振器7へ入力されると、基準発振器
7により発振の周波数掃引が開始される。
【0018】図8に共振点検出回路15への入出力信号
を示す。制御回路9からは周波数掃引する為の電圧aが
入力される。電圧aが低い際には基準発振器7から出力
される周波数が低い為、位相比較器13を介してローパ
スフィルタから出力される電圧は電圧bのように高く出
力される。つまりVCO12が高い周波数で出力するよ
うに制御が働く。その際比較回路21から出力される電
圧c(の2値化の論理)は“H”である。
【0019】制御回路9からの制御電圧aが徐々に高く
なっていくとローパスフィルタ11より出力される電圧
bは降下していく傾向に有り、その結果電圧aと電圧b
が一致するポイントがある。これは強制的に出力してい
る周波数と位相比較器13を介してローパスフィルタ1
1より出力される電圧(により掃引発振されている周波
数)とが一致していることを示しており、共振周波数に
て駆動している事を意味する。
【0020】この際、比較回路21より出力される電圧
cは論理“L”に遷移する。制御回路9は左記電圧cよ
りとその際に出力していた電圧aを周波数保存手段18
に保存する事で次回に実際に出力する際に保存された電
圧aにて出力する事でPLL制御への移行の時間短縮を
可能としていた。
【0021】図9に示す従来技術では共振点検知回路1
5が比較回路21及び基準電圧源22にて構成されてい
る。比較回路21の入出力信号を図10、図11に示し
ている。
【0022】検出回路6よりインピーダンス信号が入力
された際には電圧eとなる。基準電圧源22より比較回
路21に入力される電圧が電圧dであった時、基準発振
器7にて周波数掃引をすると出力電圧信号は電圧cとな
り制御回路9に伝達される。電圧cが論理“L”になっ
ている間の周波数に共振周波数が含まれているため、そ
の際の周波数データを周波数保存手段18に保存する事
で次回、実出力する際に保存された電圧aにて出力する
事でPLL制御への移行の時間短縮を可能としていた。
【0023】また、入力信号が電流信号であった場合、
図11に示すように入力電圧が電圧fと基準電圧である
電圧dとを比較する事により比較回路21の出力結果は
電圧cとなる。電圧cが論理“H”になっている間の周
波数に共振周波数が含まれているため、その際の周波数
データを保存手段18に保存する事で次回実出力する際
に保存された電圧aにて出力する事でPLL制御への移
行の時間短縮を可能としていた。
【0024】さらに、共振点検知回路15の変形例を図
12に示す。従来技術では共振検知回路15が比較回路
21及びピークホールド回路23にて構成されている。
比較回路21の入出力信号は図13に示している。検出
回路6より入力された電流信号は電圧fである。また電
圧fはピークホールド回路23にて電圧gのように変化
する。
【0025】比較回路21に入力される電圧が電圧f及
び電圧gであった時、基準発振器7にて周波数掃引をす
ると出力電圧信号は電圧cとなり制御回路9に伝達され
る。電圧cが論理“L”になった瞬間の周波数がほぼ共
振周波数である為、その際の周波数データを周波数保存
手段18に保存する事で次回実出力する際に保存された
電圧aにて出力する事でPLL制御への移行の時間短縮
を可能としていた。
【0026】図14、図15にハンドピースのインピー
ダンス特性とPLL制御に至る時間を記載した。実線
A、実線Dは使用開始時のインピーダンス特性である。
実線B、実線Eは連続使用してハンドピースの各素子が
温度上昇してしまったインピーダンス特性であり全体的
に周波数が下がる傾向がある。
【0027】実線C、実線Fはハンドピースが冷却され
るなど温度降下したインピーダンス特性であり、全体的
に周波数が上がる傾向にある。実線A′、B′、C′、
D′、E′、F′は超音波出力を開始してからハンドピ
ースの共振周波数に至るまでの時間を示している。
【0028】超音波処置具に内在されている超音波振動
子や締結されている超音波プローブは超音波電気エネル
ギを超音波機械振動エネルギに変換する時の熱損による
発熱にて共振周波数は減少する方向で微少変化する。
【0029】この様にハンドピースは内在している振動
子やプローブの物理組成による温度特性を持っており周
波数が変化する傾向にある中で図14のように超音波出
力をする毎に共振周波数を掃引して検出しPLL制御
(実出力)に移行する為の時間が異なる。低周波から周
波数掃引をかければ、実線Cの傾向に有った場合に余計
に時間がかかってしまう。図示はしなかったが高周波か
ら周波数掃引すれば、実線Aの傾向に有った場合に余計
に時間がかかってしまうのは言うまでもない。
【0030】また、図15のように予め周波数掃引して
共振周波数近傍の周波数を検出し、その周波数結果を用
いて超音波出力を行った場合を示す。この場合でも、上
記図12の場合の制御ステップよりハンドピースの共振
周波数に至るまでの時間は減少したもののハンドピース
の温度特性等によってPLL制御が終了(実出力)に至
るまでの時間が異なり、時間がかかってしまう場合があ
る。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】特開平11−0783
34号の構成では、振動子の共振周波数は振動子を定電
流制御下において周波数掃引を行って得られた駆動イン
ピーダンスが一番低い周波数若しくは電圧位相と電流位
相が一致する周波数を共振周波数として事前に保存して
いる為、超音波振動子や超音波プローブを駆動しつづけ
るとどうしても発熱等による周波数ずれが発生してしま
う。
【0032】また、上記周波数ずれは再度周波数掃引を
行う事で解決可能であるが、左記ステップが必要となる
為、実際に超音波プローブを駆動できる状態に設定する
までに時間がかかり、レスポンスが低下する。特開平7
−313937号及び特開平2−265681号の構成
では、振動子の共振周波数情報は実出力する事前に検出
しておらず、且つある任意の周波数から駆動を開始する
為、上記周波数ずれは一段と大きくなりPLL移行へ制
御が複雑になり、レスポンスの低下につながる。
【0033】(発明の目的)本発明は上記問題点に鑑み
てなされたものであり、超音波振動子及び超音波プロー
ブを実駆動させる際の時間を短縮できる超音波手術装置
を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】共振周波数が異なる複数
の超音波プローブが着脱自在に接続される超音波手術装
置において、周波数を変化させて発振が可能な信号発生
手段と、前記信号発生手段が発生する発振信号を基に超
音波プローブに供給可能な出力信号に増幅する増幅手段
と、前記増幅手段を経て前記超音波プローブに供給する
出力信号の電圧の位相と電流の位相が合致しているか否
かを検出する位相比較手段と、前記位相比較手段により
前記電圧の位相と電流の位相が合致していることが検出
された時の前記信号発生手段が発生する発振信号の周波
数情報を保存する記憶手段と、前記記憶手段に保存され
ている前記周波数情報を選択してこの周波数情報により
前記信号発生手段が発振する発振周波数を制御する制御
手段と、を備えたことにより、周波数を変化させて超音
波プローブに供給する出力信号の電圧の位相と電流の位
相が合致した場合の発振信号の周波数情報を記憶手段に
記憶した後は、その記憶手段に記憶した周波数情報を選
択してこの周波数情報により前記信号発生手段を発振さ
せるようにしているので短時間に超音波プローブを実駆
動させることができるようにしていえる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図4は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態の
超音波手術装置の全体構成を示し、図2は切り替え手段
の構成を示し、図3は動作説明用タイミングチャートを
示し、図4は変形例における一部の構成を示す。図1に
示すように本発明の第1実施の形態の超音波手術装置1
は図6に示す従来例の超音波手術装置1″において、異
なる所は、共振点検出回路15を有しない構成であり、
また駆動回路4を構成するローパスフィルタ11からの
出力信号が図6の切り替え手段8とは異なる構成の切り
替え手段24に入力されるようにしている。
【0036】また、装置本体2にはリセットを行うリセ
ットSW25が設けてあり、このリセットSW25の出
力信号はリセット検出をするリセット検出回路26に入
力される。このリセット検出回路26はリセットSW2
5の入力信号を検出し、その結果を制御回路9に伝達す
る。
【0037】本実施の形態の超音波手術装置1をより詳
細に説明すると以下のようになっている。超音波手術装
置1は装置本体2と、該装置本体2に着脱自在に接続さ
れる超音波手術器具としてのハンドピース3とからな
り、ハンドピース3には装置本体2から供給される超音
波エネルギを超音波機械信号に変換する為の超音波振動
子を内在している。
【0038】つまり、ハンドピース3は符号3A、3
B、3Cに示すようにいろいろな形状であり、その形状
によって内蔵している超音波振動子16a、16b、1
6cはそれぞれの共振周波数を持っている。また、プロ
ーブ17a、17b、17cの長さ、太さ等によっても
共振周波数が異なる。
【0039】装置本体2を構成する駆動回路4は超音波
エネルギを発生する為の信号を生成する。この駆動回路
4には増幅器5が接続されている。この増幅器5は、駆
動回路4にて生成された超音波エネルギ信号を電力増幅
する。増幅器5には検出回路6が接続されている。
【0040】この検出回路6は、装置本体2に接続され
たハンドピース3I(I=A,B,C,…)を駆動させ
た際における増幅器5によって増幅された超音波エネル
ギから電圧位相信号θv及び電流位相信号θiを検出す
る。その際、検出された電圧位相信号θvは駆動回路4
(の位相比較器13)に伝達される。また、装置本体2
には周波数を変化させて発振が可能な基準発振器7が設
けられ、該基準発振器7は駆動回路4にて最初に駆動す
る超音波周波数で発振する発振器である。
【0041】この基準発振器7は、制御回路9により切
り替えが制御される切り替え手段24と接続され、切り
替え手段24を介して発振信号を(駆動回路4の)位相
比較器13に出力可能である。また、基準発振器7には
制御回路9からの周波数制御電圧と、周波数保存手段1
8に保存された周波数制御電圧と切り替え手段24を介
してその発振制御端子に印加できるようにしていえる。
【0042】また、制御回路9は出力SW10と接続さ
れ、出力SW10はハンドピース3Iを駆動させるON
/OFF信号を制御回路9に伝達する。駆動回路4は、
位相比較を行う位相比較器13、位相比較器13の出力
信号における低域信号成分を通すローパスフィルタ1
1、このローパスフィルタ11を通した低域信号成分の
電圧に応じた周波数で発振する電圧制御発振器としての
VCO12にて構成されている。
【0043】位相比較器13の一端には検出回路6にて
検出された電圧位相信号θvが入力され、他端には切り
替え手段24を介して入力される基準周波数の信号若し
くは電流位相信号θiが入力され、双方の波形の位相が
一致するようにVCO12側の周波数を調整する為の信
号を出力する。
【0044】位相比較器13の出力端にはローパスフィ
ルタ11が接続されている。位相比較器13より出力さ
れた信号における低周波成分を通過するフィルタをかけ
て電圧位相と電流位相を一致させる為に必要な電圧を生
成する。このローパスフィルタ11の出力端にはVCO
12の入力端(発振周波数を決定する電圧が印加される
入力端)が接続されている。VCO12はローパスフィ
ルタ11にて生成された電圧により電圧位相と電流位相
が一致する周波数を増幅器5に伝達し、PLL制御を実
現している。また、ローパスフィルタ11の出力端は切
り替え手段24と接続され、PLL制御状態において、
その出力電圧を周波数保存手段18に保存できるように
している。
【0045】また、上記位相比較器13は検出回路6か
ら入力される電圧位相信号θvと切り替え手段24を介
して基準発振器7から周波数が掃引されて入力される信
号との位相ずれ(周波数ずれ)がPLL引き込み可能な
範囲内かの判断を行い、PLL引き込み可能な範囲内に
なると、その判断結果の信号を制御回路9に送り、PL
L制御状態に移行させてハンドピース3Iを実駆動す
る。
【0046】また、制御回路9は、告知手段としての表
示回路19及び音源回路20とそれぞれ接続されてい
る。また、上述のように装置本体2にはリセットを行う
リセットSW25が設けてあり、このリセットSW25
の出力信号はリセット検出をするリセット検出回路26
に入力される。このリセット検出回路26はリセットS
W25の入力信号を検出し、その結果を制御回路9に伝
達する。また、このリセット検出回路26は装置本体2
に接続されるハンドピース3Iの接続状態を検出し、そ
の結果を制御回路9に伝達する。
【0047】図2に示すように切り替え手段24はリレ
ー手段27a、27b、27cにて構成されている。リ
レー手段27aは、検出回路6から電流位相信号が入力
される端子aと基準発振器7から基準周波数が入力され
る端子bとを制御回路9により切り替えて共通端子cか
ら位相制御回路13に出力可能にしている。リレー手段
27bは、ローパスフィルタ11からの信号が入力され
る入力端子dと、この端子dが制御回路9によりON/
OFF制御される端子eを有し、端子eはリレー手段2
7cの端子gに接続され、この端子gは周波数保存手段
18に接続されている。
【0048】また、リレー手段27cは、制御回路9か
らの発振用電圧が入力される端子fと前記周波数保存手
段18に保存されている電圧を入力する端子gとが制御
回路9によって、共通端子hに導通されるように切り替
えられるようにしている。この共通端子hは基準発振器
7を構成するVCO28に印加されるようにしている。
【0049】また、周波数保存手段18は例えばサンプ
ルホールド回路等のホールド用コンデンサを備えて構成
され、基準発振器7を構成するVCO28が発振する発
振周波数を決定する電圧値を保持する電圧保持手段29
にて構成されている。その他の構成は図6と同様であ
る。
【0050】本実施の形態では、装置本体2の電源が投
入されて出力SW10がONされると、制御回路9は図
3に示すタイミングチャートのように切り替え手段24
を構成するリレー手段27a、27b、27cを制御し
て、PLL制御状態に移行させてそのPLL制御状態に
移行した場合におけるVCO12の発振周波数を決定す
る周波数情報(具体的にはVCO28に対する発振制御
電圧の情報)を周波数保持手段18で保持し、出力SW
10が一旦OFFにされてから再度出力SW10がON
にされた場合には周波数保存手段18に保存した最後の
周波数情報で基準発振器7を発振させて短時間でPLL
制御状態に移行可能にしている。
【0051】次に本実施の形態の動作を切り替え手段2
4を構成するリレー手段27a、27b、27cの切り
替えタイミングを示す図3のタイムチャートを参照して
説明する。装置本体2に超音波プローブ3Iが接続さ
れ、電源が投入された後、時刻t1で、出力SW10が
ONされて超音波出力が開始されるとする。
【0052】この時リレー手段27aの共通端子cと導
通する端子はbとなり、リレー手段27cの共通端子h
と導通する端子はfとなり、制御回路9からVCO28
に対してその発振周波数を制御決定する(発振周波数掃
引用)制御電圧が伝達される為、周波数掃引(発振信号
の周波数掃引)が可能となる。
【0053】そして、位相比較器13はVCO12の発
振出力が増幅され、検出回路6を介してハンドピース3
Iの超音波振動子16i(i=a,b,c)を駆動した
状態での電圧信号θvが入力されると共に、基準発振器
7を構成するVCO28の周波数掃引されている発振出
力とが入力され、これらの両信号の位相を比較し、PL
L移行可能かの判断をする。
【0054】そして、VCO28の周波数掃引により時
刻t2では、位相比較器13にてPLL移行可能の判断
結果が制御回路9に伝達される。つまり、位相比較器1
3でPLL移行が可能であると、その判断結果が制御回
路9に伝達される。その結果を受けて制御回路9はリレ
ー手段27aの共通端子cとONする端子はbからaに
切り替わる様に制御し、検出回路6から検出される電流
信号との位相比較となりPLL制御が開始されて超音波
の実出力が開始される。
【0055】そして装置本体2に着脱自在で接続された
ハンドピース3I(図1では3A)側に超音波駆動信号
が出力され、それに内蔵された振動子16iに超音波駆
動信号が印加され、超音波手術を行うことができるよう
になる。
【0056】PLL制御状態になって少し時間が経過し
た時刻t3では、リレー手段27bが制御回路9により
ONとなる為、ローパスフィルタ11からVCO12に
出力されている周波数制御電圧が電圧保持手段29にも
伝達され、リアルタイムでその周波数制御電圧を保持す
る。超音波の実出力が開始し、さらにその状態でのVC
O12に対する周波数制御電圧を電圧保持手段29でリ
アルタイムで保持し、患部等に対して超音波手術を行っ
た後、超音波を停止させたいような時刻t4になる。
【0057】この時刻t4では、出力SW10がOFF
され、リレー手段27bのリレー端子が時刻t1の状態
に復帰すると共に、リレー手段27cの共通端子hと導
通する端子はfからgに切り替わる。
【0058】ここで電圧保持手段29には、出力SW1
0にてOFFされる直前にローパスフィルタ11からV
CO12に対して伝達された周波数制御電圧が保持され
ている。また、リレー手段27cの共通端子hとON端
子はfからgに切り替わっておりVCO28には電圧保
持手段29が保持している電圧がVCO28の周波数制
御電圧として伝達可能なように接続されている状態にな
る。
【0059】そして、時刻t5で、出力SW10をON
にして超音波出力が再度開始されるとする。すると、V
CO28は電圧保持手段29が保持している電圧を周波
数制御電圧として発振する。このため、位相比較器13
は時刻t5から非常に短い時間の時刻t6でPLL移行
が可能な状態と判断し、PLL移行可能の判断結果が制
御回路9に伝達される。
【0060】時刻t6は時刻t2と同様の制御を行って
おり、また時刻t7は時刻t3と同様の制御を行ってお
り、さらに時刻t8では時刻t4と同様の制御を行って
いるのでその説明は割愛する。
【0061】時刻1〜時刻t4までのステップと時刻t
5〜時刻t8までのステップとで時間的に異なっている
ステップは時刻t5から時刻t6へのステップが短いこ
とである。なぜなら、電圧保持手段29には前回共振周
波数として追尾する為の周波数制御電圧が保持されいる
為、VCO28にて位相比較器13に対して出力する
と、それは即共振周波数でPLL制御可能と判断され、
その結果が制御回路9に伝達される為であり一連の制御
完了までの時間を短縮する事が可能である。
【0062】つまり一旦時刻t1〜時刻t4までのステ
ップを終えてしまえば、以降の実出力するにあたっては
ステップが時刻t5〜時刻t8のステップにて制御を行
うことを意味している。
【0063】つまり、本実施の形態では、装置本体2に
接続されたハンドピース3Iに対してそれに内蔵された
超音波振動子16iの共振周波数で駆動させた場合、最
初はその共振周波数でPLL駆動する状態に設定するの
に時間がかかるが、その後はリアルタイムでその共振周
波数の周波数制御電圧を電圧保持手段29で保持してい
るので、超音波の出力を一旦停止した後、再び超音波の
出力を行うような場合には電圧保持手段29に保持した
周波数制御電圧で基準発振器7を駆動してPLL移行さ
せて(ハンドピース3Iに)実出力させるまでの時間を
非常に短時間で可能とする。
【0064】このため、出力SW10を頻繁にON及び
OFFして、超音波手術を行うような場合には、術者は
出力SW10をONした場合には、最初の場合を除いて
殆ど待たされることなく、瞬時にそのハンドピース3I
の共振周波数で超音波駆動でき、レスポンスが良く術者
にとって非常に使い勝手の良い超音波手術装置1を提供
できる。
【0065】この場合、出力SW10のON及びOFF
を繰り返し行って出力SW10がONされた累積時間が
長くなるような場合には、超音波振動子16iが発熱し
て共振周波数が徐々にずれる事態も起こりえるが、常に
最後にOFFにした直前の周波数情報を保存していいる
ので、次にONした場合にはその周波数情報で再び駆動
するので、(OFFからONした場合の時間間隔が大き
い場合を除いて)その間での共振周波数の変化は小さく
なり、PLL制御状態への移行を短時間にできる。
【0066】つまり、本実施の形態によれば、使用中で
の周波数情報をほぼリアルタイムで保持しているので、
OFFにしてから次にONした場合にはそのONの前の
最後のOFFの際の周波数情報で発振させるようにして
いるので、ハンドピース3Iの使用時間が短い場合はも
とより、長くなり、温度が上昇するような場合にも、短
時間で実駆動でき、操作性(使い勝手)を向上できる。
【0067】一方、ハンドピース3Iが着脱し直された
場合、上記電圧保持手段29に保存されている電圧情報
は着脱し直されたハンドピース3Iの共振周波数と異な
ることが考えられる。その際にはハンドピース3Iの接
続状態はリセット検出回路26にて検出しており、その
結果に一端でも非接続状態になるとその信号を制御回路
9に伝達する。制御回路9ではリセット検出回路26よ
り信号伝達が有った場合、時刻t1からのステップから
制御する様に動作する為、共振周波数が異なる種類のハ
ンドピース3Iが接続されても問題ない。また、ユーザ
が独自に周波数情報をリセットしたい場合でも、リセッ
トSW25の信号をリセット検出回路26にて検出して
いる為、上記と同様のデータを制御回路9に伝達するこ
とで同様の効果が得られる事は言うまでもない。
【0068】図4は第1の実施の形態の変形例における
一部の構成を示す。この変形例では、制御回路9はCP
U32(中央演算装置)にて構成されている。また、周
波数保存手段18はRAM33及びD/Aコンバータ3
4、A/Dコンバータ35にて構成されており、データ
バスによりCPU32、RAM33、D/Aコンバータ
34及びA/Dコンバータ35は接続されている。
【0069】また、D/Aコンバータ34のアナログ出
力端及びA/Dコンバータ35のアナログ入力端は基準
発振器7のVCO28のVCO発振させる電圧制御入力
端に接続されている。本変形例では基準発振器7のVC
O28の周波数制御電圧を入力するタイミングにてA/
Dコンバータ35を用いてその周波数制御電圧をリアル
タイムで検出する。その結果は制御回路9のCPU32
を介してRAM33へデジタルデータとして保存され
る。
【0070】この一連のステップは図3にて説明した時
刻t3〜時刻t4若しくは時刻t7〜時刻t8で行われ
る。そして周波数保存手段18から直接VCO28を駆
動するステップつまり図3にて説明した時刻t5〜時刻
t6のステップではRAM33に最終的に保存されたデ
ータをCPU32を介してD/Aコンバータ34より出
力する事で実現が可能となる。
【0071】本変形例は第1の実施の形態と比べてVC
O28の周波数制御する電圧データをデジタルデータに
て保存制御している為、素子のバラツキや温度特性に左
右される事が無く、精度の向上も容易に対応可能であ
る。
【0072】なお、第1の実施の形態では出力SW10
がONになってPLL移行に移った後、リアルタイムで
の周波数制御電圧を電圧保持手段29で保持するように
しているが、これに限定されるものでなく、出力SW1
0がONになった状態の後に出力SW10がOFFにさ
れる時の周波数制御電圧を(周波数保持手段18の)電
圧保持手段29で保持するようにしても良い。
【0073】(第2の実施の形態)図5は本発明の第2
の実施の形態の超音波手術装置1′の構成を示す。図5
に示す超音波手術装置1′は図1に示す超音波手術装置
1において、駆動回路4を構成するVCO12の代わり
にデジタルデータで発振周波数が可変の可変発振器、よ
り具体的にはDDS(ダイレクトデジタルシンセサイ
ザ)36にて構成されており、DDS36の発振出力は
増幅器5に出力され、またDDSの発振制御端子は制御
回路9に接続されている。
【0074】また図1の超音波手術装置1において、基
準発振器7及び切り替え手段24が削除された構成とな
っている。そして検出回路6から出力される電圧位相信
号θvと電流位相信号θiは位相比較器13に入力され
る。また、位相比較器13の出力はローパスフィルタ1
1に入力されると共に、制御回路9に入力されるように
なっている。また、周波数保存手段18はRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)37にて構成されている。その他
の構成は第1の実施の形態と同様である。
【0075】次に本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、出力SW10の出力ON信号が伝達される前に制御
回路9から可変発振器としてDDS32に対して共振周
波数近傍の周波数を高い周波数から低い周波数へ若しく
はその逆周波数移行でハンドピース3を掃引するように
デジタルデータが送信される。
【0076】検出回路6にて検出された電圧位相信号θ
v及び電流位相信号θiは位相比較器13に伝達され共
振周波数を検出する。換言すると電圧位相信号θvと電
流位相信号θiの位相関係が一致した際に制御回路9に
信号を伝達する。
【0077】上述したように制御回路9は周波数掃引を
行っている為、上記位相一致の信号が位相比較器13よ
り伝達された場合には制御回路9がDDS36を制御す
る周波数デジタルデータは周波数保存手段18を構成し
ているRAM37に伝達されデータ保存される。
【0078】次回に実出力する際には、RAM37に保
存された共振周波数データを用いてDDS36の発振を
開始する事で即PLL制御に移行する事が可能となり、
第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0079】また、リセット検出回路26及びリセット
SW25の構成は第1の実施の形態と同様であり、制御
回路9にリセット信号が入力された場合には、RAM3
7の共振周波数データを用いずに周波数掃引することは
可能である。
【0080】本実施の形態の効果は、可変発振器である
DDS36及び周波数保存手段であるRAM37及び制
御回路9も含めて周波数データを全てデジタルデータを
I/Fとして扱っている為、素子のバラツキや温度特性
が優れているばかりか、CPUによる演算処理を加える
事も可能な構成となっており、ソフトウェアを改良する
事で容易に制御フローを改良できる拡張性に富んでい
る。
【0081】なお、上述の説明では周波数保存手段18
に保存した最後の周波数制御電圧の情報を次に再度出力
SW10をONした場合に利用するようにしているが、
出力SW10がONされた時間や再度出力SW10をO
Nにする時間間隔を計測して、その時間の長さを判断し
たり、超音波プローブ3I(に内蔵された超音波振動子
16iの温度)を検出して、次に使用する周波数制御電
圧を変更或いは切り替えるようにしても良い。
【0082】つまり、出力SW10を長くONさせたよ
うな場合には、超音波振動子16iが発熱してその共振
周波数が発熱していない状態の場合よりも変化している
ことがある。
【0083】このような場合には、再度出力SW10を
ONした時、その温度があまり変化していないと、その
場合の共振周波数は周波数保存手段18に保存した最後
の周波数制御電圧の情報のものと殆ど変化していないの
で上述したように短時間でPLL制御状態への移行を短
時間でできる。
【0084】しかし、再度出力SW10をONするまで
に長い時間が経過すると、発熱が緩和された状態に変化
し、その場合には最初に出力SW10をONしてPLL
制御状態に移行する時に周波数保存手段18に保存した
最初の方の周波数制御電圧の情報のものの方が適当な場
合もあり得る。
【0085】このため、次に出力SW10がONされる
までの時間が長くかかった場合には周波数保存手段18
に保存した最初の方の周波数制御電圧の情報を採用し、
次に出力SW10がONされるまでの時間が長くかかっ
ていない場合には周波数保存手段18に保存した最後の
方の周波数制御電圧の情報を採用するように切り替える
(選択する)ようにしても良い。また、時間計測を行う
ことなく、温度で切り替えるようにしても良い。
【0086】なお、図6の従来例では周波数掃引を行う
時にインピーダンスの絶対値にて共振周波数を検出して
PLL制御に移行していたが、定電流フィードバックで
周波数掃引を行ってもインピーダンスの絶対値が大きい
為、所望の電流値が流れない場合がある。このような場
合、定電流フィードバックで周波数掃引を行い、一定値
以上の電流値が検出された場合、共振周波数近傍である
と判断し、その時点でPLL制御に切り替える事でPL
L制御開始時の安定性を向上させるようにしても良い。
また、定電流フィードバックで周波数掃引を行い、電流
がピークになった周波数にてPLL制御に切り替えるよ
うにしても良い。
【0087】[付記] 1.共振周波数が異なる複数の超音波プローブが着脱自
在に接続される超音波手術装置において、周波数を変化
させて発振が可能な信号発生手段と、前記信号発生手段
が発生する発振信号を基に超音波プローブに供給可能な
出力信号に増幅する増幅手段と、前記増幅手段を経て前
記超音波プローブに供給する出力信号の電圧の位相と電
流の位相が合致しているか否かを検出する位相比較手段
と、前記位相比較手段により前記電圧の位相と電流の位
相が合致していることが検出された時の前記信号発生手
段が発生する発振信号の周波数情報を保存する記憶手段
と、前記記憶手段に保存されている前記周波数情報を選
択してこの周波数情報により前記信号発生手段が発振す
る発振周波数を制御する制御手段と、を備えたことを特
徴とする超音波手術装置。
【0088】2.前記記憶手段にて記憶された前記周波
数情報に基づいて、前記信号発生手段の発振信号を前記
増幅手段で増幅し、接続された超音波プローブに印加す
ることを特徴とする請求項1に記載の超音波手術装置。 3.前記記憶手段に保存されている前記周波数情報に基
いて、前記信号発生手段を駆動するか否かを判断する判
断手段を具備した事を特徴とする請求項1に記載の超音
波手術装置。
【0089】4.複数の異なる超音波手術用器具が着脱
自在に接続される超音波手術装置において、前記超音波
手術用器具に対して周波数の変化する基準信号を供給可
能な基準信号発生手段と、前記超音波手術用器具に対し
て供給される前記基準信号に基いて発生する電圧信号及
び電流信号の位相から前記超音波手術用器具の共振周波
数を検出する位相比較回路と、前記位相比較回路が共振
周波数にて駆動している間は、前記基準信号発生手段の
周波数制御信号を保存する記憶手段と、前記記憶手段に
保存されている周波数制御信号を選択する選択手段と、
を具備した事を特徴とする超音波手術装置。
【0090】5.前記記憶手段にて記憶された前記共振
周波数情報に基づいて、前記超音波手術用器具を駆動す
る駆動回路を具備したことを特徴とする付記4に記載の
超音波手術装置。 6.前記記憶手段に保存されている前記共振周波数情報
に基いて、前記基準信号発生手段を駆動するか判断する
判断手段を具備した事を特徴とする付記4に記載の超音
波手術装置。
【0091】7−1.音波振動子を駆動する超音波振動
子駆動用発振器と、この超音波振動子駆動用発信器によ
り前記超音波振動子へ供給される駆動用信号をフィード
バックするフィードバック手段とを有し、前記フィード
バック手段からのフィードバック信号に応じて前記超音
波振動子駆動用発振器を制御することにより、前記超音
波振動子をその共振周波数にて駆動する超音波振動子の
駆動装置であり、周波数が変化する基準信号を発生する
第1の基準信号発生手段と、周波数を変化させ共振周波
数を検出する為の第2の基準信号発生手段と基準信号発
生手段からの基準信号とを前記2つの帰還信号の一方と
切り替えて前記位相比較器に供給する第1の信号切り替
え手段と前記位相比較器から前記第1の駆動用発振器へ
入力される信号を周波数保存回路に伝達する第2の信号
切り替え手段と周波数保存回路から前記第2の駆動用発
振器へ入力させる第3の信号切り替え手段と前記駆動開
始手段により駆動された際に周波数保存回路に保存され
た周波数情報を基に共振周波数にて発振する第2の基準
発生手段と周波数保存回路に保存されている周波数情報
を基に発振させるか判断するリセット回路とを具備する
事を特徴とする超音波手術装置。
【0092】7−2.周波数が変化する第1、第2の基
準信号発生手段は電圧制御発振手段であることを特徴と
する7−1に記載の超音波手術装置。 7−3.周波数保存手段が電圧保存手段であることを特
徴とする7−1に記載の超音波手術装置。 7−4.周波数保存手段がデジタルアナログ変換手段と
アナログデジタル変換手段とメモリー手段にて構成され
る事を特徴とする7−1に記載の超音波手術装置。
【0093】7−5.第3の信号切り替え手段を切り替
える判断を行っているリセット検出回路は超音波振動子
と超音波手術装置との接続状態を検出するハンドピース
接続検出回路であることを特徴とする7−1に記載の超
音波手術装置。 7−6.第3の信号切り替え手段を切り替える判断を行
っているリセット検出回路はユーザーが操作可能なSW
であることを特徴とする7−1に記載の超音波手術装
置。
【0094】8−1.複数の異なる超音波手術用器具が
着脱自在に接続される超音波手術装置において、前記超
音波手術器具に対して周波数の変化する基準信号を供給
可能な基準信号を発生する基準信号発生手段と前記超音
波手術用器具に対して供給される前記基準信号に基い
て、前記超音波手術用器具の共振周波数を検出する位相
比較手段と前記位相比較手段にて検出された共振周波数
情報を記憶する記憶手段と記憶手段の共振周波数情報を
リセットするリセット検出回路とを具備した事を特徴と
する超音波手術装置。
【0095】8−2.前記記憶手段に記憶された前記共
振周波数情報に基づいて、前記超音波手術用器具を駆動
する駆動回路を具備した事を特徴とする8−1に記載の
超音波手術装置。 8−3.前記基準信号発生手段はデジタルシンセサイザ
手段であることを特徴とする8−1に記載の超音波手術
装置。 8−4.前記記憶手段はメモリ手段であることを特徴と
する8−1に記載の超音波手術装置。
【0096】8−5.前記記憶手段に保存されている共
振周波数情報をリセットするリセット検出回路は超音波
振動子と超音波手術装置との接続状態を検出するハンド
ピース接続検出回路であることを特徴とする8−1に記
載の超音波手術装置。 8−6.前記記憶手段に保存されている共振周波数情報
をリセットするリセット検出回路はユーザが操作可能な
SWであることを特徴とする8−1に記載の超音波手術
装置。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、共
振周波数が異なる複数の超音波プローブが着脱自在に接
続される超音波手術装置において、周波数を変化させて
発振が可能な信号発生手段と、前記信号発生手段が発生
する発振信号を基に超音波プローブに供給可能な出力信
号に増幅する増幅手段と、前記増幅手段を経て前記超音
波プローブに供給する出力信号の電圧の位相と電流の位
相が合致しているか否かを検出する位相比較手段と、前
記位相比較手段により前記電圧の位相と電流の位相が合
致していることが検出された時の前記信号発生手段が発
生する発振信号の周波数情報を保存する記憶手段と、前
記記憶手段に保存されている前記周波数情報を選択して
この周波数情報により前記信号発生手段が発振する発振
周波数を制御する制御手段と、を備えているので、周波
数を変化させて超音波プローブに供給する出力信号の電
圧の位相と電流の位相が合致した場合の発振信号の周波
数情報を記憶手段に記憶した後は、その記憶手段に記憶
した周波数情報を選択してこの周波数情報により前記信
号発生手段を発振させるようにしているので短時間に超
音波プローブを実駆動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の超音波手術装置の
全体構成を示すブロック図。
【図2】切り替え手段の構成を示す回路図。
【図3】動作説明用のタイミングチャート図。
【図4】変形例における周波数保存手段などの構成を示
すブロック図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の超音波手術装置の
全体構成を示すブロック図。
【図6】従来例の超音波手術装置の全体構成を示すブロ
ック図。
【図7】共振点検出回路の構成を示す回路図。
【図8】共振点検出回路への入出力信号を示す図。
【図9】共振点検出回路の構成を示す回路図。
【図10】図9の比較回路にの入出力信号を示す図。
【図11】図9の比較回路にの入出力信号を示す図。
【図12】共振点検出回路の変形例の構成を示す回路
図。
【図13】図12の比較回路にの入出力信号を示す図。
【図14】ハンドピースのインピーダンス特性とPLL
制御に至る時間を示す図。
【図15】ハンドピースのインピーダンス特性とPLL
制御に至る時間を示す図。
【符号の説明】
1…超音波手術装置 2…装置本体 3(3A、3B、3C)…ハンドピース 4…駆動回路 5…増幅器 6…検出回路 7…基準発振器 9…制御回路 10…出力SW 11…ローパスフィルタ 12…VCO 13…位相比較器 16a、16b、16c…超音波振動子 18…周波数保存手段 24…切り替え手段 25…リセットSW 26…リセット検出回路 27a、27b、27c…リレー手段 28…VCO 29…電圧保持手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼橋 裕之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小野 寛生 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 櫻井 友尚 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 EE03 EE19 JJ11 JJ22 JJ27 5D019 FF06 5D107 AA20 BB07 CD04 CD05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振周波数が異なる複数の超音波プロー
    ブが着脱自在に接続される超音波手術装置において、 周波数を変化させて発振が可能な信号発生手段と、 前記信号発生手段が発生する発振信号を基に超音波プロ
    ーブに供給可能な出力信号に増幅する増幅手段と、 前記増幅手段を経て前記超音波プローブに供給する出力
    信号の電圧の位相と電流の位相が合致しているか否かを
    検出する位相比較手段と、 前記位相比較手段により前記電圧の位相と電流の位相が
    合致していることが検出された時の前記信号発生手段が
    発生する発振信号の周波数情報を保存する記憶手段と、 前記記憶手段に保存されている前記周波数情報を選択し
    てこの周波数情報により前記信号発生手段が発振する発
    振周波数を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする超音波手術装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段にて記憶された前記周波数
    情報に基づいて、前記信号発生手段の発振信号を前記増
    幅手段で増幅し、接続された超音波プローブに印加する
    ことを特徴とする請求項1に記載の超音波手術装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に保存されている前記周波
    数情報に基いて、前記信号発生手段を駆動するか否かを
    判断する判断手段を具備した事を特徴とする請求項1に
    記載の超音波手術装置。
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