JP2001346314A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2001346314A
JP2001346314A JP2000162142A JP2000162142A JP2001346314A JP 2001346314 A JP2001346314 A JP 2001346314A JP 2000162142 A JP2000162142 A JP 2000162142A JP 2000162142 A JP2000162142 A JP 2000162142A JP 2001346314 A JP2001346314 A JP 2001346314A
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JP
Japan
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housing case
fitting
relay
electrical component
fitting portion
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JP2000162142A
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English (en)
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Noriyoshi Saito
則欽 斉藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造の簡略化を図ることができるとともに、嵌
合状態の検知精度を向上することができる嵌合検知構造
を有する電気接続箱を提供する。 【解決手段】ハウジングケース11には嵌合孔19を設
け、リレーブロック12aには嵌合凸部12dを設けて
いる。また、その嵌合凸部12dを嵌合孔19に嵌合さ
せてリレーユニット12がハウジングケース11内に収
容されたとき、嵌合凸部12dの先端面12fが突出部
18の外側面18aと面一となるようにした。また、嵌
合凸部12dは、リレーブロック12aに対して撓むこ
とができ、該リレーブロック12aの底部付近に突設さ
れている。さらに、ハウジングケース11の側板部17
には、貫通孔20を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続箱に係わ
り、詳しくは例えばリレーボックスのハウジングケース
にリレーを装着したリレーブロックの嵌合状態を検知す
る嵌合検知構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用の種々の電装回路や電子部品等
の電装品を収める電気接続箱として、リレーボックスが
用いられている。そして、リレーボックスの中には、リ
レーを装着したリレーブロックがハウジングケースに嵌
合するように構成したリレーボックスがある。
【0003】従来では、リレーブロックをハウジングケ
ースに嵌合する嵌合状態を、プローブ等を使用して検知
チェックしていた。しかしながら、プローブ等の検知手
段を使用するため、手間がかかるとともに、検知工程は
簡単ではなかった。
【0004】そこで、コネクタ本体に設けられコネクタ
同士の嵌合状態を検知する嵌合検知構造の一例が特開平
11−260484号公報で開示されている。図5及び
図6にはその一例の嵌合検知構造の基本構成を示してい
る。
【0005】詳述すると、図5に示すように、コネクタ
本体(図示せず)をフード部81内に挿入するレバー8
2の端部には、可撓性のロックアーム83が形成されて
いる。このロックアーム83には、係止突起84が突設
されている。また、ロックアーム83の両側部には、円
柱状の検知凸部86がそれぞれ突設されている。
【0006】一方、フード部81には、ロックアーム8
3に対向する壁部87に、係止孔88が形成され、ロッ
クアーム83の両側部に対向する両壁部89に検知窓9
0(図5及び図6には片側のみ図示)が設けられてい
る。
【0007】そして、図6に示すように、レバー82を
矢印K方向に回動させてロックアーム83をフード部8
1挿入すると、ロックアーム83が撓んでフード部81
の壁部87の内側に挿入され、さらに、ロックアーム8
3をフード部81内に挿入すると、係止突起84が係止
孔88内に挿入する。この係止孔88への係止突起84
の挿入と連動して、検知凸部86がフード部81の検知
窓90内に挿入され外方へ臨む。そして、この検知窓9
0から外方へ臨んだ検知凸部86を視認することによっ
て、係止突起84が係止孔88内に係止されたことを確
認していた。
【0008】また、レバー82とフード部81とを異な
る色に形成しておくことにより、検知窓90内に挿入さ
れた検知凸部86を色で識別して、確実に視認できるよ
うにしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の嵌合
検知構造においては、係止突起84のほかに検知凸部8
6及び検知窓90を設ける必要があったため、成形構造
は複雑となっている。また、ロックアーム83は、両側
部方向に撓むことができないため、検知凸部86の検知
窓90への嵌合が困難であった。そこで、検知凸部86
の検知窓90への嵌合を可能にするため、検知凸部86
の突出高さがなるべく低くする必要があった。しかし、
検知凸部86が検知窓90内に嵌合したときにおいて、
検知凸部86の先端面が壁部89の外側面と面一となる
こと(又は外側面より外方へ突出すること)ができず、
検知凸部86の先端面が壁部89の内側面と外側面との
間に位置されるようになっていた。その結果、検知窓9
0の外から検知窓90内の検知凸部86を明瞭に視認す
ることはできなかった。
【0010】また、上記技術では、レバー82(つまり
検知凸部86)とフード部81とを異なる色に形成し、
検知窓90からフード部81と異なる色の検知凸部86
を視認することによって、検知凸部86の嵌合すること
を判断するようにした。
【0011】しかしながら、係止突起84と係止孔88
との係合が半係合状態であるとき、検知窓90から異な
る色の検知凸部86の一部分を見える場合がある。その
ため、異なる色の検知凸部86が見えただけで、係止突
起84と係止孔88の係合が半係合状態であるにもかか
わらず、係止突起84が係止孔88に完全係合したと勘
違いしてしまうおそれがあった。つまり、上記の嵌合検
知構造は、検知精度が高くないという問題点があった。
【0012】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、構造の簡略化を図ることが
できるとともに、嵌合状態の検知精度を向上することが
できる嵌合検知構造を有する電気接続箱を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、電装品を電装品ブロッ
クに装着してなる電装品ユニットと、底部が開口し前記
電装品ユニットを収容する箱状のハウジングケースとを
備え、前記ハウジングケースには該ハウジングケースを
貫通する第1の嵌合部を設け、前記電装品ブロックには
第2の嵌合部を設け、その第2の嵌合部を前記第1の嵌
合部に嵌合させて電装品ユニットがハウジングケース内
に収容されたとき、前記第2の嵌合部の先端面が前記第
1の嵌合部の外側面と面一となるようにしたことを要旨
とする。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電気接続箱において、前記第2の嵌合部は、前記電装
品ブロックに対して撓むことができるように形成されて
いることを要旨とする。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の電気接続箱において、前記ハウジングケースの
少なくとも1つの側板部には、該側板部を貫通する検知
窓を設け、その検知窓は、前記第2の嵌合部を前記第1
の嵌合部に嵌合させて電装品ユニットがハウジングケー
ス内に完全に収容された場合、同検知窓を介してハウジ
ングケース内に覗くとき、前記電装品ブロックしか見え
ないような位置に設けられていることを要旨とする。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の電気接続箱において、前記電装品と電装品ブロックと
は、それぞれ異なる色にて形成されていることがことを
要旨とする。
【0017】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
電装品ユニットのハウジングケースへの嵌合状態は、第
2の嵌合部の先端面と第1の嵌合部の外側面とが面一に
なっているかどうかについての視認から判断することが
できる。つまり、前記第2の嵌合部の先端面が第1の嵌
合部の外側面とが面一になっている場合は、電装品ユニ
ットがハウジングケース内に完全に嵌合収容されている
ことがわかる。前記第2の嵌合部の先端面が前記第1の
嵌合部の外側面とが面一になっていない場合は、電装品
ユニットがハウジングケースに不完全に嵌合収容される
状態いわゆる半嵌合状態になっていることがわかる。
【0018】その結果、電装品ユニットとハウジングケ
ースとの嵌合部から直接に電装品ユニットとハウジング
ケースとの嵌合状態を検知することができ、電装品ユニ
ットとハウジングケースとの嵌合部以外に他の嵌合状態
検知構造を設ける必要がなくなる。よって、従来に比べ
て電気接続箱の構造の簡略化を図ることができる。
【0019】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、電装品ユニットをハウジ
ングケースの底部からハウジングケース内に挿入嵌合す
る場合、電装品ブロックに設けられた第2の嵌合部がハ
ウジングケースに押圧されたとき撓むことができる。そ
の結果、第2の嵌合部は、電装品ユニットのハウジング
ケースへの挿入嵌合を邪魔せず第1の嵌合部に容易に嵌
合することができる。
【0020】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
及び2に記載の発明の作用に加えて、検知窓を補助検知
手段として、電装品ユニットとハウジングケースとの嵌
合状態を簡単にチェックすることができる。その結果、
電気接続箱の嵌合状態の検知精度を向上することができ
る。
【0021】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の作用に加えて、電装品ユニットとハウジ
ングケースとが完全嵌合状態の場合、検知窓を介してハ
ウジングケース内に覗くとき、電装品ブロックの1色し
か見えない状態となる。一方、電装品ユニットとハウジ
ングケースとが不完全嵌合(半嵌合)状態の場合、電装
品の1色しか見えない又は電装品ブロックと電装品との
2色を見える状態となる。その結果、検知窓を介して電
装品ユニットとハウジングケースとの嵌合チェックは、
より明瞭に行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を自動車に設置さ
れるリレーボックスに具体化した一実施の形態を図1〜
図4に基づいて説明する。
【0023】図3及び図4に示すように、本実施形態の
電気接続箱としてのリレーボックス10は、ハウジング
ケース11と、該ハウジングケース11に収容される電
装品ユニットとしてのリレーユニット12とを備えてい
る。
【0024】前記ハウジングケース11は、合成樹脂材
料よりなり、底部を開口した箱状に形成されている。ハ
ウジングケース11の前後の両側板部13,14の内側
面13a,14aには、図3(a)及び図4(a)に示
すように、ハウジングケース11の頂部から所定距離t
1を離間して支持台部15,16がそれぞれ設けられて
いる。前記所定距離t1は、その支持台部15,16の
上面からハウジングケース11の頂部までの空間に後述
するリレーユニット12を収容できる距離に設定されて
いる。
【0025】また、ハウジングケース11の左右の両側
板部17(図1、図3及び図4においては片側のみ図
示)には、ハウジングケース11の下部から上方へ延び
る突出部18がそれぞれ突設されている。突出部18の
上端部には、前記側板部17を貫通する第1の嵌合部と
しての嵌合孔19を設けている。本実施形態では、嵌合
孔19の下面19aは、図3に示すように、前記支持台
部15,16の上面と同一水平面上にあるように設定さ
れている。
【0026】さらに、ハウジングケース11の左右の両
側板部17には、前記嵌合孔19の下面19a(つま
り、支持台部15,16の上面)から所定距離t2を離
間して該側板部17を貫通する検知窓としての貫通孔2
0が設けられている。
【0027】前記リレーユニット12は、図2に示すよ
うに、電装品ブロックとしてのリレーブロック12a
と、該リレーブロック12aに取り付けた複数個の電装
品としてのリレー12bとから構成されている。
【0028】リレーブロック12aの左右の両外側面1
2c(図2においては片側のみ図示)には、前記嵌合孔
19に嵌合する第2の嵌合部としての嵌合凸部12dが
設けられている。その嵌合凸部12dは、前記リレーブ
ロック12aに対して撓むことができ、該リレーブロッ
ク12aの底部付近に突設されている。つまり、図3
(b)及び図4(b)に示すように、嵌合凸部12dの
基端とリレーブロック12aの底部との間には、切り溝
12eを設けている。
【0029】そして、リレーブロック12aにリレー1
2bを装着したリレーユニット12は、前記ハウジング
ケース11の下部開口部から同ハウジングケース11内
に挿入嵌合するようになっている。
【0030】また、本実施形態では、嵌合凸部12dの
先端面12fとリレーブロック12aの外側面12cと
の間の距離t3を前記側板部13の内側面から前記突出
部18の外側面18aまでの距離t4と同じに設定して
いる。つまり、図3(b)に示すように、前記リレーブ
ロック12aの外側面12cがハウジングケース11の
側板部17の内側面17aに当接して前記嵌合凸部12
dが嵌合孔19に嵌合されたとき、嵌合凸部12dの先
端面12fは第1の嵌合部の外側面としての突出部18
の外側面18aとは面一となるようにしている。
【0031】なお、前記距離t2は、リレーブロック1
2aの高さt5に前記貫通孔20の半径を減じた値にて
設定されている。つまり、図3(b)に示すような嵌合
凸部12dが嵌合孔19に完全に嵌合することによって
リレーユニット12はハウジングケース11に収容され
た場合、ハウジングケース11の外から貫通孔20を介
してハウジングケース11内に覗くとき、図3(a)に
示すように、ちょうどリレー12bが見えずリレーブロ
ック12aしか見えない状態となる。一方、図4(b)
に示すような嵌合凸部12dが嵌合孔19に不完全に嵌
合する(つまり半嵌合状態となる)場合、ハウジングケ
ース11の外から貫通孔20を介してハウジングケース
11内に覗くとき、リレー12bとリレーブロック12
aの両方とも見える(図示せず)又はリレー12bしか
見えない状態となる(図4(a)に示す)。
【0032】また、本実施形態では、リレーブロック1
2aを白色の樹脂材料にて形成させ、リレー12bを黒
色の樹脂材料にて形成させている。従って、完全嵌合状
態の場合、図3(a)に示すように、ハウジングケース
11の外から貫通孔20を介してハウジングケース11
内に覗くとき、白色のリレーブロック12aしか見えな
い状態となる。一方、不完全嵌合(半嵌合)状態の場
合、図4(a)に示すように、黒色のリレー12bしか
見えない又は黒色のリレー12bと白色のリレーブロッ
ク12aとの両方を見える(図示せず)状態となる。
【0033】以下、本実施形態のリレーボックス10の
特徴について記載する。 (1)本実施形態では、ハウジングケース11には、嵌
合孔19を設け、前記リレーブロック12aには、嵌合
凸部12dを設けている。また、その嵌合凸部12dを
前記嵌合孔19に嵌合させてリレーユニット12がハウ
ジングケース11内に収容されたとき、前記嵌合凸部1
2dの先端面12fが前記突出部18の外側面18aと
面一となるようにした。
【0034】従って、リレーユニット12のハウジング
ケース11への嵌合状態は、前記嵌合凸部12dの先端
面12fが前記突出部18の外側面18a(つまり、嵌
合孔19の外側面)とが面一になっているかどうかにつ
いての視認から判断することができる。
【0035】つまり、前記嵌合凸部12dの先端面12
fが前記突出部18の外側面18aとが面一になってい
る場合は、リレーユニット12がハウジングケース11
に完全に嵌合収容されていることがわかる。前記嵌合凸
部12dの先端面12fが前記突出部18の外側面18
aとが面一になっていない場合は、リレーユニット12
がハウジングケース11に不完全に嵌合収容される状態
いわゆる半嵌合状態になっていることがわかる。
【0036】その結果、リレーユニット12とハウジン
グケース11との嵌合部から直接にリレーユニット12
とハウジングケース11との嵌合状態を検知することが
でき、リレーユニット12とハウジングケース11との
嵌合部以外に他の嵌合状態検知構造を設ける必要がなく
なる。よって、従来に比べてリレーボックス10の構造
の簡略化を図ることができる。
【0037】(2)本実施形態では、図3(b)及び図
4(b)に示すように、嵌合凸部12dの基端とリレー
ブロック12aの底部との間には、切り溝12eを設
け、嵌合凸部12dをリレーブロック12aに対して撓
むようにした。
【0038】従って、リレーユニット12をハウジング
ケース11の下部開口部からハウジングケース11内に
挿入嵌合する場合、リレーブロック12aの外側面12
cから突設された嵌合凸部12dがハウジングケース1
1の側板部17に押圧されたとき撓むことができる。そ
の結果、嵌合凸部12dは、リレーユニット12のハウ
ジングケース11への挿入嵌合を邪魔せず嵌合孔19に
容易に嵌合することができる。
【0039】(3)本実施形態では、ハウジングケース
11の側板部17には、貫通孔20を設けている。しか
も、その貫通孔20は前記嵌合凸部12dを前記嵌合孔
19に嵌合させてリレーユニット12がハウジングケー
ス11内に完全に収容された場合、同貫通孔20を介し
てハウジングケース11内に覗くとき、前記リレーブロ
ック12aしか見えないような位置に設けられている。
【0040】従って、貫通孔20を補助検知手段とし
て、リレーユニット12とハウジングケース11との嵌
合状態を簡単にチェックすることができる。その結果、
リレーボックス10の嵌合状態の検知精度を向上するこ
とができる。
【0041】(4)本実施形態では、リレーブロック1
2aを白色の樹脂材料にて形成させ、リレー12bを黒
色の樹脂材料にて形成させている。従って、完全嵌合状
態の場合、図3(a)に示すように、ハウジングケース
11の外から貫通孔20を介してハウジングケース11
内に覗くとき、白色のリレーブロック12aしか見えな
い状態となる。一方、不完全嵌合(半嵌合)状態の場
合、図4(a)に示すように、黒色のリレー12b又は
黒色のリレー12bと白色のリレーブロック12aとの
両方を見える(図示せず)状態となる。
【0042】その結果、貫通孔20を介してリレーユニ
ット12とハウジングケース11との嵌合チェックは、
より明瞭に行うことができる。尚、本実施形態を次のよ
うに変更して具体化することも可能である。
【0043】・ 前記嵌合孔19をハウジングケース1
1の前後の両側板部13,14に設け、前記嵌合凸部1
2dをリレーブロック12aの前後の両外側面に設けて
実施してもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)
〜(4)に記載の効果と同様な効果を得ることができ
る。
【0044】・ 貫通孔20をハウジングケース11の
前後の両側板部13,14に設けてもよい。また、貫通
孔20を円孔以外形状、例えば四角形、三角形等の多角
形の穴に形成してもよい。この場合、上記実施形態の特
徴(1)〜(4)に記載の効果と同様な効果を得ること
ができる。
【0045】・ 貫通孔20を省略してもよい。この場
合、上記実施形態の特徴(1)及び(2)に記載の効果
と同様な効果を得ることができる。 ・ 嵌合凸部12dと嵌合孔19の縦断面形状は、四角
形以外の形状例えば、円形、円弧形、三角形等にて実施
してもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)〜
(4)に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0046】・ 上記実施形態では、リレーブロック1
2aを白色の樹脂材料にて形成し、リレー12bを黒色
の樹脂材料にて形成したが、リレーブロック12aとリ
レー12bとは同色の樹脂材料にて形成してから、リレ
ーブロック12aを白色に塗装し、リレー12bを黒色
に塗装して実施してもよい。また、貫通孔20を形成し
たハウジングケース11の側板部17と、該側板部17
に対向するリレーブロック12aの外側面12cだけを
塗装してもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)
〜(4)に記載の効果と同様な効果を得ることができ
る。
【0047】・ リレーブロック12aを黒色にし、リ
レー12bを白色にしてもよい。また、リレーブロック
12aとリレー12bの色が、互いに異なるであれば、
それぞれその他の色にて実施してもよい。この場合、上
記実施形態の特徴(1)〜(4)に記載の効果と同様な
効果を得ることができる。
【0048】・ 上記実施形態では、電気接続箱として
のリレーボックス10に具体化したが、例えばコネクタ
ハウジングを備えたもの等に具体化してもよく、特にリ
レーボックス10に限定されるものではない。
【0049】更に、特許請求の範囲の各請求項に記載さ
れないものであって、上記実施の形態から把握できる技
術的思想について以下にその効果とともに記載する。 (1)リレーをリレーブロックに装着してなるリレーユ
ニットと、底部が開口し前記リレーユニットを収容する
箱状のハウジングケースとを備え、前記ハウジングケー
スには該ハウジングケースを貫通する第1の嵌合部を設
け、前記リレーブロックには第2の嵌合部を設け、その
第2の嵌合部を前記第1の嵌合部に嵌合させてリレーユ
ニットがハウジングケース内に収容されたとき、前記第
2の嵌合部の先端面が前記第1の嵌合部の外側面と面一
となるようにしたことを特徴とする電気接続箱。
【0050】(2)請求項1又は2に記載の電気接続箱
において、前記ハウジングケースの少なくとも1つの側
板部には、検知窓を設け、該検知窓は、前記第2の嵌合
部を前記第1の嵌合部に嵌合させて電装品ユニットがハ
ウジングケース内に完全に収容された場合、同検知窓を
介してハウジングケース内に覗くとき、前記電装品を見
えないような位置に設けられていることを特徴とする電
気接続箱。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、電気接続箱の構造の簡略化を図ることが
できる。
【0052】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、第2の嵌合部は、電装品
ユニットのハウジングケースへの挿入嵌合を邪魔せず第
1の嵌合部に容易に嵌合することができる。
【0053】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
及び2に記載の発明の効果に加えて、検知窓を補助検知
手段として、電装品ユニットとハウジングケースとの嵌
合状態を簡単にチェックすることができる。よって、電
気接続箱の嵌合状態の検知精度を向上することができ
る。
【0054】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加えて、検知窓を介して電装品ユ
ニットとハウジングケースとの嵌合チェックは、より明
瞭に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のリレーボックスを構成するハウジ
ングケースの斜視図。
【図2】本実施形態のリレーボックスを構成するリレー
ユニットの斜視図。
【図3】完全嵌合状態のリレーボックスの側面図及び要
部断面図。
【図4】不完全嵌合状態のリレーボックスの側面図及び
要部断面図。
【図5】従来の嵌合検知構造を示す要部斜視図。
【図6】従来の嵌合検知構造を示す要部正面図。
【符号の説明】
10…電気接続箱としてのリレーボックス、11…ハウ
ジングケース、12…電装品ユニットとしてのリレーユ
ニット、12a…電装品ブロックとしてのリレーブロッ
ク、12b…電装品としてのリレー、12d…第2の嵌
合部としての嵌合凸部、12f…第2の嵌合部の先端
面、13,14,17…ハウジングケースの側板部、1
8a…第1の嵌合部の外側面、19…第1の嵌合部とし
ての嵌合孔、20…検知窓としての貫通孔。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 5/02 H05K 5/02 J Fターム(参考) 4E360 AB02 AB12 AB20 AB22 BA02 BB04 BC03 BC04 BC06 BC07 BD02 CA03 CA08 EA03 EA18 EA27 EC12 EC13 ED03 ED12 ED13 ED23 ED27 FA08 FA09 GA06 GA53 GB93 GB94 GC08 5G361 AA06 AB12 AC03 AE02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電装品を電装品ブロックに装着してなる
    電装品ユニットと、 底部が開口し前記電装品ユニットを収容する箱状のハウ
    ジングケースとを備え、 前記ハウジングケースには該ハウジングケースを貫通す
    る第1の嵌合部を設け、前記電装品ブロックには第2の
    嵌合部を設け、その第2の嵌合部を前記第1の嵌合部に
    嵌合させて電装品ユニットがハウジングケース内に収容
    されたとき、前記第2の嵌合部の先端面が前記第1の嵌
    合部の外側面と面一となるようにしたことを特徴とする
    電気接続箱。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気接続箱において、 前記第2の嵌合部は、前記電装品ブロックに対して撓む
    ことができるように形成されていることを特徴とする電
    気接続箱。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の電気接続箱にお
    いて、 前記ハウジングケースの少なくとも1つの側板部には、
    該側板部を貫通する検知窓を設け、 その検知窓は、前記第2の嵌合部を前記第1の嵌合部に
    嵌合させて電装品ユニットがハウジングケース内に完全
    に収容された場合、同検知窓を介してハウジングケース
    内に覗くとき、前記電装品ブロックしか見えないような
    位置に設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電気接続箱において、 前記電装品と電装品ブロックとは、それぞれ異なる色に
    て形成されていることがを特徴とする電気接続箱。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009182308A (ja) * 2008-02-01 2009-08-13 Yazaki Corp 部品を内部に収容した箱体
JP2009213224A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd コルゲートクランプ
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JP7475970B2 (ja) 2020-06-03 2024-04-30 矢崎総業株式会社 嵌合検知構造

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