JP2001346039A - 画像読取装置および記憶媒体 - Google Patents

画像読取装置および記憶媒体

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JP2001346039A
JP2001346039A JP2000164452A JP2000164452A JP2001346039A JP 2001346039 A JP2001346039 A JP 2001346039A JP 2000164452 A JP2000164452 A JP 2000164452A JP 2000164452 A JP2000164452 A JP 2000164452A JP 2001346039 A JP2001346039 A JP 2001346039A
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JP2000164452A
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English (en)
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幸正 ▲吉▼田
Yukimasa Yoshida
Hiroshi Morizaki
浩 森崎
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 待ち時間を無くして読取時間を短縮できると
ともに、読取開始に伴う騒音を解消することができる画
像読取装置を提供する。 【解決手段】 イメージセンサユニットに白色の基準部
材を読み取らせることで基準部材の白レベルを測定し、
その測定結果に基づいて読取データ補正用の基準データ
を得るファクシミリ装置であって、CPU10は、画像
の読取開始が指示されない待機中、たとえば5分間隔お
きにイメージセンサユニットに基準部材を読み取らせ、
所定測定回数分の白レベルデータの平均値として上記基
準データを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばフラット
ベッドタイプなどの可動式のイメージセンサユニットを
備えたファクシミリ装置などの画像読取装置、およびそ
の画像読取装置を制御するためのプログラムを記憶した
記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、フラットベッドタイプなどの
可動式のイメージセンサユニットを備えたファクシミリ
装置では、原稿画像の読み取りに際して主走査方向に沿
う光のばらつきを補正するために、いわゆるシェーディ
ング補正が行われる。このシェーディング補正を行うに
は、それに先だってシェーディング補正用の基準データ
が必要とされる。
【0003】従来のフラットベッドタイプのファクシミ
リ装置では、原稿台の近傍に白色板などの基準部材を備
え、ユーザにより原稿画像の読取開始が指示された直
後、つまり、原稿画像を読み取る直前にイメージセンサ
ユニットに基準部材を読み取らせて白レベルを測定し、
その測定結果に基づいてシェーディング補正用の基準デ
ータを得ている。また、基準データの測定は、1回だけ
行うようにすることもできるが、基準部材のばらつきに
よる差を減らすため、読み取る場所は同じで、または、
読み取る場所を変えて複数回行い、その結果を統計処理
して基準データとするようにしていた。具体的には、イ
メージセンサユニットが基準部材に平行して連続的に往
復移動しつつ、その基準部材を多数のラインに切り分け
ながら読み取り、たとえば32ライン分の白レベルを連
続測定して得た32回分の白レベルデータの平均値を基
準データとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフラットベッドタイプのファクシミリ装置では、シ
ェーディング補正用の基準データを得るために、原稿画
像を読み取る直前に白レベルを測定するので、その分、
実際に原稿画像の読取開始までにある程度の待ち時間を
要し、読取時間が長引いてしまう問題があった。
【0005】また、フラットベッドタイプで、読み取る
直前にイメージセンサユニットの読み取り位置を変えて
複数回白レベルを測定する場合には、イメージセンサユ
ニットが多数の測定ラインにわたって繰り返し移動する
ために、駆動音などがしてうるさく感じられるという問
題があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、待ち時間を無くして読取時間を短縮できる
とともに、読取開始に伴う騒音を解消することができる
画像読取装置、およびその画像読取装置を制御するため
のプログラムを記憶した記憶媒体を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した発明の画像読取装置は、読取手
段に基準部材を読み取らせることで基準部材の白レベル
を測定し、その測定結果に基づいて読取データ補正用の
基準データを得る画像読取装置であって、画像の読取開
始が指示されない待機中、所定の時間間隔おきに上記読
取手段に上記基準部材を読み取らせ、所定測定回数分の
白レベルデータを統計処理して上記基準データを算出す
る待機動作制御手段を有することを特徴とする。
【0008】このような画像読取装置によれば、読取デ
ータ補正用の基準データを得るために、画像の読取開始
が指示されない待機中に読取手段を介して基準部材を読
み取っているので、実際に画像の読み取りを開始すると
きには、既に得られた基準データを用いて、たとえばシ
ェーディング補正を行いながら画像の読み取りを即実行
させることができ、待ち時間を無くして読取時間を短縮
できる。
【0009】また、請求項2に記載した発明の画像読取
装置は、請求項1に記載の画像読取装置であって、上記
待機動作制御手段は、上記読取手段に上記基準部材を読
み取らせるごとに測定部位を変えて白レベルデータを得
る。
【0010】このような画像読取装置によれば、請求項
1に記載の画像読取装置による効果に加えて、定期的に
ある程度の時間間隔をおいて測定部位を変えつつ白レベ
ルの測定が行われるので、白レベル測定による待機中の
動作音を単発的としてほとんど無視するレベルとするこ
とができる。
【0011】さらに、請求項3に記載した発明の画像読
取装置は、請求項1または請求項2に記載の画像読取装
置であって、上記待機動作制御手段は、白レベルの測定
回数が規定の回数に満たない状態で画像の読取開始が指
示された場合、その指示に応じた動作を行う前に上記読
取手段に上記基準部材を読み取らせ、不足回数分の白レ
ベルデータを補完する。
【0012】このような画像読取装置によれば、請求項
1または請求項2に記載の画像読取装置による効果に加
えて、白レベルの測定回数が規定の回数に満たない状態
で待機中に画像の読取開始が指示された場合であって
も、実際に画像を読み取る前に不足回数分の白レベルデ
ータが補完されるので、シェーディング補正用の基準デ
ータを実際の読み取り前に算出してシェーディング補正
に備えることができる。
【0013】また、請求項4に記載した発明の画像読取
装置は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画
像読取装置であって、上記待機動作制御手段は、一定時
間にわたって上記読取手段が上記基準部材を読み取るこ
とができない場合、それまでに得た白レベルデータを破
棄して初期化する。
【0014】このような画像読取装置によれば、請求項
1ないし請求項3のいずれかに記載の画像読取装置によ
る効果に加えて、動作条件などにより何らかの理由で一
定時間にわたって白レベルを測定できないときには、そ
れまでの測定回数により得た、たとえば規定の測定回数
分に満たない白レベルデータが破棄されるので、元の白
レベルを測定できる待機状態となった際には、最初から
白レベルを測定して規定回数分の白レベルデータを得る
ことができ、正確な基準データを算出することができ
る。
【0015】さらに、請求項5に記載した発明の画像読
取装置は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の
画像読取装置であって、上記待機動作制御手段は、上記
読取手段に上記基準部材を読み取らせて測定し得た白レ
ベルデータが特異な内容を示す場合、再び上記読取手段
に上記基準部材の測定部位をずらして読み取らせること
で白レベルを再測定する。
【0016】このような画像読取装置によれば、請求項
1ないし請求項4のいずれかに記載の画像読取装置によ
る効果に加えて、たとえば基準部材にゴミなどが付着
し、その基準部材を読み取って得た白レベルデータが特
異な場合であっても、白レベルを再測定して適正な白レ
ベルデータを得ることができるので、そのような白レベ
ルデータに基づいて正確な基準データを算出することが
できる。
【0017】また、請求項6に記載した発明の画像読取
装置は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画
像読取装置であって、上記待機動作制御手段は、画像読
取装置が消費電力削減のため、一部機能を休止している
場合には、所定の時間が経過しても白レベルを測定しな
い。
【0018】このような画像読取装置によれば、請求項
1ないし請求項5のいずれかに記載の画像読取装置によ
る効果に加えて、消費電力削減のために一部機能を休止
している場合には、所定の時間が経過しても白レベルを
測定することなく、消費電力削減を優先させることがで
きる。
【0019】さらに、請求項7に記載した発明の画像読
取装置は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の
画像読取装置であって、上記待機動作制御手段は、得ら
れた所定測定回数分の白レベルデータの平均値を算出し
て基準データとする。
【0020】このような画像読取装置によれば、請求項
1ないし請求項6のいずれかに記載の画像読取装置によ
る効果に加えて、所定測定回数分の白レベルデータの平
均値を基準データとして採用するため、基準部材の測定
場所によるばらつきを抑えることができる。
【0021】また、請求項8に記載した発明の記憶媒体
は、読取手段に基準部材を読み取らせることで基準部材
の白レベルを測定し、その測定結果に基づいて読取デー
タ補正用の基準データを得る画像読取装置を制御するた
めのプログラムを記憶した記憶媒体であって、画像の読
取開始が指示されない待機中、所定の時間間隔おきに上
記読取手段に上記基準部材を読み取らせ、所定測定回数
分の白レベルデータを統計処理して上記基準データを算
出するための待機動作制御プログラムを含むプログラム
を記憶したことを特徴とする。
【0022】このような記憶媒体によれば、記憶された
プログラムに基づいてCPUを動作させることにより、
請求項1に記載の画像読取装置の動作を実現することが
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照して説明する。
【0024】図1は、本発明に係る画像読取装置の一実
施形態として、ファクシミリ装置の構成を示したブロッ
ク図である。この図に示すように、本発明に係るファク
シミリ装置は、CPU10、NCU11、RAM12、
モデム13、ROM14、EEPROM15、ゲートア
レイ16、コーデック17、DMAC18、読取部2
1、印刷部22、操作部23、および表示部24などを
具備して概略構成されている。CPU10、NCU1
1、RAM12、モデム13、ROM14、EEPRO
M15、ゲートアレイ16、コーデック17、およびD
MAC18は、バス線27により相互に接続されてい
る。バス線27には、アドレスバス、データバス、およ
び制御信号線が含まれる。ゲートアレイ16には、読取
部21、印刷部22、操作部23、および表示部24が
接続されている。NCU11には、公衆電話回線28が
接続されている。
【0025】CPU10は、ファクシミリ装置全体の動
作を制御する。NCU11は、公衆電話回線28に接続
されて網制御を行う。RAM12は、CPU10の作業
領域や各種データの格納領域などを提供する。モデム1
3は、ファクシミリデータの変調や復調などを行う。R
OM14は、CPU10が実行すべきプログラムや設定
値などのデータを記憶している。EEPROM15は、
各種のフラグや設定データなどを記憶する。ゲートアレ
イ16は、CPU10と各部21〜24とのインターフ
ェースとして機能するものであるが、特に画像の読取処
理機能を担い、シェーディング補正回路(図示省略)な
どを有する。なお、シェーディング補正とは、従来の技
術の欄で説明したように、原稿画像の読み取りに際して
主走査方向に沿う光のばらつきを補正することをいい、
これについては周知であることから詳細な説明を省略す
る。コーデック17は、ファクシミリデータの符号化や
復号化を行う。DMAC18は、主にRAM12へのデ
ータの書き込みや読み出しを行う。
【0026】読取部21は、フラットベッドタイプで可
動式のイメージセンサユニットを備え、このイメージセ
ンサユニットが原稿台に面して平行移動することで、原
稿などから文字や図形などの画像を読み取る。なお、原
稿台の近傍には、白色板などからなる基準部材が設けら
れており、その利用法については後述するが、イメージ
センサユニットが基準部材を読み取ることで白レベルが
測定され、白レベルの測定結果として得られた白レベル
データに基づいてシェーディング補正用の基準データが
算出される。印刷部22は、たとえばインクジェット方
式あるいはレーザ記録方式を含む電子写真方式などによ
り、文字や図形などの画像を印刷する。操作部23は、
テンキーや文字キーなどのキースイッチ群を備え、使用
者のキー操作に応じた指示をCPU10に伝える。表示
部24は、LCDなどのディスプレイを備え、動作状態
や操作ガイダンスなどを表示する。
【0027】要点について説明すると、本ファクシミリ
装置は、フラットベッドタイプで可動式のイメージセン
サユニットを介して原稿画像を読み取るものであるが、
その原稿画像の読み取りに際してシェーディング補正を
行うために、複数回測定した白レベルデータを統計処理
してシェーディング補正用の基準データをあらかじめ得
るものである。具体的に基準データは、たとえば基準部
材の32ラインにわたる部位を読み取って得た白レベル
データの平均値として算出される。基準部材を読み取る
際には、イメージセンサユニットが1ラインを読み取る
ごとに次の白レベルの測定を行う場所へ副走査方向に沿
って移動する。
【0028】そして、本実施形態では、従来、ユーザが
原稿画像の読取開始を指示した直後、イメージセンサユ
ニットに基準部材を読み取らせて白レベルを測定してい
た点を改め、読取開始が指示される前などの動作待機
中、CPU10の制御によって、たとえば5分間隔ごと
に1ラインずつ定期的に白レベルを測定するようにして
いる。たとえば、32ライン分の白レベルデータの平均
値とした基準データを得るには、5分間隔ごとに1ライ
ンずつ白レベルを測定するとした場合、最初の測定から
最後となる32回目の測定までの時間分を費やして、は
じめて32ライン分(32回分)の白レベルデータの平
均値とした基準データが得られる。この際、イメージセ
ンサユニットは、白レベルの測定ごとに単発的にあらか
じめROM14、EEPROM15などに記憶された白
レベル測定位置へ移動するだけなので、待機中にそれほ
ど駆動音がしてうるさく感じられることはない。つま
り、ユーザが原稿画像の読取開始を指示する際には、白
レベル測定が行われずにそれに伴う動作音がすることも
なく、既に待機中に得られた基準データを用いてシェー
ディング補正を行いながら読取動作を即実行させること
ができ、待ち時間を無くして読取時間を短縮できるので
ある。
【0029】一方、待機状態から読取動作に移行すると
し、白レベルの測定回数がたとえば規定の32回に満た
ない状態でユーザにより読取開始が指示された場合、C
PU10は、その読取開始の指示直後、不足回数分の白
レベルデータを得るべく、イメージセンサユニットに基
準部材を連続的に読み取らせ、不足回数分に相当するラ
イン数の白レベルを連続測定して白レベルデータを補完
する。そして、規定回数分の白レベルデータが揃った時
点で、CPU10は、これらの白レベルデータの平均値
を基準データとして算出し、その後、シェーディング補
正を伴う実際の読取動作を開始させる。
【0030】また、省電力機能により光源を長時間消灯
するような場合、つまり、一定時間以上にわたってイメ
ージセンサユニットが基準部材を読み取ることができな
い場合、CPU10は、それまでに蓄積した白レベルデ
ータを破棄し、次に省電力機能が解除されて基準部材の
読み取りが可能な待機状態となった後、最初から白レベ
ルの測定をし直す。
【0031】さらに、基準部材の白レベルを1ラインご
とに測定して得られる白レベルデータは、その基準部材
にゴミやほこりなどが付着していると、正しいデータ内
容で得られないが、CPU10は、1ラインごとに得ら
れる白レベルデータ、あるいはそれらの累積平均値を比
較対象として、1つの白レベルデータが特異なデータ内
容を示すか否かを判断している。1つの白レベルデータ
の内容が特異である場合、CPU10は、ゴミやほこり
などが付着した基準部材のラインを読み取ったものと判
断し、再びイメージセンサユニットに基準部材の測定ラ
インをずらして読み取らせ、白レベルを再測定すること
で正しい白レベルデータを得ている。また、白レベルデ
ータの内容が特異であった場合には、その位置をEEP
ROM15に記憶し、次回からはその位置で白レベルを
測定しないようにする。そのためEEPROM15に
は、代替用の測定位置データが幾つか用意されている。
【0032】すなわち、CPU10は、画像の読取開始
が指示されない待機中、所定の時間間隔おきに読取手段
(イメージセンサユニット)に基準部材を読み取らせ、
所定測定回数分の白レベルデータを統計処理して読取デ
ータ補正用の基準データを算出する待機動作制御手段を
実現している。
【0033】また、ROM14は、読取手段に基準部材
を読み取らせることで基準部材の白レベルを測定し、そ
の測定結果に基づいて読取データ補正用の基準データを
得る画像読取装置を制御するためのプログラムを記憶し
た記憶媒体であって、画像の読取開始が指示されない待
機中、所定の時間間隔おきに上記読取手段に上記基準部
材を読み取らせ、所定測定回数分の白レベルデータを統
計処理して上記基準データを算出するための待機動作制
御プログラムを含むプログラムを記憶した記憶媒体を実
現している。
【0034】次に、待機中にシェーディング補正用の基
準データを算出する動作について、図面を参照して説明
する。なお、シェーディング補正用の基準データは、n
ライン分(測定回数n回分)の白レベルデータの平均値
とする。また、待機中に得られる白レベルデータは、t
分間隔おきに1ラインずつ得られ、平均値算出のために
必要なライン数分の白レベルデータは、EEPROM1
5に記憶されるものとする。
【0035】図2は、待機中にシェーディング補正用の
基準データを算出する手順を示したフローチャートであ
って、この図に示すように、待機中のCPU10は、ユ
ーザにより原稿画像の読取開始が指示されたか否かを監
視している(S1)。
【0036】読取開始の指示もなく待機状態を続ける場
合(S1:NO)、CPU10は、基準部材を読み取る
ことができる状態か否かを判断する(S2)。これは、
省電力機能によって光源を点灯していない時などに白レ
ベルを測定することで、正しくないデータを測定してし
まうことを防ぐためである。
【0037】基準部材を読み取ることができる状態の場
合(S2:YES)、CPU10は、後述する白レベル
の測定を前回実行してからt分経過したか否かを判断す
る(S3)。
【0038】前回の白レベル測定からt分経過している
場合(S3:YES)、CPU10は、既に測定した回
数が規定回数nに達しているか否かを判断し(S4)、
測定回数がnに達していない場合(S4:NO)、CP
U10は、イメージセンサユニットを駆動させて基準部
材を読み取らせ、白レベルの測定を行う(S5)。この
際、イメージセンサユニットは、前回のラインとは異な
る基準部材のライン上に位置すべく、あらかじめROM
14、EEPROM15に記憶された次の白レベル測定
位置へ移動する単発的な動きをみせる。なお、白レベル
の測定結果としては、主走査方向に沿う1ライン分の白
レベルデータが得られる。
【0039】そして、CPU10は、現時点で得られた
白レベルデータと、後述する白レベルデータの累積平均
値とを比較することにより、現時点の白レベルデータが
特異か否かを判断する(S6)。これは、基準部材に付
着したゴミやほこりなどをイメージセンサユニットが読
み取ることで、不正な白レベルデータを取り込まないよ
うにするためである。なお、現時点の白レベルデータが
特異か否かを判断する手法としては、前回測定された白
レベルデータと比較したり、あらかじめ標準となる白レ
ベルデータを用意しておき、この標準の白レベルデータ
と比較する方法としても良い。
【0040】現時点の白レベルデータが特異でなく、適
正なデータとして得られた場合(S6:NO)、CPU
10は、測定回数に1を加える(S7)。
【0041】さらに、CPU10は、そうして得られた
白レベルデータをEEPROM15に記憶するととも
に、EEPROM15に記憶された白レベルデータの累
積平均値を算出する(S8)。
【0042】そして、CPU10は、現時点までの白レ
ベルの測定回数が規定回数nであるか否かを検定する
(S9)。
【0043】現時点までの白レベルの測定回数が規定回
数nの場合(S9:YES)、CPU10は、S8にて
算出された白レベルデータの累積平均値をシェーディン
グ補正用の基準データとしてRAM12などの所定領域
にセットし(S10)、待機中に実行すべき一連の動作
を一通り終える。なお、CPU10は、上記一連の動作
を待機中に繰り返し実行する。つまり、この時点でユー
ザにより原稿画像の読取開始が指示されると、イメージ
センサユニットが基準部材を読み取ることなく直ちに原
稿画像を読み取り始め、その際、RAM12などにセッ
トされた基準データ(測定回数n回分の白レベルデータ
の平均値)を用いてシェーディング補正を行いながら画
像データを取り込むのである。
【0044】S9において、現時点までの白レベルの測
定回数が規定回数nに満たない場合(S9:NO)、C
PU10は、最初のS1に戻る。
【0045】S6において、現時点で得られた白レベル
データが特異なデータと認められる場合(S6:YE
S)、CPU10は、その現時点で得られた白レベルデ
ータを破棄するとともに、EEPROM15の内容を当
該位置での白レベル測定を禁止するように変更し(S1
1)、再び白レベルの測定を行うべくS5に戻る。
【0046】S4において、測定回数がすでにnに達し
ている場合(S4:YES)、CPU10は、データ数
nをn−1として時間的に最も古いデータを1ライン分
消去し(S12)、その後、白レベルを測定すべくS5
に移る。
【0047】S3において、前回の白レベル測定からt
分経過していない場合(S3:NO)、CPU10は、
最初のS1に戻る。
【0048】S2において、省電力機能などにより基準
部材を読み取ることができない状態の場合(S2:N
O)、CPU10は、そのような基準部材の読取不能状
態が前回測定から一定時間経過したか否かを判断する
(S13)。
【0049】そして、基準部材の読取不能状態が前回測
定から一定時間以上続いている場合(S13:YE
S)、CPU10は、これまでに得られた白レベルデー
タや測定回数、ならびに既にセットされた基準データを
破棄すべく全データをリセットし(S14)、最初のS
1に戻る。つまり、待機中に白レベルを測定するt分を
経過しても、省電力機能により光源を長時間にわたって
消灯する場合には、白レベルの測定が行われることなく
省電力機能が優先される。また、一定時間以上にわたっ
て白レベルを測定できない状態から測定可能な状態とな
ると、古い白レベルデータが破棄されて新しい白レベル
データが順次取得され、シェーディング補正用の基準デ
ータとしても信頼できるものとなる。
【0050】一方、基準部材の読取不能状態であっても
前回測定から一定時間以上経過していない場合(S1
3:NO)、CPU10は、上記一連の動作を繰り返し
実行すべくS1に戻る。
【0051】S1において、ユーザにより原稿画像の読
取開始が指示された場合(S1:YES)、CPU10
は、現時点までの白レベルの測定回数が規定回数nに満
たないか否かを判断する(S15)。
【0052】白レベル測定回数が規定回数nに満たない
場合(S15:YES)、CPU10は、不足分の白レ
ベルデータを得るべくイメージセンサユニットを駆動さ
せて基準部材を読み取らせ、白レベルの測定を行う(S
16)。この際の白レベル測定は、S4の場合とは異な
り1ライン分の白レベルを測定するのではなく、不足分
だけ連続して白レベルが測定される。
【0053】不足分の白レベルデータが得られると、C
PU10は、測定回数をnとし(S17)、不足分の白
レベルデータを含め、これまでに得られた白レベルデー
タの平均値を算出する(S18)。
【0054】そして、CPU10は、白レベルデータの
平均値をシェーディング補正用の基準データとしてRA
M12などの所定領域にセットする(S19)。
【0055】以上のようにして基準データが用意された
後、CPU10は、実際に原稿画像を読み取り始めて画
像の読取処理を行う(S20)。つまり、規定回数分の
白レベルデータが揃っていない状態でユーザにより読取
開始が指示された場合には、不足分の白レベルデータを
補完して基準データを算出してから原稿画像を読み取り
始め、その基準データを用いてシェーディング補正を行
いつつ画像データを取り込むのである。なお、画像の読
取処理を終えると、CPU10は、再び待機状態に移行
して上記一連の動作を繰り返し実行する。
【0056】一方、S15において、現時点までの白レ
ベルの測定回数が既に規定回数nある場合(S15:N
O)、つまり、RAM12などの所定領域に最新の基準
データがセットされた状態にあることから、CPU10
は、S16〜S19をとばしてS20に移る。
【0057】したがって、上記構成、動作を有するファ
クシミリ装置によれば、シェーディング補正用の基準デ
ータを得るために、画像の読取開始が指示されない待機
中にイメージセンサユニットを介して定期的に基準部材
を読み取ることができる。画像の読み取りを開始すると
きには、既に得られた基準データを用いてシェーディン
グ補正を行いながら画像の読み取りを即実行させること
ができ、読取開始直後の待ち時間を無くして読取時間を
短縮できる。また、可動式のイメージセンサユニット
は、白レベルを測定するために、待機中でしかも単発的
に移動して基準部材を読み取り、また、読取開始を指示
したときに不足分の白レベルデータを得るべく基準部材
を読み取るだけであるので、画像の読取開始に伴う騒音
をできる限り解消することができる。
【0058】なお、本発明は、上記の実施形態に限定さ
れるものではない。
【0059】たとえば、画像読取装置としては、ファク
シミリ装置に限らず、パーソナルコンピュータの周辺機
器として用いられるスキャナであったり、コピー機など
であっても良い。
【0060】白レベルデータは、待機中に1回の測定で
1ライン分が得られるとしたが、1回の測定で複数ライ
ン分を得られるようにしても良い。また、待機中におけ
る測定時間の間隔や、白レベルを測定する規定回数など
は、適宜設計変更できる。
【0061】シェーディング補正用の基準データは、白
レベルデータの平均値としたが、その他の統計処理によ
って算出される値でも良い。
【0062】読取開始が指示された時点で白レベルデー
タに不足があるときは、原稿画像の読取動作を行う直前
に不足分を連続測定するとしたが、既にシェーディング
補正用の基準データがセットされていれば、不足分の白
レベルデータを補完することなく、既にセットされた基
準データを用いてシェーディング補正できるため、原稿
画像の読取動作を即実行させるようにしても良い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明の画像読取装置によれば、読取データ補正用の基
準データを得るために、画像の読取開始が指示されない
待機中に読取手段を介して基準部材を読み取っているの
で、実際に画像の読み取りを開始するときには、既に得
られた基準データを用いて、たとえばシェーディング補
正を行いながら画像の読み取りを即実行させることがで
き、待ち時間を無くして読取時間を短縮できる。
【0064】また、請求項2に記載した発明の画像読取
装置によれば、請求項1に記載の画像読取装置による効
果に加えて、定期的にある程度の時間間隔をおいて測定
部位を変えつつ白レベルの測定が行われるので、白レベ
ル測定による待機中の動作音を単発的としてほとんど無
視するレベルとすることができる。
【0065】さらに、請求項3に記載した発明の画像読
取装置によれば、請求項1または請求項2に記載の画像
読取装置による効果に加えて、白レベルの測定回数が規
定の回数に満たない状態で待機中に画像の読取開始が指
示された場合であっても、実際に画像を読み取る前に不
足回数分の白レベルデータが補完されるので、シェーデ
ィング補正用の基準データを実際の読み取り前に算出し
てシェーディング補正に備えることができる。
【0066】また、請求項4に記載した発明の画像読取
装置によれば、請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の画像読取装置による効果に加えて、動作条件などに
より何らかの理由で一定時間にわたって白レベルを測定
できないときには、それまでの測定回数により得た、た
とえば規定の測定回数分に満たない白レベルデータが破
棄されるので、元の白レベルを測定できる待機状態とな
った際には、最初から白レベルを測定して規定回数分の
白レベルデータを得ることができ、正確な基準データを
算出することができる。
【0067】さらに、請求項5に記載した発明の画像読
取装置によれば、請求項1ないし請求項4のいずれかに
記載の画像読取装置による効果に加えて、たとえば基準
部材にゴミなどが付着し、その基準部材を読み取って得
た白レベルデータが特異な場合であっても、白レベルを
再測定して適正な白レベルデータを得ることができるの
で、そのような白レベルデータに基づいて正確な基準デ
ータを算出することができる。
【0068】また、請求項6に記載した発明の画像読取
装置によれば、請求項1ないし請求項5のいずれかに記
載の画像読取装置による効果に加えて、消費電力削減の
ために一部機能を休止している場合には、所定の時間が
経過しても白レベルを測定することなく、消費電力削減
を優先させることができる。
【0069】さらに、請求項7に記載した発明の画像読
取装置によれば、請求項1ないし請求項6のいずれかに
記載の画像読取装置による効果に加えて、所定測定回数
分の白レベルデータの平均値を基準データとして採用す
ることができる。
【0070】また、請求項8に記載した発明の記憶媒体
によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを動
作させることにより、請求項1に記載の画像読取装置の
動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置の一実施形態とし
て、ファクシミリ装置の構成を示したブロック図であ
る。
【図2】待機中にシェーディング補正用の基準データを
算出する手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 11 NCU 12 RAM 13 モデム 14 ROM 15 EEPROM 16 ゲートアレイ 17 コーデック 18 DMAC 21 読取部 22 印刷部 23 操作部 24 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 BA02 BB02 BC16 CA19 CB04 CB05 DA04 DC04 5C072 AA01 BA08 DA12 EA05 FB12 LA15 RA16 UA02 UA03 5C077 LL04 LL18 MM27 PP06 PP46 PP71 PP78 PQ12 PQ18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取手段に基準部材を読み取らせること
    で基準部材の白レベルを測定し、その測定結果に基づい
    て読取データ補正用の基準データを得る画像読取装置で
    あって、 画像の読取開始が指示されない待機中、所定の時間間隔
    おきに上記読取手段に上記基準部材を読み取らせ、所定
    測定回数分の白レベルデータを統計処理して上記基準デ
    ータを算出する待機動作制御手段を有することを特徴と
    する画像読取装置。
  2. 【請求項2】 上記待機動作制御手段は、上記読取手段
    に上記基準部材を読み取らせるごとに測定部位を変えて
    白レベルデータを得る、請求項1に記載の画像読取装
    置。
  3. 【請求項3】 上記待機動作制御手段は、白レベルの測
    定回数が規定の回数に満たない状態で画像の読取開始が
    指示された場合、その指示に応じた動作を行う前に上記
    読取手段に上記基準部材を読み取らせ、不足回数分の白
    レベルデータを補完する、請求項1または請求項2に記
    載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 上記待機動作制御手段は、一定時間にわ
    たって上記読取手段が上記基準部材を読み取ることがで
    きない場合、それまでに得た白レベルデータを破棄して
    初期化する、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 上記待機動作制御手段は、上記読取手段
    に上記基準部材を読み取らせて測定し得た白レベルデー
    タが特異な内容を示す場合、再び上記読取手段に上記基
    準部材の測定部位をずらして読み取らせることで白レベ
    ルを再測定する、請求項1ないし請求項4のいずれかに
    記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 上記待機動作制御手段は、画像読取装置
    が消費電力削減のため、一部機能を休止している場合に
    は、所定の時間が経過しても白レベルを測定しない、請
    求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像読取装
    置。
  7. 【請求項7】 上記待機動作制御手段は、得られた所定
    測定回数分の白レベルデータの平均値を算出して基準デ
    ータとする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載
    の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 読取手段に基準部材を読み取らせること
    で基準部材の白レベルを測定し、その測定結果に基づい
    て読取データ補正用の基準データを得る画像読取装置を
    制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体であっ
    て、 画像の読取開始が指示されない待機中、所定の時間間隔
    おきに上記読取手段に上記基準部材を読み取らせ、所定
    測定回数分の白レベルデータを統計処理して上記基準デ
    ータを算出するための待機動作制御プログラムを含むプ
    ログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007208939A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、画像読取方法、及び画像読取プログラム
JP2010166550A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Genesys Logic Inc 光源輝度補償機能を有する画像プロセッサ、輝度補償装置及びスキャニングシステム並びにその方法

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