JP2001345945A - リモート制御システムおよびリモート制御方法、並びに記録媒体 - Google Patents

リモート制御システムおよびリモート制御方法、並びに記録媒体

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JP2001345945A
JP2001345945A JP2000163919A JP2000163919A JP2001345945A JP 2001345945 A JP2001345945 A JP 2001345945A JP 2000163919 A JP2000163919 A JP 2000163919A JP 2000163919 A JP2000163919 A JP 2000163919A JP 2001345945 A JP2001345945 A JP 2001345945A
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JP
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remote control
pager
message
control device
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JP2000163919A
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English (en)
Inventor
Takuya Kominami
拓也 小南
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Selective Calling Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のページャシステムを利用した、可搬性
及び汎用性に優れたリモート制御を可能にする。 【解決手段】 ユーザがリモート端末4を操作して制御
コマンドとしての文字列からなるメッセージを入力し、
電話回線6を介してページャ基地局3に送信する。メッ
セージはメッセージ受信部32により受信され、メッセ
ージ送信部31によりページャメッセージとしてリモー
ト制御装置1に送信される。このページャメッセージは
ページャ受信部13により受信され、プロトコル変換部
12により被リモート制御装置2に合ったプロトコルに
変換され、インタフェース部11を介して被リモート制
御装置2に送信され、ページャシステムの文字送信機能
を利用した、遠隔地にある被リモート制御装置2の制御
が行われる。プロトコル変換部12をモジュール化して
汎用性を高めることができる。また、複数のリモート制
御装置1に同一の呼び出し番号を設定して同時制御が可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモート制御シス
テムおよびリモート制御方法、並びに記録媒体に関し、
特に、遠隔地にある被リモート制御装置をページャシス
テムを利用して制御するリモート制御システムおよびリ
モート制御方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリモート制御システムは、リモー
ト制御する機器と、リモート制御される機器とを、V.
24回線や公衆電話回線、専用回線、又はLAN(lo
calarea network)等の固定回線で接続
し、固定回線を通じてリモート制御を実施している。ま
た、ページャ機能を使用した遠隔制御システムの一例
が、特開平10−117240号公報、特開平5−83
410号公報、及び特開平2−231855号公報に記
載されている。
【0003】特開平10−117240号公報において
は、受信したメッセージを出力信号に変換する技術につ
いて開示されている。特開平5−83410号公報にお
いては、ページャの受信を契機にマイコンが予めプログ
ラムされていた動作を行う技術について開示されてい
る。また、特開平2−231855号公報はページャの
受信を契機に自動車電話の電源を入れて、実際の制御は
その後、自動車電話を経由して行う技術について開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシステムには、次のような問題点がある。第1
の問題点は、遠隔地からリモート制御するためには、電
話回線設備や専用回線、又はLAN設備が必要であると
いうことである。その理由は、ユーザ側設備とリモート
制御するシステム間が固定回線で接続されているためで
ある。
【0005】第2の問題点は、リモート制御するシステ
ムの移設や構成変更を行う場合、同時に電話回線設備や
LAN設備の移設、構成変更も必要になるということで
ある。その理由は、ユーザ側設備とリモート制御するシ
ステム間が固定回線で接続されているためである。
【0006】第3の問題点は、特開平10−11724
0号公報においては、リモート制御するシステム毎にペ
ージャのメッセージと出力信号を関係付けるための登録
作業が必要であるということである。その理由は、リモ
ート制御するシステム毎にページャのメッセージと出力
信号の関係付けをページャの受信部とリモート制御する
システムの間で1対1で行っているためである。
【0007】第4の問題点は、特開平5−83410号
公報においては、ページャ受信時の動作を予めマイコン
にプログラムしておかなければならず、汎用性がないと
いうことである。その理由は、ページャの受信を契機に
マイコンが予めプログラムされていた動作を行うため、
ページャの受信は、プログラム開始のきっかけにしか過
ぎず、受信後の動作は、予め個別にプログラムしている
ためである。
【0008】第5の問題点は、平2−231855号公
報においては、ページャ受信部以外に実際のリモート制
御を行うためのコマンドを送受信する自動車電話が必要
になり、運用コストが増大することである。その理由
は、ページャの受信を契機に自動車電話の電源を入れ
て、実際の制御はその後、自動車電話を経由して行うた
めである。
【0009】本発明の目的は、リモート制御するシステ
ムの移動、構成変更時に電話回線やLAN設備の移動、
構成変更を伴わないシステムを提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、リモート制御するシ
ステム毎に、予め個別の設定をしなくても様々な制御を
行えるシステムを提供することにある。
【0011】本発明のさらに他の目的は、様々なリモー
ト制御システムで使用できる汎用的なシステムを提供す
ることにある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、複数のリモー
ト制御装置を同一グループとして扱える可用性の高いシ
ステムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のリモー
ト制御システムは、端末から遠隔地にある被リモート制
御装置を、ページャシステムの文字送信機能を用い、リ
モート制御装置を介して制御するリモート制御システム
であって、端末は、被リモート制御装置を遠隔制御する
ためのコマンドを入力する入力手段と、入力手段によっ
て入力されたコマンドを、所定の通信回線を介してペー
ジャシステムのページャ基地局に文字列からなるメッセ
ージとして送信する第1の送信手段とを備え、ページャ
システムのページャ基地局は、第1の送信手段から送信
されてきたメッセージを受信する第1の受信手段と、第
1の受信手段によって受信されたメッセージをページャ
メッセージとして送出する送出手段とを備え、リモート
制御装置は、ページャ基地局の送出手段によって送出さ
れたページャメッセージを受信する第2の受信手段と、
第2の受信手段によって受信されたページャメッセージ
を、被リモート制御装置に対応するプロトコルに変換す
るプロトコル変換手段と、プロトコル変換手段によって
変換されたページャメッセージを、所定のインタフェー
スを介して接続された被リモート制御装置に送信する第
2の送信手段とを備え、被リモート制御装置は、第2の
送信手段によって送信されたページャメッセージを、イ
ンタフェースを介して受信する第3の受信手段と、第3
の受信手段によって受信されたページャメッセージに対
応する処理を行う処理手段とを備えることを特徴とす
る。また、プロトコル変換手段は、第2の受信手段によ
って受信されたページャメッセージの内容を加工せず、
被リモート制御装置によって受け取りが可能なプロトコ
ルに変換するようにすることができる。また、プロトコ
ル変換手段は、モジュール化され、リモート制御装置に
着脱可能に設けられ、モジュール化されたプロトコル変
換手段を入れ替えることにより、他のプロトコルに対応
できるようにすることができる。また、リモート制御装
置は、ページャ基地局から送信されてきたページャメッ
セージを受け取るための電話番号を書き換える書き換え
手段をさらに備え、複数のリモート制御装置に同一の電
話番号を登録し、複数のリモート制御装置をグループ化
することにより、複数のリモート制御装置を介して複数
の被リモート制御装置を同時に制御するようにすること
ができる。また、端末は、固定電話機、携帯電話機、公
衆電話、または、通信機器を接続したパーソナルコンピ
ュータ、ワークステーション、サーバ、PDAとするこ
とができる。また、インタフェースは、RS−232
C、またはイーサネット(登録商標)、またはIEEE
1394、またはUSB、またはその他の標準インタフ
ェースとすることができる。請求項7に記載のリモート
制御方法は、端末から遠隔地にある被リモート制御装置
を、ページャシステムの文字送信機能を用い、リモート
制御装置を介して制御するリモート制御システムにおけ
るリモート制御方法であって、端末は、被リモート制御
装置を遠隔制御するためのコマンドを入力する入力ステ
ップと、入力ステップにおいて入力されたコマンドを、
所定の通信回線を介してページャシステムのページャ基
地局に文字列からなるメッセージとして送信する第1の
送信ステップとを備え、ページャシステムのページャ基
地局は、第1の送信ステップによって送信されたメッセ
ージを受信する第1の受信ステップと、第1の受信ステ
ップにおいて受信されたメッセージをページャメッセー
ジとして送出する送出ステップとを備え、リモート制御
装置は、ページャ基地局の送出ステップによって送出さ
れたページャメッセージを受信する第2の受信ステップ
と、第2の受信ステップによって受信されたページャメ
ッセージを、被リモート制御装置に対応するプロトコル
に変換するプロトコル変換ステップと、プロトコル変換
ステップによって変換されたページャメッセージを、所
定のインタフェースを介して接続された被リモート制御
装置に送信する第2の送信ステップとを備え、被リモー
ト制御装置は、第2の送信ステップによって送信された
ページャメッセージを、インタフェースを介して受信す
る第3の受信ステップと、第3の受信ステップによって
受信されたページャメッセージに対応する処理を行う処
理ステップとを備えることを特徴とする。請求項8に記
載の記録媒体は、請求項7に記載のリモート制御方法を
実行可能なプログラムが記録されていることを特徴とす
る。本発明に係るリモート制御システムおよびリモート
制御方法、並びに記録媒体においては、端末は、被リモ
ート制御装置を遠隔制御するためのコマンドを入力し、
入力されたコマンドを、所定の通信回線を介してページ
ャシステムのページャ基地局に文字列からなるメッセー
ジとして送信し、ページャ基地局は、送信されてきたメ
ッセージを受信し、受信されたメッセージをページャメ
ッセージとして送出し、リモート制御装置は、ページャ
基地局によって送出されたページャメッセージを受信
し、受信されたページャメッセージを、被リモート制御
装置に対応するプロトコルに変換し、変換されたページ
ャメッセージを、所定のインタフェースを介して接続さ
れた被リモート制御装置に送信し、被リモート制御装置
は、送信されてきたページャメッセージを、インタフェ
ースを介して受信し、受信されたページャメッセージに
対応する処理を行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のリモート制御シス
テムの一実施の形態について図面を参照して詳細に説明
する。図1は、本発明のリモート制御システムの第1の
実施の形態の構成例を示すブロック図である。図1に示
すように、本実施の形態は、リモート制御装置1と、被
リモート制御装置2と、ページャ基地局3と、リモート
端末4とから構成されている。
【0015】リモート制御装置1は、ページャメッセー
ジを受信するページャ受信部13と、受信したページャ
メッセージを、リモート制御する対象となる被リモート
制御装置2に合ったプロトコルに変換するプロトコル変
換部12と、被リモート制御装置2に合ったインタフェ
ースで被リモート制御装置2との間で通信を行い、プロ
トコル変換部12で変換されたページャメッセージを被
リモート制御装置2に送信するインタフェース部11と
から構成されている。
【0016】ユーザは、ページャシステムを使用して、
被リモート制御装置2を遠隔地からリモート制御するた
めのコマンドを文字列として送信するための手段とし
て、固定電話機、公衆電話機、携帯電話機を含む電話機
や、モデムやターミナルアダプタ等の通信機器を接続し
たパーソナルコンピュータ、ワークステーション、サー
バ、PDA(personal digital as
sistants)等を含む情報処理装置等のリモート
端末4を有している。ここで、リモート端末4を使用し
て入力されるコマンドは、被リモート制御装置で用いら
れるコマンドである。例えば、電源オンを指示するコマ
ンドは、「Power on」等の文字列で表される。
リモート端末4が電話機である場合、複数の数字を組み
合わせて入力することにより、任意の文字列からなるコ
マンドを入力することができる。
【0017】ページャ基地局3は、リモート端末4から
固定/携帯電話回線6を介して送信されてきた文字列か
らなるコマンド(メッセージ)を受信するメッセージ受
信部32と、受信したメッセージをリモート制御装置1
に送信するメッセージ送信部31とを有している。
【0018】被リモート制御装置2は、例えば、RS−
232C、イーサネット、USB(Universal
Serial Bus)、IEEE(The Ins
titute of Electrical and
Electronics Engineers, In
c.)1394(Fire Wire)等に代表される
各種標準インタフェースのうちの少なくともいずれか1
つを有しており、外部からのコマンドによる制御を可能
としている。
【0019】以上、本実施の形態の構成について詳細に
説明したが、図1に示したメッセージ受信部32とメッ
セージ送信部31を含むページャ基地局3の構成及び動
作は、従来の場合と基本的に同様であり、また、本発明
とは直接関係しないので、その詳細な説明は省略する。
【0020】次に、本実施の形態の動作について、図2
のフローチャートを参照して詳細に説明する。図2は、
リモート制御装置1へのメッセージ送信処理の手順を示
すフローチャートである。図2に示すように、まず最初
に、ステップS1において、ユーザは、固定電話機、公
衆電話機、携帯電話機等の各種電話機、又はモデム、タ
ーミナルアダプタ等の各種通信機器を接続したパーソナ
ルコンピュータ、ワークステーション、サーバ、PDA
等の情報処理装置であるリモート端末4を操作して、被
リモート制御装置2を制御するための文字列からなるコ
マンドを入力すると、リモート端末4は、入力されたコ
マンドを、文字列からなるデータ(メッセージ)とし
て、固定/携帯電話回線(通信回線)6を経由してペー
ジャ基地局3に送信する。
【0021】ステップS2においては、リモート端末4
から固定/携帯電話回線6を介して送信されてきたメッ
セージは、ページャ基地局3のメッセージ受信部32に
よって受信される。ページャ基地局3は、メッセージ受
信部32で受信されたメッセージを、メッセージ送信部
31を経由してページャシステムの無線網にページャメ
ッセージ5として一斉送信する処理を実行し、処理を終
了する。
【0022】次に、図3のフローチャートを参照して、
リモート制御装置1におけるメッセージ受信処理につい
て説明する。図3は、リモート制御装置1におけるメッ
セージ受信処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。図3に示すように、ステップS11において、ペー
ジャ基地局3から送信されてきたページャメッセージ5
を受信したリモート制御装置1のページャ受信部13
は、受信したページャメッセージをプロトコル変換部1
2に供給する。
【0023】次に、ステップS12において、プロトコ
ル変換部12は、ページャ受信部13より供給されたペ
ージャメッセージを、被リモート制御装置2との間の通
信によって送受信できるプロトコルに対応したページャ
メッセージに変換し、変換したページャメッセージをイ
ンタフェース部11に供給する。例えば、プロトコル変
換部12によるプロトコル変換後のページャメッセージ
は、被リモート制御装置2のインタフェースがRS−2
32Cである場合を例に取ると、使用する通信制御コー
ドがJIS8ビット偶数パリティならば、例えば、コマ
ンド「Power on」をJIS8ビットに変換して
スタートビットや、ストップビット、パリティビットが
付加されたものとなる。
【0024】ステップS13においては、インタフェー
ス部11は、プロトコル変換部12より供給されたペー
ジャメッセージを、被リモート制御装置2に対して送信
することにより、被リモート制御装置2のリモート制御
を実行する。
【0025】このように、上記第1の実施の形態では、
リモート制御装置1は、受信したページャメッセージそ
のものは加工せずに、被リモート制御装置2に送信して
いるので、被リモート制御装置2毎に変換テーブルを持
つ必要がない。従って、リモート制御装置1を汎用性の
高い装置にすることができる。
【0026】次に、本発明を応用した第2の実施の形態
について説明する。第2の実施の形態においては、リモ
ート制御装置1のプロトコル変換部12をモジュール化
し、リモート制御装置1に着脱可能な構成とする。これ
により、モジュール化されたプロトコル変換部12を入
れ替えるだけで、多くの標準的なプロトコルに対応可能
とすることができる。
【0027】しかも、ページャメッセージ5として受信
したコマンドは、リモート制御装置1内では、単なる文
字列のデータとして取り扱うことができるため、取り扱
いが容易であり、簡単に各種プロトコルに対応させるこ
とができる。
【0028】また、ユーザは、リモート制御用のコマン
ドをページャメッセージ5として送信する時に、各種電
話機だけでなく、モデムやターミナルアダプタ等の各種
の通信機器を接続した情報処理装置等のリモート端末4
を利用することができるため、複数のコマンドからなる
コマンド列を作成し、複数のコマンドを一括送信する等
の方法により、各種コマンドの組み合わせや、時間軸に
沿ったコマンド送信等を簡単に行うことができる。
【0029】また、インタフェース部11もプロトコル
変換部12と同様に着脱可能な構成として被リモート装
置2に合わせて交換できるようにし、インタフェース部
11とプロトコル変換部12を同時に交換するようにす
ることもできる。或いは、リモート制御装置1にRS−
232C、イーサネット、USB、IEEE1394等
の複数のインタフェース11を設けるようにすることも
できる。
【0030】次に、本発明を応用した第3の実施の形態
について説明する。第3の実施の形態においては、リモ
ート制御装置1のページャ受信部13に設定されている
ページャ呼び出し番号を書き換える手段を設ける。これ
により、複数のリモート制御装置1のページャ呼び出し
番号を同一の番号に設定して、リモート制御装置1をグ
ループ化することができるので、ユーザによるリモート
端末4を用いた所定のグループに対する一度のページャ
メッセージ送信により、そのグループを構成する複数の
リモート制御装置1を介して複数の被リモート制御装置
2を同時にリモート制御することが可能である。
【0031】上記各実施の形態において、被リモート制
御装置2は、リモート制御装置1と互いに直接通信を行
うために、例えば、RS−232C、イーサネット、U
SB、IEEE1394等に代表される各種標準インタ
フェースのいずれかを有している。そして、これらのイ
ンタフェースを介して外部からの制御を可能とする手段
を有している。
【0032】以上説明したように、ページャシステムを
利用したリモート制御システムは、ページャの受信メッ
セージをリモート制御する対象となる被リモート制御装
置が持つインタフェースに合ったプロトコルに変換す
る。より具体的には、本実施の形態は、主要部としての
ページャ受信部13と、被リモート制御装置2との間で
インタフェース処理を行うインタフェース部11の間
に、プロトコル変換部12を設けたことが特徴である。
【0033】このプロトコル変換部12は、受信した文
字列をそのまま被リモート制御装置2に、被リモート制
御装置2が使用するプロトコルに変換して送信するとい
う動作を実行する。従って、受信した文字列に対して、
その文字列に対応するコマンドに変換するためのテーブ
ル等を持つ必要がなくなり、リモート制御システムを簡
易化することができる。また、プロトコルさえ被リモー
ト制御装置2に合わせておけば、被リモート制御装置2
毎に詳細な事前の設定を行う必要がなくなる。
【0034】さらに、本発明の第2の実施の形態では、
プロトコル変換部12(図1)をモジュール化し、交換
可能としているので、標準的な各種プロトコル用モジュ
ールに交換することにより、様々な被リモート制御装置
2に容易に対応させることができる。
【0035】さらに、本発明の第3の実施の形態では、
ページャ基地局3からのページャ呼び出し番号を書き換
える手段を持つので、複数のリモート制御装置2を同一
の呼び出し番号に設定してグループ化することにより、
同時に複数のリモート制御装置1に同一のページャメッ
セージを送信することができ、被リモート制御装置2を
一度の操作で制御することができる。
【0036】以上説明したように、本発明においては、
次のような効果を奏する。第1の効果は、リモート制御
する対象となるシステムの移動、構成変更時において
も、電話回線やLAN設備の移動、構成変更を伴わない
リモート制御システムを提供することができることであ
る。その理由は、リモート制御にページャシステムを使
用しているためである。
【0037】第2の効果は、リモート制御する対象とな
るシステム毎に予め個別の設定をしなくても、様々なリ
モート制御を行うことができるリモート制御システムを
提供することができることである。その理由は、ページ
ャメッセージとして受信したリモート制御用のコマンド
は、リモート制御装置1内では、単なる文字列として扱
われるため、リモート制御する対象である被リモート制
御装置2毎に、各被リモート制御装置2に対応するコマ
ンドや信号に変換するためのテーブルや変換器を設ける
必要がないためである。
【0038】第3の効果は、様々なリモート制御システ
ム1で使用できる汎用的なリモート制御システムを提供
することができることである。その理由は、プロトコル
変換部12をモジュール化して交換可能とし、標準的な
プロトコルを採用しているためである。
【0039】第4の効果は、複数のリモート制御装置1
を同一グループとして扱える可用性の高いシステムを提
供することができることである。その理由は、ページャ
受信部13のページャ呼び出し番号を書き換え可能と
し、複数のリモート制御装置1に同一のページャ呼び出
し番号を設定することができるためである。
【0040】第5の効果は、複雑なリモート制御を簡単
に行うことができるリモート制御システムを提供するこ
とができることである。その理由は、リモート制御装置
1へのコマンド送信を、各被リモート制御装置2のコマ
ンドをそのまま使用して行うことができるため、各種通
信装置を接続したパソコン、PDAなどの情報処理装置
等のリモート端末4からコマンドを送信することができ
るためである。
【0041】また、上述したような処理を実行するプロ
グラムは、CD−ROM(compact disc
read only memory)、DVD(dig
ital versatile disc)、フロッピ
ディスク、メモリカード等の様々な記録媒体に記録して
提供することができる。そして、そのプログラムは、リ
モート制御システムの動作を制御し、プログラム制御さ
れたそのリモート制御システムが上記プログラムにより
指令される所定の処理を実行する。
【0042】また、上記実施の形態の構成及び動作は例
であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更す
ることができることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係るリモート制御
システムおよびリモート制御方法、並びに記録媒体によ
れば、端末は、被リモート制御装置を遠隔制御するため
のコマンドを入力し、入力されたコマンドを、所定の通
信回線を介してページャシステムのページャ基地局に文
字列からなるメッセージとして送信し、ページャ基地局
は、送信されてきたメッセージを受信し、受信されたメ
ッセージをページャメッセージとして送出し、リモート
制御装置は、ページャ基地局によって送出されたページ
ャメッセージを受信し、受信されたページャメッセージ
を、被リモート制御装置に対応するプロトコルに変換
し、変換されたページャメッセージを、所定のインタフ
ェースを介して接続された被リモート制御装置に送信
し、被リモート制御装置は、送信されてきたページャメ
ッセージを、インタフェースを介して受信し、受信され
たページャメッセージに対応する処理を行うようにした
ので、簡単かつ安価に、可搬性及び汎用性に優れたリモ
ート制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリモート制御システムの一実施の形態
の構成例を示すブロック図である。
【図2】リモート制御装置へのメッセージ送信時の処理
手順を説明するためのフローチャートである。
【図3】リモート制御装置でのメッセージ受信時の処理
手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 リモート制御装置 2 被リモート制御装置 3 ページャ基地局 4 リモート端末 5 ページャメッセージ 6 固定/携帯電話回線 11 インタフェース部 12 プロトコル変換部 13 ページャ受信部 31 メッセージ送信部 32 メッセージ受信部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末から遠隔地にある被リモート制御装
    置を、ページャシステムの文字送信機能を用い、リモー
    ト制御装置を介して制御するリモート制御システムであ
    って、 前記端末は、 前記被リモート制御装置を遠隔制御するためのコマンド
    を入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された前記コマンドを、所定
    の通信回線を介して前記ページャシステムのページャ基
    地局に文字列からなるメッセージとして送信する第1の
    送信手段とを備え、 前記ページャシステムのページャ基地局は、 前記第1の送信手段から送信されてきた前記メッセージ
    を受信する第1の受信手段と、 前記第1の受信手段によって受信された前記メッセージ
    をページャメッセージとして送出する送出手段とを備
    え、 前記リモート制御装置は、 前記ページャ基地局の前記送出手段によって送出された
    前記ページャメッセージを受信する第2の受信手段と、 前記第2の受信手段によって受信された前記ページャメ
    ッセージを、前記被リモート制御装置に対応するプロト
    コルに変換するプロトコル変換手段と、 前記プロトコル変換手段によって変換された前記ページ
    ャメッセージを、所定のインタフェースを介して接続さ
    れた前記被リモート制御装置に送信する第2の送信手段
    とを備え、 前記被リモート制御装置は、 前記第2の送信手段によって送信された前記ページャメ
    ッセージを、前記インタフェースを介して受信する第3
    の受信手段と、 前記第3の受信手段によって受信された前記ページャメ
    ッセージに対応する処理を行う処理手段とを備えること
    を特徴とするリモート制御システム。
  2. 【請求項2】 前記プロトコル変換手段は、前記第2の
    受信手段によって受信された前記ページャメッセージの
    内容を加工せず、前記被リモート制御装置によって受け
    取りが可能なプロトコルに変換することを特徴とする請
    求項1に記載のリモート制御システム。
  3. 【請求項3】 前記プロトコル変換手段は、モジュール
    化され、前記リモート制御装置に着脱可能に設けられ、
    モジュール化された前記プロトコル変換手段を入れ替え
    ることにより、他のプロトコルに対応できることを特徴
    とする請求項1または2に記載のリモート制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記リモート制御装置は、前記ページャ
    基地局から送信されてきた前記ページャメッセージを受
    け取るための電話番号を書き換える書き換え手段をさら
    に備え、 複数の前記リモート制御装置に同一の電話番号を登録
    し、複数の前記リモート制御装置をグループ化すること
    により、複数の前記リモート制御装置を介して複数の前
    記被リモート制御装置を同時に制御することを特徴とす
    る請求項1,2または3に記載のリモート制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記端末は、固定電話機、携帯電話機、
    公衆電話、または、通信機器を接続したパーソナルコン
    ピュータ、ワークステーション、サーバ、PDAである
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のリ
    モート制御システム。
  6. 【請求項6】 前記インタフェースは、RS−232
    C、またはイーサネット、またはIEEE1394、ま
    たはUSB、またはその他の標準インタフェースである
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のリ
    モート制御システム。
  7. 【請求項7】 端末から遠隔地にある被リモート制御装
    置を、ページャシステムの文字送信機能を用い、リモー
    ト制御装置を介して制御するリモート制御システムにお
    けるリモート制御方法であって、 前記端末は、 前記被リモート制御装置を遠隔制御するためのコマンド
    を入力する入力ステップと、 前記入力ステップにおいて入力された前記コマンドを、
    所定の通信回線を介して前記ページャシステムのページ
    ャ基地局に文字列からなるメッセージとして送信する第
    1の送信ステップとを備え、 前記ページャシステムのページャ基地局は、 前記第1の送信ステップによって送信された前記メッセ
    ージを受信する第1の受信ステップと、 前記第1の受信ステップにおいて受信された前記メッセ
    ージをページャメッセージとして送出する送出ステップ
    とを備え、 前記リモート制御装置は、 前記ページャ基地局の前記送出ステップによって送出さ
    れた前記ページャメッセージを受信する第2の受信ステ
    ップと、 前記第2の受信ステップによって受信された前記ページ
    ャメッセージを、前記被リモート制御装置に対応するプ
    ロトコルに変換するプロトコル変換ステップと、 前記プロトコル変換ステップによって変換された前記ペ
    ージャメッセージを、所定のインタフェースを介して接
    続された前記被リモート制御装置に送信する第2の送信
    ステップとを備え、 前記被リモート制御装置は、 前記第2の送信ステップによって送信された前記ページ
    ャメッセージを、前記インタフェースを介して受信する
    第3の受信ステップと、 前記第3の受信ステップによって受信された前記ページ
    ャメッセージに対応する処理を行う処理ステップとを備
    えることを特徴とするリモート制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のリモート制御方法を実
    行可能なプログラムが記録されている記録媒体。
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JP2020017914A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 横河電機株式会社 通信装置およびシステム

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