JP2001344911A - 記録媒体および再生装置 - Google Patents

記録媒体および再生装置

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JP2001344911A
JP2001344911A JP2000163809A JP2000163809A JP2001344911A JP 2001344911 A JP2001344911 A JP 2001344911A JP 2000163809 A JP2000163809 A JP 2000163809A JP 2000163809 A JP2000163809 A JP 2000163809A JP 2001344911 A JP2001344911 A JP 2001344911A
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JP2000163809A
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Akiyuki Naka
昭行 仲
Keiichi Kameda
啓一 亀田
Masaharu Imura
正春 井村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の光ディスクでは、後で登場したディス
クはそれまでの再生装置では再生できなかったり、とり
わけ多種類のデータを含むディスクである場合、いずれ
か一方のデータしか再生できないという不具合があっ
た。 【解決手段】 互いに異なった再生仕様にて再生可能な
複数のデータを記録した第1主記録領域102および第
2主記録領域103と、前記複数のデータが格納される
領域を示す領域情報と、前記複数のデータのそれぞれを
再生するための再生情報とを少なくとも記録した管理情
報記録領域101とを備え、前記再生情報が再生される
ことにより、該再生情報に対応したデータが再生される
ことを特徴とする記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の、
回転してデータが再生される記録媒体およびその再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ディスクは、CD、CD−
DA、CD−RなどのCD、DVDやDVD−RAMと
いったDVDといった風に、様々な規格、仕様のものが
用いられている。
【0003】これら光ディスクは、例えばDVDプレイ
ヤーがCDを再生できるように設計されているように、
ある程度の互換性を有しており、おおむねの場合、ユー
ザはディスクの種類を意識することなく、単一の再生装
置を用いて複数種類の光ディスクを再生している。
【0004】また、近年では、パーソナルコンピュータ
(PC)の普及に伴い、一般の音楽用CD(CD−D
A)においても、媒体の容量から音楽の収録時間分のデ
ータを差し引いた余った領域に、PC用のデータを記録
して、PCで再生できるようにしたCD−Extraの
ように、属性の異なる複数のデータを一枚の媒体上に記
録するようなものが登場してきている。またそうした媒
体は、CD−Rの普及に伴い、一般ユーザが作成するこ
ともできるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たCD−Extraのように、音楽用データと、パーソ
ナルコンピュータ(PC)用データとを一枚のディスク
に記録したようなメディアは、あらかじめ再生仕様に対
応したハードウェアや、ドライバを有する再生装置でし
か再生することができない。これは、かかるハードウェ
アや、ドライバが作られてから後に発表された、新たな
光ディスクの再生仕様には対応していないことを意味す
る。
【0006】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、ハードウェアの制約を受けずに再生可能な、
複数の種類のデータを含む記録媒体およびその再生装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の本発明(請求項1に対応)は、互いに異な
った再生仕様にて再生可能な複数のデータと、前記複数
のデータが格納される領域を示す領域情報と、前記複数
のデータのそれぞれを再生するための再生情報とを少な
くとも記録しており、前記再生情報が再生されることに
より、該再生情報に対応したデータが再生されることを
特徴とする記録媒体である。
【0008】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記複数のデータは、時間属性を有する第1の種類
のデータと、時間属性を有しない第2の種類のデータと
を少なくとも含むものであることを特徴とする上記本発
明である。
【0009】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記複数のデータは、前記第1の種類のデータと前
記第2の種類のデータとを一組にした複合データを複数
有するものであり、前記複数の複合データのそれぞれを
識別するための識別情報をさらに記録したことを特徴と
する上記本発明である。
【0010】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記再生情報は、前記第1のデータを再生する際の
データ転送レートに基づくデータ再生情報を少なくとも
含むことを特徴とする上記本発明である。
【0011】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記複数のデータのうち、所定の前記データ転送レ
ート以上の転送レートを要するデータは、外周側寄りに
記録されていることを特徴とする上記本発明である。
【0012】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記複数のデータは、いずれも所定の前記データ転
送レートに基づいた配列で、内周側から外周側へと記録
されていることを特徴とする上記本発明である。
【0013】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記複数のデータは、前記データ転送レートが低い
ものから高いもの順に、内周側から外周側へと記録され
ていることを特徴とする請求項6に記載の記録媒体上記
本発明である。
【0014】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記データ再生情報は、該記録媒体のデータ転送速
度であることを特徴とする上記本発明である。
【0015】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記データ再生情報は、該記録媒体の回転速度であ
ることを特徴とする上記本発明である。
【0016】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記識別情報は、前記複数のデータより先に再
生される位置に記録されていることを特徴とする上記本
発明である。
【0017】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、追記型または書き換え可能型であることを特徴
とする上記本発明である。
【0018】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、第1または第11の本発明の記録媒体を再生す
る再生装置であって、データ読みとりを行うピックアッ
プ手段と、前記ピックアップ手段が読み取ったデータか
ら前記領域情報および前記再生情報を取得する選択手段
と、前記記録媒体を駆動する駆動手段とを少なくとも備
え、前記駆動手段および前記ピックアップ手段は、前記
再生情報に基づいてデータを再生するための動作を行う
ことを特徴とする再生装置である。
【0019】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、第2から第11のいずれかの記録媒体を再生す
る再生装置であって、データ読みとりを行うピックアッ
プ手段と、前記ピックアップ手段が読み取ったデータか
ら前記領域情報および前記再生情報を取得する選択手段
と、前記記録媒体を駆動する駆動手段とを備え、前記駆
動手段および前記ピックアップ手段は、前記再生情報に
基づき動作し、少なくとも前記再生情報に対応したデー
タを再生するための動作を行い、前記駆動手段は、前記
データ再生情報に含まれる前記データ転送レート以上の
データ転送レートにて、回転数を制御された駆動が可能
であることを特徴とする再生装置である。
【0020】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、第12または第13の本発明の全部または一部
の手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実
行させるためのプログラムおよび/またはデータを担持
した媒体であって、コンピュータにより処理可能なこと
を特徴とする媒体である。
【0021】また、第15の本発明(請求項15に対
応)は、第12または第13の本発明の全部または一部
の手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実
行させるためのプログラムおよび/またはデータである
ことを特徴とする情報集合体である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0023】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態による、光学的に情報の再生が行われる光ディスク
状の記録媒体の構成図である。図に示すように、記録媒
体100は、内周から順番に、管理情報記録領域10
1,第1主記録領域102および第2主記録領域103
の三つの記録領域を有するディスク上の記録媒体であ
る。また、中央部に開口された孔104は、後述するス
ピンドルモータの有する固定部と結合して、再生時に記
録媒体を保持するための手段である。
【0024】次に、図2は、記録媒体100を再生する
ための再生装置の構成図である。図に示すように、再生
装置200は、光ピックアップ201,光・電気信号変
換手段202,波形成形手段203,復号化手段20
4,情報分配手段205,コントローラ206,スピン
ドル制御手段207,スピンドルモータ208とから構
成されている。
【0025】以上のような構成を有する本実施の形態に
よる記録媒体の動作は、次の通りである。
【0026】はじめに、記録媒体100が、再生装置2
00にセットされると、光ピックアップ201は、ディ
スク最内周の管理情報記録領域101にアクセスし、そ
こに記録されている情報取得する。光信号として取得さ
れた管理情報は、光、電気信号202により電気信号に
変換され、次いで波形成形手段203にてディジタル信
号に変換された後、復号化手段204にて復号化され、
情報分配手段205へ出力される。
【0027】情報分配手段205は、入力した情報を、
管理情報記録領域101に記録されている管理情報、第
1主記録領域102に記録されている情報または第2主
記録領域103に記録されている情報に分別、分配す
る。ただし、記録媒体100が挿入された状態では、初
期情報として管理情報記録領域101からの管理情報の
みが出力される。
【0028】次に、情報分配手段205から出力された
管理情報は、コントローラ206に入力される。
【0029】ここで管理情報は、記録媒体100の有す
る複数の記録領域に対し、個々の記録領域とそれらに対
応する情報との対応関係を示す領域情報と、これら領域
情報毎に記録されている情報を再生するのに必要な再生
情報を含んでいる。本実施例の場合、コントローラ20
6に入力された管理情報からは、領域情報に設定された
第1主記録領域および第2主記録領域のそれぞれに適し
た再生情報が取得され、これにより、コントローラ20
6は、実質的に2種類の記録媒体を再生可能な再生ドラ
イバとして機能する。すなわち、コントローラ206
が、例えば、第1主記録領域102は、CDのフォーマ
ットで記録され、第2主記録領域103はDVDのフォ
ーマットで記録されていることを認識すると、第1主記
録領域102の再生時は、CD再生速度に応じた回転数
で記録媒体100を回転させるように、スピンドル制御
手段207に対し制御を行う。また、同時に、波形成形
手段203および復号化手段204に対しても、CD再
生に応じた波形成形および復号を行うように指令する。
【0030】一方、第2主記録領域103の再生時は、
DVD再生速度に応じた回転数で記録媒体100を回転
させるように、スピンドル制御手段207に対し制御を
行う。また、同時に、波形成形手段203および復号化
手段204に対しても、DVD再生に応じた波形成形お
よび復号を行うように指令する。
【0031】ここで図5に、管理情報記録領域101に
記録された管理情報50と、第1主記録領域102およ
び第2主記録領域103に記録された主情報51とがデ
ータ列として並んでいる状態を示す。主情報51は、所
定のバイト長を有する領域(図中A、B、C、D…)毎
に区切られており、管理情報51は、この各領域毎に領
域情報53(Ar、Br、…)および再生情報54(A
p、Bp、…)を割り当てるようにしている。なお、本
実施の形態においては、第1主記録領域302と、第2
主記録領域303とは同心円上に配置されているため、
主情報50において、主情報51は、上記各領域毎に混
在して配置されることはないが、これは設計事項のため
であり、原主情報51のデータ列は、第1主記録領域3
02に属するものと、第2主記録領域303に属するも
のとが、領域単位で混在して存在しても、処理されても
よい。
【0032】次に、再生情報を取得したコントローラ2
06は、光ピックアップ201およびスピンドル制御手
段207の動作を制御する。光ピックアップ201の制
御の一例としては、ピックアップ部に含まれるレーザダ
イオードの出力や波長、レーザ光の口径の制御を行う。
また、異なる波長のレーザダイオードを複数備えたピッ
クアップである場合は、領域情報に応じて、用いるレー
ザダイオードの切換を行う。
【0033】また、スピンドル制御手段207は、コン
トローラ206の制御により、領域情報に応じて、スピ
ンドルモータ208の回転数を変化させる。
【0034】このように、本実施の形態による記録媒体
および再生装置によれば、互いに異なる再生方式に基づ
き再生される複数のデータおよび再生方式を情報として
記録しておき、再生時にハードウェア側に適宜再生方式
を設定させることにより、ハードウェアが保持するドラ
イバの制約を受けず、複数のデータをそれぞれに応じた
再生方式によって再生することが可能となる。
【0035】なお、上記の説明においては、主記録領域
は、第1主記録領域103、第2主記録領域104の2
種類として説明を行ったが、主記録領域は、全体の記憶
容量の総和が、記録媒体100の記録容量を超えない限
り、第1主記録領域103、第2主記録領域104のそ
れぞれについて、3つ以上いくらでも設定してよい。こ
のとき、第1主記録領域103、第2主記録領域104
のデータは一組にした複合データとして扱うようにし、
各複合データを識別するための識別情報を、管理情報に
加えて、管理情報記録領域50に書き込んでおくように
してようにすれば、同一記録媒体上に、複数組の、互い
に再生仕様の異なるデータを記録、再生しておくことが
可能となる。
【0036】また、本実施の形態による記録媒体は、追
記型や、書き換え可能型の記録媒体として実現してもよ
い。
【0037】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる記録媒体および再生装置は、実施の形態1の適用例
として、特にAVデータのようなリアルタイム処理され
るデータと、パーソナルコンピュータ(PC)上で処理
されるような非リアルタイム処理されるデータとが記録
された記録媒体および再生装置である。
【0038】図3は、本発明の実施の形態による、光学
的に情報の再生が行われる光ディスク状の記録媒体の構
成図である。図に示すように、記録媒体300は、内周
から順番に、管理情報記録領域301,第1主記録領域
302および第2主記録領域303の三つの記録領域を
有するディスク上の記録媒体である。また、中央部に開
口された孔304は、後述するスピンドルモータの有す
る固定部と結合して、再生時に記録媒体を保持するため
の手段である。
【0039】また、第1主記録領域302には、AVデ
ータが格納されるようになっており、ここでは一例とし
てオーディオデータが記録されているものとする。AV
データはリアルタイムで処理されるが、ここではそのよ
うなデータを時間属性を有するデータと呼ぶ。一方、第
2主記録領域303には、一般にPCで処理されるデー
タが記録されているものとし、これは通常リアルタイム
で処理する必要がないので、ここではそのようなデータ
を時間属性を有しないデータと呼ぶ。
【0040】次に、図4は、記録媒体300を再生する
ための再生装置の構成図である。図に示すように、再生
装置400は、基本的な構成は実施の形態1の構成図と
同様なので、同一または相当部には同一符号を付し、説
明を省略する。また、コントローラ206において、主
制御手段401は情報分配手段205および外部からの
制御信号に基づき光ピックアップ201の動作等を制御
する手段、また402は回転情報抽出手段である。
【0041】以上のような構成を有する本実施の形態に
よる記録媒体および再生装置の動作は、次の通りであ
る。
【0042】はじめに、記録媒体300が、再生装置2
00にセットされると、光ピックアップ201は、ディ
スク最内周の管理情報記録領域301にアクセスし、そ
こに記録されている情報を取得する。光信号として取得
された管理情報は、光、電気信号202により電気信号
に変換され、次いで波形成形手段203にてディジタル
化された後、復号化手段204にて復号化され、情報分
配手段205へ出力される。
【0043】情報分配手段205は、入力した情報を、
管理情報記録領域301に記録されている管理情報、第
1種記録領域302に記録されている情報または第2主
記録領域303に記録されている情報に分別、分配す
る。ただし、記録媒体300が挿入された状態では、初
期情報として管理情報記録領域301からの管理情報の
みが出力される。
【0044】次に、情報分配手段205から出力された
管理情報は、コントローラ206に入力される。
【0045】ここで管理情報は、記録媒体300の有す
る複数の記録領域に対し、個々の記録領域とそれらに対
応する情報との対応関係を示す領域情報と、これら領域
情報毎に記録されている情報を再生するのに必要な再生
情報を含んでいる。本実施例の場合、コントローラ20
6に入力された管理情報からは、領域情報に設定された
第1主記録領域および第2主記録領域のそれぞれに適し
た再生情報が取得され、これにより、コントローラ20
6は、実質的に2種類の記録媒体を再生可能な再生ドラ
イバとして機能する。
【0046】さらに、コントローラ206において、主
制御手段401は、再生情報から、光ピックアップ手段
等の、記録媒体100の回転制御に関する動作以外の動
作に関する情報のみを取得し、一方、回転情報抽出手段
402は、スピンドル制御手段207の動作の制御に必
要となる、記録媒体100の回転制御に関する動作を与
える情報である、回転情報を取得する。ここで、回転情
報は、本発明のデータ再生情報に相当するものであり、
回転情報の一例としては、再生時のデータ転送速度、記
録媒体の回転速度等がある。
【0047】以下、光ピックアップ201の制御は実施
の形態1と同様なので省略し、回転情報抽出手段402
によるスピンドル制御手段207の動作以降の動作につ
いて説明する。
【0048】回転情報を取得した回転情報抽出手段40
2は、スピンドル制御手段207の動作を制御する。ス
ピンドル制御手段207は、コントローラ206の制御
により、領域情報に応じて、スピンドルモータ208の
回転数を変化させる。本実施の形態においては、第1記
録領域302には時間属性を有するデータが記録されて
おり、かかる時間属性を有するデータは、一般にCLV
(線速度一定)により再生されるようになっていため、
スピンドル制御手段207は、第1主記録領域302の
データを再生するときは、記録媒体300の内周から外
周にかけて、回転速度が可変するように制御を行う。
【0049】また、場合によってはCAV(角速度一
定)により再生されるようになっているデータもあるた
め、スピンドル制御手段207は、かかるデータを再生
するときは、記録媒体300の内周から外周にかけて、
回転速度が一定となるように制御を行う。また、上記の
いずれのデータの再生においても、現行のCDやDVD
のフォーマットに準拠した回転速度、または将来実施さ
れると考えられる再生方式のフォーマットに準拠した回
転速度にしたがって、スピンドル制御手段207は、ス
ピンドルモータ208を動作させる。
【0050】一方、第2記録領域303には時間属性を
有しないデータが記録されており、かかる時間属性を有
しないデータは、例えばCLV(線速度一定)により再
生されるようになっているが、スピンドル制御手段20
7は、第2主記録領域303のデータを再生するとき
は、また、この時の回転速度は例えば現行のCD−RO
MやDVD−ROMの規格に準拠する必要がなく、デー
タ読み出しに必要な最大速度を設定することができ、か
かる回転速度にしたがって、スピンドル制御手段207
は、スピンドルモータ208を動作させる。
【0051】このように、本実施の形態による記録媒体
および再生装置によれば、互いに異なる再生方式に基づ
き再生される複数のデータおよび再生方式を情報として
記録しておき、再生時にハードウェア側に適宜再生方式
を設定させることにより、ハードウェアが保持するドラ
イバの制約を受けず、複数のデータをそれぞれに応じた
再生方式によって再生するとともに、データの性質に応
じて回転速度を変更して記録媒体の回転動作を行わせる
ことが可能となる。
【0052】なお、上記の説明においては、主記録領域
は、第1主記録領域302、第2主記録領域303の2
種類として説明を行ったが、主記録領域は、全体の記憶
容量の総和が、記録媒体300の記録容量を超えない限
り、3つ以上いくらでも設定してよい。
【0053】また、第1記録領域302に記録される、
時間属性を有するデータは、回転情報のデータ転送レー
トに基づいて配置するようにしてもよい。ここで図6
に、例として、第1記録領域302に、3つの時間属性
を有するデータ601,602,603を記録した例を
示す模式図である。図に示すように、データ601〜6
03は、再生時のデータ転送レートが小さなものから順
に、内周側から外周側へと配置し、第1記録領域302
上の最内周に最小データ転送レートを有するデータ60
1,最外周に最大データ転送レートを有するデータ60
3を配置している。これにより、データ603を再生す
る際の回転速度を低減することができ、再生装置の消費
電力を低減することが可能となる。
【0054】また、第1記録領域302における、複数
の時間属性を有するデータの配置は、他に、所定のデー
タ転送レートを閾値に設定して、内周側と外周側とに分
けるようにしてもよい。
【0055】また、記録媒体を追記型や書き換え型とし
たときに、外周側に新たに書き込むデータのデータ転送
レートが、内周側に書き込まれていたデータのデータ転
送レートより小さいものである場合は、記録ができるよ
うにしてもよい。
【0056】なお、上記の説明においては、本発明の実
施の形態における再生装置について説明を行ったが、本
発明は、上述した本発明の全部又は一部の手段の全部又
は一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプ
ログラム及び/又はデータを担持した媒体であり、コン
ピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プ
ログラム及び/又はデータが前記コンピュータと協動し
て前記機能を実行する媒体として実現してもよい。
【0057】また、本発明は、上述した本発明の全部又
は一部の手段の全部又は一部の機能をコンピュータによ
り実行させるためのプログラム及び/又はデータであ
り、前記コンピュータと協動して前記機能を実行するこ
とを特徴とする情報集合体として実現してもよい。
【0058】また、上記において、データとは、データ
構造、データフォーマット、データの種類などを含む。
また、媒体とは、ROM等の記録媒体、インターネット
等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体を含む。ま
た、担持した媒体とは、例えば、プログラム及び/又は
データを記録した記録媒体、やプログラム及び/又はデ
ータを伝送する伝送媒体等をふくむ。
【0059】さらに、コンピュータにより処理可能と
は、例えば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コ
ンピュータにより読みとり可能であることであり、伝送
媒体の場合であれば、伝送対象となるプログラム及び/
又はデータが伝送の結果として、コンピュータにより取
り扱えることであることを含み、情報集合体とは、例え
ば、プログラム及び/又はデータ等のソフトウエアを含
むものである。
【0060】したがって、以上説明した様に、本発明の
構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウ
ェア的に実現しても良い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明によれば、ハードウェアの構成やドライバに
よらず、複数のデータをそれぞれの再生方式に応じて再
生できる記録媒体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による記録媒体の構成図
【図2】本発明の実施の形態1による再生装置の構成図
【図3】本発明の実施の形態2による記録媒体の構成図
【図4】本発明の実施の形態2による再生装置の構成図
【図5】本発明の実施の形態1による記録媒体におい
て、管理情報50と、主情報51とがデータ列として並
んでいる状態を示す模式図
【図6】第1主記録領域302上のデータの配置例を示
す模式図
【符号の説明】
100,300 記録媒体 101,301 管理情報記録領域 102,302 第1種記録領域 103,303 第2種記録領域 104,304 孔 200、400 201 光ピックアップ 202 光・電気信号変換手段 203 波形成形手段 204 復号化手段 205 情報分配手段 206 コントローラ 207 スピンドル制御手段 208 スピンドルモータ 401 主制御手段 402 回転情報抽出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井村 正春 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC03 CC04 DE02 DE15 DE43 DE49 FG18 GK12 5D110 AA15 AA25 AA26 AA28 DA04 DB02 DC01 DE01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なった再生仕様にて再生可能な
    複数のデータと、 前記複数のデータが格納される領域を示す領域情報と、 前記複数のデータのそれぞれを再生するための再生情報
    とを少なくとも記録しており、 前記再生情報が再生されることにより、該再生情報に対
    応したデータが再生されることを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記複数のデータは、時間属性を有する
    第1の種類のデータと、時間属性を有しない第2の種類
    のデータとを少なくとも含むものであることを特徴とす
    る請求項1に記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記複数のデータは、前記第1の種類の
    データと前記第2の種類のデータとを一組にした複合デ
    ータを複数有するものであり、 前記複数の複合データのそれぞれを識別するための識別
    情報をさらに記録したことを特徴とする請求項2に記載
    の記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記再生情報は、前記第1のデータを再
    生する際のデータ転送レートに基づくデータ再生情報を
    少なくとも含むことを特徴とする請求項2に記載の記録
    媒体。
  5. 【請求項5】 前記複数のデータのうち、所定の前記デ
    ータ転送レート以上の転送レートを要するデータは、外
    周側寄りに記録されていることを特徴とする請求項4に
    記載の記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記複数のデータは、いずれも所定の前
    記データ転送レートに基づいた配列で、内周側から外周
    側へと記録されていることを特徴とする請求項4に記載
    の記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記複数のデータは、前記データ転送レ
    ートが低いものから高いもの順に、内周側から外周側へ
    と記録されていることを特徴とする請求項6に記載の記
    録媒体。
  8. 【請求項8】 前記データ再生情報は、該記録媒体のデ
    ータ転送速度であることを特徴とする請求項4に記載の
    記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記データ再生情報は、該記録媒体の回
    転速度であることを特徴とする請求項4に記載の記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 前記識別情報は、前記複数のデータよ
    り先に再生される位置に記録されていることを特徴とす
    る請求項3に記載の記録媒体。
  11. 【請求項11】 追記型または書き換え可能型であるこ
    とを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の記
    録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項1または11に記載の記録媒体
    を再生する再生装置であって、 データ読みとりを行うピックアップ手段と、 前記ピックアップ手段が読み取ったデータから前記領域
    情報および前記再生情報を取得する選択手段と、 前記記録媒体を駆動する駆動手段とを少なくとも備え、 前記駆動手段および前記ピックアップ手段は、前記再生
    情報に基づいてデータを再生するための動作を行うこと
    を特徴とする再生装置。
  13. 【請求項13】 請求項2から11のいずれかに記載の
    記録媒体を再生する再生装置であって、 データ読みとりを行うピックアップ手段と、 前記ピックアップ手段が読み取ったデータから前記領域
    情報および前記再生情報を取得する選択手段と、 前記記録媒体を駆動する駆動手段とを備え、 前記駆動手段および前記ピックアップ手段は、前記再生
    情報に基づき動作し、少なくとも前記再生情報に対応し
    たデータを再生するための動作を行い、 前記駆動手段は、前記データ再生情報に含まれる前記デ
    ータ転送レート以上のデータ転送レートにて、回転数を
    制御された駆動が可能であることを特徴とする再生装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項12または13に記載の本発明
    の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコン
    ピュータにより実行させるためのプログラムおよび/ま
    たはデータを担持した媒体であって、コンピュータによ
    り処理可能なことを特徴とする媒体。
  15. 【請求項15】 請求項12または13に記載の本発明
    の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコン
    ピュータにより実行させるためのプログラムおよび/ま
    たはデータであることを特徴とする情報集合体。
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