JP2001344765A - 情報記録媒体及び情報記録再生装置及び方法 - Google Patents

情報記録媒体及び情報記録再生装置及び方法

Info

Publication number
JP2001344765A
JP2001344765A JP2000163048A JP2000163048A JP2001344765A JP 2001344765 A JP2001344765 A JP 2001344765A JP 2000163048 A JP2000163048 A JP 2000163048A JP 2000163048 A JP2000163048 A JP 2000163048A JP 2001344765 A JP2001344765 A JP 2001344765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
information
recorded
identification information
emboss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000163048A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kobayashi
忠 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000163048A priority Critical patent/JP2001344765A/ja
Publication of JP2001344765A publication Critical patent/JP2001344765A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】コピープロテクションなどに用いられる識別情
報をユーザが書き換え出来ないようにエンボスで記録す
ることが可能となり、識別情報の不正な使用を防止でき
るようにする。 【解決手段】ディスク内周側より第1のグルーブ領域1
1、第1のミラー領域41、第1のエンンボス領域4
3、第2のミラー領域42、第2のグルーブ領域44、
第2のエンンボス領域61、第3のグルーブ領域を有す
る構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来技術】この発明は、書換型情報記録媒体及び書換
型情報記録装置及び再生装置に関し、特にディスク識別
情報(コピープロテクション情報などを含む)を有する
情報記録媒体のフォーマット、及びその情報記録媒体へ
の情報記録、或いはその情報記録媒体からの情報再生装
置及び方法に係るものである。
【0002】記録再生可能なDVD(デジタルバーサタ
イルディスク)が開発されている。これらのディスクに
は、レコーダブルDVD(以下、DVD−Rと記す)、
リレコーダブルDVD(以下、DVD−RWと記す)が
ある。これらの情報記録媒体には、大容量のビデオデー
タ、オーディオデータ、コンピュータデータなどを記録
可能なため、不正コピーを防止するための手段を講じる
必要がある。
【0003】以下、不正コピーを防止するための技術に
触れている公知文献を幾つか提示する。
【0004】特開平11−86436号公報では、DV
D−RAMなどの記録可能なデジタル情報記録媒体に対
して、この媒体から情報を再生する場合、電子透かし情
報から抽出読み込まれた情報と記録媒体上に記録された
情報を比較し、その情報がオリジナルであるかどうかの
判定システムが記述されている。しかしDVD−Rまた
はDVD−RW上で具体的にどう実現するかについては
言及がない。
【0005】また特開平11−355711号公報で
は、多重化された複製防止信号について述べられている
が、記録媒体上の識別情報の配置については言及がな
い。
【0006】また特開平10−105975号公報で
は、BCA(バーストカッティングエリア)記録につい
て述べられているが、それ以外の例えばコピープロテク
ションに関するような識別情報については言及がない。
【0007】また、特開平10−105974号公報で
は、BCA記録について述べられているが、それ以外の
例えばコピープロテクションに関するような識別情報に
ついては言及がない。
【0008】さらにまた特開平11−283358号公
報では、ミラー領域を有するDVD−RAMのフォーマ
ットについて述べられているが、DVD−RWについて
フォーマットをそのようにするかは言及がない。
【0009】また特開平10−11762号公報では、
セクタアドレス領域のミラー領域(エンボス)について
言及しているが、リードインのフォーマットについては
言及がない。
【0010】また特開平10−11763号公報では、
セクタアドレス領域のミラー領域(エンボス)について
言及しているが、リードインのフォーマットについては
言及がない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、不正コ
ピーを防止するための第1のメディア識別情報を情報記
録媒体に予め記録しておくことを検討する。そして、さ
らにこの第1のメディア識別情報の他に、第2のメディ
ア識別情報を記録することも考慮に入れる。またこの発
明では、第2のメディア識別情報を第1のメディア識別
情報と組み合わせて、コンテンツを暗号化して記録した
り、また、暗号化コンテンツを復号するためのキー情報
として利用できるようにする。
【0012】この発明では、上記第1の識別情報は、例
えばディスク自体の個別の識別情報であり、ディスクの
シリアルナンバーなどがカッティングにより記録され
る。また上記第2の識別情報は、少なくともディスクの
ライセンス情報であり、例えば、コピー禁止或いはコピ
ー1回まで許可する或いはコピー2回まで許可するなど
の情報とする。
【0013】上記のような第1、第2のメディア識別情
報は、情報記録媒体上で勝手に書き換え、変更ができな
い形で形成されていなければならない。
【0014】DVD−RAMでは、第1の識別情報は、
BCA(バーストカッティングエリア)の情報として記
録する。また第2の識別情報は、リードン領域の中にエ
ンボス情報として記録できるようにする。
【0015】DVD−RWでは、第1の識別情報は、N
BCA(これは通常のBCAより記録領域の狭いバース
トカッティングエリアである)の情報として記録する。
【0016】上記の設定において、現状のDVD−RW
では第1の識別情報はNBCAの情報として記録される
が、第2の識別情報についてはまだ未定である。またD
VD−Rについては第1の識別情報、第2の識別情報と
も未定である。
【0017】そこで、本発明では、DVD−RWに対し
て第1及び第2の識別情報を記録しておくことが可能で
あり、またDVD−Rに対しても第1及び第2の識別情
報を記録するのに好適なフォーマットを有する書換型情
報記録媒体及びその書換型記録再生装置及び方法を提供
することを目的とする。
【0018】また本発明では、ユーザが第2の識別情報
を勝手に書き換え出来ないように、当該第2の識別情報
がエンボスプリピットでDVD−R或いはDVD−RW
に予め形成され、また、その情報記録媒体(DVD−R
或いはDVD−RW)に対しては、その第2の識別情報
を、その記録再生装置で複製または変更して再記録でき
ないようにし、特に第2の識別情報の不正な使用を防止
することができる形態とした書換型情報記録媒体及びそ
の書換型記録再生装置及び装置を提供することを目的と
する。
【0019】ここで、DVD−RW、DVD−Rではグ
ルーブの深さが浅いので、グルーブと同じ深さでエンボ
スピットを形成すると、再生時にエンボスピットの再生
信号に十分な振幅が得られないというエンボスピット形
成上の問題がある。
【0020】そこで、本発明では、さらにエンボスピッ
トとグルーブの深さを異なるようにしてそれぞれ形成で
きるようにエンボス記録領域とグルーブ記録領域とを分
け、その境界にミラー領域を設置することでエンボス記
録領域とグルーブ記録領域をそれぞれ最適条件で形成で
きるようにした記録媒体の物理フォーマットを採用した
書換型情報記録媒体及びその書換型情報記録再生装置及
び方法を提供することを目的とする。また当該物理フォ
ーマットの製造方法も提供することを目的とする。
【0021】ところで、DVD−RAMはランドグルー
ブ記録、CAPA(ComplementaryAllocated Pit Add
ress)ヘッダー構造などの独自の物理フォーマットであ
るためDVD−ROMの違法コピーは困難であるという
長所がある。しかし、DVD−RW、DVD−Rは,D
VD−ROMによく似たフォーマットであるためDVD
−ROMの情報をDVD−RWあるいはDVD−Rに違
法コピーすることが容易であるという著作権上の問題が
ある。
【0022】そこで本発明では、さらに、DVD−R
W、DVD−RにもDVD−ROMとははっきり区別で
きる独自の物理フォーマットを導入し、違法コピーを防
止する上で極めて有効な書換型情報記録媒体及びその書
換型情報記録再生装置及び方法を提供することを目的と
する。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、ディスク内周側より第1のグルーブ
領域、第1のミラー領域、第1のエンンボス領域、第2
のミラー領域、第2のグルーブ領域、第2のエンンボス
領域、第3のグルーブ領域を有する情報記録媒体とす
る。
【0024】またこの発明は、前記第1のエンンボス領
域は再生機で記録情報の再生が可能なエンボスで形成さ
れ、第2のエンボス領域は再生機では記録情報の再生が
困難なエンボスで形成されている。
【0025】さらにこの発明では第1の識別情報を前記
第1のエンボス領域に記録し、第2の識別情報を前記第
1のエンボス領域の前記第1の識別情報とは重ならない
領域に記録し、ここで前記第1の識別情報と第2の識別
情報の記録形態は異なる。例えば、前記第1の識別情報
はバーストカッティングエリアとして記録され、前記第
2の識別情報はエンボスで記録されている。
【0026】またこの発明では、ランドプリピットに第
1の識別情報と第2の識別情報が記録されているかどう
かを示す判別情報をあらかじめ記録したことを特徴とす
る。ここで前記判別情報は例えばランドプリピットのア
プリケーションコードで定義されていることを特徴とす
る。
【0027】またこの発明に係るディスクに情報を記録
する記録装置は、前記ディスクのランドプリピット部に
記録されているメディアタイプの情報とパートバージョ
ンの情報を再生し、前記メディアタイプとパートバージ
ョンの情報から該ディスクが第1の識別情報と第2の識
別情報が記録されているディスクであるかどうかを判別
する手段を有したことを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0029】DVD−RWでデータ再生可能なエンボス
領域を実現するためのフォーマットとして、図1に示す
ようなディスクのフォーマットとするものである。
【0030】まず、本発明を分かりやすくするために、
図2にDVD−RWのディスク全体の物理フォーマット
構造を示す。
【0031】DVD−RWでは、ディスク内周側からR-
Information(R情報)領域11、リードイン領域1
2、Data Recordable(データ記録可能)領域13、リ
ードアウト領域14で構成されている。R情報領域はD
VD−RWの記録機で使用する領域で、記録パワーの校
正のために使用するPower Calibration(パワーキャリ
ブレーション)領域(PCA)と、記録条件を管理するRe
cording Management(記録管理)領域(RMA)から構成
される。つまり、記録を開始する場合に、PCAに試し
記録を行い、レーザー光の強度などの最適記録条件を見
出し、その記録条件をRMAに記録しておくものであ
る。
【0032】このR情報領域は専ら記録機で使用される
領域であり、DVDプレーヤ、ドライブなどの再生専用
機では使用されていない領域である。リードイン領域1
2からリードアウト領域14までが、再生専用機(ユー
ザが使用する再生装置)でアクセスされる領域(情報領
域)である。
【0033】図3にDVD−RWのリードイン領域12
の物理フォーマット構造の基本形を示す。
【0034】リードイン領域12は、ディスク内周側か
らInitial(初期)領域21、System reserved(システ
ム予約)領域22、Buffer(バッファ)領域0、RW-Phy
sical format information(RW物理フォーマット情
報)領域23、Reference code(参照コード)領域2
4、Buffer(バッファ)領域1、コントロールデータ領
域25、Buffer(バッファ)領域2から構成されてい
る。RW物理フォーマット情報としては、例えばデータ
領域にデータを書き込んだ最後のアドレスなどが書き込
まれる。その他、本発明で工夫したプリピットによる情
報がある(これについては後述する)。
【0035】初期領域21中の所定の半径位置にオプシ
ョンでNBCAが確保され、ここには第1の識別情報
(例えばディスクのシリアル番号など)を記録可能とし
ている。次に、コントロールデータ領域26は例えばバ
ージョン1.0規格ではunreadable(読み取り不能)エ
ンボスで構成される。これは、DVD−ROMの情報が
DVD−RWへ違法コピーされるのを防止するために、
ディスク管理情報が記録されるコントロールデータ領域
26をエンボスで形成し上書きができないようにしたか
らである。DVD−RWのグルーブは浅いグルーブで形
成されるため、同じグルーブ深さでエンボスピットを形
成すると十分な信号振幅が得られず、unreadable(読み
取り不能)エンボスを達成できる。
【0036】コントロールデータ領域26以外のリード
イン領域は、データ記録が可能なグルーブから形成さ
れ、ユーザがディスクに情報記録を行ったときに、リー
ドイン領域に必要なデータが記録される。
【0037】一方、第2の識別情報は書換えできないよ
うにディスクに記録する必要があるが、上記のバージョ
ン1.0規格では対応できていない。
【0038】次に、図1に本発明による物理フォーマッ
トの具体的例を説明する。
【0039】即ち、本発明では、R情報領域11とリー
ドイン領域12の間に第1のミラー領域41を設け、リ
ードイン領域11の中に第2のミラー領域42を設け
る。そして、第1のミラー領域41と第2のミラー領域
42の間をReadable(読み取り可能)エンボスデータ領
域43とする。
【0040】第1のミラー領域41はConnection zone
(コネクション領域)1と称することにし、その幅は1
トラックから27トラック分の幅を許容するものとす
る。トラックピッチ0.74umで1トラックの許容誤差0.03
umを勘案するとConnection zone(コネクション領域)1
の幅は約0.71umから20.01umとなる。
【0041】ミラー領域には有効なデータがないので、
ミラー領域は物理アドレスを持たない。このミラー領域
の幅はディスク作製上の都合から設定される。つまり、
書換可能なグルーブ領域と、Readable emboss(読み取
り可能エンボス)領域43(書き込み不能)とのグルー
ブの深さとピットの深さが異なるため、各領域を個々の
(領域43とそれ以外の領域のグルーブを製造する場合
とで別々の)カッティング条件で作製する。このために
は、製造時にディスク基板を別の機械に置き換えて製造
する必要がある。その場合、コネクション領域1と2を
含むその間の面積より読み取り可能領域43の面積が小
さいほうが、製造精度を緩和する上では有利である。こ
のために境界部分にミラー領域41,42が必要となる
わけである。
【0042】第1のミラー領域41に続くエンボス領域
43の最初にはLinking loss(リンキングロス)領域5
2を設置する。このリンキングロス領域52の大きさは
エラー訂正可能な最少容量である1 ECCブロックと
する。
【0043】第1のミラー領域41の隣接領域にグルー
ブ側リンキングロス領域53と、エンボス側リンキング
ロス領域52を設置することで、RMA領域54と初期
領域55の有効データが正常に記録または再生できるよ
うにする。
【0044】つまりリンキングロス領域が、エラー訂正
のための導入領域となり、次の領域に移行したときには
正確なデータが記録あるいは再生できるようになるから
である。リンキングロス領域56についても同様な目的
である。
【0045】読み取り可能エンボス領域43は、リンキ
ングロス領域52、初期領域55、システム予約領域5
7から構成される。初期領域55のディスク内周側の先
頭から以降がリードイン領域12となる。リードイン領
域12の最初の物理セクタアドレスは022FA0hで、この
半径位置は最大22.6mmである。システム予約領域67は
最初のセクタアドレスを02D600hとし、160ECCブロック
分とする。
【0046】ここで本発明では、第2の識別情報をシス
テム予約領域55に記録することとし、第2の識別情報
の記録に必要な容量を確保している。
【0047】システム予約領域57だけを読み取り可能
エンボス領域とすると、160ECCブロック分の狭い領域に
対して、ディスクドライブまたはプレーヤはアクセスし
てデータを読みださなければいけないので、アクセスが
大変となる。そこで本発明は、初期領域55も読み取り
可能エンボスとして読み取り可能エンボス領域を広げ、
これにより読み取り可能エンボス領域43へのアクセス
を容易としている。読み取り可能エンボスピットを製造
する方法については、後ほど説明する。
【0048】読み取り可能エンボス領域43とそれに続
くグルーブ領域の境界にミラー領域42が設置される。
このミラー領域42は、Conection(コネクション)領
域2と称することにし、この領域2は、1トラックから
9トラック分の幅である。この幅は0.71umから6.69umに
相当する。このミラー領域42にもセクタアドレスは振
られない。このミラー領域42の幅も、ミラー領域41
を説明したしたときと同様に、ディスク製造上の都合で
決定される。
【0049】このミラー領域42に続くグルーブ領域に
はGuard track(ガードトラック)領域58が設置され
る。ガードトラック領域58は32ECCブロック確保す
る。この領域はグルーブのみでデータは記録されない。
このガードトラック領域58は、このガードトラック領
域58に続くBuffer(バッファ)領域0以降のグルーブ
領域に正常にデータを記録するためのトラックガイドと
して使用される。
【0050】バッファ領域0には32ECCブロック分、デ
ータが記録される。バッファ領域0に続いてRW物理フ
ォーマット情報領域59、参照コード領域60、バッフ
ァ領域1が設けられここに情報が記録される。
【0051】バッファ領域1に続いてコントロールデー
タ領域61が確保されここにコントロールデータが記録
される。このコントロールデータ領域61はunreadable
(読み取り不能)エンボスで形成される。しかしエンボ
スであるが再生信号振幅が小さく、トラッキングサーボ
用のプッシュプル信号、及びDPD信号は実用的なレベル
となっている。
【0052】再生専用ディスクのこの領域には著作権保
護のための機能情報が記録されているので、著作権保護
のためこの領域には情報を記録できないようにしてい
る。この読み取り不能エンボス領域は、この領域に続く
バッファ領域2から正常にデータ記録を行うためのガイ
ドトラックとしての機能もあり、記録タイミング用にラ
ンドプリピットは通常の信号レベルで形成される。バッ
ファ領域2のデータ領域からデータが記録される。
【0053】以上のように第1のミラー領域41(コネ
クション領域1)と第2のミラー領域(コネクション領
域2)42に挟まれた読み取り可能エンボス領域43
(リンキングロス領域52、初期領域55、システム予
約領域57)を形成することで、読み取り可能エンボス
領域43のエンボスピットの最適化とグルーブ領域のグ
ルーブの最適化が可能となる。また本フォーマットを用
いることによってミラー領域を途中に介在させてもセク
タフォーマットに破錠なくデータを記録することができ
る。また、読み取り可能エンボスの状態で第2の識別情
報を記録することが可能となる。
【0054】この発明は、上記の他にさらに次のような
工夫が施されている。
【0055】即ち、初期領域55に第1の識別情報がN
BCAとして記録されることは、読み取り可能エンボス
領域43の所定の位置にNBCAを記録することであ
る。再生専用ディスク、DVD−RAMのBCAはエン
ボス領域に記録されるので、NBCA信号はBCA信号
と同じ状態となる。従ってBCA信号の再生方法と同じ
再生方法でNBCA信号が再生できる点に特徴がある。
【0056】またこの発明は、次のような工夫が行われ
ている。
【0057】即ち、記録機で最初にディスクにアクセス
する場合、リードイン領域12にあるランドプリピット
情報を読み出し、ディスクに第1の識別情報、第2の識
別情報が記録されているかを判別できるようにする。つ
まり、この領域12には、ランドプリピット情報を記録
するもので、そのメディアタイプとパートバージョンの
情報を読み出し、本発明のディスクフォーマットに対応
しているかどうかを判別できるようにする。例えばDV
D−RWのバージョン1.0の場合は、第2の識別情報
に対応していないものとし、バージョン1.1では対応
しているものとする。
【0058】第1、第2の識別情報に未対応のディスク
の場合、ガードトラック領域58にアクセスしてトラッ
キングを掛け、ランドプリピットアドレスから記録のタ
イミングを取得し、バッファ領域0からデータを記録す
るようにする。そして連続してRW物理フォーマット情
報領域59、参照コード領域60、バッファ領域1に、
各々に必要な情報を記録する。読み取り不能エンボスの
コントロールデータ領域61では記録を止め、トラッキ
ングとランドプリピットから記録のタイミングを取得で
きる。そして、バッファ領域2から情報の記録を再開
し、以下データ領域にユーザ情報を記録する。
【0059】この場合、先のRW物理フォーマット情報
領域59に情報を記録するときには、このディスクは第
1の識別情報を使っていないというNBCAフラグ情報
を記録する。
【0060】さらにまたこの発明では、次のような工夫
が行われている。
【0061】記録機で最初にディスクにアクセスする場
合、リードイン領域12にあるランドプリピット情報を
読み出し、ディスクに第1の識別情報、第2の識別情報
が記録されているかを判別できるようにする。つまり、
この領域12には、ランドプリピット情報を記録するも
ので、そのメディアタイプとパートバージョンの情報を
読み出し、本発明のディスクフォーマットに対応してい
るかどうかを判別できるようにする。DVD−RWディ
スクでバージョン1.0の場合は対応していないものと
し、バージョン1.1では対応しているものとする。
【0062】またバージョン1.1でも第1、第2の識
別情報に対応していないディスクも存在す場合があるの
で、さらにランドプリピットに新に第1、第2の識別情
報に対応しているかどうかの判別フラグを設けるように
する。
【0063】例えば、ランドプリピットのアプリケーシ
ョンコードにコードを割り振ることも有効である。なお
ランドプリピット情報は、予めディスクのランドに記録
される情報であり、そのフォーマットについては、図
4、図5を参照して後で説明することにする。
【0064】記録機が上記の第1、第2の識別情報が記
録されたディスクと判定した場合、初期領域55のNB
CA領域にアクセスし実際の第1の識別情報を読み出
す。また読み取り可能エンボス領域43のシステム予約
領域57にアクセスして実際の第2の識別情報を読み出
す。次に、ガードトラック領域58にアクセスしてトラ
ッキングを掛け、ランドプリピットアドレスから記録の
タイミングを取得し、バッファ領域0から順次データを
記録する。連続してRW物理フォーマット情報領域5
9、参照コード領域60、バッファ領域1に情報を記録
する。読み取り不能エンボス領域のコントロールデータ
領域61では記録を止め、トラッキングとランドプリピ
ットの情報から記録のタイミングを取得する。そしてバ
ッファ領域2から記録を再開し、以下データ領域に記録
する。
【0065】先のRW物理フォーマット情報領域59に
情報を記録するときには、このディスクは第1の識別情
報を使用しているというNBCAフラグ情報を記録す
る。
【0066】さらにまたこの発明では以下のような工夫
が行われている。
【0067】再生機でディスクにアクセスする場合、R
W物理フォーマット情報領域59にある記録データ情報
を読み出し、この情報に基づいてディスクに第1の識別
情報、第2の識別情報が記録されているかを判別する。
さらにRW物理フォーマット情報領域59の中のメディ
アタイプとパートバージョンの情報、NBCAフラグを
読み出し、本発明のタイプにディスクが対応しているか
どうかを判別する。DVD−RWでバージョン1.0の
場合は本発明のディスクタイプに対応していないが、バ
ージョン1.1では対応している可能性がある。
【0068】NBCAフラグがNBCA記録有りを示し
ていればディスクに第1の識別情報、第2の識別情報が
記録されていると判別される。
【0069】第1、第2の識別情報に未対応のディスク
の場合、RW物理フォーマット情報領域59、参照コー
ド領域60、バッファ領域2の情報を再生し、これに基
づき所定のユーザデータ領域のデータを再生する。
【0070】またこの発明では、次の工夫もされてい
る。
【0071】再生機でディスクにアクセスする場合、R
W物理フォーマット領域59にある記録データ情報を読
み出し、ディスクに第1の識別情報、第2の識別情報が
記録されているかを判別する。RW物理フォーマット情
報領域の中のメディアタイプとパートバージョン、NB
CAフラグを読み出し、対応しているかどうかを判別す
る。DVD−RWディスクでバージョン1.0の場合は
対応していないものとし、バージョン1.1では対応し
ている可能性があるものとする。NBCAフラグ情報が
NBCA記録有りを示していればディスクに第1の識別
情報、第2の識別情報が記録されていると判別される。
第1、第2の識別情報に対応したディスクの場合、初期
領域55のNBCA領域にアクセスし第1の識別情報を
読み出す。そして、RW物理フォーマット情報領域5
9、参照コード領域60、バッファ領域2の情報を再生
し、また、所定のユーザデータ領域のデータを再生す
る。
【0072】図4には、上述したリードイン領域12に
出荷前にランドプリピット情報として記録されるプリピ
ットデータブロックの構成例を示している。左側の縦方
向にはプリピットフレーム番号を示し、上側の横方向に
はビット位置を示している。0ビット目には同期コード
が付加されている。ここで例えばフレーム7には、アプ
リケーションコードが記述され、ここに例えば第1、第
2の識別情報を有する一般ディスクである場合、「00
000010b」というようなコードが記述され、また
フレーム8には、ディスク物理コードが記述される。こ
のディスク物理コードには、図5に示すように第11ビッ
ト目にメディアタイプが記述され、リレコーダブルディ
スクの場合「1b」が記述されている。図5では、縦方
向にビット位置を示している。図4に戻って、さらに第
12フレームには、パートバージョン(バージョン1.0
或いは1.1など)の情報が記述されている。
【0073】したがって、記録機は、ディスクが装填さ
れたときに上記のリードイン領域12のプリピット情報
を判定することにより、本発明において設定しているデ
ィスクであるかどうか、つまり第1、第2の識別情報を
有するかどうかを容易に判定することができる。
【0074】図6には、記録再生機の構成例を簡単に示
している。
【0075】第1のディスク151は、ディスクモータ
151により回転される。再生モードの系路から説明す
る。ディスク151の情報が読み出されるときは、ピッ
クアップ153から出力されるレーザにより光学的に読
み取られる。ピックアップ153から出射されたレーザ
は、ディスク151から反射され、この反射光は、光電
変換素子により電気信号に変換される。この高周波信号
は、高周波増幅器154に入力されて増幅された後、信
号処理部155に入力される。信号処理部155では、
高周波信号の2値化処理、エラー訂正、復調、変調処理
などが行われる。信号処理部155では、再生用の信号
処理手段、記録用の信号処理手段が備えられている。
【0076】復調された音声情報は、音声デコーダ15
6に入力されてデコードされる。デコードされた音声信
号は、音声アンプに供給される。また、復調された主映
像情報は、主映像デコーダ157でデコードされる。ま
た映画の字幕などの情報をエンコードした副映像情報
は、副映像デコーダ158でデコードされる。主映像と
副映像とは、合成器159にて合成されディスプレイに
供給される。
【0077】また信号処理部155で復号された各種の
管理情報は、システム制御部160に入力されて解析さ
れ、ディスク種別や再生、記録のための判定情報とな
る。
【0078】161は、第2のディスクであり、例えば
バッファとして利用される。このディスク161は、例
えば、記録再生装置の内部に内臓されたハードディスク
と同等であるものとする。このディスク161の記録情
報が再生されるときも同様である。第1のディスク16
1は、ディスクモータ161により回転される。ディス
ク161の情報が読み出されるときは、ピックアップ1
63から出力されるレーザにより光学的に読み取られ
る。ピックアップ163から出射されたレーザは、ディ
スク161から反射され、この反射光は、光電変換素子
により電気信号に変換される。この高周波信号は、高周
波増幅器164に入力されて増幅された後、信号処理部
155に入力される。信号処理部155では、高周波信
号の2値化処理、復調処理などが行われる。
【0079】次に記録モードの系路について説明する。
【0080】例えば、第2のディスク161に一旦バッ
ファリングされている情報を第2のディスク151に記
録する場合には、記録モードに設定され、第2のディス
ク161の情報が再生され、信号処理部155に読み取
られ、例えば8/16あるいは8/15変調処理が施さ
れる。そして、この変調信号は、増幅されて、ピックア
ップ153のレーザダイオードのドライブ信号として用
いられる。これにより、ディスク151にディスク16
1の情報が記録されることになる。
【0081】逆に、ディスク151の情報を、ディスク
161に一旦格納する場合には、ディスク151の情報
が再生される。信号処理部155に読み取られ、例えば
8/16あるいは8/15変調処理が施される。そし
て、この変調信号は、増幅されて、ピックアップ163
のレーザダイオードのドライブ信号として用いられる。
【0082】なお、ディスク161に一旦格納するだけ
の場合には、ディスク151から読み取られ復調された
データをパケットストリームの状態から、例えば8/1
6あるいは8/15変調処理が施されて記録される。ま
た図6では、ディスク161、ピックアップ、高周波増
幅器が記録再生装置に一体に内蔵されているとしたが、
この部分は別の記録再生装置に内蔵されていてもよいこ
とは勿論のことである。
【0083】操作部はリモコン或いはキー操作が可能で
あり、操作部からの制御信号はシステム制御部160に
より認識される。
【0084】図7は、この発明に係る記録再生機が記録
動作する場合の動作例を示すフローチャートである。
【0085】ディスクが挿入されると、リードイン領域
12から、先に説明したランドプリピット情報が読み取
られる(ステップA1,A2)。そしてこのプリピット
情報からメディアタイプを判定し(ステップA3)、リ
レコーダブル(図5参照)であればステップA4に移行
し、パートバージョン(図4参照)の内容を判別する
(ステップA4)。パートバージョンが1.1であれ
ば、アプリケーションコードを参照し、このコード内容
により第1、第2の識別情報が記録されているディスク
であるかどうかを判別する。アプリケーションコード
が、特定の内容(第1、第2の識別情報が記録されてい
る)ことを示す場合には、読み取り可能エンボス領域4
3をアクセスして第1、第2の識別情報を読み取り再生
し(ステップA5,A6,A7)、またRW物理フォー
マット情報領域には、物理フォーマット情報として第1
の識別情報があること(第1の識別情報有りのフラッ
グ)を書き込み、ユーザデータをデータ領域に記録す
る。このとき読み取った第1、第2の識別情報を利用し
て、暗号化のための鍵情報を作成し、ユーザデータを暗
号化して記録してもよい。これによりコピープロテクシ
ョン効果をあげることができる。
【0086】ステップA4において、パートバージョン
が設定している所定のバージョンでない場合には、第
1、第2の識別情報の記録無し(ステップA10)とし
て、ユーザデータの記録処理を行う。またステップA5
においてアプリケーションコードが設定している所定の
内容ではない場合には、第1、第2の識別情報の記録無
し(ステップA9)としてユーザデータの記録処理を行
う。
【0087】図8は、本発明に係る記録媒体を再生可能
な再生装置における動作例を示すフローチャートであ
る。ディスクが装填されると、RW物理フォーマット情
報が読み取られる。ここでこの情報の中に第1の識別情
報の有無を示すフラッグがあるかどうかの判定がなされ
る(ステップB1,B2)。第1の識別情報がないこと
が判定されるとステップB6の系路を通り、ユーザデー
タの再生処理(ステップB7)が実行される。第1の識
別情報が記録されていることが判別されると、同時に第
2の識別情報も記録されているものと判定し、読み取り
可能エンボス領域43から第1、第2の識別情報の読み
取り再生処理を行い、例えば暗号化されているユーザデ
ータを復号するためのキー情報を生成する。そして次の
ステップに進みユーザデータの再生処理を実行する。
【0088】次に、上述したディスクにおいて、読み取
り可能エンボスを製造する一例を説明する。
【0089】図9(a)に示すように,グルーブ20
1、ミラー部203、エンボスピット202を有するデ
ィスク200を製造するものとする。この場合は、まず
型(スタンパー)400(図9(e)参照)を製造する
ためのスタンパー用型が必要である。そこで、図9
(b)に示すように、基板300に対して、例えば紫外
線硬化性の第1層のレジスト301、第2層のレジスト
302を塗布する。レジスト301,302は、溶解特
性が異なるもので、レジスト301は、レジスト302
を溶解できる液剤では、容易に溶解しない材質のものが
選択されている。
【0090】まず、図9(b)のように、エンボスピッ
トに対応する部分を硬化させる。次に溶解液に浸してレ
ジスト302を溶解させて洗浄する。すると、図9
(c)に示すようにエンボスピットに対応する部分が残
る。レジスト301も残っている。次にグルーブに対応
する部分が紫外線硬化される。次に、次に溶解液に浸し
てレジスト301を溶解させ洗浄する。すると、図9
(d)に示すようなスタンパーの原型が出来上がる。次
にこの原型と同じ型のスタンパー400を作成し、図9
(e)に示すように、ディスクを製造するための原板に
対してスタンパー400を押圧すると、図9(a)に示
すディスクを得ることができる。
【0091】なお上記の製造方法は、一例を示したもの
であり、要はグルーブとエンボスピットで深さが異なる
ように製造すれば目的を達成できるのであるから、上記
の製造方法に限定されるものではない。
【0092】この発明は上記の実施の形態に限定される
ものではない。
【0093】図10には本発明に係る情報記録媒体の別
の物理フォーマットの例を示す。先の実施の形態と同様
な領域には同一符号を付している。図1の場合と同様
に、各ブロックには,領域の名称を記入している。左右
のブロックの関係において、右側の中央のブロックには
縦方向へ領域名称を記述し、左側のブロックには縦方向
へ、読み取り可能か否か、書き込み可能か否かを識別す
る領域として名称を記述している。またブロックの右側
には、セクタ番号を記述している。
【0094】前述の図1ではReadable emboss(読み取
り可能エンボス)を実現するためにグルーブ領域とRead
able emboss(書き込み可能エンボス)領域との境界領
域にミラー領域41、42を設けることが製造上、有効
であることを述べた。Readable emboss(読み取り可能
エンボス)領域を作製するために別の作製方法を採用す
ることもできる。
【0095】例えば、マスター盤にカッティングすると
きに、記録レーザーの出力をグルーブ形成時より読み取
り可能エンボス形成時により大きく出力することによっ
て、グルーブより読み取り可能エンボスをより深く形成
できる。逆に、unreadable emboss(読み取り不能エン
ボス)の形成は、グルーブ形成時とほぼ同じ記録レーザ
出力でカッティングすることで形成が可能である。
【0096】この製造方法によれば、単に記録レーザー
の出力をグルーブ領域、読み取り可能エンボス領域、読
み取り不能エンボス領域で切り替えるだけなので、ミラ
ー領域を設けず連続にディスクを作製できる利点があ
る。
【0097】この場合の物理フォーマットとしては、以
下のようにするものである。太線で囲まれた部分がリー
ドイン領域である。
【0098】即ち、リードイン領域12は、ディスク内
周側からNBCA予約領域201、Initial(初期)領
域202、Buffer(バッファ)領域0、Reference code
(参照コード)領域203、Buffer(バッファ)領域
1、コントロールデータ領域204、Guard track(ガー
ドトラック)領域205、Extra border(エキストラボー
ダ)領域206から構成されている。
【0099】そして、各領域のグルーブとエンボスは所
定の周波数でウォブルされている。
【0100】NBCA予約領域201中の所定の半径位
置にオプションでNBCAが確保され、ここには第1の
識別情報を記録可能としている。
【0101】またバッファ領域0、参照コード領域20
3、バッファー領域1、コントロールデータ領域204
を、読み取り可能エンボス領域214として、この領域
の中に第2の識別情報を記録可能としている。
【0102】DVD−RW ver1.0規格ではLead-in(リ
ードイン)の開始は初期領域から始まるように規格され
たが、本発明では新にNBCA予約領域201を設け、
初期領域202はNBCA予約領域201の後からとす
る。
【0103】NBCA予約領域201は、ランドプリピ
ットアドレスを振られたグルーブからなり、このグルー
ブ領域212へのデータの記録は禁止する。即ちグルー
ブはミラー状態とする。
【0104】オプションでこの領域中にNBCAが記録
される。NBCAは初期化装置またはYAGレーザー等
でバーストカッティング記録する。
【0105】NBCA記録はグルーブにデータが記録さ
れていないミラー状態のグルーブ領域212に記録され
るのでデータ信号による外乱が無く、良好なNBCA信
号が得られる。またグルーブのデータ信号とNBCA信
号との分別の必要もない。
【0106】NBCAの記録位置は所定の半径位置で規
定されているが、このNBCA予約領域201内に記録
することとする。
【0107】NBCAがNBCA予約領域201内に記
録されているかどうかは、NBCA予約領域201のラ
ンドプリピットアドレスから確認できる。そのためにこ
の領域にはランドプリピットアドレスが振られている。
【0108】NBCA予約領域201内にNBCAが記
録されるとリードイン領域のNBCA予約領域の最初の
数トラックと、最後の数トラックがミラー状態のまま残
る。
【0109】NBCAの記録位置は、所定の半径位置と
なっているが、ディスクをスピンドルモータに載せクラ
ンプして回転させたときにグルーブトラックのrun out
(偏芯)は避けられない。そのためディスクの偏芯分を見
積もってNBCAがNBCA予約領域に納まるように、
NBCA予約領域の最初の数トラックと最後の数トラッ
クは偏芯量以上の余裕のある幅またはトラック数である
ことが望ましい。
【0110】例えばピークからピーク(peak to peak)
の偏芯が70umのとき、NBCA予約領域の最初の数トラ
ックと最後の数トラックは35um以上の未記録グルーブ数
幅であることが望ましい。
【0111】また、NBCA予約領域201にNBCA
が記録されたときは、NBCAの記録されたトラックの
ランドプリピット情報の再生は困難となる。
【0112】初期領域202は、ランドプリピット情報
を持ったグルーブ領域213であり、記録機で所定のデ
ータがグルーブに記録される。ランドプリピットにディ
スクの物理情報、製造者情報等が記録されており、記録
機ではこの領域のランドプリピット情報を再生する。
【0113】DVD−RW バージョン1.0規格ではコン
トロールデータ領域が読み取り不能エンボスで形成され
ると設定していたため、コントロールデータ領域の代替
としてこの初期領域内にRW物理フォーマット情報領域
が設置されていた。しかし、コントロールデータ領域が
再生可能なエンボスで形成されればRW物理フォーマッ
ト情報を敢えて記録、再生する必要はない。そのためこ
の初期領域内からRW物理フォーマット情報領域を削除
した。
【0114】それにより再生機ではRW物理フォーマッ
ト情報とコントロールデータの両方を読み込む必要がな
くなり、コントロールデータだけを再生すればよいの
で、再生機の再生待ち時間が短縮され再生パフォーマン
スが向上する。
【0115】また記録機ではこの初期領域201を1度
記録すれば、データの書換えの必要がなく記録時間が短
縮し記録パフォーマンスも向上する。
【0116】この初期領域201は、ランドプリピット
情報の記録機での再生が目的であるので、もしランドプ
リピット形成が可能なら読み取り可能なエンンボスでデ
ータを記録してもよい。
【0117】バッファ領域0、参照コード領域203、
バッファー領域1、コントロールデータ領域204を、
読み取り可能エンボス領域214とする。
【0118】読み取り可能なエンボスとするとランドプ
リピットの形成は技術的に難しいので、この領域にはラ
ンドプリピットは設けない。読み取り可能なエンボスと
するとエンボスデータでセクタアドレスも記録されるの
で、敢えてランドプリピットを設ける必要もない。また
ランドプリピットは記録機での記録のときの記録位置の
特定用に使用されるので、読み取り可能なエンボスとな
っていれば記録機での記録の必要もないので、同じくラ
ンドプリピットは必要ではない。
【0119】バッファ領域0は、読み取り可能なエンボ
スで特定のデータが記録される。記録可能な初期領域と
隣接し、図11(a)に示すように、初期領域グルーブ
の記録データ111とバッファ領域0の読み取り可能な
エンボス112はリンキングエラーなくECCブロック
単位で結合される。つまり記録データとエンボスデータ
のリンキングは、図11(a)に示されるようにECC
ブロック単位でリンクされる。ここにバッファ領域0を
設置したことによって、もし記録データとエンボスデー
タのリンクでエラーとなっても再生に必要なデータには
影響しないという効果がある。バッファ領域0はそのた
め32ECCブロック程度が望ましい。
【0120】参照コード領域203は、再生信号のキャ
リブレーション用に設けられた領域で特定バターンのデ
ータが記録される。この特定パターンは固定データなの
で書換える必要はなく読み取り可能でエンボスで記録さ
れる。この領域は2ECCブロック程度である。
【0121】バッファ領域1は、読み取り可能なエンボ
スで特定のデータが記録される。次のコントロールデー
タ領域204へのアクセスが容易となるように設けられ
ている。この領域は30ECCブロック程度である。
【0122】コントロールデータ領域204は、読み取
り可能なエンボスで所定のデータが記録される。この領
域にディスクの管理情報が記録される。識別情報Bもこ
の領域内に必要な容量が確保される。この領域は172E
CCブロック程度である。
【0123】コントロールデータ領域204は再生に必
要な情報を含むため、再生機で安定に再生できるように
コントロールデータ領域だけでなく、この領域の前にあ
るバッファ領域0、参照コード領域203、バッファ領
域1の一連領域を読み取り可能なエンボスとしている。
【0124】初期領域の書換え可能データと読み取り可
能なエンボスではトラックの状態が異なるため再生信号
の振幅が異なったり、オフセットを生じ易い。そこで、
読み取れるエンボス領域の前に別の読み取れるエンボス
領域を配置することによって目的のエンボス領域の再生
が容易となる。
【0125】ガードトラック領域205は、読み取れな
いエンボスで形成される。この領域は次のグルーブ領域
に正確にデータを記録できるように記録のタイミングを
とるためにランドプリピットが配設されている。そのた
め記録タイミングを確保するために16ECCブロック程
度の領域が望ましい。この領域のエンボスデータはグル
ーブ深さと同じエンボスピットで形成されているため信
号が小さく、再生信号の変調度は0.09以上程度である。
【0126】読み取り可能なエンボス領域214と読み
取れないエンボス領域215とのリンクは図11(b)
に示されるように、読み取れるエンボスのデータ121
はECCブロック単位で中断される。読み取りできない
エンボス122ではECC処理ができず、この領域には
有効なデータがないものとして処理される。ランドプリ
ピットでセクタ位置は確認される。
【0127】エキストラボーダ領域206は、グルーブ
領域で物理フォーマット情報の更新情報と実際にディス
クに記録されているボーダ領域の位置情報が記録され
る。
【0128】コントロールデータ領域はエンボスのため
固定データとなっているので、このエキストラボーダ領
域に実際にディスクにデータを記録したときに更新が必
要なディスク管理情報が記録される。この更新が必要な
データ量からこの領域は32ECCブロック程度が望まし
い。この領域も記録機でのデータ記録用にランドプリピ
ットが配設される。
【0129】図11(c)に示すように、読み取れない
エンボス131で形成されたガードトラック領域とグル
ーブに記録されるエキストラボーダ領域は、図のるよう
にECCブロック単位でデータが再開される。エキスト
ラボーダ領域の次の領域からユーザデータ132が記録
されるデータ領域となる。データ領域は半径24mm付近か
ら始まる。
【0130】リードイン領域の始まりは半径22.6mm付近
であり、NBCA記録でリードイン領域の半径23.6mm付
近まで使用するので残りの領域は0.4mm程度である。初
期領域をおよそ0.2mm程度(312ECCブロック)確保でき
たので、読み取り可能なエンボス領域のコントロールデ
ータを読み取るときに、誤ってNBCA領域のグルーブ
ミラー領域に光学ヘッドがアクセスして読み取りエラー
となるのを防止できる。
【0131】光学ヘッドの粗アクセス精度は0.10mm〜0.
15mm程度であるので、本発明の物理フォーマットに対し
ては問題なくコントロールデータの再生ができる。
【0132】このように読み取れるエンボスで形成され
たコントロールデータ領域の前に別の読み取れるエンボ
ス領域を配置したことにより、再生信号の振幅変動、オ
フセットがなく安定にコントロールデータが再生でき
る。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
2の識別情報をユーザが書き換え出来ないようにエンボ
スでDVD−RWに記録することが可能となり、第2の
識別情報の不正な使用を防止できる。またDVDーRの
ような追記型記録媒体にも本発明の物理フォーマットを
持ちいればエンボスで第2の識別情報の記録が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るディスクの要部となるリードン
領域の構成を示す説明図。
【図2】DVD−RWの全体的なデータ配置構成を示す
図。
【図3】図2のディスクのリードインエリアの基本構成
を示す説明図。
【図4】この発明に係るディスクのプリピット情報のフ
ォーマットの例を示す説明図。
【図5】図4のアプリケーションコードのデータ構造例
を示す図。
【図6】この発明に係るディスクの記録再生装置に一例
を示す構成図。
【図7】この発明に係る記録再生装置の記録時の動作例
を説明するために示したフローチャート。
【図8】この発明に係る記録再生装置の再生時の動作例
を説明するために示したフローチャート。
【図9】この発明に係るディスクに対してグルーブ及び
エンボスピットを形成する場合の製造例を示す説明図。
【図10】この発明のさらに別の実施の形態による物理
フォーマットを示す説明図。
【図11】図10に示した物理フォーマットにおける各
領域の境界の様子を示す説明図。
【符号の説明】
11…R-Information(R情報)領域、12…リードイ
ン領域、13…Data Recordable(データ記録可能)領
域、41,42…ミラー領域、43…読み取り可能エン
ボス領域、52,53,56…リンギングロス領域、5
5…初期領域、57…システム予約領域、61…コント
ロールデータ領域。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク内周側より第1のグルーブ領
    域、第1のミラー領域、第1のエンンボス領域、第2の
    ミラー領域、第2のグルーブ領域、第2のエンンボス領
    域、第3のグルーブ領域を有することを特徴とする情報
    記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記第1のエンンボス領域は再生機で記
    録情報の再生が可能なエンボスで形成され、第2のエン
    ボス領域は再生機では記録情報の再生が困難なエンボス
    で形成されていることを特徴とする請求項1記載の情報
    記録媒体。
  3. 【請求項3】 第1の識別情報を前記第1のエンボス領
    域に記録し、第2の識別情報を前記第1のエンボス領域
    の前記第1の識別情報とは重ならない領域に記録し、前
    記第1の識別情報と第2の識別情報の記録形態が異なる
    ことを特徴とする請求項1記載の情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記第1の識別情報はバーストカッティ
    ングエリアとして記録され、前記第2の識別情報はエン
    ボスで記録されていることを特徴とする請求項3記載の
    情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 ランドプリピットに第1の識別情報と第
    2の識別情報が記録されているかどうかを示す判別情報
    をあらかじめ記録したことを特徴とする情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記判別情報がランドプリピットのアプ
    リケーションコードで定義されていることを特徴とする
    請求項5記載の情報記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記第1のエンボス領域のエンボスピッ
    トの深さは、前記第1、第2及び第3のグルーブ領域の
    グルーブの深さと異なることを特徴とする請求項1記載
    の情報記録媒体。
  8. 【請求項8】 ディスクに情報を記録する記録装置にお
    いて、 前記ディスクのランドプリピット部に記録されているメ
    ディアタイプの情報とパートバージョンの情報を再生
    し、前記メディアタイプとパートバージョンの情報から
    該ディスクが第1の識別情報と第2の識別情報が記録さ
    れているディスクであるかどうかを判別する手段を有し
    たことを特徴とする情報記録装置。
  9. 【請求項9】 ディスクに情報を再生する情報再生装置
    において、 物理フォーマット情報領域に第1の識別情報が記録され
    ているかどうかの判別フラグを再生し、前記第1の識別
    情報が記録されていると判別された場合、第2の識別情
    報も記録されていると判別し、前記第1の識別情報と第
    2の識別情報を再生処理することを特徴とする情報再生
    装置。
  10. 【請求項10】 第1のエンボス領域には、記録形態が
    異なる第1の識別情報と第2の識別情報とを重ならない
    ように記録されており、ランドプリピットには前記第1
    の識別情報と第2の識別情報が記録されているかどうか
    を示す判別情報があらかじめ記録されているディスクに
    ユーザ情報を記録する記録方法であって、 前記ランドプリピットの判別情報を読み取り、前記第1
    と第2の識別情報が記録されていることを認識したとき
    は、前記エンボス領域の第1、第2の識別情報を読み取
    り再生し、この第1、第2の識別情報を利用してユーザ
    データを処理して記録を行うことを特徴とする情報記録
    方法。
  11. 【請求項11】 第1のエンボス領域には、記録形態が
    異なる第1の識別情報と第2の識別情報とを重ならない
    ように記録されており、ランドプリピットには前記第1
    の識別情報と第2の識別情報が記録されているかどうか
    を示す判別情報があらかじめ記録されているディスクに
    記録されているユーザ情報を再生する再生方法であっ
    て、 前記ランドプリピットの判別情報を読み取り、前記第1
    と第2の識別情報が記録されていることを認識したとき
    は、前記エンボス領域の第1、第2の識別情報を読み取
    り再生し、この第1、第2の識別情報を利用してユーザ
    データを再生処理することを特徴とする情報再生方法。
  12. 【請求項12】 ディスク内周側より第1のグルーブ領
    域、第2のグルーブ領域、第3のグルーブ領域、第1の
    エンボス領域、第2のエンボス領域、第3のエンボス領
    域、第4のグルーブ領域、第5のグルーブ領域を有する
    ことを特徴とする情報記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記第2のグルーブ領域は、オプショ
    ンで第1の識別情報が記録され、第1の識別情報が記録
    されていないときは、グルーブトラックが未記録状態で
    あることを特徴とする請求項12記載の情報記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記の第3のグルーブ領域は、特定の
    データが記録されることを特徴とする請求項12記載の
    情報記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記の第1のエンボス領域は再生装置
    で読み取りできるエンボスで形成されていることを特徴
    とする請求項12記載の情報記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記の第2のエンボス領域は再生装置
    で読み取りできるエンボスで形成されていることを特徴
    とする請求項12記載の情報記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記の第3のエンボス領域は再生装置
    でデータとして読み取れないエンボスで形成されている
    ことを特徴とする請求項12記載の情報記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記の第4のグルーブ領域は、特定の
    データが記録されることを特徴とする請求項12記載の
    情報記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記の第5のグルーブ領域は、ユーザ
    データが記録されることを特徴とする請求項12記載の
    情報記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記の第3のエンボス領域のエンボス
    のピット深さは、他のグルーブ領域のグルーブの深さと
    ほぼ同じであることを特徴とする請求項12記載の情報
    記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記の第1と第2のエンボス領域のエ
    ンボスのピット深さは、ほぼ同じで、前記第3のエンボ
    スのピット深さより深いことを特徴とする請求項12記
    載の情報記録媒体。
  22. 【請求項22】 前記の第1と第2のエンボス領域はラ
    ンドプリピットが無く、前記第3のエンボス領域はラン
    ドプリピットを有することを特徴とする請求項12情報
    記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記の第2のグルーブ領域、第3のグ
    ルーブ領域、第1のエンボス領域、第2のエンボス領
    域、第3のエンボス領域、第4のグルーブ領域からリー
    ドイン領域が構成されていることを特徴とする請求項1
    2記載の情報記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記の第2のエンボス領域にはディス
    クの管理情報が記録され、第2の識別情報もオプション
    でこの領域に記録されることを特徴とする請求項12記
    載の情報記録媒体。
  25. 【請求項25】 グルーブデータ領域とエンボスデータ
    領域とをエラー訂正コード(ECC)ブロック単位で連続
    に記録することを特徴とするデータ記録方法。
  26. 【請求項26】 読み取りできるエンボスデータ領域と
    読み取りできないエンボスデータ領域とをエラー訂正コ
    ード(ECC)ブロック単位で不連続に記録することを特
    徴とするデータ記録方法。
  27. 【請求項27】 読み取りできないエンボスデータ領域
    とグルーブデータ領域とをエラー訂正コード(ECC)ブ
    ロック単位で不連続に記録することを特徴とするデータ
    記録方法
JP2000163048A 2000-05-31 2000-05-31 情報記録媒体及び情報記録再生装置及び方法 Pending JP2001344765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000163048A JP2001344765A (ja) 2000-05-31 2000-05-31 情報記録媒体及び情報記録再生装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000163048A JP2001344765A (ja) 2000-05-31 2000-05-31 情報記録媒体及び情報記録再生装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001344765A true JP2001344765A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18666865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000163048A Pending JP2001344765A (ja) 2000-05-31 2000-05-31 情報記録媒体及び情報記録再生装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001344765A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003065367A1 (en) * 2002-01-31 2003-08-07 Sony Corporation Recording medium, recording method, and recording apparatus
JP2006004068A (ja) * 2004-06-16 2006-01-05 Fujitsu Ltd ディスクシステム
JP2007513452A (ja) * 2003-12-02 2007-05-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 記録担体上のコンテンツ保護
JP2008027577A (ja) * 2003-01-23 2008-02-07 Lg Electron Inc 選択的情報を有する記録媒体と、その記録媒体にデータを形成し、記録し、再生するための装置及び方法と、再生を制御するための装置及び方法
JP2009037728A (ja) * 2006-06-08 2009-02-19 Toshiba Corp 情報記憶媒体
US7599274B2 (en) 2003-01-23 2009-10-06 Lg Electronics Inc. Recording medium with intermittent or alternate wobbled pits and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US8009832B2 (en) 2003-01-24 2011-08-30 Lg Electronics Inc. Method of managing copy protection information of a recording medium, recording medium with copy protection information for contents recorded thereon, and reproducing method for the recording medium
US8139248B2 (en) 2006-06-08 2012-03-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Information distribution system, its distribution center apparatus and user terminal apparatus, and information storage medium usable for the system

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003065367A1 (en) * 2002-01-31 2003-08-07 Sony Corporation Recording medium, recording method, and recording apparatus
US8000218B2 (en) 2002-01-31 2011-08-16 Sony Corporation Recording medium, recording method, and recording apparatus
US7733756B2 (en) 2003-01-23 2010-06-08 Lg Electronics, Inc. Recording medium with optional information and apparatus and methods for forming, recording, reproducing and controlling reproduction of the recording medium
US8707055B2 (en) 2003-01-23 2014-04-22 Lg Electronics Inc. Recording medium with copy protection information formed in intermittent or alternate wobbled pits and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7599274B2 (en) 2003-01-23 2009-10-06 Lg Electronics Inc. Recording medium with intermittent or alternate wobbled pits and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7609604B2 (en) 2003-01-23 2009-10-27 Lg Electronics Inc. Recording medium with intermittent or alternate wobbled pits and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US7733755B2 (en) 2003-01-23 2010-06-08 Lg Electronics, Inc. Recording medium with optional information and apparatus and methods for forming, recording, reproducing and controlling reproduction of the recording medium
JP2008027577A (ja) * 2003-01-23 2008-02-07 Lg Electron Inc 選択的情報を有する記録媒体と、その記録媒体にデータを形成し、記録し、再生するための装置及び方法と、再生を制御するための装置及び方法
JP4571660B2 (ja) * 2003-01-23 2010-10-27 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 選択的情報を有する記録媒体と、その記録媒体にデータを形成し、記録し、再生するための装置及び方法と、再生を制御するための装置及び方法
US7908488B2 (en) 2003-01-23 2011-03-15 Lg Electronics Inc. Recording medium with copy protection information formed in intermittent or alternate wobbled pits and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US8009832B2 (en) 2003-01-24 2011-08-30 Lg Electronics Inc. Method of managing copy protection information of a recording medium, recording medium with copy protection information for contents recorded thereon, and reproducing method for the recording medium
US8090103B2 (en) 2003-01-24 2012-01-03 Lg Electronics Inc. Method of managing copy protection information of a recording medium, recording medium with copy protection information for contents recorded thereon, and reproducing method for the recording medium
JP2007513452A (ja) * 2003-12-02 2007-05-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 記録担体上のコンテンツ保護
JP4537772B2 (ja) * 2004-06-16 2010-09-08 富士通株式会社 ディスクシステム
JP2006004068A (ja) * 2004-06-16 2006-01-05 Fujitsu Ltd ディスクシステム
US8139248B2 (en) 2006-06-08 2012-03-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Information distribution system, its distribution center apparatus and user terminal apparatus, and information storage medium usable for the system
JP2009037728A (ja) * 2006-06-08 2009-02-19 Toshiba Corp 情報記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4802439B2 (ja) 記録媒体の記録および/または再生方法、並びに記録媒体の記録および/または再生装置
JP4878649B2 (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、情報記録媒体の再生装置、情報記録媒体の記録方法、および情報記録媒体の記録装置
JP2001344765A (ja) 情報記録媒体及び情報記録再生装置及び方法
JP4168580B2 (ja) 情報記録媒体記録装置、情報記録媒体記録方法、情報記録媒体再生装置、情報記録媒体再生方法
JP2002197674A (ja) 光ディスク及び光ディスク再生装置
JP2002150557A (ja) 光学式記録媒体の記録装置及び方法
JP3391385B2 (ja) 情報記録媒体及び情報記録媒体再生方法
WO2005024805A1 (ja) 情報記録媒体
WO2006004089A1 (ja) 情報記録媒体
JP2008123678A (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法および記録装置
JP2008123675A (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法および記録装置
JP2008123684A (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法および記録装置
JP2008123685A (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法および記録装置
JP2008123677A (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法および記録装置
JP2008123686A (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法および記録装置
JP2008123681A (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法および記録装置
JP2008123683A (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法および記録装置
JP2008123682A (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法および記録装置
JP2008123680A (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法および記録装置
JP2008123676A (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法および記録装置
KR20040003288A (ko) 고밀도 광디스크와, 그에 따른 광디스크 장치에서의 재생제한방법
JP2008123679A (ja) 情報記録媒体、情報記録媒体の再生方法、再生装置、記録方法および記録装置