JP2001344145A - 情報提供装置及びその情報提供装置での処理をコンピュータに行なわせるためのプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

情報提供装置及びその情報提供装置での処理をコンピュータに行なわせるためのプログラムを格納した記憶媒体

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JP2001344145A
JP2001344145A JP2000164945A JP2000164945A JP2001344145A JP 2001344145 A JP2001344145 A JP 2001344145A JP 2000164945 A JP2000164945 A JP 2000164945A JP 2000164945 A JP2000164945 A JP 2000164945A JP 2001344145 A JP2001344145 A JP 2001344145A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、ネットワークの通信性能に
応じてキャッシュデータの有効期間を動的に変更するこ
とを可能とし、要求元への無応答状態を回避するように
した情報提供装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の課題は、ネットワークを経由し
て情報提供をする少なくとも一つの情報提供元サーバと
接続し、該情報提供元サーバのプロキシサーバとしてキ
ャッシュデータを用いて複数のクライアントへ情報を提
供する情報提供装置において、各クライアントから着信
した情報提供を要求する情報提供要求を蓄積する着信要
求蓄積手段と、上記着信要求蓄積手段に蓄積された情報
提供要求の着信してから発行するまでの発行待ち状態を
判定する情報提供要求状態判定手段と、上記情報提供要
求状態判定手段の判定結果に基づいて、キャッシュデー
タの有効期間を決定するキャッシュデータ有効期間決定
手段とを有し、上記キャッシュデータ有効期間決定手段
によって有効となったキャッシュデータを利用し、各ク
ライアントの情報提供要求に応答するようにした情報提
供装置にて達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供元サーバ
のプロキシサーバとしてキャッシュデータを用いてクラ
イアントへ情報を提供する情報提供装置に係り、詳しく
は、キャッシュデータの有効期間を情報提供サーバとの
処理時間の長さに応じて動的に変更し、クライアントへ
の情報提供を制御する情報提供装置を提供するものであ
る。
【0002】また、本発明は、その情報提供装置での処
理をコンピュータに行なわせるためのプログラムを格納
した記憶媒体に関する。
【0003】
【従来の技術】従来より、プロキシサーバは、例えば、
図1に示されるようなネットワーク構成において、専用
線又はLAN(Local Area Network)によってWebサー
バ(情報提供元)と接続し、公衆回線網等を経由して各
クライアント(要求元)と接続及び通信を行なってお
り、WWW(World Wide Web)による情報交換に用いるh
ttpプロトコルを中継する役割を持っている。
【0004】Webサーバと各クライアント間のhtt
pプロトコルを中継する際に、プロキシサーバが行なう
キャッシュ評価は、例えば、送受信するデータがキャッ
シュに蓄積されることを明示的に禁止されているか、或
いは、データの有効期限が既に経過しているかを判断し
キャッシュへの蓄積を制御している。これらのキャッシ
ュ評価に基づいて、一度中継したhttp要求に対する
応答データを蓄積し、後に着信した要求を示すURL及
びその付帯情報等が等しいと評価できる同一要求に対し
て、要求の格納元、或いは、上位のプロキシサーバに問
い合わせることなくキャッシュデータを用いることで応
答するものである。この様なキャッシュ評価の主な目的
として、一つは、同一の応答を得ると想定される複数の
要求に対し、プロキシサーバがキャッシュを用いた応答
を返すことで、プロキシサーバから格納元までの資源や
費用の消費を避けることである。ここで、資源や費用と
して、例えば、ネットワークのバンド幅、オンデマンド
型接続回線での呼設定回数、Webサーバ、或いは、上
位プロキシサーバ等である。もう一つは、キャッシュか
らの応答取得がWebサーバ、或いは、上位プロキシサ
ーバからの応答取得に比べて応答時間が短いときに、要
求元へ短時間で応答を提供することである。従来のキャ
ッシュ評価の技術の例として、図2に示されるように、
経験的に決められたつ固定の数値(図2のMIN_AG
E及びMAX_AGE等)をパラメータとして、キャッ
シュの有効性をそのデータに関する経過時間情報を基に
評価する方法がある。例えば、図2より、データをプロ
キシサーバが取得してからの経過時間AGEを、キャッ
シュのデータが常に無効となる最大経過時間MAX_A
GEと比較し、経過時間AGEが最大経過時間MAX_
AGEより大きい場合には、キャッシュデータは無効と
決定される。この場合には、プロキシサーバは、キャッ
シュを使用せずWebサーバへ要求を発行する。このよ
うに、経過時間AGEが最大経過時間MAX_AGEを
超えない限り、原則、プロキシサーバのキャッシュデー
タを有効とし、要求元への応答時間を効果的に短縮する
ことができる。
【0005】その他、キャッシュ内容評価の結果、We
bサーバへ要求を決定し、要求を行なった後に一定時間
内に応答が得られなかった時にキャッシュの内容を取り
出して応答する方法(特開平10−105481)、キ
ャッシュ内データへの要求頻度を基に、データの優先度
を決定し、それに基づきキャッシュデータの先読み込み
を実施する方法(特開平11−149405)、及び、
キャッシュ内データの保存優先度として、データの取得
コストと要求頻度に基づく発生確立によって計算された
データ入手コストを用いて、キャッシュから廃棄するデ
ータを優先付けるキャッシュデータ評価を行なう方法
(特開平11−15707)等がある。これらキャッシ
ュ評価により、キャッシュを制御し、要求元への短時間
での応答を実現してきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来におけるキャッシュ評価の技術においては、以下に述
べる問題点がある。
【0007】従来においては、キャッシュデータの有効
性をデータと対応する要求に関する経過時間情報で評価
しており、データの有効期間に関しては経験則に基づい
ている。実際の稼動状況でのプロキシサーバの負荷状況
が高く、特に情報提供元への要求処理の待ち行列が長く
なっている場合に、そのまま要求への応答時間増大につ
ながるという問題があった。つまり、図2より、最大経
過時間MAX_AGE等は、経験則に基づいて設定され
た固定値であり、要求に対する経過時間がこの最大経過
時間MAX_AGEを超えてしまうと、情報提供元への
要求処理及び情報提供元からの応答処理が完了するま
で、要求元では無応答状態となってしまう。
【0008】通常要求では、機械的な待ち時間の制限や
心理的に待ちきれない状態に至り要求を中止するような
人的な時間の制限がある。要求への応答時間は応答の有
効性を低下させても応答をすべき状況において、応答が
されないと言う問題があった。
【0009】一方、Webサーバへの要求後、一定時間
内を超えてしまった場合に、上記同様に要求元での無応
答状態を引き起こす場合があり、有効性を低下させても
応答することが可能となったが、要求後の情報提供元か
らの応答が一定時間内にないことを基準としているた
め、応答時間の改善をすることができない。
【0010】また、優先付けによってキャッシュ内のデ
ータを制御する方法では、プロキシへの要求集中や情報
提供元へのネットワーク混雑等の外部要因による応答低
下時の性能を改善できない。
【0011】よって、キャッシュ評価において、プロキ
シサーバへの要求の集中又はネットワークの混雑等によ
る通信性能の劣化時においても、要求元への無応答状態
を回避する方法が必要とされている。
【0012】そこで、本発明の第一の課題は、ネットワ
ークの通信性能に応じてキャッシュデータの有効期間を
動的に変更することを可能とし、要求元への無応答状態
を回避するようにした情報提供装置を提供することであ
る。
【0013】また、本発明の第二の課題は、上記のよう
な情報提供装置での処理をコンピュータに行なわせるた
めのプログラムを格納した記憶媒体を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題を解決す
るため、本発明は、請求項1記載に記載されるように、
ネットワークを経由して情報提供をする少なくとも一つ
の情報提供元サーバと接続し、該情報提供元サーバのプ
ロキシサーバとしてキャッシュデータを用いて複数のク
ライアントへ情報を提供する情報提供装置において、各
クライアントから着信した情報提供を要求する情報提供
要求を蓄積する着信要求蓄積手段と、上記着信要求蓄積
手段に蓄積された情報提供要求の着信してから発行する
までの発行待ち状態を判定する情報提供要求状態判定手
段と、上記情報提供要求状態判定手段の判定結果に基づ
いて、キャッシュデータの有効期間を決定するキャッシ
ュデータ有効期間決定手段とを有し、上記キャッシュデ
ータ有効期間決定手段によって有効となったキャッシュ
データを利用し、各クライアントの情報提供要求に応答
するように構成される。
【0015】このような情報提供装置では、着信してか
ら発行するまでに要した発行待ち状態に基づいてキャッ
シュデータの有効期間が決定される。
【0016】従って、キャッシュデータを発行待ち状態
に基づいて動的に評価することができ、要求元からの情
報提供要求の集中によってプロキシサーバとしての情報
提供装置の処理能力が低下し、ネットワークの通信性能
が悪化した場合においても、要求元への情報提供を効果
的に行なうことができる。
【0017】上記発行待ち状態は、例えば、情報提供要
求の着信時刻と情報提供元サーバへ発行した発行時刻に
基づいて計算される発行待ち時間又は所定期間内の平均
発行待ち時間、或いは、上記着信要求蓄積手段に蓄積さ
れた発行待ちの情報提供要求の個数又は所定期間内の発
行待ちの情報提供要求の平均個数等で示される。
【0018】上記キャッシュデータ有効期間決定手段
は、例えば、平均発行待ち状態に応じて単純に増加する
ような関数を用いて、キャッシュデータ有効期間を決定
する。或いは、平均発行待ち状態に応じてキャッシュデ
ータ有効期間が予め設定されたテーブルを用いても良
い。
【0019】または、本発明は、請求項2に記載される
ように、ネットワークを経由して情報提供をする少なく
とも一つの情報提供元サーバと接続し、該情報提供元サ
ーバのプロキシサーバとしてキャッシュデータを用いて
複数のクライアントへ情報を提供する情報提供装置にお
いて、各クライアントから着信した情報提供を要求する
情報提供要求を情報提供元サーバへ発行後、蓄積する第
一の要求蓄積手段と、上記第一の要求蓄積手段に蓄積さ
れた情報提供要求を発行してから応答を受信するまでの
応答待ち状態を判定する第一の情報提供要求状態判定手
段と、上記第一の情報提供要求状態判定手段の判定結果
に基づいて、キャッシュデータの有効期間を決定するキ
ャッシュデータ有効期間決定手段とを有し、上記キャッ
シュデータ有効期間決定手段によって有効となったキャ
ッシュデータを利用し、各クライアントの情報提供要求
に応答するように構成される。
【0020】このような情報提供装置では、発行してか
ら応答を受信するまでの応答待ち状態に基づいてキャッ
シュデータの有効期間が決定される。
【0021】従って、キャッシュデータを応答待ち状態
に基づいて動的に評価することができ、情報提供元サー
バとの通信性能が悪化した場合においても、要求元への
情報提供を効果的に行なうことができる。
【0022】また、このような情報提供装置では、応答
を待つ要求元を無応答状態にすることがない。
【0023】上記応答待ち状態は、例えば、情報提供要
求の情報提供元サーバへの発行時刻と情報提供元サーバ
からの応答を受信した応答時刻に基づいて計算される応
答待ち時間又は所定期間内の平均応答待ち時間、或い
は、上記発行要求蓄積手段に蓄積された応答待ちの情報
提供要求の個数又は所定期間内の応答待ちの情報提供要
求の平均個数等で示される。
【0024】また、情報提供要求を着信してから発行す
るまでに要した発行待ち状態及び情報提供要求を発行し
てから応答を受信するまでに要した応答待ち状態に応じ
てキャッシュを評価するという観点から、本発明は、請
求項3に記載されるように、請求項2記載の情報提供装
置において、各クライアントから着信した情報提供要求
を蓄積する第二の要求蓄積手段と、上記第二の要求蓄積
手段に蓄積された情報提供要求の着信してから発行する
までの発行待ち状態を判定する第二の情報提供要求状態
判定手段と、上記キャッシュデータ有効期間決定手段
は、上記第一の情報提供状態判定手段の判定結果と共
に、上記第二の情報提供状態判定手段の判定結果に基づ
いて、上記キャッシュデータの有効期間を決定するよう
に構成される。
【0025】このような情報提供装置では、ネットワー
クの通信性能の劣化を待ち状態の大きさで判断すること
ができる。また、より長い待ち状態に応じてキャッシュ
データの有効期間が決定されるキャッシュ評価により、
要求元との通信性能又は情報提供元サーバとの通信性能
の劣化に依存しない情報提供を要求元に行なうことがで
きる。
【0026】上記第二の課題を解決するため、本発明
は、請求項4に記載されるように、ネットワークを経由
して情報提供をする少なくとも一つの情報提供元サーバ
と接続され、該情報提供元サーバのプロキシサーバとし
てキャッシュデータを用いて複数のクライアントへ情報
を提供する情報提供装置での処理をコンピュータに行な
わせるためのプログラムを格納した記憶媒体において、
各クライアントから着信した情報提供を要求する情報提
供要求を蓄積する着信要求蓄積手順と、上記着信要求蓄
積手順に蓄積された情報提供要求の着信してから発行す
るまでの発行待ち状態を判定する情報提供要求状態判定
手順と、上記情報提供要求状態判定手順の判定結果に基
づいて、キャッシュデータの有効期間を決定するキャッ
シュデータ有効期間決定手順とを有し、上記キャッシュ
データ有効期間決定手順によって有効となったキャッシ
ュデータを利用し、各クライアントの情報提供要求に応
答するようにしたプログラムを格納した記憶媒体として
構成される。
【0027】または、本発明は、請求項5に記載される
ように、ネットワークを経由して情報提供をする少なく
とも一つの情報提供元サーバと接続され、該情報提供元
サーバのプロキシサーバとしてキャッシュデータを用い
て複数のクライアントへ情報を提供する情報提供装置で
の処理をコンピュータに行なわせるためのプログラムを
格納した記憶媒体において、各クライアントから着信し
た情報提供を要求する情報提供要求を情報提供元サーバ
へ発行後、蓄積する第一の要求蓄積手順と、上記第一の
要求蓄積手順に蓄積された情報提供要求を発行してから
応答を受信するまでの応答待ち状態を判定する第一の情
報提供要求状態判定手順と、上記第一の情報提供要求状
態判定手順の判定結果に基づいて、キャッシュデータの
有効期間を決定するキャッシュデータ有効期間決定手順
とを有し、上記キャッシュデータ有効期間決定手順によ
って有効となったキャッシュデータを利用し、各クライ
アントの情報提供要求に応答するようにしたプログラム
を格納した記憶媒体として構成される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0029】本発明の実施の一形態に係る情報提供装置
のハードウェア構成は、例えば、図3に示すようになっ
ている。
【0030】図3において、この情報提供装置は、CP
U(中央演算処理ユニット)11、メモリユニット1
2、コンソール入出力ユニット14、補助記憶装置1
6、CD−ROMドライブユニット17及び通信ユニッ
ト18を有している。これらの各ユニット11、12、
14、16、17及び通信ユニット18は、バスBに接
続されている。
【0031】CPU11は、メモリユニット12に格納
されたプログラムに従って当該情報提供装置を制御する
と共に、後述するような情報提供装置でのキャッシュ評
価処理を行う。メモリユニット12は、RAM及びRO
Mにて構成され、CPU11にて実行されるプログラ
ム、CPU11での処理に必要なデータ、CPU11で
の処理にて得られたデータ等を格納する。また、メモリ
ユニット12の一部の領域が、CPU11での処理に利
用されるワークエリアとして割り付けられている。
【0032】コンソール入出力ユニット14は、CPU
11の制御のもとにマウス、キーボード、及び、CRT
等を有し、必要な各種情報を入力及び出力するために用
いられる。
【0033】補助記憶装置16は、例えば、ハードディ
スクユニットにて構成され、各種ファイル、テーブル、
及び、プログラム等を格納する。
【0034】通信ユニット18は、http要求元とな
る各クライアントとは、例えば、公衆回線網を経由して
接続するために、情報提供元となるWebサーバとは、
例えば、専用線又はLANによって直接アクセスするた
めに使用される。
【0035】キャッシュ評価処理に係るプログラムは、
例えば、CD−ROM50によって当該情報提供装置に
提供される。即ち、キャッシュ評価処理に係るプログラ
ムが保存されたCD−ROM20がCD−ROMドライ
ブユニット17にセットされると、CD−ROMドライ
ブユニット17がCD−ROM20から当該プログラム
を読み出し、その読み出されたプログラムがバスBを介
して補助記憶装置16にインストールされる。そして、
このキャッシュ評価処理が起動されると、補助記憶装置
16にインストールされた当該プログラムに従ってCP
U11がその処理を開始する。尚、当該プログラムを格
納する媒体としてCD−ROM20に限定するものでは
なく、コンピュータが読み取り可能な媒体であればよ
い。
【0036】本発明の実施の一形態に係る情報提供装置
におけるキャッシュ評価処理について、図4によって説
明する。
【0037】図4は、キャッシュ評価処理を行なう情報
提供装置の一例を示す図である。
【0038】図4より、本発明の実施の一形態に係る情
報提供装置100は、図1のプロキシサーバに相当し、
proxy制御部101と、設定保存部102と、タイ
マー103と、IPインタフェース104と、到着要求
の状態判定部105と、到着要求保存部106と、外向
けhttp要求保存部107と、キャッシュ格納部10
8と、コンソール入出力処理部109とで構成される。
【0039】proxy制御部101は図3のCPU1
1に相当し、IPインタフェース104は図3の通信ユ
ニット18に相当し、コンソール入出力処理部109は
図3のコンソール入出力ユニット14に相当する。ま
た、設定保存部102、到着要求の状態判定部105、
到着要求保存部106、及び、外向けhttp要求保存
部107で管理される情報は、図3の補助記憶装置16
に格納される。キャッシュ格納部108は、図3のメモ
リユニットに位置し、proxy制御部101でのキャ
ッシュ評価処理によって情報の格納及び読み出しが高速
に実行される。
【0040】情報提供装置100が起動すると、設定保
存部102からキャッシュデータ処理に関する設定情報
を読み込み、要求元からのhttp要求の到着を待つ。
要求元は、このプロキシサーバを利用する図1のクライ
アント又は下位プロキシサーバであり、http要求は
要求元からこのプロキシサーバに到着する。
【0041】要求元からhttp要求が到着するとpr
oxy制御部101は、キャッシュ格納部108によっ
てhttp要求に対応するキャッシュデータの有無を判
断し、対応するキャッシュデータの有効性を到着要求の
状態判定部105の情報によって判断する。
【0042】到着要求の状態判定部105は、到着要求
保存部106に格納されている要求の統計情報を保持
し、キャッシュ使用の判断に必要な情報を提供する。
【0043】要求元からプロキシサーバ100に到着し
たhttp要求は、到着要求保存部106に累積され
る。到着要求保存部106に蓄積されたhttp要求
は、外部向けhttp要求保存部107に空きがある場
合に、情報提供元への発行処理を行なうため、外部向け
http要求保存部107に累積される。
【0044】外部向けhttp要求保存部107に累積
されたhttp要求は、情報提供元への発行処理後、情
報提供元からの応答を受けるまでの間、或いは、情報提
供元からの応答待ちが時間切れとなるまでの間保存され
る。
【0045】タイマ103は、プロキシサーバ100で
の保存時間切れのhttp要求を破棄するために使用さ
れる。
【0046】proxy制御部101では、http要
求に対応するキャッシュデータを時間的に評価すると共
に、到着要求の状態判定部105から得た情報により、
到着要求全体の統計情報に基づき、到着要求の待ち行列
の大きさを判定する。proxy制御部101は、待ち
行列の大きさに応じて、キャッシュによる応答処理の条
件付けを動的に変更し、http要求に対しキャッシュ
データによって応答するように制御する。
【0047】次に、プロキシサーバ100においてpr
oxy制御部101(CPU11)によって実行される
キャッシュ評価処理を、図5から図8に示すフローチャ
ートによって説明する。
【0048】図5は、キャッシュ評価処理のメインフロ
ーを説明するすフローチャート図である。
【0049】プロキシサーバ100において、キャッシ
ュ評価処理が起動すると、proxy制御部101は設
定保存部102からキャッシュデータ処理に関する設定
情報を読み込み(ステップS31)、イベントの到着を
待つ(ステップS32)。イベントは、例えば、設定変
更依頼、プロキシサーバ100への処理要求、外部又は
上位プロキシサーバからのhttp要求に対する応答の
到着、外部へ発信済みhttp要求の所定の応答待ち時
間が経過したことを示すタイマー経過、及び、http
要求の終了を示す要求終了等である。
【0050】イベントを受けると、該イベントが設定変
更イベントであるかが判断される(ステップS33)。
設定変更イベントであった場合には、例えば、prox
y制御部101は、プロキシサーバ100を管理する管
理者等に、接続された図3のコンソール入出力ユニット
14から、或いは、遠隔操作によりリモートデバイス等
から設定の変更を促し、ステップS31へ戻る。設定方
法は、図4のIPインタフェース104等のネットワー
クインタフェースを使ってネットワーク機能を有する機
器によって設定できるようにすることが可能である。
【0051】設定イベントでなかった場合は、キャッシ
ュ評価処理はステップS34へ進み、該イベントが外部
へ発行済みのhttp要求に対する応答であるかを判断
する。proxy制御部101は、外部へ発行済みht
tp要求を外部向けhttp要求保存部107に記録
し、外部向けhttp要求保存部107によって、応答
の到着まで、或いは、要求応答時間が経過するまでの間
管理される。ステップS34で、該イベントが外部へ発
行済みhttp要求に対する応答であると判断される場
合、キャッシュ評価処理は外部応答処理P100を実行
する。キャッシュ評価処理が外部応答処理P100から
復帰すると、次のイベントを判断するためステップS3
3へ戻る。
【0052】一方、ステップS34で該イベントが外部
へ発行済みhttp要求に対する応答でないと判断され
る場合、キャッシュ評価処理はステップS35へ進む。
【0053】ステップS35で、該イベントが新たなh
ttp要求の到着であるかを判断する。新たなhttp
要求の到着である場合、到着要求処理P200が実行さ
れる。キャッシュ評価処理が到着要求処理P200から
復帰すると、次のイベントを判断するためステップS3
3へ戻る。
【0054】一方、新たなhttp要求の到着でない場
合、ステップS37へ進む。
【0055】ステップS37で、設定時間が経過したこ
とを通知するイベントであるか否かを判断する。イベン
トが設定時間の経過を示している場合、proxy制御
部101は、タイマ経過処理P300を実行する。イベ
ントが設定時間の経過を示していない場合、キャッシュ
評価処理が終了する。
【0056】次に、図5のキャッシュ評価処理のメイン
フローから実行される各処理部について説明する。
【0057】図6は、外部応答処理P100を説明する
フローチャート図である。
【0058】図6より、図5のステップS34でイベン
トが外部へ発行済みhttp要求に対する応答であると
判断され、外部応答処理P100が起動されると、pr
oxy制御部101は、該応答を応答すべき要求元(ク
ライアント)へ送信する(ステップS110)。
【0059】proxy制御部101は、外部から受信
した該応答の種別及び付加情報に基づいてキャッシュに
保存可能かどうかを判断する(ステップS120)。キ
ャッシュに保存可能である場合、proxy制御部10
1は、キャッシュ格納部108に該応答のデータを追
加、或いは、既に対応するデータがある場合にはデータ
を置換し最新データに更新する(ステップS130)。
この場合、キャッシュ格納部108に、キャッシュ対象
となるデータを記録するだけでなく、該応答に関する管
理情報、例えば、該応答のhttpヘッダに含まれる更
新日時情報とキャッシュしたプロキシサーバ100での
該応答データの取得日時等も同時に記録する。一方、ス
テップS120で、キャッシュ保存が不可であると判断
した場合、又は、ステップS130の処理後、ステップ
S140が実行される。
【0060】ステップS140で、該応答に対応するh
ttp要求は完了したものと見なし、外部向けhttp
要求保存部107から、保存されている対応するhtt
p要求を削除する。
【0061】ステップS150で、proxy制御部1
01は、プロキシサーバ100が要求元からの発行待ち
のhttp要求があるかを判断する。つまり、到着要求
保存部106に、要求元から到着後の発行待ちのhtt
p要求が蓄積されているかをチェックする。発行待ちの
http要求がない場合、画何時応答処理P100は終
了しキャッシュ評価処理のメインフローへ復帰する。一
方、発行待ちのhttp要求がある場合、proxy制
御部101はステップS160を実行する。
【0062】ステップS160で、proxy制御部1
01は外部向けhttp要求保存部107の空き資源を
チェックする。つまり、該空き資源の容量は現在発行可
能なhttp要求の個数を示す。proxy制御部10
1は、該空き資源の容量に応じた個数分の未発行のht
tp要求を、到着要求保存部106から待ち順に情報提
供元へと発行する。この場合、http要求の発行処理
が完了すると、発行済みとなったhttp要求は、到着
要求保存部106から削除され、外部向けhttp要求
保存部107に蓄積される。外部応答処理P100は終
了し、キャッシュ評価処理のメインフローへ復帰する。
【0063】図7は、到着要求処理を説明するフローチ
ャート図である。
【0064】図7より、図5のステップS35でイベン
トが新たなhttp要求の到着であると判断されると、
図4の到着要求保存部106に登録(蓄積)する(ステ
ップS205)。更に、http要求が持つ制限情報を
チェックし、該http要求に対応するキャッシュデー
タの使用が許可されているかを判断する(ステップS2
10)。キャッシュデータの使用が不可である場合、該
http要求を情報提供元へ発行するためステップS2
70へ進む。一方、キャッシュデータの使用が可能であ
る場合、次のステップS220へ進む。
【0065】ステップS220で、proxy制御部1
01は、キャッシュ格納部108に到着http要求に
対応するキャッシュデータが有るか否かを判断する。キ
ャッシュデータが無い場合、ステップS270へ進む。
キャッシュデータが有る場合、ステップS230へ進
む。
【0066】ステップS230で、proxy制御部1
01は、到着要求の状態判定部105からhttp要求
が到着しから発行されるまでの待ち時間の平均発行待ち
時間を取得し(ステップS230)、取得した平均発行
待ち時間に基づいて図2に示される最大経過時間MAX
_AGEを補正する(ステップS240)。最大経過時
間MAX_AGEの補正方法は後述される。
【0067】ステップS250で、補正した最大経過時
間MAX_AGEによって、到着http要求に対応す
るキャッシュデータが有効となるかを判断する。キャッ
シュデータが有効でないと判断された場合、該http
要求を情報提供元へ発行するためステップS270へ進
む。一方、キャッシュデータが有効であると判断された
場合、該キャッシュデータが、該http要求に対する
応答として要求元へ返却される(ステップS260)。
外部応答処理は終了し、キャッシュ評価処理のメインフ
ローへ復帰する。
【0068】ステップS210の判断でキャッシュデー
タの使用が不可の場合、ステップS220の判断で到着
http要求に対応するキャッシュデータがない場合、
又は、ステップS250でキャッシュデータが有効でな
い場合、該http要求を情報提供元へ発行するため
に、外部向けhttp要求保存部107に登録(蓄積)
する(ステップS270)。外部向けhttp要求保存
部107に蓄積された該http要求は、情報提供元へ
の発行処理が可能になった時に発行される。外部応答処
理は終了し、キャッシュ評価処理のメインフローへ復帰
する。
【0069】図8は、タイマー経過処理P300を説明
するフローチャート図である。
【0070】図8より、図5のステップS37でイベン
トが設定時間の経過を通知していると判断され、タイマ
ー経過処理P300が起動されると、proxy制御部
101は、時間切れとなった外部向けhttp要求があ
るか否かを判断する(ステップS310)。つまり、到
着要求保存部106に蓄積された到着http要求を検
索し、情報提供元への発行待ちで時間切れとなったht
tp要求があるか否かを判断する。時間切れとなった外
部向けhttp要求がない場合、タイマー経過処理P3
00を終了する。時間切れとなった外部向けhttp要
求がある場合、時間切れとなったhttp要求を外部向
けhttp要求保存部107から削除し、次のhttp
要求の発行処理を行なうため、図6に示すステップS1
40へ進む。
【0071】上述到着要求処理P200で登録されたh
ttp要求は、例えば、図9に示されるように要着要求
保存部106に蓄積される。図9には、説明の便宜上、
備考を付してある。
【0072】図9より、図4の到着要求保存部106
は、到着要求IDと、到着時刻と、要求先(情報提供
元)と、キャッシュ使用可否と、画何時要求IDとで構
成される。
【0073】図7に示される到着要求処理P200が起
動される際に、一意に採番された到着要求IDと共に到
着http要求が登録(蓄積)される(ステップS20
5参照)。
【0074】また、登録した時間を到着時刻として記録
し、要求先に、例えば、httpで始まるWebアドレ
スを記録する。
【0075】更に、到着要求処理P200でのキャッシ
ュ使用可否判断に応じて、キャッシュ使用可否を記録す
る。外部要求IDには、http要求が情報提供元への
発行可能状態となり外部向けhttp要求保存部107
に登録(蓄積)される際に一意に採番される外部要求I
Dが対応付けされる。例えば、到着要求ID13、到着
要求ID014及び到着要求ID015は、発行可能な
状態である(「外部へ要求中」或いは「結果待ち」であ
る)ことを示している。一方、外部要求IDが対応づけ
られていない到着要求ID016は、未だ発行可能状態
となっていない(「未処理」である)ことを示す。
【0076】上述外部応答処理P100で登録されたh
ttp要求は、例えば、図10に示されるように外部向
けhttp要求保存部107に蓄積される。図10に
は、説明の便宜上、備考を付してある。
【0077】図10より、図4の外部向けhttp要求
部107は、要求先(情報提供元)と、外部要求時刻
と、外部要求IDとで構成される。
【0078】図6に示される外部応答処理P100にお
いて、発行待ちのhttp要求が一意に採番された外部
要求IDと関連付けて蓄積される。例えば、図9の到着
要求保存部106の例において、到着要求ID014が
未処理であった場合、該到着要求ID014が採番され
た外部要求ID200と関連付けて蓄積され、図10に
示されるように、外部要求ID200が登録される。同
時に、図9の到着要求ID014の外部要求IDに外部
要求ID200が記録される。
【0079】また、既に登録された外部要求ID199
の発行処理が開始されると、外部要求時刻に、例えば、
発行処理の開始時刻22:10:25が記録される。
【0080】つまり、図9に示される外部要求ID19
9と外部要求ID200が対応付けされた到着要求ID
013、到着要求ID014及び到着要求ID015の
http要求は、外部向けhttp要求保存部107に
登録されていることを示すが、情報提供元への発行処理
をしているとは限らない。例えば、図10において、外
部要求ID199は、既に外部要求時刻22:10:2
5で情報提供元へ発行処理を行なっているが、外部要求
ID200は、外部要求時刻が未記入であることより、
発行処理は行なわれていないことを示している。図9の
到着要求ID013は発行処理を行なっているが、到着
要求ID014及び到着要求ID015は行なわれてい
ないことになる。
【0081】図6に示す外部応答処理P100(ステッ
プS150及びS160)が、図9及び図10で示され
る状態で参照した場合、図10の外部向けhttp要求
保存部107にhttp要求1つ分の空き資源があるた
め、図9に示す到着要求保存部106の発行処理が未処
理である到着要求ID016が、新たに外部向けhtt
p要求保存部107に登録される。
【0082】更に、例えば、図10に示す外部向けht
tp要求保存部107の外部要求ID199の情報提供
元への発行処理が完了すると、外部要求ID199と関
連付けられた図9に示す到着要求ID013が到着要求
保存部106から削除されると共に、外部要求ID19
9も外部向けhttp要求保存部107からも削除され
る。この時、削除対象となった到着要求ID013の到
着時刻22:10:23と情報提供元へ発行された発行
時刻として削除時刻とが取得され、図4の到着要求状態
判定部105に蓄積される。
【0083】到着要求状態判定部105は、所定時間
(例えば、5分間)毎に蓄積された複数のhttp要求
に関する到着時刻と発行時刻とから平均発行待ち時間を
求めることができる。求めた平均発行待ち時間は保持さ
れ、所定時間毎に更新される。平均発行待ち時間は、前
記図7に示す到着要求処理P200のステップS230
で参照される。
【0084】更に、前記図7に示す到着要求処理P20
0のステップS240での最大経過時間MAX_AGE
の補正方法について詳細を説明する。
【0085】本発明の実施の一形態に係る情報提供装置
の最大経過時間MAX_AGEの補正方法は、図2に示
される従来のキャッシュ評価の例を改良することによっ
て実現できる。
【0086】上述より、平均待ち時間M_WAITは、
到着要求の状態判定部105によって所定時間毎に計算
される平均発行待ち時間とする。
【0087】また、設定値として、待ち状態を判断する
ための基準待ち時間WAIT_UNITを設ける。基準
待ち時間WAIT_UNITは、最大経過時間MAX_
AGEを動的に変更するか否かを判断するために平均待
ち時間M_WAITと比較される。この比較結果に応じ
て、新しい最大経過時間MAX_AGE2が決定され
る。この新しい最大経過時間MAX_AGE2及び経過
時間AGEに応じて、キャッシュ評価が判断されるよう
にすれば良い。
【0088】新しい最大経過時間MAX_AGE2は、
例えば、図11に示されるように決定される。
【0089】図11は、最大経過時間の補正方法の例を
示す図である。
【0090】図11より、平均待ち時間M_WAITが
基準待ち時間WAIT_UNITを超えているか否かを
判断し(ステップS91)、平均待ち時間M_WAIT
が基準待ち時間WAIT_UNITを超えている場合、
平均待ち時間M_WAITから基準待ち時間WAIT_
UNITを差し引いた値を2の指数とした2の指数乗に
最大経過時間MAX_AGEを掛けた値を新しい最大経
過時間MAX_AGE2とする(ステップS92)。
【0091】一方、平均待ち時間M_WAITが基準待
ち時間WAIT_UNITを超えていない場合、最大経
過時間MAX_AGEを新しい最大経過時間MAX_A
GE2とする(ステップS93)。
【0092】上述ステップS91からS93の処理を図
2の(1)で示されるif文以前に実行されるように
(例えば、(1)if文の直前に実行)、かつ、(1)
if文の最大経過時間MAX_AGEを新しい最大経過
時間MAX_AGE2に書き換えることによって、キャ
ッシュ評価の改善が可能となる。
【0093】これら変更によって、要求元からhttp
要求が到着して図4の到着要求保存部106に蓄積され
てから削除されるまでの平均待ち時間M_WAITが基
準待ち時間WAIT_UNIT以下の場合は、従来型の
キャッシュ評価で処理され、平均待ち時間M_WAIT
が基準待ち時間WAIT_UNITを超えている場合
は、最大経過時間は大きくする方向に補正され、キャッ
シュ内データの有効期限が延長されることになる。
【0094】補正計算式は、上記ステップS92に示さ
れる計算式に限らず、キャッシュ内データの有効期限が
延長されるような処理であれば良い。最大経過時間が大
きくなる方向に補正されれば良く、他の単調増加を示す
関数、或いは、平均待ち時間M_WAITの値に応じて
所定のテーブルを参照するようにしても良い。
【0095】上記ステップS92に示される補正計算式
によれば、例えば、最大経過時間MAX_AGEを60
(分)、及び、基準待ち時間WAIT_UNITを5
(秒)とした場合の新しい最大経過時間MAX_AGE
2は、平均待ち時間M_WAITに応じて図12に示さ
れるような変化量を示す。
【0096】図12は、最大経過時間の変化量の例を示
す図である。
【0097】図12より、新しい最大経過時間MAX_
AGE2は、平均待ち時間M_WAITが5秒までは6
0分で一定であり、それ以後は、平均待ち時間M_WA
ITが6秒の場合120分に変化し、8秒の場合480
分に変化し、10秒の場合1920分に変化する。
【0098】上記補正方法において、平均待ち時間M_
WAITは、図4の到着要求保存部106に登録された
http要求が送信可能状態となり外部向けhttp要
求保存部107に登録されるまでの時間の平均としても
良い。或いは、平均待ち時間M_WAITの代わりに、
所定時間毎の到着要求保存部106に蓄積されているh
ttp要求の個数(待ち行列数)を使用しても良い。
【0099】更に、最大経過時間MAX_AGEの補正
に限らず、例えば、図2に示されるキャッシュが常に有
効とされる最小経過時間MIN_AGE、又は、経過時
間AGEとデータ更新時刻からプロキシサーバ100が
取得するまでの更新後経過時間との比率で判断するため
の基準比率PERCENTを増大させる方向で補正して
も良い。更に、上記最大経過時間MAX_AGE、最大
経過時間MAX_AGE、最小経過時間MIN_AG
E、及び、基準比率PERCENTの複数を同時に補正
しても良い。
【0100】次に、キャッシュ評価処理の他の例を説明
する。
【0101】図13は、キャッシュ評価処理を行なう情
報提供装置の他の例を示す図である。図13中、図4と
同一部分には同一符号を付し、その説明は省略される。
【0102】図13より、本発明の実施の一形態に係る
情報提供装置200は、図1のプロキシサーバに相当
し、proxy制御部101と、設定保存部102と、
タイマー103と、IPインタフェース104と、外部
向け要求の状態判定部205と、到着要求保存部106
と、外向けhttp要求保存部107と、キャッシュ格
納部108と、コンソール入出力処理部109とで構成
される。
【0103】情報提供装置200と図4に示す情報提供
装置100との違いは、情報提供装置200は、到着要
求の状態判定部105の代わりに外部向け要求の状態判
定部205を有する構成とすることである。
【0104】情報提供装置200が起動すると、情報提
供装置100と同様に、設定保存部102からキャッシ
ュデータ処理に関する設定情報を読み込み、要求元から
のhttp要求の到着を待つ。
【0105】要求元からhttp要求が到着するとpr
oxy制御部101は、キャッシュ格納部108によっ
てhttp要求に対応するキャッシュデータの有無を判
断し、対応するキャッシュデータの有効性を外部向け要
求の状態判定部205の情報によって判断する。
【0106】外部向け要求の状態判定部205は、外部
向けhttp要求保存部107に格納されている要求の
統計情報を保持し、キャッシュ使用の判断に必要な情報
を提供する。
【0107】proxy制御部101では、http要
求に対応するキャッシュデータを時間的に評価すると共
に、外部向け要求の状態判定部205から得た情報によ
り、外部向け要求全体の統計情報に基づき、到着要求の
待ち行列の大きさを判定する。proxy制御部101
は、待ち行列の大きさに応じて、キャッシュによる応答
処理の条件付けを動的に変更し、http要求に対しキ
ャッシュデータによって応答するように制御する。
【0108】プロキシサーバ200において、外部向け
要求保存部107に蓄積されたhttp要求が情報提供
元から応答を受信する毎に、該http要求の外部要求
時刻と応答受信の時刻とが外部向け要求の状態判定部2
05に蓄積される。外部向け要求の状態判定部205
は、所定時間毎に、蓄積されたhttp要求の外部要求
時刻と応答受信の時刻とから平均応答待ち時間を求め、
外部向け要求の状態判定部205内に保存する。
【0109】図11において、プロキシサーバ200に
おけるキャッシュ評価処理では、上記平均応答待ち時間
を平均待ち時間M_WAITとし、図11に示される最
大経過時間の補正方法を適用することができる。
【0110】よって、情報提供元へのhttp要求の処
理状態に応じて、キャッシュデータの有効期間を動的に
変更することが可能となる。要求元への応答時間が改善
され、要求元を待たせることなく情報提供をスムーズに
行なうことができる。
【0111】更に、プロキシサーバに、到着要求の状態
判定部105と外部向け要求の状態判定部205の2つ
の判定部を有する構成とすることによって、http要
求の発行待ちの平均時間及びhttp要求の応答待ちの
平均時間とでキャッシュデータの有効期間を動的に変更
することも可能である。
【0112】例えば、proxy制御部101が所定時
間毎に、到着要求の状態判定部105に保存される発行
待ちの平均時間と、外部向け要求の状態判定部205に
保存される応答待ちの平均時間とを参照するようにし、
上記平均時間のうち長い方を平均待ち時間M_WAIT
として図11に示す補正方法に適用すれば良い。或い
は、各平均時間毎に新しい最大経過時間MAX_AGE
2を求め、どちらか大きい新しい最大経過時間MAX_
AGE2をキャッシュデータの有効期間の判断に使用す
るようにすれば良い。
【0113】よって、http要求の発行待ち時間或い
は応答待ち時間の何れか一方の長い待ち時間に応じてキ
ャッシュデータを動的に変更することによって、要求元
への情報提供を制御することができる。
【0114】また、上記プロキシサーバ100及び20
0は、複数の提供元へのhttp要求への応答に対して
キャッシュ評価処理を行なうことが可能である。
【0115】なお、上記例において、図7に示すステッ
プS205での処理が請求項1の着信要求蓄積手段に対
応し、ステップS240での処理が請求項1のキャッシ
ュデータ有効期間決定手段に対応する。
【0116】また、図5に示すステップS160及び図
7に示すステップS270での処理が請求項2の発行要
求蓄積手段に対応し、図7に示すステップS240での
処理が請求項1のキャッシュデータ有効期間決定手段に
対応する。
【0117】
【発明の効果】以上、説明してきたように、請求項1乃
至3記載の本願発明によれば、クライアントから情報提
供要求を着信してからWebサーバへ発行するまでに要
した発行待ち時間又は/及び情報提供要求をWebサー
バへ発行してからWebサーバの応答を受信するまでに
要した応答待ち時間に応じてキャッシュを評価する。
【0118】従って、ネットワークの通信性能を上記待
ち時間の大きさによって評価することができ、その通信
性能の度合いに応じてキャッシュデータの有効期限を調
整することが可能となる。通信性能に依存しないクライ
アントへの応答を実現することができる。
【0119】さらに、請求項4乃至5記載の本願発明に
よれば、上記のような情報提供装置での処理をコンピュ
ータに行なわせるためのプログラムを格納した記憶媒体
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ネットワーク構成の例を示す図であ
る。
【図2】図2は、キャッシュ評価の例を示す図である。
【図3】図3は、ハードウェア構成の例を示す図であ
る。
【図4】図4は、キャッシュ評価処理を行なう情報提供
装置の一例を示す図である。
【図5】図5は、キャッシュ評価処理のメインフローを
説明するフローチャート図である。
【図6】図6は、外部応答処理を説明するフローチャー
ト図である。
【図7】図7は、到着要求処理を説明するフローチャー
ト図である。
【図8】図8は、タイマー経過処理を説明するフローチ
ャート図である。
【図9】図9は、到着要求保存部の例を示す図である。
【図10】図10は、外部向けhttp要求保存部の例
を示す図である。
【図11】図11は、最大経過時間の補正方法の例を示
す図である。
【図12】図12は、最大経過時間の変化量の例を示す
図である。
【図13】図13は、キャッシュ評価処理を行なう情報
提供装置の他の例を示す図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 メモリユニット 14 コンソール入出力ユニット 16 補助記憶装置 17 CD−ROMドライバ 18 通信ユニット 20 CD−ROM B バス 100、200 プロキシサーバ 101 p
roxy制御部 105 到着要求の状態判定部 106 到着要求保存部 107 外部向けhttp要求保存部 108 キャッシュ格納部 205 外部向け要求の状態判定部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを経由して情報提供をする
    少なくとも一つの情報提供元サーバと接続し、該情報提
    供元サーバのプロキシサーバとしてキャッシュデータを
    用いて複数のクライアントへ情報を提供する情報提供装
    置において、 各クライアントから着信した情報提供を要求する情報提
    供要求を蓄積する着信要求蓄積手段と、 上記着信要求蓄積手段に蓄積された情報提供要求の着信
    してから発行するまでの発行待ち状態を判定する情報提
    供要求状態判定手段と、 上記情報提供要求状態判定手段の判定結果に基づいて、
    キャッシュデータの有効期間を決定するキャッシュデー
    タ有効期間決定手段とを有し、 上記キャッシュデータ有効期間決定手段によって有効と
    なったキャッシュデータを利用し、各クライアントの情
    報提供要求に応答するようにした情報提供装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークを経由して情報提供をする
    少なくとも一つの情報提供元サーバと接続し、該情報提
    供元サーバのプロキシサーバとしてキャッシュデータを
    用いて複数のクライアントへ情報を提供する情報提供装
    置において、 各クライアントから着信した情報提供を要求する情報提
    供要求を情報提供元サーバへ発行後、蓄積する第一の要
    求蓄積手段と、 上記第一の要求蓄積手段に蓄積された情報提供要求を発
    行してから応答を受信するまでの応答待ち状態を判定す
    る第一の情報提供要求状態判定手段と、 上記第一の情報提供要求状態判定手段の判定結果に基づ
    いて、キャッシュデータの有効期間を決定するキャッシ
    ュデータ有効期間決定手段とを有し、 上記キャッシュデータ有効期間決定手段によって有効と
    なったキャッシュデータを利用し、各クライアントの情
    報提供要求に応答するようにした情報提供装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報提供装置において、 各クライアントから着信した情報提供要求を蓄積する第
    二の要求蓄積手段と、 上記第二の要求蓄積手段に蓄積された情報提供要求の着
    信してから発行するまでの発行待ち状態を判定する第二
    の情報提供要求状態判定手段と、 上記キャッシュデータ有効期間決定手段は、上記第一の
    情報提供状態判定手段の判定結果と共に、上記第二の情
    報提供状態判定手段の判定結果に基づいて、上記キャッ
    シュデータの有効期間を決定するようにした情報提供装
    置。
  4. 【請求項4】 ネットワークを経由して情報提供をする
    少なくとも一つの情報提供元サーバと接続し、該情報提
    供元サーバのプロキシサーバとしてキャッシュデータを
    用いて複数のクライアントへ情報を提供する情報提供装
    置での処理をコンピュータに行なわせるためのプログラ
    ムを格納した記憶媒体において、 各クライアントから着信した情報提供を要求する情報提
    供要求を蓄積する着信要求蓄積手順と、 上記着信要求蓄積手順に蓄積された情報提供要求の着信
    してから発行するまでの発行待ち状態を判定する情報提
    供要求状態判定手順と、 上記情報提供要求状態判定手順の判定結果に基づいて、
    キャッシュデータの有効期間を決定するキャッシュデー
    タ有効期間決定手順とを有し、 上記キャッシュデータ有効期間決定手順によって有効と
    なったキャッシュデータを利用し、各クライアントの情
    報提供要求に応答するようにしたプログラムを格納した
    記憶媒体。
  5. 【請求項5】 ネットワークを経由して情報提供をする
    少なくとも一つの情報提供元サーバと接続し、該情報提
    供元サーバのプロキシサーバとしてキャッシュデータを
    用いて複数のクライアントへ情報を提供する情報提供装
    置での処理をコンピュータに行なわせるためのプログラ
    ムを格納した記憶媒体において、 各クライアントから着信した情報提供を要求する情報提
    供要求を情報提供元サーバへ発行後、蓄積する第一の要
    求蓄積手順と、 上記第一の要求蓄積手順に蓄積された情報提供要求を発
    行してから応答を受信するまでの応答待ち状態を判定す
    る第一の情報提供要求状態判定手順と、 上記第一の情報提供要求状態判定手順の判定結果に基づ
    いて、キャッシュデータの有効期間を決定するキャッシ
    ュデータ有効期間決定手順とを有し、 上記キャッシュデータ有効期間決定手順によって有効と
    なったキャッシュデータを利用し、各クライアントの情
    報提供要求に応答するようにしたプログラムを格納した
    記憶媒体。
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