JP2001342138A - ウィルスを不活化する方法 - Google Patents

ウィルスを不活化する方法

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JP2001342138A
JP2001342138A JP2000204368A JP2000204368A JP2001342138A JP 2001342138 A JP2001342138 A JP 2001342138A JP 2000204368 A JP2000204368 A JP 2000204368A JP 2000204368 A JP2000204368 A JP 2000204368A JP 2001342138 A JP2001342138 A JP 2001342138A
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hiv
silicone oil
inactivating
blood
dimethyl silicone
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JP2000204368A
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Yoshiaki Nagaura
善昭 長浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HIV、HBV,HCV,HTLV−1,H
TLV−2,PERVなどの、レトロウィルスに感染し
ている患者の命を、延命させるための治療手段に必要な
技術を提供する。 【解決手段】 表面張力が低くて、毒性が低くて、不活
性で、耐酸化性にすぐれていて、撥水性にすぐれてい
て、耐剪断性にすぐれていて、それでいて、他の物質に
溶けにくい物質である、ジメチルポリシロキサン構造を
持っている、ジメチルシリコーンオイルに特殊な分散剤
を配合して、ジメチルシリコーンオイルコンパウンドに
した後、ジメチルシリコーンオイルコンパウンドに、複
数の乳化剤(界面活性剤)と、複数の添加剤を混合して
乳化した、シリコーンエマルジョンを、エイズ(HI
V)患者の血液中に、極く微量、注射して、血液中に存
在する、フリー状態のHIV、及び白血球の表面上に非
共有結合状態で存在している、HIVを不活化する、ウ
ィルスを不活化する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、HIV,HBC,HC
V,HTLV−1、HTLV−2、又はPERVなど
の、レトロウィルスに感染している患者の命を、延命さ
せるための治療に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、HIVなどのレトロウィ
ルスに感染している患者に対しては、薬物を投与して発
症を抑えているが、体内、及び血液中に存在する、それ
らのウィルスを不活化(殺す)することは出来ず、有効
な治療手段とはなっていなかった。薬物に関しては、い
ろいろな研究が重ねられているが、副作用などの問題も
あり、実際に有用になるには、相当の年月が必要となる
と考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、HIV、H
BV,HCV,HTLV−1,HTLV−2,又はPE
RVなどの、レトロウィルスに感染している患者の命
を、延命させるための治療手段を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、血液中にフリ
ー状態で、または白血球の表面上に非共有結合状態で存
在している、HIVなどのレトロウィルスが、界面活性
剤(乳化剤)により不活化(破壊)されるという知見に
基づいて、人体の体内における、HIVなどのレトロウ
ィルスの数値を低減させ、白血球の数を増加させること
により、エイズ(HIV)患者の発症を、未然に防ぐよ
うにしたものである。ただし、人体の体内より、HIV
などのレトロウィルスを完全に、なくしてしまう、治療
手段ではなくて、人体がHIVなどのレトロウィルス
と、共存共栄するために必要な治療手段である。
【0005】具体的には、本発明は、HIVなどのレト
ロウィルスは、極く微量の、界面活性剤(ノニオン)を
投与することにより、レトロウィルスが共通して持って
いる、外膜タンパク(env遺伝子産物)(別名、エン
ベロープともいう)が破壊されるということが判ってい
る。
【0006】ただし、界面活性剤を単体にて、人間の血
液中に、直接に注射すると、界面活性剤の毒性により、
人間が死亡するので、界面活性剤の毒性を、極力低下さ
せて、界面活性剤を安定させるために、界面括性剤(ノ
ニオン)と、シリコーンオイルと、分散剤と、添加剤を
混合して乳化して(基本的には、界面活性剤とシリコー
ンオイルの2種類の薬品を混合して乳化してもよい)毒
性を低下させた、シリコーンエマルジョンを、エイズ
(HIV)患者の血液中に、極く微量、注射して、血液
中に存在する、フリー状態のHIV、または白血球の表
面上に非共有結合状態で存在するHIVなどのレトロウ
ィルスを不活化して、人体が人体の寿命を全うするため
の、人体の延命効果のある、治療手段とする。
【0007】
【発明の実施の形態】界面活性剤(ノニオン)が、HI
Vなどのレトロウィルスを、不活化(破壊)することは
判明しているけれども、界面活性剤だけを、単体にて、
血液中に注射すえいると、毒性が強いので、毒性を低下
させるためと、界面活性剤を安定させるために、表面張
力が低くて、不活性で、耐酸化性にすぐれていて、撥水
性にすぐれていて、耐剪断性にすぐれていて、それでい
て、他の物質に溶けにくい物質である、ジメチルポリシ
ロキサン構造をもっている、ジメチルシリコーンオイル
に特殊な分散剤を配合して、ジメチルシリコーンオイル
コンパウンドにした後、ジメチルシリコーンオイルコン
パウンドに、複数の界面活性剤(乳化剤)と、複数の添
加剤を混合して乳化した、シリコーンエマルジョンを、
エイズ(HIV)患者の血液中に、極く、微量、注射し
て、血液中に存在する、フリー状態のHIV、及び白血
球の表面上に非共有結合状態で存在している、HIVを
不活化して、人体が保有する、HIVなどのレトロウィ
ルスの数値を低下させて、人体の免疫力を高めて、エイ
ズの発症を未然に防止して、人体の延命効果のある、治
療手段とする。
【0008】さらに、リンパ節に存在、又はリンパ節に
て増殖する、HIV,HBV,HCV,HTLV−1,
HTLV−2などのレトロウィルスを不活化するには、
レトロウィルスに感染している患者の体温を、42℃前
後の温度に、数時間、上昇させて、人体の体温を、42
℃前後に、数時間、維持すると、リンパ節、又は白血球
と非共有結合状態にて存在している、HIVなどのレト
ロウィルスが、リンパ節、及び白血球の表面上より離脱
して、フリー状態となり、血液中にレトロウィルスが溶
解することが判明している。(上記のことは、米国のD
r.Stephan R.AshがASAIOJour
nal April 1997年にて発表している)こ
の血液中に溶解した、HIVなどのレトロウィルスを
も、人体の血液中に於いて、界面活性剤(乳化剤)を安
定させて、毒性を低下させている、シリコーンエマルジ
ョンを、血液中に、極く微量、注射することにより、H
IVなどのレトロウィルスを不活化することが出来るの
で、人体の体温を、42℃前後に上昇させて、リンパ節
より、HIVなどのレトロウィルスを離脱させて、血液
中に、HIVなどのレトロウィルスを溶解させる治療手
段と、薬物である、シリコーンエマルジョンなどの薬物
治療とを併用すると、なお、一段と効果的な治療手段と
なる。尚、温熱療法と併用しなくても、薬物であるシリ
コーンエマルジョンだけの、単体の薬物治療だけでも、
効果的な治療手段となる。
【0009】
【実施例】界面活性剤(乳化剤)の毒性を低下させるた
めと、界面活性剤を安定させるために、表面張力が低く
て、毒性が低くて、不活性で、耐酸化性にすぐれてい
て、撥水性にすぐれていて、耐剪断性にすぐれていて、
それでいて、他の物質に溶解しにくい物質である、ジメ
チルポリシロキサン構造を持っている、ジメチルシリコ
ーンオイルに特殊な分散剤を配合して、ジメチルシリコ
ーンオイルコンパウンドにした後、ジメチルシリコーン
オイルコンパウンドに、複数の界面活性剤(乳化剤)
と、複数の添加剤を配合して乳化した、シリコーンエマ
ルジョンを、エイズ患者の症状に応じて、血液中に、5
〜100ppm(0.0005〜0.01%)の割合に
て、注射して治療するので、人体の血液の総量は、約4
リッター(4000ミリリッター)なので、20mg〜
400mgの、極く微量のシリコーンエマルジョンを血
液中に、月に複数回の、割合にて、定期的に注射して、
血液中に存在する、フリー状態のHIVなどのレトロウ
ィルス、又は白血球の表面上に非共有結合状態で存在し
ている、HIVなどのレトロウィルスを不活化して、人
体が保菌、及び保有している、HIVなどのレトロウィ
ルスの数値を低下させて、人体の免疫力を高めて、エイ
ズ患者が発症するのを、未然に防止する治療手段とす
る。
【0010】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、HI
V,HBC,HCV,HTLV−1,HTLV−2、又
はPERVなどの、レトロウィルスに感染している患者
の命を、延命させる治療手段を、極く安い価格にて、入
手することが出来る、界面活性剤とジメチルシリコーン
オイルの2種類の薬品を、基本的に混合して乳化した、
シリコーンエマルジョンを、エイズ患者の治療薬として
使用することにより、極く安い、薬代にて、エイズ患者
の延命効果のある治療手段を提供することが出来る効果
がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面張力が低くて、毒性が低くて、不活
    性で、耐酸化性にすぐれていて、撥水性にすぐれてい
    て、耐剪断性にすぐれていて、それでいて、他の物質に
    溶けにくい物質である、ジメチルポリシロキサン構造を
    持った、ジメチルシリコーンオイルに特殊な分散剤を配
    合して、ジメチルシリコーンオイルコンパウンドにした
    後、ジメチルシリコーンオイルコンパウンドに、乳化剤
    (界面活性剤)と添加剤を混合して乳化した、シリコー
    ンエマルジョンを、エイズ(HIV)患者の血液中に、
    極く微量、注射して、血液中に存在する、フリー状態の
    HIV、及び白血球の表面上に非共有結合状態で存在し
    ている、HIVを不活化する、ウィルスを不活化する方
    法。
  2. 【請求項2】 ジメチルポリシロキサン構造を持ったジ
    メチルシリコーンオイルと、乳化剤(界面活性剤)の2
    種類を、基本的に混合して乳化した、シリコーンエマル
    ジョンを、エイズ(HIV)患者が体内に保菌してい
    る、HIVを不活化するための、治療用薬剤として使用
    する、ウィルスを不活化する方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004103343A1 (fr) * 2003-05-25 2004-12-02 Yuwan Wang Formulation a liberation prolongee a base de dimethicone

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004103343A1 (fr) * 2003-05-25 2004-12-02 Yuwan Wang Formulation a liberation prolongee a base de dimethicone

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