JP2001339769A - 端末位置情報配信システム - Google Patents
端末位置情報配信システムInfo
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- JP2001339769A JP2001339769A JP2000160169A JP2000160169A JP2001339769A JP 2001339769 A JP2001339769 A JP 2001339769A JP 2000160169 A JP2000160169 A JP 2000160169A JP 2000160169 A JP2000160169 A JP 2000160169A JP 2001339769 A JP2001339769 A JP 2001339769A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯端末の電源オフの状態でも、携帯形態の
位置情報を取得することができる端末位置情報配信シス
テムを提供すること。 【解決手段】 交換局装置90は携帯端末10を紛失し
た加入者180からの端末位置情報取得依頼信号aによ
り交換局装置90に送信すると、携帯端末10に設定さ
れている電源オン時間に自動的に交換局装置90から疑
似着信cに対応して着信信号dを基地局装置60に送出
することにより、基地局装置60と携帯端末10と間に
着信制御信号jを授受して、基地局装置60で携帯端末
10からの基地局装置60との距離情報を取得して、端
末位置情報mとして交換局装置90に送出すると、交換
局装置90で地図情報と端末位置情報信号nとを照合し
て、端末位置マップ情報pを生成し、この端末位置マッ
プ情報pを情報配信方法rに合わせて加入者180に端
末位置情報配信信号qを配信する。
位置情報を取得することができる端末位置情報配信シス
テムを提供すること。 【解決手段】 交換局装置90は携帯端末10を紛失し
た加入者180からの端末位置情報取得依頼信号aによ
り交換局装置90に送信すると、携帯端末10に設定さ
れている電源オン時間に自動的に交換局装置90から疑
似着信cに対応して着信信号dを基地局装置60に送出
することにより、基地局装置60と携帯端末10と間に
着信制御信号jを授受して、基地局装置60で携帯端末
10からの基地局装置60との距離情報を取得して、端
末位置情報mとして交換局装置90に送出すると、交換
局装置90で地図情報と端末位置情報信号nとを照合し
て、端末位置マップ情報pを生成し、この端末位置マッ
プ情報pを情報配信方法rに合わせて加入者180に端
末位置情報配信信号qを配信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯端末への着
信により携帯端末の存在する端末所在範囲、基地局装置
と携帯端末との距離などの携帯端末位置情報を取得可能
な移動通信システムにおいて、あらかじめ設定した時間
に自動的に電源をオン/オフできるなどの機能を有する
携帯端末への着信によって携帯端末位置情報を基地局装
置で取得し、携帯端末を紛失した加入者からの依頼によ
り携帯端末に設定させた電源オン時間に自動的に携帯端
末に対して交換局装置から疑似着信を行い、基地局装置
から送信される携帯端末位置情報を加入者に伝達するよ
うにして、携帯端末の電源オン/オフに関係なく端末位
置情報を加入者に配信することを可能とした端末位置情
報配信システムに関する。
信により携帯端末の存在する端末所在範囲、基地局装置
と携帯端末との距離などの携帯端末位置情報を取得可能
な移動通信システムにおいて、あらかじめ設定した時間
に自動的に電源をオン/オフできるなどの機能を有する
携帯端末への着信によって携帯端末位置情報を基地局装
置で取得し、携帯端末を紛失した加入者からの依頼によ
り携帯端末に設定させた電源オン時間に自動的に携帯端
末に対して交換局装置から疑似着信を行い、基地局装置
から送信される携帯端末位置情報を加入者に伝達するよ
うにして、携帯端末の電源オン/オフに関係なく端末位
置情報を加入者に配信することを可能とした端末位置情
報配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在の移動通信システムにおいても、P
HSの位置登録などを利用して待ち受け状態となってい
る端末の位置情報を配信するシステムや、GPS(Glob
al Positioning System:全地球測位システム)受信
回路と搭載した携帯端末を使って加入者自身が自分の存
在位置を正確に把握するシステムは存在する。
HSの位置登録などを利用して待ち受け状態となってい
る端末の位置情報を配信するシステムや、GPS(Glob
al Positioning System:全地球測位システム)受信
回路と搭載した携帯端末を使って加入者自身が自分の存
在位置を正確に把握するシステムは存在する。
【0003】一方、携帯端末の紛失に関しては携帯端末
自体の単価が安いことや、悪用を防止するためのロック
機能が装備されていることから、紛失してもメモリの電
話番号を失う程度の被害しかないため、遺失物として届
けられなければ、あきらめてしまうのが普通である。な
お、携帯端末を備えた移動体の位置監視や、無線電話機
の位置情報や電源投入状態を回線制御装置内で管理する
システムとして、たとえば、特開平11−289574
号公報、特開平11−146440号公報などを挙げる
ことができる。
自体の単価が安いことや、悪用を防止するためのロック
機能が装備されていることから、紛失してもメモリの電
話番号を失う程度の被害しかないため、遺失物として届
けられなければ、あきらめてしまうのが普通である。な
お、携帯端末を備えた移動体の位置監視や、無線電話機
の位置情報や電源投入状態を回線制御装置内で管理する
システムとして、たとえば、特開平11−289574
号公報、特開平11−146440号公報などを挙げる
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特に、携帯端末の電源
がオフの状態では位置情報を取得することは不可能であ
る。しかし、携帯端末の機能は年々充実し、データ通信
などに利用する情報端末としての役割を持つようにな
り、携帯端末自体が持つ情報が増えることにより、携帯
端末を紛失した際の影響は大きくなることが予想され、
加入者の携帯端末の利用形態によっては紛失に対して何
らかの手段を用意する必要も出てくると想定されるとい
う課題がある。
がオフの状態では位置情報を取得することは不可能であ
る。しかし、携帯端末の機能は年々充実し、データ通信
などに利用する情報端末としての役割を持つようにな
り、携帯端末自体が持つ情報が増えることにより、携帯
端末を紛失した際の影響は大きくなることが予想され、
加入者の携帯端末の利用形態によっては紛失に対して何
らかの手段を用意する必要も出てくると想定されるとい
う課題がある。
【0005】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、携帯端末の電源がオフの状態であ
っても、携帯端末の位置情報を取得することができる端
末位置情報配信システムを提供することを目的とする。
めになされたもので、携帯端末の電源がオフの状態であ
っても、携帯端末の位置情報を取得することができる端
末位置情報配信システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の端末位置情報配信システムは、あらかじ
め設定した時間に自動的に電源をオン/オフできる機能
を有する携帯端末と、上記携帯端末の存在する端末所在
範囲内にあり、上記携帯端末への着信によって携帯端末
位置情報を取得して伝達する機能を有する基地局装置
と、上記携帯端末を紛失した加入者からの依頼により上
記携帯端末に設定させた電源オン時間に自動的に上記携
帯端末に対して疑似着信を行い、上記基地局装置から送
信される上記携帯端末位置情報を加入者に伝達する機能
を有する交換局装置とを備えることを特徴とする。
に、この発明の端末位置情報配信システムは、あらかじ
め設定した時間に自動的に電源をオン/オフできる機能
を有する携帯端末と、上記携帯端末の存在する端末所在
範囲内にあり、上記携帯端末への着信によって携帯端末
位置情報を取得して伝達する機能を有する基地局装置
と、上記携帯端末を紛失した加入者からの依頼により上
記携帯端末に設定させた電源オン時間に自動的に上記携
帯端末に対して疑似着信を行い、上記基地局装置から送
信される上記携帯端末位置情報を加入者に伝達する機能
を有する交換局装置とを備えることを特徴とする。
【0007】そのため、交換局装置は、携帯端末を紛失
した加入者からの依頼により携帯端末に設定された電源
オン時間に自動的に基地局装置を介して携帯端末に対し
て疑似着信を行うと、携帯端末の着信によって基地局装
置は携帯端末からの距離情報を取得して携帯端末位置情
報として交換局装置に伝達し、交換局装置はこの携帯端
末位置情報を加入者に末伝達するようにしたので、携帯
端末の電源オン/オフに関係なく携帯端末位置情報を加
入者に配信することが可能となり、携帯端末の電源がオ
フの状態であても、携帯端末の位置情報を取得すること
ができる。
した加入者からの依頼により携帯端末に設定された電源
オン時間に自動的に基地局装置を介して携帯端末に対し
て疑似着信を行うと、携帯端末の着信によって基地局装
置は携帯端末からの距離情報を取得して携帯端末位置情
報として交換局装置に伝達し、交換局装置はこの携帯端
末位置情報を加入者に末伝達するようにしたので、携帯
端末の電源オン/オフに関係なく携帯端末位置情報を加
入者に配信することが可能となり、携帯端末の電源がオ
フの状態であても、携帯端末の位置情報を取得すること
ができる。
【0008】また、この発明の端末位置情報配信システ
ムは、あらかじめ設定された電源オン時間が記憶されて
いる設定記憶回路と、この設定記憶回路から自動電源オ
ン時間情報を受け、設定された時間になると電源ON/
OFF制御回路に電源制御信号を出力してこの電源ON
/OFF制御回路に電源オンさせて待ち受け状態にさせ
る時刻監視回路と、上記待ち受け状態のときに着信制御
信号を送受信する送受信回路とを有する携帯端末と、着
信信号を入力して上記携帯端末の上記送受信回路との間
で上記着信制御信号を授受して位相情報を出力する着信
制御回路と、上記着信制御回路による上記着信制御信号
の授受の経過において上記携帯端末の存在する端末所在
範囲情報と上記位相情報とから上記携帯端末との間の距
離を計算した距離情報を端末位置情報として出力する位
置情報取得回路とを有し、上記携帯端末の存在する端末
所在範囲内にある基地局装置と、上記携帯端末を紛失し
た加入者により所定の伝達手段を使った電話回線あるい
は固定フォーマットを使ったインターネット上から紛失
した上記携帯端末の電話番号を上記設定した電源オン時
間と、位置情報を配信する手段と、パスワードなどの端
末位置情報取得依頼信号とを入力してパスワードと認証
データ以外の端末位置取得情報を出力するサービス受付
回路と、上記サービス受付回路から出力される上記端末
位置取得情報を記憶し、上記携帯端末が自動的に電源オ
ンされる時間を疑似着信時間情報として出力するととも
に、上記携帯端末の端末番号および情報配信方法を出力
する設定記憶回路と、上記設定記憶回路から出力される
上記疑似着信時間情報を受け取り、上記携帯端末の電源
オン時間に疑似着信指示信号を出力する時刻監視回路
と、上記時刻監視回路から出力される上記疑似着信指示
信号を入力して上記設定記憶回路から上記携帯端末の端
末番号を受け取り疑似着信を出力する疑似着信制御回路
と、上記疑似着信を入力して上記着信信号を上記基地局
の上記着信制御回路に出力する交換回路と、上記基地局
の上記位置情報取得回路から出力される上記端末位置情
報を入力して端末位置情報信号を出力する位置情報収集
回路と、上記位置情報収集回路から出力される端末位置
情報信号を入力して自身が持つ地図情報とこの端末位置
情報信号とを照合して上記携帯端末が存在すると想定さ
れる範囲を示す端末位置マップ情報を出力する位置情報
データベースと、上記位置情報データベースから出力さ
れる上記端末位置マップ情報を入力して上記設定記憶回
路から出力される上記情報配信方法に合わせて上記所定
の伝達手段により端末位置情報配信信号を上記加入者に
配信する位置情報送信回路とを有する交換局装置とを備
えることを特徴とする。
ムは、あらかじめ設定された電源オン時間が記憶されて
いる設定記憶回路と、この設定記憶回路から自動電源オ
ン時間情報を受け、設定された時間になると電源ON/
OFF制御回路に電源制御信号を出力してこの電源ON
/OFF制御回路に電源オンさせて待ち受け状態にさせ
る時刻監視回路と、上記待ち受け状態のときに着信制御
信号を送受信する送受信回路とを有する携帯端末と、着
信信号を入力して上記携帯端末の上記送受信回路との間
で上記着信制御信号を授受して位相情報を出力する着信
制御回路と、上記着信制御回路による上記着信制御信号
の授受の経過において上記携帯端末の存在する端末所在
範囲情報と上記位相情報とから上記携帯端末との間の距
離を計算した距離情報を端末位置情報として出力する位
置情報取得回路とを有し、上記携帯端末の存在する端末
所在範囲内にある基地局装置と、上記携帯端末を紛失し
た加入者により所定の伝達手段を使った電話回線あるい
は固定フォーマットを使ったインターネット上から紛失
した上記携帯端末の電話番号を上記設定した電源オン時
間と、位置情報を配信する手段と、パスワードなどの端
末位置情報取得依頼信号とを入力してパスワードと認証
データ以外の端末位置取得情報を出力するサービス受付
回路と、上記サービス受付回路から出力される上記端末
位置取得情報を記憶し、上記携帯端末が自動的に電源オ
ンされる時間を疑似着信時間情報として出力するととも
に、上記携帯端末の端末番号および情報配信方法を出力
する設定記憶回路と、上記設定記憶回路から出力される
上記疑似着信時間情報を受け取り、上記携帯端末の電源
オン時間に疑似着信指示信号を出力する時刻監視回路
と、上記時刻監視回路から出力される上記疑似着信指示
信号を入力して上記設定記憶回路から上記携帯端末の端
末番号を受け取り疑似着信を出力する疑似着信制御回路
と、上記疑似着信を入力して上記着信信号を上記基地局
の上記着信制御回路に出力する交換回路と、上記基地局
の上記位置情報取得回路から出力される上記端末位置情
報を入力して端末位置情報信号を出力する位置情報収集
回路と、上記位置情報収集回路から出力される端末位置
情報信号を入力して自身が持つ地図情報とこの端末位置
情報信号とを照合して上記携帯端末が存在すると想定さ
れる範囲を示す端末位置マップ情報を出力する位置情報
データベースと、上記位置情報データベースから出力さ
れる上記端末位置マップ情報を入力して上記設定記憶回
路から出力される上記情報配信方法に合わせて上記所定
の伝達手段により端末位置情報配信信号を上記加入者に
配信する位置情報送信回路とを有する交換局装置とを備
えることを特徴とする。
【0009】そのため、携帯端末を紛失した加入者から
所定の伝達手段により端末番号、設定した端末電源オン
時間などの端末位置情報取得依頼信号を交換局装置のサ
ービス受付回路で受信すると、サービス受付回路は端末
位置取得情報を設定記憶回路に記憶させ、時刻監視回路
は設定記憶回路から携帯端末の電源がオンになる時間が
わかる疑似着信時間情報を受け、その時間に疑似着信制
御回路に対して疑似着信指示信号を送出する。疑似着信
制御回路は疑似着信指示信号を受けると、設定記憶回路
から端末番号を受信して交換回路に対して疑似着信を送
出する。疑似着信を受けた交換回路は携帯端末が存在す
る端末所在範囲内にある基地局装置の着信制御回路に送
信する。一方、携帯端末の設定記憶回路からあらかじめ
設定してあった自動電源オン時間情報を受けた時刻監視
回路は設定時間になった時点で電源ON/OFF制御回
路に電源制御信号を送信して携帯端末の電源を自動的に
オンにして待ち受け状態にする。待ち受け状態となり着
信可能となった携帯端末の送受信回路と基地局装置の着
信制御回路の間で着信制御信号がやりとりされる過程に
おいて、基地局装置の位置情報取得回路は携帯端末の位
置情報を取得して交換局装置の位置情報収集回路に端末
位置情報を送信する。位置情報収集回路からの端末位置
情報信号を受けた位置情報データベースはその位置情報
と自分が持つマップ情報とを照合して携帯端末が存在す
ると想定される場所を示す端末位置マップ情報を位置情
報送信回路に送信する。位置情報送信回路は設定記憶装
置から情報発信方法を入力して、この情報発信方法にし
たがい、加入者に対して端末位置情報配信信号を配信す
るようにしたので、携帯端末の電源オン/オフに関係な
く携帯端末位置情報を加入者に配信することが可能とな
り、携帯端末の電源がオフの状態であっても、携帯端末
の位置情報を取得することができる。
所定の伝達手段により端末番号、設定した端末電源オン
時間などの端末位置情報取得依頼信号を交換局装置のサ
ービス受付回路で受信すると、サービス受付回路は端末
位置取得情報を設定記憶回路に記憶させ、時刻監視回路
は設定記憶回路から携帯端末の電源がオンになる時間が
わかる疑似着信時間情報を受け、その時間に疑似着信制
御回路に対して疑似着信指示信号を送出する。疑似着信
制御回路は疑似着信指示信号を受けると、設定記憶回路
から端末番号を受信して交換回路に対して疑似着信を送
出する。疑似着信を受けた交換回路は携帯端末が存在す
る端末所在範囲内にある基地局装置の着信制御回路に送
信する。一方、携帯端末の設定記憶回路からあらかじめ
設定してあった自動電源オン時間情報を受けた時刻監視
回路は設定時間になった時点で電源ON/OFF制御回
路に電源制御信号を送信して携帯端末の電源を自動的に
オンにして待ち受け状態にする。待ち受け状態となり着
信可能となった携帯端末の送受信回路と基地局装置の着
信制御回路の間で着信制御信号がやりとりされる過程に
おいて、基地局装置の位置情報取得回路は携帯端末の位
置情報を取得して交換局装置の位置情報収集回路に端末
位置情報を送信する。位置情報収集回路からの端末位置
情報信号を受けた位置情報データベースはその位置情報
と自分が持つマップ情報とを照合して携帯端末が存在す
ると想定される場所を示す端末位置マップ情報を位置情
報送信回路に送信する。位置情報送信回路は設定記憶装
置から情報発信方法を入力して、この情報発信方法にし
たがい、加入者に対して端末位置情報配信信号を配信す
るようにしたので、携帯端末の電源オン/オフに関係な
く携帯端末位置情報を加入者に配信することが可能とな
り、携帯端末の電源がオフの状態であっても、携帯端末
の位置情報を取得することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次ぎに、この発明による端末位置
情報配信システムの実施の形態について図面の基づき説
明する。図1はこの発明による端末位置情報配信システ
ムの第1実施の形態の構成を示すブロック図である。こ
の図1を参照して、まず、この第1実施の形態の概要か
ら述べる。この第1実施の形態では、携帯端末10への
着信により携帯端末10の存在する端末所在範囲内に基
地局装置60が配置され、基地局装置60と形態形態1
0との距離などの携帯端末位置情報を基地局装置60で
取得可能にしている。
情報配信システムの実施の形態について図面の基づき説
明する。図1はこの発明による端末位置情報配信システ
ムの第1実施の形態の構成を示すブロック図である。こ
の図1を参照して、まず、この第1実施の形態の概要か
ら述べる。この第1実施の形態では、携帯端末10への
着信により携帯端末10の存在する端末所在範囲内に基
地局装置60が配置され、基地局装置60と形態形態1
0との距離などの携帯端末位置情報を基地局装置60で
取得可能にしている。
【0011】携帯端末10はあらかじめ、設定した時間
に自動的に電源をオン/オフできる機能を有している。
この携帯端末10を紛失した加入者180からの依頼に
より交換局装置90は携帯端末10に設定された電源オ
ン時間に自動的に、基地局装置60を介して携帯端末1
0に疑似着信を行うことにより基地局装置60が携帯端
末10から携帯端末位置情報を取得して、交換局装置に
端末位置情報信号を送信することにより、この交換局装
置90は加入者180に端末位置情報配信信号を配信す
るようにしている。これにより、携帯端末10の電源オ
ン、オフに関係なく端末位置情報を加入者180に配信
することができるようにしている。
に自動的に電源をオン/オフできる機能を有している。
この携帯端末10を紛失した加入者180からの依頼に
より交換局装置90は携帯端末10に設定された電源オ
ン時間に自動的に、基地局装置60を介して携帯端末1
0に疑似着信を行うことにより基地局装置60が携帯端
末10から携帯端末位置情報を取得して、交換局装置に
端末位置情報信号を送信することにより、この交換局装
置90は加入者180に端末位置情報配信信号を配信す
るようにしている。これにより、携帯端末10の電源オ
ン、オフに関係なく端末位置情報を加入者180に配信
することができるようにしている。
【0012】次ぎに、この第1実施の形態を詳細に説明
する。まず、図1の構成から述べる。図1において、携
帯端末10を紛失した加入者180から所定の伝達手
段、たとえば、電話回線などにより端末番号、設定した
端末電源オン時間などの端末位置情報取得依頼信号aを
交換局装置90のサービス受付回路150に伝達する。
この端末位置情報取得依頼信号aを受信したサービス受
付回路150は端末位置取得情報eを設定記憶回路14
0に記憶させる。
する。まず、図1の構成から述べる。図1において、携
帯端末10を紛失した加入者180から所定の伝達手
段、たとえば、電話回線などにより端末番号、設定した
端末電源オン時間などの端末位置情報取得依頼信号aを
交換局装置90のサービス受付回路150に伝達する。
この端末位置情報取得依頼信号aを受信したサービス受
付回路150は端末位置取得情報eを設定記憶回路14
0に記憶させる。
【0013】時刻監視回路130は設定記憶回路140
から携帯端末10の電源がオンになる時間がわかる疑似
着信時間情報fを受け、その時間に疑似着信制御回路1
20に対して疑似着信指示信号gを送出する。疑似着信
指示信号gを受けた疑似着信制御回路120は設定記憶
回路140から端末番号bを受信して交換回路100に
対して疑似着信cを送出する。疑似着信cを受けた交換
回路100は基地局装置60の着信制御回路70に着信
信号dを送信することにより、この交換回路100は基
地局装置60を通して携帯端末10に着信を行うことが
可能なようになっている。
から携帯端末10の電源がオンになる時間がわかる疑似
着信時間情報fを受け、その時間に疑似着信制御回路1
20に対して疑似着信指示信号gを送出する。疑似着信
指示信号gを受けた疑似着信制御回路120は設定記憶
回路140から端末番号bを受信して交換回路100に
対して疑似着信cを送出する。疑似着信cを受けた交換
回路100は基地局装置60の着信制御回路70に着信
信号dを送信することにより、この交換回路100は基
地局装置60を通して携帯端末10に着信を行うことが
可能なようになっている。
【0014】一方、携帯端末10の設定記憶回路20か
らあらかじめ設定してあった自動電源オン時間情報hを
受けた時刻監視回路30は設定時間になった時点で電源
ON/OFF制御回路40に電源制御信号iを送信して
携帯端末10の電源を自動的にオンにして待ち受け状態
にする。この待ち受け状態となり着信可能となった状態
で交換局装置90の交換回路100から上記着信信号d
が基地局装置60の着信制御回路70に力されると、携
帯端末10の送受信回路50と基地局装置60の着信制
御回路70の間で着信制御信号jがやりとりされるよう
にしている。
らあらかじめ設定してあった自動電源オン時間情報hを
受けた時刻監視回路30は設定時間になった時点で電源
ON/OFF制御回路40に電源制御信号iを送信して
携帯端末10の電源を自動的にオンにして待ち受け状態
にする。この待ち受け状態となり着信可能となった状態
で交換局装置90の交換回路100から上記着信信号d
が基地局装置60の着信制御回路70に力されると、携
帯端末10の送受信回路50と基地局装置60の着信制
御回路70の間で着信制御信号jがやりとりされるよう
にしている。
【0015】この送受信回路50と着信制御回路70の
間で着信制御信号jの授受を行う過程において、基地局
装置60の位置情報取得回路80は携帯端末10の位置
情報を送受信回路50から取得して交換局装置90の位
置情報収集回路110に端末位置情報mを送信する。位
置情報収集回路110が位置情報取得回路80から端末
位置情報mを入力することにより、位置情報収集回路1
10から端末位置情報信号nを位置情報データベース1
70送出するようにしている。
間で着信制御信号jの授受を行う過程において、基地局
装置60の位置情報取得回路80は携帯端末10の位置
情報を送受信回路50から取得して交換局装置90の位
置情報収集回路110に端末位置情報mを送信する。位
置情報収集回路110が位置情報取得回路80から端末
位置情報mを入力することにより、位置情報収集回路1
10から端末位置情報信号nを位置情報データベース1
70送出するようにしている。
【0016】位置情報データベース170はこの端末位
置情報信号nを入力することにより、位置情報データベ
ース170はその端末位置情報信号nと自分が持つマッ
プ情報とを照合して、携帯端末10が存在すると思われ
る場所を示す端末位置マップ情報pを位置情報送信回路
160に送信する。位置情報送信回路160は設定記憶
装置140からの情報発信方法rにしたがい、加入者1
80に対して端末位置情報配信信号qを配信する。
置情報信号nを入力することにより、位置情報データベ
ース170はその端末位置情報信号nと自分が持つマッ
プ情報とを照合して、携帯端末10が存在すると思われ
る場所を示す端末位置マップ情報pを位置情報送信回路
160に送信する。位置情報送信回路160は設定記憶
装置140からの情報発信方法rにしたがい、加入者1
80に対して端末位置情報配信信号qを配信する。
【0017】次ぎに、以上のように構成されたこの第1
実施の形態の動作について図1ないし図4を参照して説
明する。図2ないし図4における「BS」は携帯端末1
0の存在する端末所在範囲300内の基地局装置60を
示し、網掛けを施して示す領域は携帯端末10の端末所
在範囲300を示している。
実施の形態の動作について図1ないし図4を参照して説
明する。図2ないし図4における「BS」は携帯端末1
0の存在する端末所在範囲300内の基地局装置60を
示し、網掛けを施して示す領域は携帯端末10の端末所
在範囲300を示している。
【0018】携帯端末10にはあらかじめ自動電源オン
時間が設定可能であり、この自動電源オン時間が設定記
憶回路20に記憶されている。時刻監視回路30は設定
記憶回路20から自動電源オン時間情報hを受け、設定
された時間になると電源ON/OFF制御回路40に電
源制御信号iを送信し、携帯端末10の電源をオンにし
て待ち受け状態とする。さらに、規定された時間が経過
すると同じ制御手順で自動的に電源はオフされる。携帯
端末10を紛失したときに既に携帯端末10が待ち受け
状態となっている場合は、これらの機能が動作しないだ
けで、以降の制御はまったく同じとなる。
時間が設定可能であり、この自動電源オン時間が設定記
憶回路20に記憶されている。時刻監視回路30は設定
記憶回路20から自動電源オン時間情報hを受け、設定
された時間になると電源ON/OFF制御回路40に電
源制御信号iを送信し、携帯端末10の電源をオンにし
て待ち受け状態とする。さらに、規定された時間が経過
すると同じ制御手順で自動的に電源はオフされる。携帯
端末10を紛失したときに既に携帯端末10が待ち受け
状態となっている場合は、これらの機能が動作しないだ
けで、以降の制御はまったく同じとなる。
【0019】携帯端末10を紛失した加入者180は、
音声ガイダンスを使った電話回線や固定フォーマットを
使ったインターネット上からなどの所定の伝達手段によ
り交換局装置90のサービス受付回路150に対して紛
失した携帯端末10の電話番号、携帯端末10に設定し
た電源オン時間、位置情報を配信する手段、システムの
悪用を防ぐためのパスワードなどの端末位置情報取得依
頼信号aを送信する。サービス受付回路150はそれら
の情報のうち、パスワードなどの認証データ以外の端末
位置取得情報eを設定記憶回路140に記憶させる。
音声ガイダンスを使った電話回線や固定フォーマットを
使ったインターネット上からなどの所定の伝達手段によ
り交換局装置90のサービス受付回路150に対して紛
失した携帯端末10の電話番号、携帯端末10に設定し
た電源オン時間、位置情報を配信する手段、システムの
悪用を防ぐためのパスワードなどの端末位置情報取得依
頼信号aを送信する。サービス受付回路150はそれら
の情報のうち、パスワードなどの認証データ以外の端末
位置取得情報eを設定記憶回路140に記憶させる。
【0020】時刻監視回路130は携帯端末10が自動
的に電源オンされる時間を設定記憶回路140から疑似
着信時間情報fとして受け取り、その時間に疑似着信制
御回路120に対して疑似着信指示信号gを送出する。
疑似着信指示信号gを受けた疑似着信制御回路120は
設定記憶回路140から携帯端末10の端末番号bを受
け取り、交換回路100に対して疑似着信cを送出す
る。疑似着信cを受けた交換回路100は基地局装置6
0に対して着信信号dを送信する。
的に電源オンされる時間を設定記憶回路140から疑似
着信時間情報fとして受け取り、その時間に疑似着信制
御回路120に対して疑似着信指示信号gを送出する。
疑似着信指示信号gを受けた疑似着信制御回路120は
設定記憶回路140から携帯端末10の端末番号bを受
け取り、交換回路100に対して疑似着信cを送出す
る。疑似着信cを受けた交換回路100は基地局装置6
0に対して着信信号dを送信する。
【0021】携帯端末10が存在する端末所在範囲30
0内の基地局装置60の着信制御回路70は携帯端末1
0の送受信回路50との間で着信制御信号jをやりとり
し、その経過において位置情報取得回路80は携帯端末
10が存在する端末所在範囲情報や着信制御回路70か
らの位相情報kから計算される基地局装置と携帯端末の
間の距離情報を端末位置情報mとして位置情報収集回路
90に伝送する。位置情報収集回路110から端末位置
情報信号nを受けた位置情報データベース170は自身
が持つ地図情報と端末位置情報信号nとを照らし合わせ
て携帯端末10が存在すると思われる範囲を示す端末位
置マップ情報pを位置情報送信回路160に伝送する。
0内の基地局装置60の着信制御回路70は携帯端末1
0の送受信回路50との間で着信制御信号jをやりとり
し、その経過において位置情報取得回路80は携帯端末
10が存在する端末所在範囲情報や着信制御回路70か
らの位相情報kから計算される基地局装置と携帯端末の
間の距離情報を端末位置情報mとして位置情報収集回路
90に伝送する。位置情報収集回路110から端末位置
情報信号nを受けた位置情報データベース170は自身
が持つ地図情報と端末位置情報信号nとを照らし合わせ
て携帯端末10が存在すると思われる範囲を示す端末位
置マップ情報pを位置情報送信回路160に伝送する。
【0022】これを受けた位置情報伝送回路160は設
定記憶回路140から受けた情報配信方法rに合わせ
て、電話による音声案内やFAX、あらかじめ登録して
あるEメールなどの所定の伝達手段で端末位置情報配信
信号qを加入者180に配信する。PHSのように、基
地局装置60の端末所在範囲300がせまく着信時に携
帯端末が存在する端末所在範囲300が確定した時点で
携帯端末10の存在する範囲がある程度限定できるシス
テムでは、図2のように携帯端末10の存在する範囲が
限定できる。
定記憶回路140から受けた情報配信方法rに合わせ
て、電話による音声案内やFAX、あらかじめ登録して
あるEメールなどの所定の伝達手段で端末位置情報配信
信号qを加入者180に配信する。PHSのように、基
地局装置60の端末所在範囲300がせまく着信時に携
帯端末が存在する端末所在範囲300が確定した時点で
携帯端末10の存在する範囲がある程度限定できるシス
テムでは、図2のように携帯端末10の存在する範囲が
限定できる。
【0023】また、CDMA(Code Division Multip
le Accsess:符号分割多元接続)を利用した移動通信
システムでは、受信信号の位相により携帯端末10との
間の距離をある程度計算可能なため、図3のように端末
所在範囲300を限定できる。ソフトハンドオーバのた
めに複数の基地局装置と接続可能なシステムであれば、
複数の基地局装置との間の距離を計算することで、図4
のように、さらに携帯端末10の端末存在範囲200を
限定することが可能である。
le Accsess:符号分割多元接続)を利用した移動通信
システムでは、受信信号の位相により携帯端末10との
間の距離をある程度計算可能なため、図3のように端末
所在範囲300を限定できる。ソフトハンドオーバのた
めに複数の基地局装置と接続可能なシステムであれば、
複数の基地局装置との間の距離を計算することで、図4
のように、さらに携帯端末10の端末存在範囲200を
限定することが可能である。
【0024】このように、この発明による第1実施の形
態では、携帯端末10の自動電源オン時間に合わせて交
換局装置90により基地局60を介して疑似着信を行う
ことにより、携帯端末10の端末位置情報を基地局装置
60で取得し、基地局60から交換局装置90に端末位
置情報信号を送出し、交換局装置90から電源オフ状態
の携帯端末を紛失した加入者に対して、端末位置情報を
配信するようにしているから、携帯端末が電源オフの状
態にあっても携帯端末の位置情報を取得することが可能
となる。
態では、携帯端末10の自動電源オン時間に合わせて交
換局装置90により基地局60を介して疑似着信を行う
ことにより、携帯端末10の端末位置情報を基地局装置
60で取得し、基地局60から交換局装置90に端末位
置情報信号を送出し、交換局装置90から電源オフ状態
の携帯端末を紛失した加入者に対して、端末位置情報を
配信するようにしているから、携帯端末が電源オフの状
態にあっても携帯端末の位置情報を取得することが可能
となる。
【0025】次ぎに、この発明の第2実施の形態につい
て説明する。図5はこの第2実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。この図5において、図1と同一部分に
は同一符号を付して、その部分の重複説明を避け、図1
とは異なる部分を主体に説明する。この図5を図1と比
較しても明らかなように、図5では携帯端末10の構成
のみが図1とは異なる。
て説明する。図5はこの第2実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。この図5において、図1と同一部分に
は同一符号を付して、その部分の重複説明を避け、図1
とは異なる部分を主体に説明する。この図5を図1と比
較しても明らかなように、図5では携帯端末10の構成
のみが図1とは異なる。
【0026】すなわち、携帯端末10は図5に示すよう
に、GPS受信回路190を搭載した携帯端末ではGP
Sを利用することによりさらに詳細な位置情報を取得す
ることが可能となる。ただし、GPSで取得した位置情
報を応答しない状態で基地局装置60に送信することは
できないため、携帯端末10には自動着信回路が必要と
なる。
に、GPS受信回路190を搭載した携帯端末ではGP
Sを利用することによりさらに詳細な位置情報を取得す
ることが可能となる。ただし、GPSで取得した位置情
報を応答しない状態で基地局装置60に送信することは
できないため、携帯端末10には自動着信回路が必要と
なる。
【0027】そこで、携帯端末10にはあらかじめ自動
電源オン時間の他に自動応答時間を設定し、設定記憶回
路20に記憶させる。交換回路からの疑似着信された携
帯端末10の自動着信回路200は設定記憶回路20か
らの自動応答時間情報uで指定された時間応答しなかっ
た場合に自動応答制御信号sにより送受信回路50が着
信応答し、GPS受信回路190により取得した詳細位
置情報tを送受信回路50より上位装置、すなわち基地
局装置60に伝達する。
電源オン時間の他に自動応答時間を設定し、設定記憶回
路20に記憶させる。交換回路からの疑似着信された携
帯端末10の自動着信回路200は設定記憶回路20か
らの自動応答時間情報uで指定された時間応答しなかっ
た場合に自動応答制御信号sにより送受信回路50が着
信応答し、GPS受信回路190により取得した詳細位
置情報tを送受信回路50より上位装置、すなわち基地
局装置60に伝達する。
【0028】この情報により、加入者180はかなり限
定された端末位置情報を取得することが可能となる。位
置情報取得のための疑似着信であることを着信制御信号
jにより識別可能な移動通信システムでは問題ないが、
一般の着信と疑似着信を携帯端末が識別できない移動通
信システムでは、通常の着信に対しても自動応答してし
まう可能性があるため、自動応答時間をかなり長く設定
する必要がある。
定された端末位置情報を取得することが可能となる。位
置情報取得のための疑似着信であることを着信制御信号
jにより識別可能な移動通信システムでは問題ないが、
一般の着信と疑似着信を携帯端末が識別できない移動通
信システムでは、通常の着信に対しても自動応答してし
まう可能性があるため、自動応答時間をかなり長く設定
する必要がある。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、交換
局装置は、携帯端末を紛失した加入者からの依頼により
携帯端末に設定された電源オン時間に自動的に基地局装
置を介して携帯端末に対して疑似着信を行うと、携帯端
末の着信によって基地局装置は携帯端末からの距離情報
を取得して携帯端末位置情報として交換局装置に伝達
し、交換局装置はこの携帯端末位置情報を加入者に伝達
するようにしたので、携帯端末の電源オン/オフに関係
なく携帯端末位置情報を加入者に配信することが可能と
なり、携帯端末の電源がオフの状態であても、携帯端末
の位置情報を取得することができる。
局装置は、携帯端末を紛失した加入者からの依頼により
携帯端末に設定された電源オン時間に自動的に基地局装
置を介して携帯端末に対して疑似着信を行うと、携帯端
末の着信によって基地局装置は携帯端末からの距離情報
を取得して携帯端末位置情報として交換局装置に伝達
し、交換局装置はこの携帯端末位置情報を加入者に伝達
するようにしたので、携帯端末の電源オン/オフに関係
なく携帯端末位置情報を加入者に配信することが可能と
なり、携帯端末の電源がオフの状態であても、携帯端末
の位置情報を取得することができる。
【0030】また、この発明によれば、交換局装置は携
帯端末を紛失した加入者からの端末位置情報取得依頼信
号により交換局装置に送信すると、携帯端末に設定され
ている電源オン時間に自動的に交換局装置から疑似着信
に対応して着信信号を基地局局装置に送信し、基地局装
置と携帯端末との間に着信制御信号を授受し、基地局装
置で携帯端末からの基地局装置との距離情報を取得し
て、端末位置情報として交換局装置に送信し、交換局装
置で地図情報と端末位置情報信号とを照合して端末位置
マップ情報を生成し、この端末位置マップ情報を情報配
信方法に合わせて加入者に端末位置情報配信信号を配信
するようにしたので、携帯端末の電源オン/オフに関係
なく携帯端末位置情報を加入者に配信することが可能と
なり、携帯端末の電源がオフの状態であても、携帯端末
の位置情報を取得することができる。
帯端末を紛失した加入者からの端末位置情報取得依頼信
号により交換局装置に送信すると、携帯端末に設定され
ている電源オン時間に自動的に交換局装置から疑似着信
に対応して着信信号を基地局局装置に送信し、基地局装
置と携帯端末との間に着信制御信号を授受し、基地局装
置で携帯端末からの基地局装置との距離情報を取得し
て、端末位置情報として交換局装置に送信し、交換局装
置で地図情報と端末位置情報信号とを照合して端末位置
マップ情報を生成し、この端末位置マップ情報を情報配
信方法に合わせて加入者に端末位置情報配信信号を配信
するようにしたので、携帯端末の電源オン/オフに関係
なく携帯端末位置情報を加入者に配信することが可能と
なり、携帯端末の電源がオフの状態であても、携帯端末
の位置情報を取得することができる。
【図1】この発明による端末位置情報配信システムの第
1実施の形態の構成を示すブロック図である。
1実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す端末位置情報配信システムにおける
携帯端末の存在範囲を限定できる場合の説明図である。
携帯端末の存在範囲を限定できる場合の説明図である。
【図3】図1に示す端末位置情報配信システムにおける
携帯端末の存在範囲を限定できない場合の説明図であ
る。
携帯端末の存在範囲を限定できない場合の説明図であ
る。
【図4】この発明による端末位置情報配信システムにお
ける携帯端末と複数の基地局装置との間の距離を計算す
る場合の携帯端末の存在範囲を限定することができる場
合の説明図である。
ける携帯端末と複数の基地局装置との間の距離を計算す
る場合の携帯端末の存在範囲を限定することができる場
合の説明図である。
【図5】この発明による端末位置情報配信システムの第
2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
10……携帯端末、20,140……設定記憶回路、3
0,130……時刻監視回路、40……電源ON/OF
F制御回路、50……送受信回路、60……基地局装
置、70……着信制御回路、80……位置情報取得回
路、90……交換局装置、100……交換回路、110
……位置情報収集回路、120……疑似着信制御回路、
150……サービス受付回路、160……位置情報送信
回路、170……位置情報データベース、180……加
入者、190……GPS受信回路、200……自動着信
回路、300……端末所在範囲。
0,130……時刻監視回路、40……電源ON/OF
F制御回路、50……送受信回路、60……基地局装
置、70……着信制御回路、80……位置情報取得回
路、90……交換局装置、100……交換回路、110
……位置情報収集回路、120……疑似着信制御回路、
150……サービス受付回路、160……位置情報送信
回路、170……位置情報データベース、180……加
入者、190……GPS受信回路、200……自動着信
回路、300……端末所在範囲。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA79 BB00 CC01 CC08 CC09 CC11 DD01 DD03 DD04 DD05 FF01 FF03 FF04 FF06 GG03 GG10 GG13 HH03 5K067 AA32 BB04 DD20 DD27 DD52 DD53 DD54 EE02 EE10 EE16 FF05 FF07 FF23 GG01 GG11 HH23 HH24 JJ56
Claims (6)
- 【請求項1】 あらかじめ設定した時間に自動的に電源
をオン/オフできる機能を有する携帯端末と、 上記携帯端末の存在する端末所在範囲内にあり、上記携
帯端末への着信によって携帯端末位置情報を取得して伝
達する機能を有する基地局装置と、 上記携帯端末を紛失した加入者からの依頼により上記携
帯端末に設定させた電源オン時間に自動的に上記携帯端
末に対して疑似着信を行い、上記基地局装置から送信さ
れる上記携帯端末位置情報を加入者に伝達する機能を有
する交換局装置と、 を備えることを特徴とする端末位置情報配信システム。 - 【請求項2】 あらかじめ設定された電源オン時間が記
憶されている設定記憶回路と、この設定記憶回路から自
動電源オン時間情報を受け、設定された時間になると電
源ON/OFF制御回路に電源制御信号を出力してこの
電源ON/OFF制御回路に電源オンさせて待ち受け状
態にさせる時刻監視回路と、上記待ち受け状態のときに
着信制御信号を送受信する送受信回路とを有する携帯端
末と、 着信信号を入力して上記携帯端末の上記送受信回路との
間で上記着信制御信号を授受して位相情報を出力する着
信制御回路と、上記着信制御回路による上記着信制御信
号の授受の経過において上記携帯端末の存在する端末所
在範囲情報と上記位相情報とから上記携帯端末との間の
距離を計算した距離情報を端末位置情報として出力する
位置情報取得回路とを有し、上記携帯端末の存在する端
末所在範囲内にある基地局装置と、 上記携帯端末を紛失した加入者により所定の伝達手段を
使ったインターネット上から紛失した上記携帯端末の電
話番号を上記設定した電源オン時間と、位置情報を配信
する手段と、パスワードなどの端末位置情報取得依頼信
号とを入力してパスワードと認証データ以外の端末位置
取得情報を出力するサービス受付回路と、上記サービス
受付回路から出力される上記端末位置取得情報を記憶
し、上記携帯端末が自動的に電源オンされる時間を疑似
着信時間情報として出力するとともに、上記携帯端末の
端末番号および情報配信方法を出力する設定記憶回路
と、上記設定記憶回路から出力される上記疑似着信時間
情報を受け取り、上記携帯端末の電源オン時間に疑似着
信指示信号を出力する時刻監視回路と、上記時刻監視回
路から出力される上記疑似着信指示信号を入力して上記
設定記憶回路から上記携帯端末の端末番号を受け取り疑
似着信を出力する疑似着信制御回路と、上記疑似着信を
入力して上記着信信号を上記基地局の上記着信制御回路
に出力する交換回路と、上記基地局の上記位置情報取得
回路から出力される上記端末位置情報を入力して端末位
置情報信号を出力する位置情報収集回路と、上記位置情
報収集回路から出力される端末位置情報信号を入力して
自身が持つ地図情報とこの端末位置情報信号とを照合し
て上記携帯端末が存在すると想定される範囲を示す端末
位置マップ情報を出力する位置情報データベースと、上
記位置情報データベースから出力される上記端末位置マ
ップ情報を入力して上記設定記憶回路から出力される上
記情報配信方法に合わせて上記所定の伝達手段により端
末位置情報配信信号を上記加入者に配信する位置情報送
信回路とを有する交換局装置と、 を備えることを特徴とする端末位置情報配信システム。 - 【請求項3】 上記携帯端末は、あらかじめ設定された
電源オン時間が記憶され、かつ自動応答時間情報の出力
可能の設定記憶回路と、上記設定記憶回路から自動電源
オン時間情報を受け、設定された時間になると電源ON
/OFF制御回路に電源制御信号を出力してこの電源O
N/OFF制御回路に電源オンさせて待ち受け状態にさ
せる時刻監視回路と、上記待ち受け状態のときに着信制
御信号信号を上記基地局装置の上記着信制御回路と間で
授受する送受信回路と、GPSを利用することにより詳
細な位置情報を取得するGPS受信回路と、上記疑似着
信時に上記設定記憶回路から上記自動応答時間情報で指
定された時間応答しなかった場合に自動応答制御信号に
より着信応答して上記GPS受信回路により取得した詳
細位置情報を上記送受信回路経由で上記基地供装置に伝
達する自動着信回路とを備えることを特徴とする請求項
2記載の端末位置情報は配信システム。 - 【請求項4】 上記所定の伝達手段は、電話による音声
案内、FAX、あらかじめ登録してあるEメールのいず
れか1つであることを特徴とする請求項2記載の端末位
置情報配信システム。 - 【請求項5】 上記携帯端末は、CDMA方式の携帯端
末であることを特徴とする請求項2記載の端末位置情報
配信システム。 - 【請求項6】 上記基地局装置は、複数個存在すること
を特徴とする請求項2記載の端末位置情報配信システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160169A JP2001339769A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 端末位置情報配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160169A JP2001339769A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 端末位置情報配信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001339769A true JP2001339769A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18664399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000160169A Pending JP2001339769A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 端末位置情報配信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001339769A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006033207A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Nec Corp | 位置情報提供システム、無線基地局装置及びそれらに用いる位置情報提供方法並びにそのプログラム |
-
2000
- 2000-05-30 JP JP2000160169A patent/JP2001339769A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006033207A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Nec Corp | 位置情報提供システム、無線基地局装置及びそれらに用いる位置情報提供方法並びにそのプログラム |
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