JP2001338393A - 緊急車両報知システム - Google Patents
緊急車両報知システムInfo
- Publication number
- JP2001338393A JP2001338393A JP2000158748A JP2000158748A JP2001338393A JP 2001338393 A JP2001338393 A JP 2001338393A JP 2000158748 A JP2000158748 A JP 2000158748A JP 2000158748 A JP2000158748 A JP 2000158748A JP 2001338393 A JP2001338393 A JP 2001338393A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emergency vehicle
- vehicle
- route
- emergency
- information
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一般車両に緊急車両の進行方向を伝えること
ができる緊急車両報知システムを提供する。 【解決手段】 緊急車両１から周囲の一般車両２に緊急
車両情報を無線通信する緊急車両報知システムにおい
て、緊急車両情報の中に、緊急車両のこれからの経路を
示す経路情報を含めるようにしている。一般車両では、
緊急車両の進む道を識別することが可能になり、一般車
両のドライバーは、この情報を基に、適切な対応を取る
ことができる。
ができる緊急車両報知システムを提供する。 【解決手段】 緊急車両１から周囲の一般車両２に緊急
車両情報を無線通信する緊急車両報知システムにおい
て、緊急車両情報の中に、緊急車両のこれからの経路を
示す経路情報を含めるようにしている。一般車両では、
緊急車両の進む道を識別することが可能になり、一般車
両のドライバーは、この情報を基に、適切な対応を取る
ことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急車両の接近を
一般車両に知らせる緊急車両報知システムに関し、特
に、一般車両が緊急車両のために進路を空ける必要があ
るか否かを的確に判別できるようにしたものである。
一般車両に知らせる緊急車両報知システムに関し、特
に、一般車両が緊急車両のために進路を空ける必要があ
るか否かを的確に判別できるようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、救急車や消防車等の緊急車両は、
サイレンを鳴らしながら走行し、近くを走行中の一般車
両に緊急車両の接近を報知している。これに気付いた一
般車両のドライバーは、道路脇に車を止めて緊急車両に
進路を空ける。しかし、昨今は、車両の窓を締め切り、
エアコンやカーステレオを掛けて走行している車が増え
たため、緊急車両の接近に気付かず、緊急車両の速やか
な進行が妨げられる場合が増えている。
サイレンを鳴らしながら走行し、近くを走行中の一般車
両に緊急車両の接近を報知している。これに気付いた一
般車両のドライバーは、道路脇に車を止めて緊急車両に
進路を空ける。しかし、昨今は、車両の窓を締め切り、
エアコンやカーステレオを掛けて走行している車が増え
たため、緊急車両の接近に気付かず、緊急車両の速やか
な進行が妨げられる場合が増えている。
【０００３】特開２０００−４０１９９公報には、こう
した事態を改善するための緊急車両報知システムが開示
されている。このシステムでは、緊急車両が自車位置を
ＧＰＳ衛星からの測位信号で検出し、検出した自車位置
情報を緊急車両情報として周囲に無線送信する。一般車
両は、緊急車両から送信された位置情報を受信し、ＧＰ
Ｓ衛星からの測位信号で検出した自車位置とともに緊急
車両の位置を画面に表示する。
した事態を改善するための緊急車両報知システムが開示
されている。このシステムでは、緊急車両が自車位置を
ＧＰＳ衛星からの測位信号で検出し、検出した自車位置
情報を緊急車両情報として周囲に無線送信する。一般車
両は、緊急車両から送信された位置情報を受信し、ＧＰ
Ｓ衛星からの測位信号で検出した自車位置とともに緊急
車両の位置を画面に表示する。
【０００４】一般車両のドライバーは、この画面を見
て、緊急車両の接近を知ることができる。
て、緊急車両の接近を知ることができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の緊急車
両報知システムでは、緊急車両と自車位置との間に道路
が横切っている場合に、緊急車両がどの方向に進むのか
が分からない。そのため、一般車両のドライバーは、緊
急車両のために進路を空けるべきか否か、判断に迷うこ
とになる。
両報知システムでは、緊急車両と自車位置との間に道路
が横切っている場合に、緊急車両がどの方向に進むのか
が分からない。そのため、一般車両のドライバーは、緊
急車両のために進路を空けるべきか否か、判断に迷うこ
とになる。
【０００６】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、緊急車両の進行方向を識別できる緊急車
両報知システムを提供することを目的としている。
るものであり、緊急車両の進行方向を識別できる緊急車
両報知システムを提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、緊
急車両から周囲の一般車両に緊急車両情報を無線通信す
る緊急車両報知システムにおいて、緊急車両情報の中
に、緊急車両のこれからの経路を示す経路情報を含める
ようにしている。
急車両から周囲の一般車両に緊急車両情報を無線通信す
る緊急車両報知システムにおいて、緊急車両情報の中
に、緊急車両のこれからの経路を示す経路情報を含める
ようにしている。
【０００８】そのため、付近の一般車両では、緊急車両
の進行方向を識別することが可能になり、一般車両のド
ライバーは、この情報を基に、適切な対応を取ることが
できる。
の進行方向を識別することが可能になり、一般車両のド
ライバーは、この情報を基に、適切な対応を取ることが
できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の緊急車両報知
システムでは、図１に示すように、緊急車両１は、行き
先を入力する目的地入力部11と、行き先までの経路を求
める経路算出部12と、経路算出に利用する地図データベ
ース14と、経路の情報を送信する電波送信部13とを備え
ている。
システムでは、図１に示すように、緊急車両１は、行き
先を入力する目的地入力部11と、行き先までの経路を求
める経路算出部12と、経路算出に利用する地図データベ
ース14と、経路の情報を送信する電波送信部13とを備え
ている。
【００１０】一方、一般車両２は、緊急車両１からの情
報を受信する電波受信部21と、受信情報に基づいて緊急
車両の経路を解析する経路解析部22と、経路解析に用い
る地図データベース24と、緊急車両の経路を表示する経
路表示部23と、自車位置を検出する自車位置検出部26
と、自車位置が緊急車両の経路上にあるか否かを識別す
る経路照合部25と、自車位置が緊急車両の経路上にある
場合にその旨を通知する緊急車接近通知部27とを備えて
いる。
報を受信する電波受信部21と、受信情報に基づいて緊急
車両の経路を解析する経路解析部22と、経路解析に用い
る地図データベース24と、緊急車両の経路を表示する経
路表示部23と、自車位置を検出する自車位置検出部26
と、自車位置が緊急車両の経路上にあるか否かを識別す
る経路照合部25と、自車位置が緊急車両の経路上にある
場合にその旨を通知する緊急車接近通知部27とを備えて
いる。
【００１１】このシステムでは、緊急車両１の目的地入
力部11から、例えば、行き先の病院名を入力すると、緊
急車両１の経路算出部12は、地図データベース14を用い
て、現在位置から行き先までの経路を探索する。なお、
現在位置は、従来と同様に、ＧＰＳ衛星からの測位信号
により検出する。
力部11から、例えば、行き先の病院名を入力すると、緊
急車両１の経路算出部12は、地図データベース14を用い
て、現在位置から行き先までの経路を探索する。なお、
現在位置は、従来と同様に、ＧＰＳ衛星からの測位信号
により検出する。
【００１２】地図データは、図２に示すように、交差点
を表すノードの情報と、ノード間を接続するリンクの情
報とを含んでいる。各ノード及び各リンクには、それぞ
れノード番号及びリンク番号が設定されており、リンク
番号は、接続するノードのノード番号を用いて表され
る。例えば、ノードａのノード番号が（１１）、ノード
ｂのノード番号が（２２）とすると、ノードａ及びノー
ドｂに接続するリンクＡのリンク番号は、ノードａから
ノードｂに向かう正方向のリンク番号として１１２２が
設定され、ノードｂからノードａに向かう逆方向のリン
ク番号として２２１１が設定されている。
を表すノードの情報と、ノード間を接続するリンクの情
報とを含んでいる。各ノード及び各リンクには、それぞ
れノード番号及びリンク番号が設定されており、リンク
番号は、接続するノードのノード番号を用いて表され
る。例えば、ノードａのノード番号が（１１）、ノード
ｂのノード番号が（２２）とすると、ノードａ及びノー
ドｂに接続するリンクＡのリンク番号は、ノードａから
ノードｂに向かう正方向のリンク番号として１１２２が
設定され、ノードｂからノードａに向かう逆方向のリン
ク番号として２２１１が設定されている。
【００１３】経路算出部12は、行き先までの経路を算出
すると、その経路をリンク番号のデータ列で表し、この
データ列と現在位置を表すデータとを電波送信部13を通
じて送信する。
すると、その経路をリンク番号のデータ列で表し、この
データ列と現在位置を表すデータとを電波送信部13を通
じて送信する。
【００１４】例えば、図２において、緊急車両１がリン
クＢ、リンクＤ、リンクＦ及びリンクＨを通って病院３
に向かう場合、（１１３３）（３３４４）（４４６６）
（６６７７）と云うデータ列が送信される。
クＢ、リンクＤ、リンクＦ及びリンクＨを通って病院３
に向かう場合、（１１３３）（３３４４）（４４６６）
（６６７７）と云うデータ列が送信される。
【００１５】この情報は、付近を走行する一般車両２の
電波受信部21で受信され、経路解析部22に送られる。経
路解析部22は、地図データベース24を用いて、緊急車両
１の現在位置と今後の経路を解析し、解析した経路と緊
急車両の位置のデータとを経路照合部25に送るととも
に、経路表示部23にその経路と緊急車両１の現在位置と
を表示する。
電波受信部21で受信され、経路解析部22に送られる。経
路解析部22は、地図データベース24を用いて、緊急車両
１の現在位置と今後の経路を解析し、解析した経路と緊
急車両の位置のデータとを経路照合部25に送るととも
に、経路表示部23にその経路と緊急車両１の現在位置と
を表示する。
【００１６】経路照合部25は、自車位置検出部26から自
車位置の情報を取得し、自車位置が緊急車両の経路上に
あるか否かを判断する。なお、自車位置検出部26は、従
来と同様に、ＧＰＳ衛星からの測位信号により自車位置
を検出する。
車位置の情報を取得し、自車位置が緊急車両の経路上に
あるか否かを判断する。なお、自車位置検出部26は、従
来と同様に、ＧＰＳ衛星からの測位信号により自車位置
を検出する。
【００１７】経路照合部25は、自車位置が緊急車両の経
路上にある場合、緊急車接近通知部27を通じて、緊急車
両が通過することを音声や画面表示によりドライバーに
知らせる。
路上にある場合、緊急車接近通知部27を通じて、緊急車
両が通過することを音声や画面表示によりドライバーに
知らせる。
【００１８】一般車両のドライバーは、緊急車接近通知
部27の通知を受けて、緊急車両の経路上に自車が位置し
ていることを認識することができ、経路表示部23に表示
された緊急車両の位置が自車位置に接近したとき、道路
脇に避けて緊急車両の進路を空けることができる。
部27の通知を受けて、緊急車両の経路上に自車が位置し
ていることを認識することができ、経路表示部23に表示
された緊急車両の位置が自車位置に接近したとき、道路
脇に避けて緊急車両の進路を空けることができる。
【００１９】なお、緊急車両１は、緊急車両情報をＡＭ
波あるいはＦＭ波などの一般的な電波帯を利用して発信
する。ただし、その出力を制限して送信する。
波あるいはＦＭ波などの一般的な電波帯を利用して発信
する。ただし、その出力を制限して送信する。
【００２０】また、ここでは、緊急車両の経路を表すリ
ンクのリンク番号を送信する場合について説明したが、
緊急車両の経路上のノードのノード番号をデータ列で送
信するようにしても良い。
ンクのリンク番号を送信する場合について説明したが、
緊急車両の経路上のノードのノード番号をデータ列で送
信するようにしても良い。
【００２１】また、このデータ列に含めるリンクやノー
ドは、経路上において、現在位置から一定数先までのリ
ンクまたはノードだけに限定し、緊急車両の進行に合わ
せてデータ列に含めるリンクやノードを順次更新するよ
うにしても良い。
ドは、経路上において、現在位置から一定数先までのリ
ンクまたはノードだけに限定し、緊急車両の進行に合わ
せてデータ列に含めるリンクやノードを順次更新するよ
うにしても良い。
【００２２】このように、この緊急車両報知システムで
は、一般車両において、緊急車両の経路を識別すること
が可能であり、一般車両のドライバーは、この情報を基
に、適切な対応を取ることができる。
は、一般車両において、緊急車両の経路を識別すること
が可能であり、一般車両のドライバーは、この情報を基
に、適切な対応を取ることができる。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の緊急車両報知システムでは、緊急車両の周辺の一般車
両において、緊急車両の接近を確実に認識することがで
き、緊急車両の通過に合わせて道を譲ることができる。
そのため、緊急車両の目的地に到達するまでの所要時間
を短縮することが可能になる。
の緊急車両報知システムでは、緊急車両の周辺の一般車
両において、緊急車両の接近を確実に認識することがで
き、緊急車両の通過に合わせて道を譲ることができる。
そのため、緊急車両の目的地に到達するまでの所要時間
を短縮することが可能になる。
【図１】実施形態の緊急車両報知システムの構成を示す
ブロック図、
ブロック図、
【図２】実施形態の緊急車両報知システムで報知するデ
ータを説明する図、
ータを説明する図、
【図３】緊急車両と自車との位置関係を説明する図であ
る。
る。
１ 緊急車両 ２ 一般車両 11 目的地入力部 12 経路算出部 13 電波送信部 14 地図データベース 21 電波受信部 22 経路解析部 23 経路表示部 24 地図データベース 25 経路照合部 26 自車位置検出部 27 緊急車接近通知部
Claims (6)
- 【請求項１】 緊急車両から周囲の一般車両に緊急車両
情報を無線通信する緊急車両報知システムにおいて、 前記緊急車両情報の中に、緊急車両のこれからの経路を
示す経路情報を含めることを特徴とする緊急車両報知シ
ステム。 - 【請求項２】 前記経路情報として、経路上のリンクの
リンク番号のデータ列を含めることを特徴とする請求項
１に記載の緊急車両報知システム。 - 【請求項３】 前記経路上のリンクを、現在位置から一
定数先までのリンクに限定することを特徴とする請求項
２に記載の緊急車両報知システム。 - 【請求項４】 前記経路情報として、経路上のノードの
ノード番号のデータ列を含めることを特徴とする請求項
１に記載の緊急車両報知システム。 - 【請求項５】 前記経路上のノードを、現在位置から一
定数先までのノードに限定することを特徴とする請求項
４に記載の緊急車両報知システム。 - 【請求項６】 前記一般車両は、受信した前記緊急車両
情報から緊急車両の経路を解析する経路解析手段と、前
記経路上に自車位置があるか否かを判定する経路照合手
段と、前記経路上に自車位置がある場合にそれを通知す
る緊急車両接近通知手段とを具備することを特徴とする
請求項１から５のいずれかに記載の緊急車両報知システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000158748A JP2001338393A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 緊急車両報知システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000158748A JP2001338393A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 緊急車両報知システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001338393A true JP2001338393A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18663175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000158748A Withdrawn JP2001338393A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 緊急車両報知システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001338393A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108711297A (zh) * | 2018-06-06 | 2018-10-26 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种车辆行驶控制方法及装置 |
| US10685563B2 (en) | 2018-11-08 | 2020-06-16 | Toyota Motor North America, Inc. | Apparatus, systems, and methods for detecting, alerting, and responding to an emergency vehicle |
-
2000
- 2000-05-29 JP JP2000158748A patent/JP2001338393A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108711297A (zh) * | 2018-06-06 | 2018-10-26 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种车辆行驶控制方法及装置 |
| US10685563B2 (en) | 2018-11-08 | 2020-06-16 | Toyota Motor North America, Inc. | Apparatus, systems, and methods for detecting, alerting, and responding to an emergency vehicle |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070214 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080829 |