JP2001336959A - 渦流量計 - Google Patents

渦流量計

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JP2001336959A
JP2001336959A JP2000156232A JP2000156232A JP2001336959A JP 2001336959 A JP2001336959 A JP 2001336959A JP 2000156232 A JP2000156232 A JP 2000156232A JP 2000156232 A JP2000156232 A JP 2000156232A JP 2001336959 A JP2001336959 A JP 2001336959A
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acting
vortex
detecting
vortex flowmeter
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Application number
JP2000156232A
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English (en)
Inventor
Akio Yasumatsu
彰夫 安松
Norikazu Osawa
紀和 大沢
Toshihiko Kishi
敏彦 岸
Tetsuo Ando
哲男 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性が向上するとともに流体の流量を精度
よく測定することができる渦流量計を提供する。 【解決手段】 応力伝達部6は、応力作用部4と応力検
出部5との間の加圧力を緩和し、応力作用部4に作用す
るねじり応力を応力検出部5に伝達する部材である。応
力伝達部6は、厚さ方向に弾性を有する歯付き座金であ
る。応力伝達部6は、応力作用部4と応力検出部5との
間に挿入されており、これらの間に押しつぶされ固定さ
れている。応力伝達部6は、ある程度の締め代で歯の部
分をつぶして塑性変形させた状態で、底面4bと突起部
5aとの間に挟み込まれることによって、これらの接触
部を介して応力作用部4側のねじり応力を応力検出部5
側に伝達する。その結果、応力作用部4と応力検出部5
との間の加圧力が必要以上に大きくなって、応力腐食割
れが発生するのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体の流量を測
定する渦流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、流体が流れる測定管と、この
測定管内に渦を発生させる渦発生体と、この渦発生体が
発生する渦によって生ずる応力が作用する応力作用部
と、この応力作用部に作用する応力を検出する応力検出
部とを備える渦流量計が知られている。従来の渦流量計
には、応力検出部によってトルクを検出する方式と曲げ
を検出する方式とがあり、トルクを検出する方式は曲げ
を検出する方式に比べて、配管の振動による影響を受け
難いという長所がある。従来の渦流量計では、測定管内
の流体の流れを止めずに、応力検出部を応力作用部から
着脱可能な構造(Online Sensor Replaceable)にする
必要があった。このために、応力検出部を応力作用部に
溶接や接着によって固定することができず、応力作用部
に応力検出部を押し付けて、応力作用部から応力検出部
に面接触によって摩擦力を伝達していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図18は、渦流量計
(比較例1)を示す断面図であり、図18(B)は図1
8(A)のXVIII−XVIIIB線で切断した状態を示す断面
図である。図18に示す渦流量計101は、流体Fが流
れる測定管102と、断面形状が台形の渦発生体103
と、この渦発生体103の上部に一体に形成され、収容
部(POT)104aを有する応力作用部104と、こ
の収容部104aの底面104bに押し付けられる突起
部105aを有する応力検出部(トルクセンサ)105
とを備えている。
【0004】図19は、渦流量計(比較例2)を示す断
面図であり、図19(B)は図19(A)のXIX−XIXB
線で切断した状態を示す断面図である。図19に示す渦
流量計201は、流体Fが流れる測定管202と、断面
形状が台形の渦発生体203と、この渦発生体203の
下流に配置されたベーン(受圧板)203aと、このベ
ーン203aの上部に一体に形成され、収容部(PO
T)204aを有する応力作用部204と、この収容部
204aの底面204bに押し付けられる突起部205
aを有する応力検出部(トルクセンサ)205とを備え
ている。
【0005】図20は、渦流量計(比較例1,2)の応
力作用部に応力検出部を固定した状態を示す断面図であ
る。図18及び図19に示す渦流量計101,201で
は、応力作用部104,204に作用するねじり応力
(トルク)を応力検出部105,205に損失なく伝達
するために、応力検出部105,205を底面104
b,204bにかなりの大きさの荷重を加えて押し付け
る必要がある。その結果、図20に示すように、応力作
用部104,204の側面(薄肉円筒部)にはかなりの
大きさの引張応力が作用する。このために、蒸気や腐食
性の流量を測定するような使用環境下において、引張応
力による歪みと腐食とが同時に作用すると、応力が集中
する角部などに応力腐食割れ(Stress Corrosion Crack
ing)が発生するおそれがある。その結果、流体が漏洩
する可能性があり、流量計としての信頼性が低下するお
それがある。
【0006】一方、収容部104a,204aの肉厚を
厚くすると、この収容部104a,204aに作用する
引張応力を緩和することができる。しかし、肉厚が厚く
なると、応力作用部104,204から応力検出部10
5,205に伝達するトルクの割合が小さくなって、感
度が低下する可能性がある。特に、渦により発生する応
力は、流体の密度ρ、流速vであるときに、ρv2 に比
例するために、低流量域における測定が困難になる。
【0007】図21は、渦流量計(比較例1,2)の応
力作用部と応力検出部との寸法関係を示す断面図であ
り、図21(A)は、応力作用部と応力検出部との寸法
関係を示し、図21(B)は応力作用部に応力検出部を
固定した状態を示す断面図である。ここで、寸法Lは、
収容部104a,204aの深さでありる。締めしろα
は、収容部104a,204aの深さと突起部105
a,205aの長さとの差である。突起部105a,2
05aが単純な円柱状であるときには、押し付け力は締
めしろαによる変位と、収容部104a,204a及び
突起部105a,205aの弾性係数とによって決定さ
れるために、これらの加工公差には非常に厳しい値が要
求される。
【0008】図22は、渦流量計(比較例3)を示す断
面図である。図22に示す渦流量計301は、応力作用
部304から応力検出部305にねじり応力のみを伝達
し、ねじり応力以外の応力を吸収する応力吸収部309
を応力作用部304と応力検出部305との間に備え
る。このために、この渦流量計301は、渦流量計10
1,201に比べて耐振性能をより一層向上させること
ができる。ここで、応力吸収部309は、図22に示す
ように、ねじり剛性が強く曲げ剛性が弱いベローズ型カ
ップリングや、図示しないダイアフラム型カップリング
やスリット型カップリングなどである。
【0009】図23は、渦流量計(比較例3)の応力作
用部と応力検出部との間に応力吸収部を固定した状態を
示す断面図である。図24は、渦流量計(比較例3)の
応力吸収部が変形した状態を示す図であり、図24
(A)はベローズ型カップリングの比較例であり、図2
4(B)はダイアフラム型カップリングの比較例であ
る。図22及び図23に示す渦流量計301では、測定
管301内の流体Fの流れを止めずに応力作用部304
と応力検出部305とを着脱自在にして耐振性能をより
一層向上させるためには、応力検出部304に応力吸収
部309を組み込んだ状態で底面304bと結合する必
要がある。一般に、応力吸収部309は、ねじり剛性が
強くねじり剛性以外の剛性が弱い。このために、図24
に示すように、応力検出部305を底面304bに固定
するときに、カップリングが変形したり、ダイアフラム
の薄肉部309aが変形して、応力吸収部309と底面
304bとを強固に結合することができない。その結
果、カップリングを組み込んだ状態で、応力作用部30
4と応力検出部305とを着脱することができない。
【0010】図25は、渦流量計(比較例4)を示す断
面図である。図25に示す渦流量計401は、応力作用
部404から応力検出部405にねじり応力を伝達する
応力伝達部(トルク伝達ピン)409a,409bを応
力作用部404と応力検出部405との間に備える。こ
のために、この渦流量計401では、応力作用部404
と応力検出部405とを着脱することができる。
【0011】図26は、渦流量計(比較例4)の応力作
用部にトルク伝達ピンを挿入した状態を示す断面図であ
る。しかし、この渦流量計401では、底面404bに
形成された穴404e,404fとトルク伝達ピン40
9a,409bとの間に間隙(クリアランス)がある
と、応力作用部404から応力検出部405にねじり応
力を伝達することができず検出感度が低下する可能性が
ある。
【0012】この発明の課題は、信頼性が向上するとと
もに流体の流量を精度よく測定することができる渦流量
計を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、以下のよう
な解決手段により、前記課題を解決する。なお、この発
明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これ
に限定するものではない。請求項1の発明は、流体
(F)の流量を測定する渦流量計であって、前記流体が
流れる測定管(2)と、前記測定管内に渦を発生させる
渦発生体(3)と、前記渦発生体が発生する渦によって
生ずる応力が作用する応力作用部(4)と、前記応力作
用部に作用する応力のうちねじり応力を検出する応力検
出部(5)と、前記応力作用部と前記応力検出部との間
に生ずる加圧力を緩和し、前記応力作用部に作用するね
じり応力を前記応力検出部に伝達する応力伝達部(6,
7,8a,8b)とを含む渦流量計である。
【0014】請求項2の発明は、請求項1に記載の渦流
量計において、前記応力作用部は、前記応力検出部との
間で前記応力伝達部を加圧する底面(4b)を有し、前
記応力検出部が前記測定管の外側に着脱可能なようにこ
の応力検出部を収容する収容部(4a)を備えることを
特徴とする渦流量計である。
【0015】請求項3の発明は、流体(F)の流量を測
定する渦流量計であって、前記流体が流れる測定管
(2)と、前記測定管内に渦を発生させる渦発生体
(3)と、前記渦発生体が発生する渦によって生ずる応
力が作用する応力作用部(4)と、前記応力作用部に作
用する応力のうちねじり応力を検出する応力検出部
(5)と、前記応力作用部に作用するねじり応力以外の
応力を吸収する応力吸収部(9)と、前記応力作用部と
前記応力検出部との間に生ずる加圧力を緩和し、前記応
力作用部に作用するねじり応力を前記応力検出部に伝達
する応力伝達部(10a,10b)とを含む渦流量計で
ある。
【0016】請求項4の発明は、請求項3に記載の渦流
量計において、前記応力検出部は、この応力検出部との
間で前記応力吸収部を加圧する底面(5g)を有し、こ
の応力吸収部を収容する第1の収容部(5f)を備え、
前記応力作用部は、前記第1の収容部との間で前記応力
伝達部を加圧する底面(4b)を有し、前記応力検出部
が前記測定管の外側に着脱可能なようにこの応力検出部
を収容する第2の収容部(4a)を備えることを特徴と
する渦流量計である。
【0017】請求項5の発明は、請求項4に記載の渦流
量計において、前記応力吸収部は、ねじり剛性が強く曲
げ剛性が弱い可撓性伸縮部材(9)であり、前記可撓性
伸縮部材は、前記応力検出部と前記第1の収容部の底面
との間に長さ方向の両端部がそれぞれ固定されているこ
とを特徴とする渦流量計である。
【0018】請求項6の発明は、請求項1から請求項5
までのいずれか1項に記載の渦流量計において、前記応
力伝達部は、厚さ方向に弾性を有する環状弾性部材
(6)であり、前記環状弾性部材は、前記応力作用部と
前記応力検出部との間に接触部が挟み込まれていること
を特徴とする渦流量計である。
【0019】請求項7の発明は、請求項1から請求項5
までのいずれか1項に記載の渦流量計において、前記応
力伝達部は、径方向に弾性を有する筒状弾性部材(7)
であり、前記筒状弾性部材は、前記応力作用部に形成さ
れた加圧溝(4d)と前記応力検出部に形成された加圧
溝(5c)との間に外周部が挟み込まれていることを特
徴とする渦流量計である。
【0020】請求項8の発明は、請求項1から請求項5
までのいずれか1項に記載の渦流量計において、前記応
力伝達部は、径方向に弾性を有する複数の筒状弾性部材
(8a,8b;10a,10b)であり、前記複数の筒
状弾性部材は、前記応力作用部に形成された複数の圧入
穴(4e,4f)と前記応力検出部に形成された複数の
圧入穴(5d,5e;5i,5j)とに長さ方向の両端
部がそれぞれ圧入されていることを特徴とする渦流量計
である。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図面を参
照して、この発明の第1実施形態についてさらに詳しく
説明する。図1は、この発明の第1実施形態に係る渦流
量計を概略的に示す断面図である。図2は、この発明の
第1実施形態に係る渦流量計を分解した状態を示す断面
図である。
【0022】渦流量計1は、流体Fが流れる測定管2内
に渦を発生させ、この流体Fの流量を測定する装置であ
る。渦流量計1は、図1に示すように、測定管2と、渦
発生体3と、応力作用部4と、応力検出部5と、応力伝
達部6とを備えている。
【0023】測定管2は、流体Fが流れる管路である。
測定管2には、例えば、気体、液体、蒸気などの流体F
が通過する。測定管2は、例えば、ステンレス管などか
らなり、流体Fと接触する側の表面(接液面)がポリ塩
化ビニル、ポリプロピレン、フッ素系樹脂などによって
ライニングされている。測定管2には、内周面に取付穴
2aが形成されており、この取付穴2aと対向する位置
に測定管2を貫通する貫通孔2bが形成されている。
【0024】渦発生体3は、測定管2内に渦を発生させ
る柱状物である。渦発生体3は、下端部が取付穴2aに
固定され、上端部が応力作用部4を介して貫通孔2bに
固定されており、測定管2内に両端固定されている。渦
発生体3の形状は、カルマン渦が交互に剥がれて流れて
いく位置(剥離点)が一定であることが好ましく、流量
の広い範囲で渦を安定的に発生させ、かつ、ストローハ
ル数が一定になるように、鋭い縁部を有する形状(角
柱)が好ましい。渦発生体の断面形状は、例えば、図1
に示す台形の他に、三角形、四角形及びこれらの変形で
あるT字形などが好ましい。渦発生体3には、流れに対
して直角の方向に、渦の発生及び放出によって交互に力
(揚力)が作用する。
【0025】応力作用部4は、渦発生体3が発生する渦
によって生ずる応力が作用する部材である。応力作用部
4は、流体Fの流れを止めずに応力検出部5及び応力伝
達部6を交換可能なように、貫通孔2bを塞いで流体F
の漏れを防止する。応力作用部4は、図2に示すよう
に、収容部4aと、底面4bと、フランジ部4cとを備
えている。この第1実施形態では、応力作用部4は渦発
生体3の上部に一体に形成されている。応力作用部4に
は、渦発生体3に揚力が加わると曲げ応力などが作用す
るとともに、渦発生体3の軸心回りにこの揚力によるト
ルクが加わるとねじり応力などが作用する。
【0026】収容部4aは、応力検出部5が測定管2の
外側に着脱可能なように、この応力検出部5を収容する
部分である。収容部4aは、貫通孔2bに挿入される薄
肉円筒部である。底面4bは、応力検出部5との間で応
力伝達部6を加圧する加圧面である。底面4bは、収容
部4aと一体に形成されている。フランジ部4cは、収
容部4aを測定管2に固定する固定部である。フランジ
部4cは、収容部4aと一体に形成されており、測定管
2の外周面に溶接され固定されている。
【0027】応力検出部5は、応力作用部4に作用する
応力のうちねじり応力を検出する部材である。応力検出
部5は、例えば、圧電素子などの機械電気変換素子を有
するトルクセンサである。応力検出部5は、圧電素子を
左右対称に配置することでせん断応力を吸収して、ねじ
り応力による歪み(変形量)に応じた電気信号のみを出
力する。応力検出部5は、収容部4a内に収容される円
柱状の突起部5aと、フランジ部4cと接合する接合部
5bとを備えている。
【0028】図3は、この発明の第1実施形態に係る渦
流量計の応力伝達部(具体例1)の外観図であり、図3
(B)は図3(A)のIII−IIIB線で切断した状態を示
す断面図である。図4は、この発明の第1実施形態に係
る渦流量計の応力伝達部(具体例2)の外観図であり、
図4(B)は図4(A)のIV−IVB線で切断した状態を
示す断面図である。図5は、この発明の第1実施形態に
係る渦流量計の応力伝達部(具体例3)の外観図であ
り、図5(B)は図5(A)のV−VB線で切断した状態
を示す断面図である。
【0029】応力伝達部6は、応力作用部4と応力検出
部5との間の加圧力を緩和し、応力作用部4に作用する
ねじり応力を応力検出部5に伝達する部材である。応力
伝達部6は、厚さ方向に弾性(ばね作用)を有する環状
弾性部材である。応力伝達部6は、図3に示すように、
内周部側に歯を有する内歯形の歯付き座金や、図4に示
すように、外周部側に歯を有する外歯形の歯付き座金
や、図5に示すように、内周部側及び外周部側に歯を有
する内外歯形の歯付き座金(JIS B 1255)である。応力
伝達部6は、応力作用部4と応力検出部5との間に挿入
されており、これらの間で押しつぶされ固定されてい
る。応力伝達部6は、ある程度の締め代で歯の部分がつ
ぶれて塑性変形した状態で、底面4bと突起部5aとの
間に挟み込まれて、これらの接触部を介して応力作用部
4側のトルク(ねじり応力)を応力検出部5側に伝達す
る。
【0030】次に、この発明の第1実施形態に係る渦流
量計の動作を説明する。測定管2内に流体Fが流れると
渦発生体3が渦を放出して、流体Fの流れに対して直角
の方向の力が渦発生体3に交互に作用する。この力によ
って渦発生体3が左右に曲げられるとともに軸心回りに
ねじられると、応力作用部4には曲げ応力やねじり応力
などが作用する。応力作用部4にねじり応力が作用する
と、応力作用部4から応力検出部5に応力伝達部6がこ
のねじり応力を伝達する。ねじり応力の方向は渦が発生
する度に逆向きになるために、このねじり応力(トルク
信号)の方向を応力検出部5がカウントすることによっ
て、渦の周波数(渦信号)が検出され流体Fの流量が測
定される。
【0031】この発明の第1実施形態に係る渦流量計に
は、以下に記載するような効果がある。 (1) この第1実施形態では、応力作用部4と応力検
出部5との間に生ずる加圧力を応力伝達部6が緩和する
とともに、応力作用部4に作用するねじり応力を応力検
出部5に応力伝達部6が伝達する。このために、応力作
用部4と応力検出部5との間の加圧力が必要以上に大き
くなって、応力腐食割れが発生するのを防止することが
できる。
【0032】(2) この第1実施形態では、応力検出
部5が測定管2の外側に着脱可能なように、この応力検
出部5を収容部4aが収容する。このために、流体Fの
流れを止めずに応力検出部5を交換することができる。
【0033】(3) この第1実施形態では、応力作用
部4と応力検出部5との間に歯付き座金などが挟み込ま
れている。その結果、応力作用部4に応力検出部5を直
接押し付ける場合に比べて、歯付き座金の歯の部分との
接触面積は小さくなるが、接触部の部分的な面圧が十分
に高くなるために、トルクを伝達することができる。ま
た、歯付き座金の歯の部分を塑性変形させて、応力検出
部5の過大な圧縮応力を容易に吸収することができる。
その結果、収容部4aの側面(薄肉円筒部)に作用する
引張応力が抑えられて、応力腐食割れなどに対する信頼
性を向上させることができる。さらに、応力作用部4に
応力検出部5を直接押し付ける場合に比べて、締め代と
圧縮力との関係が緩やかになるために、収容部4aの深
さや突起部4aの全長の寸法公差を厳しくする必要がな
くなり加工が容易になる。
【0034】(第2実施形態)図6は、この発明の第2
実施形態に係る渦流量計を概略的に示す断面図である。
図7は、図6のVII−VII線で切断した状態を示す断面図
である。図8は、この発明の第2実施形態に係る渦流量
計を分解した状態を示す断面図である。図9は、図8の
IX−IX線で切断した状態を示す断面図である。なお、図
1及び図2に示す部材と同一の部材には、同一の番号を
付して、その詳細な説明を省略する。
【0035】この第2実施形態は、図6及び図7に示す
ように、第1実施形態の応力伝達部6を他の部材に置き
換えた実施形態である。図8及び図9に示すように、応
力作用部4には、底面4bにすり割り状の加圧溝4dが
形成されており、応力検出部5には、突起部5aの先端
部(下端部)に加圧溝4dと同様なすり割り状の加圧溝
5cが形成されている。
【0036】図10は、この発明の第2実施形態に係る
渦流量計の応力伝達部(具体例1)の外観図であり、図
10(B)は図10(A)のX−XB線で切断した状態を
示す断面図である。図11は、この発明の第2実施形態
に係る渦流量計の応力伝達部(具体例2)の外観図であ
り、図11(B)は図11(A)のXI−XIB線で切断し
た状態を示す断面図である。
【0037】応力伝達部7は、応力作用部4と応力検出
部5との間の加圧力を緩和し、応力作用部4に作用する
ねじり応力を応力検出部5に伝達する部材である。応力
伝達部7は、径方向に弾性(ばね作用)を有する筒状弾
性部材である。応力伝達部7は、図10に示す波形スプ
リングピンなどのスプリングピンや、図11に示すスパ
イロールピンである。応力伝達部7は、加圧溝4dと加
圧溝5cとの間に外周部が挟み込まれており、加圧溝4
d,5cと接触することによって応力作用部4側のねじ
り応力を応力検出部5側に伝達する。
【0038】この発明の第2実施形態に係る渦流量計
は、第1実施形態の効果に加えて、波形スプリングピン
などの弾性によって、応力検出部5側にの過大な圧縮応
力を容易に小さく調節することができる。
【0039】(第3実施形態)図12は、この発明の第
3実施形態に係る渦流量計を概略的に示す断面図であ
る。図13は、図12のXIII−XIII線で切断した状態を
示す断面図である。図14は、この発明の第3実施形態
に係る渦流量計を分解した状態を示す断面図である。図
15は、図14のXV−XV線で切断した状態を示す断面図
である。
【0040】この第3実施形態は、図12及び図13に
示すように、第1実施形態及び第2実施形態の応力伝達
部6,7を他の部材に置き換えた実施形態である。図1
4及び図15に示すように、応力作用部4には、底面4
bに圧入穴4e,4fが形成されており、応力検出部5
には、突起部5aの先端部(下端部)に圧入穴4e,4
fと同様の圧入穴5d,5eが形成されている。
【0041】応力伝達部8a,8bは、応力作用部4と
応力検出部5との間の加圧力を緩和し、応力作用部4に
作用するねじり応力を応力検出部5に伝達する部材であ
る。応力伝達部8a,8bは、図10及び図11に示す
波形スプリングピンやスパイロールピンなどであり、十
分な剛性を有するとともに径方向に弾性(ばね作用)を
有する筒状弾性部材である。応力伝達部8aは、圧入穴
4eと圧入穴5dとに長さ方向の両端部が着脱可能な程
度に圧入され、応力伝達部8bは、圧入穴4fと圧入穴
5eとに長さ方向の両端部が着脱可能な程度に圧入され
ており、応力作用部4側のねじり応力を応力検出部5側
に伝達する。
【0042】この発明の第3実施形態に係る渦流量計に
は、第1実施形態及び第2実施形態と同様の効果があ
る。特に、この第3実施形態では、波形スプリングピン
などの両端部が圧入穴4e,4fと圧入穴5d,5eと
に圧入されている。このために、図26に示すトルク伝
達ピン409a,409bと穴404e,404fとに
よってトルクを伝達する場合に比べて、これらの間の間
隙部がなくなり検出感度の低下を防止することができる
とともに、微小なトルク変動を伝達することができる。
また、応力作用部4と応力検出部5とを直接接触させず
に波形スプリングピンなどによって結合するために、収
容部4aの側面に作用する引張応力を小さく抑えること
ができる。
【0043】(第4実施形態)図16は、この発明の第
4実施形態に係る渦流量計を概略的に示す断面図であ
る。図17は、この発明の第4実施形態に係る渦流量計
の応力作用部から応力検出部を取り外した状態を示す断
面図である。
【0044】応力検出部5は、収容部5fと、底面5g
と、接合部5hと、圧入穴5i,5jとを備えている。
収容部5fは、突起部5aを挿入するとともに、応力吸
収部9を収容する薄肉円筒状の容器(カプセル)であ
る。収容部5gは、肉厚が厚すぎると検出感度の低下の
原因になるために、応力伝達部10を圧入穴4e,4f
に圧入する際に必要な最小限の肉厚に形成することが好
ましい。底面5gは、突起部5aとの間で応力吸収部9
を加圧する加圧面である。底面5gは、収容部5fと一
体に形成されている。底面5gには、圧入穴4e,4f
と対向する側の面に圧入穴5i,5jが形成されてい
る。接合部5hは、収容部5fと応力検出部5とを接合
する部分である。接合部5hは、収容部5fと一体に形
成されており、その外周部が応力検出部5の下面に溶接
され固定されている。圧入穴5iは、応力伝達部10a
の先端部を圧入する部分であり、圧入穴5jは、応力伝
達部10bの先端部を圧入する部分である。
【0045】応力吸収部9は、応力作用部4に作用する
ねじり応力以外の応力を吸収する部材である。応力吸収
部9は、ねじり剛性が強く曲げ剛性が弱い可撓性伸縮部
材である。応力吸収部9は、振動、がたなどを吸収する
とともに、圧縮応力、引張応力、せん断応力、曲げ応
力、軸応力及び熱応力などを吸収してねじり応力のみを
伝達するベローズ型カップリングである。応力吸収部9
は、突起部5aと収容部5gとの間に長さ方向の両端部
がそれぞれ固定されている。
【0046】応力伝達部10a,10bは、応力作用部
4と応力検出部5との間の加圧力を緩和し、応力作用部
4に作用するねじり応力を応力検出部5に伝達する部材
である。応力伝達部10a,10bは、図10及び図1
1に示す波形スプリングピンやスパイロールピンなどで
ある。応力伝達部10aは、圧入穴4eと圧入穴5iと
に長さ方向の両端部が着脱可能な程度に圧入され、応力
伝達部10bは、圧入穴4fと圧入穴5jとに長さ方向
の両端部が着脱可能な程度に圧入されており、応力作用
部4側のねじり応力を応力検出部5側に伝達する。この
第4実施形態では、ねじり応力が損失なく伝達されるよ
うに、応力伝達部10a,10bの上端部と圧入穴5
i,5jとを溶接などによって結合することが好まし
い。
【0047】次に、この発明の第4実施形態に係る渦流
量計の組立方法を説明する。応力吸収部9の上端部と下
端部とがそれぞれ突起部5aと底面5gとに溶接などに
よって結合されて、応力吸収部9が収容部5g内に収納
される。そして、応力伝達部10a,10bの上端部を
圧入穴5i,5jに圧入して溶接などによって結合し、
応力伝達部10a,10bと収容部5gとが接合され
る。応力吸収部9は長さ方向に伸縮自在であるために、
応力伝達部10a,10bの下端部を圧入穴4e,4f
に押し付ける押し付け力を応力吸収部9によって支える
ことができない。しかし、応力吸収部9は収容部5g内
に収容されているために、応力伝達部10a,10bの
下端部を圧入穴4e,4fに押し付ける押し付け力を収
容部5gによって支えることができる。このために、応
力作用部4から収容部5gにねじり応力を伝達可能なよ
うに、十分な押し付け力によって応力伝達部10の下端
部を圧入穴4e,4fに圧入することができる。
【0048】次に、この発明の第4実施形態に係る渦流
量計の動作を説明する。渦発生体3に交互に作用する力
によって、渦発生体3が左右に曲げられるとともに軸心
回りにねじられると、応力作用部4には曲げ応力やねじ
り応力などが作用する。応力作用部4にねじり応力が作
用すると、応力作用部4から収容部5gに応力伝達部1
0がこのねじり応力を伝達する。応力吸収部9は、ねじ
り剛性が強く曲げ剛性が弱いために、ねじり応力以外の
応力を吸収する。このために、収容部5gにねじり応力
が作用すると、収容部5gから応力検出部5に応力吸収
部9がねじり応力のみを伝達する。
【0049】この発明の第4実施形態に係る渦流量計に
は、第1実施形態から第3実施形態までの効果に加え
て、以下に記載するような効果がある。 (1) この第4実施形態では、応力作用部4に作用す
るねじり応力以外の応力を応力吸収部9が吸収する。こ
のために、配管の振動などにより生ずるねじり応力以外
の曲げ応力などが応力検出部5に伝達するのを防止し
て、耐振性能を向上させることができる。
【0050】(2) この第4実施形態では、応力作用
部4と応力検出部5とを波形スプリングピンなどによっ
て結合する。このために、流体Fの流れを止めずに収容
部5gを収容部4aから着脱することができるととも
に、応力作用部4と応力検出部5との間の加圧力が必要
以上に大きくなって、応力腐食割れが発生するのを防止
することができる。
【0051】(他の実施形態)この発明は、以上説明し
た実施形態に限定するものではなく、以下に記載するよ
うに種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発
明の範囲内である。 (1) この実施形態では、渦発生体3の上部に応力作
用部4を一体に形成した渦流量計を例に挙げて説明した
が、図19に示すように渦発生体3の下流に配置された
ベーン(受圧板)の上部に応力作用部を一体に形成した
渦流流量計についても、この発明を適用することができ
る。
【0052】(2) この実施形態では、圧入穴4e,
4fと圧入穴5d,5eとに2本の波型スプリングピン
などを圧入する場合を例に挙げて説明したが、圧入穴の
数やスプリングピンの本数などはこれに限定するもので
はなく、任意に設定することができる。
【0053】(3) この実施形態では、円筒状の収容
部5gを例に挙げて説明したが、収容部5gを押し付け
る際に十分な剛性を有するものであれば円筒以外の形状
であってもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による
と、応力作用部と応力検出部との間に生ずる加圧力を緩
和し、応力作用部に作用するねじり応力を応力検出部に
応力伝達部が伝達するので、信頼性が向上するとともに
流体の流量を精度よく測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る渦流量計を概略
的に示す断面図である。
【図2】この発明の第1実施形態に係る渦流量計を分解
した状態を示す断面図である。
【図3】この発明の第1実施形態に係る渦流量計の応力
伝達部(具体例1)の外観図であり、(B)は(A)の
III−IIIB線で切断した状態を示す断面図である。
【図4】この発明の第1実施形態に係る渦流量計の応力
伝達部(具体例2)の外観図であり、(B)は(A)の
IV−IVB線で切断した状態を示す断面図である。
【図5】この発明の第1実施形態に係る渦流量計の応力
伝達部(具体例3)の外観図であり、(B)は(A)の
V−VB線で切断した状態を示す断面図である。
【図6】この発明の第2実施形態に係る渦流量計を概略
的に示す断面図である。
【図7】図6のVII−VII線で切断した状態を示す断面図
である。
【図8】この発明の第2実施形態に係る渦流量計を分解
した状態を示す断面図である。
【図9】図8のIX−IX線で切断した状態を示す断面図で
ある。
【図10】この発明の第2実施形態に係る渦流量計の応
力伝達部(具体例1)の外観図であり、(B)は(A)
のX−XB線で切断した状態を示す断面図である。
【図11】この発明の第2実施形態に係る渦流量計の応
力伝達部(具体例2)の外観図であり、(B)は(A)
のXI−XIB線で切断した状態を示す断面図である。
【図12】この発明の第3実施形態に係る渦流量計を概
略的に示す断面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線で切断した状態を示す
断面図である。
【図14】この発明の第3実施形態に係る渦流量計を分
解した状態を示す断面図である。
【図15】図14のXV−XV線で切断した状態を示す断面
図である。
【図16】この発明の第4実施形態に係る渦流量計を概
略的に示す断面図である。
【図17】この発明の第4実施形態に係る渦流量計の応
力作用部から応力検出部を取り外した状態を示す断面図
である。
【図18】渦流量計(比較例1)を示す断面図であり、
(B)は(A)のXVIII−XVIIIB線で切断した状態を示
す断面図である。
【図19】渦流量計(比較例2)を示す断面図であり、
(B)は(A)のXIX−XIXB線で切断した状態を示す断
面図である。
【図20】渦流量計(比較例1,2)の応力作用部に応
力検出部を固定した状態を示す断面図である。
【図21】渦流量計(比較例1,2)の応力作用部と応
力検出部との寸法関係を示す断面図であり、(A)は、
応力作用部と応力検出部との寸法関係を示し、(B)は
応力作用部に応力検出部を固定した状態を示す断面図で
ある。
【図22】渦流量計(比較例3)を示す断面図である。
【図23】渦流量計(比較例3)の応力作用部と応力検
出部との間に応力吸収部を固定した状態を示す断面図で
ある。
【図24】渦流量計(比較例3)の力吸収部が変形した
状態を示す図であり、(A)はベローズ型カップリング
の比較例であり、(B)はダイアフラム型カップリング
の比較例である。
【図25】渦流量計(比較例4)を示す断面図である。
【図26】渦流量計(比較例4)の応力作用部にトルク
伝達ピンを挿入した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 渦流量計 2 測定管 3 渦発生体 4 応力作用部 4a 収容部 4b 底面 4d 加圧溝 4e,4f 圧入穴 5 応力検出部 5c 加圧溝 5d,5e 圧入穴 5f 収容部 5g 底面 5i,5j 圧入穴 6,7,8a,8b,10a,10b 応力伝達部 F 流体
フロントページの続き (72)発明者 安藤 哲男 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の流量を測定する渦流量計であっ
    て、 前記流体が流れる測定管と、 前記測定管内に渦を発生させる渦発生体と、 前記渦発生体が発生する渦によって生ずる応力が作用す
    る応力作用部と、 前記応力作用部に作用する応力のうちねじり応力を検出
    する応力検出部と、 前記応力作用部と前記応力検出部との間に生ずる加圧力
    を緩和し、前記応力作用部に作用するねじり応力を前記
    応力検出部に伝達する応力伝達部と、 を含む渦流量計。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の渦流量計において、 前記応力作用部は、前記応力検出部との間で前記応力伝
    達部を加圧する底面を有し、前記応力検出部が前記測定
    管の外側に着脱可能なようにこの応力検出部を収容する
    収容部を備えること、 を特徴とする渦流量計。
  3. 【請求項3】 流体の流量を測定する渦流量計であっ
    て、 前記流体が流れる測定管と、 前記測定管内に渦を発生させる渦発生体と、 前記渦発生体が発生する渦によって生ずる応力が作用す
    る応力作用部と、 前記応力作用部に作用する応力のうちねじり応力を検出
    する応力検出部と、 前記応力作用部に作用するねじり応力以外の応力を吸収
    する応力吸収部と、 前記応力作用部と前記応力検出部との間に生ずる加圧力
    を緩和し、前記応力作用部に作用するねじり応力を前記
    応力検出部に伝達する応力伝達部と、 を含む渦流量計。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の渦流量計において、 前記応力検出部は、この応力検出部との間で前記応力吸
    収部を加圧する底面を有し、この応力吸収部を収容する
    第1の収容部を備え、 前記応力作用部は、前記第1の収容部との間で前記応力
    伝達部を加圧する底面を有し、前記応力検出部が前記測
    定管の外側に着脱可能なようにこの応力検出部を収容す
    る第2の収容部を備えること、 を特徴とする渦流量計。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の渦流量計において、 前記応力吸収部は、ねじり剛性が強く曲げ剛性が弱い可
    撓性伸縮部材であり、 前記可撓性伸縮部材は、前記応力検出部と前記第1の収
    容部の底面との間に長さ方向の両端部がそれぞれ固定さ
    れていること、 を特徴とする渦流量計。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項に記載の渦流量計において、 前記応力伝達部は、厚さ方向に弾性を有する環状弾性部
    材であり、 前記環状弾性部材は、前記応力作用部と前記応力検出部
    との間に接触部が挟み込まれていること、 を特徴とする渦流量計。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項に記載の渦流量計において、 前記応力伝達部は、径方向に弾性を有する筒状弾性部材
    であり、 前記筒状弾性部材は、前記応力作用部に形成された加圧
    溝と前記応力検出部に形成された加圧溝との間に外周部
    が挟み込まれていること、 を特徴とする渦流量計。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項に記載の渦流量計において、 前記応力伝達部は、径方向に弾性を有する複数の筒状弾
    性部材であり、 前記複数の筒状弾性部材は、前記応力作用部に形成され
    た複数の圧入穴と前記応力検出部に形成された複数の圧
    入穴とに長さ方向の両端部がそれぞれ圧入されているこ
    と、 を特徴とする渦流量計。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101291691B1 (ko) 2011-11-25 2013-08-07 주식회사 하이트롤 콘 타입 차압식 유량 측정장치

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