JP2001336798A - クリーンブース - Google Patents

クリーンブース

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JP2001336798A
JP2001336798A JP2000161275A JP2000161275A JP2001336798A JP 2001336798 A JP2001336798 A JP 2001336798A JP 2000161275 A JP2000161275 A JP 2000161275A JP 2000161275 A JP2000161275 A JP 2000161275A JP 2001336798 A JP2001336798 A JP 2001336798A
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JP
Japan
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clean
air
filter
room
clean booth
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JP2000161275A
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Keitaro Mori
桂太郎 森
Koichi Shinjo
好一 新城
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルターの寿命を延ばすことができ、一般
的な建物内に設置可能なクリーンブースの提供を目的と
する。 【構成】 フィルター5を通し除菌,除塵した空気を室
内S2に吹き出すように構成したクリーンブース1にお
いて、室内S2の空気を、循環路8,10を通してフィ
ルター5の上流側へ戻すように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室内をクリーンな環
境に維持できるクリーンブースに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、食品の製造とか、食
品の包装とか、植物栽培とか、精密機械の組立て等は、
除菌,除塵したクリーンな環境内で行う必要があり、こ
のような環境を形成させるために、従来、図3に示すよ
うなクリーンブース51が用いられており、このクリー
ンブース51は建物の室内S1内に設置されるものであ
り、天井面52には、フィルター54を内装したユニッ
トボックス53が設置されており、このユニットボック
ス53内に建物室内S1内の空気を吸い込んで、フィル
ター54を通してクリーンブース51内に吹き出し、ク
リーン空間S2内をクリーンな環境にしており、従来で
は、クリーンブース51の側壁56の下端側に開口55
が形成されて、この開口55から建物室内S1内に排気
して、建物室内S1内の空気を連続して吸い込み、クリ
ーン空間S2内に吹き出すように構成されている。従っ
て、従来のクリーンブース51においては、クリーン空
間S2内を常にクリーンな状態にしておくためには建物
室内S1内の空気がクリーンな状態であることが前提と
なり、建物室内S1がクリーンルームで構成されている
必要があり、除菌,除塵装置の存在しない一般的な建物
の室内に、このようなクリーンブース51を設置した場
合には、汚れた建物室内S1内の空気を吸い込むためフ
ィルター54の寿命が短くなり、クリーンブース51内
をクリーンな状態に維持し続けることが困難であるとい
う問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、一般的な建物室内に設
置しても良好なクリーン状態を長時間維持できるクリー
ンブースを提供せんことを目的とし、その第1の要旨
は、フィルターを通し除菌,除塵した空気を室内に吹き
出すように構成したクリーンブースにおいて、前記室内
の空気を循環路を通して前記フィルターの上流側へ戻す
ように構成したことである。また、第2の要旨は、前記
循環路が、内側にビニールカーテンを張った二重壁で構
成されていることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、第1実施例のクリーンブースの概略構成
図であり、クリーンブース1は、天井面2の上面にユニ
ットボックス3が設置されており、ユニットボックス3
内には、ファン4と、その下流の天井面2側にメインフ
ィルター5(ヘパフィルター)が内装されたものとなっ
ており、このメインフィルター5で除菌,除塵した空気
を、室内のクリーン空間S2内に天井側より吹き出すよ
うに構成されている。
【0005】また、本例のクリーンブース1では、側壁
面が、外張りビニールカーテン6と、その内側の内張り
ビニールカーテン7で、二重壁構造に形成されており、
外張りビニールカーテン6と内張りビニールカーテン7
間にて、吸気通路8が縦方向に形成されたものとなって
いる。なお、外張りビニールカーテン6の下端は、クリ
ーンブース1が設置される建物内の建物空間S1の床面
Fまで延ばされており、クリーン空間S1を密閉状態に
保つように構成されている。
【0006】また、内張りビニールカーテン7の下端
は、床面Fよりも上方に位置して吸気口8aを形成して
おり、この吸気口8aにはプレフィルター9を設けてお
くことができ、クリーン空間S2内の空気を、この吸気
口8aから吸気通路8内に上昇させることができるよう
に構成されており、吸気通路8の上端には、循環ダクト
10が接続されており、循環ダクト10は、吸気通路8
の上端から立ち上がる立上部10aと、立上部10aの
上端から略水平状に延びる水平部10bで構成されて、
水平部10bの他端側が前記ユニットボックス3に気密
状に接続されており、ユニットボックス3内のファン4
の上流側にクリーン空間S2内の空気を循環させること
ができるように構成されている。
【0007】従って、ファン4が回転されて、メインフ
ィルター5通し除菌,除塵された空気はクリーン空間S
2内に吹き出されて、クリーン空間S2内が良好なクリ
ーン状態に維持されるものであり、クリーン空間S2内
の空気は、吸気通路8内から循環ダクト10を通り、フ
ァン4の上流側に戻され、再びメインフィルター5を通
り、クリーン空間S2内に循環されるものであり、メイ
ンフィルター5を通過する空気はクリーン空間S2内の
クリーンな空気であり、建物空間S1内の汚れた空気が
クリーン空間S2内に入ることが少なくなるため、建物
空間S1内の汚れた空気によりメインフィルター5が詰
まることが少なく、メインフィルター5の寿命を長時間
延ばすことができて、長期間クリーン空間S2内をクリ
ーンな環境に維持することができるものとなる。従っ
て、このようなクリーンブース1は、一般的な建物内に
設置してもクリーンブース1内を良好なクリーン環境に
維持でき、そのクリーンブース1内で、食品の製造と
か、包装とか、精密機械の組立てとか、その他、植物栽
培を良好に行うことができるものとなる。
【0008】なお、クリーンブース1は、部材を分解し
て、建物空間S1内で簡単に組み立てることができるよ
うに構成しておくことができ、クリーンブース1の大き
さは各種サイズのものを予め用意しておくことができ、
クリーンブース1はどこでも設置が可能であり、従来の
ようにクリーンルーム内に設置する必要はなく、どのよ
うな建物内にでも設置して、良好なクリーン環境を形成
させることができるものとなる。
【0009】次に、図2は第2実施例を示すものであ
り、図2では、クリーンブース1の側壁面12の内側
に、天井面2から垂下状に仕切カーテン11を垂設し
て、この仕切カーテン11内にクリーン空間S2を形成
させることができるように構成したものであり、メイン
フィルター5を通りクリーンな空気が仕切カーテン11
内に吹き出され、仕切カーテン11の内側を良好なクリ
ーン環境にすることができ、空気が仕切カーテン11の
外側を回って、天井面2に設けられた循環ダクト10か
ら、再びユニットボックス3内のファン4の上流側に戻
されて循環するように構成したもので、このような構成
においても、室内のクリーンな空気を循環させてメイン
フィルター5の寿命を延ばすことができ、どのような建
物内にでも設置が可能で、クリーン状態を長時間維持す
ることができるものとなる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、フィルターを通し除菌,除塵
した空気を室内に吹き出すように構成したクリーンブー
スにおいて、室内の空気を循環路を通してフィルターの
上流側へ戻すように構成したことにより、室内のクリー
ンな空気を循環させて使用するため、フィルターの寿命
を延ばすことができ、クリーンルーム内に設置する必要
がなく、一般的な建物内のどこでも設置して、内部を良
好なクリーン状態に維持できる効果を有する。
【0011】また、循環路が、内側にビニールカーテン
を張った二重壁で構成されていることにより、簡単な構
造で循環通路を形成させることができて、室内のクリー
ンな空気を循環路を通してフィルターの上流側に良好に
戻して循環させることができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のクリーンブースの概略構成図であ
る。
【図2】第2実施例のクリーンブースの概略構成図であ
る。
【図3】従来のクリーンブースの概略構成図である。
【符号の説明】
1 クリーンブース 2 天井面 3 ユニットボックス 4 ファン 5 メインフィルター 6 外張りビニールカーテン 7 内張りビニールカーテン 8 吸気通路 8a 吸気口 9 プレフィルター 10 循環ダクト 10a 立上部 10b 水平部 11 仕切カーテン 12 側壁面 S1 建物空間 S2 クリーン空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新城 好一 愛知県西春日井郡師勝町大字鹿田字花の木 29番地の4 Fターム(参考) 3L058 BE08 BF01 BG01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルターを通し除菌,除塵した空気を
    室内に吹き出すように構成したクリーンブースにおい
    て、前記室内の空気を循環路を通して前記フィルターの
    上流側へ戻すように構成したことを特徴とするクリーン
    ブース。
  2. 【請求項2】 前記循環路が、内側にビニールカーテン
    を張った二重壁で構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載のクリーンブース。
JP2000161275A 2000-05-30 2000-05-30 クリーンブース Pending JP2001336798A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101314278B1 (ko) * 2011-11-30 2013-10-02 (주)신성이엔지 클린 부스
JP2014169816A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Nippon Spindle Mfg Co Ltd ドライブース
JP2021167722A (ja) * 2021-07-15 2021-10-21 株式会社西部技研 クリーンブース
KR102317042B1 (ko) * 2020-09-03 2021-10-25 주식회사 엔쓰컴퍼니 정화된 공기가 채워지고 내부에서의 비말전파를 막을 수 있도록 구현된 옥외시설물

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JP2021167722A (ja) * 2021-07-15 2021-10-21 株式会社西部技研 クリーンブース
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