JP2001334843A - 車両用メータ回路 - Google Patents
車両用メータ回路Info
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】警告灯を、断芯チェック時には点灯させ、アイ
ドルストップ時には消灯させる機能を備えるメータ回路
を、アイドルストップ装置を搭載していない車両に対し
ても構成を大幅に変更することなく共用できるようにす
る。 【解決手段】ブレーキ警告灯LP2とオルタネータのL
端子TLとを接続する回路に、ノーマルオンタイプのス
イッチング回路Reを介装し、エンジンを制御する制御
装置1からアイドルストップ信号が出力されたときのみ
スイッチング回路Reをオフ動作させることで、アイド
ルストップ時はブレーキ警告灯LP2の消灯状態を維持
させる。一方アイドルストップ装置を搭載していない車
両に対しては、スイッチング回路Reを介装する回路を
直結することで、従来と同様のメータ回路として機能さ
せる。
ドルストップ時には消灯させる機能を備えるメータ回路
を、アイドルストップ装置を搭載していない車両に対し
ても構成を大幅に変更することなく共用できるようにす
る。 【解決手段】ブレーキ警告灯LP2とオルタネータのL
端子TLとを接続する回路に、ノーマルオンタイプのス
イッチング回路Reを介装し、エンジンを制御する制御
装置1からアイドルストップ信号が出力されたときのみ
スイッチング回路Reをオフ動作させることで、アイド
ルストップ時はブレーキ警告灯LP2の消灯状態を維持
させる。一方アイドルストップ装置を搭載していない車
両に対しては、スイッチング回路Reを介装する回路を
直結することで、従来と同様のメータ回路として機能さ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、停車時のアイドル
ストップ時には警告灯をできるだけ消灯させるようにし
た車両用メータ回路に関する。
ストップ時には警告灯をできるだけ消灯させるようにし
た車両用メータ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題から、運転中における信
号待ちや渋滞等の一時停車時に自動的或いは半自動的に
エンジンを停止させ、発進時に自動的にエンジンを再始
動させるアイドルストップ装置が提案されており、この
アイドルストップ装置を搭載した車は、アイドルストッ
プ車としてバスやトラックで普及し始めており、自家用
車においても一部実用化されている。
号待ちや渋滞等の一時停車時に自動的或いは半自動的に
エンジンを停止させ、発進時に自動的にエンジンを再始
動させるアイドルストップ装置が提案されており、この
アイドルストップ装置を搭載した車は、アイドルストッ
プ車としてバスやトラックで普及し始めており、自家用
車においても一部実用化されている。
【0003】ところで、既存のメータ回路では、コンビ
ネーションメータに配設されている警告灯を一時的に点
灯させることで、警告灯の、断芯チェックを行う機能が
併設されている。
ネーションメータに配設されている警告灯を一時的に点
灯させることで、警告灯の、断芯チェックを行う機能が
併設されている。
【0004】この断芯チェック機能は、イグニッション
スイッチをONしたときに実行される。例えば、図2に
示すように、発電機としてオルタネータを採用する一般
的な車両では、警告灯の代表である、エンジンの充電系
に異常が生じたときに点灯する充電警告灯LP1は、バ
ッテリBTに接続するイグニッションスイッチIGとオ
ルタネータのL端子TLとの間に介装されており、又、
この回路に、ブレーキ液不足を検出したとき或いはパー
キングブレーキを作動させたときに点灯するブレーキ警
告灯LP2がダイオードD1を介して並列接続されてい
る。
スイッチをONしたときに実行される。例えば、図2に
示すように、発電機としてオルタネータを採用する一般
的な車両では、警告灯の代表である、エンジンの充電系
に異常が生じたときに点灯する充電警告灯LP1は、バ
ッテリBTに接続するイグニッションスイッチIGとオ
ルタネータのL端子TLとの間に介装されており、又、
この回路に、ブレーキ液不足を検出したとき或いはパー
キングブレーキを作動させたときに点灯するブレーキ警
告灯LP2がダイオードD1を介して並列接続されてい
る。
【0005】イグニッションスイッチIGをONする
と、この状態では未だエンジンが停止しているので、オ
ルタネータのL端子TLは接地されており、従って、回
路にバッテリBTから電流が流れ、両警告灯LP1,L
P2が点灯する。
と、この状態では未だエンジンが停止しているので、オ
ルタネータのL端子TLは接地されており、従って、回
路にバッテリBTから電流が流れ、両警告灯LP1,L
P2が点灯する。
【0006】そして、エンジンが起動して、オルタネー
タが発電を開始すると、L端子TLが開いて、回路が遮
断されるため両警告灯LP1,LP2が消灯する。尚、
符号SW1はパーキングブレーキの作動を検知するパー
キングブレーキスイッチ、SW2はブレーキ液不足を検
出するブレーキ液レベルスイッチである。
タが発電を開始すると、L端子TLが開いて、回路が遮
断されるため両警告灯LP1,LP2が消灯する。尚、
符号SW1はパーキングブレーキの作動を検知するパー
キングブレーキスイッチ、SW2はブレーキ液不足を検
出するブレーキ液レベルスイッチである。
【0007】このように、コンビネーションメータに配
設されている警告灯の中で、オルタネータのL端子TL
に接続される警告灯は、イグニッションスイッチIGが
ON状態にあり、エンジンが停止しているときは、必ず
点灯する。
設されている警告灯の中で、オルタネータのL端子TL
に接続される警告灯は、イグニッションスイッチIGが
ON状態にあり、エンジンが停止しているときは、必ず
点灯する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したメー
タ回路をアイドルストップ車に採用した場合、アイドル
ストップ車は、信号待ちや渋滞などの一時停車状態にお
いてエンジンが自動的に停止するため、アイドルストッ
プ毎に断芯チェック機能が働いて、警告灯が点灯してし
まい、運転者にエンストしたとの誤解を与えてしまうこ
とになる。
タ回路をアイドルストップ車に採用した場合、アイドル
ストップ車は、信号待ちや渋滞などの一時停車状態にお
いてエンジンが自動的に停止するため、アイドルストッ
プ毎に断芯チェック機能が働いて、警告灯が点灯してし
まい、運転者にエンストしたとの誤解を与えてしまうこ
とになる。
【0009】又、走行は主に走行用モータで行い、エン
ジンにより発電用モータを駆動させて発電させるハイブ
リッド車でも、同様に、運転中にエンジンが停止する
と、断芯チェック機能が働いて、コンビネーションメー
タ内の警告灯が点灯してしまう。
ジンにより発電用モータを駆動させて発電させるハイブ
リッド車でも、同様に、運転中にエンジンが停止する
と、断芯チェック機能が働いて、コンビネーションメー
タ内の警告灯が点灯してしまう。
【0010】これに対処するに、例えば実開昭58−1
70248号公報には、エンジン自動停止後、所定時間
経過時に各種装置へのバッテリ供給を停止することで、
アイドルストップ時には、所定時間経過後に警告灯を消
灯させることの可能な技術が開示されている。
70248号公報には、エンジン自動停止後、所定時間
経過時に各種装置へのバッテリ供給を停止することで、
アイドルストップ時には、所定時間経過後に警告灯を消
灯させることの可能な技術が開示されている。
【0011】しかし、この先行技術では、警告灯を消灯
させるための専用回路を必要とするため、構成が複雑化
し、アイドルストップ装置を搭載していない通常の車両
との共用化を実現することができず、生産効率が悪くな
るばかりでなく、製品管理が煩雑化してしまう。
させるための専用回路を必要とするため、構成が複雑化
し、アイドルストップ装置を搭載していない通常の車両
との共用化を実現することができず、生産効率が悪くな
るばかりでなく、製品管理が煩雑化してしまう。
【0012】本発明は、上記事情に鑑み、専用回路を殆
ど必要とせず、簡単な構造で、アイドルストップ装置の
搭載車、非搭載車間において共用化することの可能な車
両用メータ回路を提供することを目的とする。
ど必要とせず、簡単な構造で、アイドルストップ装置の
搭載車、非搭載車間において共用化することの可能な車
両用メータ回路を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による第1の車両用メータ回路は、バッテリに接
続されているイグニッションスイッチとオルタネータの
L端子との間に、該L端子の接地により断線チェックが
行われる警告灯を介装した車両用メータ回路において、
上記警告灯と上記L端子とを接続する回路にエンジンを
制御する制御装置からの信号入力によりオフ動作するス
イッチング回路を介装したことを特徴とする。
本発明による第1の車両用メータ回路は、バッテリに接
続されているイグニッションスイッチとオルタネータの
L端子との間に、該L端子の接地により断線チェックが
行われる警告灯を介装した車両用メータ回路において、
上記警告灯と上記L端子とを接続する回路にエンジンを
制御する制御装置からの信号入力によりオフ動作するス
イッチング回路を介装したことを特徴とする。
【0014】このような構成では、制御装置からの信号
によりスイッチング回路がオフ動作して、警告灯とオル
タネータのL端子とを接続する回路を遮断すると、エン
ジンが停止しても警告灯は消灯した状態を維持する。
によりスイッチング回路がオフ動作して、警告灯とオル
タネータのL端子とを接続する回路を遮断すると、エン
ジンが停止しても警告灯は消灯した状態を維持する。
【0015】第2の車両用メータ回路は、第1の車両用
メータ回路において、上記制御装置には停車時にエンジ
ンを停止させるアイドルストップ機能が備えられてお
り、上記制御装置でアイドルストップと判定されたとき
は上記スイッチング回路をオフ動作させることを特徴と
する。
メータ回路において、上記制御装置には停車時にエンジ
ンを停止させるアイドルストップ機能が備えられてお
り、上記制御装置でアイドルストップと判定されたとき
は上記スイッチング回路をオフ動作させることを特徴と
する。
【0016】このような構成では、制御装置においてア
イドルストップと判定したとき、スイッチング回路をオ
フ動作させて、警告灯の消灯状態を維持させる。
イドルストップと判定したとき、スイッチング回路をオ
フ動作させて、警告灯の消灯状態を維持させる。
【0017】第3の車両用メータ回路は、第1或いは第
2の車両用メータ回路において、上記制御装置には停車
時にエンジンを停止させるアイドルストップ機能が備え
られており、上記制御装置でアイドルストップ後のアイ
ドルスタートと判定されたときは上記スイッチング回路
をオン動作させることを特徴とする。
2の車両用メータ回路において、上記制御装置には停車
時にエンジンを停止させるアイドルストップ機能が備え
られており、上記制御装置でアイドルストップ後のアイ
ドルスタートと判定されたときは上記スイッチング回路
をオン動作させることを特徴とする。
【0018】このような構成では、制御装置においてア
イドルストップ後のアイドルスタートと判定したとき
は、スイッチング回路をオン動作させて、警告灯とオル
タネータのL端子とを導通させる。
イドルストップ後のアイドルスタートと判定したとき
は、スイッチング回路をオン動作させて、警告灯とオル
タネータのL端子とを導通させる。
【0019】第4の車両用メータ回路は、第1〜第3の
車両用メータ回路において、上記スイッチング回路を介
装する回路は該スイッチング回路を迂回して直結可能で
あることを特徴とする。
車両用メータ回路において、上記スイッチング回路を介
装する回路は該スイッチング回路を迂回して直結可能で
あることを特徴とする。
【0020】このような構成では、アイドルストップ機
能を備えていない通常の車両では、スイッチング回路を
迂回して回路を直結することで、エンジン停止時は、L
端子に導通されている警告灯が常に点灯可能となる。
能を備えていない通常の車両では、スイッチング回路を
迂回して回路を直結することで、エンジン停止時は、L
端子に導通されている警告灯が常に点灯可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図1に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。尚、図2と同一の構成について
は同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態を説明する。尚、図2と同一の構成について
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0022】本実施の形態で示す車両用メータ回路は、
ブレーキ警告灯LP2とダイオードD1とを結ぶ回路
に、ノーマルオンタイプのスイッチング回路Reを介装
したもので、その他の構成は、図2に示す従来のものと
同じである。
ブレーキ警告灯LP2とダイオードD1とを結ぶ回路
に、ノーマルオンタイプのスイッチング回路Reを介装
したもので、その他の構成は、図2に示す従来のものと
同じである。
【0023】スイッチング回路Reは、本実施の形態で
はリレースイッチを採用しており、スイッチ部aが、ダ
イオードD1のアノード側に介装され、又リレーコイル
bが、エンジンを制御する制御装置1に接続されてい
る。
はリレースイッチを採用しており、スイッチ部aが、ダ
イオードD1のアノード側に介装され、又リレーコイル
bが、エンジンを制御する制御装置1に接続されてい
る。
【0024】この制御装置1はアイドルストップ機能を
備えている。このアイドルストップ機能は、予め設定さ
れたアイドルストップ条件、例えば車速が0で、且つパ
ーキングブレーキ作動状態が所定時間継続しているかど
うかを判断し、アイドルストップ条件が満足したとき、
エンジン制御系に対して、アイドルストップ信号を出力
してエンジンを自動的に停止(アイドルストップ)させ
る。そして、このアイドルストップ状態から、例えばブ
レーキペダルが踏み込まれ、且つパーキングブレーキが
解除されたときは、アイドルスタート条件成立と判断
し、エンジン制御系に対してアイドルスタート信号を出
力し、スタータ回路を自動的にONさせて、エンジンを
再始動させる。
備えている。このアイドルストップ機能は、予め設定さ
れたアイドルストップ条件、例えば車速が0で、且つパ
ーキングブレーキ作動状態が所定時間継続しているかど
うかを判断し、アイドルストップ条件が満足したとき、
エンジン制御系に対して、アイドルストップ信号を出力
してエンジンを自動的に停止(アイドルストップ)させ
る。そして、このアイドルストップ状態から、例えばブ
レーキペダルが踏み込まれ、且つパーキングブレーキが
解除されたときは、アイドルスタート条件成立と判断
し、エンジン制御系に対してアイドルスタート信号を出
力し、スタータ回路を自動的にONさせて、エンジンを
再始動させる。
【0025】更に、制御装置1では、アイドルストップ
信号が出力されているときのみ、スイッチング回路Re
のリレーコイルbに対し、励磁信号を出力する。すなわ
ち、制御装置1からアイドルストップ信号が出力された
ときは、リレーコイルbに対して、励磁信号を出力し、
リレーコイルbを励磁して、スイッチ部aを開動作さ
せ、ブレーキ警告灯LP2とオルタネータのL端子TL
とを結ぶ回路を遮断する。
信号が出力されているときのみ、スイッチング回路Re
のリレーコイルbに対し、励磁信号を出力する。すなわ
ち、制御装置1からアイドルストップ信号が出力された
ときは、リレーコイルbに対して、励磁信号を出力し、
リレーコイルbを励磁して、スイッチ部aを開動作さ
せ、ブレーキ警告灯LP2とオルタネータのL端子TL
とを結ぶ回路を遮断する。
【0026】次に、上記構成による本実施の形態の動作
について説明する。イグニッションスイッチIGをON
すると、この時点では、制御装置1からエンジン制御系
に対しては、未だアイドルストップ信号が出力されてい
ないため、スイッチング回路Reのリレーコイルbに対
して、励磁信号が出力されておらず、スイッチング回路
Reのスイッチ部aはON状態にあり、又、オルタネー
タはエンジンが停止しているので、発電動作しておら
ず、L端子TLは接地されているため、バッテリBTか
ら、充電警告灯LP1、ブレーキ警告灯LP2に電流が
流れ、この両警告灯LP1,LP2が点灯し、断芯がチ
ェックされる。
について説明する。イグニッションスイッチIGをON
すると、この時点では、制御装置1からエンジン制御系
に対しては、未だアイドルストップ信号が出力されてい
ないため、スイッチング回路Reのリレーコイルbに対
して、励磁信号が出力されておらず、スイッチング回路
Reのスイッチ部aはON状態にあり、又、オルタネー
タはエンジンが停止しているので、発電動作しておら
ず、L端子TLは接地されているため、バッテリBTか
ら、充電警告灯LP1、ブレーキ警告灯LP2に電流が
流れ、この両警告灯LP1,LP2が点灯し、断芯がチ
ェックされる。
【0027】そして、エンジンを始動させると、オルタ
ネータが発電を開始し、L端子TLが開動作し、充電警
告灯LP1、及びブレーキ警告灯LP2が消灯する。
尚、この場合、パーキングブレーキが作動しており、或
いはブレーキ液圧が不足しているときは、パーキングブ
レーキスイッチSW1、或いはブレーキ液レベルスイッ
チSW2がONされるため、ブレーキ警告灯LP2は点
灯されたままの状態となる。
ネータが発電を開始し、L端子TLが開動作し、充電警
告灯LP1、及びブレーキ警告灯LP2が消灯する。
尚、この場合、パーキングブレーキが作動しており、或
いはブレーキ液圧が不足しているときは、パーキングブ
レーキスイッチSW1、或いはブレーキ液レベルスイッ
チSW2がONされるため、ブレーキ警告灯LP2は点
灯されたままの状態となる。
【0028】その後、運転中に、信号待ちや渋滞等によ
る一時停車状態のときに、アイドルストップ条件が成立
すると、制御装置1からエンジン制御系にアイドルスト
ップ信号が出力され、エンジンが自動的に停止される。
同時に、スイッチング回路Reのリレーコイルbに対し
て励磁信号が出力され、スイッチ部aが吸引されて、ス
イッチング回路ReがOFF動作する。又、エンジンが
停止すると、オルタネータの発電も停止するため、L端
子TLが接地される。
る一時停車状態のときに、アイドルストップ条件が成立
すると、制御装置1からエンジン制御系にアイドルスト
ップ信号が出力され、エンジンが自動的に停止される。
同時に、スイッチング回路Reのリレーコイルbに対し
て励磁信号が出力され、スイッチ部aが吸引されて、ス
イッチング回路ReがOFF動作する。又、エンジンが
停止すると、オルタネータの発電も停止するため、L端
子TLが接地される。
【0029】その結果、アイドルストップ状態では、充
電警告灯LP1が点灯し、一方ブレーキ警告灯LP2
は、両スイッチSW1,SW2が共にOFF状態のとき
は、消灯状態が維持される。
電警告灯LP1が点灯し、一方ブレーキ警告灯LP2
は、両スイッチSW1,SW2が共にOFF状態のとき
は、消灯状態が維持される。
【0030】又、運転中にエンストした場合は、制御装
置1からアイドルストップ信号が出力されないため、ス
イッチング回路Reに対しても、励磁信号が出力され
ず、スイッチング回路ReはON状態を維持しているの
で、両警告灯LP1,LP2は共に点灯する。
置1からアイドルストップ信号が出力されないため、ス
イッチング回路Reに対しても、励磁信号が出力され
ず、スイッチング回路ReはON状態を維持しているの
で、両警告灯LP1,LP2は共に点灯する。
【0031】又、制御装置1にアイドルストップ機能が
備えられていない車両では、スイッチング回路Reを迂
回して、ブレーキ警告灯LP2とダイオードD1とを直
結し、或いは、スイッチング回路Reがノーマルオンタ
イプであるため、リレーコイルbと制御装置1とを断線
させるだけで、ブレーキ警告灯LP2とオルタネータの
L端子TLとを、常時導通させることができ、アイドル
ストップ装置を搭載している車両と、アイドルストップ
装置を搭載していない車両とが混在する場合であって
も、同一のメータ回路を共用することができ、製造及び
製品管理が容易になる。
備えられていない車両では、スイッチング回路Reを迂
回して、ブレーキ警告灯LP2とダイオードD1とを直
結し、或いは、スイッチング回路Reがノーマルオンタ
イプであるため、リレーコイルbと制御装置1とを断線
させるだけで、ブレーキ警告灯LP2とオルタネータの
L端子TLとを、常時導通させることができ、アイドル
ストップ装置を搭載している車両と、アイドルストップ
装置を搭載していない車両とが混在する場合であって
も、同一のメータ回路を共用することができ、製造及び
製品管理が容易になる。
【0032】このように、本実施の形態によれば、従来
の回路に、スイッチング回路Reを介装しただけの簡単
な構造であるため、専用回路を殆ど用いることなく、ア
イドルストップ装置を搭載する車両に対して容易に対応
することができる。
の回路に、スイッチング回路Reを介装しただけの簡単
な構造であるため、専用回路を殆ど用いることなく、ア
イドルストップ装置を搭載する車両に対して容易に対応
することができる。
【0033】又、スイッチング回路Reのスイッチ部a
を迂回して直結し、或いはスイッチング回路Reのリレ
ーコイルbと制御装置1とを断線するだけで、ブレーキ
警告灯LP2をダイオードD1を介してオルタネータの
L端子TLに常時接続させることができるため、アイド
ルストップ装置の搭載車、非搭載車が混在する場合であ
っても、同一のメータ回路を共用化することができ、製
品管理が容易になる。
を迂回して直結し、或いはスイッチング回路Reのリレ
ーコイルbと制御装置1とを断線するだけで、ブレーキ
警告灯LP2をダイオードD1を介してオルタネータの
L端子TLに常時接続させることができるため、アイド
ルストップ装置の搭載車、非搭載車が混在する場合であ
っても、同一のメータ回路を共用化することができ、製
品管理が容易になる。
【0034】尚、本発明は上述した実施の形態に限るも
のではなく、例えば、スイッチング回路Reはリレース
イッチに限らず、半導体によるスイッチング回路、アナ
ログスイッチング回路等を用いても良い。無論、単純な
スイッチ回路であるため、論理回路を用いるようにして
も良い。又、スイッチング回路Reは、ダイオードD1
のカソード側に介装しても良い。更に、スイッチング回
路自体に整流機能が備えられている場合、ダイオードは
不要となる。
のではなく、例えば、スイッチング回路Reはリレース
イッチに限らず、半導体によるスイッチング回路、アナ
ログスイッチング回路等を用いても良い。無論、単純な
スイッチ回路であるため、論理回路を用いるようにして
も良い。又、スイッチング回路Reは、ダイオードD1
のカソード側に介装しても良い。更に、スイッチング回
路自体に整流機能が備えられている場合、ダイオードは
不要となる。
【0035】又、本構成は、エンジンによりオルタネー
タを駆動させるハイブリッド車にも採用することができ
る。更に、ハイブリッド車では、オルタネータのL端子
に代えて、発電用モータで発電した電圧を変換するDC
/DCコンバータに接続し、更にスイッチング回路Re
に対しては、ハイブリッド制御装置から走行可能信号が
出力されているときにのみ、励磁信号を出力するように
しても、同様の作用効果を得ることができる。
タを駆動させるハイブリッド車にも採用することができ
る。更に、ハイブリッド車では、オルタネータのL端子
に代えて、発電用モータで発電した電圧を変換するDC
/DCコンバータに接続し、更にスイッチング回路Re
に対しては、ハイブリッド制御装置から走行可能信号が
出力されているときにのみ、励磁信号を出力するように
しても、同様の作用効果を得ることができる。
【0036】又、アイドルストップ時、スイッチング回
路ReのOFFにより消灯状態が維持される警告灯は、
ブレーキ警告灯LP2に限らず、オルタネータのL端子
TLの接地動作により断芯チェックが行われるものであ
れば、何れの警告灯であっても良い。
路ReのOFFにより消灯状態が維持される警告灯は、
ブレーキ警告灯LP2に限らず、オルタネータのL端子
TLの接地動作により断芯チェックが行われるものであ
れば、何れの警告灯であっても良い。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
エンジンを制御する制御装置からの信号によりオフ動作
するスイッチング回路を、警告灯とオルタネータのL端
子とを接続する回路に介装したので、例えばアイドルス
トップ機能により、エンジンを停止させた場合、制御装
置からの信号によりスイッチング回路がオフ動作して、
警告灯とオルタネータのL端子とを遮断するため、警告
灯が点灯せず、運転者にエンストしたとの誤解を与える
ことが無い。
エンジンを制御する制御装置からの信号によりオフ動作
するスイッチング回路を、警告灯とオルタネータのL端
子とを接続する回路に介装したので、例えばアイドルス
トップ機能により、エンジンを停止させた場合、制御装
置からの信号によりスイッチング回路がオフ動作して、
警告灯とオルタネータのL端子とを遮断するため、警告
灯が点灯せず、運転者にエンストしたとの誤解を与える
ことが無い。
【0038】又、スイッチング回路を介装しただけの簡
単な構造であるため、専用回路を殆ど必要とせず、製品
コストの低減を図ることができる。
単な構造であるため、専用回路を殆ど必要とせず、製品
コストの低減を図ることができる。
【0039】更に、スイッチング回路を迂回して直結す
ることで、アイドルストップ装置を搭載していない車両
にも、メータ回路の基本構成は殆ど変更することなく取
付けることが可能となり、メータ回路の共用化を図るこ
とができ、製造及び製品管理が容易になる。
ることで、アイドルストップ装置を搭載していない車両
にも、メータ回路の基本構成は殆ど変更することなく取
付けることが可能となり、メータ回路の共用化を図るこ
とができ、製造及び製品管理が容易になる。
【図1】車両用メータ回路の一例を示す回路図
【図2】従来の車両用メータ回路の要部を示す回路図
1 制御装置 BT バッテリ IG イグニッションスイッチ LP2 ブレーキ警告灯 Re スイッチング回路 TL (オルタネータの)L端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D044 BA04 BA20 BB01 BD02 BD13 3G092 AC03 CA01 EA11 EA27 EA29 FA30 FA46 GA10 GB10 HC08Z HF01Z HF25Z 3G093 AA01 BA22 BA24 CA04 CB01 DA01 DA13 DB06 DB28 EC01 FA01
Claims (4)
- 【請求項1】バッテリに接続されているイグニッション
スイッチとオルタネータのL端子との間に、該L端子の
接地により断線チェックが行われる警告灯を介装した車
両用メータ回路において、 上記警告灯と上記L端子とを接続する回路にエンジンを
制御する制御装置からの信号入力によりオフ動作するス
イッチング回路を介装したことを特徴とする車両用メー
タ回路。 - 【請求項2】上記制御装置には停車時にエンジンを停止
させるアイドルストップ機能が備えられており、 上記制御装置でアイドルストップと判定されたときは上
記スイッチング回路をオフ動作させることを特徴とする
請求項1記載の車両用メータ回路。 - 【請求項3】上記制御装置には停車時にエンジンを停止
させるアイドルストップ機能が備えられており、 上記制御装置でアイドルストップ後のアイドルスタート
と判定されたときは上記スイッチング回路をオン動作さ
せることを特徴とする請求項1或いは2記載の車両用メ
ータ回路。 - 【請求項4】上記スイッチング回路を介装する回路は該
スイッチング回路を迂回して直結可能であることを特徴
とする請求項1〜3の何れかに記載の車両用メータ回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000153464A JP2001334843A (ja) | 2000-05-24 | 2000-05-24 | 車両用メータ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000153464A JP2001334843A (ja) | 2000-05-24 | 2000-05-24 | 車両用メータ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001334843A true JP2001334843A (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=18658714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000153464A Pending JP2001334843A (ja) | 2000-05-24 | 2000-05-24 | 車両用メータ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001334843A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101393808B1 (ko) * | 2008-11-24 | 2014-05-13 | 기아자동차주식회사 | 차량 경고등 제어 시스템 |
CN110789473A (zh) * | 2018-08-02 | 2020-02-14 | 北京佩特来电器有限公司 | 一种机动车以及机动车控制方法 |
-
2000
- 2000-05-24 JP JP2000153464A patent/JP2001334843A/ja active Pending
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KR101393808B1 (ko) * | 2008-11-24 | 2014-05-13 | 기아자동차주식회사 | 차량 경고등 제어 시스템 |
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A521 | Request for written amendment filed |
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