JP2001334146A - 磁気流体処理装置 - Google Patents

磁気流体処理装置

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JP2001334146A JP2000155911A JP2000155911A JP2001334146A JP 2001334146 A JP2001334146 A JP 2001334146A JP 2000155911 A JP2000155911 A JP 2000155911A JP 2000155911 A JP2000155911 A JP 2000155911A JP 2001334146 A JP2001334146 A JP 2001334146A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】強力な均一磁場を発生させる経済的な流体磁気
処理装置を提供する。 【解決手段】両底面にシ−ル材と磁性体の鋼板を積層し
た円筒形磁石を非磁性体のケ−シングに挿嵌し、前記鋼
板の中心部を、両端部をネジきりした非磁性体の丸棒で
貫通させ、前記鋼板をナットで螺合、締結して磁気ユニ
ットを形成する。また丸棒素材を中ぐりし、縦断面図が
凸型になるように、大円筒部と小円筒部を削成し、小円
筒部周縁内側にネジ孔を、かつ小円筒部周面と大円筒部
底面に円形小孔を設けた締付け部材を形成し、前記ナッ
トに磁性体円形金網を挿設して締付け部材と磁気ユニッ
トとを螺合させ、外管に挿嵌、内設する。前記外管を片
ナットアダプタ−と螺合させ締結し封止する。オゾン水
生成装置を上流側に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、処理流体を、装
置内に固定された磁気ユニットから発生させる強力にし
て均一な磁場空間に導入して磁気的処理を行ことによっ
て、処理流体の凝集沈殿物を効率よく除去できる磁気流
体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術による流体磁気処理装置にお
いて、非磁性体の管内に1個又は用途に応じては複数個
の永久磁石を配設し、この管を強磁性体の外管内にに封
止し、装置内を通過する処理流体に磁力線を放射させ、
磁場のすき間を流れる流体を磁気処理する方法を開示し
ている。この場合、永久磁石の両側にメッシュ状のワイ
ヤ−からなる強磁性体を配置している。(特公平6−1
90023)このような従来の技術による流体磁気処理
装置においては、2,000ガウスの永久磁石とメッシ
ュ状のワイヤ−からなる強磁性体間等に発生する処理流
体の流路における磁束密度をハイレベルに維持する発明
が開示されている。
【0003】さらに、複数の磁石をそれぞれ反発するよ
うに並べ、強磁性体のスペ−サを挟み込んで棒磁石を形
成し、この棒磁石を管の中央に位置するように保持し、
外部機器との接続、内部清掃を容易にするために管の両
端に接続具を配置した流体磁気処理装置や、流通管の流
路に磁性体の針状体を配設し、環状磁石から発生させた
磁力線流路の中央に導き、流路における磁界の均一化を
図った磁気処理装置が開示されている。(特開平7−8
09、特開平7−96173)また、流路に配置された
円筒状の内部磁極体部を用い、それらの間隙の幅を狭め
て設定し強磁場が得られる発明が開示されている。(特
公平7−106352)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術によれば、
上述したように、永久磁石やメッシュ状ワイヤ−を処理
流体の流路に配し、流路における磁束密度をハイレベル
に維持する方法や針状体を流路に配置し、均一な磁界を
発生させたり、内部磁極体を円筒状に形成し、その間隙
の幅を狭めて強磁場を設定する発明が開示されている。
しかしながら容器内に永久磁石を配置する方法において
は、その固定の方法の開示が不明瞭あったり流路の中央
部における磁束をハイレベルに維持できても流路におい
て均一の磁場を発生させることに問題を残している。
【0005】棒磁石を非磁性体のケ−シング内に設け、
棒磁石を構成するスペ−サの数だけ強磁場を発生できて
も磁気処理を効率的に作用させるため重要な均一磁場の
発生効果に問題がある。さらに針状体の磁性体を介して
流通管の中央に磁力線を導く磁気処理装置の構造におい
ては、磁気ユニット間の間隙を狭め強磁場を発生させる
作用に不都合が生じるおそれが生じる。これらの磁界ユ
ニットは、それ自体装置に固定されているので、それら
の磁性体へ吸着した凝集物の清掃、除去を行ない磁気処
理効果を向上させるためには、磁性体を交換するかわり
に装置自体の交換が必要であった。
【0006】内部磁極体を円筒状に形成し、その間隙の
幅を狭めて強磁場を設定する発明においては、主要部材
を形成する円筒状磁極体の形状及び構造から、その間隙
を流れる処理流体が干渉しあい流体の流速が低下するお
それがあり、また、磁界の強度をさらに引き上げ流体の
処理効率を一層向上させるために磁極体部の間隙をさら
に狭めようとすれば、設計、材料費が割高になり、その
実施にともなう経済性が十分重視されていない。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による磁気流体
処理装置は、両底面(3)に1対のシ−ル材(4)と磁
性体の鋼板(5)をそれぞれ積層した円筒形の永久磁石
(1)を、非磁性体のケ−シング(2)の内側に密着さ
せて挿嵌し、鋼板(5)、シ−ル材(4)及び永久磁石
(1)のそれぞれの中心を、両端部の外側にオネジ
(7)を設けた非磁性体の丸棒(6)で貫通させ、オネ
ジ(7)に非磁性体のナット(8)を螺合させて、鋼板
(5)を締結することによって、永久磁石(1)を、積
層されたシ−ル材(4)と鋼板(5)とによって、ケ−
シング(2)内に封着して形成される磁気ユニット
(9)と、非磁性体の丸棒素材を削成して、その縦断面
が凸型になるように、それぞれ中ぐりされた大円筒部
(11)と小円筒部(13)とを削成し、小円筒部(1
3)の周縁部内側にメネジ(14)が設けられ、大円筒
部(11)の底面(12)及び小円筒部(13)の周面
(15)に複数の円形小孔(16)が流体の吐出口とし
て穿設された構造の締付け部材(17)と、を形成し、
さらに、ナット(8)より突出したオネジ(7)部分に
磁性体の円形金網(22)の中心を挿設してオネジ
(7)をメネジ(14)に螺合させることにより、その
底面(10)の径が締付け部材(17)の底面(12)
の径より小さく削成された磁気ユニット(9)と締付け
部材(17)とを結合させ、締付け部材(17)と磁気
ユニット(9)を、その両周縁部(19)にシ−ルテ−
プ(20)を接着し、かつ、外管の両周縁部(19)の
外側にネジ山を設けた外管(18)に挿嵌し、外管(1
8)を片ナットアダプタ−(21)と螺合させることに
よって、片ナットアダプタ−(21)とシ−ルテ−プ
(20)で外管(18)を封止する構造を特徴としてい
る。
【0008】また、この発明による磁気流体処理装置
は、上流側においてオゾン水生成装置が添装されること
が好ましい。
【0009】
【発明の実施の形熊】
【実施例】以下、図面によって、この発明の実施の形態
を詳細に説明する。
【0010】図lは、この発明による磁気流体処理装置
の縦断面図、図2は、磁気流体処理装置の正面断面図、
図3は、磁気ユニットの縦断面図、図4は、磁気ユニッ
トの正面図、図5は、締付け部材の縦断面図、図6は、
締付け部材の正面図、、図7は、オゾン発生装置を取り
付けた構成図である。
【0011】各図において、1は永久磁石、2は非磁性
体のケ−シング、3又は3a、3bは永久磁石の底面、4
又は4a、4bはシ−ル材、5又は5a,5bは磁性体の鋼
板、6は磁性体の丸棒、7は丸棒のオネジ、8はナッ
ト、9は磁気ユニット、10は磁気ユニットの底面、1
1は大円筒部、12は大円筒部の底面、13は小円筒
部、14は小円筒部のメネジ、15は小円筒部の周面、
16は円形小孔、17又は17a、17bは締付け部材、
18は磁性体の外管、19は外管の周縁部、20はシ−
ルテ−プ、21は片ナットアダプタ−、22又は22
a,22bは磁性体の円形金網、23はオゾン生成装置で
ある。
【0012】この発明による磁気流体処理装置は、請求
項1に記載され、かつ、図1に示されているように、磁
気ユニット9、締付け部材17、磁気ユニット9及び締
付け部材17との連結体が挿嵌され封着される磁性体の
外管18、並びに片ナットアダプタ−21によって構成
されている。
【0013】この発明による磁気流体処理装置を構成す
る磁気ユニット9は、図3に示されているように、その
両底面3a、3bに、それぞれシ−ル材4a、4bと磁性体
のステンレス鋼板5a、5bを積層した円筒形の永久磁石
1を、砲金又はステンレス鋼などの素材からなる非磁性
体のケ−シング2の内側に密着させて、挿嵌、内設し、
鋼板5の中心において、両端部にオネジ7が設けられた
非磁性体の丸棒6でもって、鋼板5a、シ−ル材4a, 永
久磁石6、シ−ル材4b及び鋼板5bを貫通させ、さらに
丸棒6の両端部のオネジ7にそれぞれ非磁性体のナット
8を螺合させて、鋼板5a、5bを締結することによって
形成される。このように、永久磁石1が、その両底面3
a,3bにそれぞれ積層されたシ−ル材4と磁性体の鋼板
5によって、非磁性体のケ−シング2内に封止された構
造になっている。したがって磁気ユニット9内への浸水
が防止され磁石が腐食しにくく、また永久磁石1は、良
質な非磁性体のケーシング2で被包される構造になって
いるので、減磁しにくいので、長期間効率のよい磁気処
理ができる。。
【0014】図5に示されているとおり、砲金製の丸棒
の素材を加工して、その縦断面が凸型になるように、そ
れぞれ中ぐりされた大円筒部11と小円筒部13とが削
成される。小円筒部13は、大円筒部11の底面12に
当接されて、上述したように、その縦断面が凸型を形成
する。さらに小円筒部13周縁部内側にメネジ14を設
けられており、図5、図6に図示されているように小円
筒部13を取り巻いて大円筒11の底面12と小円筒部
13の周面15とに、複数の円形小孔16穿設されて、
非磁性体の締付け部材17が形成される。上述のケーシ
ング2と締付け部材17が、砲金製の非磁性体で形成さ
れた場合、銅イオンがスライム、藻などの発生を抑制す
る効果とあいまって、磁気処理効果は向上し、顕著な水
質浄化作用がはたらく。
【0015】図3に示されているように、非磁性体の丸
棒6の両端部に設けられたオネジ7は、その両先端部
が、それぞれ螺合したナット8よりなお突出するように
形成されている。したがって、ナット8より突出したオ
ネジ7の先端部を締付け部材17の小円筒部13の周縁
部内側に設けられたメネジ14に螺合させて、図1に示
されているように締付け部材17と、磁気ユニット9と
を連結させることができる。
【0016】また、磁気ユニット9の底面10の径は、
締付け部材の底面12の径より小さく削成されている。
また、図1に図示されているように、締付け部材17の
底面12の径は、ステンレス鋼製の磁性体素材で形成さ
れた外管18の内径に密着するように削成されている。
【0017】磁気ユニット9と締付け部材17a、17b
との連結体は、外管18内に挿嵌されると、上述したよ
うに、締付け部材17の底面12が外管18の内径に密
着するように形成されているので、前記連結体は、外管
18内に封着される。また磁気ユニット9は、締付け部
材17a、17bによって外管18の中央部において固定
されるので均一な磁界を発生することができる。
【0018】ステンレス製の円形金網22を、その中心
において、非磁性体のナット8から突出しているオネジ
7の先端部分に挿設して、上述したとおりに、締付け部
材17の小円筒部13周縁部に設けられたメネジ14
に、オネジ7を螺合させ締結させる。このように一対の
ステンレス製円形金網22a、22bは、それぞれ磁気ユ
ニット9と締付け部材17a、17bとの間に挿設され固
定される。
【0019】上述したように、締付け部材17の底面1
2の径は、磁気ユニット9底面10の径より大きく削成
されるているので、磁気ユニットと締付け部材を外管1
8に挿嵌して内設すると、外管18と磁気ユニット9と
の間に狭いすき間が形成される。このすき間は、図5、
図6に示されているように小円筒部13の周面15及び
締付け部材17の底面12に穿設されている複数の円形
小孔16から吐出され下流側に流れる処理流体の狭い流
路を形成する。この場合、外管18は、ステンレス鋼管
などの磁性体の素材で形成されているので、磁気ユニッ
ト9から発生される磁力線は効率よく外管18に伝導さ
れ、外管18と磁気ユニット9との間の狭いすき間に強
力な磁場が形成される。
【0020】図1に図示されているように、連結された
締付け部材17、金網22及び磁気ユニット9が内設さ
れた外管18の両周縁部19の外側には、片ナットアダ
プタ−21と螺合するネジ山が形成されており、さらに
外管18の両周縁部にはシ−ルテ−プ20が接着されて
いる。外管18は、非磁性体の片ナットアダプタ−21
に螺合され緊結される。このような方法で1対の締付け
部材17a、17b、1対の金網22a、22b及び磁気ユ
ニット9は、シ−ルテ−プ20を介して外管18内に封
設され、外管18から漏水することはない。また片ナッ
トアダプタ−21は、それぞれ処理流体の流路を形成す
る配水管と連結され、連通する処理流体の流路を形成す
る。
【0021】磁気流体処理装置のオゾンの殺菌効果を利
用して磁気処理作用を向上させるため、図7に示されて
いるように、磁気流体処理装置の上流側に市販のオゾン
水生成装置23が装着されることが好ましい。
【0022】処理流体は、その流路を形成する配水管か
ら、図5、図6に示されているように大円筒部11の底
面12及び小円筒部13の周面に穿設された複数の円形
小孔16の形成する狭い吐出口を通り、連通する外管1
8の広い処理室内に流速を増して吐出される。
【0023】上述したように、締付け部材17と磁気ユ
ニット9に仕切られた外管18の広い処理室内に吐出さ
れた処理流体は、流速を増大して、締付け部材17aと
磁気ユニット9との間において丸棒6に設けられたオネ
ジ7に挿設され固定されている磁性体の円形金網22a
を直角に横切る。この場合、単一の磁気ユニット9から
発生する磁力線によって、磁性体の金網22aの目には
均一の磁場を形成されるので、処理流体が、金網22a
の目を横切って通過するとき効率よく磁気処理される。
すなわち、均一な磁場を形成する金網22aは、磁気フ
ィルタ−として機能し、処理流体中の微弱な磁性体も凝
集させ、吸着させることができる。
【0024】さらに処理流体は、図1に図示されている
ように磁気ユニット9と外管18の間の狭いすき間に発
生する強磁場を通過するので、処理流体中の不純物など
の磁性体は、さらに磁気処理されて遊離、凝集される。
このように処理流体から不純物が遊離、凝集されたあ
と、処理流体は、さらに下流側の金網22bに形成され
た均一な磁場を直角に通過しながら、再び効率よく磁気
処理され、不純物を含む凝集物は、金網22bの目に吸
着される。
【0025】上述のような効率のよい磁気処理系路を経
て、凝集物が遊離、吸着され浄化された処理流体は、締
付け部材17bに穿設された複数の小孔16を通り、こ
の発明の流体磁気処理装置に連結される施設又は機器に
供給される。
【0026】この発明による流体磁気処理装置は、片ナ
ットアダプタ−21を外管18から取り外し、さらに外
管18から、連結された締付け部材17、金網22及び
磁気ユニット9を抜脱し、金網22を取り外して洗浄す
ることができる構造になっているので、処理流体から遊
離して、金網22に凝集、吸着された不純物は、いつで
も容易に洗浄して除去することができる。また、締付け
部材17も取り外しが簡単にできるので、処理流体の吐
出口として締付け部材17に穿設された複数の小孔周辺
に付着したもらい錆などの不純物の除去、清掃も容易で
ある。
【0027】請求項2に記載したとおり、磁気流体処理
装置のオゾンの殺菌効果を利用して、磁気処理作用を向
上させるため、図7に図示されているように、この発明
による磁気流体処理装置の上流側に市販のオゾン水生成
装置23が装着されることが好ましい。すなわち、この
発明による磁気流体処理装置に処理流体が導入される前
に、オゾン水生成装置によって処理流体を前処理し、こ
の発明による磁気流体処理装置により磁気処理すると、
処理流体のカルキ臭は除去され、スケ−ルの除去率が大
幅に向上するという試験結果を得た。このように、この
発明による磁気流体処理装置と市販のオゾン水生成装置
との機能を結合させれば、処理流体を浄化する相乗効果
は、きわめて顕著である。
【発明の効果】
【0028】永久磁石は、磁気ユニットの中心部におい
て一対の締付け部材により固定されているので、この発
明の磁気流体処理装置中において均一な磁場を発生させ
るができる。
【0029】この発明の磁気流体処理装置においては、
磁性体のステンレス製の金網が、磁気ユニットの両底面
に対向して、処理流体の流れ方向に直角に固定されてい
るので、磁気ユニットから発生される均一な磁場を形成
するステンレス製金網は、磁気フィルタ−の機能を果た
し、効率よく処理流体中の微弱な磁性体を凝集、吸着し
て処理流体の顕著な水質浄化を達成することができる。
【0030】この発明の磁気流体処理装置を構成する磁
気ユニットは、非磁性体のケ−シングに、積層したシ−
ル材と磁性体の鋼板を介して、挿嵌して内設され、封止
されているので、磁気ユニット内への流体の流入が防止
され、磁石の腐食による磁力の劣化を避けることができ
る。
【0031】この発明の磁気流体処理装置においては、
一対の締付け部材及び磁気ユニットは、容易に外管から
抜脱することができるので、磁気処理により処理流体中
に含まれる不純物を凝集させ、吸着させたステンレス製
の金網を、必要に応じて前記締付け部材と磁気ユニット
の間から取り外し簡単に清掃することができる。よって
装置のメンテナンスの面においてきわめて経済的であ
り、効率のよい流体磁気処理作用を長期間にわたって維
持、継続させことができる。
【0032】この発明の流体磁気処理装置の磁気処理機
能は、上流側に添装されるオゾン生成装置の機能と結合
され、オゾン水の殺菌、脱臭作用と磁気処理の浄化作用
との相乗効果により、処理流体の浄化作用がきわめて顕
著に向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気流体処理装置の側断面図。
【図2】磁気流体処理装置の正面断面図。
【図3】磁気ユニットの縦断面図。
【図4】磁気ユニットの正面図。
【図5】締付け部材の縦断面図。
【図6】締付け部材の正面図。
【図7】オゾン発生装置を取り付けた構成図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 540 C02F 1/50 540B 550 550D 1/78 1/78 5/00 610 5/00 610A 610F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の導入口から排出口へ向かって流れ
    る処理対象の流体(以下処理流体という。)を磁気処理
    する流体磁気処理装置において、両底面(3)に1対の
    シ−ル材(4)と1対の磁性体の鋼板(5)をそれぞれ
    積層した円筒形の永久磁石(1)を、非磁性体のケ−シ
    ング(2)の内側に密着させて挿嵌し、鋼板(5)、シ
    −ル材(4)及び永久磁石(1)のそれぞれの中心を、
    両端部の外側にオネジ(7)を設けた非磁性体の丸棒
    (6)で貫通させ、オネジ(7)に非磁性体のナット
    (8)を螺合させて、鋼板(5)を締結することによっ
    て、永久磁石(1)を、積層されたシ−ル材(4)と鋼
    板(5)とによって、非磁性体のケ−シング(2)内に
    封着した磁気ユニット(9)を形成し、 非磁性体の丸棒素材から、その縦断面が凸型になるよう
    に、それぞれ中ぐりされた大円筒部(11)と小円筒部
    (13)とを削成し、小円筒部(13)の周縁部内側に
    メネジ(14)を設け、大円筒部(11)の底面(1
    2)及び小円筒部(13)の周面(15)に複数の円形
    小孔(16)が流体の吐出口として穿設された構造の締
    付け部材(17)を形成し、 ナット(8)より突出したオネジ(7)部分に磁性体の
    円形金網(22)の中心を挿設してオネジ(7)をメネ
    ジ(14)に螺合させることにより、その底面(10)
    の径が締付け部材(17)の底面(12)の径より小さ
    く削成された磁気ユニット(9)と締付け部材(17)
    とを結合させ、締付け部材(17)と磁気ユニット
    (9)とを、その両周縁部(19)にシ−ルテ−プ(2
    0)を接着し、かつ、両周縁部(19)の外側にネジ山
    を設けた磁性体の外管(18)に挿嵌し、外管(18)
    を片ナットアダプタ−(21)と螺合させることによっ
    て、片ナットアダプタ−(21)とシ−ルテ−プ(2
    0)で外管(18)を封止する構造を特徴とする磁気流
    体処理装置。
  2. 【請求項2】上流側においてオゾン水生成装置が添装さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の磁気流体処理装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102616976A (zh) * 2012-04-16 2012-08-01 李善福 一种新型净水器
CN107777787A (zh) * 2016-08-24 2018-03-09 枣庄福德通用机械有限公司 快速更换阴极钢网的水电解除垢罐

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