JP2001333887A - 生体情報加工装置及び方法 - Google Patents

生体情報加工装置及び方法

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JP2001333887A
JP2001333887A JP2000399150A JP2000399150A JP2001333887A JP 2001333887 A JP2001333887 A JP 2001333887A JP 2000399150 A JP2000399150 A JP 2000399150A JP 2000399150 A JP2000399150 A JP 2000399150A JP 2001333887 A JP2001333887 A JP 2001333887A
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Hiroshi Okano
浩史 岡野
Kentaro Todoroki
健太郎 轟木
Keisuke Kanzaki
景介 神崎
Kiyoshi Arifuku
潔 有福
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生体情報管理システムにおいて、センタシス
テムの記憶装置の容量を節約できるようにする。 【解決手段】 センタシステム31は、受信した生の生
体情報41を、加工することなくそのまま受信情報デー
タベース33bに保存し、保存した生体情報41を、ユ
ーザシステム9又は病院システム35に送信するときに
受信情報DB33bから読出して加工し、加工した生体
情報を直ちにユーザシステム9又は病院システム35に
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレに設置され
た尿検査装置などを利用して個人の生体情報を収集し、
健康管理や医療に役立てるための生体情報管理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】尿糖や尿蛋白等の生体情報を検出する機
能をもつトイレ装置が知られているが、このトイレ装置
の種々の問題点(例えば、医師の対応を受けるためには
検出結果のデータをプリントアウト等して病院に持参し
なければならない)を解決するため、特願平11-311274
号記載の生体情報管理システムが発明された。この生体
情報管理システムでは、種々の検査装置が設置されてい
るユーザシステムで検出された生の生体情報が、公衆通
信網を通じて情報サービスセンタ内のセンタシステムに
送られ、センタシステムにおいて、ユーザ及び医師の利
用に適した形態に加工される。加工された生体情報は、
センタシステムが持つ記憶装置に一時保存され、所定時
にユーザシステム又は医療機関内の病院システムに送ら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】生の生体情報の加工の
形態としては、例えば、各項目毎に月日経過に沿った変
化等をグラフのような見やすいチャートで表す、各項目
毎に許容値や適正値や異常値などの参照基準値と対比し
た状況を示す、各種の統計手法で計算処理した結果を示
す、など様々なものがある。生体情報は、このように加
工されると、そのデータ量が、ユーザ側から送られて来
たときのデータ量に比べると多くなる。従来は、この比
較的データ量の多い加工情報が、ユーザシステム又は病
院システムに送られるまでの間ずっとセンタシステムの
ハードディスク等のデータ保存目的の記憶装置(つま
り、処理対象になっていないデータを次に処理するまで
の間保存しておくための記憶装置)で保存され続ける。
このため、センタシステムの記憶装置の容量として、膨
大な容量が必要になってしまう。
【0004】従って、本発明の目的は、生体情報管理シ
ステムにおいて、センタシステムの記憶装置の容量を節
約できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に従う装置は、ユ
ーザ装置にて検出された生の生体情報を遠隔の生体情報
加工装置が受け取って加工し、加工した生体情報を生体
情報加工装置からユーザ装置に返すようにした生体情報
管理システムにおける生体情報加工装置であって、ユー
ザ装置から生の生体情報を受信して保存する手段と、保
存した生の生体情報を加工する手段と、加工した生体情
報をユーザ装置に送信する手段とを備え、生の生体情報
の加工を、加工した生体情報を送信するときに行うよう
にしたものである。
【0006】ここで、「送信するとき」とは、生体情報
を加工した後それを送信するまでの間、その加工した生
体情報をハードディスク等の記憶装置に保存する必要の
無い程度に送信時点に近い直前の時点で、という意味で
ある。但し、「送信するとき」であっても、加工処理及
び送信処理の際に、主メモリのワーク領域やバッファな
どの一時的にデータを保存するための記憶装置に、その
処理を行うために必要な時間だけ一時的に加工前又は後
の生体情報が記憶されることは当然にあり、そのような
一時的記憶は上記「保存」には含まない。
【0007】本発明によれば、比較的データ量の多い、
加工された生体情報が保存されることがないので、生体
情報加工装置に備えられる、ハードディスク等のデータ
保存目的の記憶装置の記憶容量を節約することができ
る。
【0008】好適な実施形態では、生の生体情報を受信
した後にその生の生体情報に異常があるか否かをチェッ
クする手段が更に備えられる。生体情報加工装置は、そ
のチェックの結果、受信した生の生体情報に異常がなけ
れば、その生の生体情報を保存して、その後、所定の時
刻になったときにその保存した生の生体情報を加工して
その加工した生体情報をユーザ装置に送信する。一方、
そのチェックの結果、受信した生の生体情報に異常があ
れば、生体情報加工装置は、上記所定の時刻に関わりな
くその旨をユーザ装置に対して報知する。
【0009】好適な実施形態では、ユーザ装置の故障の
有無又はメンテナンスに関する情報を含む装置メンテ情
報を受信する手段と、装置メンテ情報を受信した後にそ
の装置メンテ情報に異常があるか否かを調査する手段
と、その調査の結果、受信した装置メンテ情報に異常が
あればその旨を所定の者に報知する手段とが更に備えら
れる。
【0010】好適な実施形態では、生の生体情報の加工
要求、又は、ユーザ優先順位を入力する手段が更に備え
られる。この場合、加工する手段が、上記所定の時刻に
関わらず、入力した加工要求又はユーザ優先順位に基づ
いて生の生体情報を加工する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にか
かる生体情報管理システムの全体構成を示す。
【0012】このシステムは多数のユーザが利用でき、
また、それらのユーザが利用する多数の医療機関(病院
や保健所など)もこのシステムを利用する。個々のユー
ザの住居や職場など(以下、ユーザ住居という)1に
は、ユーザの生体情報を検出するためのユーザシステム
9が設置される。また、少なくとも1つの情報サービス
センタ3が設置され、そこには、多数のユーザシステム
9から生体情報を一手に集めて加工し診断結果などの付
加価値をつけてユーザシステム9にフィードバックする
サービスを行うコンピュータシステム(以下、センタシ
ステムという)31が設置される。このセンタシステム
31は、多数のユーザの生体情報やその医師による診断
結果を蓄積するためのデータベース33を備える。ま
た、個々の医療機関5にも、それぞれの業務を行うため
のコンピュータシステム(以下、病院システムという)
35が設置される。
【0013】ユーザシステム9、センタシステム31及
び病院システム35はそれそれ、公衆電話網やインター
ネットのような公衆通信網7に接続される。この公衆通
信網7を通じて、ユーザシステム9からセンタシステム
31へ、ユーザから検出した生の生体情報41が送ら
れ、それがセンタシステム31のデータベース33に蓄
積された後、センタシステム31によってユーザ及び医
師の利用に適した形態に加工され、再びデータベース3
3に蓄積される。ユーザ用に加工された生体情報43
は、センタシステム31から公衆通信網7を通じてユー
ザシステム9へフィードバックされ、ユーザに提示され
る。また、医師用に加工された生体情報45は、センタ
システム3から公衆通信網7を通じて病院システム35
へ送られ、医師に提示され、それに基づき医師は診断を
行う。医師の診断結果は、病院システム35に入力さ
れ、病院システム35からセンタシステム31へ送ら
れ、データベース33に蓄積され、更に、センタシステ
ム31からユーザシステム9へ送られ、ユーザに提示さ
れる。
【0014】ユーザシステム9は、ユーザ住居1内に設
置された各種の生体情報検出装置、例えば、尿検査装置
19、血流検査装置21、体重計23などを備える。尿
検査装置19は、尿糖、原潜血、尿蛋白、尿PH等を測
定するものであり、トイレブース11内の便器13の便
座に取り付けられた採尿装置15と、この採尿装置15
に接続された検査装置本体17とを有する。血流検査装
置21は、血圧、脈拍などの血流に関する測定を行う装
置で、例えば、ユーザの指を挿入するトンネルをもった
アーチ型のタイプであり、例えば、ペーパーホルダ22
の上部のような、指を挿入し易い場所に取り付けられて
いる。体重計23は、例えば、平板形状を有し、例え
ば、トイレブース11の便器13前の床上のような、ト
イレ使用時に体重測定するのに適した所に配置される。
また、これら以外にも、下痢や血便等の便状態を測定す
る検便装置や体温計などの他の生体検査装置や、温度計
や湿度計や時計などの環境測定装置も、上記の検査装置
とは別個に、又は上記の検査装置に組み込んだ形態で設
備することができる。また、上記した検査・測定装置の
具体的構成や設置場所は一実施形態として例示に過ぎ
ず、他の構成の装置を用いたり、それをトイレブース内
の別の場所又はトイレブース以外の適当な場所に設置し
た実施形態も勿論可能である。例えば、尿検査装置19
は、便器13に取付けられた便座や局部洗浄装置などに
内蔵したり付属品として取付けたりするように構成する
こともできる。
【0015】ユーザシステム9は、また、ユーザ住居内
の装置間通信を中継しまた公衆通信網7と通信するため
の住居内通信システム29を備える。住居内通信システ
ム29には、家庭内に設置できる様々なタイプの通信シ
ステムが利用できるが、この実施形態では、一般家庭に
おいて比較的にポピュラーであり且つ導入費用も比較的
に安価である、無線電話子機付きのファクシミリ(以
下、FAXと略称する)通信システムを用いる。このF
AX通信システム(住居内通信システム)29は、電話
回線に接続され外部とFAX通信ができ着信に自動応答
し受信したFAX画像をプリントアウトすることができ
るFAX親機25と、このFAX親機25と電波による
無線双方向通信チャネル51で結ばれる少なくとも1台
の子機27とを備える。子機27は、トイレブース11
内に設置され、トイレブース11内の検査装置19、2
1、23の各々と赤外線による無線双方向データ通信チ
ャネル53、55、57で結ばれる。子機27は、各検
査装置19、21、23と赤外線通信でデータをやりと
りでき、且つユーザが操作しやすい場所、例えばトイレ
ブース11の側壁面に取りつけられる。子機27の主た
る機能は、検査装置19、21、23とFAX親機25
との間の住居内通信機能であるが、その他に、検出され
た生体情報を蓄積するデータ蓄積機能や、住居内の赤外
線及び電波通信が確実に行ない得るか否かを検査するた
めに検査信号を送受信する検査機能などを持つこともで
きる。
【0016】本実施形態では、個々の検査装置19、2
1、23が個別の赤外線チャネル53、55、57を用
いてそれぞれ子機27と双方向通信可能に接続される
が、他の通信形態、例えば、尿検査装置19の本体17
だけが子機27と赤外線通信可能であって、他の検査装
置21、23は尿検査装置本体17と有線又は赤外線で
通信可能に接続されているような実施形態も可能であ
る。要するに、混信が生じることなく各検査装置19、
21、23からのデータが子機27に送られるようにな
っていればよい。
【0017】FAX親機25は、子機27が検査装置1
9、21、23から収集した生体情報を公衆通信網7を
通じて情報サービスセンタ3へ送信したり、情報サービ
スセンタ3から加工された生体情報や医師の診断結果な
どを受け取って、プリントアウトしたりディスプレイし
たりする役割をもつ。また、FAX親機25は、子機2
7に代えて又は子機27とともに、上述したデータ蓄積
機能や検査機能を持つこともできる。
【0018】本実施形態に係る生体情報管理システムで
は、ユーザの生体情報を取り扱うだけでなく、ユーザシ
ステム9に備えられる各種の装置(特に検査装置19、
21、23や測定装置)の故障の有無及び消耗品の状況
(以下、装置メンテ情報という)を自動的に検知し、故
障修理や消耗品交換などのメンテナンスの必要等があれ
ば、それをユーザやサービスマンなど関係者に通知する
機能も併せ持つ。ここで、消耗品としては、例えば、検
査装置19、21、23や測定装置がもつ各種センサー
や、尿検査に使用するバイオセンサを良好な状態に保つ
のに必要な保存液や、バイオセンサの検出値の校正に使
用する参照基準液などがある。また、各検査装置19、
21、23や各測定装置は、センサの使用回数や使用時
間や交換後の経過時間などをカウントする機能を備えて
おり、保存液等の残量を検出するためのセンサも備えて
いる。
【0019】子機27には、各検査装置19、21、2
3で検出された生の生体情報の他に、この生体情報管理
システムで検知された装置メンテ情報も収集され、収集
された生の生体情報又は装置メンテ情報は、FAX親機
25から公衆網7を通じてセンタシステム31に送信さ
れる。
【0020】図2は、情報サービスセンタ3内のセンタ
システム31及びデータベース33の構成を示すブロッ
ク図である。
【0021】この図に示すように、センタシステム31
には、データ受信・チェック部81と、データ加工・送
信部83とが設けられており、データベース33には、
受信された生の生体情報41又は装置メンテ情報87が
比較的長期間(半永久的)保存される受信情報ファイル
33aと、受信された生の生体情報41又は装置メンテ
情報87が比較的短期間(例えば一週間)保存される受
信情報データベース(受信情報DB)33bが含まれて
いる。
【0022】データ受信・チェック部81は、ユーザシ
ステム9から生の生体情報41又は装置メンテ情報87
を受信し、受信したらすぐに、その受信した情報41又
は87を受信情報DB33bに保存すると共に、その情
報41又は87を圧縮して受信情報ファイル33aに保
存する。そして、データ受信・チェック部81は、受信
情報DB33bに保存した生の生体情報41又は装置メ
ンテ情報87に異常が在るか否かをチェックする。チェ
ックする対象が生の生体情報41であれば、例えば、予
め記憶している各ユーザ毎及び各項目毎の異常判別閾値
と比較する、或いは、同じユーザの前回の生体情報と比
較するなどの方法で、この情報41の異常の有無をチェ
ックする(つまりユーザの健康をチェックする)。チェ
ックする対象が装置メンテ情報87であれば、例えば、
装置メンテ情報87に含まれている、上記各種装置の故
障の有無及び消耗品の状況(センサの交換が望ましい、
センサ保存液の残量が僅少など)の情報を解析するなど
の方法で、この情報87の異常の有無をチェックする
(つまり各種装置のメンテナンスの必要性をチェックす
る)。データ受信・チェック部81は、チェックした生
の生体情報41又は装置メンテ情報87に異常があった
ら、その事をデータ加工・送信部83に通知する。
【0023】データ加工・送信部83は、上記チェック
結果が異常が示さなかった通常の場合には、加工した生
体情報を送信する所定の時刻(例えば毎週月曜日午前9
時のように定期の時刻)になったら、加工対象となる生
の生体情報41(最新のものは勿論、必要に応じて過去
の所定期間又は所定回数分の生の生体情報)を受信情報
DB33bから読み出し、読出した生体情報41を、ユ
ーザが健康管理などに利用しやすい形態(ユーザ用)に
加工して、直ちにユーザ用生体情報43としてユーザシ
ステム9に送信したり、医者が診断などに利用しやすい
形態(医者用)に加工して、直ちに医師用生体情報45と
して病院システム35に送信したりする。このように、
データ加工・送信部83は、生の生体情報41の加工
を、その生体情報41を送信するときに行ない、加工し
た生体情報を直ちにユーザシステム9又は病院システム
35に送信する。このため、比較的データ量の多い加工
された生体情報が、情報サービスセンタ3内のデータベ
ース33に保存されることがないので、データベース3
3の記憶容量を節約することができる。なお、生体情報
の加工の具体的形態としては、各項目毎に時日経過に沿
った変化等をグラフのような見やすいチャートで表す、
各項目毎に許容値や適正値や異常値などの参照基準値と
対比した状況を示す、各種の統計手法で計算処理した結
果を示す、複数の項目間のバランスや関連性などをチャ
ートで示す、など様々なものがある。
【0024】一方、データ加工・送信部83は、データ
受信・チェック部81から生の生体情報41又は装置メ
ンテ情報87に異常がある旨の通知を受けたときは、上
記所定の時刻が来たとしても、その異常通知を受けると
直ちに、その通知に係る情報41又は87を受信情報D
B33bから読出し、読出した情報41又は87を所定
の形式で処理をする。具体的に言えば、データ加工・送
信部83は、読出した情報が装置メンテ情報87であれ
ば、その情報87の内容(故障している装置名、メンテ
ナンスが必要な消耗品の種類など)を、情報サービスセ
ンタ3のスタッフ(例えばサービスマン)に報知する。
読出した情報が生の生体情報41であれば、データ加工
・送信部83は、その生体情報41を、ユーザ用に加工
してユーザシステム9に送信したり、医者用に加工して
病院システム35に送信したりする。このときも、生の
生体情報41の加工は、送信時に行うので、加工された
生体情報をデータベース33に保存することはない。
【0025】以下、センタシステム31で行なわれる処
理の流れを説明する。
【0026】図3は、ユーザシステム9からセンタシス
テム31に着信があったときに、センタシステム31の
データ受信・チェック部81が実行する処理の流れを示
す。
【0027】データ受信・チェック部81は、ユーザシ
ステム9(例えばFAX親機25)から着信を受けたら
(ステップS0)、自動応答して(S1)、ユーザシス
テム9から生の生体情報41又は装置メンテ情報87を
受信する(S2)。そして、直ちに受信した情報41又
は87を、圧縮して受信情報ファイル33aに保存する
と共に(S3)、圧縮することなく受信情報DB33b
に保存する(S4)。
【0028】データ受信・チェック部81は、保存した
情報が装置メンテ情報87であれば、ステップS4の直
後に、その装置メンテ情報87を受信情報DB33bか
ら読み出して、その情報87の異常の有無をチェックす
る(S5)。その結果、ユーザシステム9に設置されて
いる装置に故障有り等の異常が在れば、装置メンテナン
スが必要と判断し(S6でY)、その旨を所定のスタッ
フ等に報知する(S7)。
【0029】データ受信・チェック部81は、ステップ
S4で保存した情報が生の生体情報41であれば、ステ
ップS4の直後に、その生の生体情報41を受信情報D
B33bから読み出し、その情報41の異常の有無をチ
ェックする(S8)。その結果、各種検査装置19、2
1、23における検査結果が通常の結果と異なっている
等の異常が在れば、ユーザの健康状態に異常があると判
断し(S9でY)、その旨をデータ加工・送信部83に
通知する(S10)。
【0030】図4は、データ加工・送信部83が実行す
る処理の流れを示す。
【0031】データ加工・送信部83は、ユーザ用又は
医者用生体情報を送信する所定時刻(例えば毎週月曜日
午前9時のような定期の時刻)になったら(ステップS
11でY)、受信情報DB33bから生の生体情報41
を読出し、その生体情報41を上述した形態でユーザ用
又は医者用に加工して(S12)、それをユーザシステ
ム9又は病院システム35に送信する(S13)。デー
タ受信・チェック部81から上記異常の通知を受けたと
きも同様に(S11でY)、生の生体情報41が読出し
てそれをユーザ用又は医者用に加工し、加工した情報を
ユーザシステム9又は病院システム35に送信する(S
13)。
【0032】以上、本実施形態によれば、生の生体情報
41の加工は、その生体情報41がユーザシステム9又
は病院システム35に送信されるときに行なわれ、加工
された生体情報は、直ちにユーザシステム9又は病院シ
ステム35に送信される。このため、ユーザ用又は医者
用に加工された、比較的データ量の多い情報が、情報サ
ービスセンタ3内のデータベース33に保存されること
がないので、データベース33の記憶容量を節約するこ
とができる。
【0033】また、本実施形態によれば、ユーザシステ
ム9から送信された生の生体情報41は、センタシステ
ム31で受信後、直ちに異常が在るか否かがチェックさ
れ、異常があれば、ユーザ用又は医師用生体情報に加工
されて、その加工された情報が直ちにユーザシステム9
又は病院システム35に送信される。これにより、ユー
ザの生体情報に異常がある場合には、ユーザ又は医者
は、生の生体情報が検出された後比較的短い時間内でそ
の検出結果を知ることができるので、ユーザの健康の異
常を早期に発見することができる。
【0034】また、本実施形態によれば、ユーザシステ
ム9又は病院システム35に生体情報を送信すときにそ
の生体情報を加工するので、生体情報を送信するための
プログラムと、生体情報を加工するためのプログラムと
を一つのプログラムで作成することができる。
【0035】以上、本発明の好適な幾つかの実施形態を
説明したが、これらは本発明の説明のための例示であっ
て、本発明の範囲をこれらの実施例にのみ限定する趣旨
ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施すること
が可能である。
【0036】例えば、第1の別の実施形態として、、ユ
ーザシステム9には、緊急ボタン及びユーザ優先度情報
が備えられ、生の生体情報41がセンタシステム31に
送信されるときは、緊急ボタンがユーザに押されたか否
かの情報、及びユーザ優先度情報が付加される。センタ
システム31は、それらの情報が付加された生体情報4
1を受信したときは、生体情報41の異常の有無がチェ
ックするだけでなく、緊急ボタンが押されか否か、及び
ユーザ優先度をチェックする。このとき、緊急ボタンが
押されている、又は、ユーザ優先度が基準値以上であれ
ば、直ちに、生体情報41をユーザ用又は医師用に加工
して、それをユーザシステム9又は病院システム35が
送信する。
【0037】第2の別の実施形態として、ユーザシステ
ム9が、生の生体情報41と共にその情報41の加工を
センタシステム31に要求するための加工要求ボタンを
備え、センタシステム31が、生の生体情報41を加工
する優先度をユーザ別に記憶した優先度記憶装置を備え
ても良い。
【0038】この場合、センタシステム31のデータ受
信・チェック部81は、図5に示すように、図3のステ
ップS4で保存した情報が生の生体情報41であれば
(ステップS100でY)、ステップS4の直後に、送
信元のFAX親機25のFAX番号等からどのユーザの
生の生体情報41なのかを確認し、そのユーザを確認し
たら、上述した優先度記憶装置内を参照してそのユーザ
の優先度を確認する(S101)。ここで、優先度が比
較的高い(例えば、優先度が一定値以上である)場合は
(ステップS101でY)、データ受信・チェック部8
1は、その旨をデータ加工・送信部83に通知する(S
102)。データ加工・送信部83は、その通知を受け
たら、直ちに、データ受信・チェック部81が受信した
生の生体情報41を加工して、加工した情報43、45
をユーザシステム9や病院システム35に送信する。
【0039】ステップS101において、上述した優先
度が比較的低くても(S101でN)、上述した加工要
求ボタンが押されて生の生体情報41にそれの加工要求
を示す情報が含まれていれば(S103でY)、データ
受信・チェック部81は、その旨をデータ加工・送信部
83に通知する(S104)。データ加工・送信部83
は、その通知を受けたら、直ちに、データ受信・チェッ
ク部81が受信した生の生体情報41を加工して、加工
した情報43、45をユーザシステム9や病院システム
35に送信する。
【0040】上述した優先度が比較的低く、且つ、上述
した生の生体情報41にそれの加工要求を示す情報が含
まれていなければ(S103でN)、データ受信・チェ
ック部81は、図3に示したステップS8の動作、すな
わち生の生体情報41の異常の有無をチェックし、以
下、ステップS9及びS10を実行する。
【0041】なお、この第2の別の実施形態では、上述
したステップS100において、データ受信・チェック
部81は、図3のステップS4で保存した情報が装置メ
ンテ情報87であれば(ステップS100でN)、図3
に示したステップS5の動作、すなわち装置メンテ情報
87の異常の有無をチェックし、以下、ステップS6及
びステップS7の動作を実行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る生体情報管理システ
ムの全体構成を示すブロック図。
【図2】センタシステム31及びデータベース33の構
造を示すブロック図。
【図3】ユーザシステム9からセンタシステム31に着
信があったときにセンタシステム3のデータ受信・チェ
ック部81が実行する処理の流れを示す図。
【図4】データ加工・送信部83が実行する処理の流れ
を示す図。
【図5】第2の別の実施形態において、データ受信・チ
ェック部81が実行する処理の流れの一部を示す図。
【符号の説明】
1 ユーザ住居 3 情報サービスセンタ 5 医療機関 7 公衆通信網 9 ユーザシステム 11 トイレブース 13 便器 15 採尿装置 17 尿検査装置本体 19 尿検査装置 21 血流検査装置 23 体重計 25 FAX親機 27 子機 29 住居内通信システム 31 センタシステム 33 データベース 33a 受信情報ファイル 33b 受信情報データベース(受信情報DB) 35 病院システム 41 生の生体情報 43 ユーザ用生体情報 45 医師用生体情報 81 データ受信・チェック部 83 データ加工・送信部 87 装置メンテ情報
フロントページの続き (72)発明者 神崎 景介 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 有福 潔 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 5C086 AA60 BA04 BA07 DA40 EA41

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ装置にて検出された生の生体情報
    を遠隔の生体情報加工装置が受け取って加工し、加工し
    た生体情報を生体情報加工装置からユーザ装置に返すよ
    うにした生体情報管理システムにおける前記生体情報加
    工装置において、 前記ユーザ装置から生の生体情報を受信して保存する手
    段と、 前記保存した生の生体情報を加工する手段と、 前記加工した生体情報をユーザ装置に送信する手段とを
    備え、生の生体情報の加工を、加工した生体情報を送信
    するときに行うようにした生体情報加工装置。
  2. 【請求項2】 前記生の生体情報を受信した後に、前記
    生の生体情報に異常があるか否かをチェックする手段を
    更に備え、 前記チェックの結果、前記受信した生の生体情報に異常
    がなければ、その生の生体情報を保存し、その後、所定
    の時刻になったときに前記保存した生の生体情報を加工
    してその加工した生体情報を前記ユーザ装置に送信し、 前記チェックの結果、前記受信した生の生体情報に異常
    があれば、前記所定の時刻に関わりなくその旨を前記ユ
    ーザ装置に対して報知する請求項1記載の生体情報加工
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ装置の故障の有無又はメンテ
    ナンスに関する情報を含む装置メンテ情報を受信する手
    段と、 前記装置メンテ情報を受信した後に、前記装置メンテ情
    報に異常があるか否かを調査する手段と、 前記調査の結果、前記受信した装置メンテ情報に異常が
    あれば、その旨を所定の者に報知する手段とを更に備え
    る請求項1又は2記載の生体情報加工装置。
  4. 【請求項4】 前記生の生体情報の加工要求、又は、ユ
    ーザ優先順位を入力する手段が更に備えられ、 前記加工する手段が、前記所定の時刻に関わらず、前記
    入力した加工要求又はユーザ優先順位に基づいて前記生
    の生体情報を加工する請求項2記載の生体情報加工装
    置。
  5. 【請求項5】 ユーザ装置にて検出された生の生体情報
    を受信して保存するステップと、 前記保存した生の生体情報を加工するステップと、 前記加工した生体情報をユーザ装置に送信するステップ
    とを有し、生の生体情報の加工を、加工した生体情報を
    送信するときに行うようにした生体情報加工方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005168720A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Toto Ltd 生体情報測定システム
JP2012120781A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Fukuda Denshi Co Ltd 在宅医療用の通信制御装置
CN104931680A (zh) * 2015-07-06 2015-09-23 北京大学口腔医学院 基于移动互联网的便携式尿蛋白检测系统及方法

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