JP2001333082A - 無線バスシステム、無線通信装置及び登録通信方法 - Google Patents

無線バスシステム、無線通信装置及び登録通信方法

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JP2001333082A
JP2001333082A JP2001026551A JP2001026551A JP2001333082A JP 2001333082 A JP2001333082 A JP 2001333082A JP 2001026551 A JP2001026551 A JP 2001026551A JP 2001026551 A JP2001026551 A JP 2001026551A JP 2001333082 A JP2001333082 A JP 2001333082A
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Hirohito Yamano
浩仁 山野
Yoshiharu Shoji
義敏 庄司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 認証情報の登録手続きに無線を使用した場合
であっても、最低限の秘匿性を確保することが可能な無
線バスシステム、無線通信装置及び登録通信方法を提供
する。 【解決手段】 ハブ局及び各端末は、登録データの送受
信を海う場合に使用する登録モードと、それ以外の一般
データを送受信する場合に使用する通常モードとの2つ
のモードを切り換えるモード切替え制御回路10と、前
記切り換えられたモードに対応した所定のデータ処理を
施して、データを送信するスクランブラ(送信手段)2
2と、受信したデータに対し、前記切り換えられたモー
ドに対応した所定の復元処理を施すデスクランブラ(受
信手段)27とを備え、送信側のモードと受信側のモー
ドとが一致している場合にのみ、受信したデータの復元
を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハブ局と複数の端
末とからなるIEEE(Institute of Electrical and
Electronics Engineers)1394シリアルバスを無線
で構築した無線バスシステム、無線通信装置及び登録通
信方法に関し、詳細には、端末から無線バスシステムへ
の登録手続きを、秘匿性をもって行うことが可能な無線
バスシステム、無線通信装置及び登録通信方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル家電機器の映像や画像
のデータ転送を行う方式として、IEEE1394シリ
アルバスを用い、家庭内、郊外でネットワークを構築す
る動きが見られる。
【0003】このIEEE1394バスに準拠した機器
は、ケーブル等の有線で接続されるが、近年接続可能機
器の増加に伴い、ケーブルの配線が大きな問題となって
いる。このため、無線でIEEE1394バスと同等の
マルチメディア転送を行いたいという要望が大きくなっ
ている(特開平11−355279号公報など)。
【0004】図14は、無線によるIEEE1394シ
リアルバスの構築例を示す図である。図14において、
複数の端末23a、23b、23c、…と、それらを制
御する1つのハブ局22とで1つの無線バスシステム2
1を構成している。ハブ局22は、自身が受け持ってい
る無線バスシステム21内の端末23a、23b、23
c、…と相互に制御情報をやりとりしながら、無線バス
システム21を制御し、端末間のデータの送受信を可能
としている。
【0005】図15は、従来の無線バスシステム内の端
末及びハブ局の概略構成を示すブロック図であり、無線
バスシステム21において無線通信を可能とするため
の、端末及びハブ局の一構成例を示す。ここでは、端末
及本実施の形態におけるハブ局はともに同一の構成を持
つものとし、OFDM(Orthogonal Frequency Divisio
n Multipex:直交周波数分割多重)方式を用いたものに
ついて説明する。
【0006】OFDM方式は、伝送データを複数の搬送
波(以降、サブキャリアと呼ぶ)に分けて変調して伝送
するマルチキャリア伝送方式の1つで、遅延波に対する
影響を防止するために有効な多重方式であるため、近年
多くの無線通信で採用されている。
【0007】図15において、端末及びハブ局は、それ
ぞれ送信器と受信器とから構成されている。まず、送信
器について説明する。入力端子1には、送信すべきデー
タが入力される。スクランブラ2では、スクランブル処
理が施され、送信データのエネルギが拡散される。
【0008】IFFT前処理回路4では、誤り訂正符号
化処理、誤り訂正能力向上のためのインターリーブ処
理、QPSK、16QAM、64QAM等の多値変調を
行うマッピング処理が施され、直並列変換(S/P変
換)器により、次に入力されるIFFT回路5に必要な
データ分が蓄積される。IFFT(逆高速フーリエ変
換)回路5では、送信データにサブキャリア変調が施さ
れる。IFFT回路5出力のデータは、受信器側の直交
検波器12において受信信号と乗算され、搬送波の再生
に使用される特定の系列(以降、プリアンブルと呼ぶ)
を付加するプリアンブル付加回路6に入力される。
【0009】プリアンブルは、メモリ3に予め格納され
ており、プリアンブル付加回路6は、このメモリ3から
出力されたプリアンブルを、IFFT回路5出力の先頭
に付加して、直交変換器7に出力する。直交変調器7で
は、搬送波発生回路8より発生された搬送波を用いてI
F信号に変換し、出力端子9から出力する。次に、受信
器について説明する。入力端子11には、IF信号が入
力される。直交検波器12では、入力信号を搬送波再生
回路13より出力される複素搬送波と乗算することでベ
ースバンド信号に変換して、同期回路14に出力する。
【0010】図16は、同期回路14の構成を示すブロ
ック図である。図16において、入力信号32は、まず
プリアンブル検出回路31に入力される。プリアンブル
検出回路31では、受信器側のメモリ18から出力され
る送信器側と同じプリアンブル信号33との相関が相関
器34により求められる。判定部35にて、その相関結
果の判定を行うことにより、プリアンブル部の検出を行
う。
【0011】プリアンブル部が検出された場合、周波数
誤差検出回路36及び位相誤差検出回路37に入力さ
れ、周波数誤差信号38及び位相誤差信号39が導出さ
れる。この結果は、搬送波再生回路13に送られ、直交
検波器12に反映される。FFT(高速フーリエ変換)
回路15では、ベースバンド信号のサブキャリア復調が
施される。その出力は、FFT後処理回路16に送られ
る。ここでは、パラレルシリアル変換(P/S変換)処
理、多値変調処理を行うためのデマッピング処理、デイ
ンターリーブ処理、誤り訂正復号化処理が施される。最
後に、送信器側のスクランブラ2に対応するデスクラン
ブラ17により、元のデータが再生され、出力端子19
に出力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、IEEE1
394シリアルバスは有線で構築するのが一般的であっ
たため、ケーブルで接続された端末の正当性を確認する
必要は無かった。しかしながら、IEEE1394バス
を無線で構築する場合、本来無線バスシステムのユーザ
が意図しない端末が参加することや、ユーザが誤って無
線バスシステムに参加する可能性も出てくる。これを防
止するためには、無線バスシステムに参加したい端末
が、ハブ局に参加要求を通知し、ハブ局が何らかの情報
を基に、その正当性を確認させる、認証と呼ばれる手続
きが必要となる。
【0013】認証を行うためには、事前に何らかの情報
を端末とハブ局との間で共有する必要がある。すなわ
ち、無線バスシステムに接続する端末は、予めその無線
バスシステムを制御するハブ局に、自端末の情報を登録
しておく必要がある。但し、セキュリティに重点を置く
場合、この登録手続きはデータ通信を行う無線とは別の
ルート、例えば有線やフロッピー(登録商標)ディスク
等により情報のやり取りをすることが望ましい。
【0014】しかしながら、無線とは別のルートで登録
を行うためには、新規の部品が必要なため、コストの増
加に直結する。また、無線で行う場合、登録時の秘匿性
が問題となる。例えば、図14とともに上述した構成で
は、端末がハブ局に対して、登録を行うために端末情報
を送信する時、他の端末は何も意識することなく、その
送られる無線データを傍受することができ、不正利用の
危険があるからである。
【0015】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであって、認証情報の登録手続きに無線を使用し
た場合であっても、最低限の秘匿性を確保することが可
能な無線バスシステム、無線通信装置及び登録通信方法
を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の無線バスシステ
ムは、1つのハブ局に対して、複数の端末が配置され、
該ハブ局及び端末間の送受信を無線で行う無線バスシス
テムであって、前記ハブ局及び各端末は、登録データの
送受信を行う場合に使用する登録モードと、それ以外の
一般データを送受信する場合に使用する通常モードとの
2つのモードを切り換えるモード切り換え手段と、前記
切り換えられたモードに対応した所定のデータ処理を施
して、データを送信する送信手段と、受信したデータに
対し、前記切り換えられたモードに対応した所定の復元
処理を施す受信手段とを備え、送信側のモードと受信側
のモードとが一致している場合にのみ、受信したデータ
の復元を可能としたものである。
【0017】本発明の無線バスシステムは、前記送信手
段が、送信データをスクランブルするための、登録モー
ド用と通常モード用との2つのスクランブラを有し、前
記受信手段は、受信データを復元するための、登録モー
ド用と通常モード用との2つのデスクランブルラを有し
ており、前記モード切り換え手段により、いずれかのス
クランブラ又はデスクランブルラが選択されるものであ
る。
【0018】本発明の無線バスシステムは、前記送信手
段及び前記受信手段が、キャリア再生を行うための、登
録モード用と通常モード用との2つのプリアンブルを保
持しているメモリを有しており、前記モード切り換え手
段により、いずれかのプリアンブルが選択されて、送信
データに付加される、あるいは受信データのプリアンブ
ル検出に使用されるものである。本発明の無線バスシス
テムは、前記登録モードが複数の登録サブモードから構
成され、前記モード切り換え手段が登録サブモード指定
手段を含み、前記切り換えられたモードが通常モードと
各登録サブモードからなるものである。
【0019】本発明の無線バスシステムは、無線送信装
置と、1つ以上の無線受信装置から構成される無線バス
システムであって、前記無線送信装置は、複数のスクラ
ンブラ及びプリアンブルを有し、前記複数のスクランブ
ラ及びプリアンブルを選択する選択手段と、選択された
スクランブラ及びプリアンブルに対応した所定のデータ
処理を施して送信する送信手段とを備え、前記無線受信
装置は、複数のデスクランブラ及びプリアンブルを有
し、前記複数のデスクランブラ及びプリアンブルを選択
する選択手段と、受信したデータに対し前記選択された
デスクランブラ及びプリアンブルに従って所定の復元処
理を施す受信手段とを備え、前記無線送信装置において
前記選択されたスクランブラ及びプリアンブルと、前記
無線受信装置において前記選択されたデスクランブラ及
びプリアンブルの対応した組み合わせでのみデータの送
受信を可能としたものである。
【0020】本発明の無線通信装置は、1つのハブ局に
対して、複数の端末が配置され、該ハブ局及び端末間の
送受信を無線で行う無線バスシステムのハブ局あるいは
各端末として用いられる無線通信装置において、登録デ
ータの送受信を行う場合に使用する登録モードと、それ
以外の一般データを送受信する場合に使用する通常モー
ドとの2つのモードを切り換えるモード切り換え手段
と、前記切り換えられたモードに対応した所定のデータ
処理を施して、データを送信する送信手段と、受信した
データに対し、前記切り換えられたモードに対応した所
定の復元処理を施す受信手段とを備えるものである。
【0021】本発明の無線通信装置は、前記モード切り
換え手段が、登録サブモード指定手段を含み、前記モー
ド切り換え手段及び登録サブモード指定手段により切り
換えられたモードに対応した所定のデータ処理を施し
て、データを送信する送信手段と、受信したデータに対
し、前記切り換えられたモードに、対応した所定の復元
処理を施す受信手段とを備えるものである。
【0022】本発明の無線通信装置は、複数のスクラン
ブル手段及びプリアンブルパターンと、前記複数のスク
ランブル手段及びプリアンブルパターンを選択する選択
手段と、選択されたスクランブル手段及びプリアンブル
パターンに対応した所定のデータ処理を施して送信する
送信手段と、受信したデータに対し前記選択されたスク
ランブル及びプリアンブルに従って所定の復元処理を施
す受信手段とを備えるものである。
【0023】本発明の登録通信方法は、1つのハブ局に
対して、複数の端末が配置され、該ハブ局及び端末間の
送受信を無線で行う無線バスシステムにおいて、端末が
無線バスシステムへの登録手続きを行う登録通信方法で
あって、前記端末及びハブ局を登録モードにするステッ
プと、前記ハブ局が登録モードで端末に対して、登録モ
ード変更完了通知を送信するステップと、前記登録モー
ド変更完了通知を受信した端末が登録モードでハブ局に
対して、端末登録情報を送信するステップと、前記端末
登録情報を受信したハブ局が該端末登録情報に基づいて
登録手続きを行うステップと、前記ハブ局が登録モード
で端末に対して、登録手続き完了通知を送信するステッ
プと、前記登録手続き完了通知を受信した端末が登録モ
ードでハブ局に対して、認識データを送信した後、通常
モードになるステップと、前記認識データを受信したハ
ブ局が通常モードになるステップとを有するものであ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な無線バスシステム、無線通信装置及び登録
通信方法の実施の形態について詳細に説明する。 第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態の無線バスシステム
における端末及びハブ局の概略構成を示す図である。本
実施の形態は、OFDM(直交周波数分割多重)方式を
用いた無線バスシステムに適用した例である。図14乃
至図16に示す従来例と同一構成部分には同一符号を付
して重複部分の説明は省略する。
【0025】本実施の形態の無線バスシステムにおける
端末及びハブ局は、共に同じ構成を持つものとし、それ
ぞれが送信器、受信器、及びモード切替え制御回路から
構成されている。また、本実施の形態における端末及び
ハブ局は、共に登録モードと通常モードとの2つの動作
モードを有している。登録モードは、最初に端末を無線
バスシステムに登録する時に使用されるモードであり、
登録時には、送信側である登録予定の端末と受信側であ
るハブ局との双方を登録モードに設定することにより、
新規の端末の登録手続きを行うことができる。
【0026】無線バスシステムへの登録手続きが完了す
ると、送信側である端末及び受信側であるハブ局は通常
モードに切替わる。この通常モードでは、無線バスシス
テム内の一般データを送受信を行うことが可能となる。
通常及び登録の両モードが同時動作することはない。
【0027】まず、送信器の構成について説明する。本
実施の形態の送信器は、登録モード用と通常モード用と
の2つのスクランブラを有するスクランブラ22(送信
手段)と、登録モード用と通常モード用との2つのプリ
アンブルを保持しているメモリ23とを備えている。そ
の他の構成は、図15に示した従来例の送信器と同様で
ある。
【0028】図2は、スクランブラ22の一構成例を示
すブロック図である。図2において、スクランブラ22
は、データ入力端子41、通常モード用のスクランブラ
42、登録モード用のスクランブラ43及びデータ出力
端子45から構成される。データ入力端子41に送信す
べきデータが入力されると、通常モード用のスクランブ
ラ42及び登録モード用のスクランブラ43に入力され
る。制御信号入力端子44から送られる、通常又は登録
のモード選択信号により、それぞれのスクランブラ4
2,43の出力のいずれかが選択され、データ出力端子
45に出力される。
【0029】すなわち、スクランブラ22は、モード切
替え制御回路10(モード切り換え手段)からのモード
選択信号に基づいて、スクランブラ42,43のいずれ
かによりスクランブル処理が施され、エネルギが拡散さ
れた送信データを選択して、IFFT前処理回路4に出
力する。また、スクランブラ22には、後述するモード
切替え制御回路10からのモード切替え完了通知信号も
入力されるが、この信号は入力端子1から入力されるデ
ータよりも優先して処理される。
【0030】図3は、メモリ23の一構成例を示すブロ
ック図である。図3において、メモリ23は、通常モー
ド用のプリアンブルを格納するメモリ51、登録モード
用のプリアンブルを格納するメモリ52、制御信号入力
端子53及び出力端子54から構成される。
【0031】メモリ23では、通常モード用のプリアン
ブルが格納されたメモリ51、及び登録モード用のプリ
アンブルが格納されたメモリ52の出力のいずれかが、
制御信号入力端子53から送られる、通常又は登録のモ
ード選択信号により選択され、出力端子54に出力され
る。すなわち、メモリ23は、モード切替え制御回路1
0からのモード選択信号に基づいて、メモリ51又はメ
モリ52に格納されているプリアンブルのいずれかを選
択し、プリアンブル付加回路6に出力する。
【0032】次に、受信器の構成について説明する。本
実施の形態の受信器は、登録モード用と通常モード用と
の2つのデスクランブラを有するデスクランブラ27
(受信手段)と、登録モード用と通常モード用との2つ
のプリアンブルを保持しているメモリ28とを備えてい
る。その他の構成は、図15に示した従来例の受信器と
同様である。
【0033】図4は、デスクランブラ27の一構成例を
示すブロック図である。図4において、デスクランブラ
27は、データ入力端子61、通常モード用のデスクラ
ンブラ62、登録モード用のデスクランブラ63、制御
信号入力端子64及びデータ出力端子65から構成され
る。
【0034】データ入力端子61に受信したデータが入
力されると、通常モード用のデスクランブラ62及び登
録モード用のデスクランブラ63に入力される。制御信
号入力端子64から送られる、通常又は登録のモード選
択信号により、それぞれのデスクランブラ62,63の
出力のいずれかが選択され、データ出力端子65に出力
される。すなわち、デスクランブラ27は、モード切替
え制御回路10からのモード選択信号に基づいて、デス
クランブラ62,63のいずれかによりデスクランブル
処理が施されたデータを選択して、出力端子19に出力
する。
【0035】ここで、受信側のモードが送信側のモード
と同じである場合、受信側で使用するデスクランブラが
送信側で用いたスクランブラと対応することとなるの
で、元の信号を復元することができる。両者が違うモー
ドである場合には、送信側で用いたスクランブラと対応
しないデスクランブラを受信側で使用することになるの
で、データは復元されない。
【0036】また、メモリ28は、図3に示す送信器側
のメモリ23と同一の構成であり、モード切替え制御回
路10からのモード選択信号に基づいて、登録又は通常
モード用のプリアンブルのいずれかを選択し、同期回路
14に出力する。
【0037】ここで、受信側のモードが送信側のモード
と同じである場合、同期回路14の相関器34(図16
参照)において、プリアンブル部が一致すると高い相関
が現れ、これによりプリアンブル部が検出される。この
プリアンブル部を使用して、周波数誤差検出回路36及
び位相誤差検出回路37により、周波数誤差信号38及
び位相誤差信号39が出力される。
【0038】しかし、受信側のモードが送信側のモード
と異なる場合、同期回路14の相関器34において、相
関度が高い部分が現れず、プリアンブル部は検出されな
い。したがって、周波数及び位相誤差は求められず、受
信データの正しい復調が行われない。次に、モード切替
え制御回路10について説明する。
【0039】図5は、モード切替え制御回路10の一構
成例を示すブロック図である。図5において、モード切
替え制御回路10は、登録モードONボタン71、制御
部72、モード変換完了通知信号を入出力する入出力端
子73,74、通常/登録モード切替える制御信号を出
力する制御信号出力端子75から構成される。
【0040】登録モードONボタン71が押されると、
制御部72によりこの端末又はハブ局は登録モードに設
定される。ここでは、モード切替え制御回路10に登録
モードONボタン71を設けて構成しているが、登録モ
ードと通常モードとの切替えスイッチを設けて構成し、
モード切替え操作を利用者の操作により実現してもよ
い。
【0041】制御部72では、相手局とのモード切替え
に関する信号の送受信を行うとともに、自局内のスクラ
ンブラ22、デスクランブラ27、及びメモリ23,2
8にモード制御信号を送信する。相手局にモード切替え
に関する信号を送信する際の送信方法としては、一定間
隔で周期的に送信するものとする。以下、上述のように
構成された無線バスシステムの動作を説明する。登録予
定の端末及びハブ局の制御部72における、登録手続き
の制御手順を、図6のフローチャートに従って説明す
る。
【0042】図6は、上記制御部72の動作手順を示す
フローチャートであり、図中、Sはフローの各ステップ
を示す。ここでは、初期状態として、端末及びハブ局
は、通常モードになっているものとする。
【0043】まず、端末利用者は、登録予定端末とハブ
局との双方の登録モードONボタン71を押すことで、
制御部72の手順が開始される(ステップS1)。制御
部72は、自局内のスクランブラ22、デスクランブラ
27、及びメモリ23,28に対して、登録モードの制
御信号を送信し、登録モードになる(ステップS2)。
【0044】ハブ局は、登録モードになると、端末に対
して登録モード変更完了を通知する信号を送信し、端末
に登録の準備ができたことを知らせる(ステップS
3)。登録モードになった登録予定の端末は、その信号
を復元して、モード切替え制御回路10で受信すると、
ハブ局に対して端末情報を登録モードで送信する(ステ
ップS4)。
【0045】ハブ局は、登録モードで端末情報を復元
し、登録手続きが行われる(ステップS5)。ハブ局は
登録手続きが完了すると、端末に対して登録手続きが完
了したことを示す信号を登録モードで送信する(ステッ
プS6)。端末は、この信号を登録モードで復元し、モ
ード切替え制御回路10で受信すると、ハブ局に対して
登録モードで認識パケットを送信する(ステップS
7)。
【0046】そして、端末内の送受信器のスクランブラ
22、デスクランブラ27、及びメモリ23,28に対
して通常モードの制御信号を送信し、通常モードになる
(ステップS8)。ハブ局は、この信号を登録モードで
復元し、モード切替え制御回路10で受信した後、通常
モードになる(ステップS9)。以上で登録手続きを終
了する(ステップS10)。
【0047】以上のように、本実施の形態においては、
端末の無線バスへの登録手続きを、必要最小限の登録操
作をすることで自動的に行うことが可能である。上述し
たように、本実施の形態では、無線バスシステム内のハ
ブ局及び各端末における、登録モードと通常モードとの
両モードを切り替えるためのモード切替え制御回路10
を備え、両者のモードが一致した時に限り、受信された
データの復元を可能とすることで、秘匿性に優れた通信
装置を構成することができる。
【0048】また、OFDM方式において本来エネルギ
拡散の目的で使用されるスクランブラ及びデスクランブ
ラを2つ用意し、登録モード用と通常モード用とするこ
とにより、簡易な構成でモードの識別を実現することが
できる。さらに、OFDM方式において周波数同期に使
用されるプリアンブル発生回路についても、登録モード
用と通常モード用との2つのプリアンブルを用意するこ
とにより、同様の秘匿性効果を出すことができる。
【0049】第2の実施の形態 上述した第1の実施の形態により秘匿性に優れた通信装
置を構成することができた。第1の実施の形態は、切替
え可能なモードが2種類しかないため、登録モードでの
スクランブラ、デスクランブラ、プリアンブルのメモリ
の組み合わせは一意に決まってしまい、登録モードで待
機しているような悪意端末を排除できないことが考えら
れる。第2の実施の形態では、登録モードに複数のサブ
モードを持たせ、送信と受信で同じものを選択すること
により悪意端末をかなり高く排除することが可能な無線
バスシステムを実現する。
【0050】図7は、本発明の第2の実施の形態の無線
バスシステムのスクランブラ80の一構成例を示す図で
ある。図1に示す無線バスシステムにおけるスクランブ
ラ22に置き換えて使用される。図7において、スクラ
ンブラ80(送信手段)は、データ入力端子81、通常
モード用のスクランブラ82、登録モード用の複数のス
クランブラ83,84,85、制御信号入力端子86及
びデータ出力端子87から構成される。
【0051】データ入力端子81に送信すべきデータが
入力されると、通常モード用のスクランブラ82及び登
録モード用の複数のスクランブラ83,84,85に入
力される。制御信号入力端子86から送られる選択信号
により、それぞれのスクランブラの出力のいずれかが選
択され、データ出力端子87に出力される。
【0052】すなわち、スクランブラ80は、モード切
替え制御回路10からの制御信号に基づいて、スクラン
ブラ82、83,84,85のいずれかによりスクラン
ブル処理が施され、エネルギが拡散された送信データを
選択して、IFFT前処理回路4に出力する。また、ス
クランブラ80には、モード切替え制御回路10からの
モード切り換え完了通知信号も入力されるが、この信号
は入力端子81から入力されるデータよりも優先して処
理される。
【0053】図8は、本実施の形態の無線バスシステム
のメモリ90の一構成例を示すブロック図である。図1
に示す無線バスシステムにおけるメモリ23に置き換え
て使用される。図8において、メモリ90は、通常モー
ド用のプリアンブルを格納するメモリ91、登録モード
用の複数のプリアンブルを格納するメモリ92,93,
94、制御信号入力端子95及び出力端子96から構成
される。
【0054】メモリ90では、通常モード用のプリアン
ブルが格納されたメモリ91、及び登録モード用の複数
のプリアンブルが格納されたメモリ92,93,94の
出力のいずれかが、制御信号入力端子95から送られる
選択信号により選択され、出力端子96に出力される。
すなわち、メモリ90は、モード切替え制御回路10か
らの制御信号に基づいて、メモリ91又はメモリ92,
93,94に格納されているプリアンブルのいずれかを
選択し、プリアンブル付加回路6に出力する。
【0055】図9は、本実施の形態の無線バスシステム
のデスクランブラ100の一構成例を示すブロック図で
ある。図1に示す無線バスシステムにおけるデスクラン
ブラ27に置き換えて使用される。図9において、デス
クランブラ100(受信手段)は、データ入力端子10
1、通常モード用のデスクランブラ102、登録モード
用の複数のデスクランブラ103,104,105、制
御信号入力端子106及びデータ出力端子107から構
成される。
【0056】データ入力端子101に受信したデータが
入力されると、通常モード用のデスクランブラ102及
び登録モード用の複数のデスクランブラ103,10
4,105に入力される。制御信号端子106から送ら
れる選択信号により、それぞれのデスクランブラ10
2,103,104,105の出力のいずれかが選択さ
れ、出力端子107に出力される。すなわち、デスクラ
ンブラ100は、モード切替え制御回路10からの制御
信号に基づいて、デスクランブラ102、103,10
4,105のいずれかにより信号処理が施されたデータ
を選択して、出力端子19に出力する。
【0057】図10は、本実施の形態の無線バスシステ
ムのモード切替え制御回路110の一構成例を示す。図
1に示す無線バスシステムにおけるモード切替え制御回
路10に置き換えて使用される。図10において、モー
ド切替え制御回路110(モード切り換え手段)は、登
録モードONボタン111、サブモード選択ボタン11
2、制御部113、モード変換完了通知信号を入出力す
る入出力端子114,115、通常/登録モード切替え
る制御信号を出力する制御信号出力端子116から構成
される。
【0058】サブモード選択ボタン112により複数の
登録サブモードから1つが選択され、さらに登録モード
ONボタン111が押されると、制御部113より制御
信号出力端子116に制御信号が出力され、端末又はハ
ブ局は登録モードの選択されたサブモードに設定され
る。
【0059】ここでは、登録モードONボタン111及
びサブモード選択ボタンを設けて構成しているが、各モ
ードを選択する切替えスイッチを設けて構成してもよ
い。以下、上述のように構成された無線バスシステムの
動作を説明する。登録予定の端末及びハブ局の制御部1
13における、登録手続きの制御手順を、図11のフロ
ーチャートに従って説明する。
【0060】図11は、上記制御部113の動作手順を
示すフローチャートである。ここでは、初期状態とし
て、端末及びハブ局は、通常モードになっているものと
する。まず、端末利用者は登録予定端末とハブ局との双
方のサブモード選択ボタン112によりサブモードを選
択し、続いて登録モードONボタン111を操作するこ
とで制御部113の手順が開始される(ステップS2
1)。
【0061】制御部113は、自局内のスクランブラ8
0、デスクランブラ100、及びメモリ92,93,9
4に対して、登録モードの制御信号を送信し、指定され
たサブモードの設定で登録モードになる(ステップS2
2)。ハブ局は、登録モードになると、端末に対して登
録モード変更完了を通知する信号を送信し、端末に登録
の準備ができたことを知らせる(ステップS23)。
【0062】登録モードになった登録予定の端末は、そ
の信号を復元して、モード切替え制御回路100で受信
すると、ハブ局に対して端末情報を登録モードの設定さ
れたサブモードで送信する(ステップS24)。ハブ局
は、登録モードの設定されたサブモードで端末情報を復
元し、登録手続きが行われる(ステップS25)。ハブ
局は、登録手続きが完了すると、端末に対して登録手続
きが完了したことを示す信号を登録モードの指定された
サブモードで送信する(ステップS26)。
【0063】端末は、この信号を登録モードの設定され
たサブモードで復元し、モード切替え制御回路10で受
信すると、ハブ局に対して登録モードの指定されたサブ
モードで認識パケットを送信する(ステップS27)。
そして、端末内の送受信機のスクランブラ80、デスク
ランブラ100、及びメモリ91に対して通常モードの
制御信号を送信し、通常モードになる(ステップS2
8)。ハブ局は、この信号を登録モードの設定されたサ
ブモードで復元し、モード切替え制御回路100で受信
した後、通常モードになる(ステップS29)。以上で
登録手続きを終了する(ステップS30)。
【0064】以上により、本実施の形態では、無線バス
システム内でのハブ局及び端末による登録手続きにおい
て、登録モードにおいて送信側及び受信側で設定するサ
ブモードが一致する場合のみ、通信が可能であるため、
特定の状態で待機する悪意端末はかなりの確率で排除で
きる。
【0065】第3の実施の形態 上記第1及び第2の実施の形態は、無線バスシステムの
登録時の秘匿性を解決するものであった。第3の実施の
形態では、一般の無線通信における簡易型データ秘匿性
を実現するものである。
【0066】図12及び図13は、本発明の第3の実施
の形態の無線バスシステムの端末及びハブ局の形態を示
す斜視図であり、図12は、第1の実施の形態の無線バ
スシステムに適用した例を、図13は、第2の実施の形
態の無線バスシステムに適用した例を示す。図12にお
いて、120はハブ局又は端末、121はハブ局又は端
末120に設置された登録モードONボタンである。こ
の登録モードONボタン121は、図5のモード切替え
制御回路10の登録モードONボタン71に対応する。
【0067】また、図13において、130はハブ局又
は端末、131はハブ局又は端末130に設置された登
録モードONボタン、132はハブ局又は端末130に
設置されたテンキー等からなるサブモード選択ボタンで
ある。この登録モードONボタン131は、図10のモ
ード切替え制御回路100の登録モードONボタン11
1に、サブモード選択ボタン132は、サブモード選択
ボタン112にそれぞれ対応する。
【0068】前記第2の実施の形態における、登録モー
ドにサブモードを複数設けることにより登録手続きの秘
匿性を高めるものと同様の効果を、通常モードにおいて
も得るために、第2の実施の形態において登録モードの
サブモードとして用意される各スクランブラ及びプリア
ンブルのメモリの組み合わせの設定を、通常モードにお
いても、利用可能とする。
【0069】図10に示すモード切替え制御回路110
の制御部113では、通常モードにおいてもサブモード
選択ボタン112の設定に従って、スクランブラ80
と、対応するデスクランブラ100と、プリアンブルの
メモリ80を選択するための制御信号が制御信号出力端
子116に出力されるようにする。
【0070】このとき、サブモード選択ボタン112の
設定が同一であっても、通常モードと登録モードで制御
信号出力の値が同一である必要は無い。また、サブモー
ド選択ボタン112は、通常モードと登録モードのそれ
ぞれを個別に設定できるものでもよい。このように、ユ
ーザが任意に通信のモードを選択可能とすることによ
り、通常モードでの通信においても、秘匿性をより高め
られる。
【0071】なお、上記各実施の形態においては、モー
ドの識別のための手段として、スクランブラ及びデスク
ランブラを利用したものと、プリアンブル発生回路を利
用したものとを併用しているが、いずれか一方だけでも
所期の目的を達成し得ることは言うまでもない。
【0072】また、上記各実施の形態においては、OF
DM方式を用いた無線バスシステムについて説明した
が、これに限らず、エネルギ拡散に使用されるスクラン
ブラを備え、又は搬送波再生に使用されるプリアンブル
を発生させるものであれば、どのような通信方式にも適
用することができる。さらに、上記各実施の形態におい
ては、送信器と受信器とを個別に説明したが、メモリ2
3,28など同一構成のものは、送信器と受信器とで共
用してもよいことは明らかである。
【0073】
【発明の効果】本発明は、上述のような構成としている
ので、端末及びハブ局のモードが一致した時に限り、受
信されたデータの復元を可能としているため、認証情報
の登録手続きに無線を使用した場合であっても、最低限
の秘匿性を確保することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の無線バスシステム
内の端末及びハブ局の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施の形態の無線バスシステムのスクランブ
ルラの一構成例を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の無線バスシステムのメモリの一
構成例を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態の無線バスシステムのデスクラン
ブルラの一構成例を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態の無線バスシステムのモード切替
え制御回路の一構成例を示すブロック図である。
【図6】本実施の形態の無線バスシステムの制御部の動
作手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態の無線バスシステム
のスクランブルラの一構成例を示すブロック図である。
【図8】本実施の形態の無線バスシステムのメモリの一
構成例を示すブロック図である。
【図9】本実施の形態の無線バスシステムのデスクラン
ブルラの一構成例を示すブロック図である。
【図10】本実施の形態の無線バスシステムのモード切
替え制御回路の一構成例を示すブロック図である。
【図11】本実施の形態の無線バスシステムの制御部の
動作手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施の形態の無線バスシステ
ムの端末及びハブ局の形態を示す斜視図である。
【図13】本実施の形態の無線バスシステムの端末及び
ハブ局の形態を示す斜視図である。
【図14】無線バスシステムの概念を説明するための図
である。
【図15】従来の無線バスシステム内の端末及びハブ局
の概略構成を示すブロック図である。
【図16】従来の無線バスシステムの同期回路の一構成
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 データ入力端子 4 IFFT前処理回路 5 IFFT回路 6 プリアンブル付加回路 7 直交変調器 8 搬送波発生回路 9 出力端子 10,110 モード切替え制御回路(モード切り換え
手段) 11 信号入力端子 12 直交検波器 13 搬送波再生回路 14 同期回路 15 FFT回路 16 FFT後処理回路 19 データ出力端子 22,80 スクランブラ(送信手段) 23,28,90 メモリ 27,100 デスクランブラ(受信手段) 71,111,121 登録モードONボタン 72,113 制御部 112,132 サブモード選択ボタン 120,130 ハブ局又は端末

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのハブ局に対して、複数の端末が配
    置され、該ハブ局及び端末間の送受信を無線で行う無線
    バスシステムであって、 前記ハブ局及び各端末は、登録データの送受信を行う場
    合に使用する登録モードと、それ以外の一般データを送
    受信する場合に使用する通常モードとの2つのモードを
    切り換えるモード切り換え手段と、 前記切り換えられたモードに対応した所定のデータ処理
    を施して、データを送信する送信手段と、 受信したデータに対し、前記切り換えられたモードに対
    応した所定の復元処理を施す受信手段とを備え、 送信側のモードと受信側のモードとが一致している場合
    にのみ、受信したデータの復元を可能としたことを特徴
    とする無線バスシステム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の無線バスシステム
    において、 前記送信手段は、送信データをスクランブルするため
    の、登録モード用と通常モード用との2つのスクランブ
    ラを有し、 前記受信手段は、受信データを復元するための、登録モ
    ード用と通常モード用との2つのデスクランブルラを有
    しており、 前記モード切り換え手段により、いずれかのスクランブ
    ラ又はデスクランブルラが選択されることを特徴とする
    無線バスシステム。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の無線バスシ
    ステムにおいて、 前記送信手段及び前記受信手段は、キャリア再生を行う
    ための、登録モード用と通常モード用との2つのプリア
    ンブルを保持しているメモリを有しており、 前記モード切り換え手段により、いずれかのプリアンブ
    ルが選択されて、送信データに付加される、あるいは受
    信データのプリアンブル検出に使用されることを特徴と
    する無線バスシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の無線バスシステムにおい
    て、 前記登録モードが複数の登録サブモードから構成され、
    前記モード切り換え手段が登録サブモード指定手段を含
    み、前記切り換えられたモードが通常モードと各登録サ
    ブモードからなることを特徴とする無線バスシステム。
  5. 【請求項5】 無線送信装置と、1つ以上の無線受信装
    置から構成される無線バスシステムであって、 前記無線送信装置は、複数のスクランブラ及びプリアン
    ブルを有し、前記複数のスクランブラ及びプリアンブル
    を選択する選択手段と、 選択されたスクランブラ及びプリアンブルに対応した所
    定のデータ処理を施して送信する送信手段とを備え、 前記無線受信装置は、複数のデスクランブラ及びプリア
    ンブルを有し、前記複数のデスクランブラ及びプリアン
    ブルを選択する選択手段と、 受信したデータに対し前記選択されたデスクランブラ及
    びプリアンブルに従って所定の復元処理を施す受信手段
    とを備え、 前記無線送信装置において前記選択されたスクランブラ
    及びプリアンブルと、前記無線受信装置において前記選
    択されたデスクランブラ及びプリアンブルの対応した組
    み合わせでのみデータの送受信を可能としたことを特徴
    とする無線バスシステム。
  6. 【請求項6】 1つのハブ局に対して、複数の端末が配
    置され、該ハブ局及び端末間の送受信を無線で行う無線
    バスシステムのハブ局あるいは各端末として用いられる
    無線通信装置において、 登録データの送受信を行う場合に使用する登録モード
    と、それ以外の一般データを送受信する場合に使用する
    通常モードとの2つのモードを切り換えるモード切り換
    え手段と、 前記切り換えられたモードに対応した所定のデータ処理
    を施して、データを送信する送信手段と、 受信したデータに対し、前記切り換えられたモードに対
    応した所定の復元処理を施す受信手段とを備えることを
    特徴とする無線通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の無線通信装置において、 前記モード切り換え手段が、登録サブモード指定手段を
    含み、 前記モード切り換え手段及び登録サブモード指定手段に
    より切り換えられたモードに対応した所定のデータ処理
    を施して、データを送信する送信手段と、 受信したデータに対し、前記切り換えられたモードに、
    対応した所定の復元処理を施す受信手段とを備えること
    を特徴とする無線通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載の無線通信装置に
    おいて、 複数のスクランブル手段及びプリアンブルパターンと、
    前記複数のスクランブル手段及びプリアンブルパターン
    を選択する選択手段と、 選択されたスクランブル手段及びプリアンブルパターン
    に対応した所定のデータ処理を施して送信する送信手段
    と、 受信したデータに対し前記選択されたスクランブル及び
    プリアンブルに従って所定の復元処理を施す受信手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  9. 【請求項9】 1つのハブ局に対して、複数の端末が配
    置され、該ハブ局及び端末間の送受信を無線で行う無線
    バスシステムにおいて、 端末が無線バスシステムへの登録手続きを行う登録通信
    方法であって、 前記端末及びハブ局を登録モードにするステップと、 前記ハブ局が登録モードで端末に対して、登録モード変
    更完了通知を送信するステップと、 前記登録モード変更完了通知を受信した端末が登録モー
    ドでハブ局に対して、端末登録情報を送信するステップ
    と、 前記端末登録情報を受信したハブ局が該端末登録情報に
    基づいて登録手続きを行うステップと、 前記ハブ局が登録モードで端末に対して、登録手続き完
    了通知を送信するステップと、 前記登録手続き完了通知を受信した端末が登録モードで
    ハブ局に対して、認識データを送信した後、通常モード
    になるステップと、 前記認識データを受信したハブ局が通常モードになるス
    テップとを有することを特徴とする登録通信方法。
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