JP2001332665A - 半導体用放熱板、およびその製造方法 - Google Patents

半導体用放熱板、およびその製造方法

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JP2001332665A
JP2001332665A JP2000153036A JP2000153036A JP2001332665A JP 2001332665 A JP2001332665 A JP 2001332665A JP 2000153036 A JP2000153036 A JP 2000153036A JP 2000153036 A JP2000153036 A JP 2000153036A JP 2001332665 A JP2001332665 A JP 2001332665A
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Makoto Hori
誠 堀
Takashi Suzumura
隆志 鈴村
慶平 ▲冬▼
Kiyouhei Fuyu
Tadao Otani
忠男 大谷
Noboru Hagiwara
登 萩原
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な材料を用いることなく省コスト性に優
れ、特に半導体素子側の熱膨張を抑えて熱伝導性に優れ
る半導体用放熱板、およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 穴あき銅箔3の熱膨張率および熱伝導率
より小なる熱膨張率および熱伝導率を有した銅複合材2
を穴あき銅箔3の吸熱側から放熱側にかけて埋設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体用放熱板、お
よびその製造方法に関し、特に、半導体接合部の熱膨張
を抑えながら放熱性が良好で、生産性、省コスト性に優
れる半導体用放熱板、およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子を搭載した半導体装置
は、その動作時に熱を発生する。この発熱に起因する半
導体素子の特性劣化、短寿命化を防ぐために放熱板を設
け、半導体素子およびその近傍での温度上昇を抑制する
ようにした半導体装置が提案され、実用化されている。
【0003】近年、半導体装置の高容量化、高速化に伴
い半導体素子の発熱量が増大する傾向にあり、熱伝導性
に優れ、熱膨張率が小で、かつ、廉価な放熱板が要求さ
れている。熱伝導性に優れる材料としては銅が知られて
おり、熱伝導率が393W/(m・K)と大で、かつ低
価格であるため、LSIの放熱部材として一般に用いら
れている。
【0004】また、各種オン・オフ機能をもつ電力やエ
ネルギーの変換、制御用の半導体素子では発熱量が特に
大であるので、熱伝導性および熱膨張率に優れる放熱板
が用いられている。このような放熱板の材料として、熱
膨張率が半導体素子を形成するSiの熱膨張率に近い材
料(Mo、W)が使われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の放熱板
によると、銅で形成した場合には放熱性および製造コス
トに優れる反面、発熱量の増大に伴って熱膨張が大にな
り、発熱量の大なる半導体装置に用いると熱破壊を生じ
る恐れがある。また、Mo、Wで形成した場合には放熱
性を大にしつつ熱膨張率を小にできる反面、製造コスト
が大になるという問題がある。
【0006】従って、本発明の目的は、高価な材料を用
いることなく省コスト性に優れ、特に半導体素子側の熱
膨張を抑えて熱伝導性に優れる半導体用放熱板、および
その製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、半導体素子から発生する熱を放熱する半導
体用放熱板において、所定のパターンで点在する複数の
穴を有し、所定の熱膨張率および熱伝導率を有する板状
の伝熱部材と、前記板状の伝熱部材に点在する前記複数
の穴に充填され、前記所定の熱膨張率および熱伝導率よ
り小なる熱膨張率および熱伝導率を有した充填部材より
構成される半導体用放熱板を提供する。
【0008】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、酸化銅の粒体を10〜70体積%含む銅の粒体によ
って構成された粒状の銅複合材を用意し、連続的に供給
される帯状の銅箔に重ねて複数の穴を有する帯状の穴あ
き銅箔を連続的に供給し、前記銅複合材を前記穴あき銅
箔上に供給して前記複数の穴に充填し、前記銅箔とその
上に重ねられた前記穴あき銅箔を圧延して前記銅複合材
の分布を均一化し、前記銅複合材を有する前記銅箔およ
び穴あき銅箔を加熱処理して焼結体を形成し、前記焼結
体を所定の厚さとなるように圧延し、圧延後の焼結体を
所定の寸法に加工して半導体用放熱板にする半導体用放
熱板の製造方法を提供する。
【0009】上記した半導体用放熱板、およびその製造
方法によると、板状の伝熱部材より熱伝導率より小なる
熱膨張率および熱伝導率を有した充填部材を伝熱部材に
点在する複数の穴に充填して吸熱側から放熱側にかけて
設けることで、充填部材の組成に基づいて熱膨張に基づ
く変形を吸収する。このことにより吸熱側(半導体装
置)で放熱板の変形を抑制しながら伝熱部材を介して放
熱側への熱を速やかに放出することが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る半導体用放熱板を示し、(a)は縦断面、
(b)は上面(半導体装置側)、(c)はA−A部の横
断面を示す。この半導体用放熱板(以下、複合放熱板と
いう)1は、銅(Cu)および酸化銅(Cu2O)の混
合焼結材からなる銅複合材2と、円形、角型、ひし形等
の穴3Aを開口された穴あき銅箔3と、穴あき銅箔3の
下部に焼結材層6を介して設けられる銅箔4と、穴あき
銅箔3の半導体装置側に積層される焼結材層5で形成さ
れており、同図(c)に示すように、穴あき銅箔3は楕
円状の穴3Aを規則的に配列されて、穴3Aの内部に銅
複合材2が充填されている。また、穴3Aの大きさ、
数、間隔は銅複合材2を構成する混合粉の粒径に基づい
て決定する。穴あき銅箔3の縁の有無は限定しないが、
穴3Aは穴あき銅箔3に均一に分散していることが好ま
しい。
【0011】本発明で用いる銅複合材2は、金属と該金
属よりも熱膨張係数が小さい無機化合物粒子を有し、こ
の金属中に無機化合物粒子が分散することを特徴とす
る。また、金属中に分散する無機化合物粒子は、直径が
200μm以下で、好ましくは60μm以下である。こ
れは、金属中に無機化合物粒子が分散することにより低
熱膨張性の銅複合材が得られることによる。
【0012】また、銅複合材2は、Cu2Oを20〜7
0体積%含むCu合金からなり、室温から300℃にお
ける熱膨張係数が7〜14×10-6/Kおよび熱伝導率
が80〜288W/m・Kであることを特徴とする。C
2O量が20体積%以下では、熱膨張率が14×10
-6/K以上となり、また、Cu2O量が70体積%以上
では、熱伝導率が80W/m・K以下となり、好ましく
ない。
【0013】本発明に使用する銅複合材2の他に、金属
としてCu以外に電気伝導性の高いAu,Ag,Alも
使用可能である。また、無機化合物として室温から30
0℃の温度範囲における熱膨張係数が5×l0-6/K以
下の酸化錫、酸化亜鉛、酸化鉛、酸化ニッケル、酸化ア
ルミニウム(A123)等も使用可能である。
【0014】図2は、複合放熱板の製造装置を示し、穴
あき銅箔3を供給する供給ロール7と、銅箔4を供給す
る供給ロール8と、銅複合材2の混合粉2Aを供給する
ホッパー9、混合粉2Aを穴あき銅箔3の穴(図示せ
ず)および表裏に行き渡らせるための加振用振動機10
と、混合粉2Aを加熱して焼結させる加熱器11と、加
熱器11にアルゴンガスArを供給する吸気ダクト11
Aと、加熱器11からアルゴンガスArを放出する排気
ダクト11Bと、ホッパー9により供給された混合粉2
Aを圧延して成形する成形ロール13と、混合粉2Aを
加熱して形成した焼結材14を圧延する圧延ロール15
と、成形ロール13と圧延ロール15の間に接続される
加熱用電源装置16と、複合放熱板1に形成される酸化
スケールを除去する電動ブラシ17と、酸化スケールの
飛散を防ぐカバー部18と、カバー部18に空気等の気
体を供給する吸気ダクト18Aと、カバー部18から気
体を放出する排気ダクト18Bと、複合放熱板1を所定
の長さに切断する切断機19と、切断機19の設けられ
る部分に位置する切断機テーブル20と、所定の位置に
配置されて穴あき銅箔3および銅箔4をガイドするガイ
ドロール22を有する。
【0015】図3は、加熱器11を拡大して示し、加熱
用電源装置16は、成形ロール13と圧延ロール15に
通電することによりロール間の穴あき銅箔3および銅箔
4が発熱する。このことにより混合粉2Aが加熱されて
焼結する。
【0016】以下に、上記した製造装置による半導体用
放熱板の製造方法を説明する。
【0017】まず、銅複合材(焼結材)2用の混合粉2
Aを形成する。本実施の形態では、平均粒径37μmの
電解Cu粉と粒径2μm以下のCuO粉末を調合して混
合粉2Aとして用いる。電解Cu粉とCuO粉はスチー
ルボールを入れた乾式ボールミルで10h混合して混合
粉としており。この電解Cu粉とCuO粉の比率を変え
て第1〜第7銅複合材を作成した。
【0018】次に、穴あき銅箔3および銅箔4を供給ロ
ール7及び8から送り出し、その上にホッパー9により
上記した混合粉2Aを投下する。混合粉2Aは、穴あき
銅箔3上に落下する。
【0019】次に、混合粉2Aを搭載した穴あき銅箔3
および銅箔4を加振用振動機10で振動させる。このこ
とによって穴あき銅箔3の表裏に混合粉2Aが行き渡
る。この後、成形ロール13で圧延して混合粉2Aを穴
3Aへ充填するとともに量を均一化する。
【0020】次に、成形ロール13で穴あき銅箔3およ
び銅箔4を圧延して混合粉2Aを成形し、加熱器11に
搬送する。加熱器11には吸気ダクト11Aからアルゴ
ンガスArを供給する。加熱器11において、混合粉2
Aは下流の成形ロール13に搬送される過程で加熱され
て所定の密度を有する焼結材14となる。加熱温度はC
uOの含有量に応じて850〜1000℃の間で行う。
アルゴンガスArは焼結材14の還元を防止する。成形
ロール13は、焼結材14、穴あき銅箔3、および銅箔
4を0.2mmとなるように圧延して複合放熱板1を形
成する。複合放熱板1はカバー部18内の電動ブラシ1
7で研磨されて酸化スケールを除去した後、切断機19
で切断されて所定の長さの複合放熱板1となる。
【0021】上記した第1〜第7銅複合材を用いて形成
した複合放熱板1に対して、室温〜300℃の温度範囲
でTMA(Thermal Mechanical Analysis)装置を用い
て測定した熱膨張率及びレーザーフラッシュ法により求
めた熱伝導率の参考データを以下の表1に示す。
【表1】 今日、半導体装置用の複合放熱板について要求される数
値は、熱膨張率が10ppm/K以下で、熱伝導率が1
50W/K・m以上である。この要求を満たすものとし
て第4銅複合材(Cu=50%、Cu2O=50%)を
用いた複合放熱板が該当する。
【0022】上記したように、CuとCu2Oからなる
低熱膨張性の銅複合材と穴あき銅箔及び銅箔を組み合わ
せることにより、複合放熱板の半導側において低熱膨張
率で、放熱側において熱膨張率の高い、高熱伝導性の半
導体用放熱板を提供することができる。また、CuとC
2Oからなる混合粉を穴あき銅箔及び銅箔に供給し、
粉成形、焼結、圧延、スケール除去、定尺切断を連続的
に行うことにより、大幅な省力化が可能となり、製造コ
ストの低減ができる。
【0023】図4は、本発明の第2の実施の形態に係る
穴あき銅箔を示し、ひし形の穴3Aを開口された穴あき
銅箔3を用いても第1の実施の形態の複合放熱板1と同
様の効果を奏することができる。
【0024】図5は、本発明の第3の実施の形態に係る
他の穴あき銅箔を示し、ひし形の穴3Aと円形の穴3B
とを開口された穴あき銅箔3を用いても第1の実施の形
態の複合放熱板1と同様の効果を奏することができる。
この場合、接合される半導体素子の発熱状態に基づいて
穴3Aと穴3Bの配列を適宜設定すれば、熱伝導性を損
なうことなく熱膨張を緩和して半導体素子との接合不良
を防ぐことが可能になる。同図においては穴あき銅箔3
に縁3Cを設けているが、縁を設けない穴あき銅箔3と
しても良い。
【0025】図6は、本発明の第4の実施の形態に係る
他の半導体用放熱板の断面を示し、穴あき銅箔3の下部
に銅箔4を設ける構成において図1に示す複合放熱板1
と相違している。その他の構成および機能については第
1の実施の形態の複合放熱板1と同一であるので、重複
する説明を省略する。
【0026】上記した半導体用放熱板によると、Cuと
Cu2Oからなる低熱膨張性の銅複合材と穴あき銅箔及
び銅箔を組み合わせることにより、複合放熱板の半導側
において低熱膨張率で、放熱側において熱膨張率の高
い、高熱伝導性の半導体用放熱板の厚さを低減すること
ができる。
【0027】図7は、本発明の第5の実施の形態に係る
他の半導体用放熱板の断面を示し、穴あき銅箔3に代え
て細孔23Aを有する網状の銅テープ23を用いる構成
において図1に示す複合放熱板1と相違している。銅テ
ープ23に設けられる細孔23Aには銅複合材2を充填
している。その他の構成および機能については第1の実
施の形態の複合放熱板1と同一であるので、重複する説
明を省略する。
【0028】図8は、本発明の第6の実施の形態に係る
他の半導体用放熱板の断面を示し、穴あき銅箔3の下部
を放熱面とした構成において図1に示す複合放熱板1と
相違している。その他の構成および機能については第1
の実施の形態の複合放熱板1と同一であるので、重複す
る説明を省略する。
【0029】上記した半導体用放熱板によると、Cuと
Cu2Oからなる低熱膨張性の銅複合材と穴あき銅箔を
組み合わせることにより、複合放熱板の半導側において
低熱膨張率で、放熱側において熱膨張率の高い、高熱伝
導性の半導体用放熱板の厚さを更に低減することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の半導体用放
熱板、およびその製造方法によると、複数の穴を有する
伝熱部材の熱膨張率および熱伝導率より小なる熱膨張率
および熱伝導率を有した充填部材を伝熱部材の複数の穴
に充填して吸熱側から放熱側にかけて設けたため、高価
な材料を用いることなく省コスト性に優れ、特に半導体
素子側の熱膨張を抑えて優れた熱伝導性を付与すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る半導体用放熱
板を示し(a)は縦断面図、(b)は上面図(半導体装
置側)、(c)はA−A部の横断面図
【図2】半導体用放熱板の製造装置を示す説明図
【図3】半導体用放熱板の製造装置における加熱器の拡
大図
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る穴あき銅箔を
示す説明図
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る他の穴あき銅
箔を示す説明図
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る他の半導体用
放熱板の断面図
【図7】本発明の第5の実施の形態に係る他の半導体用
放熱板の断面図
【図8】本発明の第6の実施の形態に係る他の半導体用
放熱板の断面図
【符号の説明】
1 複合放熱板 2 銅複合材 2A 混合粉 3 銅箔 3A 穴 3B 穴 3C 縁 4 銅箔 5 焼結材層 6 焼結材層 7 供給ロール 8 供給ロール 9 ホッパー 10 加振用振動機 11 加熱器 11A 吸気ダクト 11B 排気ダクト 13 成形ロール 14 焼結材 15 圧延ロール 16 加熱用電源装置 17 電動ブラシ 18 カバー部 18A 吸気ダクト 18B 排気ダクト 19 切断機 20 切断機テーブル 22 ガイドロール 23A 細孔 23 銅テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲冬▼ 慶平 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社総合技術研究所内 (72)発明者 大谷 忠男 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社総合技術研究所内 (72)発明者 萩原 登 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社総合技術研究所内 Fターム(参考) 5F036 AA01 BB01 BD01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子から発生する熱を放熱する半
    導体用放熱板において、 所定のパターンで点在する複数の穴を有し、所定の熱膨
    張率および熱伝導率を有する板状の伝熱部材と、 前記板状の伝熱部材に点在する前記複数の穴に充填さ
    れ、前記所定の熱膨張率および熱伝導率より小なる熱膨
    張率および熱伝導率を有した充填部材より構成されるこ
    とを特徴とする半導体用放熱板。
  2. 【請求項2】 前記複数の穴は、円形、角型、ひし型等
    の断面形状を有する構成の請求項第1項記載の半導体用
    放熱板。
  3. 【請求項3】 前記充填部材は、酸化銅の粒体を10〜
    70体積%含む銅の粒体によって構成された粒状の銅複
    合材を焼結することによって形成される構成の請求項第
    1項記載の半導体用放熱板。
  4. 【請求項4】 前記板状の伝熱部材は、前記充填部材に
    よって片面あるいは両面を被覆されている構成の請求項
    第1項記載の半導体用放熱板。
  5. 【請求項5】 前記板状の伝熱部材は、銅箔によって片
    面を被覆されている構成の請求項第1項記載の半導体用
    放熱板。
  6. 【請求項6】 前記板状の伝熱部材は、前記充填部材に
    よって片面を被覆され、かつ、その上を銅箔によって被
    覆されている構成の請求項第1項記載の半導体用放熱
    板。
  7. 【請求項7】 酸化銅の粒体を10〜70体積%含む銅
    の粒体によって構成された粒状の銅複合材を用意し、 連続的に供給される帯状の銅箔に重ねて複数の穴を有す
    る帯状の穴あき銅箔を連続的に供給し、 前記銅複合材を前記穴あき銅箔上に供給して前記複数の
    穴に充填し、 前記銅箔とその上に重ねられた前記穴あき銅箔を圧延し
    て前記銅複合材の分布を均一化し、 前記銅複合材を有する前記銅箔および穴あき銅箔を加熱
    処理して焼結体を形成し、 前記焼結体を所定の厚さとなるように圧延し、 圧延後の焼結体を所定の寸法に加工して半導体用放熱板
    にすることを特徴とする半導体用放熱板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記加熱処理をアルゴンガス雰囲気中で
    行う請求項第7項記載の半導体用放熱板の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記加熱処理を前記酸化銅の含有率に応
    じて850℃から1000℃の範囲で行う請求項第7項
    記載の半導体用放熱板の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記焼結体から酸化スケールを除去し
    た後に前記所定の寸法に加工する請求項第7項記載の半
    導体用放熱板の製造方法。
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