JP2001332573A - 樹脂封止金型、半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

樹脂封止金型、半導体装置の製造方法及び半導体装置

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JP2001332573A
JP2001332573A JP2000149532A JP2000149532A JP2001332573A JP 2001332573 A JP2001332573 A JP 2001332573A JP 2000149532 A JP2000149532 A JP 2000149532A JP 2000149532 A JP2000149532 A JP 2000149532A JP 2001332573 A JP2001332573 A JP 2001332573A
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cavity
resin
semiconductor chip
mold
semiconductor device
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English (en)
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Seiji Nakano
征治 中野
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上に搭載された半導体チップの表面中央
部を露出させた状態で当該半導体チップの周縁部分を樹
脂で封止してなる半導体装置において、樹脂の外形形状
を安定化させる。 【解決手段】 基板61上に搭載された半導体チップ6
2を収納するためのキャビティ204を有する上型2
と、上型2との間で基板61を挟持する下型3と、キャ
ビティ204の底部に形成されたシリンダ208と、キ
ャビティ204内に収納された半導体チップ62の表面
に押し圧される押し切り面209aを有し、シリンダ2
08内に摺動自在に内設された金属性のキャビティコア
209とを用いて樹脂封止金型を構成した。また、上型
2には、半導体チップ62表面に対する押し切り面20
9aの押し圧力を制御するための弾性体210を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップの表
面中央部を露出させた状態でその周縁部分を樹脂で封止
してなる半導体装置を製造する際に用いられる樹脂封止
金型、これを用いた半導体装置の製造方法及び半導体装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の半導体装置は、図9に示
すように、エポキシ樹脂等の基板もしくはリードフレー
ム(以下、これらを含めて基板と記す)41に半導体チ
ップ(半導体素子)42が搭載され、半導体チップ42
が搭載された基板41面(以下、素子搭載面と記す)4
1aと、半導体チップ42上面の周縁部および側面とが
封止樹脂によって一体に封止された構造のものが知られ
ている。つまり、この半導体装置40では、半導体チッ
プ42上面の周縁部および側面を覆い、かつ半導体チッ
プ42の上面の周縁部より内側(中心側)を外部に露出
させるよう開口した状態で上記封止樹脂による封止部4
3が形成されたものとなっている。
【0003】このような半導体装置の製造方法におい
て、半導体チップ42が搭載された基板41の封止部4
3を形成する一つの例として、次の形態を挙げることが
できる。すなわち、予め基板41に半導体チップ42を
搭載し、基板41に設けられた電極と半導体チップ42
に設けられた電極とを金線46等を用いてワイヤーボン
ディングした後、基板41の素子搭載面41aおよび半
導体チップ42上面において形成しようとする封止部4
3の周縁位置にそれぞれ、流動性が非常に低く形状保持
性の良好な揺変性(チクソ性)のある液状の封止樹脂4
4を供給し、これによって樹脂枠を形成する。この揺変
性のある封止樹脂44は、ディスペンス装置(滴下装
置)40を用いて供給する。次いで、この封止樹脂44
で構成された樹脂枠内に、揺変性のない液状の封止樹脂
45を滴下して充填し、続いて揺変性のある封止樹脂4
4及び揺変性のない封止樹脂45を熱硬化させることに
よって封止部43を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におい
ては、電子機器の小型化に伴い、樹脂封止されて得た半
導体装置の高さ寸法の制限が厳しくなり、厚みが一定の
半導体装置が要求されている。また、例えば自動実装装
置を用いてこのようにして製造された半導体装置を実装
基板に実装する際には、半導体装置の上面(封止部の上
面)位置を基準にして実装がなされる場合が多いことか
ら、上面の平面度が高いことも要求されている。
【0005】しかしながら、上記した従来の技術では、
樹脂枠内に封止樹脂を滴下していくため、封止部の上面
が平坦に形成されず、波を打ったようにうねりが生じて
しまって上面の平面度が非常に低い半導体装置が製造さ
れてしまう。
【0006】さらに、揺変性のない液状の封止樹脂は、
高温で硬化するまでの間は形状が不安定な状態となって
おり、完全に硬化するまでに揺変性のある液状の封止樹
脂よりも大きく収縮する。この結果、熱硬化後に収縮に
より表面が凹む、いわゆるヒケが発生する。このため、
収縮が小さくヒケの発生の少ないあるいはヒケの発生し
ない液状の封止樹脂が必要とされているが、満足する封
止樹脂が得られてない。結果として、樹脂の外形を安定
化させることができず、厚みが一定で品質の良い半導体
装置を安定して製造できない状況となっている。
【0007】そこで本発明は、基板上に搭載された半導
体チップの表面中央部を露出させた状態で当該半導体チ
ップの周縁部分を樹脂で封止する際、安定した外形形状
での樹脂封止が可能な樹脂封止金型、これを用いた半導
体装置の製造方法及びこれによって製造された半導体装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明における樹脂封止金型は、基板上に搭載
された半導体チップを収納するためのキャビティを有す
る第1の金型と、当該第1の金型との間で前記基板を挟
持する第2の金型とを備えた樹脂封止金型であり、第1
の樹脂封止金型は、キャビティの底部に形成したシリン
ダ内に、摺動自在にキャビティコアを内設した。このキ
ャビティコアは、金属性で、かつキャビティ内に収納さ
れた半導体チップの表面に押し圧される押し切り面を有
していることを特徴としている。また、第1の金型に
は、半導体チップ表面に対する押し切り面の押し圧力を
制御するための弾性体が設けられている。
【0009】このような構成の第1の樹脂封止金型で
は、半導体チップの表面に押し圧される押し切り面が金
属性であるため、繰り返しの使用によっても安定した圧
力で半導体チップの表面に押し切り面の全面が押し圧さ
れる。したがって、半導体チップの表面に対して、常に
安定した圧力で押し切り面の全面を押し圧させた状態
で、当該半導体チップが収納されたキャビティ内に樹脂
が充填される。
【0010】また、本発明における第2の樹脂封止金型
は、キャビティ内に弾性材料からなるキャビティコアを
設けると共に、当該キャビティコアの全周を囲む状態で
キャビティの底部に枠体を立設させてなる。このキャビ
ティコアは、キャビティ内に収納された半導体チップの
表面に押し圧される押し切り面を有しており、この押し
切り面側の先端が枠体から突出して設けられていること
とする。
【0011】このような構成の第2の樹脂封止金型で
は、弾性材料からなるキャビティコアの周囲に枠体が立
設して設けられているため、半導体チップの表面にキャ
ビティコアの押し切り面を押し圧した場合に、枠体と半
導体チップ表面との間にキャビティコアの先端部分が逃
げる隙間が形成されることになる。したがって、キャビ
ティコアの先端面の全面を半導体チップの表面に対して
十分に押し圧させた状態で、半導体チップが収納された
キャビティ内に樹脂が充填される。
【0012】そして、本発明における半導体装置の製造
方法は、基板上に搭載された半導体チップの表面中央部
を露出させた状態で当該半導体チップの周縁部分を樹脂
で封止する半導体装置の製造方法であり、第1の方法
は、先ず第1の金型に形成されたキャビティ内に半導体
チップを収納して当該第1の金型と第2の金型との間に
基板を挟持させ、キャビティの底面のシリンダ内から突
出して設けられた金属性のキャビティコアの押し切り面
を半導体チップの表面中央部に押し圧させた状態で、キ
ャビティ内に樹脂を充填することを特徴としている。
【0013】このような第1の方法では、半導体チップ
の表面に金属性の押し切り面を押し圧させた状態でキャ
ビティ内に樹脂が充填されるため、常に安定した圧力で
半導体チップの表面に押し切り面を押し圧しながら樹脂
の充填が行われる。したがって、半導体チップの周縁部
を封止する樹脂の外形形状が均一に保たれる。
【0014】また、本発明における第2の半導体装置の
製造方法は、先ず第1の金型に形成されたキャビティ内
に半導体チップを収納して当該第1の金型と第2の金型
との間に基板を挟持させ、キャビティの底部に立設され
た枠体から突出させた弾性材料からなる押し切り材の押
し切り面を半導体チップの表面中央部に押し圧させた状
態で、キャビティ内に樹脂を充填することを特徴として
いる。
【0015】このような第2の方法では、半導体チップ
の表面に弾性材料からなるキャビティコアの押し切り面
を押し圧した場合に、枠体と半導体チップ表面との間に
キャビティコアの先端部分が逃げる隙間が形成される。
このため、キャビティコアの先端面の全面が半導体チッ
プの表面に対して十分に押し圧されることになり、半導
体チップの開口面積を確保した状態でキャビティ内に樹
脂が充填され、半導体チップの周縁を封止する樹脂の外
形形状が均一に保たれる。
【0016】さらに、本発明の半導体装置は、基板上に
搭載された半導体チップの表面中央部を露出させた状態
で当該半導体チップの周縁部分を樹脂で封止してなる半
導体装置において、第1の半導体装置は上述した第1の
製造方法によって得られたものであることを特徴として
いる。また、第2の半導体装置は上述した第2の製造方
法によって得られたものであり、樹脂の内周縁部分の膜
厚がその外側の膜厚よりも薄く成形されていることを特
徴としている。これらの半導体装置は、半導体チップの
周縁部分を封止する樹脂の外形形状が安定なものにな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の樹脂封止金型、半
導体装置の製造方法及び半導体装置の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。尚、各実施形態において
は、先ず、樹脂封止金型の構成を説明した後、この樹脂
封止金型を用いた半導体装置の製造方法を説明し、次い
で、これによって得られた半導体装置の構成を説明す
る。
【0018】(第1実施形態)図1は、本発明の樹脂封
止金型の一例を示す外形斜視図である。また、図2
(1)は図1に示す樹脂封止金型における第1の金型
(上型)の構成図であり、図2(2)は第2の金型(下
型)の構成図である。さらに、図3(1)、(2)は第
1実施形態の樹脂封止金型の断面図であり、図1の樹脂
封止金型に基板をセットした状態の断面図である。
【0019】これらの図に示す樹脂封止金型1は、第1
の金型としての上型2と、第2の金型としての下型3と
を備えている。
【0020】上型2は、一面を開口する箱状の上型チェ
イスユニット201によってその外形が構成されてお
り、1対の上型キャビティブロック202とこれらの上
型キャビティブロック202間に挟持された上型センタ
ブロック203とがこの上型チェイスユニット201内
に組み込まれている。
【0021】各上型キャビティブロック202には、窪
み形状に成型された複数のキャビティ204が1列に設
けられている。各キャビティ204は、基板上に搭載さ
れた半導体チップ及びこの半導体チップと基板とを接続
するワイヤーが十分に収納される程度の容積を有してい
ることとする。
【0022】また、上型キャビティブロック202に
は、キャビティ204内に樹脂を流し込むためのランナ
ーとこれに連通するゲート205及びキャビティ204
内のガスを抜くためのエアベント206が接続されてい
る。
【0023】さらに、上型センタブロック203には、
カル207がランナーを介して各ゲート205に接続さ
れる状態で設けられている。
【0024】そして特に、図3に示すように、各キャビ
ティ204の底部には、キャビティ204の底面から垂
直方向にシリンダ208が穿設されている。このシリン
ダ208の内面形状は、半導体チップ62の表面に設け
る開口部に合わせた形状を有しており、例えば半導体チ
ップ62の表面に矩形の開口部を形成する場合には、シ
リンダ208の内面形状は矩形の筒状に構成されること
とする。
【0025】このシリンダ208内には、キャビティ2
04底部から先端部分を突出させた状態でキャビティコ
ア209が設けられている。このキャビティコア209
は、シリンダ208内において摺動自在に、上型キャビ
ティブロック202及び上型チェイスユニット201に
対してフローティング状態で設けられている。また、こ
のキャビティコア209は、金属材料からなり、半導体
チップ62にキャビティ204を被せる状態で当該キャ
ビティ204内に半導体チップ62を収納した際、半導
体チップ62の表面に押し厚される押し切り面209a
を有している。
【0026】この押し切り面209aは、鏡面状に成型
されていると共に、半導体チップ62の表面に設ける開
口部に合わせた形状を有しており、例えば半導体チップ
62の表面に矩形の開口部を形成する場合には矩形に成
形されていることとする。ここで、キャビティコア20
9を構成する金属材料としては、例えば上型キャビティ
ブロック202と同様の材料が好適に用いられる。
【0027】また、キャビティコア209とシリンダ2
08の底面との間には、半導体チップ表面に対する押し
切り面209aの押し圧力を制御するための弾性体21
0が挟み込まれている。このような弾性体210として
は、板バネ、コイルバネ、皿バネまたはパイプ状バネ、
さらにはゴムのような緩衝機能を有する弾性材料が用い
られることとする。
【0028】一方、下型3は、図1及び図2に示したよ
うに、一面を開口する箱状の下型チェイスユニット30
1によってその外形が構成されており、1対の下型キャ
ビティブロック302とこれらの下型キャビティブロッ
ク302間に挟持された下型センタブロック303とが
この下型チェイスユニット301内に組み込まれてい
る。
【0029】下型キャビティブロック302は平坦な上
面302aを有しており、上型キャビティブロック20
2の上面との間で基板を挟持する。
【0030】また、下型センタブロック303には、上
型センタブロック203に形成されたカル207に対応
する位置にポット304が形成されていると共に、半導
体チップを搭載した基板の載置位置を決めるための位置
決めピン305が形成されている。尚、ここでの図示は
省略したが、ポット304内には、プランジャが内設さ
れていることする。
【0031】このような構成の樹脂封止金型1では、半
導体チップ62の表面に押し圧されるキャビティコア2
09が金属性からなり、半導体チップ62の表面に対す
る押し切り面209aの圧力が、弾性体210によって
制御されるため、繰り返しの使用によっても安定した圧
力で半導体チップ62の表面に押し切り面209aの全
面を押し圧することができる。したがって、半導体チッ
プ62の表面に対して、常に安定した圧力で押し切り面
209aの全面を押し圧させた状態で、この半導体チッ
プ62が収納されたキャビティ204内に樹脂を充填す
ることができるのである。
【0032】次に、このように構成された樹脂封止金型
1を用いた半導体装置の製造方法を、図3に基づいて説
明する。
【0033】先ず、図3(1)に示すように、下型3と
上型2とを分離し、半導体チップ62が搭載された基板
61を下型3上に所定状態で載置する。この際、下型3
に設けられた位置決めピン{図2(2)のみに図示}を
基板61に形成された位置決め穴(図示省略)に差し込
むことで、所定状態で基板61を載置する。
【0034】次に、図3(2)に示すように、上型2の
各キャビティ204を基板61上の各半導体チップ62
に被せるように、下型3上に上型2を降下させ、所定の
圧力で上型2と下型3と押し合わせる。これによって、
半導体チップ62の表面中央部分に対して、キャビティ
コア209の押し切り面209aを押し圧する。また、
これによって、キャビティコア209とシリンダ208
の底部との間に挟持された弾性体210に負荷を加え、
半導体チップ62の表面中央部分に所定圧力で押し切り
面209aを押し圧する。
【0035】次いで、このような状態を保ちながら、予
め加熱された樹脂封止金型1におけるポット(図2に図
示)内に、樹脂を投入してその粘度を下げ、ポット内の
プランジャを押し上げる。これによって、ポットと対向
して配置されたカルからランナー及びゲートを通ってキ
ャビティ204内に樹脂を充填する。ここで用いられる
封止用の樹脂としては、適宜の樹脂を採用することがで
き、例えば熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂を用いることが
できる。熱硬化工程を要する樹脂の場合であっても、金
型でクランプされた状態でキュア工程を経て硬化するた
め、変形は極めて少ない。
【0036】以上の後、充填された樹脂の外形が保たれ
る程度に当該樹脂の温度が低下したところで上型2と下
型3とを分離し、図4に示すように半導体チップ62の
周縁部を樹脂63で封止してなる半導体装置6を樹脂封
止金型1から取り外し、必要に応じて基板61をカット
する。
【0037】このような製造方法では、半導体チップ6
2の表面に金属性の押し切り面209aを押し圧させた
状態でキャビティ204内に樹脂63を充填させるた
め、常に安定した圧力で半導体チップ62の表面に押し
切り面207の全面を押し圧しながら樹脂63の充填を
行うことができる。したがって、繰り返し樹脂封止を行
った場合であっても、半導体チップ63の周縁部を封止
する樹脂63の外形形状を均一に保つことができる。こ
の結果、半導体チップ62の中央部を開口した状態で、
その周縁部が安定した均一な外形形状の樹脂で封止され
た半導体装置6を得ることが可能になる。
【0038】また、従来の技術で説明したようなディス
ペンス装置を用いて樹脂を滴下する方法と比較して、一
度の樹脂充填で複数の半導体装置6を得ることができる
ためスループットの向上を図ることも可能になる。
【0039】(第2実施形態)図5(1)、図5(2)
は第2実施形態の樹脂封止金型の断面図であり、以下に
これらの図を用いて第2実施形態を説明する。
【0040】これらの図に示す樹脂封止金型1aと、第
1実施形態において図3(1)及び図3(2)を用いて
説明した樹脂封止金型との異なるところは、半導体チッ
プ62の表面に対するキャビティコア209の押し圧力
を制御するための弾性体210の設置形態にあり、他の
構成は同様であることとする。
【0041】すなわち、本実施形態においては、上型2
を構成する上型キャビティブロック202を貫通させる
状態でシリンダ208が設けられ、このシリンダ208
に内設されるキャビティコア209は上型チェイスユニ
ット201に固定されている。
【0042】そして、上型キャビティブロック202の
上面側(すなわち上型チェイスユニット201側)に
は、弾性体210を収納するための緩衝孔230がシリ
ンダ208と平行に穿設されている。この緩衝孔230
は、負荷を加えない状態の弾性体210を緩衝孔230
から突出させる深さを有している。このような弾性体2
10としては、第1実施形態と同様に、板バネ、コイル
バネ、皿バネまたはパイプ状バネ、さらにはゴムのよう
な弾性材料が用いられることとする。
【0043】また、この緩衝孔230内には、緩衝孔2
30内に収納された弾性体210に対して摺動自在に吊
ボルト231が挿入され、緩衝孔230の底面の上型キ
ャビティブロック202部分に吊ボルト231の先端が
固定されている。この吊ボルト231の頭部側は、上型
チェイスユニット201の下面側(すなわち上型キャビ
ティブロック202側)に、上型チェイスユニット20
1に対して摺動自在に埋没されており、これによって上
型キャビティブロック202と上型チェイスユニット2
01とが、その間隔に遊びを持って連結された状態にな
っている。
【0044】このような構成の樹脂封止金型1aでは、
上型チェイスユニット210に固定されたキャビティコ
ア209が、上型キャビティブロック202に対してフ
ローティング状態で設けられていることになる。そし
て、半導体チップ62の表面に押し圧されるキャビティ
コア209が金属性からなり、半導体チップ62の表面
に対する押し切り面209aの圧力が弾性体210によ
って制御されるため、第1実施形態の樹脂封止金型と同
様に樹脂を充填することができるのである。
【0045】また、このように構成された樹脂封止金型
1aを用いた半導体装置の製造方法およびこれによって
得られる半導体装置は、第1実施形態と同様であること
とする。ただし、この場合、図5(2)に示すように、
上型2の各キャビティ204を基板61上の各半導体チ
ップ62に被せるように、下型3上に上型2を降下さ
せ、所定の圧力で上型2と下型3と押し合わせた場合、
上型キャビティブロック202の緩衝孔230底面と、
上型チェイスユニット201との間で弾性体210が押
し潰され、これによって上型チェイスユニット201に
固定されたキャビティコア209の押し切り面209a
が半導体チップ62の表面中央部分に所定圧力で押し圧
されることになる。
【0046】そして、このような第2実施形態の半導体
装置の製造方法によっても、図4に示したように、半導
体チップ62の中央部を開口した状態で、その周縁部が
安定した均一な外形形状の樹脂63で封止された半導体
装置6を得ることが可能になる。
【0047】(第3実施形態)図6(1)、図6(2)
は第3実施形態の樹脂封止金型の断面図であり、以下に
これらの図を用いて第3実施形態を説明する。
【0048】これらの図に示す樹脂封止金型1bと、第
1実施形態及び第2実施形態で説明した樹脂封止金型と
の異なるところは、キャビティ204の内壁を覆うシー
ト材を設けたところにあり、他の構成部品は同様である
こととする。尚、ここでは、第1実施形態で図3
(1)、図3(2)を用いて説明した樹脂封止金型にシ
ート材を設けた構成を図示したが、第2実施形態の樹脂
封止金型にシートを設けた場合も同様であることとす
る。
【0049】すなわち、この樹脂封止金型1bには、キ
ャビティコア209の露出面を含むキャビティ204の
内壁を覆う状態で、シート材7が設けられている。この
シート材7は、膜厚10μm〜20μm程度の緩衝性を
有する弾性材料からなるもので、上型キャビティブロッ
ク202に形成された複数のキャビティ204内を連続
して覆う状態で設けられても良い。
【0050】このように構成された樹脂封止金型1b
は、キャビティ204の内壁を覆うシート材7が設けら
れているため、シリンダ208とキャビティコア209
との摺動面の隙間がシート材7で覆われることになる。
したがって、キャビティ204内に樹脂を充填した場合
であっても、この樹脂がシリンダ208とキャビティコ
ア209との隙間に入り込むことが防止され、キャビテ
ィコア209の摺動状態を維持できる。したがって、繰
り返しの使用においても、キャビティ204内に収納さ
れた半導体チップ62の表面に対して、キャビティコア
209の押し切り面209aを安定した圧力で押し圧し
つづけることが可能になると共に、樹脂封止金型1bの
メンテナンスが容易になる。
【0051】しかも、シート材7が弾性材料で構成され
ていることから、このシート材7が緩衝材となり、基板
62表面に金属性の押し切り面207が押し圧されるこ
とによる衝撃が和らげられ、この衝撃による半導体チッ
プ62表面の損傷を防止することが可能になる。
【0052】尚、この樹脂封止金型には、上型キャビテ
ィブロック202に対して順次このシート材7を送り出
すと共に巻き取るための、巻き取り式の機構を設けても
良い。
【0053】次に、このように構成された樹脂封止金型
1bを用いた半導体装置の製造方法を説明する。
【0054】先ず、第1実施形態において図3(1)及
び図3(2)を用いて説明したと同様にして、キャビテ
ィ204内に半導体チップ62を収納すると共に半導体
チップ62の表面中央部分に所定圧力で押し切り面20
9aを押し圧させる。ただしここでは、半導体チップ6
2の表面に、シート材7を介して押し切り面209aが
押し圧されることになる。
【0055】そして、このような状態でキャビティ20
4内に樹脂を充填する際には、シート材7と下型3との
間のキャビティ204内に樹脂を充填することとする。
【0056】このような製造方法では、シリンダ208
とキャビティコア209との隙間をシート材7で覆った
状態でキャビティ204内に樹脂が充填されるため、シ
リンダ208とキャビティコア209との隙間に樹脂が
入り込むことを防止しながら樹脂の充填が行われる。し
たがって、キャビティコア209の摺動状態が維持さ
れ、第1実施形態及び第2実施形態の製造方法と比較し
て、さらに、キャビティコア209の押し切り面209
aを安定した圧力で押し圧しつづけることができ、安定
した外形形状で樹脂封止を行うことが可能になる。
【0057】そして、このような第3実施形態の半導体
装置の製造方法によっても、図4に示したように、半導
体チップ62の中央部を開口した状態で、その周縁部が
安定した均一な外形形状の樹脂63で封止された半導体
装置6を得ることが可能になる。
【0058】(第4実施形態)図7(1)、図7(2)
は第4実施形態の樹脂封止金型の断面図であり、以下に
これらの図を用いて第4実施形態を説明する。
【0059】これらの図に示す樹脂封止金型1cと、第
1実施形態〜第3実施形態で説明した樹脂封止金型との
異なるところは、上型を構成する上型キャビティブロッ
ク及びキャビティコアの構成にあり、その他の構成は同
様であることとする。
【0060】すなわち、本実施形態においては、上型2
cを構成する上型キャビティブロック202cには、第
1実施形態と同様のキャビティ204、ゲート、ランナ
ー及びエアベント(図示省略)が設けられている。ただ
し、この上型キャビティブロック202cには、第1実
施形態で説明したシリンダは設けられていない。
【0061】そして特に、キャビティ204の底面に
は、例えばゴムのような弾性材料からなるキャビティコ
ア270が固定されている。このキャビティコア270
は、半導体チップ62にキャビティ204を被せる状態
で当該キャビティ204内に半導体チップ62を収納し
た際、半導体チップ62の表面に押し厚される押し切り
面270aを有している。
【0062】この押し切り面270aは、半導体チップ
62の表面に設ける開口部に合わせた形状を有してお
り、例えば半導体チップ62の表面に矩形の開口部を形
成する場合には矩形に成形されていることとする。
【0063】さらに、キャビティ204の底面には、キ
ャビティコア270の全周を囲む状態で、例えば矩形状
に成形された枠体271が立設されている。この枠体2
71は、例えば上型キャビティブロック202cと一体
に形成されたものであることとする。また、この枠体2
71は、キャビティコア270の押し切り面270a側
の先端を突出させる高さを有している。この枠体271
の高さは、半導体チップ62にキャビティ204を被せ
る状態で当該キャビティ204内に半導体チップ62を
収納し、キャビティコア270の押し切り面270aを
所定の圧力で半導体チップ62に押し厚した状態におい
て、枠体271の先端と半導体チップ62の表面との間
に所定の隙間(クリアランス)Aが設けられる程度であ
ることとする。この隙間Aは、例えば5mm以下である
こととする。
【0064】このような構成の樹脂封止金型1cでは、
弾性材料からなるキャビティコア270の周囲に枠体2
71が立設して設けられているため、半導体チップ62
の表面にキャビティコア270の押し切り面270aを
押し圧した場合に、枠体271と半導体チップ62表面
との間にキャビティコア270の先端部分が逃げる隙間
Aが形成されることになる。したがって、キャビティコ
ア270の押し切り面270aの全面を半導体チップ6
2の表面に対して十分に押し圧させた状態で、半導体チ
ップ62が収納されたキャビティ204内に樹脂を充填
することができる。
【0065】また、このように構成された樹脂封止金型
1cを用いた半導体装置の製造方法及びこれによって得
られる半導体装置は、第1実施形態と同様であることと
する。ただしこの場合、図7(2)に示すように、上型
2cの各キャビティ204を基板61上の各半導体チッ
プ62に被せるように、下型3上に上型2cを降下さ
せ、所定の圧力で上型2cと下型3と押し合わせた場
合、半導体チップ62の表面に対するキャビティコア2
70の押し切り面270aの押し圧力は、キャビティコ
ア270自体の弾性力によって制御されることとする。
【0066】また、キャビティ204内に充填された樹
脂は、半導体チップ62の表面と枠体271の先端との
隙間Aにも充填されることになる。
【0067】図8には、このような方法によって得られ
た半導体装置の断面図を示す。この断面図に示すよう
に、半導体装置6cは、基板61上に搭載された半導体
チップ62の周縁部を樹脂63cで封止してなる。樹脂
63cは、その内周縁部分Bの膜厚tがその外側の膜厚
よりも薄く成形された外形形状に成形される。この内周
縁部分Bは、半導体チップ62の表面と樹脂封止金型
(1c)の枠体(215)の先端との隙間(A)に充填
された樹脂部分に相当する。
【0068】このような樹脂封止金型を用いた製造方法
では、枠体271と半導体チップ62表面との隙間Aに
キャビティコア270の先端部分を逃がすことによって
キャビティコア270の先端面の全面を半導体チップ6
2の表面に対して十分に押し圧した状態で、キャビティ
204内に樹脂が充填されるため、半導体チップ62の
周縁を封止する樹脂の外形形状が均一に保たれる。この
結果、第1実施形態〜第3実施形態と同様に、半導体チ
ップ62の中央部を開口した状態で、その周縁部が安定
した均一な外形形状の樹脂63cで封止された半導体装
置6cを得ることが可能になる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明の樹脂封止金
型及び半導体装置の製造方法によれば、半導体チップの
表面に対してキャビティコアの押し切り面の全面を安定
した圧力で押し圧させた状態で、半導体チップが収納さ
れたキャビティ内に樹脂を充填できるため、半導体チッ
プの周縁を安定した外形形状の樹脂で封止してなる半導
体装置を得ることが可能になる。また、本発明の半導体
装置は、半導体チップの表面に対してキャビティコアの
押し切り面の全面を安定して押し圧した状態で、半導体
チップが収納されたキャビティ内に樹脂を充填して得ら
れたものであるため、樹脂の外形形状が安定したものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂封止金型の構成を説明する外形斜
視図である。
【図2】本発明の樹脂封止金型の構成を説明する斜視図
である。
【図3】第1実施形態の樹脂封止金型及びこれを用いた
製造方法を説明するための断面図である。
【図4】第1実施形態の半導体装置を説明するための断
面図である。
【図5】第2実施形態の樹脂封止金型及びこれを用いた
製造方法を説明するための断面図である。
【図6】第3実施形態の樹脂封止金型及びこれを用いた
製造方法を説明するための断面図である。
【図7】第4実施形態の樹脂封止金型及びこれを用いた
製造方法を説明するための断面図である。
【図8】第4実施形態の半導体装置を説明するための断
面図である。
【図9】従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c…樹脂封止金型、2,2c…上型、3
…下型、6,6c…半導体装置、7…シート材、61…
基板、62…半導体チップ、63,63c…樹脂、20
4…キャビティ、208…シリンダ、209,270…
キャビティコア、209a,270a…押し切り面、2
10…弾性体、271…枠体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/28 H01L 23/28 J // B29L 31:34 B29L 31:34 Fターム(参考) 4F202 AG26 AH37 AJ05 AJ09 CA12 CB01 CB12 CB17 CD21 CK11 CK42 CK52 CK75 4F206 AG26 AH37 AJ05 AJ09 JA02 JA07 JB12 JB17 JL02 JQ06 JQ81 4M109 AA01 BA03 CA21 DA04 DB16 5F061 AA01 BA03 CA21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に搭載された半導体チップを収納
    するためのキャビティを有する第1の金型と、当該第1
    の金型との間で前記基板を挟持する第2の金型とを備え
    た樹脂封止金型において、 前記キャビティの底部に形成されたシリンダと、 前記キャビティ内に収納された前記半導体チップの表面
    に押し圧される押し切り面を有し、前記シリンダ内に摺
    動自在に内設された金属性のキャビティコアとを備え
    た、 ことを特徴とする樹脂封止金型。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の樹脂封止金型において、 前記第1の金型には、前記半導体チップ表面に対する前
    記押し切り面の押し圧力を制御するための弾性体が設け
    られたことを特徴とする樹脂封止金型。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の樹脂封止金型において、 前記キャビティ内に突出する前記キャビティコアの表面
    を含む当該キャビティの内壁が、弾性材料からなるシー
    ト材で覆われたことを特徴とする樹脂封止金型。
  4. 【請求項4】 基板上に搭載された半導体チップを収納
    するためのキャビティを有する第1の金型と、当該第1
    の金型との間で前記基板を挟持する第2の金型とを備え
    た樹脂封止金型において、 弾性材料からなり、前記キャビティ内に収納された前記
    半導体チップの表面に押し圧される押し切り面を有して
    当該キャビティの底部に設けられたキャビティコアと、 前記キャビティコアの全周を囲む状態で前記キャビティ
    の底部に立設され、当該前記キャビティコアの押し切り
    面側の先端を突出させる高さを有する枠体とを備えたこ
    とを特徴とする樹脂封止金型。
  5. 【請求項5】 基板上に搭載された半導体チップの表面
    中央部を露出させた状態で当該半導体チップの周縁部分
    を樹脂で封止する半導体装置の製造方法であって、 第1の金型に形成されたキャビティ内に前記半導体チッ
    プを収納して当該第1の金型と第2の金型との間に前記
    基板を挟持させ、前記キャビティの底面のシリンダ内か
    ら突出して設けられた金属性のキャビティコアの押し切
    り面を前記半導体チップの表面中央部に押し圧させた状
    態で、前記キャビティ内に樹脂を充填することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記キャビティ内に突出する前記キャビティコアの表面
    を含む当該キャビティの内壁を弾性材料からなるシート
    材で覆い、当該キャビティコアと前記半導体チップとの
    間に当該シートを挟持した状態で、前記樹脂の充填を行
    うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 基板上に搭載された半導体チップの表面
    中央部を露出させた状態で当該半導体チップの周縁部分
    を樹脂で封止する半導体装置の製造方法であって、 第1の金型に形成されたキャビティ内に前記半導体チッ
    プを収納して当該第1の金型と第2の金型との間に前記
    基板を挟持させ、前記キャビティの底部に立設する枠体
    から突出させた弾性材料からなる押し切り材の押し切り
    面を前記半導体チップの表面中央部に押し圧させた状態
    で、前記キャビティ内に樹脂を充填することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 基板上に搭載された半導体チップの表面
    中央部を露出させた状態で当該半導体チップの周縁部分
    を樹脂で封止してなる半導体装置において、 前記樹脂は、樹脂封止金型に形成されたキャビティ内に
    収納された前記半導体チップの表面中央部に、当該キャ
    ビティの底面から突出させた金属性のキャビティコアの
    押し切り面を押し圧した状態で当該キャビティ内に充填
    されたものであることを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 基板上に搭載された半導体チップの表面
    中央部を露出させた状態で当該半導体チップの周縁部分
    を樹脂で封止してなる半導体装置において、 前記樹脂は、その内周縁部分の膜厚がその外側の膜厚よ
    りも薄く成形されたことを特徴とする半導体装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004297071A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Stmicroelectronics Inc 露出されているダイ表面及び補助アタッチメントを具備している集積回路パッケージ
JP2008066696A (ja) * 2006-08-10 2008-03-21 Denso Corp 半導体製造装置および半導体製造方法
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