JP2001330910A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2001330910A
JP2001330910A JP2000149971A JP2000149971A JP2001330910A JP 2001330910 A JP2001330910 A JP 2001330910A JP 2000149971 A JP2000149971 A JP 2000149971A JP 2000149971 A JP2000149971 A JP 2000149971A JP 2001330910 A JP2001330910 A JP 2001330910A
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JP
Japan
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light source
organic
array
photosensitive material
image recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000149971A
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English (en)
Inventor
Akinori Harada
明憲 原田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】可視領域に分光感度を有するカラー感光材料を
用いた場合にも高画質な画像を高速に得ることができる
小型で安価な画像記録装置を提供する。 【解決手段】画像記録装置の露光ヘッド12は、赤色光
源としてのLEDアレイ16、緑色光源としての有機E
Lアレイ18、及び青色光源としての有機ELアレイ2
0を備えているため、各色について十分な露光光量が確
保でき、この露光ヘッド12でカラー感光材料10を露
光することにより高画質な画像を高速に得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録装置に関
し、特に、可視領域に分光感度を有するカラー感光材料
を各色毎に露光して画像記録を行なうのに好適な、赤色
光源、緑色光源、及び青色光源の3色の光源を備えた画
像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光性の有機物質を発光層に用いた有機
電界発光素子は、有機EL(エレクトロルミネッセン
ス)素子と称され、他の発光素子に比べて製造が容易で
あり、小型かつ軽量の発光素子が構成できる等の利点が
あることに加え、近年では発光輝度、発光効率、耐久性
等の点でも無機材料で構成された発光ダイオード(LE
D)に匹敵する高性能の有機電界発光素子が得られてい
ることから、ハロゲン化銀感光材料等の感光材料を露光
する露光ヘッドへの応用が検討されている。例えば特開
平7−22649号公報には、上記有機EL素子を用い
た光書込みユニットを備えた光記録装置が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すように、有機EL素子の発光輝度は緑色、青色、赤
色の順に低下し、その輝度比は約100:80:10で
あるため、赤色について露光光量が不足する。特に、カ
ラーペーパ等の可視領域に分光感度を有するハロゲン化
銀感光材料は、図4に示すように、青感層、緑感層、赤
感層の順に約1桁ずつ感度が低下するため、赤色の露光
光量が著しく不足するようになる。このためこれらの感
光材料に分光感度に応じた光量を付与し画質の良好な画
像を得るためには、露光時間を長くしなければならず高
速に画像記録を行なうことができない、という問題があ
る。
【0004】本発明は上記従来技術の問題点に鑑み成さ
れたものであり、本発明の目的は、可視領域に分光感度
を有するカラー感光材料を用いた場合にも高画質な画像
を高速に得ることができる小型で安価な画像記録装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の画像記録装置は、発光ダイオード
により構成された赤色光源、有機電界発光素子により構
成された緑色光源、及び有機電界発光素子により構成さ
れた青色光源を備えたことを特徴とする。
【0006】本発明では、緑色光源及び青色光源を、製
造が容易であり小型かつ軽量の有機電界発光素子(有機
EL素子)で構成することにより、画像記録装置の小型
化とコストダウンとを図ることができると共に、有機E
L素子では露光光量の不足する赤色光源を、高輝度の発
光ダイオードで構成することにより、各色について十分
な露光光量が確保でき、例えば青感層、緑感層、赤感層
の順に感度が低下するカラーペーパ等の可視領域に分光
感度を有するハロゲン化銀感光材料を用いた場合にも高
画質な画像を高速に得ることができる。
【0007】請求項2に記載の画像記録装置は、請求項
1の発明において、前記赤色光源の発光ダイオードが所
定方向に沿って複数個配列され、前記緑色光源の有機電
界発光素子が前記所定方向に沿って複数個配列され、前
記青色光源の有機電界発光素子が前記所定方向に沿って
複数個配列されていることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の画像記録装置は、請求項
2の発明において、前記赤色光源、緑色光源、及び青色
光源に対し、被記録物が所定方向と交差する方向に沿っ
て相対移動されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0010】図1に、本発明の実施の形態に係る画像記
録装置の概略構成を示す。図1に示すように、この画像
形成装置はカラー感光材料10を露光する長尺状の露光
ヘッド12を備えており、この露光ヘッド12はその長
さ方向がカラー感光材料10の幅方向と一致するよう
に、カラー感光材料10の記録面上方に配置されてい
る。
【0011】図2に示すように、露光ヘッド12は、各
々が例えば300dpiの分解能を有する、赤色光源と
してのLEDアレイ16、緑色光源としての有機ELア
レイ18、及び青色光源としての有機ELアレイ20を
備えている。このうちLEDアレイ16は、多数の赤色
LEDがカラー感光材料12の幅方向に沿って一列に配
列されたものであり、各赤色LEDは基板22上に形成
されている。また、有機ELアレイ18は、多数の緑色
有機EL素子がカラー感光材料12の幅方向に沿って一
列に配列されたものであり、各緑色有機EL素子は透明
基板24上に形成されている。また、有機ELアレイ2
0は、多数の青色有機EL素子がカラー感光材料12の
幅方向に沿って一列に配列されたものであり、各青色有
機EL素子は有機ELアレイ18と同じく透明基板24
上に形成されている。
【0012】また、露光ヘッド12には、画像データに
応じて各アレイの発光素子各々を直接変調するためのド
ライバ14が接続されている。
【0013】有機ELアレイ18及び有機ELアレイ2
0を構成する有機EL素子は、図6(A)に示すよう
に、透明基板24上に、陽極として使用される透明IT
O電極2、発光層を含む有機化合物層3、及び陰極とし
て使用される背面電極4をこの順に積層して構成されて
おり、図6(B)に示すように、透明ITO電極2は各
アレイについて共通電極とされている。この有機EL素
子は、透明ITO電極2と背面電極4との間に電圧が印
加されると発光し、透明基板24の側から光が出射され
る。また、各素子は個別に配線してもよいが、上記のよ
うに透明ITO電極2を共通電極とすることによりマト
リックス状に配線することができる。なお、大気中の水
分や酸素が有機EL素子に侵入するのを防止するため
に、素子全体を覆う封止層を設けることもできる。
【0014】上記積層構造の有機EL素子は、例えば
「次世代表示デバイス研究会編;有機EL素子開発戦
略、サイエンス・フォーラム社(1992.6.3
0.)」や「有機エレクトロニクス材料研究会資料;有
機ELの到達点と実用化戦略を探る(ホテル天坊;群馬
県伊香保温泉1995.7.6〜8)」に記載の方法な
ど従来公知の方法を適宜用いて製造することができる。
【0015】上記LEDアレイ16、有機ELアレイ1
8、及び有機ELアレイ20は、図3に示すように、各
々の発光面がカラー感光材料12の記録面と対向するよ
うに、カラー感光材料12の記録面と対向する面が透明
又は開口とされたケーシング32内に固定配置されてい
る。また、LEDアレイ16、有機ELアレイ18、及
び有機ELアレイ20とカラー感光材料12の記録面と
の間には、各アレイからの光を結像する例えばセルフォ
ックレンズアレイ等のレンズアレイ26、28、30が
設けられ、これらレンズアレイ26、28、30もケー
シング32内に固定されている。
【0016】次に、上記画像記録装置の記録動作につい
て説明する。カラー感光材料12が、図示しない搬送手
段により矢印Y方向(副走査方向)に一定速度で搬送さ
れて記録開始点aがLEDアレイ16の結像位置に到達
すると、ドライバ14から露光ヘッド12に1ライン分
の赤色画像データが転送される。この画像データに応じ
てLEDアレイ16の各LEDが露光ヘッド12の長さ
方向に順に発光され、発光光がレンズアレイ26により
カラー感光材料12の記録面上に結像されて赤色露光が
行われる。次に、カラー感光材料12が搬送されるのに
伴い、記録開始点aが有機ELアレイ18の結像位置に
到達すると、画像データに応じて有機ELアレイ18の
各素子が露光ヘッド12の長さ方向に順に発光され、発
光光がレンズアレイ28によりカラー感光材料12の記
録面上に結像されて緑色露光が行われ、記録開始点aが
有機ELアレイ20の結像位置に到達すると、画像デー
タに応じて有機ELアレイ20の各素子が露光ヘッド1
2の長さ方向に順に発光され、発光光がレンズアレイ3
0によりカラー感光材料12の記録面上に結像されて青
色露光が行われる。このような動作を繰り返し行うこと
によりカラー感光材料12の所定領域にカラー画像が記
録される。
【0017】本実施の形態では、赤色光源として有機E
Lより高輝度のLEDを備えたLEDアレイを用い、緑
色光源及び青色光源として有機ELアレイを用いて露光
ヘッドを構成しているので、各色について十分な露光光
量を得ることができ、例えば青感層、緑感層、赤感層の
順に感度が低下するカラーペーパ等の可視領域に分光感
度を有するハロゲン化銀感光材料を用いた場合にも高画
質の画像を高速に得ることができる。
【0018】また、有機ELアレイは蒸着等による成膜
工程により他の発光素子アレイに比べて容易に製造する
ことができ、またLEDアレイも赤色についてはフォト
リソ技術により製造することができるので、各色につい
て300〜400dpiの高密度のアレイ光源を得るこ
とができる。従って、これら高密度のアレイ光源を用い
て、高解像度で画質の良好な画像を得ることができると
共に、装置の小型化やコストダウンを図ることができ
る。
【0019】なお、上記実施の形態では、カラー感光材
料が搬送手段により移動される場合について説明した
が、カラー感光材料が固定されて露光ヘッドが移動する
方式、またはカラー感光材料、露光ヘッドともに移動す
る方式とすることができる。
【0020】また、上記実施の形態では、LEDまたは
有機EL素子が1列に並んだアレイ光源の例について説
明したが、LEDまたは有機EL素子が複数列並んだア
レイ光源やパネル状に配列したアレイ光源を用いること
ができる。
【0021】また、露光ヘッドの各色光源をドライバに
より直接変調する例について説明したが、各アレイ光源
をバックライトとして用い、フィルタ及び液晶シャッタ
アレイ、PLZT(鉛、ランタン、ジルコニウム、及び
チタンの複合酸化物)光シャッタアレイ等のシャッタア
レイを用いて外部変調して画像記録を行なうこともでき
る。
【0022】
【発明の効果】本発明の画像記録装置は、小型で安価で
あり、且つ可視領域に分光感度を有するカラー感光材料
を用いた場合にも高画質な画像を高速に得ることができ
る、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像記録装置の概略構成図
である。
【図2】本実施の形態に係る画像記録装置の露光ヘッド
の各色光源の配置を示す平面図である。
【図3】図2に示す露光ヘッドのA−A線断面図であ
る。
【図4】可視領域に分光感度を有するハロゲン化銀感光
材料の分光感度特性を示す線図である。
【図5】有機EL素子の発光輝度特性を示す線図であ
る。
【図6】(A)は有機ELアレイの配列方向と直交する
方向に沿った断面図であり、(B)は有機ELアレイの
配列方向に沿った断面図である。
【符号の説明】
2 透明ITO電極、 3 有機化合物層 4 背面電極 10 カラー感光材料 12 露光ヘッド 14 ドライバ 16 LEDアレイ 18、20 有機ELアレイ 22 基板 24 透明基板 26、28、30 レンズアレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光ダイオードにより構成された赤色光
    源、有機電界発光素子により構成された緑色光源、及び
    有機電界発光素子により構成された青色光源を備えた画
    像記録装置。
  2. 【請求項2】前記赤色光源の発光ダイオードが所定方向
    に沿って複数個配列され、前記緑色光源の有機電界発光
    素子が前記所定方向に沿って複数個配列され、前記青色
    光源の有機電界発光素子が前記所定方向に沿って複数個
    配列されている請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】前記赤色光源、緑色光源、及び青色光源に
    対し、被記録物が前記所定方向と交差する方向に沿って
    相対移動される請求項2に記載の画像記録装置。
JP2000149971A 2000-05-22 2000-05-22 画像記録装置 Pending JP2001330910A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7486306B2 (en) 2004-11-29 2009-02-03 Seiko Epson Corporation Optical writing device and method of manufacturing the same

Cited By (1)

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