JP2001330797A - 偏心光学系を用いたカラー画像表示方式及び撮像方式 - Google Patents

偏心光学系を用いたカラー画像表示方式及び撮像方式

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JP2001330797A JP2001029006A JP2001029006A JP2001330797A JP 2001330797 A JP2001330797 A JP 2001330797A JP 2001029006 A JP2001029006 A JP 2001029006A JP 2001029006 A JP2001029006 A JP 2001029006A JP 2001330797 A JP2001330797 A JP 2001330797A
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Kokichi Kenno
孝吉 研野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏心光学系を用いてカラー画像表示あるいは
撮像する場合に、偏心光学系によって生じる色分解画像
の色ずれを電子的に補正する。 【解決手段】 色分解画像を合成して表示するカラー画
像表示素子と、そのカラー画像表示素子に表示されたカ
ラー画像を観察者の眼球に投影表示する観察光学系とか
らなり、観察光学系が少なくとも偏心配置でパワーを有
する内部反射面と透過面である入射面と透過面である出
射面とを有する偏心プリズムを含む偏心光学系からなる
画像表示装置において、カラー画像表示素子に表示する
各色分解画像の画素位置を、対応する色分解画像の偏心
光学系によって生じる色ずれを打ち消すように変移させ
て表示するカラー画像表示方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏心光学系を用い
たカラー画像表示方式及び撮像方式に関し、特に、偏心
光学系による偏心色収差を電子的に補正してカラー画像
を表示及び撮像する方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人等により、各種の偏心光学系が
提案されている。これらの基本構成は、光軸に対して偏
心配置された回転非対称面等のパワーを持つ内部反射面
を備えた偏心プリズムを1個あるいは複数個配置してな
る光学系であり、反射面と透過面が偏心配置のため、各
種の偏心収差が発生する。その偏心収差を補正するため
に、少なくとも1つの面に回転非対称面を用いている。
【0003】一方、光学系の倍率色収差を補正するため
に、画像表示素子に表示する異なる色の画像をその倍率
色収差を補正するように倍率を異ならせて表示すること
が特開平6−347708号において提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような反射面と
透過面からなる偏心光学系においては、反射面では色収
差は発生しないが、偏心プリズムの透過面である入射面
あるい出射面では、倍率色収差のみならず、その分散プ
リズム作用により色ずれが発生する。
【0005】画像表示素子あるいは撮像素子の画素数が
比較的少ない場合は、この色ずれ量は画素の大きさに対
して相対的に小さいので問題にはならないが、画素数が
多く高解像度の画像表示素子あるいは撮像素子を用いる
場合は、赤色の画像と青色の画像がずれて観察あるいは
撮像され、解像力が低下する問題がある。
【0006】本発明は従来技術のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、偏心光学系を用
いてカラー画像表示あるいは撮像する場合に、偏心光学
系によって生じる色分解画像の色ずれを電子的に補正す
るようにしたカラー画像を表示及び撮像する方式を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達する本発明
の偏心光学系を用いたカラー画像表示方式は、色分解画
像を合成して表示するカラー画像表示素子と、そのカラ
ー画像表示素子に表示されたカラー画像を観察者の眼球
に投影表示する観察光学系とからなり、前記観察光学系
が少なくとも偏心配置でパワーを有する内部反射面と透
過面である入射面と透過面である出射面とを有する偏心
プリズムを含む偏心光学系からなる画像表示装置におい
て、前記カラー画像表示素子に表示する各色分解画像の
画素位置を、対応する色分解画像の前記偏心光学系によ
って生じる色ずれを打ち消すように変移させて表示する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0008】この場合に、カラー画像表示素子として主
走査方向への走査線の集合により各色分解画像を表示す
るものからなり、画素位置の変移を走査線の方向におい
てのみ行うようにすると、フィールドメモリーを必要と
せず、電子回路の構造が簡単になると同時に、光学系で
発生する倍率の色収差を半分以上補正することが可能と
なる。
【0009】この際、偏心プリズムの対称面と走査線の
方向を平行にすると、偏心プリズムの偏心による色ずれ
も走査線方向に色ずれを発生させて補正することが可能
となる。特に、カラー画像表示素子が16:9の横長画
面の場合には、その横長方向を偏心プリズムの対称面と
平行にすることにより大きな効果が得られる。
【0010】本発明の偏心光学系を用いたカラー撮像方
式は、カラー画像を撮像して色分解画像信号を出力する
カラー撮像素子と、そのカラー撮像素子に物体像を形成
する撮像光学系とからなり、前記撮像光学系が少なくと
も偏心配置でパワーを有する内部反射面と透過面である
入射面と透過面である出射面とを有する偏心プリズムを
含む偏心光学系からなる撮像装置において、前記カラー
撮像素子から出力された色分解画像信号の画素位置を、
対応する色分解画像の前記偏心光学系によって生じる色
ずれを打ち消すように変移させて出力するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0011】以下本発明の作用について説明する。
【0012】偏心光学系では、傾いて配置された光学面
を回転非対称面で構成することによって光路を折り畳
み、光学系を小型に構成することが可能となる。また、
光学系を偏心プリズムで構成し、光学パワーを持つ面を
その偏心プリズムの内部反射面(裏面鏡)で構成するこ
とにより、特に色収差の発生しない光学系を構成するこ
とが可能となる。
【0013】このような内部反射面では、原理的に色収
差は発生しないが、光路を曲げているため偏心収差の発
生が大きくなる。この偏心収差は回転非対称面により補
正することが可能である。
【0014】このような偏心プリズムには、光がプリズ
ム内に入る入射面とそのプリズムから光が出てくる出射
面の少なくとも2つの透過面が存在する。この入射面と
出射面で発生する色収差は、別な光学系を用いて補正し
ない限り補正することが不可能である。これは、反射面
で色収差が発生しないために、透過面で発生した色収差
を補正することが可能な面が存在しないためである。
【0015】図1は、このような偏心プリズムを観察光
学系とし、カラー画像表示素子に表示されたカラー画像
を観察者の眼球に拡大表示する例えば頭部装着型画像表
示装置の光学系を模式的に示す図である。図1の例にお
いて、観察光学系を構成する偏心プリズム10は、カラ
ー画像表示素子2に面した入射面を構成する第3面13
と、内部反射面の第2面12と、この観察光学系の射出
瞳1に面した出射面と内部全反射面を兼ねた第1面11
の3面からなり(面の番号は逆光線追跡を前提として付
与してある。)、カラー画像表示素子2から出た表示光
は、第3面13で屈折されてプリズム10内に入り、第
1面11に臨界角以上の入射角で入射して全反射され、
正のパワーを有し回転非対称面の第2面12で内部反射
され、臨界角より小さい入射角で第1面11に入射して
屈折され、射出瞳1位置に瞳が位置する観察者眼球Eに
カラー画像表示素子2に表示されたカラー画像の拡大像
を表示する。
【0016】この図1において、カラー画像表示素子2
の表示中心から出た赤色の軸上主光線3Rと青色の軸上
主光線3Bとは、偏心プリズム10の第1面11から射
出するA点の部分で、プリズム10の材質の分散によ
り、赤色に比べて比較的屈折率が高い青色の光線3Bは
より大きな角度で屈折して、破線のような光線となって
射出する。
【0017】以上のカラー画像表示装置の場合である
が、偏心プリズム10を撮像光学系(対物光学系)と
し、カラー画像表示素子2をカラー撮像素子で置き換
え、射出瞳1を入射瞳とし、その入射瞳の前方にある物
体像を撮像するときも同じ色収差が発生する。
【0018】そこで、本発明では、偏心光学系の偏心プ
リズムの入射面と出射面で発生する色収差、特に倍率の
色収差と色ずれを、色分解画像を合成して表示するカラ
ー画像表示素子上に前もって電子的に発生させておく色
収差発生手段を持たせるものである。この電子的色収差
発生手段で、前もって偏心光学系で発生する色収差を打
ち消すような色ずれを各色分解画像に発生させる。
【0019】この点を図2の模式図を参照にして説明す
る。図2(a)〜(c)は、図1のカラー画像表示素子
2に重畳して表示するそれぞれ青色(B)の分解画像、
緑色(G)の分解画像、赤色(R)の分解画像を示す図
であり、それぞれ矩形の外縁がカラー画像表示素子2の
表示面の外縁に対応する。表示光のBを基準にしたと
き、カラー画像表示素子2の表示面でのY方向の色ずれ
量が、Gで+a、Rで+bであるとき、図2(b)、
(c)に示すように、Gの分解画像は図2(a)のBの
分解画像に対して−Y方向にaだけずらして表示し、R
の分解画像は図2(a)のBの分解画像に対して−Y方
向にbだけずらして表示すると、観察光学系の偏心プリ
ズム10を通して観察したとき、RGBの分解画像間に
は色ずれなく観察できる。
【0020】なお、図2の場合は、画面全域に一様な色
ずれがあるものとしたが、実際には、画面の位置毎にず
れ量が異なるのが一般的であるので、各色分解画像の位
置(画素)に応じてずれ量を異なるようにする必要があ
る。
【0021】カラー撮像装置の場合も同様に、偏心光学
系の偏心プリズムの入射面と出射面で発生する色収差、
特に倍率の色収差と色ずれを打ち消すような変形をカラ
ー撮像素子から出力された色分解画像信号に電子的に与
える色収差補正手段を持たせるものである。この電子的
色収差補正手段で、偏心光学系で発生する色収差を打ち
消すような色ずれを各色分解画像信号に与える。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の偏心光学系を用い
たカラー画像表示方式及び撮像方式の実施例について説
明する。
【0023】まず、図3に、観察光学系あるいは撮像光
学系として使用可能な図1の場合と同様な偏心プリズム
の具体例を示す。以下、観察光学系として説明する。
【0024】この数値例の光学系の逆光線追跡での構成
パラメータを後記する。この逆光線追跡での構成パラメ
ータは、図3に示すように、軸上主光線(光軸)3を、
光学系の射出瞳1の中心を垂直に通り、カラー画像表示
素子2中心に至る光線で定義する。そして、逆光線追跡
において、瞳1の中心を偏心光学系の偏心光学面の原点
として、軸上主光線3に沿う方向をZ軸方向とし、瞳1
から光学系の第1面11に向かう方向をZ軸正方向と
し、このZ軸と画像表示素子2中心を含む平面をY−Z
平面とし、原点を通りY−Z平面に直交し、紙面の手前
から裏面側に向かう方向をX軸正方向とし、X軸、Z軸
と右手直交座標系を構成する軸をY軸とする。
【0025】この具体例の偏心プリズム10では、この
Y−Z平面内で各面の偏心を行っており、また、各回転
非対称自由曲面の唯一の対称面をY−Z面としている。
【0026】偏心面については、上記座標系の原点か
ら、その面の面頂位置の偏心量(X軸方向、Y軸方向、
Z軸方向をそれぞれX,Y,Z)と、その面の中心軸
(自由曲面については、後記(a)式のZ軸、非球面に
ついては、後記(b)式のZ軸)のX軸、Y軸、Z軸そ
れぞれを中心とする傾き角(それぞれα,β,γ
(°))とが与えられている。なお、その場合、αとβ
の正はそれぞれの軸の正方向に対して反時計回りを、γ
の正はZ軸の正方向に対して時計回りを意味する。
【0027】また、光学系を構成する光学作用面の中、
特定の面とそれに続く面が共軸光学系を構成する場合
に、面間隔が与えられており、その他、媒質の屈折率、
アッベ数が慣用法に従って与えられている。
【0028】また、本発明で用いられる自由曲面の面の
形状は下記(a)式により定義し、その定義式のZ軸が
自由曲面の軸となる。
【0029】 ここで、(a)式の第1項は球面項、第2項は自由曲面
項である。
【0030】球面項中、 c:頂点の曲率 k:コーニック定数(円錐定数) r=√(X2 +Y2 ) である。
【0031】自由曲面項は、 ただし、Cj (jは2以上の整数)は係数である。
【0032】上記自由曲面は、一般的には、X−Z面、
Y−Z面共に対称面を持つことはないが、Xの奇数次項
を全て0にすることによって、Y−Z面と平行な対称面
が1つだけ存在する自由曲面となる。また、Yの奇数次
項を全て0にすることによって、X−Z面と平行な対称
面が1つだけ存在する自由曲面となる。
【0033】また、非球面は、以下の定義式で与えられ
る回転対称非球面である。
【0034】 Z=(Y2 /R)/[1+{1−(1+K)Y2 /R2 1 /2] +AY4 +BY6 +CY8 +DY10+…… ・・・(b) ただし、Zを光の進行方向を正とした光軸(軸上主光
線)とし、Yを光軸と垂直な方向にとる。ここで、Rは
近軸曲率半径、Kは円錐定数、A、B、C、D、…はそ
れぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。
この定義式のZ軸が回転対称非球面の軸となる。
【0035】なお、データの記載されていない自由曲
面、非球面に関する項は0である。屈折率については、
d線(波長587.56nm)に対するものを表記して
ある。長さの単位はmmである。
【0036】以下に上記数値例の逆光線追跡での構成パ
ラメータを示す。この例の観察画角は、水平画角20
°、垂直半画角15.06°、瞳径4mmであり、その
有効径は、Y方向12mm、X方向4mmの大きさを確
保しており、広い射出瞳を確保している。なお、以下の
表中の“FFS”は自由曲面、“ASS”は非球面、
“RE”は反射面をそれぞれ示す。
【0037】 数値例 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ -1000.00 1 ∞(瞳面) 2 ASS 偏心(1) 1.5254 56.2 3 FFS(RE) 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ASS(RE) 偏心(1) 1.5254 56.2 5 FFS 偏心(3) 像 面 ∞ 偏心(4) ASS R -81.11 K 0.0000 A 5.9034×10-6 B -3.7831×10-9 C 1.3339×10-12 FFS C4 -9.8138×10-36 -8.2514×10-38 -2.7778×10-510 3.8358×10-511 3.8755×10-713 -9.8315×10-715 7.8388×10-717 -1.3309×10-819 -1.7127×10-721 -1.2681×10-7 FFS C4 -9.0107×10-46 -7.5268×10-38 -3.3323×10-410 -1.8614×10-311 -8.7467×10-513 1.2789×10-415 9.1989×10-5 偏心(1) X 0.00 Y 16.18 Z 28.54 α 12.20 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 4.96 Z 40.33 α -16.95 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 20.61 Z 39.44 α 73.02 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 25.65 Z 39.98 α 57.49 β 0.00 γ 0.00 。
【0038】上記数値例の横収差を図4に示す。この横
収差図において、括弧内に示された数字は(水平画角,
垂直画角)を表し、その画角における横収差を示す。な
お、画面を図5に示すような横長の長方形として、上下
方向をY方向でその正方向を上方向、左右方向をX方向
でその正方向を右方向としたとき、画面の中心を、画
面左右中心で下端位置を、画面右下角位置を、画面
上下中心で右端位置を、画面右上角位置を、画面左
右中心で上端位置を、画面左下角位置を、画面上下
中心で左端位置を、画面左上角位置をとするとき、
図4の〜は図5の位置〜の横収差である。
【0039】上記数値例の図5の画面の〜の位置で
のX方向、Y方向の色収差は次のようになる。
【0040】 例えばの中心に対応する画像表示素子2の位置では、
656.28nm(R)の画素を本来の位置から0.0011mm=1.1μ
m だけY正方向に予めずらして表示し、486.13nm(B)
の画素を 2.6μm だけY負方向に予めずらして表示し、
587.56nm(G)の画素は何れの方向にもずらさずに表示
することにより、像中心で色収差のない画像を観察する
ことが可能となる。
【0041】また、例えばの画面右下角位置に対応す
る画像表示素子2の位置では、656.28nm(R)の画素を
本来の位置からX方向に3.3118mmだけ、Y方向に-4.475
2mmだけ予めずらして表示し、486.13nm(B)の画素を
X方向に3.3064mmだけ、Y方向に-4.4648mm だけ予めず
らして表示し、587.56nm(G)の画素をX方向に3.2948
mmだけ、Y方向に-4.4422mm だけ予めずらして表示する
ことにより、画面右下角位置で色収差のない画像を観察
することが可能となる。
【0042】他の画角でも、上記の表の値からRBGの
画素を予めずらして表示することにより、色収差のない
観察像を観察することが可能となる。なお、上記の〜
の間の位置に関しては、個々にX方向、Y方向の色ず
れを予め計算しておくか、あるいは内挿法により求める
ようにしてもよい。なお、色ずれのみを除くのであれ
ば、587.56nm(G)の画素はずらさず、その波長に対す
る656.28nm(R)と486.13nm(B)の画素のX方向、Y
方向のずれを求めて、その分のみを656.28nm(R)と48
6.13nm(B)の画素を予めずらして表示するようにして
もよい。
【0043】なお、カラー画像表示素子2をカラー撮像
素子で置き換え撮像する場合は、その撮像素子から得ら
れえるRGBの色分解画像信号の画素位置を、対応する
RGBの色分解画像の偏心プリズム10によって生じる
上記の表のX方向、Y方向の色ずれを戻すように変移す
る補正を行う。
【0044】例えばの画面右下角位置の656.28nm
(R)の色分解画像信号については、その位置よりX方
向に3.3118mmだけ、Y方向に-4.4752mm だけずれて位置
する画素をその位置に変移させ、486.13nm(B)の色
分解画像信号については、X方向に3.3064mmだけ、Y方
向に-4.4648mm だけずれて位置する画素をその位置に
変移させ、587.56nm(G)の色分解画像信号について
は、X方向に3.2948mmだけ、Y方向に-4.4422mm だけず
れて位置する画素をその位置に変移させることによ
り、画面右下角位置で色収差のない画像を得ることがで
きる。この場合も、色ずれのみで像歪み分は補正しない
場合は、587.56nm(G)の画素に関しては変移させず、
その波長に対する656.28nm(R)と486.13nm(B)の画
素のX方向、Y方向のずれを求めて、その分のみを656.
28nm(R)と486.13nm(B)の画素を変移させるように
してもよい。
【0045】以上のように、カラー画像表示素子にRG
Bの色分解画像に色ずれを補正して表示する回路のブロ
ックダイヤグラムの一例を図6に示す。映像信号は、同
期分離回路で同期信号と映像信号に分離される。分離さ
れた映像信号は、Y/C分離、復調、マトリクス回路を
通り、R、G、Bの各信号に分離される。R、G、Bの
信号は、それぞれA/D変換され、メモリに格納され
る。このとき、書き込まれるメモリのアドレスは、同期
信号から書き込みアドレス発生回路で作られる。メモリ
から読み出すときは、各色の色ずれに合わせて画素を変
移するように、R、G、Bそれぞれの読み込みアドレス
発生回路でアドレスを同期信号から作る。読み出された
データは、D/A変換され、カラー画像表示素子(LC
D:液晶表示装置)に入力され、表示される。このよう
にして、Rの色分解画像、Gの色分解画像、Bの色分解
画像それぞれの画素位置を自由に変えて表示できるの
で、観察光学系として用いた偏心光学系による偏心色収
差を補正することができる。なお、本発明の要点は、偏
心光学系による偏心色収差を打ち消すように、カラー画
像表示素子に表示する色分解画像各々の画素位置を変え
ることであり、図6のブロックダイヤグラムはほんの一
例にすぎない。
【0046】また、同様にカラー撮像素子から出力され
たRGBの色分解画像信号の画素位置の色ずれを補正し
て出力する回路のブロックダイヤグラムの一例を図7に
示す。カラー撮像素子(CCD)から出力された撮像信
号は、色分離回路でR、G、Bの映像信号に分離され、
それぞれA/D変換され、メモリに格納される。このと
き、R、G、Bのそれぞれの信号が書き込まれるメモリ
のアドレスは、各色の色ずれに合わせて画素を変移する
ように、R、G、Bそれぞれ用の書き込みアドレス発生
回路でアドレスをドライバー信号から作る。メモリから
読み出すときは、ドライバー信号から読み込みアドレス
発生回路でアドレスが作られる。読み出されたデータ
は、それぞれD/A変換され、マトリクス回路を通り、
エンコーダでNTSC等の映像信号として出力される。
この図7のブロックダイヤグラムはほんの一例にすぎ
ず、他の方式の回路に適用できる。
【0047】ところで、図4の収差図を見ると明らかな
ように、図1のような偏心プリズム10の場合、色ずれ
はその偏心プリズム10の対称面であるY−Z平面に平
行なY方向に大きく発生している。そのような場合は、
カラー画像表示素子2の主走査線方向をY方向に合わせ
て配置し、図8に示すように、カラー画像表示素子2の
画面に対してRGBの色分解画像の走査線21R、21
G、21Bの表示内容を表示長さを変えて同じ副走査位
置の走査線に表示することにより、色分解画像により走
査線方向の大きさが異なって表示させる。その表示倍率
を色収差が残存している偏心プリズム10の倍率色収差
を補償する大きさとすることにより、倍率色収差が走査
線方向のみで打ち消しあって観察されるので、簡単な電
子回路で色にじみのない観察像を観察することが可能と
なる。
【0048】このように水平方向にのみカラー画像表示
素子の色ずれを補償するように表示する回路のブロック
ダイヤグラムの一例を図9に示す。複合映像信号は、Y
/C分離、復調、マトリクス回路を通り、R、G、Bの
各信号に分離される。また、その複合映像信号から同期
分離回路で同期信号が生成される。分離されたR、G、
Bの信号は、それぞれA/D変換されるが、ここでは、
サンプリングタイミング生成回路で、色収差を補正する
画像となるように、R、G、BそれぞれのA/D変換サ
ンプリングタイミングが発生され、サンプリングされた
R、G、B信号は各色ラインメモリに格納される。各色
ラインメモリから読み出すときは、書き込み/読み出し
アドレス生成回路により同じタイミングで行われる。読
み出されたデータは、D/A変換され、カラー画像表示
素子(LCD:液晶表示装置)に入力され、表示され
る。この方式は、映像入力信号がアナログの場合に限定
される。
【0049】上記の代わりに、サンプリングタイミング
生成回路では、各色に対して同じA/D変換サンプリン
グタイミングでA/D変換を行い、各色ラインメモリか
ら読み出すときに、色収差を補正する画像となるよう
に、水平方向の画素から書き込み/読み出しアドレス生
成回路で演算を行ってR、G、Bの画素データを得て、
D/A変換を行い、カラー画像表示素子(LCD:液晶
表示装置)に入力され、表示される。この方式は、映像
入力信号がアナログ、デジタルの何れでもよい。なお、
この方式では、A/D変換のサンプリングが各色同じタ
イミングなので、一般的なPLL内蔵の3chA/Dコ
ンバータ(1チップ)が使用でき、コスト、基板面積が
削減可能である。
【0050】図9のようにラインメモリを数本持つより
は、小容量のDRAMを1個用い、演算用DSP(デジ
タル・シグナル・プロセッサ)を用いた方がコストが安
い場合も想定される。商品の機能上、映像の水平/垂直
拡大が必要でそのようなIC(scaling IC)
を持つ場合は、その中に水平方向色収差演算機能も内蔵
することができる。そうすることで、映像のscali
ngと水平方向色収差補正の2つの処理が同時に行え、
ICのコストダウンと外部メモリの共用化を行える。そ
の場合のブロック図は図10のようになり、scali
ng ICが水平方向色収差演算も行えるICとなり、
図9の場合と基本的な差異はない。
【0051】なお、図10において、図6の場合と同様
に、垂直方向にも色収差を補正するようにする場合は、
scaling ICは、水平方向色収差演算機能だけ
でなる、垂直方向色収差演算機能も内蔵するICとし、
外部メモリもフレームメモリとする。演算方法として
は、RGB各色において、色収差補正の演算をライン内
だけで行うのではなく、垂直方向の画素も合わせて行う
ようにする。
【0052】ところで、以上の本発明のカラー画像表示
方式、撮像方式に用いられる観察光学系、撮像光学系用
の偏心プリズム10としては、図1、図3のタイプのプ
リズムに限られるものではない。図11〜図18にその
例を示す。撮像光学系として説明する。
【0053】図11の場合は、プリズムPは第1面3
2、第2面33、第3面34からなり、入射瞳31を通
って入射した光は、第1面32で屈折してプリズムPに
入射し、第2面33で内部反射し、第3面34に入射し
て屈折されて、像面36に結像する。
【0054】図12の場合は、プリズムPは第1面3
2、第2面33、第3面34、第4面35からなり、入
射瞳31を通って入射した光は、第1面32で屈折して
プリズムPに入射し、第2面33で内部反射し、第3面
34で内部反射し、第4面35に入射して屈折されて、
像面36に結像する。
【0055】図13の場合は、プリズムPは第1面3
2、第2面33、第3面34、第4面35からなり、入
射瞳31を通って入射した光は、第1面32で屈折して
プリズムPに入射し、第2面33で内部反射し、第3面
34に入射して全反射し、第4面35に入射して内部反
射し、再び第3面34に入射して今度は屈折されて、像
面36に結像する。
【0056】図14の場合は、プリズムPは第1面3
2、第2面33、第3面34からなり、入射瞳31を通
って入射した光は、第1面32で屈折してプリズムPに
入射し、第2面33で内部反射し、第3面34で内部反
射し、再び第1面32に入射して今度は全反射し、再び
第2面33に入射して今度は屈折されて、像面36に結
像する。
【0057】図15の場合は、プリズムPは第1面3
2、第2面33、第3面34、第4面35からなり、入
射瞳31を通って入射した光は、第1面32で屈折して
プリズムPに入射し、第2面33で内部反射し、第3面
34に入射して内部反射し、第2面33に再度入射して
内部反射し、第4面35に入射して屈折されて、像面3
6に結像する。
【0058】図16の場合は、プリズムPは第1面3
2、第2面33、第3面34、第4面35からなり、入
射瞳31を通って入射した光は、第1面32で屈折して
プリズムPに入射し、第2面33で内部反射し、第3面
34に入射して内部反射し、第2面33に再度入射して
内部反射し、第4面35に入射して内部反射し、第2面
33に再度入射して今度は屈折されて、像面36に結像
する。
【0059】図17の場合は、プリズムPは第1面3
2、第2面33、第3面34からなり、入射瞳31を通
って入射した光は、第1面32で屈折してプリズムPに
入射し、第2面33で内部反射し、再び第1面32に入
射して今度は全反射し、第3面34で内部反射し、三た
び第1面32に入射して全反射し、第3面34に再度入
射して今度は屈折されて、像面36に結像する。
【0060】図18の場合は、プリズムPは第1面3
2、第2面33、第3面34からなり、入射瞳31を通
って入射した光は、第1面32で屈折してプリズムPに
入射し、第2面33で内部反射し、再び第1面32に入
射して今度は全反射し、第3面34で内部反射し、三た
び第1面32に入射して全反射し、再び第3面34に入
射して内部反射し、四たび第1面32に入射して今度は
屈折されて、像面36に結像する。
【0061】なお、以上は単なる例示であり、公知の種
々の偏心プリズムを用いることができる。さらには、こ
れらのプリズムを複数一体にあるいは分離して組み合わ
せてなる偏心光学系の場合にも本発明は適用できる。な
お、本発明は回転対称な光学系にも適用できる。
【0062】
【発明の効果】本発明においては、カラー画像表示素子
に表示する各色分解画像の画素位置を、対応する色分解
画像の偏心光学系によって生じる色ずれを打ち消すよう
に変移させて表示するか、カラー撮像素子から出力され
た色分解画像信号の画素位置を、対応する色分解画像の
偏心光学系によって生じる色ずれを打ち消すように変移
させて出力するので、画像表示素子あるいは撮像素子の
画素数が多く高解像度になっても、赤色の画像と青色の
画像がずれて観察あるいは撮像されて解像力が低下する
ことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】偏心光学系を用いた画像表示装置で発生する色
収差を説明するための図である。
【図2】本発明のカラー画像表示方式の原理を説明する
ための図である。
【図3】観察光学系あるいは撮像光学系として使用可能
な偏心プリズムの具体例を示す断面図である。
【図4】図3の具体例の横収差図である。
【図5】画面の位置の定義を説明するための図である。
【図6】カラー画像表示素子にRGBの色分解画像に色
ずれを補正して表示する回路の一例のブロックダイヤグ
ラムである。
【図7】カラー撮像素子から出力されたRGBの色分解
画像信号の画素位置の色ずれを補正して出力する回路の
一例のブロックダイヤグラムである。
【図8】1次元方向の色ずれを走査線の長さで補正する
場合のカラー画像表示素子の画面上の走査線を模式的に
示す図である。
【図9】図8の方式の場合の色ずれを補正して出力する
回路の一例のブロックダイヤグラムである。
【図10】図8の方式の場合の色ずれを補正して出力す
る回路の別の例のブロックダイヤグラムである。
【図11】本発明のカラー画像表示方式、撮像方式に用
いられる観察光学系、撮像光学系用の偏心プリズムの1
例を示す図である。
【図12】本発明のカラー画像表示方式、撮像方式に用
いられる観察光学系、撮像光学系用の偏心プリズムの別
の例を示す図である。
【図13】本発明のカラー画像表示方式、撮像方式に用
いられる観察光学系、撮像光学系用の偏心プリズムの別
の例を示す図である。
【図14】本発明のカラー画像表示方式、撮像方式に用
いられる観察光学系、撮像光学系用の偏心プリズムの別
の例を示す図である。
【図15】本発明のカラー画像表示方式、撮像方式に用
いられる観察光学系、撮像光学系用の偏心プリズムの別
の例を示す図である。
【図16】本発明のカラー画像表示方式、撮像方式に用
いられる観察光学系、撮像光学系用の偏心プリズムの別
の例を示す図である。
【図17】本発明のカラー画像表示方式、撮像方式に用
いられる観察光学系、撮像光学系用の偏心プリズムの別
の例を示す図である。
【図18】本発明のカラー画像表示方式、撮像方式に用
いられる観察光学系、撮像光学系用の偏心プリズムの別
の例を示す図である。
【符号の説明】
1…射出瞳 2…カラー画像表示素子 3…軸上主光線(光軸) 3R…赤色の軸上主光線 3B…青色の軸上主光線 10…偏心プリズム 11…第1面 12…第2面 13…第3面 21R…Rの色分解画像の走査線 21G…Gの色分解画像の走査線 21B…Bの色分解画像の走査線 31…瞳 32…第1面 33…第2面 34…第3面 35…第4面 36…像面 E…観察者眼球 P…偏心プリズム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色分解画像を合成して表示するカラー画
    像表示素子と、そのカラー画像表示素子に表示されたカ
    ラー画像を観察者の眼球に投影表示する観察光学系とか
    らなり、前記観察光学系が少なくとも偏心配置でパワー
    を有する内部反射面と透過面である入射面と透過面であ
    る出射面とを有する偏心プリズムを含む偏心光学系から
    なる画像表示装置において、 前記カラー画像表示素子に表示する各色分解画像の画素
    位置を、対応する色分解画像の前記偏心光学系によって
    生じる色ずれを打ち消すように変移させて表示するよう
    にしたことを特徴とする偏心光学系を用いたカラー画像
    表示方式。
  2. 【請求項2】 前記カラー画像表示素子が主走査方向へ
    の走査線の集合により各色分解画像を表示するものから
    なり、前記の画素位置の変移を前記走査線の方向におい
    てのみ行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    偏心光学系を用いたカラー画像表示方式。
  3. 【請求項3】 前記偏心プリズムの対称面と前記走査線
    の方向を平行にしたことを特徴とする請求項2記載の偏
    心光学系を用いたカラー画像表示方式。
  4. 【請求項4】 カラー画像を撮像して色分解画像信号を
    出力するカラー撮像素子と、そのカラー撮像素子に物体
    像を形成する撮像光学系とからなり、前記撮像光学系が
    少なくとも偏心配置でパワーを有する内部反射面と透過
    面である入射面と透過面である出射面とを有する偏心プ
    リズムを含む偏心光学系からなる撮像装置において、 前記カラー撮像素子から出力された色分解画像信号の画
    素位置を、対応する色分解画像の前記偏心光学系によっ
    て生じる色ずれを打ち消すように変移させて出力するよ
    うにしたことを特徴とする偏心光学系を用いたカラー撮
    像方式。
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