JP2001330672A - Pet装置 - Google Patents

Pet装置

Info

Publication number
JP2001330672A
JP2001330672A JP2000153573A JP2000153573A JP2001330672A JP 2001330672 A JP2001330672 A JP 2001330672A JP 2000153573 A JP2000153573 A JP 2000153573A JP 2000153573 A JP2000153573 A JP 2000153573A JP 2001330672 A JP2001330672 A JP 2001330672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photon
detectors
central axis
detection unit
detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000153573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4536211B2 (ja
Inventor
Takashi Yamashita
貴司 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP2000153573A priority Critical patent/JP4536211B2/ja
Priority to US10/276,975 priority patent/US6858849B2/en
Priority to CNB018099653A priority patent/CN1296726C/zh
Priority to PCT/JP2001/004281 priority patent/WO2001090779A1/ja
Priority to AU2001258805A priority patent/AU2001258805A1/en
Priority to EP01932204.9A priority patent/EP1288678B1/en
Publication of JP2001330672A publication Critical patent/JP2001330672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4536211B2 publication Critical patent/JP4536211B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Nuclear Medicine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再構成画像における解像度の向上を図りつつ
良好な光子対検出感度および定量性を確保することがで
きるPET装置を提供する。 【解決手段】 移動手段40により、被検体2に対して
相対的に検出部10およびスライスコリメータ211
2111が一体として中心軸に平行な方向に移動する。こ
の相対的移動の期間中に、測定空間3において発生した
光子対のうち、スライスコリメータ211〜2111によ
り遮蔽されることなく検出部10に到達したものは、検
出部10に含まれる1対の光子検出器により同時検出さ
れ、同時計数情報は同時計数情報蓄積部50により蓄積
される。各筒状検出器13nは、測定空間3から飛来し
てきた光子を各々検出する複数の光子検出器が中心軸を
囲む筒上に2次元配列されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陽電子放出アイソ
トープ(RI線源)で標識された物質の挙動を画像化す
ることができるPET装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PET(Positron Emission Tomograph
y)装置は、RI線源が投与された生体(被検体)内に
おける電子・陽電子の対消滅に伴って発生し互い逆方向
に飛行するエネルギ511keVの光子(ガンマ線)の
対を検出することにより、その被検体内の極微量物質の
挙動を画像化することができる装置である。PET装置
は、被検体が置かれる測定空間の周囲に配列された多数
の小型の光子検出器を有する検出部を備えており、電子
・陽電子の対消滅に伴って発生する光子対を同時計数法
で検出して蓄積し、この蓄積された多数の同時計数情報
すなわち投影データに基づいて、測定空間における光子
対の発生頻度の空間分布を表す画像を再構成する。この
PET装置は核医学分野等で重要な役割を果たしてお
り、これを用いて例えば生体機能や脳の高次機能の研究
を行うことができる。このようなPET装置は、2次元
PET装置および3次元PET装置に大別される。
【0003】図6は、2次元PET装置の検出部の構成
を説明する図である。この図は、7つの検出器リングを
含む構成の例を示しており、中心軸を含む面で検出部を
切断したときの断面を示している。2次元PET装置の
検出部10は、シールドコリメータ11とシールドコリ
メータ12との間に積層された検出器リングR1〜R7
有している。検出器リングR1〜R7それぞれは、中心軸
に垂直な面上にリング状に配された複数の光子検出器を
有している。各光子検出器は、例えばBGO(Bi4
312)等のシンチレータと光電子増倍管とを組み合
わせたシンチレーション検出器であり、中心軸を含む測
定空間から飛来して到達した光子を検出する。また、2
次元PET装置では、この検出部10の内側にスライス
コリメータS1〜S6が備えられている。これらのスライ
スコリメータS1〜S6それぞれは、中心軸に平行な方向
に関して隣り合う検出器リングの間の位置に配されたリ
ング状のものであり、原子番号が大きく比重が重い材料
(例えば鉛やタングステン)からなり、斜めに入射した
光子(ガンマ線)を遮蔽するコリメート作用を奏する。
【0004】このように構成される2次元PET装置の
検出部10は、スライスコリメータS1〜S6のコリメー
ト作用により、中心軸との角度が略90度の方向から飛
来した光子対のみを同時計数することができる。すなわ
ち、2次元PET装置の検出部10により得られ蓄積さ
れた同時計数情報すなわち2次元投影データは、同一の
検出器リングまたは隣り合う(若しくは極めて近い)検
出器リングに含まれる1対の光子検出器によるものに限
られる。したがって、2次元PET装置は、測定空間外
の位置で発生した光子対が散乱された散乱線を効率よく
除去することができ、また、2次元投影データに対して
吸収補正や感度補正を容易に行うことができるので、定
量性がよい再構成画像を得ることができる。
【0005】図7は、3次元PET装置の検出部の構成
を説明する図である。この図も、中心軸を含む面で検出
部を切断したときの断面を示している。3次元PET装
置の検出部10の構成は、2次元PET装置の場合と同
様である。しかし、3次元PET装置ではスライスコリ
メータが備えられていない。このように構成される3次
元PET装置の検出部10は、広い立体角を有し、2次
元PET装置と比較して広い方向から飛来した光子対を
同時計数することができる。すなわち、3次元PET装
置の検出部10により得られ蓄積される同時計数情報す
なわち3次元投影データは、任意の検出器リングに含ま
れる1対の光子検出器によるものが可能である。したが
って、3次元PET装置は、2次元PET装置と比較し
て5倍〜10倍程度の高い感度で、光子対を同時計数す
ることができる。しかし、3次元PET装置は、2次元
PET装置と比較して、散乱線の影響を除去することが
困難であるので、再構成画像の定量性がよくない。
【0006】以上のように、3次元PET装置と比較す
ると、スライスコリメータを有する2次元PET装置
は、光子対検出感度が低いものの、散乱線を効率的に除
去することができ、吸収補正および感度補正を容易に行
うことができるので、定量性が優れた再構成画像を得る
ことができるという利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PET装置は以下のような問題点を有している。すなわ
ち、2次元PET装置および3次元PET装置の何れに
おいても再構成画像における解像度の向上が求められて
いる。そして、解像度の向上のためには個々の光子検出
器を小型化することが不可欠である。
【0008】しかし、2次元PET装置の場合には、光
子検出器の小型化に伴い、各スライスコリメータの間隔
が狭くなるので、開口率が低下して、光子対検出感度が
低下する。この問題に対し、2次元PET装置では、光
子検出器の小型化に応じて各スライスコリメータを薄く
且つ短くすれば、開口率の低下を抑制することができる
ものの、光子(ガンマ線)を遮蔽する効果すなわちコリ
メート効果が低下するので、散乱線を効率よく除外する
ことができなくなり、再構成画像の定量性が低下する。
【0009】一方、3次元PET装置の場合には、光子
検出器を小型化しても、スライスコリメータが備えられ
ていないので、開口率の低下や光子対検出感度の低下の
問題が生じない。しかし、既述したように、3次元PE
T装置では、本来的に散乱線の影響を除去するのが困難
であるので、再構成画像の定量性がよくない。
【0010】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、再構成画像における解像度の向上を図
りつつ良好な光子対検出感度および定量性を確保するこ
とができるPET装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るPET装置
は、(1) 中心軸を含む測定空間から飛来してきた光子を
各々検出する複数の光子検出器が中心軸を囲む筒上に2
次元配列された筒状検出器を複数含み、これら複数の筒
状検出器が中心軸に平行な方向に配列された検出部と、
(2) 少なくとも測定空間と検出部との間に、中心軸に平
行な方向に関して筒状検出器と交互に配され、測定空間
から飛来してきた光子のうち中心軸に直交する所定面に
略平行なもののみを検出部に向かって通過させる複数の
スライスコリメータと、(3) 測定空間に置かれた被検体
に対して相対的に検出部および複数のスライスコリメー
タを一体として中心軸に平行な方向に移動させる移動手
段と、(4) 移動手段により被検体に対して相対的に検出
部および複数のスライスコリメータが移動している期間
に、検出部に含まれる1対の光子検出器により検出され
た光子対の同時計数情報を獲得し、この同時計数情報を
被検体に固定した座標系のものに変換して蓄積する同時
計数情報蓄積部と、(5) 同時計数情報蓄積部により蓄積
された同時計数情報に基づいて、測定空間における光子
対の発生頻度の空間分布を表す画像を再構成する画像再
構成部と、を備えることを特徴とする。
【0012】本発明に係るPET装置によれば、測定空
間に置かれた被検体に対して相対的に検出部および複数
のスライスコリメータが一体として中心軸に平行な方向
に移動手段により移動し、この相対的移動の期間に、測
定空間において発生した光子対のうちスライスコリメー
タにより遮蔽されることなく検出部に到達したものは、
検出部に含まれる1対の光子検出器により同時検出さ
れ、この同時計数情報は、同時計数情報蓄積部により、
被検体に固定した座標系のものに変換されて蓄積され
る。そして、同時計数情報蓄積部による同時計数情報の
蓄積が終了すると、蓄積された同時計数情報に基づい
て、画像再構成部により、測定空間における光子対の発
生頻度の空間分布を表す画像が再構成される。
【0013】本発明に係るPET装置では、同時計数情
報の検出は、検出部に含まれる同一の筒状検出器内の1
対の光子検出器により行われることがあり、また、各筒
状検出器および各スライスコリメータそれぞれのサイズ
によっては、互いに隣り合う2つの筒状検出器それぞれ
に含まれる1対の光子検出器により行われることがあ
り、さらに離れた2つの筒状検出器それぞれに含まれる
1対の光子検出器により行われることもある。換言すれ
ば、同時計数情報の検出は、同一の検出器リング(中心
軸に平行な方向について1層の光子検出器がリング状に
配列されたもの)内で行われるだけでなく、互いに隣り
合う2つの検出器リング間でも行われることがあり、更
に離れた2つの検出器リング間でも行われることがあ
る。すなわち、本発明に係るPET装置は、従来の2次
元PET装置と従来の3次元PET装置との中間的な構
成となり、従来の2次元PET装置の感度と比べると数
倍程度の感度を有する。したがって、本発明に係るPE
T装置は、再構成画像における解像度の向上を図りつつ
良好な光子対検出感度および定量性を確保することがで
きる。
【0014】特に、本発明に係るPET装置では、移動
手段により被検体に対して相対的に検出部およびスライ
スコリメータが一体として中心軸に平行な方向に移動し
ている期間に同時計数情報が同時計数情報蓄積部により
蓄積され、この蓄積された同時計数情報に基づいて画像
再構成部により再構成画像が得られるので、筒状検出器
およびスライスコリメータが交互に配列された検出部の
構成であっても、被検体の体軸方向について均一な感度
で光子対を検出することができ、また、再構成画像にお
ける定量性を均一にすることができる。
【0015】また、本発明に係るPET装置では、筒状
検出器は、光子が受光面に入射したときの該受光面上の
2次元入射位置を検出する複数の2次元位置検出器が所
定面上にリング状に配列されて構成される、ことを特徴
とする。この場合には、個々の光子検出器を小型化して
再構成画像の解像度の向上を図る上で好適である。
【0016】また、本発明に係るPET装置では、複数
のスライスコリメータそれぞれは、検出部に含まれる複
数の筒状検出器のうちの隣り合う2つの筒状検出器の間
の空間を経て各筒状検出器の後部に到るまで設けられて
いる、ことを特徴とする。また、複数のスライスコリメ
ータそれぞれは、例えば当該後部において互いに固定さ
れているのが好適である。この場合には、各筒状検出器
と各スライスコリメータとの相対的位置関係の精度が優
れ、各筒状検出器と各スライスコリメータとが中心軸に
平行な方向に常に交互に位置するので、各筒状検出器へ
の光子の入射効率が優れ、性能を充分に発揮することが
できる。また、各筒状検出器、各スライスコリメータお
よび保持板などの加工精度や組立精度を厳密に管理する
必要がないので、製造が容易であり、安価となる。ま
た、検出部およびスライスコリメータを一体として中心
軸に平行な方向に移動させる上で好適である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
【0018】図1は、本実施形態に係るPET装置1の
全体の概略構成図である。この図では、検出部10およ
びスライスコリメータ21については、中心軸を含む面
で切断したときの断面を示している。本実施形態に係る
PET装置1は、検出部10、スライスコリメータ21
1〜2111、ベッド31、支持台32、移動手段40、
同時計数情報蓄積部50、画像再構成部60および表示
部70を備えている。なお、この図には、このPET装
置1による検査の対象である被検体2も示されている。
また、このPET装置1により光子対の同時計数情報の
検出が可能な空間が測定空間3として示されている。
【0019】検出部10は、各々リング形状のシールド
コリメータ11とシールドコリメータ12との間に筒状
検出器131〜1312が中心軸に平行な方向に配列され
たものである。各筒状検出器13nは、中心軸を含む測
定空間3から飛来してきた光子を各々検出する複数の光
子検出器が中心軸を囲む筒上に2次元配列されたもので
ある。すなわち、各筒状検出器13nは、複数の光子検
出器が中心軸に垂直な面上にリング状に配列された検出
器リングが中心軸に平行な方向に複数積層されて構成さ
れたものに相当する。スライスコリメータ211〜21
11は、少なくとも測定空間3と検出部10との間に、中
心軸に平行な方向に関して筒状検出器131〜1312
交互に配され、測定空間3から飛来してきた光子のうち
所定面に略平行なもののみを検出部10に向かって通過
させるものである。検出部10およびスライスコリメー
タ211〜2111の詳細については後述する。
【0020】ベッド31は、被検体2を載置するもので
あり、支持台32により支持されている。移動手段40
は、測定空間3に置かれた被検体2に対して相対的に、
検出部10およびスライスコリメータ211〜2111
一体として、中心軸に平行な方向に移動させる。具体的
には、移動手段40は、検出部10およびスライスコリ
メータ211〜2111を一体として中心軸に平行な方向
に移動させてもよいし、ベッド31(すなわち被検体
2)を中心軸に平行な方向に移動させてもよい。また、
測定期間中に一方向のみの移動であってよいし、往復移
動であってもよい。移動手段40による相対的移動は、
測定期間中に被検体2の被測定部位が各筒状検出器13
nの配置のピッチの1/2以上の距離だけ測定空間3内
で移動するよう行われる。好適には、測定期間中におけ
る被検体2の被測定部位の測定空間3内での相対的移動
は、上記ピッチの整数倍の距離だけ行われ、また、等速
で行われる。また、被検体2の被測定部位が中心軸方向
に一定範囲に亘って存在する場合には、測定期間中に上
記一定範囲の各部位が測定空間3内に留まる時間が略一
定であるのが好適である。
【0021】同時計数情報蓄積部50は、移動手段40
により被検体2に対して相対的に検出部10およびスラ
イスコリメータ211〜2111が移動している期間に、
検出部10に含まれる1対の光子検出器により検出され
た光子対の同時計数情報を蓄積する。この同時計数情報
の蓄積に際しては、被検体2に対する検出部10および
スライスコリメータ211〜2111の相対的変位量に基
づいて、検出部10において検出された同時計数情報
を、被検体2に対して固定された座標系のものに変換し
て、この座標変換された同時計数情報を蓄積する。な
お、相対的変位量は、エンコーダ等により求めたものを
用いてもよいし、移動手段40が把握しているものを用
いてもよい。
【0022】画像再構成部60は、同時計数情報蓄積部
50により蓄積された同時計数情報に基づいて、測定空
間3における光子対の発生頻度の空間分布を表す画像を
再構成する。また、画像再構成部60は、検出部10の
各光子検出器の検出感度のばらつきを補正する感度補
正、被検体2における光子の吸収を補正する吸収補正、
および、被検体2における光子の散乱を補正する散乱補
正をも行う。表示部70は、画像再構成部60により得
られた再構成画像を表示する。また、制御部80は、移
動手段40による相対的移動、同時計数情報蓄積部50
による同時計数情報の蓄積、画像再構成部60による画
像の再構成、および、表示部70による再構成画像の表
示を制御する。
【0023】図2は、本実施形態に係るPET装置の検
出部10およびスライスコリメータ21の構成を説明す
る図である。この図は、中心軸を含む面で検出部10お
よびスライスコリメータ211〜2111を切断したとき
の断面を示している。本実施形態に係るPET装置の検
出部10は、各々リング形状のシールドコリメータ11
とシールドコリメータ12との間に、中心軸に平行な方
向に積層された筒状検出器131〜1312を含んでい
る。また、各々リング形状のスライスコリメータ211
〜2111は、少なくとも測定空間と検出部10との間に
あって、中心軸に平行な方向に関して筒状検出器13n
と交互に配されている。すなわち、各スライスコリメー
タ21nは、互いに隣り合う筒状検出器13nと筒状検出
器13n+1との間の位置に配されている。そして、各ス
ライスコリメータ21nは、原子番号が大きく比重が重
い材料(例えば鉛やタングステン)からなり、厚さが数
mm(例えば5mm〜6mm)であって、測定空間から
飛来してきた光子(ガンマ線)のうち、中心軸に垂直な
面に略平行な光子を検出部10に向かって通過させ、斜
めに入射した光子を遮蔽するコリメート作用を奏する。
【0024】図3は、本実施形態に係るPET装置の検
出部10およびスライスコリメータ21の一部(図2で
一点鎖線で囲った枠内の部分)を拡大して示す図であ
る。また、図4は、本実施形態に係るPET装置の筒状
検出器13nおよびスライスコリメータ21nの構成を説
明する図である。この図4では、中心軸に平行な方向に
見たときの筒状検出器13nとスライスコリメータ21n
との関係を示している。各筒状検出器13nは、中心軸
に垂直な面上であって同一円周上にリング状に配された
複数のブロック検出器141〜14Mを有している。各ブ
ロック検出器14mは、光子が受光面に入射したときの
該受光面上の2次元入射位置を検出する2次元位置検出
器である。また、各スライスコリメータ21nは、互い
に隣り合う筒状検出器13nと筒状検出器13n+1との間
の空間を経て各筒状検出器13nの後部に到るまで設け
られており、当該後部において保持板22により互いに
一体的に固定されている。
【0025】図5は、ブロック検出器14の構成図であ
る。この図に示すように、各ブロック検出器14mは、
P×Q(P≧2,Q≧2)のセグメントからなるシンチ
レータブロック15と位置検出型光電子増倍管16とを
組み合わせたシンチレーション検出器であり、測定空間
から飛来して到達した光子を検出するとともに、光子が
シンチレータブロック15の受光面に入射したときの該
受光面上の2次元入射位置を検出する。すなわち、各ブ
ロック検出器14mは、P×Q個の小型の光子検出器が
2次元配列されたものに相当する。また、このようなブ
ロック検出器14mがリング状に配列されて構成された
筒状検出器13nは、複数の小型の光子検出器が中心軸
に垂直な面上にリング状に配列されて検出器リングが構
成され、更にこの検出器リングが中心軸に平行な方向に
複数積層されたものに相当する。なお、ブロック検出器
14mでは、シンチレータブロック15および位置検出
型光電子増倍管16とともに、この位置検出型光電子増
倍管16内の各電極に所定の電圧を印加するための抵抗
器列や、この位置検出型光電子増倍管16のアノード電
極から出力される電流信号を入力して電圧信号として出
力するためのプリアンプが、遮光の為の筐体内に収めら
れている。
【0026】例えば、シンチレータブロック15は、B
GO(Bi4Ge312)、GSO(Gd2SiO5(C
e))、LSO(Lu2SiO5(Ce))およびPWO
(PbWO 4)等が好適に用いられる。シンチレータブ
ロック15は、8×8のセグメントからなり、各セグメ
ントのサイズが6mm×6mm×20mmであり、ま
た、位置検出型光電子増倍管16の光電面の広さが50
mm×50mmである。そして、このようなシンチレー
タブロック15および位置検出型光電子増倍管16を含
むブロック検出器14mがリング状に60個配列されて
筒状検出器13nが構成される。このとき、各筒状検出
器13nの内径は1000mm程度である。また、各ス
ライスコリメータ21nの内径は600mmである。さ
らに、このような筒状検出器131〜1312とスライス
コリメータ211〜2111とが中心軸に平行な方向に交
互に積層されたものの厚み(すなわち体軸方向視野)は
670mm程度である。
【0027】このような条件の下では、測定空間3にお
ける電子・陽電子の対消滅に伴って発生し互い逆方向に
飛行するエネルギ511keVの光子(ガンマ線)の対
の検出すなわち同時計数情報の検出は、同一の筒状検出
器13n内の1対のブロック検出器14により行われる
ことがあり、また、互いに隣り合う筒状検出器13n
よび筒状検出器13n+1それぞれに含まれる1対のブロ
ック検出器14により行われることがある。また、同時
計数情報の検出は、更に離れた2つの筒状検出器13そ
れぞれに含まれる1対のブロック検出器14により行わ
れることもある。換言すれば、同時計数情報の検出は、
同一の検出器リング内で行われるだけでなく、互いに隣
り合う2つの検出器リング間でも行われることがあり、
更に離れた2つの検出器リング間でも行われることがあ
る。
【0028】すなわち、本実施形態に係るPET装置1
は、従来の2次元PET装置と従来の3次元PET装置
との中間的な構成となる。上記の条件下における体軸方
向視野単位長さ(cm)当たりの感度を計算すると、本
実施形態に係るPET装置1の感度は、約1.3kcp
s/(kBq・ml)となり、従来の3次元PET装置の
感度(約2.58kcps/(kBq・ml))と比べれ
ば2分の1程度であるが、従来の2次元PET装置の感
度(約0.28kcps/(kBq・ml))と比べると
4倍〜5倍程度である。
【0029】次に、本実施形態に係るPET装置1の動
作について説明する。RI線源が投与された被検体2が
ベッド31上に置かれ、被検体2の被測定部位が測定空
間3内に位置される。そして、制御部80による制御の
下、PET装置1は以下のように動作する。まず、移動
手段40により、測定空間3に置かれた被検体2に対し
て相対的に、検出部10およびスライスコリメータ21
1〜2111が一体として中心軸に平行な方向に移動を開
始する。
【0030】測定空間3における電子・陽電子の対消滅
に伴って発生し互い逆方向に飛行するエネルギ511k
eVの光子(ガンマ線)の対のうち、スライスコリメー
タ211〜2111により遮蔽されることなく検出部10
に到達したものは、検出部10に含まれる1対の光子検
出器により同時検出される。そして、この相対的移動の
期間中に検出部10により同時検出された光子対の同時
計数情報は、被検体2に対する検出部10およびスライ
スコリメータ211〜2111の相対的変位量に基づい
て、被検体2に対して固定された座標系のものに変換さ
れて、同時計数情報蓄積部50により蓄積される。
【0031】所定の測定期間が終了すると、同時計数情
報蓄積部50による同時計数情報の蓄積が終了し、移動
手段40による相対的移動も終了する。そして、画像再
構成部60により、同時計数情報蓄積部50により蓄積
された同時計数情報に基づいて、測定空間3における光
子対の発生頻度の空間分布を表す画像が再構成される。
また、画像再構成部60により、感度補正、吸収補正お
よび散乱補正も行われる。画像再構成部60により得ら
れた再構成画像は表示部70により表示される。
【0032】以上のように、本実施形態に係るPET装
置1の検出部10は、筒状検出器131〜1312が中心
軸に平行な方向に配列されたものであって、各筒状検出
器13nは、複数の光子検出器が中心軸を囲む筒上に2
次元配列されたものである。そして、筒状検出器131
〜1312とスライスコリメータ211〜2111とは、中
心軸に平行な方向に関して交互に配されている。このよ
うに検出部10が構成されることにより、個々の光子検
出器を小型化することで再構成画像の解像度の向上を図
ることができる。また、検出器リング間にスライスコリ
メータを設けるのではなく、筒状検出器13n間にスラ
イスコリメータ12nを設けることで、各スライスコリ
メータ12nの間隔を確保して、開口率の低下を抑制
し、光子対検出感度を確保することができる。さらに、
各スライスコリメータ12nを薄くする必要がないの
で、コリメート効果を維持することができ、散乱線を効
率よく除外することができて、再構成画像の定量性を確
保することができる。このように本実施形態に係るPE
T装置1は、再構成画像における解像度の向上を図りつ
つ良好な光子対検出感度および定量性を確保することが
できる。
【0033】また、移動手段40により被検体2に対し
て相対的に検出部10およびスライスコリメータ211
〜2111が一体として中心軸に平行な方向に移動してい
る期間に同時計数情報が同時計数情報蓄積部50により
蓄積され、この蓄積された同時計数情報に基づいて画像
再構成部60により再構成画像が得られる。したがっ
て、本実施形態では、上記のような筒状検出器131
1312およびスライスコリメータ211〜2111の構成
であっても、被検体2の体軸方向について均一な感度で
光子対を検出することができ、また、再構成画像におけ
る定量性を均一にすることができる。
【0034】また、本実施形態では、光子が受光面に入
射したときの該受光面上の2次元入射位置を検出する複
数の2次元位置検出器(ブロック検出器14m)がリン
グ状に配列されて筒状検出器13nが構成される。した
がって、この場合には、個々の光子検出器を小型化して
再構成画像の解像度の向上を図る上で好適である。
【0035】また、本実施形態では、スライスコリメー
タ21nは、筒状検出器13nと筒状検出器13n+1との
間の空間を経て各筒状検出器13nの後部に到るまで設
けられており、当該後部において保持板22により互い
に一体的に固定されている。したがって、この場合に
は、各筒状検出器13nと各スライスコリメータ21n
の相対的位置関係の精度が優れ、各筒状検出器13n
各スライスコリメータ21nとが中心軸に平行な方向に
常に交互に位置するので、各筒状検出器13nへの光子
の入射効率が優れ、性能を充分に発揮することができ
る。また、各筒状検出器13n、各スライスコリメータ
21nおよび保持板22などの加工精度や組立精度を厳
密に管理する必要がないので、製造が容易であり、安価
となる。また、検出部10およびスライスコリメータ2
1〜2111を一体として中心軸に平行な方向に移動さ
せる上で好適である。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明に
よれば、同時計数情報の検出は、検出部に含まれる同一
の筒状検出器内の1対の光子検出器により行われること
があり、また、各筒状検出器および各スライスコリメー
タそれぞれのサイズによっては、互いに隣り合う2つの
筒状検出器それぞれに含まれる1対の光子検出器により
行われることがあり、さらに離れた2つの筒状検出器そ
れぞれに含まれる1対の光子検出器により行われること
もある。換言すれば、同時計数情報の検出は、同一の検
出器リング内で行われるだけでなく、互いに隣り合う2
つの検出器リング間でも行われることがあり、更に離れ
た2つの検出器リング間でも行われることがある。すな
わち、本発明に係るPET装置は、従来の2次元PET
装置と従来の3次元PET装置との中間的な構成とな
り、従来の2次元PET装置の感度と比べると数倍程度
の感度を有する。したがって、本発明に係るPET装置
は、再構成画像における解像度の向上を図りつつ良好な
光子対検出感度および定量性を確保することができる。
【0037】特に、移動手段により被検体に対して相対
的に検出部およびスライスコリメータが一体として中心
軸に平行な方向に移動している期間に同時計数情報が同
時計数情報蓄積部により蓄積され、この蓄積された同時
計数情報に基づいて画像再構成部により再構成画像が得
られるので、筒状検出器およびスライスコリメータが交
互に配列された検出部の構成であっても、被検体の体軸
方向について均一な感度で光子対を検出することがで
き、また、再構成画像における定量性を均一にすること
ができる。
【0038】また、光子が受光面に入射したときの該受
光面上の2次元入射位置を検出する複数の2次元位置検
出器が所定面上にリング状に配列されて筒状検出器が構
成される場合には、個々の光子検出器を小型化して再構
成画像の解像度の向上を図る上で好適である。
【0039】また、複数のスライスコリメータそれぞれ
は、検出部に含まれる複数の筒状検出器のうちの隣り合
う2つの筒状検出器の間の空間を経て各筒状検出器の後
部に到るまで設けられており、例えば当該後部において
互いに固定されているのが好適である。この場合には、
各筒状検出器と各スライスコリメータとの相対的位置関
係の精度が優れ、各筒状検出器と各スライスコリメータ
とが中心軸に平行な方向に常に交互に位置するので、各
筒状検出器への光子の入射効率が優れ、性能を充分に発
揮することができる。また、各筒状検出器、各スライス
コリメータおよび保持板などの加工精度や組立精度を厳
密に管理する必要がないので、製造が容易であり、安価
となる。また、検出部およびスライスコリメータを一体
として中心軸に平行な方向に移動させる上で好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るPET装置の全体の概略構成
図である。
【図2】本実施形態に係るPET装置の検出部およびス
ライスコリメータの構成を説明する図である。
【図3】本実施形態に係るPET装置の検出部およびス
ライスコリメータの一部を拡大して示す図である。
【図4】本実施形態に係るPET装置の筒状検出器およ
びスライスコリメータの構成を説明する図である。
【図5】ブロック検出器の構成図である。
【図6】2次元PET装置の検出部の構成を説明する図
である。
【図7】3次元PET装置の検出部の構成を説明する図
である。
【符号の説明】
1…PET装置、2…被検体、3…測定空間、10…検
出部、11,12…シールドコリメータ、13…筒状検
出器、14…ブロック検出器、15…シンチレータブロ
ック、16…位置検出型光電子増倍管、21…スライス
コリメータ、22…保持板、31…ベッド、32…支持
台、40…移動手段、50…同時計数情報蓄積部、60
…画像再構成部、70…表示部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸を含む測定空間から飛来してきた
    光子を各々検出する複数の光子検出器が前記中心軸を囲
    む筒上に2次元配列された筒状検出器を複数含み、これ
    ら複数の筒状検出器が前記中心軸に平行な方向に配列さ
    れた検出部と、 少なくとも前記測定空間と前記検出部との間に、前記中
    心軸に平行な方向に関して前記筒状検出器と交互に配さ
    れ、前記測定空間から飛来してきた光子のうち前記中心
    軸に直交する所定面に略平行なもののみを前記検出部に
    向かって通過させる複数のスライスコリメータと、 前記測定空間に置かれた被検体に対して相対的に前記検
    出部および前記複数のスライスコリメータを一体として
    前記中心軸に平行な方向に移動させる移動手段と、 前記移動手段により前記被検体に対して相対的に前記検
    出部および前記複数のスライスコリメータが移動してい
    る期間に、前記検出部に含まれる1対の光子検出器によ
    り検出された光子対の同時計数情報を獲得し、この同時
    計数情報を前記被検体に固定した座標系のものに変換し
    て蓄積する同時計数情報蓄積部と、 前記同時計数情報蓄積部により蓄積された同時計数情報
    に基づいて、前記測定空間における光子対の発生頻度の
    空間分布を表す画像を再構成する画像再構成部と、 を備えることを特徴とするPET装置。
  2. 【請求項2】 前記筒状検出器は、光子が受光面に入射
    したときの該受光面上の2次元入射位置を検出する複数
    の2次元位置検出器が前記所定面上にリング状に配列さ
    れて構成される、ことを特徴とする請求項1記載のPE
    T装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のスライスコリメータそれぞれ
    は、前記検出部に含まれる複数の筒状検出器のうちの隣
    り合う2つの筒状検出器の間の空間を経て各筒状検出器
    の後部に到るまで設けられている、ことを特徴とする請
    求項1記載のPET装置。
JP2000153573A 2000-05-24 2000-05-24 Pet装置 Expired - Fee Related JP4536211B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000153573A JP4536211B2 (ja) 2000-05-24 2000-05-24 Pet装置
US10/276,975 US6858849B2 (en) 2000-05-24 2001-05-22 PET apparatus
CNB018099653A CN1296726C (zh) 2000-05-24 2001-05-22 Pet系统
PCT/JP2001/004281 WO2001090779A1 (fr) 2000-05-24 2001-05-22 Système tep
AU2001258805A AU2001258805A1 (en) 2000-05-24 2001-05-22 Pet system
EP01932204.9A EP1288678B1 (en) 2000-05-24 2001-05-22 Pet system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000153573A JP4536211B2 (ja) 2000-05-24 2000-05-24 Pet装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001330672A true JP2001330672A (ja) 2001-11-30
JP4536211B2 JP4536211B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=18658801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000153573A Expired - Fee Related JP4536211B2 (ja) 2000-05-24 2000-05-24 Pet装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4536211B2 (ja)

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6375587A (ja) * 1986-09-18 1988-04-05 Hamamatsu Photonics Kk ポジトロンct装置
JPH0240586A (ja) * 1988-07-30 1990-02-09 Shimadzu Corp ポジトロンctのスキャン方法
JPH0511053A (ja) * 1991-07-01 1993-01-19 Hamamatsu Photonics Kk ポジトロンct装置
JPH05264736A (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 Hitachi Medical Corp ポジトロンct装置
JPH07198853A (ja) * 1993-12-29 1995-08-01 Hitachi Medical Corp 2次元・3次元データ収集兼用型ポジトロンct装置の走査装置
JPH07253470A (ja) * 1994-03-15 1995-10-03 Hamamatsu Photonics Kk ポジトロンエミッションct装置
JPH07318654A (ja) * 1994-05-26 1995-12-08 Hitachi Medical Corp ポジトロンct装置
JPH08313636A (ja) * 1995-05-23 1996-11-29 Shimadzu Corp ポジトロンct装置
JPH0933659A (ja) * 1995-07-20 1997-02-07 Shimadzu Corp ポジトロンct装置
JPH1020039A (ja) * 1996-07-02 1998-01-23 Hamamatsu Photonics Kk ポジトロンct装置
JPH10142338A (ja) * 1996-11-06 1998-05-29 Hitachi Medical Corp ポジトロン断層撮像装置
JPH10206545A (ja) * 1997-01-20 1998-08-07 Hamamatsu Photonics Kk ポジトロンct装置
JPH10307183A (ja) * 1997-02-21 1998-11-17 Picker Internatl Inc 陽電子放出断層撮影法
WO1999054756A1 (en) * 1998-04-17 1999-10-28 Adac Laboratories Dual-purpose radiation transmission source for nuclear medicine imaging system
JP2000121734A (ja) * 1998-10-13 2000-04-28 Hitachi Medical Corp シンチレーションカメラ

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6375587A (ja) * 1986-09-18 1988-04-05 Hamamatsu Photonics Kk ポジトロンct装置
JPH0240586A (ja) * 1988-07-30 1990-02-09 Shimadzu Corp ポジトロンctのスキャン方法
JPH0511053A (ja) * 1991-07-01 1993-01-19 Hamamatsu Photonics Kk ポジトロンct装置
JPH05264736A (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 Hitachi Medical Corp ポジトロンct装置
JPH07198853A (ja) * 1993-12-29 1995-08-01 Hitachi Medical Corp 2次元・3次元データ収集兼用型ポジトロンct装置の走査装置
JPH07253470A (ja) * 1994-03-15 1995-10-03 Hamamatsu Photonics Kk ポジトロンエミッションct装置
JPH07318654A (ja) * 1994-05-26 1995-12-08 Hitachi Medical Corp ポジトロンct装置
JPH08313636A (ja) * 1995-05-23 1996-11-29 Shimadzu Corp ポジトロンct装置
JPH0933659A (ja) * 1995-07-20 1997-02-07 Shimadzu Corp ポジトロンct装置
JPH1020039A (ja) * 1996-07-02 1998-01-23 Hamamatsu Photonics Kk ポジトロンct装置
JPH10142338A (ja) * 1996-11-06 1998-05-29 Hitachi Medical Corp ポジトロン断層撮像装置
JPH10206545A (ja) * 1997-01-20 1998-08-07 Hamamatsu Photonics Kk ポジトロンct装置
JPH10307183A (ja) * 1997-02-21 1998-11-17 Picker Internatl Inc 陽電子放出断層撮影法
WO1999054756A1 (en) * 1998-04-17 1999-10-28 Adac Laboratories Dual-purpose radiation transmission source for nuclear medicine imaging system
JP2002512374A (ja) * 1998-04-17 2002-04-23 エイデック・ラボラトリーズ 核医療造影システム用の二重目的の放射トランスミッション源
JP2000121734A (ja) * 1998-10-13 2000-04-28 Hitachi Medical Corp シンチレーションカメラ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4536211B2 (ja) 2010-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4536212B2 (ja) Pet装置
JP4377536B2 (ja) Pet装置
US10067239B2 (en) Detector systems for radiation imaging
US9804274B2 (en) Hybrid TOF-PET/CT tomograph comprising polymer strips made of scintillator material
JP4250180B2 (ja) 放射線撮像装置およびそれを用いた核医学診断装置
JP2010513908A (ja) エネルギー分解検出システム及び撮像システム
US6858849B2 (en) PET apparatus
JP4781501B2 (ja) Pet装置
Hutton SPECT imaging: Basics and new trends
JP2007271452A (ja) マンモグラフィ装置
JP4536211B2 (ja) Pet装置
JP2007101341A (ja) 陽電子放出断層撮影装置および陽電子放出断層撮影方法
US6718006B2 (en) Fiber-optic encoding for dual transmission measurements in positron emission tomography
JP2010249847A (ja) Pet装置
US20050029461A1 (en) Gamma camera using rotating scintillation bar detector and method for tomographic imaging using the same
WO2019135676A1 (en) Active collimator for positron emission and single photon emission computed tomography
JPH03115989A (ja) ポジトロンct装置
WO2024048515A1 (ja) 画像取得装置および画像取得方法
JP4997603B2 (ja) 陽電子画像の感度を向上させる方法及び装置
JPH05264736A (ja) ポジトロンct装置
Rozhkov et al. Timepix pixel detector data preprocessing for single-photon emission computed tomography
Belcari et al. Positron emission tomography: its 65 years and beyond
JPH07225278A (ja) ポジトロンect装置
Perera et al. Spatial resolution of a small cubic LYSO scintillator crystal detector with depth-of-interaction capabilities in a small animal PET scanner
JPH08233941A (ja) ポジトロンct装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100616

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140625

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees