JP2001327473A - 耳式体温計 - Google Patents

耳式体温計

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JP2001327473A
JP2001327473A JP2000150890A JP2000150890A JP2001327473A JP 2001327473 A JP2001327473 A JP 2001327473A JP 2000150890 A JP2000150890 A JP 2000150890A JP 2000150890 A JP2000150890 A JP 2000150890A JP 2001327473 A JP2001327473 A JP 2001327473A
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Japan
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temperature
ear
switch
light emitting
probe
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JP2000150890A
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English (en)
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Hisanao Yunoki
久尚 柚木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】測定した体温レベルに応じて色の異なる発光部
を点灯させることにより、夜間でも離れた所から体温レ
ベルを認識でき、しかも耳孔に挿入したままで長時間使
用できる耳式体温計を提供するものである。 【解決手段】耳栓形状をなすブローブ2を設けたイヤー
ホーン形の本体ケース4と、このブローブ2に設けられ
た赤外線センサー8と、この赤外線センサー8で検出し
た体温を予め設定された複数の温度レベルと比較する判
定回路9と、判定された温度データに対応する温度レベ
ルのスイッチB1〜R2を切替えるスイッチ回路10
と、本体ケース4の外部に露出する側面に設けられ、前
記複数の温度レベルに対応するスイッチ回路10のスイ
ッチB1〜R2に接続された複数の色の異なる発光ダイ
オードB、E、Rとからなることを特徴とするものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は体温のレベルを色別
に表示する耳式体温計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されている体温計は、測温部
が棒状をなし、この測温部を脇の下に挟んで検温し、検
温した体温をデジタル表示する電子体温計や、近年開発
されている耳孔内に測温部を挿入して、測定した体温を
デジタル表示する耳式体温計がある。
【0003】これら従来の体温計は、介護者が液晶面に
デジタル表示された数字を読み取って体温を測定するも
のである。しかしながら、デジタル表示された数字を読
み取る従来の体温計は、昼夜を問わず急変して発熱する
患者や、意識障害のある病人あるいは言葉が話せない幼
児などは、体温の上昇による体調の変化を、看護婦や保
母、親などに伝えることができない。
【0004】また看護婦や保母は多数の患者や子供を管
理していて多忙であるため、体温計を一人一人に当てて
検温し、体温の変化を十分に把握することができない。
また夜間は病室を暗くして寝るので、他の患者を起こさ
ずに検温するため、懐中電灯で照らしながらデジタル表
示された数字を読み取らなければならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
除去し、測定した体温レベルに応じて色の異なる発光部
を点灯させることにより、夜間でも離れた所から体温レ
ベルを認識でき、しかも耳孔に挿入したままで長時間使
用できる耳式体温計を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
耳式体温計は、耳栓形状をなすブローブを設けたイヤー
ホーン形の本体ケースと、このブローブに設けられた測
温部と、この測温部で検出した体温を予め設定された複
数の温度レベルと比較する判定回路と、判定された温度
データに対応する温度レベルのスイッチを切替えるスイ
ッチ回路と、本体ケースの外部に露出する側面に設けら
れ、前記複数の温度レベルに対応するスイッチ回路のス
イッチに接続された複数の色の異なる発光表示部とから
なることを特徴とするものである。
【0007】本発明の請求項2記載の耳式体温計は、測
温部が赤外線センサーで形成され、発光表示部が発光ダ
イオードで形成されていることを特徴とするものであ
る。更に本発明の請求項3記載の耳式体温計は、測温部
にタイマーが接続され、所定時間ごとに体温を測定する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1
ないし図3を参照して詳細に説明する。図において1は
耳式体温計を示すもので、これは耳栓形状をなすブロー
ブ2をフランジ部3の側面に突設させたイヤーホーン形
の本体ケース4の、前記フランジ部3の外部に露出する
側面に青色と黄色および赤色の発光ダイオードB、E、
Rが設けられ、更にこの下にスイッチ5が取付けられて
いる。
【0009】本体ケース4の内部構造は図2に示すよう
に、電池6にスイッチ5が接続され、このスイッチ5
は、タイマー7を介して、ブローブ2内に設けた測温部
となる赤外線センサー8に接続されている。9は赤外線
センサー8に接続された判定回路で、これは赤外線セン
サー8で検出した赤外線量を、予め設定された温度レベ
ルと比較して判定する回路である。
【0010】10は判定回路9に接続されたスイッチ回
路で、予め設定された温度レベルに対応して電流を切替
えるスイッチB1、B2、E1、E2、R1、R2が設
けられている。このうちスイッチB1、E1、R1はそ
れぞれ青色と黄色および赤色の発光ダイオードB、E、
Rに接続され、更にスイッチB2、E2、R2は点滅回
路11を介してそれぞれ青色と黄色および赤色の発光ダ
イオードB、E、Rに接続されている。
【0011】ここでスイッチB1は例えば37℃〜3
7.4℃の温度レベルに設定されて、この温度範囲でス
イッチがオンになり、スイッチB2は、37.5℃〜3
7.9℃に設定され、スイッチE1は、38℃〜38.
4℃に設定され、スイッチE2は38.5℃〜38.9
℃に設定され、スイッチR1は39℃〜39.4℃に設
定され、更にスイッチR2は39.5℃以上でスイッチ
がオンになるように設定されている。
【0012】上記構成の耳式体温計は図3に示すように
耳12の耳孔13にブローブ2を挿入して装着する。ス
イッチ5を入れると図2に回路の電池6からタイマー7
を介して電源が供給され赤外線センサー8が作動する。
赤外線センサー8はブローブ2の先端側に設けられ、鼓
膜14に対向するように配置されているので鼓膜14か
ら照射された赤外線15を赤外線センサー8で検出し、
この検出した赤外線量に応じた測定データーが判定回路
9に出力される。この判定回路9では予め設定された温
度レベルのデーターと比較して、対応する温度レベルの
場合にスイッチ回路10の対応するスイッチB1、B
2、E1、E2、R1、R2を切替えるようになってい
る。
【0013】例えば体温が36.5℃の時には、スイッ
チ回路10に信号が出力されず発光ダイオードB、E、
Rは消灯したままの状態である。体温が37.2℃に上
昇した時には、判定回路9からスイッチ回路10のスイ
ッチB1に信号が出て、ここでスイッチがオンになって
青色の発光ダイオードBに通電されて青色に点灯する。
更に体温が上昇して37.6℃になると、スイッチB2
から点滅回路11を介して青色の発光ダイオードBに通
電されて青色に点滅する。この後、更に体温が上昇して
39.6℃になるとスイッチR2から点滅回路11を介
して赤色の発光ダイオードRに通電されて赤色に点滅す
る。なおタイマー7は例えば1分ごとに回路をリセット
して、現在の体温を表示するようになっている。
【0014】従って本発明の耳式体温計1は、イヤーホ
ーン形で小型に形成されているので耳孔13に挿入した
ままで長時間使用でき、しかも現在の体温を色別に表示
するので離れた所や、夜間に消灯した暗い部屋でも容易
に患者や子供の体温を知ることができる。また赤外線セ
ンサー8は数秒で測定できるので迅速に検温することが
できる。
【0015】なお上記説明では測温部として赤外線セン
サー8を用いた非接触形のものについて示したが、温度
変化に応じて抵抗値が変わるサーミスターを設けた接触
形のものでも良い。また上記説明では発光表示部として
青色と黄色および赤色の3色の発光ダイオードB、E、
Rを設けた場合について示したが、その個数や点灯する
色の組合せは自由に設定することができる。
【0016】また発光表示部としては発光ダイオードに
限らず、面状発光体や、ランプと色カバーの組合せによ
り色違いに発光させる構造でも良い。またタイマー7は
例えば10秒オン、10秒オフを繰り返すように設定す
れば電池6の消耗を少なくすることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る請求項1
記載の耳式体温計によれば、イヤーホーン形で小型に形
成されているので耳孔に挿入したままで長時間使用で
き、しかも現在の体温を色別に表示するので離れた所
や、夜間に消灯した暗い部屋でも容易に患者や子供の体
温を知ることができる。特に多数の患者が入院している
病院や、多数の幼児を保育している保育園などで使用す
ることにより、体温の急変に対して迅速に対応すること
ができる。
【0018】また請求項2記載の耳式体温計は、測温部
が赤外線センサーで形成されているので検温時間が速
く、また発光表示部が発光ダイオードで形成されている
ので、小型で耐久性に優れ、しかも電池の消耗も少なく
することができる。更に請求項3記載の耳式体温計は、
測温部にタイマーが接続され、所定時間ごとに体温を測
定するようにしたので、更に電池の消耗を少なくして長
時間の検温を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による耳式体温計の斜視
図である。
【図2】本発明の耳式体温計の構成を示す回路図であ
る。
【図3】図1の耳式体温計を耳孔に挿入した状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 耳式体温計 2 ブローブ 3 フランジ部 4 本体ケース 5 スイッチ 6 電池 7 タイマー 8 赤外線センサー 9 判定回路 10 スイッチ回路 11 点滅回路 12 耳 13 耳孔 14 鼓膜 15 赤外線 B、E、R 発光ダイオード B1、B2 スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳栓形状をなすブローブを設けたイヤー
    ホーン形の本体ケースと、このブローブに設けられた測
    温部と、この測温部で検出した体温を予め設定された複
    数の温度レベルと比較する判定回路と、判定された温度
    データに対応する温度レベルのスイッチを切替えるスイ
    ッチ回路と、本体ケースの外部に露出する側面に設けら
    れ、前記複数の温度レベルに対応するスイッチ回路のス
    イッチに接続された複数の色の異なる発光表示部とから
    なることを特徴とする耳式体温計。
  2. 【請求項2】 測温部が赤外線センサーで形成され、発
    光表示部が発光ダイオードで形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の耳式体温計。
  3. 【請求項3】 測温部にタイマーが接続され、所定時間
    ごとに体温を測定するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の耳式体温計。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100434760B1 (ko) * 2001-12-22 2004-06-07 재단법인 포항산업과학연구원 전력선 온도 측정 장치
CN104188629A (zh) * 2014-07-04 2014-12-10 杭州世佳电子有限公司 电子体温计显示不同温度的方法及电子体温计
JP2018108372A (ja) * 2016-12-30 2018-07-12 豪展醫療科技股▲ふん▼有限公司 装着式体温モニタリング装置と方法

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