JP2001327081A - 発電した電力と電力消費デマンドを一致させる給電システム - Google Patents
発電した電力と電力消費デマンドを一致させる給電システムInfo
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- JP2001327081A JP2001327081A JP2000142802A JP2000142802A JP2001327081A JP 2001327081 A JP2001327081 A JP 2001327081A JP 2000142802 A JP2000142802 A JP 2000142802A JP 2000142802 A JP2000142802 A JP 2000142802A JP 2001327081 A JP2001327081 A JP 2001327081A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】新規参入者が一般電気事業者の既存の送電線ネ
ットワークを利用して、特定規模電気需要者に電力の小
売りを行う際に、急激な電力デマンドの変化に追従させ
るようにした、発電した電力と電力消費デマンドを一致
させる給電システムを提供する。 【解決手段】需要者の受変電設備4に設置されている無
停電電源装置8を、送電線ネットワーク1を介して受電
されている電力デマンドに応じて接続することにより、
発電量と消費量を一定の時間内で一致させるシステムで
あって、発電量が消費量より少なくなる場合、無停電電
源装置から負荷側に送電して給電量の不足を補い、消費
電力が減少した時に無停電電源装置に蓄電することで、
急激な電力デマンドの変化に追従させる。
ットワークを利用して、特定規模電気需要者に電力の小
売りを行う際に、急激な電力デマンドの変化に追従させ
るようにした、発電した電力と電力消費デマンドを一致
させる給電システムを提供する。 【解決手段】需要者の受変電設備4に設置されている無
停電電源装置8を、送電線ネットワーク1を介して受電
されている電力デマンドに応じて接続することにより、
発電量と消費量を一定の時間内で一致させるシステムで
あって、発電量が消費量より少なくなる場合、無停電電
源装置から負荷側に送電して給電量の不足を補い、消費
電力が減少した時に無停電電源装置に蓄電することで、
急激な電力デマンドの変化に追従させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電した電力と電
力消費デマンドを一致させる給電システムに関するもの
である。
力消費デマンドを一致させる給電システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】平成12年3月21日からの改正電気事
業法の施行により、従来、電力会社(一般電気事業者)
により独占的に行われていた需要者への電力の供給の一
部分が自由化され、特別高圧(20,000V以上)で
受電し、使用規模が2,000kW以上の需要者(特別
規模需要者)を対象とした電力の供給に対しての新規参
入が認められた。
業法の施行により、従来、電力会社(一般電気事業者)
により独占的に行われていた需要者への電力の供給の一
部分が自由化され、特別高圧(20,000V以上)で
受電し、使用規模が2,000kW以上の需要者(特別
規模需要者)を対象とした電力の供給に対しての新規参
入が認められた。
【0003】即ち、新規参入者(特定規模電気事業者)
は、一定の条件を満たす限りにおいて、一般電気事業者
の既存の送電線ネットワークを利用して、特定規模電気
需要者に電力の小売りを行うこと、即ち、小売託送を行
うことができるようになり、また特定規模電気需要者と
しては、電気事業者を選択することにより、安価な電力
を使用できるようになった。
は、一定の条件を満たす限りにおいて、一般電気事業者
の既存の送電線ネットワークを利用して、特定規模電気
需要者に電力の小売りを行うこと、即ち、小売託送を行
うことができるようになり、また特定規模電気需要者と
しては、電気事業者を選択することにより、安価な電力
を使用できるようになった。
【0004】このように一般電気事業者の送電線ネット
ワークを利用する条件としては、法令や系統連系技術要
件等の遵守や、一般電気事業者の給電司令の遵守等は勿
論のこと、運用において、例えば30分単位の電力需要
に追随して託送契約電力の3%以内の同時同量運転を確
保すること等があげられる。
ワークを利用する条件としては、法令や系統連系技術要
件等の遵守や、一般電気事業者の給電司令の遵守等は勿
論のこと、運用において、例えば30分単位の電力需要
に追随して託送契約電力の3%以内の同時同量運転を確
保すること等があげられる。
【0005】尚、特定規模電気事業者の発電機の事故等
で、特定規模電気需要の変動に合わせた発電ができなく
なって電気の不足分が発生すると、その不足分は一般電
気事業者側から補給されるが、この際、事故時補給電力
料金が発生する。
で、特定規模電気需要の変動に合わせた発電ができなく
なって電気の不足分が発生すると、その不足分は一般電
気事業者側から補給されるが、この際、事故時補給電力
料金が発生する。
【0006】これらのことから、新規参入者が電力小売
事業を行う場合、現状としては給電システムに、a.パ
ターン運転を行う発電システム、b.電力デマンドに追
随するための発電システム、の2種類の発電システムを
配置し、年間予測→月間予測→翌日予測→数分毎に給電
司令という流れにより発電システムの出力調整を行っ
て、上記同時同量運転の確保を行っている。
事業を行う場合、現状としては給電システムに、a.パ
ターン運転を行う発電システム、b.電力デマンドに追
随するための発電システム、の2種類の発電システムを
配置し、年間予測→月間予測→翌日予測→数分毎に給電
司令という流れにより発電システムの出力調整を行っ
て、上記同時同量運転の確保を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来からの
給電システムでは次のような課題がある。 a.同時同量運転のための発電システムの制御は、給電
司令により数分毎に人が操作して行っているため、操作
が大変で、人件費、通信費等の制御費用が嵩んでしま
う。 b.前日の予測等により、最適な発電所の組合せ(なる
べく発電コストが安く、且つ、事故時補給までは波及し
ない組合せ)を選定したとしても、その予想が次のよう
に外れた場合、即ち、1)余裕を持ち過ぎた発電所の組
合せでは、高い発電コストが発生し、2)余裕がない発
電所の組合せでは、事故時補給電力が発生する、という
ことが起こり得る。本発明はこのような課題を解決する
ことを目的とするものである。
給電システムでは次のような課題がある。 a.同時同量運転のための発電システムの制御は、給電
司令により数分毎に人が操作して行っているため、操作
が大変で、人件費、通信費等の制御費用が嵩んでしま
う。 b.前日の予測等により、最適な発電所の組合せ(なる
べく発電コストが安く、且つ、事故時補給までは波及し
ない組合せ)を選定したとしても、その予想が次のよう
に外れた場合、即ち、1)余裕を持ち過ぎた発電所の組
合せでは、高い発電コストが発生し、2)余裕がない発
電所の組合せでは、事故時補給電力が発生する、という
ことが起こり得る。本発明はこのような課題を解決する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、需要者の受変電設備に設置されてい
る無停電電源装置あるいは非常用バッテリーシステム
を、送電線ネットワークを介して受電されている電力デ
マンドに応じて接続したり開列することにより、発電量
と消費量を一定の時間内で一致させるシステムであっ
て、発電量が消費量より少なくなる場合、無停電電源装
置あるいは非常用バッテリーシステムから負荷側に送電
して給電量の不足を補い、消費電力が減少した時に無停
電電源装置あるいは非常用バッテリーシステムに蓄電す
ることで、急激な電力デマンドの変化に追従させるよう
にした、発電した電力と電力消費デマンドを一致させる
給電システムを提案するものである。
ために本発明では、需要者の受変電設備に設置されてい
る無停電電源装置あるいは非常用バッテリーシステム
を、送電線ネットワークを介して受電されている電力デ
マンドに応じて接続したり開列することにより、発電量
と消費量を一定の時間内で一致させるシステムであっ
て、発電量が消費量より少なくなる場合、無停電電源装
置あるいは非常用バッテリーシステムから負荷側に送電
して給電量の不足を補い、消費電力が減少した時に無停
電電源装置あるいは非常用バッテリーシステムに蓄電す
ることで、急激な電力デマンドの変化に追従させるよう
にした、発電した電力と電力消費デマンドを一致させる
給電システムを提案するものである。
【0009】また本発明では、上記の構成において、無
停電電源装置あるいは非常用バッテリーシステムは、受
電電力デマンドを監視して放電充電を制御することを提
案する。
停電電源装置あるいは非常用バッテリーシステムは、受
電電力デマンドを監視して放電充電を制御することを提
案する。
【0010】また本発明では、上記の構成において、送
電線ネットワークを介しての託送契約電力の±3%を閾
値として無停電電源装置あるいは非常用バッテリーシス
テムを制御することを提案するものである。
電線ネットワークを介しての託送契約電力の±3%を閾
値として無停電電源装置あるいは非常用バッテリーシス
テムを制御することを提案するものである。
【0011】以上の本発明によれば、需要者における電
力消費量が、予想された値以上に増大した場合には、無
停電電源装置あるいは非常用バッテリーシステムに蓄え
られている電力を供給することにより、電力消費コマン
ドの増加に対し、発電負荷の不足分を補充できるので、
発電所の出力増大を行わずに同時同量を維持することが
できる。このため、事故時補給電力の発生を防止して、
余計な出費を防止することができる。
力消費量が、予想された値以上に増大した場合には、無
停電電源装置あるいは非常用バッテリーシステムに蓄え
られている電力を供給することにより、電力消費コマン
ドの増加に対し、発電負荷の不足分を補充できるので、
発電所の出力増大を行わずに同時同量を維持することが
できる。このため、事故時補給電力の発生を防止して、
余計な出費を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図1を
参照して説明する。図1は本発明の給電システムの構成
を概念的に示す単線結線図であるが、この図では、便宜
上、本発明を理解するのに必要な要素のみを記載してお
り、送配電系統に必要な他の構成要素は省略している。
参照して説明する。図1は本発明の給電システムの構成
を概念的に示す単線結線図であるが、この図では、便宜
上、本発明を理解するのに必要な要素のみを記載してお
り、送配電系統に必要な他の構成要素は省略している。
【0013】この図1において、符号1は一般電気事業
者Aの送電線ネットワークであり、2は、この送電線ネ
ットワーク1に接続されている一般電気事業者Aの発電
所の一つを示すものであり、また符号3は送電線ネット
ワーク1に接続されている特定規模電気事業者Bの発電
所の一つを示すものである。一方、符号4は特定規模需
要者Cの受配電設備を示すもので、符号5a,5b,5
c,…は受電線6に直接に接続されている一般負荷、7
は無停電電源装置あるいは非常用バッテリーシステム
(UPS)8あるいは非常用バッテリーシステムを介し
て受電線6に接続されている重要負荷である。
者Aの送電線ネットワークであり、2は、この送電線ネ
ットワーク1に接続されている一般電気事業者Aの発電
所の一つを示すものであり、また符号3は送電線ネット
ワーク1に接続されている特定規模電気事業者Bの発電
所の一つを示すものである。一方、符号4は特定規模需
要者Cの受配電設備を示すもので、符号5a,5b,5
c,…は受電線6に直接に接続されている一般負荷、7
は無停電電源装置あるいは非常用バッテリーシステム
(UPS)8あるいは非常用バッテリーシステムを介し
て受電線6に接続されている重要負荷である。
【0014】通常、無停電電源装置8あるいは非常用バ
ッテリーシステムは、停電時に動作して、それに蓄えら
れている電力により重要負荷7の設備類が必要な動作を
行えるように設置するものであるが、本発明において
は、無停電電源装置8あるいは非常用バッテリーシステ
ムは、上記送電線ネットワーク1を介して受電されてい
る特定規模需要者Cの受配電設備4の総負荷に応じて制
御可能に構成しているのである。
ッテリーシステムは、停電時に動作して、それに蓄えら
れている電力により重要負荷7の設備類が必要な動作を
行えるように設置するものであるが、本発明において
は、無停電電源装置8あるいは非常用バッテリーシステ
ムは、上記送電線ネットワーク1を介して受電されてい
る特定規模需要者Cの受配電設備4の総負荷に応じて制
御可能に構成しているのである。
【0015】この実施の形態では、無停電電源装置8あ
るいは非常用バッテリーシステムは、制御手段9により
受電電力コマンドを監視して放電充電制御するものとし
ている。尚、符号10は受電電力測定手段10である。
るいは非常用バッテリーシステムは、制御手段9により
受電電力コマンドを監視して放電充電制御するものとし
ている。尚、符号10は受電電力測定手段10である。
【0016】一方、特定規模電気事業者Bの発電所3に
おいては、出力調整は日負荷で考え、煩わしい数分毎の
出力調整は行わない。
おいては、出力調整は日負荷で考え、煩わしい数分毎の
出力調整は行わない。
【0017】このような運転において、需要者における
ある時点の総負荷が、予想された値、即ち、特定規模電
気事業者Bの発電所3の日負荷として出力調整した値以
上に増大した場合には、受電電力が増大するので、制御
手段9は、この総負荷の増大を検出して無停電電源装置
8あるいは非常用バッテリーシステムを制御し、これに
蓄えられている電力を重要負荷7に供給する。この際、
無停電電源装置8あるいは非常用バッテリーシステム
は、停電時のバックアップという、本来の目的を達成す
るために構成されていることから、応答性が非常に良
い。
ある時点の総負荷が、予想された値、即ち、特定規模電
気事業者Bの発電所3の日負荷として出力調整した値以
上に増大した場合には、受電電力が増大するので、制御
手段9は、この総負荷の増大を検出して無停電電源装置
8あるいは非常用バッテリーシステムを制御し、これに
蓄えられている電力を重要負荷7に供給する。この際、
無停電電源装置8あるいは非常用バッテリーシステム
は、停電時のバックアップという、本来の目的を達成す
るために構成されていることから、応答性が非常に良
い。
【0018】このように総負荷の一部を成す重要負荷7
に無停電電源装置8あるいは非常用バッテリーシステム
に蓄えられている電力を併給することにより、受電電力
の増大を抑制することができ、こうして特定規模電気事
業者Bの発電所3の出力増大を行わずに同時同量を維持
することができる。
に無停電電源装置8あるいは非常用バッテリーシステム
に蓄えられている電力を併給することにより、受電電力
の増大を抑制することができ、こうして特定規模電気事
業者Bの発電所3の出力増大を行わずに同時同量を維持
することができる。
【0019】例えば、制御手段9は、送電線ネットワー
ク1を介しての託送契約電力の3%増の受電電力を閾値
として無停電電源装置8あるいは非常用バッテリーシス
テムを上述したように制御するようにすれば、事故時補
給電力の発生を防止することができ、こうして、特定規
模需要者Cにおける余計な出費を防止することができ
る。
ク1を介しての託送契約電力の3%増の受電電力を閾値
として無停電電源装置8あるいは非常用バッテリーシス
テムを上述したように制御するようにすれば、事故時補
給電力の発生を防止することができ、こうして、特定規
模需要者Cにおける余計な出費を防止することができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、次の
ような効果がある。 a.需要者の受配電設備に設置されている無停電電源装
置あるいは非常用バッテリーシステムを有効に利用する
ことにより、発電部門と供給部門を分けた給電システム
を構成することができ、このため従来では必要であっ
た、供給部門側からの数分毎の給電司令の発呼及び発電
部門側における数分毎の給電司令の実行から解放される
給電システムを構成することができ、通信費を大幅に削
減することができる。 b.信頼性が高くシンプルなシステムである。 c.発電所においては、煩わしい操作を簡易化すること
ができ、管理する人を削減することができる。例えば、
発電所の日常点検や、他のユーティリティー管理等をい
ろいろな職務と兼務で行うこともできる。このため人件
費を削減することができる。 d.本来、停電時等の非常用にのみ動作する無停電電源
装置あるいは非常用バッテリーシステムを常用として使
用できるため、資源の有効利用による経済効果を期待で
きる。 e.最適な発電所の組合せが可能となり、発電コストの
低減と、事故時補給電力を受けるリスクを低減すること
ができる。 f.特定規模電気需要者としては、電気事業者を選択す
ることにより、安価な電力を使用できる。
ような効果がある。 a.需要者の受配電設備に設置されている無停電電源装
置あるいは非常用バッテリーシステムを有効に利用する
ことにより、発電部門と供給部門を分けた給電システム
を構成することができ、このため従来では必要であっ
た、供給部門側からの数分毎の給電司令の発呼及び発電
部門側における数分毎の給電司令の実行から解放される
給電システムを構成することができ、通信費を大幅に削
減することができる。 b.信頼性が高くシンプルなシステムである。 c.発電所においては、煩わしい操作を簡易化すること
ができ、管理する人を削減することができる。例えば、
発電所の日常点検や、他のユーティリティー管理等をい
ろいろな職務と兼務で行うこともできる。このため人件
費を削減することができる。 d.本来、停電時等の非常用にのみ動作する無停電電源
装置あるいは非常用バッテリーシステムを常用として使
用できるため、資源の有効利用による経済効果を期待で
きる。 e.最適な発電所の組合せが可能となり、発電コストの
低減と、事故時補給電力を受けるリスクを低減すること
ができる。 f.特定規模電気需要者としては、電気事業者を選択す
ることにより、安価な電力を使用できる。
【図1】 本発明の給電システムの構成を概念的に示す
概略単線結線図である。
概略単線結線図である。
1 送電線ネットワーク 2 発電所(一般電気事業者) 3 発電所(特定規模電気事業者) 4 受配電設備(特定規模需要者) 5 一般負荷 6 受電線 7 重要負荷 8 無停電電源装置あるいは非常用
バッテリーシステム 9 制御手段 10 受電電力測定手段
バッテリーシステム 9 制御手段 10 受電電力測定手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月16日(2000.5.1
6)
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この図1において、符号1は一般電気事業
者Aの送電線ネットワークであり、2は、この送電線ネ
ットワーク1に接続されている一般電気事業者Aの発電
所の一つを示すものであり、また符号3は送電線ネット
ワーク1に接続されている特定規模電気事業者Bの発電
所の一つを示すものである。一方、符号4は特定規模需
要者Cの受配電設備を示すもので、符号5a,5b,5
c,…は受電線6に直接に接続されている一般負荷、7
は無停電電源装置(UPS)8あるいは非常用バッテリ
ーシステムを介して受電線6に接続されている重要負荷
である。
者Aの送電線ネットワークであり、2は、この送電線ネ
ットワーク1に接続されている一般電気事業者Aの発電
所の一つを示すものであり、また符号3は送電線ネット
ワーク1に接続されている特定規模電気事業者Bの発電
所の一つを示すものである。一方、符号4は特定規模需
要者Cの受配電設備を示すもので、符号5a,5b,5
c,…は受電線6に直接に接続されている一般負荷、7
は無停電電源装置(UPS)8あるいは非常用バッテリ
ーシステムを介して受電線6に接続されている重要負荷
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗本 一哉 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 矢川 憲利 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 Fターム(参考) 5G003 AA01 BA01 DA07 DA15 DA18 GB06 5G015 GA06 JA26 JA35 JA37 JA52 5G066 JA07 JB03 KA01 KA06 KA12
Claims (3)
- 【請求項1】 需要者の受変電設備に設置されている無
停電電源装置あるいは非常用バッテリーシステムを、送
電線ネットワークを介して受電されている電力デマンド
に応じて接続したり開列することにより、発電量と消費
量を一定の時間内で一致させるシステムであって、発電
量が消費量より少なくなる場合、無停電電源装置あるい
は非常用バッテリーシステムから負荷側に送電して給電
量の不足を補い、消費電力が減少した時に無停電電源装
置あるいは非常用バッテリーシステムに蓄電すること
で、急激な電力デマンドの変化に追従させることを特徴
とする発電した電力と電力消費デマンドを一致させる給
電システム - 【請求項2】 無停電電源装置あるいは非常用バッテリ
ーシステムは、受電電力デマンドを監視して放電充電を
制御することを特徴とする請求項1に記載の発電した電
力と電力消費デマンドを一致させる給電システム - 【請求項3】 送電線ネットワークを介しての託送契約
電力の±3%を閾値として無停電電源装置あるいは非常
用バッテリーシステムを制御することを特徴とする請求
項2に記載の発電した電力と電力消費デマンドを一致さ
せる給電システム
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000142802A JP2001327081A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 発電した電力と電力消費デマンドを一致させる給電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000142802A JP2001327081A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 発電した電力と電力消費デマンドを一致させる給電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001327081A true JP2001327081A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18649706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000142802A Pending JP2001327081A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 発電した電力と電力消費デマンドを一致させる給電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001327081A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002223531A (ja) * | 2001-01-24 | 2002-08-09 | Osaka Gas Co Ltd | 自家発補給電力託送方法及び発電施設 |
WO2003071656A1 (en) * | 2002-02-21 | 2003-08-28 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Power supply method and power supply system |
WO2015029448A1 (ja) | 2013-08-29 | 2015-03-05 | 京セラ株式会社 | エネルギー管理装置、エネルギー管理方法及びエネルギー管理システム |
WO2017175602A1 (ja) * | 2016-04-08 | 2017-10-12 | 株式会社日立製作所 | 需要家エネルギー管理装置、無停電電源管理装置及び需要家エネルギー管理システム |
WO2023203322A1 (en) * | 2022-04-20 | 2023-10-26 | Empati Limited | Real-time energy tracking method and system |
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JPH1155858A (ja) * | 1997-07-30 | 1999-02-26 | Meidensha Corp | 自家用受変電所 |
-
2000
- 2000-05-16 JP JP2000142802A patent/JP2001327081A/ja active Pending
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GB2618069A (en) * | 2022-04-20 | 2023-11-01 | Empati Ltd | Real-time energy tracking method and system |
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