JP2001326777A - 産業機器の故障診断システム - Google Patents

産業機器の故障診断システム

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JP2001326777A JP2000144668A JP2000144668A JP2001326777A JP 2001326777 A JP2001326777 A JP 2001326777A JP 2000144668 A JP2000144668 A JP 2000144668A JP 2000144668 A JP2000144668 A JP 2000144668A JP 2001326777 A JP2001326777 A JP 2001326777A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 産業機器は、故障で停止すると回復に時間が
かかって生産計画の見直しを迫られる事態が生じたりす
る。またサービス拠点も遠隔地からサービスマンを派遣
したり、ユーザへの対応のために多大な通信費用を必要
とするなどのことが生じる。そのため本発明において
は、故障を事前に検出できるシステムを提供することが
課題である。 【解決手段】 複数の印刷機やその他の産業機器を有す
るユーザと、メーカ、若しくは販売会社等のサービス拠
点とをインターネットなどのネット網で接続し、ユーザ
側には正常に動作している機械が将来故障する可能性の
あるグレー状態を検出してネット網を介してサービス拠
点に伝える機構を設け、サービス拠点にはこのグレー状
態が将来故障になるかどうかの判定機構を用意し、グレ
ー状態のうちにメンテナンスが行えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機のように、
国内外に亘って多数配置してある不特定多数の産業機器
の故障を事前に察知するシステムに関し、あらかじめ定
めたルールに従ってこれら産業機器の状況を判定すると
共に、インターネット等のネット網を介してこの状況を
サービス拠点に通知し、故障に至る前に対策を講じられ
るようにして重大事態を事前に防ぐ故障診断システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】印刷機には、一枚一枚シートになってい
る用紙を使う枚葉機と、巻取り状の用紙を使うウェブオ
フセット輪転機があるが、枚葉機はポスター、カレンダ
ー、カタログ等の商業印刷に加え、出版印刷、食品包装
パッケージ等の包装印刷、陶磁器印刷、建材印刷等の各
種産業分野に亘って使用されており、且つその種類にお
いても単色印刷機、多色印刷機、片面、両面印刷機等多
岐にわたる。そしてこれら印刷機は、日本国内のみなら
ず海外にも多数設置されている。
【0003】通常これら印刷機は、定期的な保守点検の
時を除いて一般的に連続的な生産計画が組まれており、
故障等で機械が停止すると、この生産計画の変更を余儀
なくされる場合がある。この故障には、印刷物の品質低
下を招くものや、印刷機そのものが即停止する性質のも
のの2種類がある。
【0004】印刷機における印刷方式は、一般に網点に
よるオフセット印刷が主流であるが、印刷物の品質低下
を招くものは、印刷機械側の劣化に加えて、印刷工の熟
練度、印刷物の湿気や種類、湿し水の供給状態、及びイ
ンキ種類等の種々の要因が存在し、然もその品質種類に
は網点や画線が二重になるダブり、両面刷り若しくは重
ね刷りの際に必要な見当ずれ、網点の面積率増加(ドッ
トゲイン)やインキの重ね刷り時におけるインキ転写不
良(トラッピング不良)による濃度低下等が存在する。
【0005】また印刷機そのものが即停止する性質のも
のは、印刷機のモーターの劣化、ギアやベアリングなど
の劣化や焼き付けによる破損、伝達系などの撓み、制御
系の故障など、多岐にわたる。また、上記した品質低下
も、機械系の動作不良や摩耗などの要因により発生する
ものが多く、それが検出されたときには一定レベルの品
質回復ができたとしても、将来的には破損など、機械停
止につながる要因を含むものも多い。
【0006】こういったことに対処するため、特開平9
−52353号公報には、印刷条件の各種設定を行う際
の設定所要時間を検出し、それが一定時間範囲内に入っ
ていない場合は異常と見て警報を発するよう構成した装
置が示され、特許第2954446号には、装置の動作
状況を記憶する記憶装置を備え、異常状態の警報が出さ
れたとき、その警報と記憶装置に記憶された動作状況を
モデムで親局に送出し、動作状況から故障か否かを判定
する装置が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれら公
報に示された方法は、いずれも異常、もしくは故障が生
じたときに警報が出されて対応するようにしたものであ
る。ところが産業機器においては、前記したように故障
が生じてから対処したのでは復旧に時間がかかり、生産
計画の変更を余儀なくされるといった問題が出ることが
ある。
【0008】また一端故障が生じてしまうとユーザは早
急な復旧を望むから、サービスマンを緊急派遣したり、
サービスマンが到着するまで、ユーザとサービス拠点間
で公衆回線によるやりとりを行う必要が生じたりする。
しかし海外の場合など、サービスマンの派遣にある程度
の時間を必要とし、また公衆回線によるやりとりも大き
な費用がかかり、メーカ側の保守負担の上で無視できな
い金額となる。
【0009】上述の事情に鑑み本発明は、正常に動作し
ているが将来故障につながるグレー状態を検出し、故障
になる前にメンテナンスの実施を可能とすると共に、こ
のグレー状態を検出するルールを状況に応じて常に更新
し、精度の高い故障診断システムを提供することが課題
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1に記載された発明は、印刷機その他の産業機器を有す
る多数のユーザ拠点と、該それぞれのユーザ拠点から送
られる情報を元にメンテナンスを行うようにしたサービ
ス拠点とが、インターネット等のネット網を介して接続
されてなる産業機器の故障診断システムにおいて、異常
状態を判定する第1の閾値レベルと、非異常状態の範囲
内であって将来故障になる可能性のあるグレー状態を判
定する前記第1の閾値より低い第2の閾値レベルを用意
し、前記産業機器の動作タイミング信号、動作プログラ
ムよりのフラグ信号、若しくはセンサ検出信号などから
なる動作検出信号と、前記2つの閾値レベルとを比較
し、前記動作検出レベルが前記第2の閾値レベルを超え
た際に、対応する印刷機が将来故障になる可能性のある
グレー状態である事を前記ネット網を介してサービス拠
点に通知することを特徴とする。
【0011】このように異常状態を判定する第1の閾値
レベルと、非異常状態の範囲内であって将来故障になる
可能性のあるグレー状態を判定する前記第1の閾値より
低い第2の閾値レベルを用意することにより、機械の実
際の動作検出信号とこれら二つの閾値レベルを比較する
ことでグレー状態を知ることができ、故障になる前にメ
ンテナンスの実施が可能になって、故障による生産計画
の変更といった重大事態を未然に防ぐことができる。ま
た、機械が正常に動作しているときにメンテナンスがで
きるから、生産計画に影響を与えないように実施するこ
とができる。
【0012】そしてグレー状態が検出された後、異常状
態(故障)が検出されない場合は請求項2に記載したよ
うに、前記グレー状態通知後、前記動作検出信号が第1
の閾値レベルを越えた際に生成される異常判定信号が一
定時間以上出力されないときに正常に復帰したと判定
し、前記ネット網を介してサービス拠点に正常復帰信号
を通知することを特徴とする。
【0013】すなわち例えグレー状態になっても、一定
時間故障にならなければこの状態は正常状態と判断でき
るわけであり、サービス拠点はグレー状態の連絡によっ
てメンテナンスの用意をしてもそれを中止することがで
き、無駄なメンテナンスの必要が無くなって効率的にサ
ービスを行うことができる。
【0014】そしてサービス拠点側は、複数のユーザ拠
点からグレー信号が伝達された場合、請求項3に記載し
たように、前記グレー状態を通知したユーザ拠点につい
て、サービス拠点側監視情報の送信タイミングを異なら
せるか若しくはユーザ側故障診断用情報の送信を開始す
ることを特徴とする。
【0015】このようにすることにより、複数のユーザ
拠点を順次監視することができる。
【0016】そして前記第1の閾値レベルと第2の閾値
レベルは請求項4に記載したように、前記第2の閾値レ
ベルが動作検出信号のタイミング遅れであり、第1の閾
値レベルが動作検出信号無しであることを特徴とする。
【0017】すなわち、正常な動作状態におる動作検出
信号に対し、実際の動作時におけるこの動作検出信号に
遅れが出た場合、システム全体が正常に稼働している限
りグレー状態(将来故障になる可能性がある)であり、
一方動作検出信号が無いということはシステムが停止し
ていることである。そのため、それぞれの信号でサービ
ス拠点は対応を決定すればよく、効率的なサービス活動
ができる。
【0018】そしてこれら異常信号とグレー信号、そし
て正常復帰信号は請求項5に記載したように、前記サー
ビス拠点側でグレー状態通知信号と正常復帰信号、及び
異常状態通知信号の3種のデータをユーザ別若しくは機
種別に記憶させ、該記憶内容によって前記グレー状態を
判定する第2の閾値レベルの更新を、ネット網を介して
対応するユーザー拠点のデータベースに送信することを
特徴とする。
【0019】このように3種のデータを記憶し、かつ、
この3種のデータでグレー状態判定ルールを更新して各
ユーザ拠点に送出することにより、常に最新の情報で機
械の状態を監視することができ、正確な故障診断システ
ムを構築できると共に機械の故障を正確に防ぐことがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの
発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる
説明例に過ぎない。
【0021】図1は本発明になる産業機器の故障診断シ
ステムの概略ブロック図、図2はそのフロー図、図3は
一般的な枚葉印刷機の構成図、図4は印刷機における版
交換の順序を説明するための図、図5は版交換時のタイ
ミングチャート、図6は版交換時における将来故障にな
る可能性のある状態(グレー状態)と故障状態(異常状
態)を一覧とした表である。
【0022】最初に本発明の概略を説明すると、一般的
に印刷機などの産業機器における制御装置は、その動作
を順序よく行わせるため、各動作が完了したとき、若し
くは各動作部分に設けたセンサやリミットスイッチなど
が各ユニット毎、若しくは個々の部品毎の動作が完了し
たことを知らせてきたときにフラグをたて、そのフラグ
を見て次のユニット、若しくは部品の動作を開始させる
方法を取っているものが多い。
【0023】またこれとは別に、連続的に動作している
モータやギアやベアリングや伝達系などは、振動や撓
み、電圧や電流などを検出するセンサを設置し、時系列
的な変化を見て状況を監視できるようにしている。
【0024】そのため本発明においては、正常動作時の
これらセンサやフラグの信号を、時系列的なタイミング
チャートや正常動作時の値として記憶し、実際の動作状
態における動作検出信号とこの記憶した値とを比較して
将来故障となる可能性のある状態(グレー状態)を検出
し、それをサービス拠点に連絡して対応を判断するよう
にしたものである。
【0025】なおこのとき、故障状態とグレー状態の判
定は、異常状態を判定する第1の閾値レベルと、グレー
状態を判定する第2の閾値レベルとの2つの閾値レベル
を判定ルールとして設定し、動作検出信号のレベルがこ
の2つの閾値レベル越えたかどうかで行う。
【0026】例えばグレー状態である第2の閾値レベル
の例としては、システムは正常に動作しているが、各ユ
ニットの動作タイミングの一部が正常状態のタイミング
より遅れる、スイッチの不正なON/OFFがある、通
常はAというスイッチが動作してからBのスイッチが動
作するのにAのスイッチが動作していないのにBのスイ
ッチが動作した、電圧または電流が正常状態の時より増
減した、ギアの振動が増えた、などである。
【0027】例えば枚葉印刷機は図3に示したように、
給紙部1、印刷する色に対応して設けられた印刷装置2
a、2b、2c、2d、……2n、排紙部3などで構成
され、更にそれぞれの印刷装置2は、印刷版を巻き付け
る版胴4、ゴム胴5、圧胴6、中間胴7などを有してい
る。そして、それぞれの印刷装置2の版胴4に巻き付け
られた印刷版の文字画像部分には、図示していないイン
キ供給装置から対応した色のインキが供給され、それが
ゴム胴5に転写された後、給紙部1から供給されてくる
印刷紙8に圧胴6で再転写されて印刷が行われる。
【0028】このうち版胴4に巻き付けた印刷版は、高
速印刷機においては自動的、若しくは半自動的に交換で
きるようにしたものが多いが、その動作は図4に示した
順序で行われる。すなわちまず万力をゆるめて図4
(a)に示したように固定されていた旧版10を解放し
た後版胴4を逆転させ、図4(b)に示したように旧版
10を外部に送り出し、図4(c)で新版11を挿入し
て万力で締め付け、図4(d)で新版11を版胴4に巻
き付けて最終的に反対側を万力で固定する。
【0029】そしてこういった動作の1つ1つが完了し
たとき、図5のタイミングチャートにおけるAの正常と
記したところに示したように、印刷機の制御装置はそれ
ぞれの動作に対応したフラグを立て、そのフラグが立っ
たのを確認して次の動作を開始させている。
【0030】ところがこの図5のBのグレーと記したタ
イミングチャートに示したように、旧版の排出タイミン
グが正常時より遅れてフラグが立っているが、その後の
動作は正常に行われているような場合、旧版の排出が何
らかの理由で遅れたわけで、こういった状態は将来故障
につながる可能性があるためグレー状態と判定する。ま
た図5のCの故障と記したタイミングチャートに示した
ように、旧版排出の完了を示すフラグが立たず、システ
ムの動作が停止した場合は故障(異常状態)と判定す
る。
【0031】すなわちこの場合の第2の閾値は、システ
ムが正常に動作しているがある特定の動作が正常時より
遅れたわけであり、これは旧版の受け取り装置が旧版を
うまく掴めなかった、もしくは旧版を掴む位置まで移動
させるアクチュエータの動作が、摩擦など、何らかの理
由で遅くなったなどの原因が考えられる。そして第1の
閾値は、旧版排出動作が一定時間経過しても終了しなか
った場合であり、この場合はシステムが停止している。
【0032】すなわち、版の交換という動作を大まかに
順序立てて見ると、万力をゆるめるところから最終的に
新版を取り付けて万力を締め付けるまで8つの工程があ
り、これらの工程のそれぞれは図6の表に示したような
グレー状態と故障状態が存在する。そのためこういった
時系列的に行われる動作においては、時間遅れや進みが
あってもシステムが正常に動作している場合は第2の閾
値としてグレー状態とし、一定時間以上動作が完了しな
いときは第1の閾値として故障と判定する。
【0033】しかしながら、図5のBのようにグレー状
態が生じても、例えば毎回毎回旧版の排出の遅れが定常
的に生じ、関連する機構を調査しても将来故障につなが
る兆候が見られないとき、この遅れも正常状態と判定す
べきものであり、そういった場合、今まで正常としてい
た図5のAのタイミングチャートにおける旧版排出の部
分の間隔を、図5のBにおける間隔までも正常として比
較ルールに含め、新ルールとして更新すればより信頼性
の高い故障診断システムが構築できる。
【0034】図1は、本発明になる産業機器の故障診断
システムの概略ブロック図であり、図2はそのフロー図
である。図中20は前記したように機器の各動作部分に
設けたセンサ、21は各ユニットの動作をON/OFF
させるスイッチ、22はセンサ20からの信号をアナロ
グ/デジタル変換するA/D変換器、23は印刷機のよ
うな産業機器の制御装置で、この制御装置は前記したよ
うにセンサ20やスイッチ21からの信号、及び産業機
器を構成する各ユニットや装置からの動作完了信号を元
に各動作完了毎にフラグを立てて動作を制御する。ま
た、振動や撓み、電圧や電流を検出するセンサからの信
号は、A/D変換器からのデジタル信号を送出する。こ
れらフラグやデジタル信号は、前記した動作検出信号と
してCPU24に送られる。25はこの動作検出信号を
記憶する動作検出信号記憶部、26は正常動作時の動作
検出信号のタイミングチャートやセンサからの振動や撓
み量などを前記した第1と第2の閾値として記憶してい
る判定ルール記憶部である。なお、この20から26ま
でのブロックを点線で囲った27は、印刷機などの産業
機器1台に対応しており、産業機器が複数台ある場合
は、このブロックを台数分用意する。
【0035】28はこのように産業機器が複数台ある場
合、それぞれを接続するLAN(ローカルエリアネット
ワーク)で、産業機器が1台の場合は必要ない。29
は、CPU24が前記したようなグレー状態、若しくは
故障状態を検出したとき、その信号と動作検出信号記憶
部25に記憶された動作検出信号を暗号化する暗号処理
部で、データをそのまま送出しても良い場合は必要な
い。30はユーザ側メールサーバであり、以上説明して
きたブロックはユーザ側拠点に置かれる。
【0036】31はインターネットで、これはインター
ネットに限らず、イントラネット、専用回線、広域情報
通信網(WAN)などや、公衆回線、携帯電話などの通
信手段を含むネット網を使う。32はサービス側メール
サーバ、33は送られてきてデータの暗号を復号する暗
号処理部で、前記したようにデータをそのまま送出して
も良い場合は必要ない。34はユーザデータが将来故障
につながるかどうかを判定する判定部、35は機種別の
最新判定ルールを記憶している機種別判定ルールデータ
ベース、36はユーザ別、機種別に機械の設置日、メン
テナンス記録、グレー状態や故障状態の通知された信号
に関するデータなどを記憶しているユーザ別機種別デー
タベース、37は表示装置である。なお、以上説明した
32から37までのブロックは、サービス拠点に置かれ
る。
【0037】次に図2のフロー図に基づいて本発明の動
作を説明すると、まず産業機器の制御装置23がセンサ
20やスイッチ21などからの信号で生成したフラグ信
号やA/D変換したデジタル信号などの動作検出信号
は、CPU24に送られ、動作検出信号記憶部25に記
憶されると共に、図2のS40でCPU24によって判
定ルール記憶部26に記憶された正常ルールと比較され
る。
【0038】そしてその結果は図2のS41で正常ルー
ルの範囲内かどうかが判断され、範囲内ならまたS40
に戻って比較が続けられ、範囲外の場合は第1の閾値レ
ベルか第2の閾値レベルかが判定され、その結果と動作
検出信号記憶部25に記憶された正常ルールの範囲外と
判定された動作検出信号とが、故障診断用情報としてS
42でサービス拠点へ送られる。この故障診断用情報の
連絡は、LAN28、暗号処理部29、ユーザ側メール
サーバ30を通してメールとしてインターネット31に
送られておこなわれ、サービス拠点のメールサーバ32
に届く。
【0039】そしてサービス拠点では、受け取ったメー
ルの暗号を暗号処理部33で復号し、ユーザデータ判定
部34に送る。するとユーザデータ判定部34は、図2
のS43で送られてきたデータの内容が第1の閾値レベ
ルか第2の閾値レベルかを判定し、第1の閾値レベル
(故障)の場合はS44で表示装置37に表示すると共
にユーザにサービスマンを派遣するよう手配する。一
方、送られてきたデータが第2の閾値レベルの場合は、
S45で機種別判定ルールデータベース35、ユーザ別
機種別データベース36に記憶されている内容が参照さ
れ、対応機種の判定ルールと比較される。
【0040】そしてS46で将来故障になる可能性があ
ると判定された場合はS47でサービスを手配し、それ
以外の場合、すなわち問題が全くないか、若しくは今後
も監視して結果を見極める必要がある場合は、ユーザ拠
点の判定ルールが最新のものかどうかが確認されて、も
し最新のものでない場合はS48でその結果と最新判定
ルールが暗号処理部33に送られ、サービス側メールサ
ーバ32からインターネット31を介してユーザ拠点に
送られる。
【0041】そしてユーザ拠点では、図2のS49で送
られてきた連絡をユーザ側メールサーバ30で受け取
り、暗号処理部29で復号してLAN28を介してCP
U24に送る。そしてS50で内容を確認し、問題がな
いと判定されている場合はS40に戻って通常の動作に
戻る。そして監視が必要と判定されて最新ルールが一緒
に送られてきている場合、この最新ルールを判定ルール
記憶部26に送って記憶すると共に、S51でこの判定
ルール記憶部26に記憶された最新ルールと動作検出信
号の比較を行う。
【0042】そしてその結果S52で、第1の閾値レベ
ルを超えた(故障)ことが検出されると、前記したよう
にユーザ側メールサーバ30を介してそのことがサービ
ス拠点に連絡され、サービス拠点はサービスマンを派遣
する手配を行う。
【0043】一方S52で異常がないとされると、S5
3で一定の時間nが経過したかどうかが判定され、経過
していない場合はS51に戻って同じことが繰り返され
ると共に、n時間が経過しても異常がない場合は正常に
復帰したと判定してルーチンがS40に戻り、S54で
それがサービスに連絡される。すなわち、グレー状態と
して判定していた第2の閾値の状態が第1の閾値の状態
に向かわないとき、この状態も正常状態として扱うこと
ができ、サービス拠点はグレー状態の通知を受けてサー
ビスの用意をしていても、この時点でそれを解除するこ
とができる。
【0044】この連絡は前記したように暗号処理部2
9、ユーザ側メールサーバ30でインターネット31を
介して行われ、連絡を受け取ったサービス側拠点は、前
記したようにサービス側メールサーバ32、暗号処理部
33を通してこの連絡をユーザデータ判定部34に送
る。するとユーザデータ判定部34は、S55で機種別
判定ルールデータベース35、及びユーザ別機種別デー
タベース36のメンテナンス記録の内容を更新し、さら
にS56でこの更新結果をユーザ拠点に返し、各ユーザ
拠点の判定ルール記憶部の内容を更新する。
【0045】なお、以上の説明では、故障診断用情報送
出にメールサーバ30、32を使用するよう説明してき
たが、これはメールサーバだけに限らず、ユーザ側拠点
はWWWブラウザを使い、サービス側はWWWサーバと
ゲートウェイを使って信号のやりとりをするようにして
も良い。
【0046】この場合は、ユーザ側拠点から送出したデ
ータでサービス側拠点のCGI(共通ゲートウェイイン
ターフェース)プログラムを起動し、機種別判定ルール
データベース35の内容をゲートウェイを介して読み出
してユーザ側WWWブラウザに表示させ、そこで判定を
行うようにしても良い。
【0047】但しこの場合、複数ユーザから同時にグレ
ー状態のアクセスがあった場合はデータベースの内容の
送出が困難になる場合も考えられるので、先にグレー状
態を通知し、サービス拠点側監視情報(機種別判定ルー
ルデータベースの内容)の送信タイミングを異ならせる
か若しくはユーザ側故障診断用情報の送信を開始するよ
うにし、順番を定めて判定を行うようにすればよい。
【0048】
【発明の効果】以上種々述べてきたように、異常状態を
判定する第1の閾値レベルと、非異常状態の範囲内であ
って将来故障になる可能性のあるグレー状態を判定する
前記第1の閾値より低い第2の閾値レベルを用意するこ
とにより、機械の実際の動作検出信号とこれら二つの閾
値レベルを比較することでグレー状態を知ることがで
き、故障になる前にメンテナンスの実施が可能になっ
て、故障による生産計画の変更といった重大事態を未然
に防ぐことができる。また、機械が正常に動作している
ときにメンテナンスができるから、生産計画に影響を与
えないように実施することも可能となる。
【0049】また例えグレー状態が検出されても、一定
時間故障にならなければこの状態を正常状態と判断する
ことにより、サービス拠点はグレー状態の連絡によって
メンテナンスの用意をしてもそれを中止することがで
き、無駄なメンテナンスの必要が無くなって効率的にサ
ービスを行うことができる。
【0050】また、グレー状態通知信号と正常復帰信
号、及び異常状態通知信号の3種のデータで前記グレー
状態を判定するデータベースの内容を最新のものに更新
し、かつ、各ユーザ拠点に送出することにより、常に最
新の情報で機械の状態を監視することができ、正確な故
障診断システムを構築できると共に機械の故障を正確に
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる産業機器の故障診断システムの
概略ブロック図である。
【図2】 本発明になる産業機器の故障診断システムの
概略フロー図である。
【図3】 一般的な枚葉印刷機の構成を説明するための
図である。
【図4】 印刷機における版交換の順序を説明するため
の図である。
【図5】 印刷機における版交換時のタイミングチャー
トである。
【図6】 版交換時における将来故障になる可能性のあ
る状態(グレー状態)と故障状態を一覧とした表であ
る。
【符号の説明】
20 センサ 21 スイッチ 22 A/D変換器 23 産業機器の制御装置 24 CPU 25 動作検出信号記憶部 26 判定ルール記憶部 28 LAN 29 暗号処理部 30 ユーザ側メールサーバ 31 インターネット 32 サービス側メールサーバ 33 暗号処理部 34 ユーザデータ判定部 35 機種別判定ルールデータベース 36 ユーザ別機種別データベース 37 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 剛 広島県三原市寿町一丁目番地 ソシオダイ ヤシステムズ株式会社内 Fターム(参考) 2C250 EA12 EA13 5B021 AA01 AA02 BB00 NN00 NN17 5B049 AA01 AA06 BB07 BB11 CC00 CC34 EE56 EE59 GG04 GG07 5C062 AA05 AA29 AB38 AC34 AC56 AC58

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機その他の産業機器を有する多数の
    ユーザ拠点と、該それぞれのユーザ拠点から送られる情
    報を元にメンテナンスを行うようにしたサービス拠点と
    が、インターネット等のネット網を介して接続されてな
    る産業機器の故障診断システムにおいて、 異常状態を判定する第1の閾値レベルと、非異常状態の
    範囲内であって将来故障になる可能性のあるグレー状態
    を判定する前記第1の閾値より低い第2の閾値レベルを
    用意し、 前記産業機器の動作タイミング信号、動作プログラムよ
    りのフラグ信号、若しくはセンサ検出信号などからなる
    動作検出信号と、前記2つの閾値レベルとを比較し、前
    記動作検出レベルが前記第2の閾値レベルを超えた際
    に、対応する印刷機が将来故障になる可能性のあるグレ
    ー状態である事を前記ネット網を介してサービス拠点に
    通知することを特徴とする産業機器の故障診断システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記グレー状態通知後、前記動作検出信
    号が第1の閾値レベルを越えた際に生成される異常判定
    信号が一定時間以上出力されないときに正常に復帰した
    と判定し、前記ネット網を介してサービス拠点に正常復
    帰信号を通知することを特徴とする請求項1に記載した
    産業機器の故障診断システム。
  3. 【請求項3】 前記グレー状態を通知したユーザ拠点に
    ついて、サービス拠点側監視情報の送信タイミングを異
    ならせるか若しくはユーザ側故障診断用情報の送信を開
    始することを特徴とする請求項1に記載した産業機器の
    故障診断システム。
  4. 【請求項4】 前記第2の閾値レベルが動作検出信号の
    タイミング遅れであり、第1の閾値レベルが動作検出信
    号無しであることを特徴とする請求項1に記載した産業
    機器の故障診断システム。
  5. 【請求項5】 前記サービス拠点側でグレー状態通知信
    号と正常復帰信号、及び異常状態通知信号の3種のデー
    タをユーザ別若しくは機種別に記憶させ、該記憶内容に
    よって前記グレー状態を判定する第2の閾値レベルの更
    新を、ネット網を介して対応するユーザー拠点のデータ
    ベースに送信することを特徴とする請求項1に記載した
    産業機器の故障診断システム。
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