JP2001325493A - 商品の注文をインターネットを経由して出す方法とシステム。 - Google Patents

商品の注文をインターネットを経由して出す方法とシステム。

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JP2001325493A
JP2001325493A JP2000179100A JP2000179100A JP2001325493A JP 2001325493 A JP2001325493 A JP 2001325493A JP 2000179100 A JP2000179100 A JP 2000179100A JP 2000179100 A JP2000179100 A JP 2000179100A JP 2001325493 A JP2001325493 A JP 2001325493A
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文雄 小林
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品購入注文をインターネットを介して出す
方法とシステムを提供する。 【解決手段】 クライアント・システム220からサー
バ・システム210に購入注文が出される。サーバ21
0は購入者のID、支払い情報、出荷情報を含む購入者
情報をクライアント220から受けた後、クライアント
220にIDを割り当て、割り当てIDを上記購入者情
報と関連付け、割り当てID、アイテムを特定し、注文
ボタンと確認ボタンを含むHTML文書をクライアント
220に送る。クライアント220は割り当てIDを受
けストアし、上記文書を受け表示する。注文ボタンと確
認ボタンの選択に応答してクライアント220から送ら
れた特定された商品の購入要求をサーバ210が受ける
と、クライアント220のクライアントIDと関連付け
られた購入者情報を結合し、請求書発行と出荷情報に従
い商品購入注文を生成し、これにより購入者は注文ボタ
ンを選択して製品を注文する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は注文を出すためのコ
ンピュータ方法およびシステムに関し、さらに具体的に
は、インターネットを利用して商品の購入注文を出す方
法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット(the Intern
et)は非常に多数のコンピュータとコンピュータ・ネ
ットワークから構成され、これらは通信リンクを通して
相互に接続されている。相互に接続されたコンピュータ
は、電子メール、ゴーファー(Gopher)、および
ワールドワイド・ウェブ(World Wide We
b:”WWW”)などの、様々なサービスを利用して情
報をやりとりしている。WWWサービスを利用すると、
サーバ・コンピュータ・システム(つまり、Webサー
バまたはWebサイト)はグラフィック情報(図形、画
像など)のWebページをリモート・クライアント・コ
ンピュータ・システムに送信することができる。その
後、リモート・クライアント・コンピュータ・システム
はそのWebページを表示することができる。WWWの
各リソース(例えば、コンピュータやWebページ)は
URL(Uniform Resource Loca
tor)によって一意的に識別可能になっている。特定
のWebページを表示するには、クライアント・コンピ
ュータ・システムは要求(例えば、ハイパーテキスト転
送プロトコル(HTTP:Hyper Text Tr
ansfer Protocol)要求)の中でそのW
ebページのURLを指定する。この要求はそのWeb
ページをサポートするWebサーバに転送される。We
bサーバは要求を受信すると、そのWebページをクラ
イアント・コンピュータ・システムに送信する。クライ
アント・コンピュータ・システムはそのWebページを
受信したとき、ブラウザを使用してWebページを表示
するのが代表的である。ブラウザはWebページの要求
とWebページの表示を実行する特殊目的のアプリケー
ション・プログラムである。
【0003】現在、Webページはハイパーテキスト・
マークアップ言語(HTML:Hyper Text
Markup Language)を使用して定義され
ているのが代表的である。HTMLはWebページをど
のように表示するかを定義するタグの集まりからなる標
準である。ユーザがWebページを表示するようにブラ
ウザに指示すると、ブラウザは、そのWebページを定
義しているHTMLドキュメントをクライアント・コン
ピュータ・システムに転送するように要求をサーバ・コ
ンピュータ・システムに送信する。要求したHTMLド
キュメントがクライアント・コンピュータ・システムに
よって受信されると、ブラウザはHTMLドキュメント
で定義されたとおりにWebページを表示する。HTM
Lドキュメントはテキスト、グラフィックス、コントロ
ール、およびその他の機能の表示を制御する様々なタグ
を含んでいる。HTMLドキュメントには、そのサーバ
・コンピュータ・システムまたは他のサーバ・コンピュ
ータ・システムで利用できる他のWebページのURL
を含めることが可能である。
【0004】ワールドワイド・ウェブ(World W
ide Web)は電子的取引を行うのに特に役立って
いる。そこを通してベンダ(取引業者)が製品を宣伝
し、販売できるようにするWebサーバが多数開発され
ている。これらの製品の中には、インターネットを利用
して購入者に電子的に配送される商品(例えば、音楽)
や、従来の配送チャネル(例えば、運輸業者)を通して
配送される商品(例えば、書籍)などがある。サーバ・
コンピュータ・システムは、提供される商品をリストし
た電子版のカタログを用意している場合がある。潜在的
購入者であるユーザはブラウザを使用してカタログをブ
ラウジングしていき、購入しようとする種々の商品を選
択することが可能になっている。ユーザが購入しようと
する商品の選択を完了すると、サーバ・コンピュータ・
システムはその商品の注文を完成するための情報をユー
ザに要求する。この購入者固有注文情報としては、購入
者の氏名、購入者のクレジット・カード番号、注文の出
荷アドレスなどがある。その後、サーバ・コンピュータ
・システムは、確認のWebページをクライアント・コ
ンピュータ・システムに送信して注文を確認してから、
商品の出荷をスケジュールするのが代表的である。
【0005】購入者固有注文情報はセンシティブ(機密
を要する)情報(例えば、クレジット・カード番号)を
含んでいるので、ベンダと購入者のどちらも、かかる情
報のセキュリティ(機密)が保証されることを望んでい
る。セキュリティが関心事であるのは、インターネット
を利用して伝送される情報がその最終的デスティネーシ
ョン(宛先)に到達するまでの途中に様々な中間コンピ
ュータ・システムを経由する可能性があるためである。
この情報は中間システムにいる心ない人によってインタ
ーセプトされる可能性がある。センシティブ情報のセキ
ュリティを保証することに役立つために、かかる情報を
クライアント・コンピュータ・システムとサーバ・コン
ピュータ・システムの間で伝送するときに様々な暗号化
手法が使用されている。このような暗号化情報が例えイ
ンターセプトされるようなことがあっても、この情報は
暗号化されているので、インターセプトする人には使い
ものにならないのが一般である。それにもかかわらず、
かかるセンシティブ情報がインターセプトする人によっ
て解読されるかも知れないという可能性は常に存在す
る。従って、望ましいことは、注文を出すとき伝送され
るセンシティブ情報を最小限にすることである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電子カタログから種々
の商品を選択することは、「ショッピンク・カート(s
hopping cart )」モデルを基礎にしてい
るのが一般である。購入者が電子カタログからある商品
を選択すると、サーバ・コンピュータ・システムは暗喩
的に(metaphorically)その商品をショ
ッピンク・カートに追加する。購入者が商品の選択を完
了すると、ショッピンク・カート内の全ての商品は、購
入者が請求書発行と出荷に関する情報を与えたとき「チ
ェック・アウト」される(つまり、発注される)。い
〈つかのモデルでは、購入者が任意の商品を選択したと
き、その商品は請求書発行と出荷情報をユーザに自動的
に要求することによって「チェック・アウト」されてい
る。ショッピンク・カート・モデルは非常に柔軟性があ
り、直観的であるが、購入者側に多数のやりとりを要求
するという欠点がある。例えば、購入者は電子カタログ
から種々の商品を選択した後、選択が完了したことを指
示している。その後、購入者には、注文を完成するため
に購入者固有注文情報を購入者に要求する注文Webペ
ージが表示される。このWebページには、別の注文を
行ったとき購入者が与えていた情報が事前に入っている
ことがある。この情報はサーバ・コンピュータ・システ
ムによって有効性検査され、注文が完成する。このよう
な注文モデルはいくつかの理由で問題となる可能性があ
る。ある購入者が商品を1つだけ注文する場合、注文プ
ロセスの種々ステップを確認し、購入者固有注文情報を
待ち、表示し、更新するオーバヘッドは、その項目を選
択すること自体のオーバヘッドよりもはるかに大きくな
る可能性がある。このオーバヘッドは単一商品の購入を
煩わしくする。また、かかる注文モデルによると、注文
が出される度に、センシティブ情報がインターネット上
を伝送されている。このセンシティブ情報はインターネ
ット上を伝送される度に、インターセプトされ、解読さ
れる可能性がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の実施形態によれ
ば、クライアント・システムから商品を注文する方法お
よびシステムが提供されている。クライアント・システ
ムには、カストマを特定するID(識別子)が与えられ
る。クライアント・システムは商品を特定する情報を表
示し、特定された商品を注文するために購入者に実行さ
せるアクション(例えば、マウス・ボタンをダブルクリ
ックする、といったダブル・アクション)を表示する。
表示されたアクションが実行されると、それに応答して
クライアント・システムは与えられたIDと特定された
商品を注文する要求をサーバ・システムに送信する。サ
ーバ・システムはそのIDを使用して、商品の注文を生
成するために必要な追加情報を特定した後、注文を生成
する。
【0008】サーバ・システムは種々のコンピュータ・
システムを使用してカストマの追加情報を受信し、スト
アしておき、サーバ・システムが上記注文を生成できる
ようにする。サーバ・システムは受信した追加情報をカ
ストマのIDと関連付けてストアしておき、そのIDを
クライアント・システムに提供する。クライアント・シ
ステムから要求されると、サーバ・システムは商品を記
述した情報を要求元クライアント・システムに提供す
る。サーバ・システムがクライアント・システムから要
求を受け取ると、サーバ・システムはその要求に含まれ
るIDと関連付けてストアされた追加情報を結合して、
商品の注文を出す。
【0009】本発明は、クライアント/サーバ環境にお
いてダブル・アクションで商品を注文するための方法お
よびシステムを提供している。本発明のダブル・アクシ
ョン注文システムは、注文を出すために必要とされる購
入者のやりとりの数を低減化し、クライアント・システ
ムとサーバ・システムの間で伝送されるセンシティブ
(機密)情報の量を低減化する。本発明の一実施形態で
は、サーバ・システムは各クライアント・システムに一
意的なクライアントIDを割り当てている。また、サー
バ・システムは様々な潜在的購入者の購入者固有注文情
報をストアしている。この購入者固有注文情報は購入者
が出した以前の注文から収集されている場合もある。サ
ーバ・システムは各クライアントIDを、そのクライア
ント・システムを使用して注文を出す可能性のある購入
者にマッピング(対応付けること)している。サーバ・
システムはこれらのクライアントIDを、そのクライア
ント・システムを使用して最後に注文を出した購入者に
マッピングすることもできる。購入者が注文を出す必要
が起こると、その購入者はクライアント・システムを使
用して、注文する商品を記述している情報の要求をその
クライアントIDと一緒に送信する。サーバ・システム
はそのクライアント・システムのクライアントIDが購
入者にマッピングされているかどうかを判断する。マッ
ピングされていると判断すると、サーバ・システムはそ
のクライアント・システムにいるその購入者のためにダ
ブル・アクション注文が許可(enabled)されて
いるかどうかを判断する。許可されていれば、サーバ・
システムは要求された情報を(例えば、Webページを
通して)、商品の注文を出すために実行すべきダブル・
アクションの指示と一緒にクライアント・コンピュータ
・システムに送信する。ダブル・アクション注文が許可
されているときは、購入者はダブル・アクションを実行
するだけで(例えば、マウス・ボタンをダブルクリック
する)、商品を注文することができる。購入者がそのダ
ブル・アクションを実行すると、クライアント・システ
ムはそのことをサーバ・システムに通知する。通知を受
けたサーバ・システムはそのクライアントIDにマッピ
ングされている購入者の購入者固有注文情報を商品注文
情報(例えば、製品のIDと数量)に追加することによ
って注文を完成する。従って、項目の記述が表示された
とき、購入者はダブル・アクションをとるだけで、その
商品を購入する注文を出すことができる。また、サーバ
・システム側にすでにストアされている購入者固有注文
情報はクライアントIDで特定されるので、かかるセン
シティブ情報をインターネットや他の通信媒体経由で伝
送する必要がない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、本発明の一実
施形態におけるダブル・アクション注文を示している。
図1は注文が可能な商品を記述しているWebページの
ディスプレイを示す図である。このWebページの例
は、購入者が商品に関する詳細情報をレビューすること
を要求したときにサーバ・システムからクライアント・
システムに送信されたものである。このWebページの
例は要約記述セクション101、ショッピンク・カート
・セクション102、ダブル・アクション注文セクショ
ン103、および詳細記述セクション104を含んでい
る。当業者ならば理解されるように、これらの各種セク
ションは省くことも、様々な方法で並べ替えたり、適応
させたりすることも可能である。一般的には、購入者は
ダブル・アクションで注文される1つまたは複数の商品
または注文を出すために必要なダブル・アクションを知
っているだけで十分である。要約記述セクションと詳細
記述セクションには、注文が可能な1つまたは複数の商
品を特定し、記述している情報が入っている。ショッピ
ンク・カート・セクションを使用すると、従来と同じよ
うに、記述された商品をショッピンク・カートに追加す
ることができる。サーバ・システムは要約記述、詳細記
述、およびショッピンク・カートの各セクションを、注
文が可能な商品の各Webページに追加する。しかし、
サーバ・システムがダブル・アクション注文セクション
を追加するのは、ダブル・アクション注文がそのクライ
アント・システムにいるその購入者に許可されていると
きだけである。(当業者ならば理解されるように、サー
バ・システム上のダブルWebページは全てのセクショ
ンを含むことが可能であるが、ダブル・アクション注文
セクションはWebページをクライアント・システムに
送信する前に選択的に含めることも、除外することも可
能である。)このダブル・アクション注文セクションを
使用すると、購入者はマウス・ボタンをダブルクリック
するだけで記述された商品を指定して注文することがで
きる。購入者がマウス・ボタンをダブルクリックする
と、購入者がそのとき注文を変更するためになんらかの
アクションをとっていなければ、商品が注文される。ダ
ブル・アクション注文セクションはダブル・アクション
注文ボタン103a、購入者IDサブセクション103
b、およびダブル・アクション注文情報サブセクション
103cと103dを含んでいる。購入者情報サブセク
ションには、サーバ・システムが購入者を正しく認識し
たことを購入者が確認できるだけの十分な情報が表示さ
れる。センシティブ情報がインターセプトされる可能性
を少なくするために、サーバ・システムはサーバ・シス
テムが購入者を正しく特定したと購入者が確信するのに
十分な情報だけを送信し、心ないインターセプトをする
人に好都合な情報は送信しない。追加情報サブセクショ
ンを使用すると、購入者は種々の設定値を取得したり、
ダブル・アクション注文に関する詳細情報を取得したり
できる。購入者が出荷アドレスを検証することを望まな
ければ、購入者は「出荷アドレスのチェック(chec
k shipping address)」ラベルを選
択することができる。これを選択すると、サーバ・シス
テムはユーザに「ログイン(login)」を行うよう
に要求し、購入者が本人であることが検証されてから出
荷情報が表示または変更されるようにする。その後、サ
ーバ・システムはWebページをクライアント・システ
ムに送り、出荷アドレスが表示されるか、変更できるよ
うにする。このようにすると、センシティブな出荷アド
レスを送信することは、検証された購入者が要求しない
限り防止される。
【0011】購入者がダブル・アクション注文ボタンを
選択すると、クライアント・システムはメッセージをサ
ーバ・システムに送信し、表示された商品が注文される
ように要求する。サーバ・システムがそのメッセージを
処理すると、サーバ・システムはダブル・アクション注
文の受信を確認する新しいWebページをクライアント
・システムに提供する。図2はダブル・アクション注文
を確認するWebページのディスプレイを示す図であ
る。この確認Webページは、注文確認セクション10
5がWebページの上部に表示されることを除けば、商
品記述Webページ(図1参照)とほぼ同じ情報を収め
ている。注文確認セクションは注文が出されたことを確
認し、購入者がダブル・アクション注文をレビューし、
変更する機会を与える。上記とは別に、確認Webペー
ジは、ダブル・アクション注文ボタンが注文確認メッセ
ージで置き換えられることを除けば、商品記述Webペ
ージ(図1参照)と同じにすることができる。
【0012】ダブル・アクション注文が現在クライアン
ト・システムでは許可されていないが、許可することが
可能であれば、サーバ・システムは、ダブル・アクショ
ン注文ボタン103aがダブル・アクション注文許可ボ
タンで置き換えられることを除けば、図1と同じWeb
ページを生成することができる。このような置換ボタン
には、購入者がボタンをダブルクリックすると、ダブル
・アクション注文が許可されることを指示するテキスト
を含めることが可能である。購入者がこのボタンをダブ
ルクリックすると、サーバ・システムは図1のWebペ
ージを送信して表示することになる。ダブル・アクショ
ン注文は、そのクライアント・システムがダブル・アク
ション注文を完成するだけの十分な購入者固有注文情報
をサーバ・システムがストアしているときは、いつでも
許可することができる。サーバ・システムに十分な情報
がなければ、購入者がダブル・アクション・ボタンを選
択したとき、サーバ・システムは必要とする追加情報を
収集するためにWebページを提供することができる。
サーバ・システムは購入者に「ログイン」することを要
求し、購入者が本人であることが検証されてからダブル
・アクション注文が許可されるようにする。
【0013】出荷コストと購入者の混乱を最小限にする
ために、サーバ・システムは種々のダブル・アクション
注文を複数商品注文に結合することができる。例えば、
ある購入者がダブル・アクション注文を使用してある商
品を注文し、5分後にダブル・アクション注文を使用し
て別の商品を注文したときは、これらの注文はコスト効
率よく単一の注文に結合されて出荷されることになる。
サーバ・システムは予定出荷日が類似しているときにダ
ブル・アクション注文を結合する。例えば、一方の商品
が即時に出荷可能(在庫がある)であり、他方の商品が
一日後に出荷可能であれば、2つのダブル・アクション
注文はコスト効率よく結合することができる。しかし、
他方の商品が2週間後でなければ出荷できないときは、
2つの単商品注文は結合されない。図3は商品が出荷可
能かどうか(在庫があるかどうか)に基づいて2つの別
々の複数商品注文に結合された4つのダブル・アクショ
ン注文を示すWebページのディスプレイを示してい
る。注文情報106は、商品1と商品2が3日以内に出
荷可能であるため、1つの注文に結合されていることを
示している。注文情報107は、商品3と商品4が1週
間以内に出荷できないため、別々の注文に結合されてい
ることを示している。本発明の一実施形態では、サーバ
・システムはある時間期間(例えば、90分)以内に出
されたダブル・アクション注文を結合することができ
る。また、サーバ・システムは注文が出荷予定にあると
き、注文された商品が現在出荷可能であるかどうかに基
づいて注文を結合または分割することができる。このよ
うに注文の変更を遅らせることを「促進注文選択(ex
pedited order selection)」
または「急送注文選択」と呼び、これについては以下で
詳しく説明する。
【0014】図4は本発明の実施形態を示すブロック図
である。この実施形態はワールドワイド・ウェブ(Wo
rld Wide Web)を使用してインターネット
経由でダブル・アクション注文を行うことをサポートし
ている。サーバ・システム210はサーバ・エンジン2
11、クライアントID/カストマ・テーブル212、
種々のWebページ213、カストマ・データベース2
14、注文データベース215、およびインベントリ
(在庫品)データベース216を備えている。サーバ・
エンジンはURLで識別されたWebページにアクセス
するHTTP要求を受け取り、Webページを種々のク
ライアント・システムに提供する。かかるHTTP要求
は、購入者がダブル・アクションを実行してダブル・ア
クション注文を行ったことを示すことができる。カスト
マ・データベースは種々の購入者または潜在的購入者に
関するカストマ情報を収めている。カストマ情報として
は、カストマの氏名、請求書発行情報、および出荷情報
などの購入者固有注文情報がある。注文データベース2
15は、まだ購入者に出荷されていない各注文のエント
リを収めている。インベントリ・データベース216は
注文可能な種々商品の記述を収めている。クライアント
ID/カストマ・テーブル212は、クライアント・シ
ステムを一意的に特定している、グローバルに一意的な
識別子である各クライアントIDと、そのクライアント
・システムと最後に関連付けられたカストマとを対応付
けているマッピングを収めている。クライアント・シス
テム220はブラウザ221と、割り当てられたクライ
アントID222とを持っている。このクライアントI
Dは”cookie”と名付けたファイルにストアされ
ている。一実施形態によれば、サーバ・システムは、ク
ライアント・システムが初めてサーバ・システムとやり
とりするとき一度だけクライアントIDを割り当てて、
それをクライアント・システムに送付する。それ以降、
クライアント・システムはサーバ・システムに送信され
る全てのメッセージにそのクライアントIDを付けるの
で、サーバ・システムはメッセージの発信元を特定する
ことができる。サーバ・システムとクライアント・シス
テムは通信リンク230を経由して情報を交換すること
によってやりとりを行う。なお、この通信リンクには、
インターネットを利用した伝送も含まれる。
【0015】当業者ならば理解されるように、ダブル・
アクション注文手法はインターネット以外の種々の環境
で使用することが可能である。例えば、ダブル・アクシ
ョン注文は電子メール環境で使用することも可能であ
り、この環境において商品は、商品の注文を出すために
実行されるダブル・アクションの指示と一緒に電子メー
ル・メッセージに記述されている。また、ローカル・エ
リア・ネットワーク、広域ネットワーク、またはポイン
ト・ツー・ポイント(2地点間)ダイヤルアップ接続な
どの、種々の通信チャネルを使用することも可能であ
る。また、サーバ・システムは、ダブル・アクションが
実行されたときにそれに応答して注文を生成できるハー
ドウェアまたはソフトウェアの任意の組み合わせで構成
することができる。クライアント・システムは、サーバ
・システムとやりとりできるハードウェアまたはソフト
ウェアの任意の組み合わせで構成することができる。こ
れらのシステムには、そこを通して注文を出すことがで
きるテレビジョン・ベースのシステム、または他の種々
の消費者製品を含めることも可能である。
【0016】図5はカストマのためにダブル・アクショ
ン注文を許可するルーチンを示すフロー図である。ダブ
ル・アクション注文を許可するためには、サーバ・シス
テムは、購入者固有注文情報に相当するカストマに関す
る情報を持っている必要がある。サーバ・システムはこ
の情報を様々な方法で取得することができる。第一に、
サーバ・システムはカストマがダブル・アクション注文
の許可を望んでいるかどうかをカストマに尋ねることが
できる。望んでいれば、サーバ・システムはWebペー
ジを使用して購入者固有注文情報をカストマに要求する
ことができる。第二に、サーバ・システムは注文が従来
の方法で出されたとき収集された購入者固有注文情報を
格納しておくこともできる。サーバ・システムはダブル
・アクション注文を自動的に許可することも、カストマ
の同意を得て許可することもできる。ステップ301
で、サーバ・システムはクライアント・システムから送
られてきたクライアントIDを検索する。ステップ30
2でサーバ・システムは、生成されたクライアントID
がそのカストマと関連付けられたことを示すようにクラ
イアントID/カストマ・テーブルを更新する。ステッ
プ303で、サーバ・システムは、ダブル・アクション
注文がそのクライアントIDとそのカストマの組み合わ
せで許可されていることを示すフラグをセットする。こ
のフラグはクライアントID/カストマ・テーブルにス
トアしておくことができる。ステップ304で、サーバ
・システムは確認Webページをクライアント・システ
ムに提供する。購入者が商品の注文を次回に試みたと
き、クライアント・システムはそのクライアントIDを
サーバ・システムに提供する。ダブル・アクション注文
がその購入者に許可されていれば、サーバ・システム
は、購入者がクライアントID/カストマ・テーブル内
のそのクライアントIDと関連付けられたカストマであ
ると想定する。従って購入者は、誰か他の人が同じクラ
イアント・システムを使用する可能性がある場合には、
サーバ・システムにダブル・アクション注文を許可させ
ないこともできる。
【0017】図6は、ダブル・アクション注文が許可さ
れているときの、Webページを生成するルーチンを示
すフロー図である。ダブル・アクション注文が許可され
ているときは、サーバ・システムは従来と同じように、
商品を記述しているWebページを生成し、その後ダブ
ル・アクション注文セクションを追加する。一実施形態
では、サーバ・システムは部分的購入者固有注文情報を
このセクションに追加する。この情報としては、カスト
マの氏名、購入者が選択した出荷アドレスの別名(mo
niker)(例えば、「在宅」)、およびクレジット
・カード番号の最後の5桁または購入者が選択したニッ
クネームがある。この部分的情報はサーバ・システムが
正しい購入者固有注文情報を使用しているかどうかを購
入者に知らせるのに十分な最小限の情報にしておく必要
がある。ステップ401で、サーバ・システムは商品の
標準的ショッピンク・カート・タイプのWebページを
生成する。ステップ402で、ダブル・アクション注文
フラグがクライアントIDとカストマの組み合わせのた
めにセットされていれば、サーバ・システムはステップ
403に進み、そうでなければ終了する。ステップ40
3で、サーバ・システムはダブル・アクション・セクシ
ョンをWebページに追加し、終了する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるダブル・アクショ
ン注文を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるダブル・アクショ
ン注文を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるダブル・アクショ
ン注文を示す図である。
【図4】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図5】カストマのためにダブル・アクション注文を許
可するルーチンを示すフロー図である。
【図6】ダブル・アクション注文が許可されているWe
bページを生成するルーチンを示すフロー図である。
【符号の説明】
210 サーバ・システム 211 サーバ・エンジン 212 クライアントID/カストマ・テーブル 213 Webページ 214 カストマ・データベース 215 注文データベース 216 インベントリ・データベース 220 クライアント・システム 221 ブラウザ 222 クライアントID 230 通信リンク

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の購入注文を出す方法で、前記注文
    はクライアント・システム側の購入者によって出され、
    サーバ・システムによって受信されるものにおいて、当
    該方法は、サーバ・システムの制御のもとでは、前記購
    入者の識別子(ID)、支払いに関する情報、出荷に関
    する情報を含む購入者情報を前記クライアント・システ
    ムから受信し、前記クライアント・システムにクライア
    ントIDを割り当て、前記割り当てられたクライアント
    ID(以下、割り当てクライアントIDという)を前記
    受信した購入者情報と関連付け、前記割り当てクライア
    ントIDを前記クライアント・システムに送信し、およ
    び前記商品を特定していると共に、注文ボタンと確認ボ
    タンを含んでいる表示情報を前記クライアント・システ
    ムに送信し、前記クライアント・システムの制御のもと
    では、割り当てクライアントIDを受信してストアして
    おき、前記表示情報を受信して表示し、および前記注文
    ボタンが選択され、次の確認画面で前記確認ボタンが選
    択され、それに応答して前記特定された商品を購入する
    要求であって、前記割り当てクライアントIDを含んで
    いる要求を前記サーバ・システムに送信し、前記サーバ
    ・システムの制御のもとでは、前記要求を受信し、前記
    要求に含まれている前記クライアントIDに関連する前
    記購入者情報を結合して、請求書発行と出荷情報に従っ
    て商品購入注文を生成し、以上によって、前記購入者は
    前記注文ボタンを選択し、次の確認画面で前記確認ボタ
    ンを選択することで、前記製品の注文を出すことを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記購
    入者情報は前記購入者が以前の注文を出したとき受信さ
    れることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 クライアント・システムを使用して商品
    を注文する方法であって、当該方法は、前記商品を特定
    する情報を表示し、同時に表示される前記確認ボタンを
    押すことで、前記特定された商品を注文するために実行
    すべきアクションの指示を表示し、および前記指示され
    たアクションが実行されることに応答して前記特定され
    た商品を注文する要求をサーバ・システムに送信し、以
    上によって、前記サーバ・システムは、前記商品を注文
    するカストマのID(識別子)を使用して前記商品の注
    文を生成するために必要な追加情報を特定することを特
    徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、前記I
    Dはクライアント・システムを特定し、前記サーバ・シ
    ステムは前記IDを前記クライアント・システムに提供
    することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の方法において、前記ク
    ライアント・システムと前記サーバ・システムはインタ
    ーネット(the Internet)を通して通信す
    ることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の方法において、前記I
    Dは前記サーバ・システムによって提供されることを特
    徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の方法において、前記表
    示は前記サーバ・システムによって提供されるHTML
    ドキュメントを表示することを含むことを特徴とする方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の方法において、前記注
    文が生成されたとの確認を前記クライアント・システム
    から前記サーバ・システムに送信することを含むことを
    特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の方法において、前記ア
    クションはダブル・アクションであることを特徴とする
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の方法において、前記
    ダブル・アクションは、カーソルが前記表示された情報
    の事前定義エリア上に位置するときにマウス・ボタンを
    ダブルクリックすることであることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】請求項9に記載の方法において、前記ダ
    ブル・アクションはキーパッドのキーを押すことである
    ことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の方法において、前記
    ダブル・アクションは表示された指示の選択であること
    を特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項3に記載の方法において、前記
    表示は前記ユーザの前記IDに関して前記サーバ・シス
    テムから与えられた部分的情報を表示することを含むこ
    とを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項3に記載の方法において、前記
    表示は前記サーバ・システムから与えられた部分的出荷
    情報を表示することを含むことを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項3に記載の方法において、前記
    表示は前記サーバ・システムから与えられた部分的支払
    い情報を表示することを含むことを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項3に記載の方法において、前記
    指示されるアクションはボタンを選択することであり、
    当該ボタンにより、現在許可されていないときにダブル
    ・アクション注文を許可することを指示することを特徴
    とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項3に記載の方法において、前記
    表示は前記カストマの出荷アドレスを特定する別名を表
    示することを含むことを特徴とする方法。
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CN112465415A (zh) * 2019-09-09 2021-03-09 珠海格力电器股份有限公司 一种仓库管理方法、系统及计算机可读存储介质
CN114138389A (zh) * 2021-12-01 2022-03-04 上海万物新生环保科技集团有限公司 一种用于订单按钮显示的方法与设备

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JPH11161717A (ja) * 1997-09-12 1999-06-18 Amazon Com Inc アイテムの購入注文を出す方法

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