JP2001324538A - 半導体集積回路搬送装置 - Google Patents

半導体集積回路搬送装置

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JP2001324538A
JP2001324538A JP2000141532A JP2000141532A JP2001324538A JP 2001324538 A JP2001324538 A JP 2001324538A JP 2000141532 A JP2000141532 A JP 2000141532A JP 2000141532 A JP2000141532 A JP 2000141532A JP 2001324538 A JP2001324538 A JP 2001324538A
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JP
Japan
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integrated circuit
semiconductor integrated
nozzle
measured
temperature
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JP2000141532A
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Naoki Hakoda
尚樹 箱田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定ICが測定温度に達するまでの時間を
短縮することができ、RF選別試験等の信頼性を確保す
ることができるとともに、装置全体を小型化することの
できる半導体集積回路搬送装置を提供する。 【解決手段】 半導体集積回路1を吸着する真空吸引用
チューブ2と、半導体集積回路1に冷風または温風を送
風する温度設定用チューブ3とが接続されたノズル6
と、真空吸引用チューブ2または温度設定用チューブ3
とノズル6との管路を切り換える切換手段5とを備える
半導体集積回路搬送装置。ノズル6の先端と半導体集積
回路1との間隔を調整する間隔調整手段を備えることが
好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路搬
送装置に関し、特に、半導体集積回路のRF選別のため
の試験等に好適な半導体集積回路搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路(以下「IC」と
いう)のRF選別のために行われる温度試験では、図3
に示すように、前段の恒温槽12内で低温または高温に
した被測定IC1の上部を吸着ノズル17のノズル6の
先端で吸着し、吸着した被測定IC1を吸着ノズル17
とともに搬送装置11によって測定槽13まで移動し、
測定槽13内の調整用電子部品10を備えた選別治具9
に被測定IC1を搬送した後押え治具7で固定し、測定
槽13内の被測定IC1の温度が所定の温度条件(低温
または高温)になるまで待って電気的特性を測定してい
た。
【0003】ここで、搬送装置11の吸着ノズル17
は、恒温槽12と測定槽13とを接続する真空吸引用チ
ューブ2を介してノズル6によって被測定IC1を吸引
して移動するように構成されている。また、恒温槽12
及び測定槽13では、サーモストリーマ14から温度設
定用チューブ3を介して測定槽13の側面から被測定I
C1を間接的に冷却または加熱するように構成されてい
る。
【0004】一方、特許第2963706号公報に記載
のICハンドラは、図4に示すように、測定すべきIC
31を搬送するために用いられる吸着チャック32にバ
キュームパッド33によって吸着された搬送中のIC3
1を加熱する熱伝導手段を設けることにより、搬送途中
でIC31の温度が低下するのを防止している。そし
て、このような構成により、IC31の高温度試験の高
信頼性を確保している。
【0005】ここで、吸着チャック32に設けられる加
熱手段として、高温エアーを絶縁材料35で囲繞された
チャンバ34に供給し、チャンバ34におけるIC31
に対応した部分に熱伝導板36を設けるとともにIC3
1の表面とチャンバ34との隙間を通して高温エアーを
排気することにより、高効率でIC31を加熱してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第1の従
来の技術においては、測定槽13の側面より冷風または
温風を吹き込み、測定槽13の内部を冷却または加熱す
ることにより、間接的に被測定IC1の温度を下降また
は上昇させる構造であるため、被測定IC1が測定温度
に達するまでに長時間を要し、RF選別試験の信頼性を
確保することができないという問題があった。
【0007】一方、特許第2963706号のICハン
ドラについては、被測定IC31を搬送するために用い
られるIC吸着チャック32内の熱伝導板36を介して
樹脂製の被測定IC31のパッケージ上部を部分的に温
度保持する構造であるため、被測定IC31の金属製リ
ード端子37から放熱し、IC31のパッケージを短時
間で設定温度とすることができないという問題があっ
た。
【0008】そこで、本発明は上記従来の半導体集積回
路搬送装置における問題点に鑑みてなされたものであっ
て、被測定ICが測定温度に達するまでの時間を短縮す
ることができ、RF選別試験等の信頼性を確保すること
ができるとともに、装置全体を小型化することのできる
半導体集積回路搬送装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、半導体集積回路搬送装置で
あって、半導体集積回路を吸着する真空吸引用チューブ
と、前記半導体集積回路に冷風または温風を送風する温
度設定用チューブとが接続されたノズルと、前記真空吸
引用チューブまたは前記温度設定用チューブと前記ノズ
ルとの管路を切り換える切換手段とを備えることを特徴
とする。
【0010】そして、請求項1記載の発明によれば、真
空吸引用チューブまたは前記温度設定用チューブと前記
ノズルとの管路を切り換えることにより、1つのノズル
で半導体集積回路を吸着によって移動させることができ
るとともに、直接冷風または温風を被測定ICに当てて
被測定半導体集積回路の温度を調節することができる。
【0011】これによって、RF選別の低温試験または
高温試験において、被測定半導体集積回路が所定温度に
達するまでの時間を短くすることができ、生産性が向上
する。また、半導体集積回路の吸着による移動と、被測
定半導体集積回路の温度設定とを1つのノズルで行うこ
とにより、半導体集積回路搬送装置を小型にすることが
できる。さらに、試験に使用する恒温槽または測定槽へ
ノズルを出し入れするための穴を小さくすることが可能
となるため、槽内の温度の変化を小さくして槽内の温度
効率を向上させることもできる。
【0012】また、被測定半導体集積回路を選別治具に
固定した後、被測定半導体集積回路のパッケージとリー
ド端子を含めた全体にノズルからの冷風や温風を当てる
ことができるため、金属製のリード端子からの放熱を抑
制することができ、半導体集積回路をより短時間で所定
の温度に設定することができる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の半導体集積回路搬送装置において、前記ノズルの先
端と前記半導体集積回路との間隔を調整する間隔調整手
段を備えることを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明によれば、ノズルの先
端と前記半導体集積回路との間隔を調整することによ
り、被測定半導体集積回路のパッケージとリード端子を
含めた全体をより効率良く冷却または加熱することがで
き、被測定半導体集積回路が測定温度に達するまでの時
間をさらに短縮することができ、RF選別試験等の信頼
性がさらに高くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる半導体集積
回路搬送装置の実施の形態の具体例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0016】図1は、本発明にかかる半導体集積回路搬
送装置の一実施例を示し、この半導体集積回路搬送装置
は、従来と同様、選別治具9と、調整用電子部品10
と、搬送装置11と、恒温槽12と、測定槽13と、サ
ーモストリーマ14等を備え、導体集積回路のRF選別
のために行われる温度試験では、前段の恒温槽12内で
低温または高温にした被測定IC1を搬送装置11によ
って測定槽13まで移動し、測定槽13内の選別治具9
に被測定IC1を搬送した後押え治具7で固定してリー
ド端子8とパッド16とを当接させ、測定槽13内の被
測定IC1の温度が所定の温度条件(低温または高温)
になるまで待って電気的特性を測定する。
【0017】ここで、搬送装置11の吸着ノズル17
は、恒温槽12と測定槽13とを接続する真空吸引用チ
ューブ2を介してノズル6によって被測定IC1を吸引
して移動するように構成されている。また、恒温槽12
及び測定槽13では、サーモストリーマ14から温度設
定用チューブ3を介して測定槽13の側面から被測定I
C1を間接的に冷却または加熱するように構成されてい
る。
【0018】本発明にかかる半導体集積回路搬送装置の
特徴は、ノズル6の先端を温度設定用チューブ3または
真空吸引用チューブ2に連通させるように切換部4内の
切換弁5によって切り換えることができるように構成さ
れていることである。
【0019】切換弁5には電磁弁または空気式の切換弁
が使用され、この切換弁5の切換動作によって、ノズル
6の先端部で被測定IC1の吸着を行うとともに、ノズ
ル6の先端部より冷風(または温風)を送風する。
【0020】また、被測定IC1を押え治具7で固定し
た後、切換弁5を温度設定用チューブ3側に切り換えて
ノズル6の先端の高さを調整する図示しない高さ調整機
構を備えることが好適である。
【0021】次に、上記構成を有する半導体集積回路搬
送装置を使用して半導体集積回路のRF選別の温度試験
を行う要領について説明する。
【0022】まず、切換弁5によって、搬送装置11の
デバイス吸着ノズル15のノズル6を被測定IC1を吸
着するための真空吸引用チューブ2側と連通するように
設定し、前段の恒温槽12内で低温または高温にした被
測定IC1の上部をデバイス吸着ノズル15のノズル6
の先端で吸着し、吸着した被測定IC1をデバイス吸着
ノズル15とともに搬送装置11によって測定槽13ま
で移動し、測定槽13内の選別治具9に被測定IC1を
搬送する。
【0023】次に、切換弁5によって、搬送装置11の
デバイス吸着ノズル15のノズル6を被測定IC1に冷
風(または温風)を送風する温度調整用チューブ3側に
切り換え、図示しない高さ調整機構によりデバイス吸着
ノズル15のノズル6の先端から被測定IC1までの間
隔を数cm程度に調節し、ノズル6から被測定IC1の
上部及びリード端子8に対して冷風または温風を吹き当
て、被測定IC1の全体を冷却または加熱し、測定槽1
3内の被測定IC1の温度が所定の温度条件(低温また
は高温)になるまで待って電気的特性を測定する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被測定ICが測定温度に達するまでの時間を短縮するこ
とができ、RF選別試験等の信頼性を確保することがで
きるとともに、装置全体を小型化することが可能な半導
体集積回路搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる半導体集積回路搬送装置の一実
施例を示す一部断面図である。
【図2】図1の半導体集積回路搬送装置の測定部(A
部)の詳細図である。
【図3】従来の半導体集積回路搬送装置の一例を示す一
部断面図である。
【図4】従来のICハンドラの一例を示す一部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 被測定IC 2 真空吸引用チューブ 3 温度設定用チューブ 4 切換部 5 切換弁 6 ノズル 7 押え治具 8 リード端子 9 選別治具 10 調整用電子部品 11 搬送装置 12 恒温槽 13 測定槽 14 サーモストリーマ 15 デバイス吸着ノズル 16 パッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路を吸着する真空吸引用チ
    ューブと、前記半導体集積回路に冷風または温風を送風
    する温度設定用チューブとが接続されたノズルと、 前記真空吸引用チューブまたは前記温度設定用チューブ
    と前記ノズルとの管路を切り換える切換手段とを備える
    ことを特徴とする半導体集積回路搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズルの先端と前記半導体集積回路
    との間隔を調整する間隔調整手段を備えることを特徴と
    する請求項1記載の半導体集積回路搬送装置。
JP2000141532A 2000-05-15 2000-05-15 半導体集積回路搬送装置 Pending JP2001324538A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI491893B (zh) * 2014-01-28 2015-07-11 Hon Tech Inc Electronic components testing equipment
TWI559004B (zh) * 2015-08-21 2016-11-21 Hon Tech Inc Electronic components operating equipment and its application of the test classification equipment
TWI561835B (ja) * 2015-10-23 2016-12-11 Hon Tech Inc
TWI607219B (ja) * 2016-10-07 2017-12-01

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