JP2001324221A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP2001324221A
JP2001324221A JP2000142822A JP2000142822A JP2001324221A JP 2001324221 A JP2001324221 A JP 2001324221A JP 2000142822 A JP2000142822 A JP 2000142822A JP 2000142822 A JP2000142822 A JP 2000142822A JP 2001324221 A JP2001324221 A JP 2001324221A
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flow path
joining
pipe
water supply
hot water
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JP2000142822A
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English (en)
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Masamitsu Kondo
正満 近藤
Hideo Tomita
英夫 富田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの缶体に複数の機能を有する流路を設け
た燃焼装置において、各単独運転時に使用しない機能の
方の流路内で滞留している流体が沸騰し流路内にスケー
ルが堆積し耐久性能が劣化したり、単独運転時の熱効率
が低下する課題があった。 【解決手段】 伝熱フィン4を貫通する第一流路10と
第二流路5が交互に接合した接合流路7を上下二段以上
に設け、これら第一流路10近傍を除いて接合流路7を
互いに接合し四つの流路が連接することで、第一流路を
単独で加熱する運転を行っても運転していない他方の管
に滞留している管内の水の温度上昇を抑制し、管内スケ
ールの発生防止と熱交換器8の延命化が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は暖房機能や風呂の追
い焚き機能を有する給湯機において、燃焼熱源が1カ所
存在し、複数の機能を満足する燃焼装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、一つの燃焼熱源によって複数の流
路を同時に加熱できる燃焼装置は、給湯と風呂の運転が
できる給湯風呂装置などの複合給湯機に採用されてい
る。この種の従来の燃焼装置は特開平9−243166
号公報に記載されているようなものがあった。この燃焼
装置では、図20に示す様に、バーナユニット1とバー
ナーユニット1に設けられた給湯バーナ1Aと風呂バー
ナ1Bと、バーナユニット1に空気を供給するファン2
と、燃料を供給するガス比例弁3と、複数の伝熱フィン
4と、伝熱フィン4を貫通しバーナユニット1で加熱す
る給湯管5と風呂管6から構成される。給湯管5と風呂
管6は互いに並行に並べられ、間に互いの丸管を接合し
た接合流路7を有している。この時給湯バーナ1Aは給
湯管5と接合流路7を加熱し、風呂バーナ1Bは風呂管
6のみを加熱する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の燃焼装置の構成で給湯運転を行う際には、給湯バー
ナ1Aを点火し、接合流路7と給湯管5の間を高温の燃
焼ガスが多量に通過するため、伝熱フィン4から熱が伝
導し運転を行っていない風呂管6の単管と接合流路7の
風呂管6内の水温が上昇する。給湯燃焼量が所定の燃焼
量を超えてしまうと風呂管6内の水は沸騰してしまう。
すなわち、風呂管6の管内の水が沸騰すると管内にスケ
ールが付着し流路を閉塞し運転ができなくなる可能性が
生じる。そのため、熱交換器の耐久性と信頼性に課題が
あった。さらに、給湯単独運転時には、風呂バーナBか
らは低温の空気が供給されこの低温空気へ風呂管6周囲
の伝熱フィン4から放熱し、給湯単独運転の熱効率が低
下する課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、並行に複数本のバーナを設けたバーナユニ
ットに第一バーナ群と第二バーナ群を設け、バーナユニ
ットによって生成される高温燃焼ガスで加熱される複数
の伝熱フィンと、伝熱フィンを貫通しバーナユニットと
並行して設けた複数の流路と、流路は第一流路と第二流
路と、両流路の間に第一流路と第二流路を接合した接合
流路を二段以上で構成し、第一流路もしくは第二流路近
傍を除いて接合流路どおしが二段以上で連接した複数の
接合流路から構成され、連接した接合流路は高温ガスが
流れる上流側から下流側へ第一流路、第二流路、第一流
路、第二流路の順に接合して設けたことを特徴とする燃
焼装置である。
【0005】上記発明によれば、一つの缶体で給湯・風
呂もしくは給湯・暖房等の複数の機能を備えた燃焼装置
において、一つの機能のみを使用したときに、使用しな
い機能の管内流体の沸騰を抑制できることから、十分な
給湯能力や暖房能力や風呂沸き上げ性能の発揮と、高い
耐久性能と信頼性能を確保できるとともに、単独運転時
の熱効率を向上することができる。
【0006】また、接合流路の一段目水平高さを同一高
さに設け、二段目接合流路が第二流路もしくは第一流路
に近づくにつれ上下段の間隔が狭まる構成にすると、一
つの機能のみを使用したときに、使用しない機能の管内
流体の沸騰を抑制できることから、十分な給湯能力や暖
房能力や風呂沸き上げ性能の発揮と、高い耐久性能と信
頼性能を確保できるとともに、単独運転時の熱効率を向
上することができる。
【0007】さらに、第一流路と第二流路の間に第一流
路の内部に第二流路を貫通させた複数の二重管を二段以
上で構成すると、接合流路と比較して第一流路と第二流
路の接触面積が飛躍的に多くなるために、他方の滞留し
ている流路の水が沸騰することを抑制できることから、
十分な給湯能力や暖房能力や風呂沸き上げ性能を発揮で
き、高い耐久性能と信頼性能を確保できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、複数の流路を加熱する
バーナ群を並行に設けたバーナユニットと、バーナユニ
ットは第一バーナ群と、第二バーナ群を備え、両バーナ
群で加熱される伝熱フィンと、伝熱フィンを貫通しバー
ナユニットと並行して設け少なくとも二段以上で構成さ
れる複数の第一流路と複数の第二流路を備え、第一流路
と第二流路の間に第一流路と第二流路を接合した複数の
接合流路を二段以上で構成し、接合流路は単独で設けた
第一流路近傍を除いて二段以上が連接し高温ガスが流れ
る上流側から下流側へ第一流路、第二流路の順に繰り返
し接合してなる請求項1記載の燃焼装置である。
【0009】また、接合流路が単独で設けた第二流路近
傍のみ二段以上が連接し高温ガスが流れる上流側から下
流側へ第一流路、第二流路の順に繰り返し接合するとと
もに、接合流路の上下段の間隔が単独で設けた第一流路
に近づくにつれ広くなる請求項2記載の燃焼装置であ
る。
【0010】また、接合流路が単独で設けた第二流路近
傍を除いて二段以上が連接し高温ガスが流れる上流側か
ら下流側へ第一流路、第二流路の順に繰り返し接合して
なる請求項3記載の燃焼装置である。
【0011】また、接合流路が単独で設けた第一流路近
傍のみ二段以上が連接し高温ガスが流れる上流側から下
流側へ第一流路、第二流路の順に繰り返し接合するとと
もに、接合流路の上下段の間隔が単独で設けた第二流路
に近づくにつれ広くなる請求項4記載の燃焼装置であ
る。
【0012】また、接合流路が単独で設けた第一流路と
第二流路近傍を除いて二段以上が連接し高温ガスが流れ
る上流側から下流側へ第一流路、第二流路の順に繰り返
し接合してなる請求項5記載の燃焼装置である。
【0013】また、バーナユニットが第一バーナ群と、
第二バーナ群を備え、両バーナ群で加熱される伝熱フィ
ンと、伝熱フィンを貫通しバーナユニットと並行して設
け少なくとも二段以上で構成される複数の第一流路と複
数の第二流路を備え、第一流路と第二流路の間に第一流
路と第二流路を接合した複数の接合流路を二段以上で構
成し、接合流路の一段目が水平方向略同一高さに設けら
れ、二段目の接合流路が単独で設けた第二流路に近づく
につれ上下段の間隔が近づく請求項6記載の燃焼装置で
ある。
【0014】また、接合流路の二段目が水平方向略同一
高さに設けられ、一段目の接合流路が単独で設けた第二
流路に近づくにつれ上下段の間隔が近づく請求項7記載
の燃焼装置である。
【0015】また、接合流路の一段目が水平方向略同一
高さに設けられ、二段目の接合流路が単独で設けた第一
流路に近づくにつれ上下段の間隔が近づく請求項8記載
の燃焼装置である。
【0016】また、接合流路の二段目が水平方向略同一
高さに設けられ、一段目の接合流路が単独で設けた第一
流路に近づくにつれ上下段の間隔が近づく請求項9記載
の燃焼装置である。
【0017】また、バーナユニットが第一バーナ群と、
第二バーナ群を備え、両バーナ群で加熱される伝熱フィ
ンと、伝熱フィンを貫通しバーナユニットと並行して設
けた複数の第一流路と複数の第二流路を備え、第一流路
と第二流路の間に第一流路の内部に第二流路を貫通させ
た複数の二重管で構成する請求項10記載の燃焼装置で
ある。
【0018】また、第一流路と第二流路の間の一段目に
第一流路の内部に第二流路を貫通させた複数の二重管を
設け、二段目に第一流路と第二流路を互いに接合した複
数の接合流路を設けた請求項11記載の燃焼装置であ
る。
【0019】また、第一流路と第二流路の間の一段目に
第一流路の内部に第二流路を貫通させた複数の二重管を
第一流路と第二流路の近傍側に設け、二重管の間に第一
流路と第二流路を互いに接合した複数の接合流路を設
け、二段目に接合流路を設けた請求項12記載の燃焼装
置である。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0021】(実施例1)本発明の実施例を、図1と図
2を用いて説明する。図においては燃焼装置の熱交換器
8とバーナユニット1の構成図で、給湯機能の単独運転
を行っている場合である。1は複数本のバーナから構成
されるバーナユニットであり、バーナユニット1は第一
バーナ群である暖房バーナ1Cと第二バーナ群である給
湯バーナ1Aから構成される。バーナユニット1に空気
を供給するファン2と、バーナユニット1へのガス供給
量を制御するガス比例弁3と、バーナユニット1によっ
て生成される高温ガスで加熱される複数の伝熱フィン4
と、給湯運転と暖房運転の切り替え及び、バーナユニッ
ト1の燃焼本数切り替えを行う複数の電磁弁9と、高温
ガスが流れる下流側で高温ガスの流れと交差し伝熱フィ
ン4を貫通しバーナユニット1と並行して設けた第一流
路である暖房管10と第二流路である給湯管5を上下二
段に設けている。暖房管10は暖房単管10Aと、暖房
管10と給湯管5をロウ接合した接合流路7を構成する
暖房管10Bとが存在する。同様に給湯管5は給湯単管
5Aと、暖房管10と給湯管5をロウ接合した接合流路
7を構成する給湯管5Bとが存在する。このとき、接合
流路7は暖房単管10A近傍を除いて高温ガスが流れる
上流側に暖房管10Bを設け高温ガスが流れる下流側に
給湯管5Bを設けると共に、上下二段にロウ接合してい
る。すなわち、高温ガスが流れる上流側から暖房管10
B、給湯管5B、暖房管10B、給湯管5Bの順番で交
互に四連管で構成される。さらに暖房管10は温水を循
環させるための暖房循環ポンプ11と、暖房端末機12
を設けている。なお、燃焼装置の筐体はケーシング14
であり、熱交換器8を通過した燃焼ガスは排気トップ1
5から外部へ放出される。
【0022】従来例の構成における課題は、給湯単独運
転を行う際に接合流路7が加熱されるため、運転を行っ
ていない他方の風呂管6内の水温が上昇してしまう。例
えば給湯単独運転を行う際に、所定の燃焼量を超えると
接合流路7の風呂管6への受熱量が多くなり、風呂管6
内の水温が上昇し沸騰に至ることもあった。風呂管6内
の水が沸騰すると風呂管6内にスケールが付着し風呂管
6を閉塞し風呂運転ができなくなる可能性が生じる。ま
た、風呂の単独運転を行う際も、所定の燃焼量を超える
と接合流路7の給湯管5の受熱量が多くなり、給湯管5
内の水温が上昇し高温になることもあった。そのため、
給湯運転開始時の初期水温の上昇による高温出湯や、熱
交換器の耐久性と信頼性に課題があった。
【0023】この課題を解決する手段として、バーナユ
ニット1の並びと並行して上下二段に接合流路7を設
け、給湯管5Bと暖房管10Bを接合した接合流路7を
暖房単管10Aと給湯単管5Aの間で暖房単管10A近
傍を除いて上下二段に四連で接合した管となるよう構成
としている。
【0024】そこで図1、図2に示す本発明の構成によ
れば、給湯最大運転したときには給湯バーナ1Aが燃焼
し、高温の燃焼ガスは給湯単管5Aと接合流路7の間を
通過する。このとき給湯バーナ1A側に位置する接合流
路7が上下二段でロウ接合されているため、運転を停止
している接合流路7の二段目の暖房管10Bは一段目の
給湯管5Bと二段目の給湯管5Bの上下二段から吸熱さ
れ内部の滞留水の温度上昇を抑制できる。すなわち滞留
している管内のスケール付着抑制と熱交換器の延命化が
実現されるとともに、耐久性能が向上し、製品の信頼性
が大幅に向上する。なお、一段目の暖房管10Bの温度
上昇は一段目の給湯管5Bからの吸熱作用と、高温ガス
が流れる伝熱フィン4の上流側長さを短くし受熱量を制
限することで抑制できる。
【0025】また、暖房運転を行う際には、暖房単管1
0A近傍に位置する上下二段の接合流路7が上下で連接
していないため二段目の暖房管10Bは、周囲の伝熱フ
ィン4から十分吸熱する事ができ暖房熱効率を向上でき
る。
【0026】一方本実施例では、給湯バーナ1Aと暖房
バーナ1Cのみ存在する例を示したが、給湯バーナ1A
と暖房バーナ1Cの間に共用バーナ1Dを設ける構成と
しても、同様に暖房管10B内の水の沸騰を抑制する効
果を発揮し、燃焼装置を小型化することもできる。すな
わち、給湯最大運転を行う際は、給湯バーナ1Aと共用
バーナ1Dを燃焼させ、これらのバーナから発生する高
温の燃焼ガスで直接加熱される接合流路7の暖房管10
Bは上下の給湯管5Bにより吸熱されるため滞留してい
る暖房管10B内の水は沸騰しない。同様に暖房最大運
転を行う際は、暖房バーナ1Cと共用バーナ1Dを燃焼
させ、これらのバーナから発生する高温の燃焼ガスで直
接加熱される接合流路7の給湯管5Bは上下の暖房管1
0Bにより吸熱されるため滞留している給湯管5B内の
水は沸騰しない。ところで共用バーナ1Dを給湯バーナ
1Aと暖房バーナ1Cの間に設けることで、各単独最大
運転時には共用バーナ1Dが燃焼するためバーナユニッ
ト1を兼用でき、必要なバーナ本数を共用バーナ本数分
減らすことができ、燃焼装置の小型化が可能である。
【0027】さらに、伝熱フィン4を貫通する流路を給
湯管5と暖房管10に適用した例で説明したが、給湯管
5と風呂管6、もしくは暖房管10と風呂管6に適用し
ても同様の効果を発揮できる。
【0028】ここで、接合流路7のうち暖房管10Bを
略ハート型に変形したハート管変形したり、変形する形
状をD形や凹形にし接合面積を大きくする構成をとるこ
とでも同様の効果を発揮できる。
【0029】(実施例2)図3は本発明の実施例2であ
り、本発明の燃焼装置の構成図である。本発明の目的と
効果は、実施例1で示したものとほぼ同じであり、本実
施例との構成における違いは、給湯単管5Aの近傍のみ
上下二段の接合流路7が上下で連接し、残りの二段目接
合流路7が接合流路7の上下段の間隔を暖房単管10A
に近づくにつれ徐々に広くする構成としたことである。
【0030】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0031】図3に示すように接合流路7のうち給湯単
管5Aのみを上下二段に四連で接合し、残りの二段目接
合流路7の上下段の間隔を暖房単管10Aに近づくにつ
れ徐々に広くすることにより、給湯単独運転時に給湯の
所定の燃焼量を超えても高温ガス上流側の給湯単管5A
側に位置する接合流路7の暖房管10Bの滞留水の熱は
接合した上下の給湯管5Bから容易に吸熱され、滞留水
の温度上昇を抑制できる。すなわち滞留している管内の
スケール付着抑制と熱交換器8の延命化が実現されると
ともに、耐久性能が向上し製品の信頼性が大幅に向上す
る。
【0032】また、暖房運転を行う際には、給湯単管5
A近傍のみ上下二段の接合流路7が上下で連接している
ため二段目の二本の暖房管10A周囲の伝熱フィン4か
ら十分吸熱する事ができ給湯熱効率を向上できる。
【0033】ところで、図4に示すように残りの二段目
接合流路7を水平方向に略同一高さとなるよう構成をと
るときも同様に、各単独運転時の沸騰防止と暖房単独運
転時高熱効率を実現できる。
【0034】(実施例3)図5と図6は本発明の実施例
3であり、本発明の燃焼装置の構成図である。本発明の
目的と効果は、実施例1で示したものとほぼ同じであ
り、本実施例との構成における違いは、給湯管5Bと暖
房管10Bを接合した接合流路7を暖房単管10Aと給
湯単管5Aの間で給湯単管5A近傍を除いて上下二段に
四連で接合した管となるよう構成したことである。
【0035】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0036】図5と図6に示すように接合流路7のうち
給湯単管5A近傍を除いて上下二段に四連で接合したこ
とにより、暖房単独運転時に暖房の所定の燃焼量を超え
ても高温ガス上流側の暖房単管10A側に位置する接合
流路7の給湯管5Bの滞留水の熱は接合した上下の暖房
管10Bから容易に吸熱され、滞留水の温度上昇を抑制
できる。すなわち滞留している管内のスケール付着抑制
と熱交換器8の延命化が実現されるとともに、耐久性能
が向上し製品の信頼性が大幅に向上する。
【0037】また、給湯運転を行う際には、給湯単管5
A近傍に位置する上下二段の接合流路7が上下で連接し
ていないため一段目の給湯管5Bは、周囲の伝熱フィン
4から十分吸熱する事ができ給湯熱効率を向上できる。
【0038】ところで、図6に示すように暖房単管10
Aの近傍のみ上下二段の接合流路が上下で連接する構成
をとるときも同様に、各単独運転時の沸騰防止と給湯運
転時の高熱効率を実現できる。
【0039】(実施例4)図7は本発明の実施例4であ
り、本発明の燃焼装置の構成図である。本発明の目的と
効果は、実施例1で示したものとほぼ同じであり、本実
施例との構成における違いは、暖房単管10Aの近傍の
み上下二段の接合流路7が上下で連接し、残りの二段目
接合流路7が接合流路7の上下段の間隔を給湯単管5A
に近づくにつれ徐々に広くする構成としたことである。
【0040】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0041】図7に示すように接合流路7のうち暖房単
管10Aのみを上下二段に四連で接合し、残りの二段目
接合流路7の上下段の間隔を給湯単管5Aに近づくにつ
れ徐々に広くすることにより、暖房単独運転時に暖房の
所定の燃焼量を超えても高温ガス上流側の暖房単管10
A側に位置する接合流路7の給湯管5Bの滞留水の熱は
接合した上下の暖房管10Bから容易に吸熱され、滞留
水の温度上昇を抑制できる。すなわち滞留している管内
のスケール付着抑制と熱交換器8の延命化が実現される
とともに、耐久性能が向上し製品の信頼性が大幅に向上
する。
【0042】また、給湯運転を行う際には、暖房単管1
0A近傍のみ上下二段の接合流路7が上下で連接してい
るため一段目の二本の給湯管5A周囲の伝熱フィン4か
ら十分吸熱する事ができ給湯熱効率を向上できる。
【0043】ところで、図8に示すように残りの二段目
接合流路7を水平方向に略同一高さとなるよう構成をと
るときも同様に、各単独運転時の沸騰防止と暖房単独運
転時高熱効率を実現できる。
【0044】(実施例5)図9は本発明の実施例5であ
り、本発明の伝熱フィン4の構成図である。本発明の目
的と効果は、実施例1と実施例2で示したものとほぼ同
じであり、本実施例との構成における違いは、給湯管5
Bと暖房管10Bを接合した接合流路7を暖房単管10
A近傍と給湯単管5A近傍を除いて上下二段に四連で接
合した管となるよう構成したことである。
【0045】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0046】図9に示すように接合流路7のうち暖房単
管10Aと給湯単管5A近傍を除いて上下二段に四連で
接合したことにより、各単独運転時に所定の燃焼量を超
えても接合流路7の滞留水の熱は接合した上下の管から
容易に吸熱され、滞留水の温度上昇を抑制できる。すな
わち滞留している管内のスケール付着抑制と熱交換器8
の延命化が実現されるとともに、耐久性能が向上し製品
の信頼性が大幅に向上する。
【0047】さらに、各単管近傍に位置する上下二段の
接合流路7が上下で連接していないため暖房単管10A
近傍の二段目の暖房管10Bと給湯単管5A近傍の一段
目の給湯管5Bは、周囲の伝熱フィン4から十分吸熱す
る事ができ各運転モードの熱効率を向上できる。
【0048】(実施例6)本発明の実施例を、図10と
図11を用いて説明する。図においては燃焼装置の熱交
換器8とバーナユニット1の構成図で、給湯機能の単独
運転を行っている場合である。1は複数本のバーナから
構成されるバーナユニットであり、バーナユニット1は
第一バーナ群である暖房バーナ1Cと第二バーナ群であ
る給湯バーナ1Aから構成される。バーナユニット1に
空気を供給するファン2と、バーナユニット1へのガス
供給量を制御するガス比例弁3と、バーナユニット1に
よって生成される高温ガスで加熱される複数の伝熱フィ
ン4と、給湯運転と暖房運転の切り替え及び、バーナユ
ニット1の燃焼本数切り替えを行う複数の電磁弁9と、
高温ガスが流れる下流側で高温ガスの流れと交差し伝熱
フィン4を貫通しバーナユニット1と並行して設けた第
一流路である暖房管10と第二流路である給湯管5を上
下二段に設けている。暖房管10は暖房単管10Aと、
暖房管10と給湯管5をロウ接合した接合流路7を構成
する暖房管10Bとが存在する。同様に給湯管5は給湯
単管5Aと、暖房管10と給湯管5をロウ接合した接合
流路7を構成する給湯管5Bとが存在する。このとき、
一段目の接合流路7は水平方向に同一高さに設け、二段
目の接合流路は給湯単管5Aに近づくにつれ上下段の間
隔が狭くなる。さらに暖房管10は温水を循環させるた
めの暖房循環ポンプ11と、暖房端末機12を設けてい
る。なお、燃焼装置の筐体はケーシング14であり、熱
交換器8を通過した燃焼ガスは排気トップ15から外部
へ放出される。
【0049】従来例の構成における課題は、給湯単独運
転を行う際に接合流路7が加熱されるため、運転を行っ
ていない他方の風呂管6内の水温が上昇してしまう。例
えば給湯単独運転を行う際に、所定の燃焼量を超えると
接合流路7の風呂管6への受熱量が多くなり、風呂管6
内の水温が上昇し沸騰に至ることもあった。風呂管6内
の水が沸騰すると風呂管6内にスケールが付着し風呂管
6を閉塞し風呂運転ができなくなる可能性が生じる。ま
た、風呂の単独運転を行う際も、所定の燃焼量を超える
と接合流路7の給湯管5の受熱量が多くなり、給湯管5
内の水温が上昇し高温になることもあった。そのため、
給湯運転開始時の初期水温の上昇による高温出湯や、熱
交換器の耐久性と信頼性に課題があった。
【0050】この課題を解決する手段として、バーナユ
ニット1の並びと並行して上下二段に接合流路7を設
け、給湯管5Bと暖房管10Bを接合した接合流路7を
暖房単管10Aと給湯単管5Aの間で、一段目の接合流
路7は水平方向に同一高さに設け、二段目の接合流路は
給湯単管5Aに近づくにつれ上下段の間隔が狭くなるよ
う構成している。
【0051】そこで図10と図11に示す本発明の構成
によれば、給湯最大運転したときには給湯バーナ1Aが
燃焼し、高温の燃焼ガスは給湯単管5Aと接合流路7の
間を通過する。このとき給湯バーナ1A側に位置する接
合流路7の上下二段の間隔が狭くなっているため、二段
目の暖房管10Bは一段目の給湯管5Bから伝熱フィン
4を介し吸熱され、接合している二段目の給湯管5Bか
らは管接触と伝熱フィン4を介し吸熱されることから、
上下二段から吸熱され運転を停止している二段目の接合
流路7の暖房管10B内部の滞留水の温度上昇を抑制で
きる。すなわち滞留している管内のスケール付着抑制と
熱交換器の延命化が実現されるとともに、耐久性能が向
上し、製品の信頼性が大幅に向上する。なお、一段目の
暖房管10Bの温度上昇は、一段目の給湯管5Bからの
吸熱作用と、高温ガスが流れる伝熱フィン4の上流側長
さを短くし受熱量を制限することで抑制できる。
【0052】また、暖房運転を行う際には、上下二段の
接合流路7の間隔が暖房単管10Aに近づくにつれ広く
なるため二段目の暖房管10Bは、周囲の広い伝熱フィ
ン4から十分吸熱する事ができ暖房熱効率を向上でき
る。
【0053】一方本実施例では、給湯バーナ1Aと暖房
バーナ1Cのみ存在する例を示したが、給湯バーナ1A
と暖房バーナ1Cの間に共用バーナ1Dを設ける構成と
しても、同様に暖房管10B内の水の沸騰を抑制する効
果を発揮し、燃焼装置を小型化することもできる。すな
わち、給湯最大運転を行う際は、給湯バーナ1Aと共用
バーナ1Dを燃焼させ、これらのバーナから発生する高
温の燃焼ガスで直接加熱される接合流路7の暖房管10
Bは上下の給湯管5Bにより吸熱されるため滞留してい
る暖房管10B内の水は沸騰しない。同様に暖房最大運
転を行う際は、暖房バーナ1Cと共用バーナ1Dを燃焼
させ、これらのバーナから発生する高温の燃焼ガスで直
接加熱される接合流路7の給湯管5Bは上下の暖房管1
0Bにより吸熱されるため滞留している給湯管5B内の
水は沸騰しない。ところで共用バーナ1Dを給湯バーナ
1Aと暖房バーナ1Cの間に設けることで、各単独最大
運転時には共用バーナ1Dが燃焼するためバーナユニッ
ト1を兼用でき、必要なバーナ本数を共用バーナ本数分
減らすことができ、燃焼装置の小型化が可能である。さ
らに、伝熱フィン4を貫通する流路を給湯管5と暖房管
10に適用した例で説明したが、給湯管5と風呂管6、
もしくは暖房管10と風呂管6に適用しても同様の効果
を発揮できる。
【0054】ここで、接合流路7のうち暖房管10Bを
略ハート型に変形したハート管変形したり、変形する形
状をD形や凹形にし接合面積を大きくする構成をとるこ
とでも同様の効果を発揮できる。
【0055】(実施例7)図12は本発明の実施例7で
あり、本発明の燃焼装置の構成図である。本発明の目的
と効果は、実施例6で示したものとほぼ同じであり、本
実施例との構成における違いは、二段目の接合流路7は
水平方向に同一高さに設け、一段目の接合流路7は給湯
単管5Aに近づくにつれ上下段の間隔が狭くなるよう構
成したことである。
【0056】なお、実施例6と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0057】図12に示すように接合流路7のうち二段
目の接合流路7は水平方向に同一高さに設け、一段目の
接合流路7は給湯単管5Aに近づくにつれ上下段の間隔
が狭くなることにより、給湯最大運転したときには給湯
バーナ1A側に位置する接合流路7の上下二段の間隔が
狭くなっているため、二段目の暖房管10Bは一段目の
給湯管5Bから伝熱フィン4を介し吸熱され、接合して
いる二段目の給湯管5Bからは管接触と伝熱フィン4を
介し吸熱されることから、上下二段から吸熱され運転を
停止している二段目の接合流路7の暖房管10B内部の
滞留水の温度上昇を抑制できる。すなわち滞留している
管内のスケール付着抑制と熱交換器の延命化が実現され
るとともに、耐久性能が向上し、製品の信頼性が大幅に
向上する。なお、一段目の暖房管10Bの温度上昇は、
一段目の給湯管5Bからの吸熱作用と、高温ガスが流れ
る伝熱フィン4の上流側長さを短くし受熱量を制限する
ことで抑制できる。
【0058】また、暖房運転を行う際には、上下二段の
接合流路7の間隔が暖房単管10Aに近づくにつれ広く
なるため二段目の暖房管10Bは、周囲の広い伝熱フィ
ン4から十分吸熱する事ができ暖房熱効率を向上でき
る。
【0059】(実施例8)図13は本発明の実施例8で
あり、本発明の燃焼装置の構成図である。本発明の目的
と効果は、実施例6で示したものとほぼ同じであり、本
実施例との構成における違いは、一段目の接合流路7は
水平方向に同一高さに設け、二段目の接合流路7が暖房
単管10Aに近づくにつれ上下の接合流路7の間隔が狭
くなるよう構成したことである。
【0060】なお、実施例6と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0061】図13と図14に示すように接合流路7の
うち暖房バーナ1C側に位置する接合流路7の上下段の
間隔が狭いことにより、暖房単独運転時に暖房の所定の
燃焼量を超えても一段目の暖房単管10A側に位置する
接合流路7の給湯管5Bの滞留水の熱は接合した接合流
路7の暖房管10Bと近傍に位置する二段目の暖房管1
0Bから伝熱フィン4を介して吸熱され、滞留水の温度
上昇を抑制できる。すなわち滞留している管内のスケー
ル付着抑制と熱交換器8の延命化が実現されるととも
に、耐久性能が向上し製品の信頼性が大幅に向上する。
【0062】また、給湯運転を行う際には、給湯単管5
A近傍に位置する上下二段の接合流路7の間隔が広いた
め一段目の給湯管5Bは、周囲の伝熱フィン4から十分
吸熱する事ができ給湯熱効率を向上できる。
【0063】(実施例9)図15は本発明の実施例9で
あり、本発明の燃焼装置の構成図である。本発明の目的
と効果は、実施例6で示したものとほぼ同じであり、本
実施例との構成における違いは、二段目の接合流路7は
水平方向に同一高さに設け、一段目の接合流路7は暖房
単管10Aに近づくにつれ上下段の間隔が狭くなるよう
構成したことである。
【0064】なお、実施例6と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0065】図15に示すように接合流路7のうち二段
目の接合流路7は水平方向に同一高さに設け、一段目の
接合流路7は暖房単管10Aに近づくにつれ上下段の間
隔が狭くなることにより、暖房最大運転したときには暖
房バーナ1C側に位置する接合流路7の上下二段の間隔
が狭くなっているため、二段目の暖房管10Bは一段目
の給湯管5Bから伝熱フィン4を介し吸熱され、接合し
ている二段目の給湯管5Bからは管接触と伝熱フィン4
を介し吸熱されることから、上下二段から吸熱され運転
を停止している一段目の接合流路7の給湯管5B内部の
滞留水の温度上昇を抑制できる。すなわち滞留している
管内のスケール付着抑制と熱交換器の延命化が実現され
るとともに、耐久性能が向上し、製品の信頼性が大幅に
向上する。なお、一段目の暖房管10Bの温度上昇は、
一段目の給湯管5Bからの吸熱作用と、高温ガスが流れ
る伝熱フィン4の上流側長さを短くし受熱量を制限する
ことで抑制できる。
【0066】また、給湯運転を行う際には、上下二段の
接合流路7の間隔が給湯単管5Aに近づくにつれ広くな
るため一段目の給湯管5Bは、周囲の広い伝熱フィン4
から十分吸熱する事ができ給湯熱効率を向上できる。
【0067】(実施例10)本発明の実施例を、図16
と図17を用いて説明する。図においては燃焼装置の熱
交換器8とバーナユニット1の構成図で、給湯機能の単
独運転を行っている場合である。1は複数本のバーナか
ら構成されるバーナユニットであり、バーナユニット1
は第一バーナ群である暖房バーナ1Cと第二バーナ群で
ある給湯バーナ1Aから構成される。バーナユニット1
に空気を供給するファン2と、バーナユニット1へのガ
ス供給量を制御するガス比例弁3と、バーナユニット1
によって生成される高温ガスで加熱される複数の伝熱フ
ィン4と、給湯運転と暖房運転の切り替え及び、バーナ
ユニット1の燃焼本数切り替えを行う複数の電磁弁9
と、高温ガスが流れる下流側で高温ガスの流れと交差し
伝熱フィン4を貫通しバーナユニット1と並行して設け
た第一流路である暖房管10と第二流路である給湯管5
を上下二段に設けている。暖房管10は暖房単管10A
と、暖房管10の中に給湯管5を挿入した二重管13を
構成する暖房管10Bとが存在する。同様に給湯管5は
給湯単管5Aと、二重管13を構成する給湯管5Bとが
存在する。このとき、二重管13は上下二段で構成され
ている。さらに暖房管10は温水を循環させるための暖
房循環ポンプ11と、暖房端末機12を設けている。な
お、燃焼装置の筐体はケーシング14であり、熱交換器
8を通過した燃焼ガスは排気トップ15から外部へ放出
される。
【0068】従来例の構成における課題は、給湯単独運
転を行う際に接合流路7が加熱されるため、運転を行っ
ていない他方の風呂管6内の水温が上昇してしまう。例
えば給湯単独運転を行う際に、所定の燃焼量を超えると
接合流路7の風呂管6への受熱量が多くなり、風呂管6
内の水温が上昇し沸騰に至ることもあった。風呂管6内
の水が沸騰すると風呂管6内にスケールが付着し風呂管
6を閉塞し風呂運転ができなくなる可能性が生じる。ま
た、風呂の単独運転を行う際も、所定の燃焼量を超える
と接合流路7の給湯管5の受熱量が多くなり、給湯管5
内の水温が上昇し高温になることもあった。そのため、
給湯運転開始時の初期水温の上昇による高温出湯や、熱
交換器の耐久性と信頼性に課題があった。
【0069】この課題を解決する手段として、バーナユ
ニット1の並びと並行して上下二段に二重管13を暖房
単管10Aと給湯単管5Aの間に設けている。
【0070】そこで図16と図17に示す本発明の構成
によれば、給湯最大運転したときには給湯バーナ1Aが
燃焼し、高温の燃焼ガスは給湯単管5Aと二重管13の
間を通過する。このとき二重管13の暖房管10Bの滞
留水の熱は給湯管5Bの管壁を介して給湯側の水へ吸熱
され、運転を停止している暖房管10B内部の滞留水の
温度上昇を抑制できる。すなわち滞留している管内のス
ケール付着抑制と熱交換器の延命化が実現されるととも
に、耐久性能が向上し、製品の信頼性が大幅に向上す
る。なお、一段目の暖房管10Bの温度上昇は、一段目
の給湯管5Bからの吸熱作用と、高温ガスが流れる伝熱
フィン4の上流側長さを短くし受熱量を制限することで
抑制できる。
【0071】一方、暖房運転を行う際にも同様に、暖房
バーナ1Cが燃焼し、高温の燃焼ガスは暖房単管10A
と二重管13の間を通過する。このとき二重管13の給
湯管5Bの滞留水の熱は給湯管5Bの管壁を介して暖房
側の循環水へ吸熱され、運転を停止している給湯管5B
内部の滞留水の温度上昇を抑制できる。すなわち滞留し
ている管内のスケール付着抑制と熱交換器の延命化が実
現されるとともに、耐久性能が向上し、製品の信頼性が
大幅に向上する。
【0072】一方本実施例では、給湯バーナ1Aと暖房
バーナ1Cのみ存在する例を示したが、給湯バーナ1A
と暖房バーナ1Cの間に共用バーナ1Dを設ける構成と
しても、同様に暖房管10B内の水の沸騰を抑制する効
果を発揮し、燃焼装置を小型化することもできる。すな
わち、給湯最大運転を行う際は、給湯バーナ1Aと共用
バーナ1Dを燃焼させ、これらのバーナから発生する高
温の燃焼ガスで直接加熱される二重管13の暖房管10
Bは内部の給湯管5Bにより吸熱されるため滞留してい
る暖房管10B内の水は沸騰しない。同様に暖房最大運
転を行う際は、暖房バーナ1Cと共用バーナ1Dを燃焼
させ、これらのバーナから発生する高温の燃焼ガスで直
接加熱される二重管13の給湯管5Bは外側の暖房管1
0Bの循環水の温度より上昇しないため滞留している給
湯管5B内の水は沸騰しない。ところで共用バーナ1D
を給湯バーナ1Aと暖房バーナ1Cの間に設けること
で、各単独最大運転時には共用バーナ1Dが燃焼するた
めバーナユニット1を兼用でき、必要なバーナ本数を共
用バーナ本数分減らすことができ、燃焼装置の小型化が
可能である。
【0073】さらに、伝熱フィン4を貫通する流路を給
湯管5と暖房管10に適用した例で説明したが、給湯管
5と風呂管6、もしくは暖房管10と風呂管6に適用し
ても同様の効果を発揮できる。
【0074】(実施例11)図18は本発明の実施例1
1であり、本発明の燃焼装置の構成図である。本発明の
目的と効果は、実施例8で示したものとほぼ同じであ
り、本実施例との構成における違いは、給湯単管5Aと
暖房単管10Aとの間の火炎上流側一段目に二重管13
を設け、二段目に暖房管10Bと給湯管5Bを接合した
接合流路7を設けたことである。
【0075】なお、実施例8と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0076】図18に示すように二重管13を一段目に
設け、接合流路7を二段目に設けることで、給湯と暖房
の各単独運転時に所定の燃焼量を超えても高温ガス上流
側の二重管13の滞留している水の熱は二重管構成によ
り容易に他方の管へ伝熱し、滞留水の温度上昇を抑制で
きる。すなわち滞留している管内のスケール付着抑制と
熱交換器8の延命化が実現されるとともに、耐久性能が
向上し製品の信頼性が大幅に向上する。
【0077】また、二段目の接合流路7でも給湯管5B
と暖房管10Bが互いに接続しているため滞留している
管の熱を他方へ伝熱でき滞留している水の沸騰を抑制で
きる。給湯運転を行う際には、二段目給湯管5Bの周囲
に伝熱フィン4が存在し十分吸熱する事ができため給湯
熱効率を向上できる。
【0078】ここで、二段目接合流路7のうち暖房管1
0Bを略ハート型に変形したハート管変形したり、変形
する形状をD形や凹形にし接合面積を大きくする構成を
とることでも同様の効果を発揮できる。
【0079】(実施例12)図19は本発明の実施例1
2であり、本発明の燃焼装置の構成図である。本発明の
目的と効果は、実施例8で示したものとほぼ同じであ
り、本実施例との構成における違いは、給湯単管5Aと
暖房単管10Aとの間の火炎上流側一段目で各単管近傍
に二重管13を設け、二重管13の間と二段目に暖房管
10Bと給湯管5Bを接合した接合流路7を設けたこと
である。
【0080】なお、実施例8と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0081】図19に示すように二重管13を一段目の
各単管側に設け、接合流路7を二重管13の間に設ける
ことで、給湯と暖房の各単独運転時に所定の燃焼量を超
えても高温ガス上流側の二重管13の滞留している水の
熱は二重管構成と接合流路7の構成により容易に他方の
管へ伝熱し、滞留水の温度上昇を抑制できる。すなわち
滞留している管内のスケール付着抑制と熱交換器8の延
命化が実現されるとともに、耐久性能が向上し製品の信
頼性が大幅に向上する。
【0082】また、二段目の接合流路7でも給湯管5B
と暖房管10Bが互いに接続しているため滞留している
管の熱を他方へ伝熱でき滞留している水の沸騰を抑制で
きる。給湯運転を行う際には、接合流路7の給湯管5B
の周囲に伝熱フィン4が存在し十分吸熱する事ができた
め給湯熱効率を向上できる。
【0083】ここで、接合流路7のうち暖房管10Bを
略ハート型に変形したハート管変形したり、変形する形
状をD形や凹形にし接合面積を大きくする構成をとるこ
とでも同様の効果を発揮できる。
【0084】
【発明の効果】以上のように、本発明のような構成の燃
焼装置において、次のような効果が得られる。
【0085】(1)第一流路と第二流路の間に設けた接
合流路の内、単独で設けた第一流路近傍を除いて接合流
路を二段以上で連接させることで、第一流路もしくは第
二流路の機能を単独で使用したときに、滞留している他
方の流路の水の温度上昇を抑制し、管内スケールの発生
防止と熱交換器の延命化が実現できる。特に第二流路の
機能で所定の燃焼量を超えたオーバー入力時においても
接合流路が上下二段で連接しているため、管同士の伝熱
が促進され接合流路の第一流路の水は沸騰しない。さら
に、第一流路の機能を単独で使用したときに、第一流路
近傍の接合流路が連接していないため二段目接合流路の
第一流路周囲に伝熱フィン面積が大きく存在することと
なり吸熱量が増加し第一流路の機能の熱効率が向上す
る。すなわち装置の持つ性能が十分に発揮され、缶体の
耐久性能が向上し、製品の信頼性が大幅に向上するとと
もに、熱効率も向上できる。
【0086】(2)接合流路の内、単独で設けた第二流
路近傍のみ接合流路を二段以上で連接させることで、第
一流路もしくは第二流路の機能を単独で使用したとき
に、滞留している他方の流路の水の温度上昇を抑制し、
管内スケールの発生防止と熱交換器の延命化が実現でき
る。特に第二流路の機能で所定の燃焼量を超えたオーバ
ー入力時においても接合流路が上下二段で連接している
ため、管同士の伝熱が促進され接合流路の第一流路の水
は沸騰しない。さらに、第一流路の機能を単独で使用し
たときに、接合流路の上下段の間隔が単独で設けた第一
流路に近づくにつれ広くなることから、二段目接合流路
の第一流路周囲に伝熱フィン面積が大きく存在すること
となり吸熱量が増加し第一流路の機能の熱効率が向上す
る。すなわち装置の持つ性能が十分に発揮され、缶体の
耐久性能が向上し、製品の信頼性が大幅に向上するとと
もに、熱効率も向上できる。
【0087】(3)第一流路と第二流路の間に設けた接
合流路の内、単独で設けた第二流路近傍を除いて接合流
路を二段以上で連接させることで、第一流路もしくは第
二流路の機能を単独で使用したときに、滞留している他
方の流路の水の温度上昇を抑制し、管内スケールの発生
防止と熱交換器の延命化が実現できる。特に第一流路の
機能で所定の燃焼量を超えたオーバー入力時においても
接合流路が上下二段で連接しているため、管同士の伝熱
が促進され接合流路の第二流路の水は沸騰しない。さら
に、第二流路の機能を単独で使用したときに、第二流路
近傍の接合流路が連接していないため一段目接合流路の
第二流路周囲に伝熱フィン面積が大きく存在することと
なり吸熱量が増加し第二流路の機能の熱効率が向上す
る。すなわち装置の持つ性能が十分に発揮され、缶体の
耐久性能が向上し、製品の信頼性が大幅に向上するとと
もに、熱効率も向上できる。
【0088】(4)接合流路の内、単独で設けた第一流
路近傍のみ接合流路を二段以上で連接させることで、第
一流路もしくは第二流路の機能を単独で使用したとき
に、滞留している他方の流路の水の温度上昇を抑制し、
管内スケールの発生防止と熱交換器の延命化が実現でき
る。特に第一流路の機能で所定の燃焼量を超えたオーバ
ー入力時においても接合流路が上下二段で連接している
ため、管同士の伝熱が促進され接合流路の第二流路の水
は沸騰しない。さらに、第二流路の機能を単独で使用し
たときに、接合流路の上下段の間隔が単独で設けた第二
流路に近づくにつれ広くなることから、一段目接合流路
の第二流路周囲に伝熱フィン面積が大きく存在すること
となり吸熱量が増加し第二流路の機能の熱効率が向上す
る。すなわち装置の持つ性能が十分に発揮され、缶体の
耐久性能が向上し、製品の信頼性が大幅に向上するとと
もに、熱効率も向上できる。
【0089】(5)第一流路と第二流路の間に設けた接
合流路の内、単独で設けた第一流路と第二流路の近傍を
除いて接合流路を二段以上で連接させることで、第一流
路もしくは第二流路の機能を単独で使用したときに、滞
留している他方の流路の水の温度上昇を抑制し、管内ス
ケールの発生防止と熱交換器の延命化が実現できる。さ
らに、第一流路と第二流路近傍の接合流路が連接してい
ないため接合流路の周囲に伝熱フィン面積が大きく存在
することとなり吸熱量が増加し熱効率が向上する。すな
わち装置の持つ性能が十分に発揮され、缶体の耐久性能
が向上し、製品の信頼性が大幅に向上するとともに、第
一流路ならびに第二流路の機能の熱効率も向上できる。
【0090】(6)第一流路と第二流路の間に設けた接
合流路の内、一段目の接合流路を略同一高さに設け、二
段目接合流路が単独で設けた第二流路に近づくにつれ上
下段の間隔が狭まることで、第一流路もしくは第二流路
の機能を単独で使用したときに、滞留している他方の流
路の水の温度上昇を抑制し、管内スケールの発生防止と
熱交換器の延命化が実現できる。特に、第一流路の機能
を単独で使用したときに、第一流路に近づくにつれ上下
二段の接合流路の間隔が広くなり、接合流路の第一流路
周囲の伝熱フィン面積が大きく存在することとなり吸熱
量が増加し大地流路の機能の熱効率が向上する。すなわ
ち装置の持つ性能が十分に発揮され、缶体の耐久性能が
向上し、製品の信頼性が大幅に向上するとともに、熱効
率も向上できる。
【0091】(7)第一流路と第二流路の間に設けた接
合流路の内、二段目の接合流路を略同一高さに設け、一
段目接合流路が単独で設けた第二流路に近づくにつれ上
下段の間隔が狭まることで、第一流路もしくは第二流路
の機能を単独で使用したときに、滞留している他方の流
路の水の温度上昇を抑制し、管内スケールの発生防止と
熱交換器の延命化が実現できる。特に、第一流路の機能
を単独で使用したときに、第一流路に近づくにつれ上下
二段の接合流路の間隔が広くなり、接合流路の第一流路
周囲の伝熱フィン面積が大きく存在することとなり吸熱
量が増加し第一流路の機能の熱効率が向上する。すなわ
ち装置の持つ性能が十分に発揮され、缶体の耐久性能が
向上し、製品の信頼性が大幅に向上するとともに、熱効
率も向上できる。
【0092】(8)第一流路と第二流路の間に設けた接
合流路の内、一段目の接合流路を略同一高さに設け、二
段目接合流路が単独で設けた第一流路に近づくにつれ上
下段の間隔が狭まることで、第一流路もしくは第二流路
の機能を単独で使用したときに、滞留している他方の流
路の水の温度上昇を抑制し、管内スケールの発生防止と
熱交換器の延命化が実現できる。特に、第二流路の機能
を単独で使用したときに、第二流路に近づくにつれ上下
二段の接合流路の間隔が広くなり、接合流路の第二流路
周囲の伝熱フィン面積が大きく存在することとなり吸熱
量が増加し第二流路の機能の熱効率が向上する。すなわ
ち装置の持つ性能が十分に発揮され、缶体の耐久性能が
向上し、製品の信頼性が大幅に向上するとともに、熱効
率も向上できる。
【0093】(9)第一流路と第二流路の間に設けた接
合流路の内、二段目の接合流路を略同一高さに設け、一
段目接合流路が単独で設けた第一流路に近づくにつれ上
下段の間隔が狭まることで、第一流路もしくは第二流路
の機能を単独で使用したときに、滞留している他方の流
路の水の温度上昇を抑制し、管内スケールの発生防止と
熱交換器の延命化が実現できる。特に、第二流路の機能
を単独で使用したときに、第二流路に近づくにつれ上下
二段の接合流路の間隔が広くなり、接合流路の第二流路
周囲の伝熱フィン面積が大きく存在することとなり吸熱
量が増加し第二流路の機能の熱効率が向上する。すなわ
ち装置の持つ性能が十分に発揮され、缶体の耐久性能が
向上し、製品の信頼性が大幅に向上するとともに、熱効
率も向上できる。
【0094】(10)第一流路と第二流路の間に第一流
路の内部に第二流路を貫通させた複数の二重管を二段以
上設けることで、第一流路もしくは第二流路の機能を単
独で使用したときに、滞留している他方の流路の水の温
度上昇を抑制し、管内スケールの発生防止と熱交換器の
延命化が実現できる。特に第一流路の機能で所定の燃焼
量を超えたオーバー入力時においても、二重管構成であ
るため第二流路の水温は第一流路の水温より上昇するこ
とはなく沸騰しない。一方、第二流路の機能を使用し所
定の入力を越えても、第一流路の水は二重管による伝熱
促進効果により沸騰することはない。さらに、第一流路
の機能を単独で使用したときに、二重管の第一流路周囲
に伝熱フィン面積が大きく存在することとなり吸熱量が
増加し第一流路の機能の熱効率が向上する。すなわち装
置の持つ性能が十分に発揮され、缶体の耐久性能が向上
し、製品の信頼性が大幅に向上するとともに、熱効率を
向上できる。
【0095】(11)第一流路と第二流路の間の一段目
に第一流路の内部に第二流路を貫通させた複数の二重管
を複数設け、二段目には第一流路と第二流路を接合した
複数の接合流路を設けることで、第一流路もしくは第二
流路の機能を単独で使用したときに、滞留している他方
の流路の水の温度上昇を抑制し、管内スケールの発生防
止と熱交換器の延命化が実現できる。特に第一流路の機
能で所定の燃焼量を超えたオーバー入力時においても一
段目の二重管と二段目の接合流路の構成とで、流路間の
伝熱が促進され二重管と接合流路の第二流路の水は沸騰
しない。さらに、第二流路の機能を単独で使用したとき
に、二段目接合流路の第二流路周囲に伝熱フィン面積が
大きく存在することとなり吸熱量が増加し第二流路の機
能の熱効率が向上する。すなわち装置の持つ性能が十分
に発揮され、缶体の耐久性能が向上し、製品の信頼性が
大幅に向上するとともに、熱効率も向上できる。
【0096】(12)第一流路と第二流路の間の一段目
に第一流路の内部に第二流路を貫通させた複数の二重管
を各流路の近傍側に設け、二重管の間と二段目には第一
流路と第二流路を接合した複数の接合流路を設けること
で、第一流路もしくは第二流路の機能を単独で使用した
ときに、滞留している他方の流路の水の温度上昇を抑制
し、管内スケールの発生防止と熱交換器の延命化が実現
できる。特に第一流路の機能で所定の燃焼量を超えたオ
ーバー入力時においても二重管と接合流路の構成とで、
流路間の伝熱が促進され二重管と接合流路の第二流路の
水は沸騰しない。さらに、第二流路の機能を単独で使用
したときに、接合流路の第二流路周囲に伝熱フィン面積
が大きく存在することとなり吸熱量が増加し第二流路の
機能の熱効率が向上する。すなわち装置の持つ性能が十
分に発揮され、缶体の耐久性能が向上し、製品の信頼性
が大幅に向上するとともに、熱効率も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の燃焼装置の構成図
【図2】本発明の実施例1の伝熱フィンの拡大図
【図3】本発明の実施例2の伝熱フィンの拡大図
【図4】本発明の実施例2の他の伝熱フィンの拡大図
【図5】本発明実施例3の燃焼装置の構成図
【図6】本発明の実施例3の伝熱フィンの拡大図
【図7】本発明の実施例4の伝熱フィンの拡大図
【図8】本発明の実施例4の他の伝熱フィンの拡大図
【図9】本発明の実施例5の伝熱フィンの拡大図
【図10】本発明実施例6の燃焼装置の構成図
【図11】本発明の実施例6の伝熱フィンの拡大図
【図12】本発明実施例7の伝熱フィンの拡大図
【図13】本発明の実施例8の燃焼装置の構成図
【図14】本発明の実施例8の伝熱フィンの拡大図
【図15】本発明実施例9伝熱フィンの拡大図
【図16】本発明の実施例10の燃焼装置の構成図
【図17】本発明の実施例10の伝熱フィンの拡大図
【図18】本発明実施例11の伝熱フィンの拡大図
【図19】本発明実施例12の伝熱フィンの拡大図
【図20】従来の燃焼装置の構成図
【符号の説明】
1 バーナユニット 1A 第二バーナ群 1C 第一バーナ群 4 伝熱フィン 5 第二流路 7 接合流路 10 第一流路 13 二重管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L036 AA06 3L070 BB02 3L103 AA27 AA37 BB42 BB43 CC02 DD04 DD33

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の流路を加熱するバーナ群を並行に設
    けたバーナユニットと、前記バーナユニットは第一バー
    ナ群と、第二バーナ群を備え、前記両バーナ群で加熱さ
    れる伝熱フィンと、前記伝熱フィンを貫通し前記バーナ
    ユニットと並行して設け少なくとも二段以上で構成され
    る複数の第一流路と複数の第二流路を備え、前記第一流
    路と前記第二流路の間に前記第一流路と前記第二流路を
    接合した複数の接合流路を二段以上で構成し、前記接合
    流路は単独で設けた前記第一流路近傍を除いて二段以上
    が連接し高温ガスが流れる上流側から下流側へ前記第一
    流路、前記第二流路の順に繰り返し接合してなる燃焼装
    置。
  2. 【請求項2】接合流路が単独で設けた第二流路近傍のみ
    二段以上が連接し高温ガスが流れる上流側から下流側へ
    前記第一流路、前記第二流路の順に繰り返し接合すると
    ともに、前記接合流路の上下段の間隔が単独で設けた前
    記第一流路に近づくにつれ広くなる請求項1記載の燃焼
    装置。
  3. 【請求項3】接合流路が単独で設けた第二流路近傍を除
    いて二段以上が連接し高温ガスが流れる上流側から下流
    側へ前記第一流路、前記第二流路の順に繰り返し接合し
    てなる請求項1記載の燃焼装置。
  4. 【請求項4】接合流路が単独で設けた第一流路近傍のみ
    二段以上が連接し高温ガスが流れる上流側から下流側へ
    前記第一流路、前記第二流路の順に繰り返し接合すると
    ともに、前記接合流路の上下段の間隔が単独で設けた前
    記第二流路に近づくにつれ広くなる請求項1記載の燃焼
    装置。
  5. 【請求項5】接合流路が単独で設けた第一流路と第二流
    路近傍を除いて二段以上が連接し高温ガスが流れる上流
    側から下流側へ前記第一流路、前記第二流路の順に繰り
    返し接合してなる請求項1記載の燃焼装置。
  6. 【請求項6】複数の流路を加熱するバーナ群を並行に設
    けたバーナユニットと、前記バーナユニットは第一バー
    ナ群と、第二バーナ群を備え、前記両バーナ群で加熱さ
    れる伝熱フィンと、前記伝熱フィンを貫通し前記バーナ
    ユニットと並行して設け少なくとも二段以上で構成され
    る複数の第一流路と複数の第二流路を備え、前記第一流
    路と前記第二流路の間に前記第一流路と前記第二流路を
    接合した複数の接合流路を二段以上で構成し、前記接合
    流路の一段目が水平方向略同一高さに設けられ、二段目
    の前記接合流路が単独で設けた前記第二流路に近づくに
    つれ上下段の間隔が近づく燃焼装置。
  7. 【請求項7】接合流路の二段目が水平方向略同一高さに
    設けられ、一段目の前記接合流路が単独で設けた前記第
    二流路に近づくにつれ上下段の間隔が近づく請求項6記
    載の燃焼装置。
  8. 【請求項8】接合流路の一段目が水平方向略同一高さに
    設けられ、二段目の前記接合流路が単独で設けた前記第
    一流路に近づくにつれ上下段の間隔が近づく請求項6記
    載の燃焼装置。
  9. 【請求項9】接合流路の二段目が水平方向略同一高さに
    設けられ、一段目の前記接合流路が単独で設けた前記第
    一流路に近づくにつれ上下段の間隔が近づく請求項6記
    載の燃焼装置。
  10. 【請求項10】複数の流路を加熱するバーナ群を並行に
    設けたバーナユニットと、前記バーナユニットは第一バ
    ーナ群と、第二バーナ群を備え、前記両バーナ群で加熱
    される伝熱フィンと、前記伝熱フィンを貫通し前記バー
    ナユニットと並行して設けた複数の第一流路と複数の第
    二流路を備え、前記第一流路と前記第二流路の間に前記
    第一流路の内部に前記第二流路を貫通させた複数の二重
    管で構成する燃焼装置。
  11. 【請求項11】第一流路と第二流路の間の一段目に前記
    第一流路の内部に前記第二流路を貫通させた複数の二重
    管を設け、二段目に前記第一流路と前記第二流路を互い
    に接合した複数の接合流路を設けた請求項10記載の燃
    焼装置。
  12. 【請求項12】第一流路と第二流路の間の一段目に前記
    第一流路の内部に前記第二流路を貫通させた複数の二重
    管を前記第一流路と前記第二流路の近傍側に設け、前記
    二重管の間に前記第一流路と前記第二流路を互いに接合
    した複数の接合流路を設け、二段目に前記接合流路を設
    けた請求項10記載の燃焼装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016164473A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 株式会社ガスター 熱源装置
JP2016164471A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 株式会社ガスター 熱源装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016164473A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 株式会社ガスター 熱源装置
JP2016164471A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 株式会社ガスター 熱源装置

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