JP2001324049A - 流量表示付きバルブ - Google Patents
流量表示付きバルブInfo
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- JP2001324049A JP2001324049A JP2000144910A JP2000144910A JP2001324049A JP 2001324049 A JP2001324049 A JP 2001324049A JP 2000144910 A JP2000144910 A JP 2000144910A JP 2000144910 A JP2000144910 A JP 2000144910A JP 2001324049 A JP2001324049 A JP 2001324049A
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- valve
- indicator
- rate display
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- Pending
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Abstract
かつ容易に変えることができ、変形したり破壊の虞れの
ないインジケータを有する流量表示付きバルブの提供。 【解決手段】 弁体(14)を有するステム(13)
を、ハンドル(11)の操作によってその軸方向に移動
させることにより流体の流量を変化させ、その変化した
流量を表示するインジケータを有する流量表示付きバル
ブにおいて、ステム(13)を支持するボンネット(1
5)にシリンダーからなるインジケータ(21)を回転
可能に装着する。
Description
より変化する流量を表示するインジケータを有する流量
表示付きバルブに関する。
ることより変化する流体の流量を目盛板で表示するイン
ジケータを有する流量表示付きバルブは、特開昭53−
103229号に記載されているように既に知られてい
る。この従来の流量表示付きバルブでは、インジケータ
としての前記目盛板は、ステムを支持するボンネットの
外周に固定されるリングから立ち上がってハンドルの筒
部の内部に延びている。そして、ハンドルの回転軸方向
の移動量、すなわち、そのときの流体の流量は、インジ
ケータの目盛がハンドルの筒部縁で指示されることによ
り知ることができる。
つバルブを図6に示す。同図において、外端にハンドル
1を固定したステム2は、その内端に弁体を有し、ボン
ネット3にねじで回転自在に支持されている。ハンドル
1を回転することによりステム2がその軸方向に移動し
て弁の開度が調整される。ボンネット3の上端からの流
体の漏れは、ステム2とボンネット3との間に嵌めこま
れたパッキン4、パッキン押さえ輪5およびこれを押さ
え込むパッキン押さえナット6により防止される。
7のリング7aが、ボンネット3にねじ込んだナット8
で固定されている。リング7aには、目盛板7bが一体
的に形成され、その表面に流量表示目盛9が設けられて
いる。図7にインジケータ7を斜視図で示す。目盛板7
bは、ハンドル1の筒部1aの内方に延びており、その
目盛は、ハンドル1の筒部縁1bで指示される。
ルブは、ボンネットにインジケータがナットで固定され
ており、また、目盛の表示が1箇所しかないので作業者
の位置によって目盛板の向きを変えたい場合は、締め付
けられているナットを一旦緩めてインジケータを回転さ
せて目盛板を所望の向きに変えた後、その位置でナット
を締め付ける必要があり、目盛の向き調整が面倒である
という問題点があった。また、インジケータは、その目
盛板がリングの外周から立ち上がった形状に作られてい
るので、その折曲がり部に何らかの応力が加わった場
合、インジケータが変形したり、折れて切断してしまう
可能性があった。
内端に弁体を有するステムを、ハンドルの操作によって
その軸方向に移動させることにより流体の流量を変化さ
せ、その変化した流量を表示するインジケータを有する
流量表示付きバルブにおいて、上記ステムを支持するボ
ンネットにシリンダーからなるインジケータを回転可能
に装着したことを特徴とする。
量表示付きバルブにおいて、上記ボンネットのハンドル
が被さる部分が円筒状に形成され、この円筒部に対し
て、上記インジケータが軸方向の移動が規制された状態
で回転可能であることを特徴とする。
量表示付きバルブにおいて、上記円筒部の外周面と上記
インジケータの内周面とを、円周方向に設けられた溝と
これに係合する突部とで結合したことを特徴とする。
量表示付きバルブにおいて、上記円筒部側に上記溝を設
け、上記インジケータ側に上記突部をそれぞれ設けたこ
とを特徴とする。
量表示付きバルブにおいて、上記溝が上記円筒部の端部
に形成されていることを特徴とする。
のうちの何れか一つに記載の流量表示付きバルブにおい
て、上記円筒部の内周面に摺接するOリングを上記ステ
ムに設けたことを特徴とする。
のうちの何れか一つに記載の流量表示付きバルブが、フ
ァンコイルユニット用のバルブであることを特徴とす
る。
図1において、外端にハンドル11がねじ12で固定さ
れ、内端に弁体14を有するステム13は、そのねじ部
13aをボンネット15の雌ねじに螺合することによ
り、ボンネット15に回転自在に支持されている。ステ
ム13には、ボンネット15の内周面に摺接する2つの
Oリング16が、ステム13に設けられた溝13bに嵌
め込むことにより設けられ、ボンネット15の上端から
の流体の漏洩が防止されている。このOリングを採用す
ることにより、ステムとボンネットとの間にパッキンを
設け、パッキン押さえ輪およびこれを押さえ込むパッキ
ン押さえナットを用いた従来の流体の漏洩防止構造を簡
略化することができる。
7の開口にねじ込むことによりボディー17に固定され
る。ボディー17の流体流出口には、ユニオンニップル
18がユニオンナット19でガスケット20を介して結
合されている。
分11aが被さる部分は円筒状に形成され、この円筒部
15aにインジケータ21が取り付けられている。この
インジケータ21はシリンダーからなり、その一端部内
周面の対向部位には、一対の突起21aが一体的に形成
されており、一方、その表面の一部には、流量を表す目
盛22が設けられている。たとえば、目盛0は弁が閉じ
られて流量が0であることを示し、目盛28は流量が毎
分28リッターであることを示す。インジケータ21
は、これをボンネット15に嵌合したとき、その突起2
1aがボンネット15の円筒部15aに設けられた円周
方向の溝23に係合し、円筒部15aに摩擦的に装着さ
れる。したがって、インジケータ21は、ボンネット1
5に対して軸方向の移動が溝23と突起21aによって
規制された状態で、回転可能である。インジケータ21
がボンネット15に摩擦的に装着されることにより、イ
ンジケータ21を任意の位置に回転した後も、バルブの
振動等によりその位置が変わってしまうことはない。溝
23を円筒部15aの端部寄りに設けることにより、突
起付きインジケータ21の、円筒部15aに対する嵌め
込み装着が容易になる。目盛22は、回転操作によって
軸方向に進退するハンドル11の筒部縁11bで指示さ
れ、そのときの流体の流量を読み取ることができる。図
4のハンドル11の位置は流量0を、図5のそれは流量
28リッター/毎分(1/min)をそれぞれ示してい
る。
る程度力を加えて摘むと弾性変形するように、その材
料、肉厚が定められる。材料としては、真鍮やアルミニ
ュームなどの金属材料、あるいは合成樹脂等の非金属材
料が採用される。合成樹脂でインジケータ21を作る場
合は、突起21aを一体成形できるので好都合である。
インジケータ21側に突起21aを設ける代わりに、ボ
ンネット15側に小突起を設け、インジケータ側にこの
小突起が係合する溝を設けてもよいが、金属製のボンネ
ット15に小突起を一体に設ける場合等では、小突起を
切削加工により形成するため、円筒部15aの素材外径
を小突起分多く確保しなければならないことから、イン
ジケータ21側に突起21aを設け、ボンネット15側
にこの小突起が係合する溝を設ける方が推奨される。な
お、突起21aは必ずしも一対に設ける必要はない。イ
ンジケータ21の内周に突起21aを連続環状に設けて
しまうと、インジケータ21の弾性変形を利用したボン
ネット15への装着がしにくくなることを考慮し、且つ
インジケータ21をボンネット15に摩擦的に装着可能
となるように、突起21aを複数箇所設けてもよい。
え込むパッキン押さえナット6に円筒部を形成し、この
円筒部にシリンダー状のインジケータを回転自在に嵌め
込むこともできる。この場合、インジケータの突起を係
合させる円周方向の溝は、ナット6またはボンネット3
の基部に形成される。
バルブは、冷暖房等の空調用装置のファンコイルユニッ
トにおける作動流体としての媒体の流量を調整するバル
ブとして用いるのに好適である。
ケータを有する流量表示付きバルブにおいて、目盛を有
するインジケータをボンネットに回転可能に装着したの
で、目盛の表示が1箇所でも作業者の位置によって目盛
の向きを自由にかつ容易に変えることができる。またイ
ンジケータはシリンダーからなるので、従来のインジケ
ータに比べ、変形したり破壊の虞も格段に少なく、しか
も表示を複数箇所に設けることも容易である。ボンネッ
トの内周面に摺接するOリングをステムに設けることに
より、ステムとボンネットとの間にパッキンを設け、パ
ッキン押さえ輪およびこれを押さえ込むパッキン押さえ
ナットを用いた従来の流体の漏洩防止構造を簡略化する
ことができる。
断面図である。
ケータの正面図である。
きバルブの正面図である。
す流量表示付きバルブの正面図である。
て示した側面図である。
ケータの斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】内端に弁体を有するステムを、ハンドルの
操作によってその軸方向に移動させることにより流体の
流量を変化させ、その変化した流量を表示するインジケ
ータを有する流量表示付きバルブにおいて、 上記ステムを支持するボンネットにシリンダーからなる
インジケータを回転可能に装着したことを特徴とする流
量表示付きバルブ。 - 【請求項2】請求項1記載の流量表示付きバルブにおい
て、上記ボンネットのハンドルが被さる部分が円筒状に
形成され、この円筒部に対して、上記インジケータが軸
方向の移動が規制された状態で回転可能であることを特
徴とする流量表示付きバルブ。 - 【請求項3】請求項2記載の流量表示付きバルブにおい
て、上記円筒部の外周面と上記インジケータの内周面と
を、円周方向に設けられた溝とこれに係合する突部とで
結合したことを特徴とする流量表示付きバルブ。 - 【請求項4】請求項3記載の流量表示付きバルブにおい
て、上記円筒部側に上記溝を設け、上記インジケータ側
に上記突部をそれぞれ設けたことを特徴とする流量表示
付きバルブ。 - 【請求項5】請求項4記載の流量表示付きバルブにおい
て、上記溝が上記円筒部の端部に形成されていることを
特徴とする流量表示付きバルブ。 - 【請求項6】請求項1ないし5のうちの何れか一つに記
載の流量表示付きバルブにおいて、上記ボンネットの内
周面に摺接するOリングを上記ステムに設けたことを特
徴とする流量表示付きバルブ。 - 【請求項7】請求項1ないし6のうちの何れか一つに記
載の流量表示付きバルブが、ファンコイルユニット用の
バルブであることを特徴とする流量表示付きバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000144910A JP2001324049A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 流量表示付きバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000144910A JP2001324049A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 流量表示付きバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001324049A true JP2001324049A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18651494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000144910A Pending JP2001324049A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 流量表示付きバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001324049A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014109340A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Fujikin Inc | 流体制御器 |
-
2000
- 2000-05-17 JP JP2000144910A patent/JP2001324049A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014109340A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Fujikin Inc | 流体制御器 |
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