JP2001323841A - 診断装置 - Google Patents

診断装置

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JP2001323841A
JP2001323841A JP2000141361A JP2000141361A JP2001323841A JP 2001323841 A JP2001323841 A JP 2001323841A JP 2000141361 A JP2000141361 A JP 2000141361A JP 2000141361 A JP2000141361 A JP 2000141361A JP 2001323841 A JP2001323841 A JP 2001323841A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無用な部品の交換や診断システムへの不信感
を回避する。 【解決手段】 エンジン制御、変速機制御または車両制
御に関わるシステムまたは部品を診断対象として診断対
象毎に診断実施を許可するかどうかの情報を格納する場
所を記憶手段71が有し、前記診断対象と同じ診断対象
について診断対象毎に正常であるのか異常であるのかの
診断結果を格納する場所を記憶手段72が有する。診断
手段73は前記許可されている診断対象に対してだけ正
常であるのか異常であるのかの診断を行い、この診断結
果を前記診断結果の記憶手段72のうち対応する場所に
格納する。この場合に、前記2つの記憶手段71、72
の情報および診断結果に基づいて、前記診断実施を許可
されていない診断対象について異常であるとの診断結果
が格納されていると判定されたとき、取り消し手段75
がその異常であるとの診断結果を取り消す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は診断装置、特に空
燃比や点火時期などのエンジン制御手段、変速比などの
変速機制御手段またはABSなどの車両制御手段として
のECM(エレクトロニックコントロールモジュール)
に異常が生じた場合のものに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの有するシステムやこのシステ
ムを構成する部品の診断をECMにより行うものがある
(特許第2775008号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンの
機種や車種毎に備える制御システムが異なるためこれに
応じて診断対象も異なってくる。このため、ECM内の
ROMに設けた診断実施可否フラグにより当該車種でど
の診断を行いどの診断を行わないかを制御するようにし
ている。たとえば診断実施可否フラグは、図3上段に示
したように1バイト(最低単位)で構成され、最下位の
ビット0からビット3までの各ビットに対応して4つの
診断(最下位ビットより失火診断、触媒劣化診断、O2
センサ診断、蒸発燃料処理装置のリーク診断)の実施が
許可される。
【0004】また、診断対象が正常であるのか異常であ
るのかの診断結果を入れるフラグ(NG判定フラグ)
と、診断対象が異常であるとの診断結果のとき警告ラン
プ(MIL)を点灯するためのフラグ(MIL点灯フラ
グ)とが診断実施可否フラグに対応して図3の中段、下
段のように同じ1バイトでECM内のRAMに構成さ
れ、たとえば失火診断の結果で失火が生じているときに
はNG判定フラグ、MIL点灯フラグの最下位ビット0
に1が格納され、運転室内に設けた警告ランプが点灯さ
れる。
【0005】実際にはECMを備えるエンジンおよび車
種の全てのECMに対してかつ全ての診断に対して、診
断実施可否フラグ、NG判定フラグ、MIL点灯フラグ
を共通化しており、したがってビット構成が同一となっ
ている。このため、診断実施可否フラグのビット4はた
とえばEGR装置の診断を行うエンジン機種や車種の場
合に1が格納されるが、EGR装置の診断を行わないエ
ンジンでは図3の上段のように0が格納される。
【0006】この場合に、ECMの異常により診断対象
となっていない制御システム(あるいは制御システムを
構成する部品)に異常があるとの診断結果に変更されて
しまうことがある。たとえば、図4に示したようにEC
Mの異常に起因して、NG判定フラグのビット4の値が
0から1へと変更されたとすれば、MIL点灯フラグの
ビット4も1となるため警告ランプが点灯される。
【0007】こうした警告ランプの点灯をみてドライバ
ーがサービス工場に車を入庫させても、ECMの異常に
ついては現在のところ診断するようにしていないこと、
またハンディタイプの診断ツールによりNG判定フラグ
の内容は知り得ても、診断実施可否フラグの内容までは
知り得ないので、NG判定フラグより知り得たところに
よりEGR装置の診断をサービスマンが実施することに
なる。
【0008】しかしながら、そもそもEGR装置に異常
はないのであるから、異常が発見されることはない。し
たがって、NG判定フラグを信用するとすれば、EGR
装置のどこかに不具合があることになって部品(EGR
コントロールバルブなど)を交換しなければならず、そ
れでは無用な部品の交換となる。また、サービスマンの
行った診断結果(EGR装置は正常であるとの診断結
果)を信用するとすれば、診断システムがおかしいこと
になり、診断システムに不信感をもたれることになると
もかぎらない。
【0009】なお、上記のECMの異常は今回新たに見
つかったもので、急激なバッテリ電圧の低下や異常なノ
イズの影響を受けて異常が生じることがわかっている。
ここで、バッテリの上がった車のバッテリと、バッテリ
の上がっていない他の車のバッテリとをジャンプコード
で接続して、バッテリの上がった車を始動させることが
行われるが、このとき電源供給を行う上記他の車で急激
なバッテリ電圧の低下が生じる。
【0010】ここまではエンジン制御に関わるシステム
や部品を診断対象としてECMが制御する場合である
が、ECMの異常は変速機制御や車両制御に関わるシス
テムや部品を診断対象としてECMが制御する場合にも
生じることが考えられる。
【0011】そこで本発明では、ECMの異常に対処す
るロジックを追加して設けることにより、無用な部品の
交換や診断システムへの不信感を回避することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、エンジ
ン、変速機または車両に存在しないシステムまたは部品
の異常を検出する手段と、この異常が検出された場合に
エンジン、変速機または車両に存在しないシステムまた
は部品の異常を取り消す手段とを備える。
【0013】第2の発明は、図8に示すように、エンジ
ン制御、変速機制御または車両制御に関わるシステムま
たは部品を診断対象として診断対象毎に診断実施を許可
するかどうかの情報を格納する場所を有する記憶手段7
1と、前記診断対象と同じ診断対象について診断対象毎
に正常であるのか異常であるのかの診断結果を格納する
場所を有する記憶手段72と、前記許可されている診断
対象に対してだけ正常であるのか異常であるのかの診断
を行い、この診断結果を前記診断結果の記憶手段72の
うち対応する場所に格納する手段73とを備えるエンジ
ンの診断装置において、前記2つの記憶手段71、72
の情報および診断結果に基づいて前記診断実施を許可さ
れていない診断対象について異常であるとの診断結果が
格納されているかどうかを判定する手段74と、この判
定結果より診断実施を許可されていない診断対象につい
て異常であるとの診断結果が格納されているとき、その
異常であるとの診断結果を取り消す手段75とを設け
た。
【0014】第3の発明は、エンジン、変速機または車
両に存在しないシステムまたは部品の異常を検出する手
段と、この異常が検出された場合に全てのシステムまた
は全ての部品の異常を取り消す手段とを備える。
【0015】第4の発明は、図9に示すように、エンジ
ン制御、変速機制御または車両制御に関わるシステムま
たは部品を診断対象として診断対象毎に診断実施を許可
するかどうかの情報を格納する場所を有する記憶手段7
1と、前記診断対象と同じ診断対象について診断対象毎
に正常であるのか異常であるのかの診断結果を格納する
場所を有する記憶手段72と、前記許可されている診断
対象に対してだけ正常であるのか異常であるのかの診断
を行い、この診断結果を前記診断結果の記憶手段72の
うち対応する場所に格納する手段73とを備えるエンジ
ンの診断装置において、前記2つの記憶手段71、72
の情報および診断結果に基づいて前記診断実施を許可さ
れていない診断対象について異常であるとの診断結果が
格納されているかどうかを判定する手段74と、この判
定結果より診断実施を許可されていない診断対象につい
て異常であるとの診断結果が格納されているとき、すべ
ての診断結果を取り消す手段81とを設けた。
【0016】第5の発明は、エンジン、変速機または車
両に存在しないシステムまたは部品の異常を検出する機
能をECMが有する診断装置において、前記異常が検出
された場合に前記ECMの異常と判定する機能を前記E
CMに追加する。
【0017】第6の発明は、図10に示すように、エン
ジン制御、変速機制御または車両制御に関わるシステム
または部品を診断対象として診断対象毎に診断実施を許
可するかどうかの情報を格納する場所を有する記憶手段
71と、前記診断対象と同じ診断対象について診断対象
毎に正常であるのか異常であるのかの診断結果を格納す
る場所を有する記憶手段72とをECM内に有するとと
もに、前記許可されている診断対象に対してだけ正常で
あるのか異常であるのかの診断を行い、この診断結果を
前記診断結果の記憶手段72のうち対応する場所に格納
する機能91を前記ECMが有するエンジンの診断装置
において、前記2つの記憶手段71、72の情報および
診断結果に基づいて前記診断実施を許可されていない診
断対象について異常であるとの診断結果が格納されてい
るかどうかを判定し、この判定結果より診断実施を許可
されていない診断対象について異常であるとの診断結果
が格納されているとき、前記ECMの異常と判定する機
能92を前記ECMに追加する。
【0018】第7の発明では、第2、第4、第6のいず
れか一つの発明において前記情報の記憶手段がROMで
あり、前記診断結果の記憶手段がRAMである。
【0019】
【発明の効果】第1、第2、第7の発明によれば、誤っ
た異常検出や誤った診断結果を訂正するようにしたの
で、誤った検出結果や誤った診断結果を保持した状態で
サービス工場に車が持ち込まれて不要な部品交換が実行
されることもないし、診断システムへの不信感をもたれ
ることもなくなる。
【0020】第3の発明によれば、エンジン、変速機ま
たは車両に存在するシステムや部品についても、誤った
異常検出を保持した状態でサービス工場に車が持ち込ま
れて不要な部品交換がなされたり、診断システムへの不
信感をもたれたりすることがなくなる。また、第4の発
明によれば、診断実施を許可されている診断対象につい
ても、誤った診断結果を保持した状態でサービス工場に
車が持ち込まれて不要な部品交換がなされたり、診断シ
ステムへの不信感をもたれたりすることがなくなる。
【0021】第5、第6の発明によれば、ECMの異常
であると特定できる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1、図2において、1はV型6
気筒エンジンの本体で、その吸気通路2にはスロットル
バルブ7下流の吸気マニフォールド4a、4bに位置し
て燃料インジェクタ5a、5bが設けられ、ECM21
からの噴射信号により運転条件に応じて所定の空燃比と
なるように吸気中に燃料を噴射供給する。6a、6bは
点火プラグである。
【0023】ECM21には磁気式クランク角センサか
らの回転速度信号、エアフローメータ25からの吸入空
気流量信号、排気通路11a、11bに設置したO2
ンサ26a、26bからの酸素濃度信号、さらには水温
センサ27からの水温信号、トランスミッションのギヤ
位置センサ28(図2参照)からのギヤ位置信号等が入
力し、これらに基づいて運転条件を判断しながら条件に
応じてリーン空燃比と理論空燃比との制御を行う。
【0024】空燃比は空気量と燃料量の比であるから、
吸入空気流量Qaとエンジン回転速度Neから1回転当
たりかつ理論空燃比が得られる燃料噴射パルス幅を基本
噴射パルス幅Tp(=K×Qa/Ne、ただしKは定
数)として計算し、このTpを基本として、燃料インジ
ェクタ5a、5bに与えるシーケンシャル噴射時(エン
ジン2回転に1回、各気筒の点火順序に合わせて噴射)
の燃料噴射パルス幅Tiを、
【0025】
【数1】 Ti=Tp×Tfbya×(α+αm−1)×2+T
s、 ただし、Tp:基本噴射パルス幅、 Tfbya:目標当量比、 α:空燃比フィードバック補正係数、 αm:空燃比学習値、 Ts:無効パルス幅、 の式により演算する。目標当量比Tfbyaに1.0よ
り小さい値を与えてTpを減量することでリーン空燃比
での運転を可能とし(このときα=1.0にクラン
プ)、またO2センサ26a、26bの出力に基づいて
空燃比フィードバック補正係数αを計算し、その補正係
数αでTpを補正することで空燃比のフィードバック制
御を行わせる(左右のバンクで空燃比フィードバック補
正係数を独立に計算し、左バンクでは左バンクのO2
ンサ26aの出力に基づいて得られる空燃比フィードバ
ック補正係数αLを用いてTpを補正し、右バンクでは
右バンクのO2センサ26bの出力に基づいて得られる
空燃比フィードバック補正係数αRを用いてTpを補正
する)。
【0026】なお、上記の磁気式クランク角センサは、
REF(リファレンス)センサ22、POS(ポジショ
ン)センサ23およびPHASE(フェーズ)センサ2
4の3つのセンサからなっている。このうちREFセン
サ22およびPOSセンサ23はそれぞれクランクシャ
フト1aの前(クランクプーリ)、クランクシャフト1
aの後(フライホイールまたはドライブプレート)に設
けられたシグナルプレート(図示しない)に対向して設
けられ、クランクシャフト1aのポジションを検出す
る。また、PHASEセンサ24はカムスプロケット
(左バンク)部に設けられ、カムシャフトのポジション
を検出する。
【0027】各バンクからの排気通路11a、11bに
はウォームアップ用の三元触媒13a、13bが、また
下流の集合排気通路12にも三元触媒14が設けられ、
理論空燃比の運転時に最大の転換効率をもって排気中の
NOxの還元とHC、COの酸化を行う。これら三元触
媒はリーン空燃比のときはHC、COは酸化するが、N
Oxの還元効率は低い。しかし、空燃比がリーン側に移
行すればするほどNOxの発生量は少なくなり、所定の
空燃比以上では三元触媒で浄化するのと同じ程度にまで
下げることができ、同時にリーン空燃比になるほど燃費
が改善される。したがって、負荷のそれほど大きくない
所定の運転領域においてはリーン空燃比による運転を行
い、良好な燃費特性を維持し、それよりも負荷の高い領
域になると、空燃比を理論空燃比に切換え、この空燃比
を目標値として空燃比のフィードバック制御を行うこと
により、三元触媒を有効に機能させてNOxの低減を図
る。なお、運転性の向上や触媒の耐久性を維持するため
始動時、低水温時、エンジン高負荷時、減速時(アクセ
ルOFF)などの条件では空燃比フィードバック制御を
停止させる。
【0028】エンジンにはまた、排気の一部を吸気通路
に環流するEGR装置、主にリーン空燃比の運転時の燃
焼安定化を図るためのスワールコントロール装置、燃料
タンクから外気への蒸発燃料の放出を防止する蒸発燃料
処理装置を備え、これらに対応してECM21では次の
各制御を行っている。
【0029】〔1〕EGR制御、〔2〕スワールコント
ロール、〔3〕パージ量の制御、これらについて簡単に
説明すると、まず、EGR装置は、排気通路11aと吸
気通路のコレクタ部3を連通する通路(EGR通路)3
1にEGRコントロールバルブ32を設けたもので、E
CM21からの信号が入力されると、EGRコントロー
ルバルブ32内のステップモータが信号に応じたステッ
プ数分だけ回転してバルブを軸方向に上下動させ、EG
R通路31を開閉する。
【0030】スワールコントロール装置は、スワールコ
ントロールソレノイド35をON、OFF駆動すること
によりバルブアクチュエータ36への制御圧力を大気圧
と吸入圧力(スロットルバルブ7下流の吸気管圧力)と
に切換え、この制御圧力に応動するバルブアクチュエー
タ36を介して、吸気ポートの手前に設けたスワールコ
ントロールバルブ37を全閉、全開させるもので、EC
M21ではリーン空燃比の運転時にスワールコントロー
ルバルブ37を閉じて吸気流速を早め燃焼室内に旋回流
(タンブル流)を発生させる。また、大きな吸入空気量
を必要とする高回転かつ高負荷時等にはスワールコント
ロールバルブ37を開けて吸気抵抗を低減し、出力性能
を確保する。
【0031】蒸発燃料処理装置は、主に燃料タンク41
の内部に発生する燃料蒸気を導いて吸着する活性炭入り
のキャニスタ42と、このキャニスタ42とコレクタ部
3を連通するパージ通路43に設けたパージコントロー
ルバルブ44とからなる。ECM21の出力信号により
約10Hzの周波数でパージコントロールバルブ44が
ON、OFF駆動(デューティ制御)され、ON時間の
割合が多いほどパージ流量が増加する。ECM21では
運転条件に応じてこのON時間を変化させ、パージ流量
を最適に制御する。
【0032】このようにECM21では空燃比制御を初
めとして上記の〔1〕〜〔3〕で挙げた制御、さらには
説明しなかった他の制御(たとえばアイドル回転速度制
御、O2センサヒータ制御、可変吸気バルブ制御)な
ど、各種の制御を行うので、各装置やその装置を構成す
る部品などに異常(あるいは故障)が発生すると、装置
が正常に働かなくなり、特に排気組成に影響するものは
ドライバに知らせて早期の修理を促す必要があるので、
次のような各種の診断をECM21が行う。
【0033】〈1〉失火診断、〈2〉三元触媒の劣化診
断、〈3〉O2センサの劣化や断線の診断、〈4〉蒸発
燃料処理装置のリーク診断、これら診断については各種
のものが提案されている。ここではその一例を挙げて各
診断を概説する。まず、〈1〉についてはたとえば失火
によるクランクシャフト1aの変動を、リングギヤに対
抗して設けた磁気式クランク角センサ(POSセンサ2
3)により周期変動として検出することで失火したかど
うかの診断を行う(詳しくは特開平4−113244号
公報参照)。これは、各燃焼行程に対応させて等間隔の
クランク角区間を設けて(6気筒エンジンであれば3
つ)、各区間に要する時間の計測値を最新のものから順
にサンプリングし、失火気筒では時間計測値が長くなる
ことを利用して最適な失火パラメータをサンプル値に基
づいて作り、この失火パラメータと所定値の比較により
失火したかどうかを判定するものである。
【0034】上記〈2〉については次の通り。三元触媒
13a、13bの劣化は触媒の酸素ストレージ能力がな
くなることであり、新品時には触媒13a、13bの上
流で空燃比が周期的に激しく変化していても触媒13
a、13bの下流ではほぼ一定の空燃比に保たれるのに
対して、触媒13a、13bの劣化により触媒の酸素ス
トレージ能力がなくなってくると、触媒13a、13b
の下流でも上流と同じに空燃比が周期的に激しく変化す
ることになる。したがって、触媒13a、13bの下流
にもO2センサ51a、51b(図1参照)を設けて、
上流側O2センサ26a、26b出力の所定期間の反転
回数nfに対する下流側O2センサ51a、51b出力
の同じ所定期間の反転回数nrの比(nr/nf)を計
測すれば、この比は新品当初は0に近い値であったもの
が触媒13a、13bの劣化につれて次第に1に近づく
ので、この比に基づいて触媒13a、13bの劣化診断
を行う(詳しくは特開昭63−205441号公報参
照)。
【0035】上記〈3〉のうち劣化診断については次の
通り。空燃比フィードバック制御中のO2センサ26
a、26b出力はリッチ側判定値RSLとリーン側判定
値LSL(RSL>LSL)をスライスレベルとして
(2つの判定値の間がヒステリシス)、正常時にはこれ
ら2つの判定値をともに横切って振れるが、O2センサ
26a、26bが劣化してくると、リッチ側判定値RS
Lを超えたままで戻らなくなったり、リーン側判定値L
SLを下回ったまま戻らなくなるので、その戻らない状
態が所定の時間続いたときO2センサ26a、26bの
劣化と診断する。
【0036】上記〈4〉については次の通り。燃料タン
ク41より吸気通路2までの流路途中にリーク孔があい
たり、バルブの接合部のシールが不良になると、蒸発燃
料が大気中に放出されてしまうので、前記流路を閉空間
とし、かつその閉空間を大気圧に対して相対的に圧力差
のある状態とした後の圧力変化をみればリークの有無が
わかる。そこで前記流路を閉空間とするため、図1に示
したようにキャニスタ42の大気解放口にこの解放口を
開閉するドレンカットバルブ45、また、この閉空間に
閉じこめられた気体の圧力変化をみるため前記流路に圧
力センサ46を設け、スロットルバルブ7下流に発生す
る圧力(大気圧より低い圧力)を用いて前記流路流路を
一定の低圧状態とすることによりリーク診断を行う(詳
しくは特開平7−139439号公報参照)。
【0037】ECM21ではこのようにして各種の診断
を行うため、ECM21内のROMに診断実施可否フラ
グ(診断対象毎に診断実施を許可するかどうかの情報を
格納する場所を有する記憶手段)を用意している。これ
を説明すると、図3上段は診断実施可否フラグを1バイ
ト(最低単位)で構成したもので、たとえば最下位のビ
ットより上記4つの診断〈1〉〜〈4〉をこの順に割り
振り、該当するビットに1を入れたとき診断実施を許可
することを、これに対して0を入れたとき診断実施を許
可しないことを表すものとすると、本実施形態では4つ
の診断実施を許可するため、ビット0〜3に1が、それ
以外のビット4〜7に0が入っている。
【0038】一方、正常であるのか異常であるのかの診
断結果を保存するためのフラグ(NG判定フラグ)と、
この診断結果に基づいて、運転室内に設けた警告ランプ
61(図2参照)を点灯するためのフラグ(MIL点灯
フラグ)とを診断実施可否フラグに対応して同じビット
構成で持っている。これら2つのフラグについても図3
の中段と下段に示すと、NG判定フラグについては診断
対象に異常(あるいは故障)があるとき該当するビット
に1を入れ、これに対して診断対象に異常がないとき該
当するビットに0を入れている。MIL点灯フラグにつ
いてはNG判定フラグのうち該当するビットに1を入れ
たとき、同時にMIL点灯フラグにも同じ位置のビット
に1が入るようになっている。なお、MIL点灯フラグ
のいずれか一のビットに1が入っていれば、警告ランプ
61が点灯され、これに対してすべてのビットが0であ
れば警告ランプ61は点灯しない。
【0039】NG判定フラグ、MIL点灯フラグの2つ
のフラグは書き換え可能でなければならないのでECM
21内のRAMに構成され、工場出荷時にすべてのビッ
トに0が初期設定されるが、たとえばエンジン運転中
に、上述した失火診断で失火が生じていることが判定さ
れると、NG判定フラグのビット0が1に切換わり、N
G判定フラグのビット0も1に切換わる(図3の中段と
下段参照)。この結果、警告ランプ61が点灯し、運転
者に異常を知らせることになる。
【0040】実際にはエンジン機種や車種毎に診断対象
が異なるので、診断実施可否フラグにより当該エンジン
と車種に対しどの診断を行いどの診断を行わないかが制
御されるようになっている。
【0041】ただし、市販しているエンジンおよび車種
の全てのECMに対してかつ全ての診断に対して、診断
実施可否フラグ、NG判定フラグ、MIL点灯フラグを
共通化し、各フラグのビット構成を同一としている。し
たがって、実際には各フラグの構成は1バイトで収まら
ず数バイトを要するのであるが、図3には最低の単位で
ある1バイトで示している。このため、診断実施可否フ
ラグのビット4はEGR装置の診断を行うエンジン機種
や車種の場合に1が格納されるが、本実施形態のエンジ
ンではEGR装置の診断を行わないので、0が格納され
ている(図3上段参照)。
【0042】同様にして他の診断対象には、たとえばリ
ングギヤの歯欠け、パージコントロールバルブ44の断
線、ドレンカットバルブ45の断線、上流側O2センサ
26a、26bの各ヒータの断線、下流側O2センサ5
1a、51bの各ヒータの断線のほか、ロックアップ解
除ソレノイドの断線といった自動変速機に関するものな
どがあり、これらの診断を行うエンジン機種や車種の場
合に、診断実施可否フラグのビット5、6、7や診断実
施可否フラグの他のバイト(図示しない)中の各ビット
のうち対応するビットに1が格納される。
【0043】なお、診断実施可否フラグはROMで構成
しているため、車の工場出荷後に診断実施可否フラグが
書き換えられることはない。
【0044】さてこの場合に、ECM21の異常で(急
激な電圧低下、異常なノイズなど)、診断対象となって
いないシステム(あるいはシステムを構成する部品)に
異常があると診断されることがある。これは、本実施形
態についていえば、診断実施可否フラグのビット4〜7
に0が格納されているためこれらに対応する診断が許可
されていないのに、ECM21の異常でNG判定フラグ
のビット4〜7の一部や全部に異常ありを表す1が格納
されてしまう場合である。たとえば図4に示したように
ECM21の異常でNG判定フラグのビット4が1に変
更されたとき、MIL点灯フラグのビット4も1となり
警告ランプ61が点灯される。
【0045】しかしながら、これはECM21の異常に
よるものであり、本来の診断結果によるものでないの
で、警告ランプ61の点灯は誤ったものである。
【0046】そこで本実施形態ではこうしたECM21
の異常に対処するロジックを追加して設ける。すなわ
ち、NG判定フラグに異常であるとの診断結果が格納さ
れているとき、その診断結果が格納されているビットの
位置と同じ診断実施可否フラグのビットの情報を確か
め、ECM21の異常であると判断されるときにはEC
M21の異常による誤った診断結果を訂正する。
【0047】ECM21で実行されるこのロジックの内
容を図5のフローチャートにしたがって説明すると、同
図のルーチンはたとえば所定の時間毎あるいは所定の周
期毎に実行する。
【0048】図5においてステップ1ではNG判定フラ
グの各ビットをみる。1が入っているビットがあれば、
ステップ2に進み、1が入っているNG判定フラグのビ
ットの位置と同じ診断実行可否フラグのビットをみる。
たとえば、前述した図4の例でいうと、NG判定フラグ
のビット4が1となっているので、ステップ2では診断
実施可否フラグのビット4をみる。このとき、診断実施
可否フラグのビット4には0が入っており(図4上段参
照)、ビット4に対応する診断(EGR装置の診断)は
当該エンジン(図1に示したエンジン)に対して許可さ
れていないので、これはECM21の異常によるもので
ある。したがって、このときにはECM21に異常が生
じたと判断し、ステップ4、5に進んでNG判定フラグ
のビット4を0に戻す(訂正する)とともに警告ランプ
61を消灯する。
【0049】一方、診断実施可否フラグのビット4に1
が入っているとき(本実施形態のエンジンとは別のエン
ジンの場合である)は、本来の診断結果である可能性が
高いので(もちろんECM21の異常による場合も可能
性としてはあるが、この場合のほうがまれである)、ス
テップ3に進み警告ランプ61を点灯する。
【0050】なお、図4にはECM21の異常でNG判
定フラグのビット4だけに1が格納されてしまった場合
を示したが、NG判定フラグの他のビット5〜7の一部
あるいは全てにECM21の異常で1が格納されること
が考えられる。この場合にはNG判定フラグのビット5
〜7のうち1の入っているビットを0に戻す。
【0051】このように第1実施形態では、診断対象と
なっていないシステムに異常があると診断されるとき、
すなわちNG判定フラグのいずれかのビットに異常があ
ることを表す1が入っており、かつ1の入っているNG
判定フラグのビットと同じ診断実施可否フラグのビット
に診断実施を許可しないことを表す0が入っていると
き、この0の入っている診断実施可否フラグのビットの
位置と同じNG判定フラグのビットを0に戻すことによ
り、ECM21の異常による誤った診断結果を訂正する
ようにしたので(図4中段、下段参照)、誤った診断結
果を保持した状態でサービス工場に車が持ち込まれて不
要な部品交換がなされることもないし、診断システムへ
の不信感をもたれることもなくなる。
【0052】なお、診断実施可否フラグの持っている情
報もハンディタイプの診断ツールにより知り得るように
しておくことが望ましい。図5の制御周期が長ければ、
ECM21の異常で警告ランプ61が点灯したあと図5
のフローが実行されるまでは警告ランプ61が消灯しな
い。したがって、こうした警告ランプ61の一時的点灯
を不安に思ってドライバーがサービス工場に車を入庫さ
せたとき、サービスマンはハンディタイプの診断ツール
により、警告ランプが一時的に点灯した理由がECM2
1の異常によるものであることを容易に知ることがで
き、サービス性が向上する。
【0053】図6のフローチャートは第2実施形態で、
第1実施形態の図5と置き換わるものである。なお、図
5と同一部分には同一のステップ番号をつけている。
【0054】さて、第1実施形態はECM21の異常に
よる誤った診断結果だけを訂正するものであった。
【0055】ここで、ECM21の異常でNG判定フラ
グのビットを誤って1に変更することだけを考えれば、
診断実施の許可により診断を行った結果としてNG判定
フラグの該当ビットに0が格納されているのに、ECM
21の異常に起因して誤って1に変更されることがない
ともいえない。たとえば、図7に示したように触媒の劣
化診断の結果、NG判定フラグのビット1に0が入って
いる状態のとき、ECM21の異常に起因してNG判定
フラグのビット1も1に変更されてしまった事態を想定
すると、このときも警告ランプ61が点灯する。
【0056】しかしながら、この場合においても車をサ
ービス工場に入庫させたところで原因は分からない。
【0057】そこで第2実施形態では、図6のようにE
CM21の異常と判定されたとき、ステップ2よりステ
ップ11、12に進み、NG判定フラグのすべてのビッ
トを0にして初期化するとともに、ECM21に異常あ
りとの診断結果を格納するようにしたものである。な
お、ECM21の診断結果はECM21内のRAMに新
たに用意しておけばよい。また、ECM21が正常であ
るか異常であるかの診断結果をハンディタイプの診断ツ
ールにより知り得るようにしておくことが望ましい。
【0058】第2実施形態によれば、診断実施の許可に
より診断を行った結果としてNG判定フラグのうち該当
するビットに0が格納されているのに、ECM21の異
常に起因して誤って1に変更される場合にも対応でき
る。すなわち、診断実施を許可されている診断対象につ
いても、誤った診断結果を保持した状態でサービス工場
に車が持ち込まれて不要な部品交換がなされたり、診断
システムへの不信感をもたれたりすることがなくなる。
【0059】実施形態ではエンジン制御に関わるシステ
ムまたは部品を診断対象とする場合で説明したが、変速
機制御または車両制御に関わるシステムまたは部品を診
断対象とする場合でもかまわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の制御システム図。
【図2】ECMを中心とする制御システム図。
【図3】診断実施可否フラグ、NG判定フラグ、MIL
点灯フラグの構成を示す図。
【図4】第1実施形態の作用を説明するための特性図。
【図5】ECMが行う制御動作を示すフローチャート。
【図6】第2実施形態のECMが行う制御動作を示すフ
ローチャート。
【図7】第2実施形態の作用を説明するための特性図。
【図8】第2の発明のクレーム対応図。
【図9】第4の発明のクレーム対応図。
【図10】第6の発明のクレーム対応図。
【符号の説明】
1 エンジン本体 1 ECM

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン、変速機または車両に存在しない
    システムまたは部品の異常を検出する手段と、 この異常が検出された場合にエンジン、変速機または車
    両に存在しないシステムまたは部品の異常を取り消す手
    段とを備えることを特徴とする診断装置。
  2. 【請求項2】エンジン制御、変速機制御または車両制御
    に関わるシステムまたは部品を診断対象として診断対象
    毎に診断実施を許可するかどうかの情報を格納する場所
    を有する記憶手段と、 前記診断対象と同じ診断対象について診断対象毎に正常
    であるのか異常であるのかの診断結果を格納する場所を
    有する記憶手段と、 前記許可されている診断対象に対してだけ正常であるの
    か異常であるのかの診断を行い、この診断結果を前記診
    断結果の記憶手段のうち対応する場所に格納する手段と
    を備える診断装置において、 前記2つの記憶手段の情報および診断結果に基づいて前
    記診断実施を許可されていない診断対象について異常で
    あるとの診断結果が格納されているかどうかを判定する
    手段と、 この判定結果より診断実施を許可されていない診断対象
    について異常であるとの診断結果が格納されていると
    き、その異常であるとの診断結果を取り消す手段とを設
    けたことを特徴とする診断装置。
  3. 【請求項3】エンジン、変速機または車両に存在しない
    システムまたは部品の異常を検出する手段と、 この異常が検出された場合に全てのシステムまたは全て
    の部品の異常を取り消す手段とを備えることを特徴とす
    る診断装置。
  4. 【請求項4】エンジン制御、変速機制御または車両制御
    に関わるシステムまたは部品を診断対象として診断対象
    毎に診断実施を許可するかどうかの情報を格納する場所
    を有する記憶手段と、 前記診断対象と同じ診断対象について診断対象毎に正常
    であるのか異常であるのかの診断結果を格納する場所を
    有する記憶手段と、 前記許可されている診断対象に対してだけ正常であるの
    か異常であるのかの診断を行い、この診断結果を前記診
    断結果の記憶手段のうち対応する場所に格納する手段と
    を備える診断装置において、 前記2つの記憶手段の情報および診断結果に基づいて前
    記診断実施を許可されていない診断対象について異常で
    あるとの診断結果が格納されているかどうかを判定する
    手段と、 この判定結果より診断実施を許可されていない診断対象
    について異常であるとの診断結果が格納されていると
    き、すべての診断結果を取り消す手段とを設けたことを
    特徴とする診断装置。
  5. 【請求項5】エンジン、変速機または車両に存在しない
    システムまたは部品の異常を検出する機能をECMが有
    するエンジンの診断装置において、前記異常が検出され
    た場合に前記ECMの異常と判定する機能を前記ECM
    に追加することを特徴とする診断装置。
  6. 【請求項6】エンジン制御、変速機制御または車両制御
    に関わるシステムまたは部品を診断対象として診断対象
    毎に診断実施を許可するかどうかの情報を格納する場所
    を有する記憶手段と、 前記診断対象と同じ診断対象について診断対象毎に正常
    であるのか異常であるのかの診断結果を格納する場所を
    有する記憶手段とをECM内に有するとともに、 前記許可されている診断対象に対してだけ正常であるの
    か異常であるのかの診断を行い、この診断結果を前記診
    断結果の記憶手段のうち対応する場所に格納する機能を
    前記ECMが有する診断装置において、 前記2つの記憶手段の情報および診断結果に基づいて前
    記診断実施を許可されていない診断対象について異常で
    あるとの診断結果が格納されているかどうかを判定し、
    この判定結果より診断実施を許可されていない診断対象
    について異常であるとの診断結果が格納されていると
    き、前記ECMの異常と判定する機能を前記ECMに追
    加することを特徴とする診断装置。
  7. 【請求項7】前記情報の記憶手段はROMであり、前記
    診断結果の記憶手段はRAMであることを特徴とする請
    求項2、4、6のいずれか一つに記載の診断装置。
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